JP3859074B2 - 浄化装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、浄化装置に関し、特に凝集剤粉末を用いて汚水中の汚物を凝集、沈殿させる浄化装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、浄化装置としてはフィルターや微生物を用いて汚水中の汚物や不純物を除去するシステムが採用されている。一方、近年では例えばゼオライト系の凝集剤粉末が開発されている。この凝集剤粉末を汚水に投入、攪拌することにより汚水中の汚物を凝集、沈殿させることができる。これにより、フィルター等を用いることなく浄化処理を行うことができるものと期待されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、そのような凝集剤粉末を用いて大規模で、しかも効率のよい浄化装置は開発されていない。本発明者が検討したところ、以下の点がその検討すべき課題である。第1に、効率的な汚水処理のためには凝集剤粉末を汚水に連続的に投入する必要がある。第2に、凝集剤粉末が投入された汚水を効率的に攪拌する必要がある。第3に、攪拌された汚水を効率的に凝集、沈殿させる必要がある。
【0004】
そこで、本発明は係る課題を解決し、効率が良く、処理能力の大きな浄化装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の浄化装置は、凝集剤粉末を連続的に投入可能な凝集剤投入機と、この凝集剤投入機から連続的に投入される凝集剤と外部から導入される汚水とを攪拌する攪拌機と、前記凝集剤投入機及び前記攪拌機によって予備処理された汚水を導入し、汚水中の凝集された汚物を沈殿させる沈殿処理槽とを有し、前記凝集剤投入機は、所定量の凝集剤粉末を収納する収納部と、この収納部の底部に開口された凝集剤粉末投下孔と、この凝集剤粉末投下孔上に設置され、水平回転軸に取り付けられた多角柱から成る攪拌用部材と、前記攪拌用部材の両側の水平回転軸に取り付けられた複数の攪拌板とを有することを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。図1に浄化装置のシステム全体の構成を示す。図2は、図1の浄化装置の沈殿処理槽30を側面から見た図である。
【0008】
この浄化装置は、大きく分けると、凝集剤投入機10、攪拌機20及び沈殿処理槽30という3つの部分から構成されている。凝集剤投入機10は、すり鉢状の容器形状を呈した凝集剤粉末の収納部11と、この収納部11の底部に回転駆動可能に設置された、例えば8角柱から成る攪拌用部材12を具備しており、さらに収納部11の底部には凝集剤粉末投下孔13が開口され、攪拌用部材12の回動に伴って凝集剤粉末が凝集剤粉末投下孔13を通して連続的に、その下方に設置された攪拌機20に投入される。凝集剤粉末としては、例えばゼオライト系の凝集剤粉末が、凝集効果が高いので適当であるが、本発明者の検討によれば、この凝集剤粉末を汚水に投下した後、十分に攪拌することが凝集効果を得る上で重要である。
【0009】
そこで、攪拌機20は、円筒状の第1の攪拌容器21(第1の攪拌部)と、この第1の攪拌容器21の底部と連結された直方体状の第2の攪拌容器22(第2の攪拌部)から成る。第1の攪拌容器21の側面には汚水の導入管22が接続されている。また、第2の攪拌容器の内壁には4枚の攪拌板23が連設されている。各攪拌板23は一方の内壁に固定され、反対側の内壁との間に汚水が渋滞することなく落下できる程度の間隙が生じるように、交互に取り付けられている。
【0010】
導入管19から加圧された汚水が第1の攪拌容器21に導入されると、汚水は第1の攪拌容器21の内壁に沿って渦流を形成しながら落下する。この渦流の中に、上記の凝集剤投入機10から凝集剤粉末が連続的に投入されるので、汚水と凝集剤粉末は攪拌され、第1の攪拌容器21の底部の穴を通して、第2の攪拌容器22の最上部に設けられた攪拌板23上に案内される。
【0011】
そして、凝集剤粉末を含んだ汚水はこの攪拌板23上を流れて、第2の攪拌容器22の内壁に衝突し、下方の攪拌板23に流れ落ち、さらにこの攪拌板23の上を流れて反対側の内壁に衝突することを繰り返す。すなわち、凝集剤粉末を含んだ汚水が加速されながら内壁に衝突・落下することを繰り返すことで、汚水と凝集剤粉末とはさらに攪拌され、第2の攪拌容器22の底部に設けられた汚水排出口24から排出管25を通って、沈殿処理槽30内に流れ落ちる。
【0012】
そして、この沈殿処理槽30は、凝集剤粉末によって凝集された汚水中の汚物を沈殿させるためのものであるが、これに加えて、汚水に多数の酸素気泡を供給する散気管31が沈殿処理槽30の底部に沿って配設されている。散気管31には多数の散気孔が設けられており、沈殿処理槽30に並設された酸素発生器32から95%以上の高純度酸素を散気管31内に流入させることで、多数の酸素気泡を発生させることができる。
【0013】
酸素発生器32としては例えば酸素ボンベや市販の酸素発生器を用いることができる。この多数の酸素気泡が凝集剤粉末と攪拌された汚水に酸化作用を与えることで凝集・沈殿効果を促進する。本発明では酸素気泡を発生させているので、窒素を75%含む空気に比べて汚水中のバクテリア等に対する酸化作用が強く、より効率的に汚物を凝集・沈殿効果を促進することができる。
【0014】
また、導入された汚水の水面33より高い位置に空気接触槽34が設置され、この空気接触槽34に汚水を汲み上げる水中ポンプ35が設けられている。汚水は水中ポンプ35によって配管36を通して空気接触槽34に汲み上げられる。そして空気接触槽34から汚水をオーバーフローさせることで汚水を沈殿処理槽30に連続的に落下させる。これにより、汚水は滝のように沈殿処理槽30の水面33に落下し、さらに気泡を発生するため、空気との接触を多く得ることができ、空気によるバクテリア等に対する酸化作用により凝集・沈殿効果が促進される。
【0015】
また、沈殿処理槽30の底には、凝集・沈殿された汚物を沈殿するため沈殿溝38が設けられ、さらにこの沈殿溝38の底部に排出配管39が設けられており、バルブ40を開くことで、汚物を外部に排出することができる。また、沈殿処理槽30には汚物が凝集・沈殿された後の上澄み水を排出するための排出配管41が設けられ、バルブ42を開くことで、浄化された上澄み水を外部へ排出することができる。
【0016】
上述した構成の浄化装置では、攪拌機20を経由して一定量の汚水を沈殿処理槽30に約24時間貯留した状態で、散気管31及び空気接触槽34を働かせる。これにより、沈殿処理槽30の底には汚物が凝集・沈殿される。
【0017】
図3に浄化装置の他のシステム構成を示す。なお、図1と同一の構成部分については同一の符号を付して説明を省略する。この浄化装置では、攪拌機20によって凝集剤粉末と攪拌された汚水は排出管25を通って、攪拌機20の斜め下方に設置された空気接触槽34に導入される。そして、この汚水は空気接触槽34からオーバーフローして、下方に隣接する沈殿処理槽30に滝のように落下し、汚水と空気とが接触する。これにより、図1のシステムと異なり、水中ポンプ35等を不要にできる利点がある。
【0018】
また、浄化槽30からの上澄み水は、攪拌機30の導入管19に合流する配管46及びポンプ47を設けて攪拌機20に循環させることもできる。これにより、汚水は攪拌機20で再度攪拌され、空気接触槽34から沈殿処理槽30に導入されることを繰り返し、この過程でさらに汚物を凝集・沈殿させることができる。なお、この浄化装置では、散気管31から酸素気泡を発生させることは必ずしも必要ではない。
【0019】
図4に浄化装置のさらに他のシステム構成を示す。なお、図1と同一の構成部分については同一の符号を付して説明を省略する。この浄化装置は貯水槽50に貯えられた水(汚水)を浄化するものである。貯水槽50には、プール、池、湖などが含まれる。貯水槽50の水は配管51を通してポンプ52によって汲み上げられ、導入管19から攪拌機20に導入される。
【0020】
そして、凝集剤投入機10から凝集剤粉末が攪拌機20に連続投入される。攪拌機20に導入された水と凝集剤粉末は攪拌機20によって攪拌される。この攪拌機20によって予備処理された予備処理水は、攪拌機20の排出管25を通って流れ落ち、攪拌機20の斜め下方に設置された濾過槽60に導入される。そして、この濾過槽60を通された濾過水は貯水槽50に排出される。このようにして、貯水槽50の水はこの浄化装置内を一定時間循環されることで浄化される。
【0021】
図5は、上記の濾過槽60の詳細な構造を示す断面図である。この濾過槽60は、基本的には濾過槽60内に導入された水を濾過層66,71の下方から上方に通して濾過するものである。第1の濾過槽61と第2の第1の濾過槽63は、濾過槽60の底部から所定の高さまで立設された第1の隔壁62によって隔てられている。導入管64は第1の濾過槽61の側壁に取り付けられ、攪拌機20の排出管25と接続される。従って、予備処理水は排出管25中を流れ落ちて付勢され、導入管64から第1の濾過槽61内に流入する。第1の濾過槽61の内壁に、この導入管64より高い位置に第1の金網65が取り付けられ、この第1の金網65上に第1の濾過層66が設けられている。第1の濾過槽61内に流入した予備処理水の水位が上がると、予備処理水は第1の濾過層66の下方から上方に定常的に通過するようになる。
【0022】
この第1の濾過層66は、濾過材の層から成り、例えば細かく砕石された火山石のように表面に多数の凹凸がある粒子を所定の厚さに積層したものが適当である。その厚さは例えば20cm程度である。凝集剤粉末と攪拌された予備処理水中の汚物は凝集剤粉末によって凝集され、その凝集物がこの第1の濾過層66の中に付着されることで第1段階の水の濾過がなされる。
【0023】
第1の濾過層66は第1の隔壁62の高さより若干低い高さまで形成されており、第1の濾過層66の表面には、予備処理水が第1の濾過層66を通過する結果、濾過水67が湧き上がる。この濾過水67は隔壁62上の排出口68からオーバーフローして、隣接する第2の濾過槽63に導入される。
【0024】
第2の濾過槽62には第2の隔壁69がその深さの途中まで設けられており、第1の濾過槽61からの濾過水はこの第2の隔壁69の一方の壁に沿って一旦下降し、その後隔壁69の他方の壁に沿って上昇し、第2の濾過層71を下方から上方に向けて通過する。この第2の濾過層71は第2の隔壁69に設けられた第2の金網70上に設けられている。ここで、第2の濾過層71は第1の濾過層66と同様に構成されている。そして、第2の濾過層71を下方から上方に通され、湧き上がった濾過水は排出口72からオーバーフローして、排出管73を通って外部に排出される。第1の濾過槽61からの濾過水は、上記と同様のメカニズムでこの第2の濾過槽63によって更に濾過される。
【0025】
また、第1の濾過槽61の第1の濾過層66の下方には多数の気泡を発生する散気管74が設けられ、気泡が第1の濾過層66の表面に当てられるように構成されている。この散気管74には外部より空気が供給されている。これにより、第1の濾過層66の表面に付着する汚物等から成る膜は常に除去され、濾過機能が低下することが防止される。
【0026】
また、第1の濾過槽61の底には第1の排出配管75が設けられており、第1のバルブ76を開くことで、第1の濾過槽61中の汚水を排出できるようにしている。また、同様に、第2の濾過槽63の底には第2の排出配管77が設けられており、第2のバルブ78を開くことで、第2の濾過槽63中の汚水を排出できるようにしている。なお、上述した実施形態では第1の濾過槽61及び第2の濾過槽63を用いて2段階の濾過を行っているが、濾過能力はこれより劣るものの第1の濾過槽61だけを用いることも可能である。
【0027】
図6は濾過槽の他の詳細な構造を示す断面図である。この濾過槽は、上述した図5の濾過槽60を2つ連結したものである。すなわち、濾過槽60の排出管73を連結用配管80を介して次の濾過槽60の導入管64に接続したものである。このように、濾過槽60を2個以上連結することで、更に濾過能力を向上させることができる。
【0028】
なお、浄化装置の更に他のシステムとしては、凝集剤投入機10及び攪拌機20を用いないで、上記構成の濾過槽60に水を循環させて通すだけの浄化装置である。この浄化装置の場合でも長時間をかければ水の浄化を行うことが十分可能である。
【0029】
次に、上記の凝集剤投入機10の構成について、図7〜図9を参照して更に詳しく説明する。図7は凝集剤投入機10の上面図、図8は図7のA−A線に沿った断面図、図9は図7のB−B線に沿った断面図である。この凝集剤投入機10は、すり鉢状の容器形状を呈しており、凝集剤粉末100の収納部11の底部には、8角柱から成る攪拌用部材12が設けられている。攪拌用部材12は8角柱に限らず、6角柱や12角柱、さらに多角柱であってもよいが、本発明者の実験によれば8角柱が適当である。
【0030】
凝集剤粉末100は収納部11の上方から投入される。収納部11の底部には凝集剤粉末投下孔13が開口され、攪拌用部材12の回動に伴って凝集剤粉末が凝集剤粉末投下孔13を通して連続的に、その下方に設置された攪拌機20に投入される。ここで、8角柱から成る攪拌用部材12は回転軸14に取り付けられており、回転軸14にはさらに複数の攪拌片15が取り付けられている。攪拌片14はL字形状や、ループ形状のものが適している。攪拌用部材12及び攪拌片15が回動することで、底部に収納された凝集剤粉末が攪拌されるため、いわゆるブリッジが発生して凝集剤粉末100が連続的に投下できなくなるという不具合が防止される。
【0031】
回転軸14は収納部11の側面に設けられた案内管16を通されて外部に取り出され、その末端にモーターの回転軸を取り付けるか、あるいは手動ハンドルを取り付けることで回転駆動される。
【0032】
また、本体外部の凝集剤粉末投下孔13の周囲には、凝集剤粉末100を加熱し、乾燥させるためのヒーター17が取り付けられている。ヒーター17を設ける理由は、凝集剤投入機10は上記の攪拌機20上に設置されると、攪拌機20から蒸発する水分により凝集剤粉末100が湿り、粘りを帯びようになる。そうすると、凝集剤粉末投下孔13が詰まったり、凝集剤粉末100そのものの凝集効果が失われたりするためである。
【0033】
次に、上記の攪拌機20の構成について図10及び図11を参照して更に詳しく説明する。図10は攪拌機20の上面図、図11は図10のA−A線に沿った断面図である。この攪拌機20は、上述したように、円筒状の第1の攪拌容器21(第1の攪拌部)と、この第1の攪拌容器21の底部と連結された直方体状の第2の攪拌容器22(第2の攪拌部)から成る。ここで、汚水の導入管19は図7に示すように、第1の攪拌容器21の円周に沿った方向から汚水が導入されるように第1の攪拌容器21の側面に接合されている。これにより、汚水は第1の攪拌容器21内で渦流となって効率よく攪拌される。
【0034】
また、攪拌板23は第2の攪拌容器22の内壁に斜め下方に傾けて取り付けられている。これにより、第1の攪拌容器21からの凝集剤粉末を含んだ汚水はこの攪拌板23上を加速されて流れ、第2の攪拌容器22の内壁に勢い良く衝突し、下方の攪拌板23に流れ落ち、さらにこの攪拌板23の上を加速されて流れ、反対側の内壁に勢い良く衝突することを繰り返す。これにより、更に効率よく攪拌が行われる。なお、攪拌板23の枚数は4枚には限られず、浄化装置の処理能力に応じて適宜増減することができる。
【0035】
【発明の効果】
本発明の浄化装置は、例えば畜産センターからの排水や、各種の工業廃水、家庭や店舗からの排水、トイレの排水、家畜の屎尿等の様々な汚水、あるいは池や湖の汚水を効率的にしかも大量に浄化することができるものである。
【0036】
特に、本発明者が行った実験によれば、畜産センターからの排水については、従来の浄化装置で処理した水は、処理後1週間後に「あおこ」や悪臭が発生したのに対して、本発明の浄化装置で処理後の水は「あおこ」の発生は見られず、無色透明であり、悪臭も発生しないことが確認された。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る浄化装置のシステム構成を示す図である。
【図2】図1の浄化装置の沈殿処理槽30の側面を示す図である。
【図3】本発明の実施形態に係る浄化装置の他のシステム構成を示す図である。
【図4】本発明の実施形態に係る浄化装置の他のシステム構成を示す図である。
【図5】図4の浄化装置に用いた濾過槽の詳細な構造を示す断面図である。
【図6】濾過槽の他の構造を示す断面図である。
【図7】凝集剤投入機10の平面図である。
【図8】図7のA−A線に沿った断面図である。
【図9】図7のB−B線に沿った断面図である。
【図10】攪拌機20の平面図である。
【図11】図10のA−A線に沿った断面図である。

Claims (4)

  1. 凝集剤粉末を連続的に投入可能な凝集剤投入機と、この凝集剤投入機から連続的に投入される凝集剤と外部から導入される汚水とを攪拌する攪拌機と、前記凝集剤投入機及び前記攪拌機によって予備処理された汚水を導入し、汚水中の凝集された汚物を沈殿させる沈殿処理槽とを有し、
    前記凝集剤投入機は、所定量の凝集剤粉末を収納する収納部と、この収納部の底部に開口された凝集剤粉末投下孔と、この凝集剤粉末投下孔上に設置され、水平回転軸に取り付けられた多角柱から成る攪拌用部材と、前記攪拌用部材の両側の水平回転軸に取り付けられた複数の攪拌板とを有することを特徴とする浄化装置。
  2. 前記凝集剤粉末投下孔の周囲に前記凝集剤粉末を加熱することで乾燥させるヒーターを有することを特徴とする請求項1に記載の浄化装置。
  3. 前記攪拌機は、前記凝集剤投入機から連続的に投入される凝集剤粉末の導入口と、外部から汚水を円周に沿った方向から導入するように側面に接合された汚水導入管とを有する円筒状の第1攪拌部と、
    前記第1攪拌部の下方に連結され、前記第1攪拌部から導入される汚水を攪拌するための複数の攪拌板が、内壁とその反対側の内壁に斜め下方に傾けて取り付けられて成る第2攪拌部と、前記第2の攪拌部の底部に設けられた汚水排出口と、を有することを特徴とする請求項1に記載の浄化装置。
  4. 前記沈殿処理槽は、導入された汚水の水面より高い位置に設置された空気接触槽と、この空気接触槽に汚水を汲み上げるポンプと、を有し、前記空気接触槽から汚水をオーバーフローさせることで汚水を前記沈殿処理槽に連続的に落下させることを特徴とする請求項1、2、3記載の浄化装置。
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