JP3858339B2 - セグメント組立装置におけるボルトナット供給装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、セグメント組立装置におけるボルトナット供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
シールド掘進機によって掘削された掘孔の内面には、掘進機内部に設けられたセグメント組立装置によってセグメントが組立てられ、トンネルが構築される。このセグメント組立装置には、セグメント同士をボルトナットで連結するための締結機が設けられており、その締結機にボルトナットを順次供給し、締結することでトンネルを構築している。ここで、上記締結機にボルトナットを供給する技術として図9に示すものが知られている(特開平7-82995 号公報参照)。
【0003】
図示するように、この技術は、セグメントaの締結孔bに予めボルトc,ナットdを仮締めしておき、そのセグメントaをセグメント組立装置(図示せず)が把持した際に、上記ボルトc,ナットdをセグメント組立装置に設けた締結機eの締結アームf,fが取りに行くようにしたものである。各締結アームf,fは、相互に近接離間移動するようになっており、ボルトc,ナットdの頭部をそれぞれ保持するための保持ソケットg,gを有している。保持ソケットg,gは、図示しないモータおよびギヤトレーンによって正逆回転駆動される。
【0004】
保持ソケットg,gへのボルトc,ナットdの供給は次の如きである。まず、セグメント組立装置によってセグメントaを把持し、その組立装置に設けた締結アームf,fとセグメントaとの相対的な座標系を固定する。そして、図9の状態から締結アームf,fを近接させて保持ソケットg,g内にボルトc,ナットdの頭部を収容し、保持ソケットg,gをボルトc,ナットdの緩み方向に回転させる。これにより、ボルトc,ナットdが分離して各保持ソケットg,g内に保持され、保持ソケットg,gへのボルトc,ナットdの供給が達成される。
【0005】
その後、上記セグメントaを既設セグメントに組み付けるには、セグメント組立装置を作動させて把持したセグメントaを締結アームf,fと一体的に移動させて既設セグメントiの隣に位置させ、一方の締結アームfをセグメントaのボルト箱穴hに挿入すると共に、他方の締結アームfを既設セグメントiのボルト箱穴jに挿入する。そして、双方の締結アームf,fを近接させつつ保持ソケットg,gを締付方向に回動させ、セグメントa,iの締結孔b,kに挿通させたボルトcにナットdをネジ込んで行う。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上述の技術では、セグメントaに形成された締結孔bをボルトc,ナットdの仮保持用の孔としても共用しているため、次のような問題が生じる。
【0007】
締結孔bとボルトcの軸部との間には、セグメント組付時における組付セグメントa側のボルトcと既設セグメントi側の締結孔kとの相対位置誤差を見込んで必要なガタA(隙間)が設定されているため、そのガタAの範囲でボルトc,ナットdが振れてしまい、図9の状態から締結アームf,fを近接させてボルトc,ナットdを取りに行くときに保持ソケットg,g内に収容出来ない可能性がある。
【0008】
また、上記ボルトcの軸部は、最終的な組付時にセグメントa,iの2個の締結孔b,kに挿通されるものであるため、上記ガタAも締結孔bの深さBの2倍の深さを前提として設定されている。よって、1個のセグメントaの締結孔bに挿通されたボルトcは、その振れが許容範囲以上に大きくなってボルトc,ナットdの正確な位置決めができず、保持ソケットg,gへの確実な供給を保証できない。
【0009】
以上の事情を考慮して創案された本発明の目的は、締結機にセグメント用のボルトナットを確実に供給できるボルトナット供給装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成すべく本発明は、セグメント組立装置に設けられた締結機にボルトナットを供給するための装置であって、上記ボルトナットを複数仮締めした状態でストックするストックプレートと、該ストックプレートを上記締結機に対してボルトナットの供給位置と退避位置とに移動させるアクチュエータとを備え、上記ストックプレートが、当該プレートを上記供給位置と退避位置とに回動移動させるための回動軸を有すると共に該回動軸から同一半径上に複数のボルトナットの仮締孔を有し、該仮締孔から回動軸までの半径が、回動軸から上記締結機のボルトナット保持部までの距離と等しく設定されたものである。
【0011】
締結機へのボルトナットの供給は、アクチュエータがストックプレートを締結機に対する供給位置に移動させ、そのストックプレートに仮締めされたボルトナットを締結機が取りに行くことで達成される。その後、締結機がセグメント同士を連結する際には、アクチュエータがストックプレートを連結の邪魔にならない退避位置に移動させる。
【0012】
ここで、本発明は、ボルトナットをストック専用のストックプレートに仮締めしたので、従来のようにセグメント組付時におけるガタを設ける必要はなく、ストックプレートとボルトナットとのガタを可及的に小さくできる。よって、ボルトナットを正確に位置決めでき、締結機に確実に供給できる。
【0013】
また、上記ストックプレートが、当該プレートを上記供給位置と退避位置とに回動移動させるための回動軸を有すると共に該回動軸から同一半径上に複数のボルトナットの仮締孔を有し、該仮締孔から回動軸までの半径が、回動軸から上記締結機のボルトナット保持部までの距離と等しく設定されたものであるので、回動移動によってストックプレートの設置スペースを小さくできる。
【0014】
また、上記ストックプレートを上記アクチュエータに着脱自在に取り付けてもよい。こうすれば、ストックプレートに仮締めされたボルトナットが全て供給されてストックプレートにボルトナットが無くなったなら、ストックプレートをアクチュエータから取り外し、広い作業スペースの下でストックプレートにボルトナットを仮締めする作業が行える。また、予めボルトナットを仮締めしておいたストックプレートを複数用意しておき、空のストックプレートと取り替えるようにすれば、さらに作業能率が向上する。
さらに、上記締結機が、隣接するセグメントのフランジ部同士を連結するためのものであり、上記ストックプレートの板厚が、上記フランジ部の板厚の2倍の板厚に設定されてもよい。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を添付図面に基づいて説明する。
【0016】
シールド掘進機の内部には、組み付けるべきセグメントを保持してそれを既設セグメントの隣に移動させるセグメント組立装置が設けられている。そのセグメント組立装置1の本体フレーム2には、図4に示すようなセグメントS1 を把持するため、図6に示すようなセグメント把持装置3が設けられている。
【0017】
把持装置3は、図6に示すようにシリンダ4で昇降される先端テーパ状の位置決めピン5と、シリンダ6で昇降されるブロック7と、ブロック7に回転自在に取り付けられた保持ピン8と、保持ピン8の先端部に設けられたフック9とを有している。上記ブロック7には、フレーム2に設けられたビーム10に挿通するガイドロッド11が取り付けられている。
【0018】
上記保持ピン8には、図示されないラックと噛合するピニオン12が形成されている。保持ピン8の先端部のフック9は、図4に示すセグメントS1 の中央部に形成された係合孔13に挿入され、90度回転することにより係合するようになっている。また、セグメントSには、上記位置決めピン5が挿入されるテーパ状の位置決め穴14が形成されている。かかる把持装置3によって図4に示すセグメントS1 がセグメント組立装置1の本体フレーム2に吊下される。
【0019】
この本体フレーム2には、図2および図3に示すように、把持装置3に把持したセグメントS1 を既設セグメントにボルトナットで連結するための締結機15が設けられている。締結機15は、トンネル軸方向のセグメント同士を連結するリング間締結機15aと、トンネル周方向にセグメント同士を連結するピース間締結機15bとからなる。リング間締結機15aは把持したセグメントS1 の周方向に所定間隔を隔てて配置され、ピース間締結機15bはセグメントS1 の左右端部に配置されている。
【0020】
リング間締結機15aは、図1(a),(b) に示すように、一対の締結アーム16を有している。各締結アーム16には、ボルトB,ナットNの頭部を保持するための保持ソケット17が対向させて設けられている。保持ソケット17は、モータ18およびアーム16内に収容されたギヤトレーン(図示せず)によって正逆回転駆動される。
【0021】
締結アーム16の根元部には、トンネル軸方向に移動する軸方向移動台19が設けられている。軸方向移動台19には、軸方向基台20に取り付けられた係合レール21に落下することなく係合する係合部材22が、設けられている。軸方向移動台19と軸方向基台20との間には、接続部材23を介して軸方向シリンダ24が設けられている。
【0022】
軸方向基台20には、トンネル径方向に移動する径方向移動台25が設けられている。径方向移動台25には、径方向基台26に取り付けられた係合レール27に落下することなく係合する係合部材28が、設けられている。径方向移動台25と径方向基台26との間には、接続部材29を介して径方向シリンダ30が設けられている。径方向基台26はその一端部がセグメント組立装置1の本体フレーム2に取り付けられている。
【0023】
この構成によれば、上記軸方向シリンダ24と径方向シリンダ30とを適宜伸縮させることによって、各締結アーム16,16を本体フレーム2に対してトンネル軸方向と径方向とに自在に移動させることができる。
【0024】
径方向基台26,26の間には、セグメント締結用のボルトB,ナットNを複数仮締めした状態でストックするストックプレート31が配置されている。ストックプレート31は、扇状に形成された板体からなり、その中心部に設けられた回動軸33から同一半径上に周方向に所定間隔を隔てて穿たれた複数のボルトナット用の仮締孔32を有している。仮締孔32の数は、1リング分のセグメントSを組み付ける際に必要なボルトB,ナットNの数(10個程度)とすることが好ましい。また、これら仮締孔32から回動軸33までの半径Rは、回動軸33から上記締結アーム16の保持ソケット17までの距離Lと等しく設定されている。
【0025】
ストックプレート31の中心部に設けられた回動軸33は、セグメント組立装置1の本体フレーム2に取り付けられた支持フレーム34の支持穴35に挿通され、支持フレーム34に設けられたモータ36によって駆動されるようになっている。モータ36には、回動軸33の回動角度を正確に位置決めできるステッピングモータやサーボモータなどが用いられる。
【0026】
この構成によれば、モータ36を所定角度回動させることによりストックプレート31が回動し、当該プレート31が上記締結アーム16の保持ソケット17に対してボルトB,ナットNの供給位置と退避位置とに移動することになる。なお、ストックプレート31の支持フレーム34の長さは、図2および図3に示すようにセグメントS1 を組立装置1の本体フレーム2に把持させたときに、そのセグメントS1 と支持フレーム34の先端とが干渉しない長さに設定されている。
【0027】
かかる締結機15aによって連結されるセグメントSには、図4に示すように、軸方向前後端部に位置させて、リング間締結機15aの締結アーム16が挿入されるボルト箱穴37が周方向に所定間隔を形成されており、径方向両端部に位置させて、ピース間締結機15bの締結アーム16が挿入されるボルト箱穴38が形成されている。
【0028】
各ボルト箱穴37、38のフランジ部39、40には、図5に示すように連結用のボルトBを挿通させるための締結孔41、42が形成されている。締結孔41、42の内径は、そこにボルトBの軸部が挿入されたとき、所定のガタが生じるように設定されている。何故なら、図5(b) に示すように組み付けるべきセグメントS1 を組立装置1で把持して既設セグメントS2 の隣に移動させたときに、トンネルを固定系とする既設セグメントS2 と組立装置1を固定系とする締結アーム16との間にはある程度の位置誤差が避けられないため、その位置誤差を上記ガタによって許容する必要があるからである。
【0029】
また、上記ストックプレート31の板厚Tは、ボルト箱穴37のフランジ部39の板厚の2倍の板厚に設定されている。
【0030】
以上の構成からなる本実施形態の作用を述べる。
【0031】
図2および図3に示すように、セグメント組立装置1の本体フレーム2に組み付けるべきセグメントS1 を把持装置3(図6参照)で吊下したならば、締結アーム16の保持ソケット17へボルトB,ナットNを供給する必要があるが、かかるボルトB,ナットNの供給は次のようにして行う。
【0032】
まず、図1に示すモータ36によってストックプレート31を退避位置から供給位置に回動させ、ストックプレート31に仮締めされたボルトB,ナットNの軸線を締結アーム16の保持ソケット17の中心線上に一致させる。なお、これに先立って、図5(a) に示すように双方の締結アーム16,16を離間させておき、締結アーム16,16がストックプレート31と干渉しないようにしておくことは勿論である。
【0033】
次に、双方の締結アーム16,16を近接させてボルトB,ナットNの頭部をその内部に収容し、それぞれの保持ソケット17,17をボルトナットの緩み方向に回転させる。なお、一方の保持ソケット17を回転させて他方の保持ソケット17を止めておいてもよい。これにより、ボルトB,ナットNがネジ送りされて分離し、仮締孔35から抜き取られて各保持ソケット17,17内に保持され、締結機15aへのボルトB,ナットNの供給が達成される。
【0034】
ここで、本実施形態は、ボルトB,ナットNをストック専用のストックプレート31に仮締めしたので、図9に示す従来のようにセグメント組付時におけるガタAを設ける必要はなく、ストックプレート31の仮締孔32とボルトBの軸部とのガタを可及的に小さくできる。すなわち、仮締孔32とボルトBの軸部とのガタは、仮締孔32に挿入されたボルトBを上述のネジ送りさせる際に、スムーズに移動できる程度のガタでよい。これに加えて、図5に示すようにストックプレート31の板厚Tがボルト箱穴37のフランジ部39の板厚の2倍の板厚に設定されているので、仮締孔32に挿通されたボルトB,ナットNは殆ど振れることはない。よって、ボルトB,ナットNを正確に位置決めでき、締結アーム16の保持ソケット17に確実に供給できる。
【0035】
また、ストックプレート31の板厚Tがボルト箱穴37のフランジ部39の板厚の2倍の板厚に設定されているので、図5(a) に示すようにストックプレート31の仮締孔32に仮締めされたボルトB,ナットNの締結アーム16,16に対する位置が、図5(b) に示すように実際にセグメントS1 ,S2 同士を連結するときの位置と等しくなる。よって、双方の締結アーム16、16が近接して仮締孔35のボルトB,ナットNを取りに行くときには、双方の締結アーム16,16をセグメントS1 ,S2 同士を連結するときの位置に移動させればよく、制御が容易となる。
【0036】
その後、組立装置1に把持したセグメントS1 を既設セグメントS2 に組み付けるには、ストックプレート31をモータ36によって組み付けの邪魔にならない退避位置(図2および図3に示す位置)に移動させる。そして、セグメント組立装置1の本体フレーム2を移動させて把持したセグメントS1 を締結アーム16、16と一体的に既設セグメントS2 の隣に移動させ、図5(b) に示すように一方の締結アーム16を既設セグメントS2 のボルト箱穴37に挿入すると共に、他方の締結アーム16を組み付けるべきセグメントS1 のボルト箱穴37に挿入する。
【0037】
そして、双方の締結アーム16、16を近接させつつ各保持ソケット17、17を締付方向に回転させ、ボルトBを双方のセグメントS1 ,S2 の締結孔41、41に挿通させると共に、そのボルトBにナットNをネジ込む。これにより、セグメントS1 ,S2 同士がボルトB,ナットNによって連結される。
【0038】
また、上述した締結アーム16、16へのボルトB,ナットNの供給はストックプレート31の供給位置で行われ、セグメントS1 ,S2 の連結はストックプレート31の退避位置で行われるが、この移動を扇状に形成したストックプレート31の回動によって行っているので、ストックプレート31の設置スペースを小さくできる。
【0039】
また、図7に示すように、一端が上記モータ36に接続された回動軸33の他端に、上記ストックプレート31をキー50またはスプライン等によって着脱自在に取り付けてもよい。詳しくは、回動軸33の他端には縮径部33aが形成されており、縮径部33aにはキー50の取付溝33bが凹設されており、その取付溝33bに上記キー50が係合保持されている。
【0040】
他方、上記ストックプレート31には、縮径部33aが挿入される穴31aが形成されており、その穴31aには、上記キー50が係合するキー溝31bが形成されている。そして、キー溝31bにキー50が係合されて穴31aに挿入された縮径部33bには、エンドプレート51を介して取付ボルト52が取り付けられている。
【0041】
こうすれば、ストックプレート31に仮締めされたボルトB,ナットNが全て供給されてプレート31にボルトB,ナットNが無くなったなら、取付ボルト52を緩めてエンドプレート51を取り外してストックプレート31を回動軸33から引き抜くことにより、広い作業スペースの下でストックプレート31にボルトB,ナットNを仮締めする作業が安全に行える。その後、そのストックプレート31を回動軸33に取り付けるときには、上述と逆の作業を行えばよい。
【0042】
また、予めボルトB,ナットNを仮締めしておいたストックプレート31を複数用意しておき、ストックプレート31のボルトB,ナットNが空になったなら、その空のストックプレート31を上述のようにして取り外し、ストック作業を済ましてあるストックプレート31に付け替えるようにすれば、さらに作業能率が向上する。
【0043】
なお、本発明の実施形態ではないが、上記ストックプレート31を図8に示す参考形態のように細長い長板31aとしてその長手方向に所定間隔を隔ててボルトB,ナットNを仮締めし、それを長板31aにボルト61で取り付けたラック60とモータ36の回転軸33に取り付けたピニオン61とによって直動させることにより、供給位置と退避位置とのスライド移動を行ってもよい。上記ラック60は、図1に示す支持フレーム34にスライド自在に保持されている。この場合も、ボルト61を緩めて長板31aをラック60から取り外せば、広い作業スペースの下で長板31aにボルトB,ナットNを仮締めできる。また、予めボルトB,ナットNを仮締めしておいた別の長板31aに交換できる。
【0044】
また、これまでリング間締結機15aに本発明を適用した例を説明してきたが、ピース間締結機15bに本発明を適用してもよいことは勿論である。
【0045】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、セグメント組立装置に設けた締結機にセグメント用のボルトナットを確実に供給することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態を示すボルトナット供給装置の説明図であり、(a) は正面図、(b) は側面図である。
【図2】 ボルトナット供給装置とセグメントとの関係を示す正面図である。
【図3】 図3の III-III線矢示図である。
【図4】 セグメントの斜視図である。
【図5】 上記ボルトナット供給装置の作動の様子を示す側断面図である。
【図6】 把持装置の説明図である。
【図7】 ストックプレートと回動軸との詳細を示す側断面図である。
【図8】 ストックプレートの参考形態を示す図である。
【図9】 従来例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 セグメント組立装置
15 締結機
17 ボルトナット保持部
31 ストックプレート
32 仮締孔
33 回動軸
36 アクチュエータ
B ボルト
N ナット
R 半径
L 距離
Claims (3)
- セグメント組立装置に設けられた締結機にボルトナットを供給するための装置であって、上記ボルトナットを複数仮締めした状態でストックするストックプレートと、該ストックプレートを上記締結機に対してボルトナットの供給位置と退避位置とに移動させるアクチュエータとを備え、上記ストックプレートが、当該プレートを上記供給位置と退避位置とに回動移動させるための回動軸を有すると共に該回動軸から同一半径上に複数のボルトナットの仮締孔を有し、該仮締孔から回動軸までの半径が、回動軸から上記締結機のボルトナット保持部までの距離と等しく設定されたことを特徴とするセグメント組立装置におけるボルトナット供給装置。
- 上記ストックプレートを上記アクチュエータに着脱自在に取り付けた請求項1記載のセグメント組立装置におけるボルトナット供給装置。
- 上記締結機が、隣接するセグメントのフランジ部同士を連結するためのものであり、上記ストックプレートの板厚が、上記フランジ部の板厚の2倍の板厚に設定される請求項1又は2記載のセグメント組立装置におけるボルトナット供給装置。
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