JP4345664B2 - 商品収納ラック - Google Patents

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Description

本発明は、商品収納ラックに関し、より詳細には、例えば缶入り飲料、瓶入り飲料およびペットボトル入り飲料等の商品を販売する自動販売機に適用される商品収納ラックの改良に関する。
図16は、缶入り飲料、瓶入り飲料、ペットボトル入り飲料等の商品を販売する一般的な自動販売機を示したものである。この自動販売機では、本体キャビネット100の前面開口に外扉500cおよび内扉500aが開閉可能に設けてあるとともに、本体キャビネット100の内部に、商品収納ラック300および商品排出用シュータ400が設けてある。商品収納ラック300には、図17に示したように、上下方向に沿って蛇行状に延在する商品収納通路200が複数並設してある。また、商品収納ラック300には、各商品収納通路200の上方側に商品投入用トレイ210が配設してある一方、各商品収納通路200の下方側に商品搬出機構220が配設してある。尚、図中の符号140は、外扉500cに設けた商品取出口である。
この自動販売機では、商品投入用トレイ210から缶入り飲料、瓶入り飲料、ペットボトル入り飲料等の商品を横向きの姿勢(倒置姿勢)で投入する。投入された商品は、商品投入用トレイ210に対応した商品収納通路200に重なるようにして順次収納される。この状態から、例えば自動販売機に料金が投入され、所望とする商品の購入ボタンが押下されると、指定された商品を収納する商品収納通路200の商品搬出機構220においてペダル220aが適宜駆動し、その最下段に収納された商品が1個ずつ商品搬出用シュータ400を介して商品取出口140に払い出されることになる。
図17からも明らかなように、商品収納ラック300のそれぞれの商品収納通路200は、複数のセグメントSGを一対の側板の間に適宜配置することによって蛇行状に形成してある。すなわち、セグメントSGは、それぞれ外方に向けて凸となる湾曲状をなしたもので、互いに高さ位置をずらした状態で上下方向に連設することによって蛇行状の商品収納通路200を形成するようになる。
しかしながら、上述した商品収納ラック300では、商品収納通路200を形成するために複数のセグメントSGを上下方向に連設させる必要があるため、複数の商品収納通路200が並設されてなる場合には、取り扱い部品点数が多くなり、これにより、商品収納ラック300の製造コストを増大させてしまうことになる。
そこで、製造コストの低減化を図るべく、前後方向に隣接する商品収納通路の間に位置する複数のセグメントに代えて、一つの通路形成部材を用いた商品収納ラックが提案されている。この通路形成部材は、上下方向に沿って蛇行状に延びるとともに、各湾曲突出部にその突出方向に突出する凸部が切り起こして形成されてなるものである(例えば、特許文献1参照)。
特許第2731326号公報
ところが、上記特許文献1に提案された商品収納ラックでは、通路形成部材の各湾曲突出部に凸部を切り起こして形成してあるために、該通路形成部材により形成された商品収納通路を通過する商品が凸部に当接してしまい、結果として、商品に損傷を来す事態を招来する虞れがあった。
本発明は、上記実情に鑑みて、製造コストの低減化を図りながら、商品の損傷を防止することができる商品収納ラックを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の請求項1に係る商品収納ラックは、上下方向に沿って蛇行状に延在し、かつ投入された商品を横向きの姿勢で順次収納する商品収納通路が複数並設されてなる商品収納ラックにおいて、前記商品収納通路を形成する通路形成部材のうち、隣接する商品収納通路間に位置する通路形成部材は、前面および後面にそれぞれ商品収納通路に向けて突出する態様の突出部を有して上下方向に沿って蛇行状に延在するよう形成されてなり、かつ少なくとも一つの前記突出部には、スリットにより形成された舌片状部材の端部を円筒状に成形してなる軸受部が設けられたガイド板と、前記ガイド板の突出部の軸受部に軸支され、該突出部が突出する商品収納通路に対して進退移動する態様で揺動可能に配設したフラッパと、常態においては、前記フラッパを付勢して前記商品収納通路に対して進出移動させる一方、前記商品収納通路を通過する商品が前記フラッパに当接した場合には、前記フラッパが付勢力に抗して退行移動することを許容する付勢手段とを備え、前記ガイド板の突出部に設けられた軸受部は、該突出部が突出する商品収納通路とは反対側にカールして形成されたことを特徴とする。
また、本発明の請求項2に係る商品収納ラックは、上記請求項1において、前記フラッパが配設された突出部以外の突出部には、該突出部の突出方向に凸となる突起部を形成したことを特徴とする。
本発明の商品収納ラックによれば、商品収納通路を形成する通路形成部材のうち、隣接する商品収納通路間に位置する通路形成部材は、各突出部が商品収納通路に向けて突出する態様で、上下方向に沿って蛇行状に延びるガイド板と、ガイド板の突出部の少なくとも一つに、該突出部が突出する商品収納通路に対して進退移動する態様で揺動可能に配設したフラッパと、常態においては、フラッパを付勢して商品収納通路に対して進出移動させる一方、商品収納通路を通過する商品がフラッパに当接した場合には、フラッパが付勢力に抗して退行移動することを許容する付勢手段とを備えてなるので、商品収納通路間に多数のセグメントを連設させていた従来構成に比して、部品点数を削減させることができるとともに、商品収納通路を通過する商品の落下衝撃を緩和することができる。従って、製造コストの低減化を図りながら、商品が損傷することを防止することができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、本発明に係る商品収納ラックの好適な実施の形態について詳細に説明する。
図1〜図3は、それぞれ本発明の実施の形態における商品収納ラックが適用された自動販売機の構成を示したものであり、図1は正面図であり、図2は外扉を開成した状態を示した斜視図であり、図3は断面側面図である。この自動販売機は、缶入り飲料、瓶入り飲料、ペットボトル入り飲料等の商品を販売するためのもので、本体キャビネット1を備えている。
本体キャビネット1は、前面が開口した直方状の断熱筐体として形成されたものである。この本体キャビネット1の内部には、複数(例えば3つ)の独立した商品収容庫2が左右に並設してある。これら商品収容庫2は、缶入り飲料、瓶入り飲料、ペットボトル入り飲料等の商品Wを所望の温度に維持した状態で収容するためのものである。各商品収容庫2には、それぞれの上方部に、商品Wを収納するための商品収納ラック3が配設してある一方、商品搬出用シュータ4によって区画される下方部に、熱交換器(図示せず)が配設してあり、該熱交換器の駆動により、商品収納ラック3に収納された飲料缶、瓶、ペットボトルを所望の冷却温度、あるいは加熱温度に維持することが可能である。
上記自動販売機には、本体キャビネット1の一側縁部に扉体5を設けてある。扉体5は、本体キャビネット1の前面開口を開閉するためのもので、内扉5a、中扉5bおよび外扉5cを備えて構成してある。内扉5aは、本体キャビネット1に設けた商品収容庫2の前面を覆うに充分な大きさを有したものである。図示の例では、内扉5aを上下に分割し、それぞれを個別に開閉できるようにしてある。
中扉5bは、内扉5aの前面側に配設したものである。この中扉5bには、その前面側上部に販売商品のサンプル(以下、商品サンプルともいう)Sを左右に並べて一列に載置した商品サンプルステージ6が上下方向に複数段(図示の例では3段)に並べて配設してある。また、中扉5bには、その前面側下部に電照板7が配設してある。
外扉5cは、本体キャビネット1の前面開口を覆うに充分な大きさを有したものである。この外扉5cには、その前面側にディスプレイウィンドウ8、商品選択ボタン9、硬貨投入口10、紙幣挿入口11、一体表示器12、硬貨返却口13、商品取出口14が設けてある。一方、外扉5cの後面側には、硬貨処理機15、硬貨回収箱16、紙幣処理機17が設けてある。
ディスプレイウィンドウ8は、中扉5bに配置した商品サンプルS(商品サンプルステージ6)および電照板7を利用者に視認させるための窓である。商品選択ボタン9は、利用者が購入商品Wを選択するための押ボタンスイッチであり、ディスプレイウィンドウ8を通じて視認される商品サンプルS毎に用意してある。硬貨投入口10は、利用者が硬貨を投入するための開口である。この硬貨投入口10を通じて投入された硬貨は、硬貨処理機15においてその金種が識別され、その後、硬貨回収箱16に収容されることになる。紙幣挿入口11は、利用者が紙幣を挿入するための開口である。この紙幣挿入口11を通じて挿入された紙幣は、紙幣処理機17においてその金種が識別されることになる。また上記紙幣挿入口11は、紙幣処理機17において識別できなかった紙幣を返却するための機能を有している。一体表示器12は、貨幣の投入金額、販売中であるか否か、釣銭があるか否か等、各種情報を利用者に表示するためのものである。硬貨返却口13は、硬貨処理機15において識別できなかった硬貨、あるいは釣銭となる硬貨を利用者に返却するための開口である。商品取出口14は、商品収納ラック3から払い出された商品Wを利用者が受け取るための開口である。
上記商品収納ラック3は、左右に対向して立設された一対の側板(図示せず)の間に、上下方向に沿って蛇行状に形成された商品収納通路20が複数並設されてなるものである。ここに、図示の商品収納ラック3は、前後に4列の商品収納通路20を備えている。この商品収納ラック3には、商品収納通路20の上方側に商品投入用トレイ21が設けてある一方、商品収納通路20の下方側に商品搬出機構22が設けてある。
商品収納通路20は、一対の側板の間に、前側通路形成部材23および後側通路形成部材24が複数(図示の例では3つ)の中央通路形成部材25を挟んだ態様でそれぞれが所定の間隔を保持して架設されることにより形成してある。
前側通路形成部材23は、図4および図5に示すように、後面が商品収納通路20を臨む態様に配置してあり、前ガイド板231を有している。前ガイド板231は、鋼板に曲げ加工を施して、上下方向に沿って蛇行状に延在するものである。この前ガイド板231の後方に向けて突出する後方突出部232には、後方側(商品収納通路20側)に向けて凸となる態様の後方切起部233が切り起こしにより形成してある。尚、図5は、図4に示した前側通路形成部材を前方側から見た正面図であり、この図5から明らかなように、後方切起部233は、左右方向に所定の間隔で形成してある。
後側通路形成部材24は、図6に示すように、前面が商品収納通路20を臨む態様に配置してあり、後ガイド板241を有している。後ガイド板241は、鋼板に曲げ加工を施して、上下方向に沿って蛇行状に延在するものである。この後ガイド板241の前方に向けて突出する前方突出部242には、前方側(商品収納通路20側)に向けて凸となる態様の前方切起部243が切り越こしにより形成してある。図には明示しないが、前方切起部243は、上記後方切起部233と同様に、左右方向に所定の間隔で形成してある。
中央通路形成部材25は、それぞれ隣接する商品収納通路20間に位置しており、前面および後面が異なる商品収納通路20を臨む態様で配置してある。この中央通路形成部材25は、図7および図8に示すように、中央ガイド板251と、フラッパ26とを有している。
中央ガイド板251は、鋼板に曲げ加工を施して、上下方向に沿って蛇行状に延在するものである。この中央ガイド板251の前面および後面には、それぞれ異なる商品収納通路20に突出する第1突出部252および第2突出部253が形成してある。より詳細には、第1突出部252は、基準となる中央通路形成部材25の前方側の商品収納通路20に向けて突出しており、第2突出部253は、基準となる中央通路形成部材25の後方側の商品収納通路20に向けて突出している。
また、中央ガイド板251の各突出部、すなわち第1突出部252および第2突出部253には、軸受部254が形成してある。軸受部254は、各突出部(第1突出部252および第2突出部253)にスリット255を形成することによって得られた舌片状部材の端部を円筒状に成形して構成したものである。この軸受部254は、各突出部において、左右方向に所定の間隔で形成してある。
フラッパ26は、図9および図10に示すように、鋼板に曲げ加工を施して形成したものであり、上端部に軸状部261を有している。軸状部261は、フラッパ26の上端部にスリット262を形成することによって得られた上端片263の端部を円筒状に成形して構成したものである。この軸状部261の外径は、上記中央通路形成部材25の軸受部254の内径よりも小さくしてある。
そのようなフラッパ26は、軸状部261を中央ガイド板251の軸受部254に挿通させることにより、該軸状部261の軸心回りに揺動可能に配設してある。より詳細には、フラッパ26は、コイルバネ(付勢手段)27を介在させた状態で、軸状部261を軸受部254に挿通させて揺動可能に配設してある。コイルバネ27は、軸状部261に巻回した態様で配設してあり、フラッパ26を商品収納通路20に向けて進出移動した位置に常時付勢するものである。従って、フラッパ26は、常態において、図11に示すように、コイルバネ27の付勢力により商品収納通路20に進出移動した位置にある。そのため、図3に示したように、商品Wが補充されていない商品収納ラック3では、各商品収納通路20にフラッパ26が進出した位置にある。
そのような商品収納ラック3においては、商品Wを補充する場合、前方から商品投入用トレイ21に商品Wを横向きの姿勢(倒置姿勢)で投入する。そうすると、商品Wは、商品投入用トレイ21の傾斜にしたがって漸次後方に向けて転動し、該商品投入用トレイ21の後端から落下して商品収納通路20に進入する。商品収納通路20に商品Wが進入すると、コイルバネ27に付勢されたフラッパ26が、商品Wに当接することになる。商品Wが当接したフラッパ26は、図7に示したように、コイルバネ27の付勢力に抗して中央ガイド板251に近接する向きに漸次退行移動することにより、商品Wの落下衝撃を緩和することができるようになる。つまり、コイルバネ27は、常態においては、フラッパ26を付勢して商品収納通路20に対して進出移動させる一方、商品収納通路20を通過する商品Wがフラッパ26に当接した場合には、フラッパ26が付勢力に抗して退行移動することを許容する。商品Wが通過した後にあっては、コイルバネ27の弾性復元力により、フラッパ26が再び商品収納通路20に進出した位置に復帰する。そして、複数の商品Wが商品投入用トレイ21に順次投入される結果、商品収納通路20では、図12に示すように、商品Wが商品搬出機構22の上に重なるように順次積み上げ収納される。
一方、商品Wを販売する場合、すなわち自動販売機に料金が投入され、所望とする商品選択ボタン9が押下されると、指定された商品Wを収納する商品搬出機構22が販売指令に基づいて駆動し、最下段に収納された商品Wが1個ずつ商品搬出用シュータ4を介して商品取出口14に払い出される。
以上説明したように、本発明の実施の形態に係る商品収納ラック3によれば、商品収納通路20を形成する通路形成部材のうち、隣接する商品収納通路20間に位置する中央通路形成部材25は、それぞれ中央ガイド板251、フラッパ26およびコイルバネ27のみで構成してあるから、商品収納通路間に多数のセグメントSGを連設させていた従来構成に比して、部品点数を削減させることできる。また、フラッパ26が、商品収納通路20を通過する商品Wと当接するとコイルバネ27の付勢力に抗して退行移動して商品Wの落下衝撃を緩和するので、商品Wが損傷する虞れがない。従って、上記商品収納ラック3によれば、部品点数の削減により製造コストの低減化を図りながら、商品Wが損傷することを防止することができる。
また、上記商品収納ラック3によれば、商品収納通路20を形成する通路形成部材のうち、前側通路形成部材23および後側通路形成部材24は、それぞれ1つの部品のみで構成してあるから、更に部品点数を削減させることができ、その結果、製造コストの低減化を確実に図ることができる。
以上、本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、種々の変更を行うことができる。例えば、上記の実施の形態においては、前側通路形成部材23は、1つの部品のみで構成したが、本発明では、図13に示すように、前側通路形成部材23′の後方突出部232にフラッパ26′を配設しても良い。フラッパ26′は、中央通路形成部材25を構成するフラッパ26と同様に、後方突出部232が突出する商品収納通路20に対して進退移動する態様で揺動可能に配設してある。このフラッパ26′と後方突出部232との間には、コイルバネ27′が介在してある。コイルバネ27′は、常態においては、フラッパ26′を付勢して商品収納通路20に対して進出移動させる一方、商品収納通路20を通過する商品Wがフラッパ26′に当接した場合には、フラッパ26′が付勢力に抗して退行移動することを許容するものである。このような構成によれば、商品収納通路20を通過する商品Wの落下衝撃を緩和することができ、商品Wが損傷することを良好に防止することができる。
また、上記の実施の形態においては、後側通路形成部材24は、1つの部品のみで構成したが、本発明では、図14に示すように、後側通路形成部材24′の前方突出部242にフラッパ26′を配設しても良い。フラッパ26′は、中央通路形成部材25を構成するフラッパ26と同様に、前方突出部242が突出する商品収納通路20に対して進退移動する態様で揺動可能に配設してある。このフラッパ26′と前方突出部242との間には、コイルバネ27′が介在してある。コイルバネ27′は、常態においては、フラッパ26′を付勢して商品収納通路20に対して進出移動させる一方、商品収納通路20を通過する商品Wがフラッパ26′に当接した場合には、フラッパ26′が付勢力に抗して退行移動することを許容するものである。このような構成によれば、商品収納通路20を通過する商品Wの落下衝撃を緩和することができ、商品Wが損傷することを良好に防止することができる。
更に、上記の実施の形態においては、中央通路形成部材25は、各突出部にフラッパ26を揺動可能に配設していたが、本発明では、図15に示すように、第1突出部252のみにフラッパ26を配設し、第2突出部253には、上記前側通路形成部材23および上記後側通路形成部材24と同様に、商品収納通路20に向けて凸となる態様の切起部256が切り起こしにより形成してあっても構わない。特に、後側通路形成部材24′が、図14に示したように、フラッパ26′を備えている場合には、中央通路形成部材25′は、第2突出部253に切起部256が形成してあることが好ましい。換言すると、前側通路形成部材23′が、図13に示したように、フラッパ26′を備えている場合には、中央通路形成部材は、図示はしないが、第1突出部252に切起部が形成してあることが好ましい。このような構成を採用することにより、商品収納通路20を落下する商品Wにフラッパ26,26′が確実に当接することになり、商品Wが損傷することを良好に防止することができる。
以上のように、本発明に係る商品収納ラックは、例えば缶入り飲料、瓶入り飲料およびペットボトル入り飲料等の各種商品を販売する自動販売機に有用である。
本発明の実施の形態に係る商品収納ラックが適用された自動販売機を示した正面図である。 図1に示した自動販売機において外扉を開成した状態を示した斜視図である。 図1に示した自動販売機の側断面図である。 図3に示した前側通路形成部材を拡大して示した拡大側面図である。 図4に示した前側通路形成部材を前方から見た正面図である。 図3に示した後側通路形成部材を拡大して示した拡大側面図である。 図3に示した中央通路形成部材の一形態を拡大して示した拡大側面図である。 図7に示した中央通路形成部材を後方から見た拡大背面図である。 図7に示したフラッパを拡大して示した説明図である。 図7に示したフラッパを後方から見た説明図である。 図3に示した中央通路形成部材の一形態を拡大して示した拡大側面図である。 図3に示した商品収納通路に商品が収納された状態を拡大して示した説明図である。 前側通路形成部材の変形例を示した拡大側面図である。 後側通路形成部材の変形例を示した拡大側面図である。 中央通路形成部材の変形例を示した拡大側面図である。 一般的な自動販売機を示した斜視図である。 図16に示した自動販売機の商品収納ラックを模式的に示した断面図である。
符号の説明
3 商品収納ラック
23,23′ 前側通路形成部材
231 前ガイド板
232 後方突出部
233 後方突起部
24,24′ 後側通路形成部材
241 後ガイド板
242 前方突出部
243 前方突起部
25,25′ 中央通路形成部材
251 中央ガイド板
252 第1突出部
253 第2突出部
254 軸受部
255 スリット
26,26′ フラッパ
261 軸状部
27,27′ コイルバネ

Claims (2)

  1. 上下方向に沿って蛇行状に延在し、かつ投入された商品を横向きの姿勢で順次収納する商品収納通路が複数並設されてなる商品収納ラックにおいて、
    前記商品収納通路を形成する通路形成部材のうち、隣接する商品収納通路間に位置する通路形成部材は、
    前面および後面にそれぞれ商品収納通路に向けて突出する態様の突出部を有して上下方向に沿って蛇行状に延在するよう形成されてなり、かつ少なくとも一つの前記突出部には、スリットにより形成された舌片状部材の端部を円筒状に成形してなる軸受部が設けられたガイド板と、
    前記ガイド板の突出部の軸受部に軸支され、該突出部が突出する商品収納通路に対して進退移動する態様で揺動可能に配設したフラッパと、
    常態においては、前記フラッパを付勢して前記商品収納通路に対して進出移動させる一方、前記商品収納通路を通過する商品が前記フラッパに当接した場合には、前記フラッパが付勢力に抗して退行移動することを許容する付勢手段と
    を備え
    前記ガイド板の突出部に設けられた軸受部は、該突出部が突出する商品収納通路とは反対側にカールして形成されたことを特徴とする商品収納ラック。
  2. 前記フラッパが配設された突出部以外の突出部には、該突出部の突出方向に凸となる突起部を形成したことを特徴とする請求項1に記載の商品収納ラック。
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