JP2006251907A - 商品収納装置 - Google Patents

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Yoshitake Yokota
義剛 横田
Yuki Ono
雄喜 大野
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Abstract

【課題】側板の変形等を招来せずに、投入された商品を良好に商品収納通路に案内させることができる商品収納装置を提供すること。
【解決手段】左右一対の側板211,221,231間に上下方向に延在し、かつ投入された商品を順次収納するための商品収納通路Lが画成された複数の商品収納ユニットを、前後に並ぶ態様で配設してなる商品収納装置(20)において、隣接する商品収納ユニットが相対的に左右方向に移動することを規制し、かつ、該隣接する商品収納ユニットが必要以上に近接することを規制するスペーサ部材60を備えたものである。
【選択図】 図5

Description

本発明は、商品収納装置に関し、より詳細には、例えば缶入り飲料、瓶入り飲料およびペットボトル入り飲料等の商品を販売する自動販売機に適用される商品収納装置の改良に関する。
従来、例えば缶入り飲料、瓶入り飲料およびペットボトル入り飲料等の商品を販売する自動販売機に適用される商品収納装置として、前後方向に複数に分割された構造のものが知られている。
そのような商品収納装置は、複数の商品収納ユニットを備えて構成されている。各商品収納ユニットは、左右に対向して立設された一対の側板の間に複数の円弧状のセグメントが架設されることにより、上下方向に沿って蛇行した態様で画成された商品収納通路を有している。また、個々の商品収納通路の下方側に最下段に収納された商品を切り出して搬出するための商品搬出機構が設けられている。
それら商品収納ユニットのそれぞれを自動販売機の筐体である本体キャビネットの天板に架設して該商品収納ユニットが前後に並ぶ態様で配設することにより商品収納装置が構成されている。このような商品収納装置では、投入された商品を各商品収納通路に案内するための商品投入用トレイが、個々の商品収納通路の上方側に漸次下方傾斜する態様で設けられている。より詳細に説明すると、商品投入用トレイが、最も前方に配設された商品収納ユニットの前方側から挿入されることにより設けられている。特に、後方側に位置する商品収納通路に投入された商品を案内する商品投入用トレイは、長尺状のものであり、各商品収納ユニットを貫通する態様で設けられている。また、商品投入用トレイは、手動にてその位置を前後に切り換えることができ、これにより、該商品投入用トレイの奥方の通路寸法を販売する商品の最大径に合わせて調整する機能を有する。
上記商品収納通路においては、商品を補充する場合、前方から商品投入用トレイに商品を横向きの姿勢(倒置姿勢)で投入する。これにより、商品は、商品投入用トレイの傾斜にしたがって漸次後方に転動し、該商品投入用トレイの後端からセグメントに沿って蛇行状の商品収納通路を転動しながら落下して商品搬出機構の上に一列に積み上げ収納される。そして、商品を販売する場合、商品搬出機構が販売指令に基づいて駆動して最下段に収納された商品を下方に落下させる。これにより、商品は、自動販売機の商品取出口まで払い出される。
ところが、上述したような構成を有する商品収納装置では、各商品収納ユニットを本体キャビネットに架設する際、前後に隣接する商品収納ユニットが相対的に左右方向に移動してしまう、あるいは隣接する商品収納ユニットが必要以上に近接する結果、側板どうしが干渉してしまうことがあった。隣接する商品収納ユニットが相対的に左右方向に移動してしまうと、両者の間に左右方向のずれが生じることになり、これにより、商品投入用トレイを前方から挿入して所望の姿勢で配置すること、ならびに商品投入用トレイの位置を前後に調整操作することが困難になり、その結果、投入された商品を良好に商品収納通路まで案内することが困難になる。一方、隣接する商品収納ユニットの側板どうしが干渉してしまうと、側板の変形や商品投入用トレイの奥方の通路寸法の狭小化等を招来することになる。
本発明は、上記実情に鑑みて、側板の変形等を招来せずに、投入された商品を良好に商品収納通路に案内させることができる商品収納装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の請求項1にかかる商品収納装置は、左右一対の側板間に上下方向に延在し、かつ投入された商品を順次収納するための商品収納通路が画成された複数の商品収納ユニットを、前後に並ぶ態様で配設してなる商品収納装置において、隣接する商品収納ユニットが相対的に左右方向に移動することを規制し、かつ、該隣接する商品収納ユニットが必要以上に近接することを規制するスペーサ部材を備えたことを特徴とする。
また、本発明の請求項2にかかる商品収納装置は、上記請求項1において、前記スペーサ部材は、前後に隣接する商品収納ユニットのうち前側にある商品収納ユニットの側板間に架設してあり、後側にある商品収納ユニットの側板間に進入して、該隣接する商品収納ユニットが相対的に左右方向に移動することを規制する第1規制部と、隣接する商品収納ユニットの間に介在して、該商品収納ユニットが必要以上に近接することを規制する第2規制部とを有することを特徴とする。
本発明にかかる商品収納装置によれば、スペーサ部材が、隣接する商品収納ユニットが相対的に左右方向に移動することを規制し、かつ、該隣接する商品収納ユニットが必要以上に近接することを規制するので、各商品収納ユニットを同一の幅を有した状態で一直線上に連通させることができるとともに、隣接する商品収納ユニット間に必要最低限のスペースを確保できる。したがって、隣接する商品収納ユニットの側板どうしが干渉してしまうことによる側板の変形等を招来せずに、投入された商品を良好に商品収納通路に案内させることができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、本発明にかかる商品収納装置の好適な実施の形態について詳細に説明する。
図1〜図3は、それぞれ本発明の実施の形態における商品収納装置が適用された自動販売機の構成を示したものである。この自動販売機は、缶入り飲料やペットボトル入り飲料等の商品を販売するためのもので、本体キャビネット1を備えている。
本体キャビネット1は、前面が開口した直方状の断熱筐体として形成されたものである。この本体キャビネット1の内部には、複数の独立した商品収容庫2a,2b,2cが左右に並設してある。これら商品収容庫2a,2b,2cは、缶入り飲料やペットボトル入り飲料等の商品を所望の温度に維持した状態で収容するためのものである。各商品収容庫2a,2b,2cには、それぞれの上方部に、投入された商品を収納するための商品収納装置20が配設してある一方、搬出用シュータ4によって区画される下方部に、熱交換器(図示せず)が配設してあり、該熱交換器の駆動により、商品収納装置20に収納された飲料缶やペットボトルを所望の冷却温度、あるいは加熱温度に維持することが可能である。
上記自動販売機には、本体キャビネット1の一側縁部に扉体5を設けてある。扉体5は、本体キャビネット1の前面開口を開閉するためのもので、内扉5a、中扉5bおよび外扉5cを備えて構成してある。内扉5aは、本体キャビネット1に設けた商品収容庫2a,2b,2cの前面を覆うに充分な大きさを有したものである。図示の例では、内扉5aを上下に分割し、それぞれを個別に開閉できるようにしてある。
中扉5bは、内扉5aの前面側に配設したものである。この中扉5bには、その前面側上部に販売商品のサンプル(以下、商品サンプルともいう)Sを左右に並べて一列に載置した商品サンプルステージ6が上下方向に沿って複数段(図示の例では3段)に並べて配設してある。また、中扉5bには、その前面側下部に電照板7が配設してある。
外扉5cは、本体キャビネット1の前面開口を覆うに充分な大きさを有したものである。この外扉5cには、その前面側にディスプレイウィンドウ8、商品選択ボタン9、硬貨投入口10、紙幣挿入口11、一体表示器12、硬貨返却口13、商品取出口14が設けてある。一方、外扉5cの後面側には、硬貨処理機15、硬貨回収箱16、紙幣処理機17が設けてある。
ディスプレイウィンドウ8は、中扉5bに配置した商品サンプルS(商品サンプルステージ6)および電照板7を利用者に視認させるための窓である。商品選択ボタン9は、利用者が購入商品を選択するための押ボタンスイッチであり、ディスプレイウィンドウ8を通じて視認される商品サンプルS毎に用意してある。硬貨投入口10は、利用者が硬貨を投入するための開口である。この硬貨投入口10を通じて投入された硬貨は、硬貨処理機15においてその金種が識別され、その後、硬貨回収箱16に収容されることになる。紙幣挿入口11は、利用者が紙幣を挿入するための開口である。この紙幣挿入口11を通じて挿入された紙幣は、紙幣処理機17においてその金種が識別されることになる。また上記紙幣挿入口11は、紙幣処理機17において識別できなかった紙幣を返却するための機能を有している。一体表示器12は、貨幣の投入金額、販売中であるか否か、釣銭があるか否か等、各種情報を利用者に表示するためのものである。硬貨返却口13は、硬貨処理機15において識別できなかった硬貨、あるいは釣銭となる硬貨を利用者に返却するための開口である。商品取出口14は、商品収納装置20から払い出された商品を利用者が受け取るための開口である。
図4は、上記商品収納装置を簡略的に示したものである。この図4において、商品収納装置20は、前後に6列の商品収納通路が画成された3分割構造を有している。この商品収納装置20は、次のようにして構成される。商品収納装置20は、商品収納ユニットとなる前段ユニット21、中段ユニット22および後段ユニット23を備えている。
前段ユニット21は、最も前方に位置するものであり、複数(図示の例では2つ)の商品収納通路Lを有している。商品収納通路Lは、一対の側板211の間に、複数の第1セグメント41および第2セグメント42を架設することにより画成される。より詳細に説明すると次のようになる。
一対の側板211は、それぞれ例えば鋼板等の板状部材を加工してなるものである。これら側板211は、左右に対向する態様で立設してある。第1セグメント41は、一枚の鋼板等の板状部材を加工したものであり、正面側が凹となる湾曲形状を有している。この第1セグメント41には、フラッパ30が取り付けてある。フラッパ30は、図には明示しないが、水平に設けた軸部を中心に上下方向に揺動可能に取り付けてあり、バネ(図示せず)等の付勢手段により第1セグメント41の正面側に向けて突出するように付勢してある。第2セグメント42は、第1セグメント41同様、一枚の鋼板等の板状部材を加工したものであり、正面側が凹となる湾曲形状を有している。この第2セグメント42には、フラッパ30が取り付けてある。フラッパ30は、図には明示しないが、水平に設けた軸部を中心に上下方向に揺動可能に取り付けてあり、バネ(図示せず)等の付勢手段により第2セグメント42の正面側に向けて突出するように付勢してある。
これら複数の第1セグメント41および第2セグメント42を、それぞれ側板211間の所定の高さ位置から下方に連なって架設することにより、図4中に示すように、前後に並ぶ態様で2列の商品収納通路Lが画成される。より詳細には、側板211間において、第1セグメント41および第2セグメント42のそれぞれの正面が対向する態様で2列に架設されることにより前後に2列の商品収納通路Lが画成される。ここで、第1セグメント41は、正面が画成する商品収納通路L側(後方側)を臨む態様で、第2セグメント42は、正面が画成する商品収納通路L側(前方側)を臨む態様で架設されている。
また、上記前段ユニット21においては、個々の商品収納通路Lの下方側に商品搬出機構70が設けてある。商品搬出機構70は、商品の販売を制御するものであり、商品収納通路Lの下部出口に取り付けてある。
中段ユニット22は、前段ユニット21の後方側に隣接するものであり、複数(図示の例では2つ)の商品収納通路Lを有している。商品収納通路Lは、一対の側板221の間に複数の第1セグメント41および第2セグメント42を架設することにより画成してある。より詳細に説明すると次のようになる。
一対の側板221は、それぞれ例えば鋼板等の板状部材を加工してなるものである。これら側板221は、左右に対向する態様で立設してある。ここで、これらの側板221間の距離は、上述した前段ユニット21の側板211間の距離と同じである。そして、複数の第1セグメント41および第2セグメント42を、それぞれ側板221間の所定の高さ位置から下方に連なって架設することにより、図4中に示すように、前後に並ぶ態様で2列の商品収納通路Lが画成される。より詳細に説明すると、側板221間において、第1セグメント41および第2セグメント42のそれぞれの正面が対向する態様で2列に架設することにより前後に2列の商品収納通路Lが画成される。ここで、第1セグメント41は、正面が画成する商品収納通路L側(後方側)を臨む態様で、第2セグメント42は、正面が画成する商品収納通路L側(前方側)を臨む態様で架設されている。
上記中段ユニット22においては、個々の商品収納通路Lの下方側に商品搬出機構70が設けてある。商品搬出機構70は、商品の販売を制御するものであり、商品収納通路Lの下部出口に取り付けてある。
後段ユニット23は、最も後方に位置するものであり、複数(図示の例では2つ)の商品収納通路Lを有している。商品収納通路Lは、一対の側板231の間に複数の第1セグメント41および第2セグメント42を架設することにより画成してある。より詳細に説明すると次のようになる。
一対の側板231は、それぞれ例えば鋼板等の板状部材を加工してなるものである。これら側板231は、左右に対向する態様で立設してある。ここで、これらの側板231間の距離は、上述した前段ユニット21および中段ユニット22のそれぞれの側板211,221間の距離と同じである。そして、複数の第1セグメント41および第2セグメント42を、それぞれ側板231間の所定の高さ位置から下方に連なって架設することにより、図4中に示すように、前後に並ぶ態様で2列の商品収納通路Lが画成される。より詳細に説明すると、側板231間において、第1セグメント41および第2セグメント42のそれぞれの正面が対向する態様で2列に架設することにより前後に2列の商品収納通路Lが画成される。ここで、第1セグメント41は、正面が画成する商品収納通路L側(後方側)を臨む態様で、第2セグメント42は、正面が画成する商品収納通路L側(前方側)を臨む態様で架設されている。
上記後段ユニット23においては、個々の商品収納通路Lの下方側に商品搬出機構70が設けてある。商品搬出機構70は、商品の販売を制御するものであり、商品収納通路Lの下部出口に取り付けてある。
一方、上記前段ユニット21および上記中段ユニット22には、それぞれスペーサ部材60が架設してある。図5は、図4における商品収納装置の上部の一部を拡大して示したものであり、図6は、図5に示した要部を上方側から示したものである。かかる図5および図6を用いてスペーサ部材60について説明する。ここでは、まず前段ユニット21に架設してあるスペーサ部材(以下、便宜上「前段スペーサ部材」とも称す)60について説明する。
前段スペーサ部材60は、例えば鋼板等の矩形状の板状部材を加工してなるものであり、支持部61と、第1規制部62と、第2規制部63とを有している。支持部61は、基端側に形成してある。この支持部61は、板状部材の基端縁を円筒状に曲げることにより形成したものである。また、支持部61の長手方向の長さは、前段ユニット21の一対の側板211間の距離よりも僅かに大きい。そのような支持部61は、両端部が側板211のそれぞれに形成された貫通孔211aを内側から挿通して該両端部がカシメ等の加工が施されることにより、一対の側板211間に架け渡してある。
第1規制部62および第2規制部63は、それぞれ先端側に形成してある。第1規制部62は、板状部材を途中で屈曲させたことにより形成される屈曲端部分である。この第1規制部62は、中段ユニット22を構成する一対の側板221間の距離に適合した幅を有している。第2規制部63は、板状部材の先端縁を円筒状に曲げることにより形成したものである。この第2規制部63の長手方向の長さは、前段ユニット21のそれぞれの一対の側板211間の距離よりも僅かに大きい。そのような第2規制部63は、両端部が前段ユニット21のそれぞれを構成する一対の側板211の後縁に形成された切欠部211bを挿通した態様で配置してある。
したがって、前段スペーサ部材60は、支持部61が前段ユニット21の貫通孔211aを貫通し、かつ第2規制部63が前段ユニット21の切欠部211bを挿通した態様で、前段ユニット21に架設してある。
次に、中段ユニット22に架設してあるスペーサ部材(以下、便宜上「中段スペーサ部材」とも称す)60について説明する。かかる中段スペーサ部材60も、上述した前段スペーサ部材60と同様に、矩形状の板状部材を加工してなるものであり、支持部61、第1規制部62および第2規制部63を有している。支持部61は、基端側に形成してある。この支持部61は、板状部材の基端縁を円筒状に曲げることにより形成したものである。また、支持部61の長手方向の長さは、中段ユニット22の一対の側板221間の距離よりも僅かに大きい。そのような支持部61は、両端部が側板221のそれぞれに形成された貫通孔221aを内側から挿通して該両端部がカシメ等の加工が施されることにより、一対の側板221間に架け渡してある。
第1規制部62および第2規制部63は、それぞれ先端側に形成してある。第1規制部62は、板状部材を途中で屈曲させたことにより形成される屈曲端部分である。この第1規制部62は、後段ユニット23を構成する一対の側板231間の距離に適合した幅を有している。第2規制部63は、板状部材の先端縁を円筒状に曲げることにより形成したものである。この第2規制部63の長手方向の長さは、中段ユニット22のそれぞれの一対の側板221間の距離よりも僅かに大きい。そのような第2規制部63は、両端部が中段ユニット22のそれぞれを構成する一対の側板221の後縁に形成された切欠部221bを挿通した態様で配置してある。
したがって、中段スペーサ部材60は、支持部61が中段ユニット22の貫通孔221aを貫通し、かつ第2規制部63が中段ユニット22の切欠部221bを挿通した態様で、中段ユニット22に架設してある。
以上説明したような前段ユニット21、中段ユニット22および後段ユニット23は、それぞれ次のようにして本体キャビネット1の内部に配設されることにより、商品収納装置20を構成する。
まず、一対の側板231間の上端部に架け渡されたフック232を、本体キャビネット1の天板の所定個所に配設した後段支持用レール(図示せず)に係合させることにより、後段ユニット23は、本体キャビネット1内部の背面側に配設されることになる。
次に、一対の側板221間の上端部に架け渡されたフック222を、本体キャビネット1の天板の所定個所に配設された中段支持用レール(図示せず)に係合させることにより、中段ユニット22は、後段ユニット23の前方側に配設されることになる。その際、中段ユニット22に架設された中段スペーサ部材60の第1規制部62が後段ユニット23の側板231間に進入することになる。これにより、中段ユニット22と後段ユニット23とが相対的に左右方向へ移動することが規制される。したがって、中段ユニット22と後段ユニット23とは、両者の対応する側板221,231どうしが一直線上に配設され、側板間距離も等しいものになり、その結果、中段ユニット22と後段ユニット23とは、それぞれの上部が同一の幅を有して一直線上に連通している。一方、中段ユニット22と後段ユニット23との間には、中段ユニット22の側板221の切欠部221bを挿通する第2規制部63が介在することになる。かかる第2規制部63の存在により、中段ユニット22と後段ユニット23とが必要以上に近接することが規制される。したがって、中段ユニット22と後段ユニット23との間には必要最低限のスペースが確保されることになる。
そして、一対の側板211間の上端部に架け渡されたフック212を、本体キャビネット1の天板の所定個所に配設された前段支持用レール(図示せず)に係合させることにより、前段ユニット21は、中段ユニット22の前方側に配設されることになる。その際、前段ユニット21に架設された前段スペーサ部材60の第1規制部62が中段ユニット22の側板221間に進入することになる。これにより、前段ユニット21と中段ユニット22とが相対的に左右方向へ移動することが規制される。したがって、前段ユニット21と中段ユニット22とは、両者の対応する側板211,221どうしが一直線上に配設され、側板間距離も等しいものになり、その結果、前段ユニット21と中段ユニット22とは、それぞれの上部が同一の幅を有して一直線上に連通している。一方、前段ユニット21と中段ユニット22との間には、前段ユニット21の側板211の切欠部211bを挿通する第2規制部63が介在することになる。かかる第2規制部63の存在により、前段ユニット21と中段ユニット22とが必要以上に近接することが規制される。したがって、前段ユニット21と中段ユニット22との間には必要最低限のスペースが確保されることになる。
そのような前段ユニット21、中段ユニット22および後段ユニット23では、それぞれの上部が同一の幅(側板間距離)を有した状態で一直線上に連通しており、複数の板状のトレイを、各商品収納通路Lに対応する態様で前段ユニット21の前方側から挿入することにより、個々の商品収納通路Lに投入された商品を案内する商品投入用トレイ80が上下方向に沿って複数段設けられることになる。より詳細には、商品投入用トレイ80が、漸次下方傾斜する態様で、上下方向に沿って複数段設けられることになる。これにより、図4に示したような、3分割構造を有する商品収納装置20が構成される。
上述した商品収納装置20においては、商品を補充する場合、前方から商品投入口50を通じて商品投入用トレイ80に商品を横向きの姿勢(倒置姿勢)で投入する。そうすると、商品は、商品投入用トレイ80の傾斜にしたがって漸次後方に向けて転動し、該商品投入用トレイ80の後端から落下して商品収納通路Lに進入する。商品収納通路Lに商品が投入すると、バネに付勢されたフラッパ30が、商品に当接することになる。商品が当接したフラッパ30は、バネの付勢力に抗して配設されているセグメント41,42に近接する向きに揺動して商品の落下衝撃を緩和することができるようになる。商品が通過した後にあっては、バネの弾性復元力により、フラッパ30が再び商品収納通路Lに向けて突出した位置に復帰する。そして、複数の商品が商品投入用トレイ80に順次投入される結果、商品収納通路Lでは、商品が商品搬出機構70の上に重なるように順次積み上げ収納される。
一方、商品を販売する場合、すなわち自動販売機に料金が投入され、所望とする商品選択ボタン9が押下されると、指定された商品を収納する商品搬出機構70が販売指令に基づいて駆動し、最下段に収納された商品が1個ずつ商品搬出用シュータ4を介して商品取出口14に払い出される。
以上説明したように、本発明の実施の形態にかかる商品収納装置20によれば、各商品収納ユニット(前段ユニット21および中段ユニット22)に架設したスペーサ部材60が、前後に隣接する商品収納ユニット(21,22,23)が相対的に左右方向に移動することを規制するので、各商品収納ユニットを同一の幅を有した状態で一直線上に連通させることができ、これにより、商品投入用トレイ80を確実に所望の姿勢で配置することができるとともに、手動にて商品投入用トレイ80の位置を前後に切り換える調整操作を容易に行うことができる。また、スペーサ部材60が、前後に隣接する商品収納ユニットが必要以上に近接することを規制するので、商品収納ユニットの間に必要最低限のスペースを確保でき、これにより、隣接する商品収納ユニットの側板(211,221,231)どうしが干渉してしまうことによる側板の変形や商品投入用トレイ80の奥方の通路寸法の狭小化等を招来することがない。したがって、側板の変形等を招来せずに、投入された商品を良好に商品収納通路Lに案内させることができる。
以上のように、本発明にかかる商品収納装置は、例えば缶入り飲料、瓶入り飲料およびペットボトル入り飲料等の各種商品を販売する自動販売機に有用である。
本発明の実施の形態にかかる商品収納装置が適用された自動販売機を示した正面図である。 図1に示した自動販売機において外扉を開成した状態を示した斜視図である。 図1に示した自動販売機において扉体を開成した状態を示した斜視図である。 商品収納装置を示した側断面図である。 図4における商品収納装置の要部を拡大して示した説明図である。 図5における要部を上方から示した説明図である。
符号の説明
20 商品収納装置
21 前段ユニット
211 側板
22 中段ユニット
221 側板
23 後段ユニット
231 側板
30 フラッパ
41 第1セグメント
42 第2セグメント
60 スペーサ部材
61 支持部
62 第1規制部
63 第2規制部
70 商品搬出機構
80 商品投入用トレイ
L 商品収納通路

Claims (2)

  1. 左右一対の側板間に上下方向に延在し、かつ投入された商品を順次収納するための商品収納通路が画成された複数の商品収納ユニットを、前後に並ぶ態様で配設してなる商品収納装置において、
    隣接する商品収納ユニットが相対的に左右方向に移動することを規制し、かつ、該隣接する商品収納ユニットが必要以上に近接することを規制するスペーサ部材を備えたことを特徴とする商品収納装置。
  2. 前記スペーサ部材は、前後に隣接する商品収納ユニットのうち前側にある商品収納ユニットの側板間に架設してあり、
    後側にある商品収納ユニットの側板間に進入して、該隣接する商品収納ユニットが相対的に左右方向に移動することを規制する第1規制部と、
    隣接する商品収納ユニットの間に介在して、該商品収納ユニットが必要以上に近接することを規制する第2規制部と
    を有することを特徴とする請求項1に記載の商品収納装置。
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