JP2001327977A - 液体浄化装置 - Google Patents

液体浄化装置

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JP2001327977A
JP2001327977A JP2000193566A JP2000193566A JP2001327977A JP 2001327977 A JP2001327977 A JP 2001327977A JP 2000193566 A JP2000193566 A JP 2000193566A JP 2000193566 A JP2000193566 A JP 2000193566A JP 2001327977 A JP2001327977 A JP 2001327977A
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liquid
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iron ion
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Kimihiko Okanoe
公彦 岡上
Hironori Muraki
弘則 村木
Hiroyuki Aida
寛幸 会田
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】廃液中に溶解している金属イオンを除去する装
置を提供する。 【解決手段】 廃液を送り込み、廃液中に溶解している
金属イオンのキレート結合を切る鉄イオン供給装置10
と、塩基性硫酸マグネシウムと水酸化マグネシウムとの
結晶状繊維を集合して構成された吸着剤の相互間隙に、
鉄イオン供給装置10によりキレート結合が切られた金
属イオンを含む廃液を通過させ、この廃液中に混入して
いる微粒子を凝集させて大きな塊にする凝集濾過装置1
4と、この凝集濾過装置14で凝集され大きな塊となっ
た微粒子を絡め取る後段濾過装置16とで構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば、伸線廃液
等、金属イオンを含有する廃液を浄化する液体浄化装置
に関するものである。
【0002】従来、伸線廃液の浄化は、伸線液がソリュ
ーションの場合、廃液に多量の銅イオンが含有され、か
つ、伸線液がエマルジョンの場合、銅イオンとともに、
多量の非イオン界面活性剤、並びに、多量の脂肪酸が含
まれているため、その浄化は、凝集沈殿槽において、廃
液に高分子凝集剤を添加して、非イオン界面活性剤、脂
肪酸、並びに、スラッジを凝集沈殿させ、沈殿物をプレ
ス濾過して除去し、さらに、上澄み液を精密濾過して
後、下水に排水していた。
【0003】
【発明が解決しょうとする課題】従来の装置は上記の如
く構成され、高分子凝集剤を使用しているため、凝集沈
殿させるための時間、即ち、凝集沈殿槽として大容量の
設置面積を要し、かつ、高分子凝集剤の注入量の10倍
から20倍の凝集沈殿物が発生し、その処理をするプレ
ス濾過装置での作業が膨大となると共に、その廃棄物処
理費、並びに、高分子凝集剤の購入費が膨大となり、さ
らに、凝集沈殿槽の上澄み液を精密濾過する濾過装置を
必要とする課題が有った。
【0004】この発明は上記の如き従来の課題を解消す
るためになされたもので、
【請求項1】の発明は、廃液を鉄イオン供給装置内に送
り込み、廃液中に溶解している金属イオンのキレート結
合を切った後、凝集濾過装置の、塩基性硫酸マグネシュ
ウムと水酸化マグネシュウムとの結晶状繊維を、集合し
て構成された吸着剤の相互間隙に通過させ、この廃液中
に混入している微粒子を凝集させて大きな塊にし、この
大きな塊となった微粒子を後段濾過装置で絡め取るよう
にした液体浄化装置を提供することを目的とする。
【請求項2】の発明は、ペーパーフイルタを間欠的に、
または、連続的に供給しながら、そのフイルタで液体を
浄化する重力型濾過装置である前段濾過装置を、凝集濾
過装置の前段に設けた請求項1の液体浄化装置を提供す
ることを目的とする。
【請求項3】の発明は、前段濾過装置と後段濾過装置と
を、同一の重力型濾過装置で構成し、その下部タンク内
の廃液を凝集濾過装置で循環濾過するようにした請求項
2の液体浄化装置。
【請求項4】の発明は、逆浸透膜により後段濾過装置を
通過した濾過液を精密濾過すると共に、逆浸透膜からの
濃縮廃液を鉄イオン供給装置、あるいは、前段濾過装
置、もしくは、凝集濾過装置に戻すようにした請求項1
ないし請求項3の何れか一に記載の液体浄化装置を提供
することを目的とする。
【請求項5】の発明は、酸化装置により廃液のPH値を
酸性して後、鉄イオン供給装置に送り込み、鉄イオン供
給装置によってキレート結合が切られた金属イオンを含
む廃液のPH値を、還元装置によって少なくとも中性、
もしくはアルカリ性にして凝集濾過装置に送り込むよう
にした請求項1ないし請求項4の何れか一に記載の液体
浄化装置を提供することを目的とする。
【請求項6】の発明は、塩析装置によって廃液に塩を加
え、かつ、廃液中の界面活性剤の鈍点以上に加温して、
廃液中の界面活性剤を除去し、塩析装置で界面活性剤が
除去された廃液を、鉄イオン供給装置に送り込むように
した請求項1ないし請求項5の何れか一に記載の液体浄
化装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
【請求項1】の発明は、廃液を鉄イオン供給容器内に送
り込み、廃液中に溶解している金属イオンのキレート結
合を切る鉄イオン供給装置と、塩基性硫酸マグネシュウ
ムと水酸化マグネシュウムとの結晶状繊維を、集合して
構成された吸着剤の相互間隙に、鉄イオン供給装置によ
りキレート結合が切られた金属イオンを含む廃液を通過
させ、この廃液中に混入している微粒子を凝集させて大
きな塊にする凝集濾過装置と、凝集濾過装置で凝集され
大きな塊となった微粒子を絡め取る後段濾過装置とで実
現した。
【請求項2】の発明は、請求項1の液体浄化装置におい
て、凝集濾過装置の前段に、ペーパーフイルタを間欠的
に、または、連続的に供給しながら、そのフイルタで液
体を浄化する重力型濾過装置である前段濾過装置を設け
て実現した。
【請求項3】の発明は、請求項2の液体浄化装置におい
て、前段濾過装置と後段濾過装置とを、ペーパーフイル
タを間欠的に、または連続的に供給しながら、そのフイ
ルタで液体を浄化する同一の重力型濾過装置で構成し、
その下部タンク内の廃液を凝集濾過装置で循環濾過する
ようにして実現した。
【請求項4】の発明は、請求項2または請求項3の液体
浄化装置において、逆浸透膜により後段濾過装置を通過
した濾過液を精密濾過すると共に、逆浸透膜からの濃縮
廃液を鉄イオン供給装置、あるいは、前段濾過装置、も
しくは、凝集濾過装置に戻すようにして実現した。
【請求項5】の発明は、請求項1ないし請求項4の何れ
か一の液体浄化装置において、鉄イオン供給容器内に送
り込む廃液のPH値を酸性にする酸化装置と、鉄イオン
供給装置によりキレート結合が切られた金属イオンを含
む廃液のPH値を少なくとも中性、もしくはアルカリ性
に還元する還元装置とを備えて実現した。
【請求項6】の発明は、請求項1ないし請求項5の何れ
か一の液体浄化装置において、廃液に塩を加え、かつ、
廃液中の界面活性剤の鈍点以上に加温して、廃液中の界
面活性剤を除去する塩析装置を設け、塩析装置で界面活
性剤が除去された廃液を鉄イオン供給装置に供給するよ
うにして実現した。
【0006】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1は、この発明の一実施例を示すブロック線図
である。図において、地下タンク1内の伸線廃液等の廃
液は、ポンプ2によって油水分離槽3に汲み上げられ
る。油水分離槽3にはヒーター4が設けられ、油水分離
槽3内の廃液の温度を、例えば、40度〜50度に保つ
ようにされており、混入油は液面に浮上して回収フロー
ト5を介してポンプ6により排水処理用油水分離槽7に
汲み出される。排水処理用油水分離槽7で分離された廃
油は廃油タンク8にオーバーフローで蓄積され、また、
混入油が分離された廃水はオーバーフローにて油水分離
槽3内に戻る。油水分離槽3で混入油が分離された廃水
は、ポンプ9によって鉄イオン供給装置10に送り込ま
れる。鉄イオン供給装置10の廃液は、ポンプ11によ
って鉄粉、鉄材等が詰められた鉄イオン供給容器12内
に循環して送り込まれ、廃液中に溶解している金属イオ
ンのキレート結合が切れる。鉄イオン供給装置10にっ
てキレート結合が切られた金属イオンを含む廃液は、ポ
ンプ13によって一次,二次の凝集濾過装置14,15
に送り込まれ、一次,二次の凝集濾過装置14,15内
に装着されている、塩基性硫酸マグネシュウムと水酸化
マグネシュウムとの結晶状繊維を集合して構成された吸
着剤の相互間隙を通過する。この通過により、シュルツ
・ハーディの法則に従って廃液中に混入している微粒子
は凝集して300倍の大きな塊になる。この大きな塊と
なった微粒子は、例えば10μのカートリッジフイルタ
からなる後段濾過装置16で絡め取られる。微粒子が除
去された濾過液は、さらに逆浸透膜17で精密濾過され
て後、放水槽18送り込まれる。放水槽18内の浄化さ
れた排水は、一次,二次の凝集濾過装置14,15の吸
着剤により、弱アルカリ性となるため、例えば希硫酸の
10%希釈液が入れられた酸液槽19からの酸性液の供
給により、PH値が中性にされて後、下水道等に排水さ
れるか、または、再利用される。また、逆浸透膜17か
らの濃縮廃液は、油水分離槽3、または、鉄イオン供給
装置10に戻され、リサイクル使用される。なお、凝集
作用に貢献している一次,二次の凝集濾過装置14,1
5内の水酸化マグネシュウムは、廃水量1リットル当た
り6.32mg流出するが、逆浸透膜17からの濃縮廃
液を油水分離槽3、または、鉄イオン供給装置10に戻
すことにより、補充することなく半永久的に使用するこ
とが出来る。なおまた、上記実施例では、一次,二次の
凝集濾過装置14,15を二連、縦続接続した場合を示
したが、単独の凝集濾過装置であってもよく、三連以上
の縦続接続であっても良い。
【0007】図2は、この発明の他の実施例を示し、図
において、前段濾過装置20は一次の凝集濾過装置14
の前段に設けられ、例えば10μのペーパーフイルタ2
1を円筒ドラム22の下半分に沿って、間欠的に、また
は、連続的に供給して、円筒ドラム22の内部に溜まっ
た廃水の重量により廃水を浄化する重力型濾過装置で、
ペーパーフイルタ21で濾過された廃水は自然落下によ
り下部タンク23に注ぎ込まれる。ポンプ24は、下部
タンク23内の廃水を一次の凝集濾過装置14に送り込
む。なお、前段濾過装置20として、後段濾過装置16
と同様にカートリッジフイルタを用いてもよく、また、
後段濾過装置16を、前段濾過装置20と同様に重力型
濾過装置としてもよい。なおまた、逆浸透膜17からの
濃縮廃液を、前段濾過装置20に戻すようにしてもよ
い。
【0008】図3は、この発明のさらに他の実施例を示
し、図において、第1,第2の前段濾過装置20a,2
0bは、それぞれ第1,第2のバルブ25a,25bの
交互切り替えにより鉄イオン供給装置10から廃液が供
給される。第1,第2の前段濾過装置20a,20bの
下部タンク23a,23b内の廃液は、それぞれ第1,
第2のポンプ24a,24bによって第1,第2の凝集
濾過装置14a・15a,14b・15bに循環供給さ
れる。集約タンク26には第3,第4のバルブ27a,
27bを介して、浄化された下部タンク23a,23b
内の廃液が交互に流入する。温度検出器28及び比重計
29にはポンプ30によって集約タンク26内の廃液が
流入し、その廃液の温度並びに比重を測定する。集約タ
ンク26内の廃液は、ポンプ31によって逆浸透膜17
に送り込まれる。即ち、図1,図2の実施例は、廃液の
一方向の流れにおいて浄化しているが、図3の実施例で
は、下部タンク23a,23b内の廃液を、それぞれ第
1,第2のポンプ24a,24bによって第1,第2の
凝集濾過装置14a・15a,14b・15bに循環し
て送り込み浄化すると共に、前段濾過装置20と後段濾
過装置16とを、単一の重力型濾過装置で併用したもの
である。
【0009】図4は、この発明のさらに他の実施例を示
し、図において、鉄イオン供給装置10には、酸液槽1
9から希硫酸の10%希釈液等の酸性液が供給され、鉄
イオンの供給を促進する。これに伴い鉄イオン供給装置
10内の廃液は酸性となり、酸性液を第1,第2の凝集
型濾過装置14a・15a,14b・15bに送り込む
と、その吸着剤が溶解する。このため、アルカリ液槽3
2から、例えば苛性ソーダー等のアルカリ液を中和槽3
3に注ぎ込み、ポンプ13によって鉄イオン供給装置1
0から中和槽33内に送り込まれた廃液のPH値を中性
とする。ポンプ34は中和槽33内の廃液を第1,第2
のバルブ25a,25bを介して第1,第2の前段濾過
装置20a,20bに供給する。
【0010】図5は、この発明のさらに他の実施例を示
し、図において、塩析装置35は、例えば硫酸ナトリュ
ウムの10%希釈液等の塩が入れられており、この塩を
ポンプ36によって油水分離槽3に供給して、油水分離
槽3内の廃液に塩を加え、かつ、ヒーター4によって廃
液中の界面活性剤の鈍点以上、例えば、40度〜50度
に加温し、廃液中の界面活性剤を廃液中の混入油分並び
に脂肪酸と共に液面に浮上させ、浮上油と共に回収フロ
ート5を介してポンプ6により排水処理用油水分離槽7
に汲み出す。界面活性剤が非イオン界面活性剤であって
も、同様の方法で分離除去できる。
【0011】なお、第1,第2の凝集型濾過装置14a
・15a,14b・15bの吸着剤は例えば、
【化学式1】 MgSO・5Mg(OH)・3H
O で示される塩基性硫酸マグネシュウムを94%以上と、
【化学式2】 Mg(OH) で示されるの水酸化マグネシュウムを6%以下と、
【化学式3】 MgSO で示される硫酸マグネシュウム0.5%以下とからなっ
ており、その形状は結晶状繊維を集合して構成した粉末
状、または、顆粒状、もしくは、粒状となっている。ま
た、その成分含有比率は、上記実施例のみに限らず
【化学式4】 2%≦MgSO・5Mg(OH)
3HO≦98%
【化学式5】 2%≦Mg(OH)≦98% の範囲であれば良い。即ち、この吸着剤によって、第
1,第2の第1,第2の凝集型濾過装置14a・15
a,14b・15bの装置内は、マグネシュウムイオン
が若干高くなるように構成されており、シュルツ・ハー
ディの法則に従って凝集される機能を有している。
【発明の効果】以上のように、
【請求項1】の発明によれば、廃液を鉄イオン供給装置
の鉄イオン供給容器内に送り込み、廃液中に溶解してい
る金属イオンのキレート結合を切った後、凝集濾過装置
の、塩基性硫酸マグネシュウムと水酸化マグネシュウム
との結晶状繊維を、集合して構成された吸着剤の相互間
隙に通過させ、この廃液中に混入している微粒子を凝集
させて大きな塊にし、この大きな塊となった微粒子を後
段濾過装置で絡め取るようにしているため、廃液中の金
属イオンを効果的に除去することが出来る。
【請求項2】の発明によれば、ペーパーフイルタを間欠
的に、または、連続的に供給しながら、そのフイルタで
液体を浄化する重力型濾過装置である前段濾過装置を凝
集濾過装置の前段に設けているため、凝集濾過装置の目
詰まりが改善できるとともに、メンテナンス性が容易と
なる。
【請求項3】の発明によれば、前段濾過装置と後段濾過
装置とを、同一の重力型濾過装置で構成しているため、
装置が小型化されるとともに、メンテナンス性が容易と
なる。
【請求項4】の発明によれば、逆浸透膜により後段濾過
装置を通過した濾過液を精密濾過すると共に、逆浸透膜
からの濃縮廃液を鉄イオン供給装置、あるいは、前段濾
過装置、もしくは、凝集濾過装置に戻すようにしている
ため、より精密濾過が出来るとともに、排水量をより軽
減でき、さらに、凝集濾過装置の吸着剤のマグネシュウ
ムイオンの消耗を防止することが出来る。
【請求項5】の発明によれば、廃液のPH値を酸化装置
で酸性して後、鉄イオン供給装置に送り込み、鉄イオン
供給装置によってキレート結合が切られた金属イオンを
含む廃液のPH値を、還元装置によって少なくとも中
性、もしくはアルカリ性にして凝集濾過装置に送り込む
ようにしているため、鉄イオンの活性化を高めることが
出来る。
【請求項6】の発明によれば、塩析装置によって廃液に
塩を加え、かつ廃液中の界面活性剤の鈍点以上に加温し
て、廃液中の界面活性剤を除去し、塩析装置で界面活性
剤が除去された廃液を、鉄イオン供給装置に送り込むよ
うにしているため、廃液中に界面活性剤が混入していて
も、問題無く浄化することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る液体浄化装置の一実施例を示す
ブロック線図である。
【図2】この発明に係る液体浄化装置の他の実施例を示
すブロック線図である。
【図3】この発明に係る液体浄化装置の他の実施例を示
すブロック線図である。
【図4】この発明に係る液体浄化装置の他の実施例を示
すブロック線図である。
【図5】この発明に係る液体浄化装置の他の実施例を示
すブロック線図である。
【符号の説明】
3:油水分離槽 10:鉄イオン供給装置 14,15:一次,二次の凝集濾過装置 16:後段濾過装置 17:逆浸透膜 19:酸液槽 20:前段濾過装置 23:下部タンク 26:集約タンク 32:アルカリ液槽 33:中和槽 35:塩析装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B01D 36/02 B01D 36/02 C02F 1/52 C02F 1/52 K 9/00 502 9/00 502A 502D 502E 502P 503 503G 504 504B 504E 504Z (72)発明者 村木 弘則 大阪府大阪市西区阿波座2丁目1番4号 住友電設株式会社内 (72)発明者 会田 寛幸 大阪府大阪市西区阿波座2丁目1番4号 住友電設株式会社内 Fターム(参考) 4D038 AA08 AB02 AB68 AB81 BA04 BB17 BB18 BB20 4D062 BA03 BB05 CA17 DA19 EA14 EA16 EA35 FA14 FA15 FA17 FA28 4D066 AA05 AA06 AB04 AC08 BB02 BB20 BB22

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 廃液を鉄イオン供給容器内に送り込み、
    廃液中に溶解している金属イオンのキレート結合を切る
    鉄イオン供給装置と、 塩基性硫酸マグネシュウムと水酸化マグネシュウムとの
    結晶状繊維を、集合して構成された吸着剤の相互間隙
    に、前記鉄イオン供給装置によりキレート結合が切られ
    た金属イオンを含む廃液を通過させ、この廃液中に混入
    している微粒子を凝集させて大きな塊にする凝集濾過装
    置と、 前記凝集濾過装置で凝集され大きな塊となった微粒子を
    絡め取る後段濾過装置とを備えたことを特徴とする液体
    浄化装置。
  2. 【請求項2】 前記凝集濾過装置の前段に、ペーパーフ
    イルタを間欠的に、または、連続的に供給しながら、そ
    のフイルタで液体を浄化する重力型濾過装置である前段
    濾過装置を設けた請求項1の液体浄化装置。
  3. 【請求項3】 前記前段濾過装置と前記後段濾過装置と
    を、ペーパーフイルタを間欠的に、または、連続的に供
    給しながら、そのフイルタで液体を浄化する同一の重力
    型濾過装置で構成し、その下部タンク内の廃液を前記凝
    集濾過装置で循環濾過するようにした請求項2の液体浄
    化装置。
  4. 【請求項4】 前記後段濾過装置を通過した濾過液を精
    密濾過する逆浸透膜を備え、 前記逆浸透膜からの濃縮廃液を前記鉄イオン供給装置、
    あるいは、前記前段濾過装置、もしくは、前記凝集濾過
    装置に戻すようにしたことを特徴とする請求項1ないし
    請求項3の何れか一に記載の液体浄化装置。
  5. 【請求項5】前記鉄イオン供給容器内に送り込む廃液の
    PH値を酸性にする酸化装置と、前記鉄イオン供給装置
    によりキレート結合が切られた金属イオンを含む廃液の
    PH値を少なくとも中性、もしくはアルカリ性に還元す
    る還元装置とを備えたことを特徴とする請求項1ないし
    請求項4の何れか一に記載の液体浄化装置。
  6. 【請求項6】 廃液に塩を加え、かつ、廃液中の界面活
    性剤の鈍点以上に加温して、廃液中の界面活性剤を除去
    する塩析装置を備え、 前記塩析装置で界面活性剤が除去された廃液を、前記鉄
    イオン供給装置に送り込む請求項1ないし請求項5の何
    れか一に記載の液体浄化装置。
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