JPH0751121Y2 - 粉粒状高分子凝集剤の供給装置 - Google Patents
粉粒状高分子凝集剤の供給装置Info
- Publication number
- JPH0751121Y2 JPH0751121Y2 JP14032089U JP14032089U JPH0751121Y2 JP H0751121 Y2 JPH0751121 Y2 JP H0751121Y2 JP 14032089 U JP14032089 U JP 14032089U JP 14032089 U JP14032089 U JP 14032089U JP H0751121 Y2 JPH0751121 Y2 JP H0751121Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hopper
- plates
- rotor
- seal
- seal plates
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Filling Or Emptying Of Bunkers, Hoppers, And Tanks (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は主として汚水処理場、上水処理場等に於いて、
該汚水又は上水に含まれる固形分の凝集を計り、これら
の沈降を促進させるために、これら汚水又は上水源水槽
等に直接又は間接に粉粒状高分子凝集剤を供給するに使
用する供給装置に関する。
該汚水又は上水に含まれる固形分の凝集を計り、これら
の沈降を促進させるために、これら汚水又は上水源水槽
等に直接又は間接に粉粒状高分子凝集剤を供給するに使
用する供給装置に関する。
(従来の技術) この種粉粒状高分子凝集剤は吸湿によって凝集する性質
を有し特にホッパーから該高分子凝集剤をこれら槽に供
給するとき、該ホッパーの放出口からの水分のホッパー
内への進入を防ぎ得ず、このため該ホッパーの粉粒体放
出部に該高分子凝集剤の塊りを生じ、これによれば、槽
に供給されたときの凝集剤が溶解が悪くなるばかりでな
く、ホッパーからの供給も不連続となる等の不都合があ
る。
を有し特にホッパーから該高分子凝集剤をこれら槽に供
給するとき、該ホッパーの放出口からの水分のホッパー
内への進入を防ぎ得ず、このため該ホッパーの粉粒体放
出部に該高分子凝集剤の塊りを生じ、これによれば、槽
に供給されたときの凝集剤が溶解が悪くなるばかりでな
く、ホッパーからの供給も不連続となる等の不都合があ
る。
そこで本願出願人は先にホッパー内に、ホッパーとほゞ
同巾のゴム等の軟質弾性板aの1対を取付け、該軟質弾
性板a、a間に、多角形その他の該弾性板a、aに接触
してこれに振動を与える該弾性板aと同巾の回転子bを
設けて、該弾性板aと回転子bとで該放出口を塞ぐよう
にしたものを提案した。(実願昭59-82469号) (考案が解決しようとする課題) しかしこのものは、該弾性板aの回転子bより下方の両
外側をピンcに当接させて該弾性板aを回転子bに当接
させているため、該回転子bより下方に弾性板aが長く
伸びる部分dが生じ、この部分に吸湿して凝集した該凝
集剤が附着し、該凝集剤の出口を塞いで凝集剤が出難く
なったりこれが時々剥れて槽内に落込むと該槽内で溶け
ず、「まゝこ」の状態で残存し、これが移送中のポンプ
に詰ったり、脱水機に使用するとき布の目詰りを生じ
たりする。
同巾のゴム等の軟質弾性板aの1対を取付け、該軟質弾
性板a、a間に、多角形その他の該弾性板a、aに接触
してこれに振動を与える該弾性板aと同巾の回転子bを
設けて、該弾性板aと回転子bとで該放出口を塞ぐよう
にしたものを提案した。(実願昭59-82469号) (考案が解決しようとする課題) しかしこのものは、該弾性板aの回転子bより下方の両
外側をピンcに当接させて該弾性板aを回転子bに当接
させているため、該回転子bより下方に弾性板aが長く
伸びる部分dが生じ、この部分に吸湿して凝集した該凝
集剤が附着し、該凝集剤の出口を塞いで凝集剤が出難く
なったりこれが時々剥れて槽内に落込むと該槽内で溶け
ず、「まゝこ」の状態で残存し、これが移送中のポンプ
に詰ったり、脱水機に使用するとき布の目詰りを生じ
たりする。
本考案はかゝる不具合のない装置を得ることをその目的
とする。
とする。
(課題を解決するための手段) 本考案はかゝる目的を達成するため、ホッパー2内に、
ホッパー2とほゞ同巾のシール板1の1対を取付け、シ
ール板1、1間に多角形その他の該シール板1、1に接
触してこれに振動を与える該シール板1と同巾の回転子
3を設けたものに於いて、該シール板1、1の外側に該
シール板1、1を該回転子3に圧接させる板ばね4、4
を設けて成る。
ホッパー2とほゞ同巾のシール板1の1対を取付け、シ
ール板1、1間に多角形その他の該シール板1、1に接
触してこれに振動を与える該シール板1と同巾の回転子
3を設けたものに於いて、該シール板1、1の外側に該
シール板1、1を該回転子3に圧接させる板ばね4、4
を設けて成る。
(実施例) 図示するものは、ホッパー2内に上端をホッパー内壁面
に支持させてゴム板からなるシール板1、1の1対を相
対向するごとく設け、且つ該シール板1、1の外側に沿
わせた板ばね4、4で下方が狭まる粉粒体の通路を形成
すると共に、これらの間に断面3角形の回転子3をシー
ル板1、1に接触するように設けた。
に支持させてゴム板からなるシール板1、1の1対を相
対向するごとく設け、且つ該シール板1、1の外側に沿
わせた板ばね4、4で下方が狭まる粉粒体の通路を形成
すると共に、これらの間に断面3角形の回転子3をシー
ル板1、1に接触するように設けた。
しかし、該ばね板4、4は該シール板1、1に接着する
等して一体に設けても良い。
等して一体に設けても良い。
尚、図示するものでは、該シール板1、1の先端を稍々
長めとして該回転子3の回転によって該シール板1、1
の先端が巻込まれるのを防ぐようにした。
長めとして該回転子3の回転によって該シール板1、1
の先端が巻込まれるのを防ぐようにした。
尚、図面で5はホッパー2の下端に接続した粉粒体の分
散器、6はこれに接続した水管を示す。分散器5でホッ
パー2から供給される粉粒体を分散させてその下方の槽
Aに粉粒体を供給する。かくするときは、回転子3の回
転によって軟質弾性板1、1は振動を生じ、これによれ
ば、水分により塊まり、ホッパー内壁面に付着しようと
する粉粒体を、この振動により振落すことが出来る。
散器、6はこれに接続した水管を示す。分散器5でホッ
パー2から供給される粉粒体を分散させてその下方の槽
Aに粉粒体を供給する。かくするときは、回転子3の回
転によって軟質弾性板1、1は振動を生じ、これによれ
ば、水分により塊まり、ホッパー内壁面に付着しようと
する粉粒体を、この振動により振落すことが出来る。
このため、粉粒体の塊まりの発生を可及的に押え得られ
る。
る。
尚、図面で7はホッパー2内の前記回転子3の上方に設
けた計量送り出器を示し、該計量送り出器7は軸方向の
複数の凹溝8aを等間隔に穿設した円胴8と該円胴8の上
面に臨む誘導板9、9とからなり、円胴8の回転方向前
面にある誘導板9を該円胴8の周面に密接させて周面に
付着して送り出される粉粒体をすりきるようにした。
けた計量送り出器を示し、該計量送り出器7は軸方向の
複数の凹溝8aを等間隔に穿設した円胴8と該円胴8の上
面に臨む誘導板9、9とからなり、円胴8の回転方向前
面にある誘導板9を該円胴8の周面に密接させて周面に
付着して送り出される粉粒体をすりきるようにした。
尚、この場合該円胴8の回転方向に対応する誘導板9の
先端を該円胴8の中心より稍々前方にまで突出させて、
該円胴8に対し良好なすりきりを行い得るようにした。
先端を該円胴8の中心より稍々前方にまで突出させて、
該円胴8に対し良好なすりきりを行い得るようにした。
(考案の効果) このように本考案によるときは、シール板1、1の外側
に該シール板1、1を該回転子3に圧接させる板ばね
4、4を設けたので、該シール板1、1が該回転子3よ
り下方即ちホッパー2の出口側に大きく突出することが
なく、これによって該ホッパー2から供給される粉粒体
が塊りとなり、又はホッパー2を出た後粉粒体が塊りと
なるのを可及的に防げ、これによって塊りの状態で凝集
剤が槽に供給されることによる不具合が可及的に防げ、
しかも該シール板1、1に板ばね4、4を沿わせるだけ
で足りて構造も簡単となる効果がある。
に該シール板1、1を該回転子3に圧接させる板ばね
4、4を設けたので、該シール板1、1が該回転子3よ
り下方即ちホッパー2の出口側に大きく突出することが
なく、これによって該ホッパー2から供給される粉粒体
が塊りとなり、又はホッパー2を出た後粉粒体が塊りと
なるのを可及的に防げ、これによって塊りの状態で凝集
剤が槽に供給されることによる不具合が可及的に防げ、
しかも該シール板1、1に板ばね4、4を沿わせるだけ
で足りて構造も簡単となる効果がある。
図面は本考案実施の1例を示すもので、第1図は截断側
面図、第2図はその要部の拡大截断側面図、第3図は従
来例の要部の拡大截断側面図である。 1……シール板、2……ホッパー 3……回転子、4……板ばね
面図、第2図はその要部の拡大截断側面図、第3図は従
来例の要部の拡大截断側面図である。 1……シール板、2……ホッパー 3……回転子、4……板ばね
Claims (1)
- 【請求項1】ホッパー2内に、ホッパー2とほゞ同巾の
シール板1の一対を取付け、シール板1、1間に多角形
その他の該シール板1、1に接触してこれに振動を与え
る該シール板1と同巾の回転子3を設けたものにおい
て、該シール板1、1の外側に該シール板1、1を該回
転子3に圧接させる板ばね4、4を設けて成る粉粒状高
分子凝集剤の供給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14032089U JPH0751121Y2 (ja) | 1989-12-05 | 1989-12-05 | 粉粒状高分子凝集剤の供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14032089U JPH0751121Y2 (ja) | 1989-12-05 | 1989-12-05 | 粉粒状高分子凝集剤の供給装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0379802U JPH0379802U (ja) | 1991-08-15 |
JPH0751121Y2 true JPH0751121Y2 (ja) | 1995-11-22 |
Family
ID=31687304
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14032089U Expired - Lifetime JPH0751121Y2 (ja) | 1989-12-05 | 1989-12-05 | 粉粒状高分子凝集剤の供給装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0751121Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005269973A (ja) * | 2004-03-24 | 2005-10-06 | Atex Co Ltd | 肥料散布機 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3859074B2 (ja) * | 2002-07-18 | 2006-12-20 | 株式会社真和溶接 | 浄化装置 |
KR102032272B1 (ko) * | 2018-03-30 | 2019-10-15 | 린나이코리아 주식회사 | 취반기용 점화장치 |
-
1989
- 1989-12-05 JP JP14032089U patent/JPH0751121Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005269973A (ja) * | 2004-03-24 | 2005-10-06 | Atex Co Ltd | 肥料散布機 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0379802U (ja) | 1991-08-15 |
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