JP3859644B2 - 合成樹脂の加工装置および加工方法 - Google Patents

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Description

本発明は、アクリル等の破断しやすい脆弱な合成樹脂を加工対象として打抜き加工する合成樹脂の加工装置および加工方法に関する。
従来の技術としては、例えば特許文献1に示すようなものがある。
すなわち、特許文献1の特開2003−200451号公報には、結晶性プラスチック材、非結晶性プラスチック材、カップリング剤を混合したものを押出し成形、熱間圧延、冷間圧延、巻き取り、パンチングして加工する技術が開示されている。
特開2003−200451号公報
しかしながら、このような従来の技術では、複数の材料を混合して加工対象として多数の工程を必要としているので、設備が複雑になり、コストが嵩み、また、アクリル等の破断しやすい脆弱な合成樹脂を直接に打ち抜き加工することができないという問題点があった。
本発明は、このような従来の技術が有する問題点に着目してなされたもので、アクリル等の破断しやすい脆弱な合成樹脂を加工対象として単一の工程で打抜き加工することができるようにした合成樹脂の加工装置および加工方法を提供することを目的としている。
かかる目的を達成するための本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存する。
[1] アクリル等の破断しやすい脆弱な合成樹脂を加工対象(W)として打抜き加工する合成樹脂の加工装置(10)であって、
カット外刃(35)付きのダイ(30)を備えた下型(20)と、カット内刃(55)付きのストリッパ(50)および、打抜パンチ(60)とを備えた上型(40)と、前記カット外刃(35)および前記カット内刃(55)が前記加工対象(W)に食い込む量を所定量までに抑えるレストブロック(32)とを有し、
前記下型(20)のダイ(30)のカット外刃(35)は、内縁側(35a)は打抜き方向に沿い、外縁側は傾斜面(35b)が形成されて成り、
前記上型(40)のストリッパ(50)のカット内刃(55)は、内縁側(55a)は打抜き方向に沿い、外縁側は傾斜面(55b)が形成されて成り、
前記レストブロック(32)は、上昇した状態の前記ストリッパ(50)よりも下方のダイ(30)上部に位置し、下降してくる前記ストリッパ(50)が突き当たって下降が止まると、前記カット外刃(35)および前記カット内刃(55)が前記加工対象(W)に前記所定量まで食い込む位置になるよう配設され、
前記打抜パンチ(60)は、前記上型(40)のストリッパ(50)のカット内刃(55)の内縁に嵌合して出没可能に配設され、
前記カット内刃(55)と前記カット外刃(35)とは、合成樹脂に食い込んだとき、割れ進行破断する程度のクリアランス(α)に設定されることを特徴とする合成樹脂の加工装置(10)。
[2] アクリル等の破断しやすい脆弱な合成樹脂を加工対象(W)として打抜き加工する合成樹脂の加工装置(10)であって、
カット外刃(35)付きのダイ(30)を備えた下型(20)と、ストリッパ(50)および、カット内刃(65)付き打抜パンチ(60)を備えた上型(40)と、打抜き部品の外周を削るシェービング刃(15)とを有し、
前記下型(20)のダイ(30)のカット外刃(35)は、内縁側(35a)は打抜き方向に沿い、外縁側は傾斜面(35b)が形成されて成り、
前記上型(40)の打抜パンチ(60)のカット内刃(65)は、外縁側(65a)は打抜き方向に沿い、内縁側は傾斜面(65b)が形成されて成り、
前記シェービング刃(15)は、打抜かれた打抜き部品が前記打抜パンチ(60)により移動する経路に配設され、
前記カット内刃(65)と前記カット外刃(35)とは、合成樹脂に食い込んだとき、割れ進行破断する程度のクリアランス(α)に設定されていることを特徴とする合成樹脂の加工装置(10)。
[3] アクリル等の破断しやすい脆弱な合成樹脂を加工対象(W)として打抜き加工する合成樹脂の加工装置(10)であって、
カット外刃(35)付きのダイ(30)を備えた下型(20)と、ストリッパ(50)および、打抜パンチ(60)を備えた上型(40)と、打抜き部品の外周を削るシェービング刃(15)とを有し、
前記下型(20)のダイ(30)のカット外刃(35)は、内縁側(35a)は打抜き方向に沿い、外縁側は傾斜面(35b)が形成されて成り、
前記シェービング刃(15)は、打抜かれた打抜き部品が前記打抜パンチ(60)により移動する経路に配設され、
前記打抜パンチ(60)の外縁と前記カット外刃(35)とは、合成樹脂に食い込んだとき、割れ進行破断する程度のクリアランス(α)に設定されていることを特徴とする合成樹脂の加工装置(10)。
[4] カット外刃(35)付きのダイ(30)の外周に加工対象(W)を受止めるクッション弾性体(31)を配設したことを特徴とする項1,2または3に記載の合成樹脂の加工装置(10)。
[5] 打抜かれた打抜き部品が前記打抜パンチ(60)により移動する経路に、打抜き部品の外周を削るシェービング刃(15)を配設したことを特徴とする項に記載の合成樹脂の加工装置(10)。
前記本発明は次のように作用する。
本発明に係る合成樹脂の加工装置(10)によれば、アクリル等の破断しやすい脆弱な合成樹脂を加工対象(W)として単一の工程で打抜き加工することができる。
下型(20)にカット外刃(35)付きのダイ(30)を備え、上型(40)に、カット内刃(55)付きのストリッパ(50)および、打抜パンチ(60)を備え、カット外刃(35)およびカット内刃(55)が加工対象(W)に食い込む量を所定量までに抑えるレストブロック(32)を有するものでは、ストリッパ(50)および、打抜パンチ(60)は上昇させておき、下型(20)のダイ(30)の上に加工対象(W)の合成樹脂をセットしてから、上型(40)を下降させる。
すると、下型(20)のダイ(30)の、内縁側が打抜き方向に沿い外縁側に傾斜面が形成されて成るカット外刃(35)と、上型(40)のストリッパ(50)の、内縁側が打抜き方向に沿い外縁側には傾斜面が形成されて成るカット内刃(55)との間に加工対象(W)の合成樹脂が挟まれる。
さらに、ストリッパ(50)が下降するとレストブロック(32)に突き当たって止まる。これにより、下型(20)のダイ(30)のカット外刃(35)の打抜き方向に沿った内縁側(35a)と、上型(40)のストリッパ(50)のカット内刃(55)の傾斜面(55b)が形成された外縁側が加工対象(W)の合成樹脂を間にして向き合って所定量まで食い込む。次いで、上型(40)のストリッパ(50)のカット内刃(55)の内縁に出没可能に嵌合した打抜パンチ(60)が下降し、加工対象(W)の合成樹脂に当たって突き下げると、カット外刃(35)とカット内刃(55)とは割れ進行破断する程度のクリアランス(α)に設定されているので、カット外刃(35)側とカット内刃(55)側から割れが進行して打ち抜かれ、ブランク(W1)と加工対象(W)の合成樹脂基体(W2)との間が破断する。
打抜パンチ(60)がさらに下降すると、ブランク(W1)は下方に運ばれて送出される。ブランク(W1)を製品として扱うこともできるし、ブランク(W1)の穴が打ち抜かれた合成樹脂基体(W2)を製品としてもよい。その後、打抜パンチ(60)を上昇させてから、次の加工対象(W)の合成樹脂をセットし、上記工程を繰返すことになる。
下型(20)にカット外刃(35)付きのダイ(30)を備え、上型(40)にストリッパ(50)および、カット内刃(55)付き打抜パンチ(60)を備え、打抜かれた打抜き部品が打抜パンチ(60)により移動する経路に打抜き部品の外周を削るシェービング刃(15)を配設したものでは、ストリッパ(50)および、打抜パンチ(60)は上昇させておき、下型(20)のダイ(30)の上に加工対象(W)の合成樹脂をセットしてから、上型(40)のストリッパ(50)および打抜パンチ(60)を下降させる。
すると、下型(20)のダイ(30)の、内縁側(35a)が打抜き方向に沿い外縁側に傾斜面(35b)が形成されて成るカット外刃(35)と、上型(40)の打抜パンチ(60)の、外縁側(65a)が打抜き方向に沿い内縁側には傾斜面(65b)が形成されて成るカット内刃(65)との間に加工対象(W)の合成樹脂が挟まれる。
下型(20)のダイ(30)のカット外刃(35)の打抜き方向に沿った内縁側(35a)と、上型(40)の打抜パンチ(60)のカット内刃(65)の打抜き方向に沿った内縁側(65a)が加工対象(W)の合成樹脂を間にして向き合って食い込む。次いで、打抜パンチ(60)がさらに下降すると、加工対象(W)の合成樹脂を押し下げ、カット外刃(35)とカット内刃(65)とは割れ進行破断する程度のクリアランス(α)に設定されているので、カット外刃(35)側とカット内刃(65)側から割れが進行し、打ち抜かれるブランク(W1)と加工対象(W)の合成樹脂基体(W2)との間が破断する。
打抜パンチ(60)がさらに下降すると、ブランク(W1)は下方に運ばれて打抜パンチ(60)により移動する経路に配設されたシェービング刃(15)により外周が削られ、加工に連動して仕上げがなされる。このブランク(W1)を製品として扱うこともできるし、ブランク(W1)の穴が打ち抜かれた合成樹脂基体(W2)を製品としてもよい。その後、打抜パンチ(60)を上昇させてから、次の加工対象(W)の合成樹脂をセットし、上記工程を繰返すことになる。
下型(20)にカット外刃(35)付きのダイ(30)を備え、上型(40)にストリッパ(50)および打抜パンチ(60)を備え、打抜かれた打抜き部品が打抜パンチ(60)により移動する経路に打抜き部品の外周を削るシェービング刃(15)を配設したものでは、ストリッパ(50)および、打抜パンチ(60)は上昇させておき、下型(20)のダイ(30)の上に加工対象(W)の合成樹脂をセットしてから、上型(40)のストリッパ(50)および打抜パンチ(60)を下降させる。
すると、下型(20)のダイ(30)の、内縁側が打抜き方向に沿い外縁側に傾斜面が形成されて成るカット外刃(35)が加工対象(W)の合成樹脂に食い込む。打抜パンチ(60)がさらに下降すると、加工対象(W)の合成樹脂を押し下げ、打抜パンチ(60)の外縁(66)とカット外刃(35)とは割れ進行破断する程度のクリアランス(α)に設定されているので、カット外刃(35)側から割れが進行し、打ち抜かれるブランク(W1)と加工対象(W)の合成樹脂基体(W2)との間が破断する。
打抜パンチ(60)がさらに下降すると、ブランク(W1)は下方に運ばれて打抜パンチ(60)により移動する経路に配設されたシェービング刃(15)により外周が削られ、加工に連動して仕上げがなされる。このブランク(W1)を製品として扱うこともできるし、ブランク(W1)の穴が打ち抜かれた合成樹脂基体(W2)を製品としてもよい。その後、打抜パンチ(60)を上昇させてから、次の加工対象(W)の合成樹脂をセットし、上記工程を繰返すことになる。
なお、カット外刃(35)付きのダイ(30)の外周に加工対象(W)を受止めるクッション弾性体(31)を配設したものでは、加工後に上型(40)が上昇したとき、加工対象(W)の合成樹脂が持ち上げられ、セットや取出しが容易になる。また、打抜き加工する合成樹脂の加工対象(W)をゆがみの出ない程度まで加熱するようにすると、クリアランス(α)を最小にして垂直に近い加工が可能となる。
本発明に係る合成樹脂の加工装置および加工方法によれば、割れ進行破断によりアクリル等の破断しやすい脆弱な合成樹脂を打抜き加工できるようにしたから、加工対象の合成樹脂を単一の工程で打抜き加工することができ、加工対象のカット部にはバリがなく、表裏とも輪郭の乱れがなく、割れ・クラックも発生せず、かつ、迅速でコストを低減した合成樹脂の加工装置および加工方法とすることができる。
また、シェービング刃を備えたものによれば、打抜パンチに打ち抜かれた打ち抜き部品が移動する経路のシェービング刃を通過するとき、シェービング刃により打抜き部品の外周が削られるので、上下の角部にはバリがなく、角部の間がきれいであり、裏表とも輪郭の乱れがなく、割れ・クラックも発生しない合成樹脂の加工装置とすることができる。
以下、図面に基づき本発明の好適な各種の実施の形態を説明する。
図1〜図5は本発明の第1の実施の形態を示している。
図1に示すように、アクリル等の破断しやすい脆弱な合成樹脂を加工対象Wとして打抜き加工する合成樹脂の加工装置10は、カット外刃35付きのダイ30を備えた下型20と、カット内刃55付きのストリッパ50および、打抜パンチ60を備えた上型40とを有して成る。
下型20は、導孔21が穿設されたダイホルダ23上にカット外刃35付きのダイ30が設置され、カット外刃35の外周にクッション弾性体31が配設され、レストブロック32を設けて成る。クッション弾性体31は適度な弾性を持たせたスポンジゴムが適している。
下型20のダイ30のカット外刃35は、内縁側35aは打抜き方向に沿い、外縁側は傾斜面35bが形成されている。
上型40は、ガイドポスト11に案内されて昇降可能に支持されたパンチホルダ41に各部材が装着されて成る。パンチホルダ41にパンチプレート42が装着され、パンチプレート42にストリッパボルト43と保持圧縮ばね44とにより、カット内刃55付きのストリッパ50が支持されている。
上型40のストリッパ50のカット内刃55は、内縁側55aは打抜き方向に沿い、外縁側は傾斜面55bが形成されて成り、打抜パンチ60は、上型40のストリッパ50のカット内刃55の内縁に嵌合して相対的に出没可能に配設されている。カット内刃55の外周にはクッション弾性体51が配設されている。図2に示すように、ストリッパ50のカット内刃55とダイ30のカット外刃35とは、加工対象Wの合成樹脂に食い込んだとき、割れ進行破断する程度のクリアランスαに設定されている。
クリアランスαは、打抜き板厚の5〜20%程度であり、加工対象Wの特性に合わせて適正値に設定される。また、カット外刃35とカット内刃55の食い込み量δは、打抜き板厚の5〜20%程度であり、加工対象Wの特性に合わせて適正値に設定される。
次に作用を説明する。
合成樹脂の加工装置10によれば、アクリル等の破断しやすい脆弱な合成樹脂を加工対象Wとして単一の工程で打抜き加工することができる。
図3(1)に示すように、加工開始時、ストリッパ50および打抜パンチ60は上昇させておき、下型20のダイ30の上に加工対象Wの合成樹脂をセットしてから、上型40を下降させる。
すると、下型20のダイ30の、内縁側35aが打抜き方向に沿い外縁側に傾斜面35bが形成されて成るカット外刃35と、上型40のストリッパ50の、内縁側55aが打抜き方向に沿い外縁側には傾斜面55bが形成されて成るカット内刃55との間に加工対象Wの合成樹脂が挟まれる。
図3(2)に示すように、下型20のダイ30のカット外刃35の打抜き方向に沿った内縁側35aと、上型40のストリッパ50のカット内刃55の傾斜面55bが形成された外縁側が加工対象Wの合成樹脂を間にして向き合って食い込む。この食い込む力は保持圧縮ばね44の圧縮力によるものであり、所定の食い込み量δだけ食い込むと、ストリッパ50がレストブロック32に突き当たり、加工対象Wの割れ進行が止まる。
さらに上型40が下降すると、図3(3)に示すように、上型40のストリッパ50のカット内刃55の内縁に出没可能に嵌合した打抜パンチ60が下降して突出し、加工対象Wの合成樹脂に当たって突き下げると、カット外刃35とカット内刃55とは割れ進行破断する程度のクリアランスαに設定されているので、カット外刃35側とカット内刃55側から割れが進行して打ち抜かれ、ブランクW1と加工対象Wの合成樹脂基体W2との間が破断する。
打抜パンチ60がさらに下降すると、ブランクW1は下方に運ばれて送出される。ブランクW1を製品として扱うこともできるし、ブランクW1の穴が打ち抜かれた合成樹脂基体W2を製品としてもよい。その後、打抜パンチ60を上昇させてから、次の加工対象Wの合成樹脂をセットし、上記工程を繰返すことになる。打抜パンチ60が上昇すると、クッション弾性体31により合成樹脂基体W2が持ち上げられ、搬送やセットが容易になる。
図4に示すように、ブランクW1の端縁は上下のカット部a1,a2の間に破断部a3が形成され、カット部a1,a2にはバリがなく、裏表とも輪郭の乱れがなく、割れ・クラックも発生していない。同様に図5に示すように、合成樹脂基体W2の穴bの開口縁b1,b2にもバリがなく、裏表とも輪郭の乱れがなく、割れ・クラックも発生していない。
図6は本発明の第2の実施の形態を示している。
本実施の形態では、打抜パンチ60にカット内刃65を設けたものである。
なお、第1の実施の形態と同種の部位には同一符号を付し重複した説明を省略する。
第2の実施の形態に係る加工装置10は、カット外刃35付きのダイ30を備えた下型20と、ストリッパ50および、カット内刃65付き打抜パンチ60を備えた上型40とを有して成る。
前記下型20のダイ30のカット外刃35は、内縁側35aは打抜き方向に沿い、外縁側は傾斜面35bが形成されて成り、上型40の打抜パンチ60のカット内刃65は、外縁側65aは打抜き方向に沿い、内縁側は傾斜面65bが形成されて成り、カット内刃65と前記カット外刃35とは、合成樹脂に食い込んだとき、割れ進行破断する程度のクリアランスαに設定されている。
次に第2の実施の形態の作用を説明する。
加工開始時、図6(1)に示すように、ストリッパ50および、打抜パンチ60は上昇させておき、下型20のダイ30の上に加工対象Wの合成樹脂をセットしてから、上型40のストリッパ50および打抜パンチ60を下降させる。
すると、図6(2)に示すように、下型20のダイ30の、内縁側35aが打抜き方向に沿い外縁側に傾斜面35bが形成されて成るカット外刃35と、上型40の打抜パンチ60の、外縁側65aが打抜き方向に沿い内縁側には傾斜面65bが形成されて成るカット内刃65との間に加工対象Wの合成樹脂が挟まれる。
下型20のダイ30のカット外刃35の打抜き方向に沿った内縁側35aと、上型40の打抜パンチ60のカット内刃65の打抜き方向に沿った外縁側65aが加工対象Wの合成樹脂を間にして向き合って食い込む。次いで、図6(3)に示すように、打抜パンチ60がさらに下降すると、加工対象Wの合成樹脂を押し下げ、カット外刃35とカット内刃65とは割れ進行破断する程度のクリアランスαに設定されているので、カット外刃35側とカット内刃65側から割れが進行し、打ち抜かれるブランクW1と加工対象Wの合成樹脂基体W2との間が破断する。
打抜パンチ60がさらに下降すると、ブランクW1は下方に運ばれて送出される。ブランクW1を製品として扱うこともできるし、ブランクW1の穴が打ち抜かれた合成樹脂基体W2を製品としてもよい。その後、打抜パンチ60を上昇させてから、次の加工対象Wの合成樹脂をセットし、上記工程を繰返すことになる。
図7に示すように、ブランクW1の端縁は上下のカット部a1,a2の間に破断部a3が形成され、カット部a1,a2にはバリがなく、裏表とも輪郭の乱れがなく、割れ・クラックも発生していない。同様に図8に示すように、合成樹脂基体W2の穴bの開口縁b1,b2にもバリがなく、裏表とも輪郭の乱れがなく、割れ・クラックも発生していない。
図9は本発明の第3の実施の形態を示している。
本実施の形態では、ダイ30のカット外刃35と刃のない打抜パンチ60により加工対象Wの打抜き加工をするものである。
なお、第1,第2の実施の形態と同種の部位には同一符号を付し重複した説明を省略する。
第3の実施の形態に係る加工装置10は、カット外刃35付きのダイ30を備えた下型20と、ストリッパ50および、刃のない打抜パンチ60を備えた上型40とを有して成る。
下型20のダイ30のカット外刃35は、内縁側35aは打抜き方向に沿い、外縁側は傾斜面35bが形成され、打抜パンチ60の外縁66とカット外刃35とは、合成樹脂に食い込んだとき、割れ進行破断する程度のクリアランスαに設定されている。
次に第3の実施の形態の作用を説明する。
加工開始時、図9(1)に示すように、ストリッパ50および、打抜パンチ60は上昇させておき、下型20のダイ30の上に加工対象Wの合成樹脂をセットしてから、上型40のストリッパ50および打抜パンチ60を下降させる。
すると、図9(2)に示すように、下型20のダイ30の、内縁側35aが打抜き方向に沿い外縁側に傾斜面35bが形成されて成るカット外刃35が加工対象Wの合成樹脂に食い込む。打抜パンチ60がさらに下降すると、加工対象Wの合成樹脂を押し下げ、打抜パンチ60の外縁66とカット外刃35とは割れ進行破断する程度のクリアランスαに設定されているので、カット外刃35側から割れが進行し、打ち抜かれるブランクW1と加工対象Wの合成樹脂基体W2との間が破断する。
図9(3)に示すように、打抜パンチ60がさらに下降すると、ブランクW1は下方に運ばれて送出される。ブランクW1を製品として扱うこともできるし、ブランクW1の穴が打ち抜かれた合成樹脂基体W2を製品としてもよい。その後、打抜パンチ60を上昇させてから、次の加工対象Wの合成樹脂をセットし、上記工程を繰返すことになる。
図10に示すように、ブランクW1の端縁は上下のカット部a1,a2の間に破断部a3が形成されており、本第3の実施の形態の加工の特性上、カット部a1にはわずかにバリが形成されるが実用上問題となるほどではなく、カット部a2にはバリがなく、裏表とも輪郭の乱れがなく、割れ・クラックも発生していない。同様に、合成樹脂基体W2の穴bの開口縁b1,b2にもバリがなく、裏表とも輪郭の乱れがなく、割れ・クラックも発生していない。
図11は本発明の第4の実施の形態を示している。
本実施の形態では、前記第2の実施の形態のものにシェービング刃15を設けたものである。なお、第1および第3の実施の形態にシェービング刃15を設けてもよいことは言うまでもない。
なお、前記実施の形態と同種の部位には同一符号を付し重複した説明を省略する。
第4の実施の形態の加工装置10は、前記第2の実施の形態と基本構成は同じであるが、打抜かれた打抜き部品であるブランクW1が打抜パンチ60により移動する経路に、ブランクW1の外周を削るシェービング刃15が配設されている。シェービング刃15の外周には、切削屑受け部16が設けられている。
第4の実施の形態では、加工開始時、図11(1)に示すように、ストリッパ50および、打抜パンチ60は上昇させておき、下型20のダイ30の上に加工対象Wの合成樹脂をセットしてから、上型40のストリッパ50および打抜パンチ60を下降させる。
すると、図11(2)に示すように、下型20のダイ30の、内縁側35aが打抜き方向に沿い外縁側に傾斜面35bが形成されて成るカット外刃35と、上型40の打抜パンチ60の、外縁側65aが打抜き方向に沿い内縁側には傾斜面65bが形成されて成るカット内刃65との間に加工対象Wの合成樹脂が挟まれる。
下型20のダイ30のカット外刃35の打抜き方向に沿った内縁側35aと、上型40の打抜パンチ60のカット内刃65の打抜き方向に沿った外縁側65aが加工対象Wの合成樹脂を間にして向き合って食い込む。次いで、図11(3)に示すように、打抜パンチ60がさらに下降すると、加工対象Wの合成樹脂を押し下げ、カット外刃35とカット内刃65とは割れ進行破断する程度のクリアランスαに設定されているので、カット外刃35側とカット内刃65側から割れが進行し、打ち抜かれるブランクW1と加工対象Wの合成樹脂基体W2との間が破断する。
図11(4)に示すように、打抜パンチ60がさらに下降すると、ブランクW1は下方に運ばれる。ブランクW1が移動する経路のシェービング刃15を通過するとき、シェービング刃15により打抜き部品W1の外周が削られ、加工に連動して仕上げがなされる。第4の実施の形態では、図12に示すように、ブランクW1の外周がシェービング加工されるので、上下の角部a3,a4にはバリがなく、角部a3,a4の間は垂直カットされ、きれいな製品となっている。裏表とも輪郭の乱れがなく、割れ・クラックも発生していない。
なお、打抜き加工する合成樹脂の加工対象Wをゆがみの出ない程度まで加熱して加工するようにしてもよい。そうすれば、クリアランスαを最小にすることができるので、図13に示すように、上下の角部a3,a4にバリがなく、角部a3,a4の間はほぼ垂直カットされたきれいな製品となる。
本発明の第1の実施の形態に係る合成樹脂の加工装置を示す説明断面図である。 本発明の第1の実施の形態に係る合成樹脂の加工装置の加工状態を示す説明断面図である。 本発明の第1の実施の形態に係る合成樹脂の加工装置の動作説明断面図である。 本発明の第1の実施の形態に係る合成樹脂の加工装置により加工されたブランクの説明図である。 本発明の第1の実施の形態に係る合成樹脂の加工装置により加工された合成樹脂基体の説明図である。 本発明の第2の実施の形態に係る合成樹脂の加工装置を示す説明断面図である。 本発明の第2の実施の形態に係る合成樹脂の加工装置により加工されたブランクの説明図である。 本発明の第2の実施の形態に係る合成樹脂の加工装置により加工された合成樹脂基体の説明図である。 本発明の第3の実施の形態に係る合成樹脂の加工装置を示す説明断面図である。 本発明の第3の実施の形態に係る合成樹脂の加工装置により加工されたブランクおよび合成樹脂基体の説明図である。 本発明の第4の実施の形態に係る合成樹脂の加工装置を示す説明断面図である。 本発明の第4の実施の形態に係る合成樹脂の加工装置により加工されたブランクの説明図である。 本発明の他の実施の形態に係る合成樹脂の加工装置により加工されたブランクの説明図である。
符号の説明
W…加工対象
W1…ブランク
W2…合成樹脂基体
α…クリアランス
δ…食い込み量
10…加工装置
11…ガイドポスト
15…シェービング刃
16…切削屑受け部
20…下型
21…導孔
23…ダイホルダ
30…ダイ
31…クッション弾性体
32…レストブロック
35…カット外刃
35a…内縁側
35b…傾斜面
40…上型
41…パンチホルダ
42…パンチプレート
43…ストリッパボルト
44…保持圧縮ばね
50…ストリッパ
51…クッション弾性体
55…カット内刃
55a…内縁側
55b…傾斜面
60…打抜パンチ
65…カット内刃
66…外縁

Claims (5)

  1. アクリル等の破断しやすい脆弱な合成樹脂を加工対象として打抜き加工する合成樹脂の加工装置であって、
    カット外刃付きのダイを備えた下型と、カット内刃付きのストリッパおよび、打抜パンチとを備えた上型と、前記カット外刃および前記カット内刃が前記加工対象に食い込む量を所定量までに抑えるレストブロックとを有し、
    前記下型のダイのカット外刃は、内縁側は打抜き方向に沿い、外縁側は傾斜面が形成されて成り、
    前記上型のストリッパのカット内刃は、内縁側は打抜き方向に沿い、外縁側は傾斜面が形成されて成り、
    前記レストブロックは、上昇した状態の前記ストリッパよりも下方のダイ上部に位置し、下降してくる前記ストリッパが突き当たって下降が止まると、前記カット外刃および前記カット内刃が前記加工対象に前記所定量まで食い込む位置になるよう配設され、
    前記打抜パンチは、前記上型のストリッパのカット内刃の内縁に嵌合して出没可能に配設され、
    前記カット内刃と前記カット外刃とは、合成樹脂に食い込んだとき、割れ進行破断する程度のクリアランスに設定されることを特徴とする合成樹脂の加工装置。
  2. アクリル等の破断しやすい脆弱な合成樹脂を加工対象として打抜き加工する合成樹脂の加工装置であって、
    カット外刃付きのダイを備えた下型と、ストリッパおよび、カット内刃付き打抜パンチを備えた上型と、打抜き部品の外周を削るシェービング刃とを有し、
    前記下型のダイのカット外刃は、内縁側は打抜き方向に沿い、外縁側は傾斜面が形成されて成り、
    前記上型の打抜パンチのカット内刃は、外縁側は打抜き方向に沿い、内縁側は傾斜面が形成されて成り、
    前記シェービング刃は、打抜かれた打抜き部品が前記打抜パンチにより移動する経路に配設され、
    前記カット内刃と前記カット外刃とは、合成樹脂に食い込んだとき、割れ進行破断する程度のクリアランスに設定されていることを特徴とする合成樹脂の加工装置。
  3. アクリル等の破断しやすい脆弱な合成樹脂を加工対象として打抜き加工する合成樹脂の加工装置であって、
    カット外刃付きのダイを備えた下型と、ストリッパおよび、打抜パンチを備えた上型と、打抜き部品の外周を削るシェービング刃とを有し、
    前記下型のダイのカット外刃は、内縁側は打抜き方向に沿い、外縁側は傾斜面が形成されて成り、
    前記シェービング刃は、打抜かれた打抜き部品が前記打抜パンチにより移動する経路に配設され、
    前記打抜パンチの外縁と前記カット外刃とは、合成樹脂に食い込んだとき、割れ進行破断する程度のクリアランスに設定されていることを特徴とする合成樹脂の加工装置。
  4. カット外刃付きのダイの外周に加工対象を受止めるクッション弾性体を配設したことを特徴とする請求項1,2または3に記載の合成樹脂の加工装置。
  5. 打抜かれた打抜き部品が前記打抜パンチにより移動する経路に、打抜き部品の外周を削るシェービング刃を配設したことを特徴とする請求項1に記載の合成樹脂の加工装置。
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