JP3861687B2 - 自動販売機の商品収納ラック - Google Patents

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脇  憲太郎
鶴羽  健
直樹 桑原
晨 趙
誠一 田中
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動販売機の商品収納ラックに関するもので、詳しくは、上端部を中心として揺動可能となるセグメントの取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図3は、瓶入り飲料、缶入り飲料、ペットボトル入り飲料等の商品を販売対象とした一般的な自動販売機を示したものである。この自動販売機では、本体ケース1の前面開口に外扉2および内扉3が開閉可能に設けてあるとともに、本体ケース1の内部に、商品収納ラック4および商品排出用シュータ5が設けてある。商品収納ラック4には、図4に示したように、上下方向に沿って延在する商品通路8が複数設けてある。各商品通路8には、個々の上端部に商品投入用トレイ7が配設してある一方、個々の下端部に商品搬出機構9が配設してある。なお、図中の符号6は、外扉2に設けた商品取出口である。
【0003】
この自動販売機では、商品投入用トレイ7から瓶入り飲料、缶入り飲料、ペットボトル入り飲料等の商品を横向きの姿勢で投入する。投入された商品は、商品投入用トレイ7に対応した商品通路8に重なるようにして収納される。この状態から、例えば自動販売機に料金が投入され、所望とする商品の購入ボタンが押されると、指定された商品を収納する商品通路8の商品搬出機構9においてペダル9aが適宜駆動し、その最下段に収納された商品が1個ずつシュータ5を介して商品取出口6に払い出されることになる。
【0004】
図4からも明らかなように、自動販売機の商品通路8は、複数のセグメント10,11を一対の側板12の間に適宜配置することによって蛇行状に構成してある。すなわち、セグメント10,11は、それぞれ外方に向けて凸となる湾曲状を成したもので、互いに高さ位置をずらした状態で上下方向に連設することによって蛇行状の商品通路8を構成するようになる。
【0005】
図5は、セグメント10の取付構造を示した斜視図である。この取付構造においては、セグメント10の上端両側部にそれぞれ軸状部10aを突設し、各軸状部10aを側板12の挿通孔12aに挿通させることにより、当該軸状部10aを中心として揺動可能となるように支持させてある。より詳細には、予め上端両側部がそれぞれ突出した形状のセグメント10を適用し、このセグメント10の上端部を細径の円筒状に形成することによって上述した軸状部10aを構成するようにしている。
【0006】
上述した取付構造によれば、セグメント10を支持させる場合に、軸部材を別途用意する必要がないため、取り扱い部品点数が減少することになり、製造コストの低減を図ることが可能になるとともに、取付作業の容易化を図ることが可能になる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のような取付構造を適用した自動販売機の商品収納ラック4にあっては、図6に示したように、軸状部10aの外周面にセグメント10の端縁10bが位置することになる。しかも、上端部に軸状部10aを設けたセグメント10では、これが揺動する際に、側板12に形成した挿通孔12aの内周面に対して軸状部10aの端縁10bが摺接することになる。このため、セグメント10の揺動回数が増えるに従って、端縁10bのエッジ作用により挿通孔12aの内周面が漸次削り取られ、セグメント10の揺動に支障を来す事態を招く虞れがある。さらに、挿通孔12の内周面にエッジが形成された場合には、逆に、軸状部10aの外周面が漸次削り取られ、最終的に軸状部10aが切断されてセグメント10が脱落する虞れさえある。
【0008】
本発明は、上記実情に鑑みて、セグメントが揺動する機能を長期に亘って保証することのできる自動販売機の商品収納ラックを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る自動販売機の商品収納ラックは、商品通路を描成するセグメントの一部を筒状に形成することによって該セグメントの上端部に軸状部を構成し、該軸状部の端部を側板の挿通孔に挿通させることにより、前記セグメントを揺動可能に支持させた自動販売機の商品収納ラックにおいて、前記セグメントの重心位置をずらして前記軸状部においてセグメントの端縁となる部位を、当該セグメントの揺動に伴う軸状部と挿通孔の内周面との接触領域外に位置させ、かつ軸状部の外周面と挿通孔の内周面とを単一の接触箇所で接触させることを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下に添付図面を参照して、本発明に係る自動販売機の商品収納ラックの好適な実施の形態を詳細に説明する。
【0011】
図1は、本発明の実施の形態である自動販売機の商品収納ラックに適用されるセグメントを示したもので、図1(a)はその正面図、図1(b)はその側面図である。ここで例示するセグメント20は、図3に示したものと同様に、瓶入り飲料、缶入り飲料、ペットボトル入り飲料等の商品を販売対象とした自動販売機の商品通路を構成するためのもので、以下に詳述するように、その上端部を中心として適宜揺動することが可能な、いわゆるフリーセグメントである。
【0012】
このセグメント20には、湾曲形状を成す主板部20aの上端両側部にそれぞれ側方に向けて軸状部20bを突設してある。軸状部20bは、予め上端両側部がそれぞれ突出した形状のセグメント20を適用し、このセグメント20の上端部を細径の円筒状に形成することによって構成したものである。
【0013】
さらに、このセグメント20では、図2に示したように、主板部20aの上部20cを折曲線Xに沿って一旦内方側に折り曲げ、さらに軸状部20bにおいてセグメント20の上部側端縁20dと重なる部分を折曲線Yに沿って外方側に折り曲げるようにしている。
【0014】
上記のように構成したセグメント20によれば、軸状部20bのそれぞれを側板21に形成した挿通孔21aに挿通させた場合、上述した折曲線X,Yに沿った折曲加工により、軸状部20bにおいてエッジとして作用する上部側端縁20dおよび下部側端縁20eが挿通孔21aの内周面から離隔した位置に配置されることになる。つまり、折曲線X,Yに沿った折曲加工によってセグメント20の重心位置がずれることになるため、通常状態において上部側端縁20dおよび下部側端縁20eが図2において反時計回りに進んだ位置に配置されることになる。具体的には、鉛直線Aから上部側端縁20dまでの間に角度α=20°が確保されるようになる。さらに、この種のセグメント20は、図2に示した状態から同図中の矢印Z方向に揺動することになる。つまり、上部側端縁20dおよび下部側端縁20eが図2に示した状態よりもさらに反時計回りに進んだ位置に配置されることになる。
【0015】
これらの結果、上記セグメント20によれば、軸状部20bを中心として揺動した場合にも、側板21に形成した挿通孔21aの内周面と、軸状部20bにおいてエッジとして作用する上部側端縁20dおよび下部側端縁20eとが相互に摺接する事態を招来することがない。すなわち、挿通孔21aの内周面には、常に軸状部20bの外周面のみが接触するようになる。従って、セグメント20の揺動回数が増えようとも、挿通孔21aの内周面や軸状部20bの外周面が削り取られる事態が発生することはなく、当該セグメント20が揺動する機能を長期に亘って保証することが可能となる。
【0016】
しかも、セグメント20に対しては、順送り工程中に施すことのできる折曲線X,Yに沿った折曲加工を追加するだけであり、円筒状を成す軸状部20bに何等の追加工も必要としない。従って、セグメント20の製造工程を複雑化する事態を招来することもない。
【0017】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係る自動販売機の商品収納ラックによれば、前記セグメントの重心位置をずらして前記軸状部においてセグメントの端縁となる部位を、当該セグメントの揺動に伴う軸状部と挿通孔の内周面との接触領域外に位置させ、かつ軸状部の外周面と挿通孔の内周面とを単一の接触箇所で接触させるようにしているため、これら軸状部の端縁と挿通孔の内周面とが相互に接触する事態を未然に防止できる。従って、軸状部の端縁によって挿通孔の内周面が削り取られたり、削り取られた挿通孔の内周面によって軸状部が削り取られたりする事態を招来する虞れがなく、セグメントが揺動する機能を長期間に亘って保証することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態である自動販売機の商品収納ラックに適用されるセグメントを示したもので、(a)は正面図、(b)は側面図である。
【図2】図1のセグメントを側板の挿通孔に挿通させた状態を示す図である。
【図3】一般的な自動販売機を示した斜視図である。
【図4】図3に示した自動販売機の商品収納ラックを模式的に示した断面図である。
【図5】図3に示した自動販売機の商品収納ラックに適用されるセグメントの取付構造を示した斜視図である。
【図6】図5に示したセグメントの側板への取付状態を示した図である。
【符号の説明】
20 セグメント
20a 主板部
20b 軸状部
20c 上部
20d 上部側端縁
20e 下部側端縁
21 側板
21a 挿通孔
X,Y 折曲線

Claims (1)

  1. 商品通路を描成するセグメントの一部を筒状に形成することによって該セグメントの上端部に軸状部を構成し、該軸状部の端部を側板の挿通孔に挿通させることにより、前記セグメントを揺動可能に支持させた自動販売機の商品収納ラックにおいて、
    前記セグメントの重心位置をずらして前記軸状部においてセグメントの端縁となる部位を、当該セグメントの揺動に伴う軸状部と挿通孔の内周面との接触領域外に位置させ、かつ軸状部の外周面と挿通孔の内周面とを単一の接触箇所で接触させることを特徴とする自動販売機の商品収納ラック。
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