JP3856123B2 - マスク及びその製造方法、エレクトロルミネッセンス装置及びその製造方法並びに電子機器 - Google Patents

マスク及びその製造方法、エレクトロルミネッセンス装置及びその製造方法並びに電子機器 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、マスク及びその製造方法、エレクトロルミネッセンス装置及びその製造方法並びに電子機器に関する。
【0002】
【背景技術】
高精細なマスクが要求されている。例えば、カラーの有機エレクトロルミネッセンス(以下、「EL」という)装置の製造プロセスで、各色の有機材料を、マスクを使用して蒸着することが知られている。マスクには、貫通穴のパターンが形成されている。貫通穴の内壁面にテーパを付けて、開口の大きい側から小さい側の方向に蒸着を行えば、貫通穴への蒸着粒子の入射量を増やすことができ、小さい開口に対応して微細パターンの蒸着が可能である。このようなテーパが付けられた貫通穴を有するマスクの製造方法として、基板を、結晶の面方位依存性を利用してエッチングする方法が知られている。このエッチング方法では、開口の小さい側からエッチングを進めると、結晶の面方位依存性のためにエッチングが途中でストップしてしまうので、大きい開口からエッチングを進めていた。そのため、大きい開口を形成する面に耐エッチング膜を形成していた。
【0003】
しかし、大きい開口を形成する面に耐エッチング膜を形成し難い場合には、この方法は実際には適用できない。また、大きい開口からエッチングが進むので、小さい開口を、その位置や形状が正確になるように形成することが難しかった。さらに、大きい開口を形成する面に耐エッチング膜を形成するので、隣同士の開口の間隔が大きくなり、マスクの高精細化が難しかった。
【0004】
本発明は、従来の問題点を解決するもので、その目的の1つは、高精細なマスクを製造することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
(1)本発明に係るマスクの製造方法は、複数の貫通穴であってそれぞれが第1の開口と前記第1の開口よりも大きい第2の開口が連通してなる複数の貫通穴を基板に形成することを含むマスクの製造方法であって、前記方法は、
(a)前記基板の第1の面に前記第1の開口に対応するように耐エッチング膜を形成し、前記基板の前記第1の面とは反対側の第2の面では、2つ以上の前記第2の開口を形成する領域が連続的に露出するように、前記複数の貫通穴の形成領域を露出させ、
(b)それぞれの前記貫通穴の形成領域に、それぞれの前記貫通穴よりも小さい貫通孔を形成し、
(c)前記基板の前記第1及び第2の面の両方から、結晶の面方位依存性があるエッチングを進めることを含む。
【0006】
本発明によれば、基板の第2の面で貫通穴の形成領域を露出させるので、第2の面への耐エッチング膜の形成の困難性に関わらずマスクを製造することができる。また、基板の第1の面に第1の開口に対応するように耐エッチング膜を形成するので、第1の開口(第2の開口よりも小さい開口)を、その位置や形状が正確になるように形成することができる。さらに、第2の開口(第1の開口よりも大きい開口)を形成する第2の面で、2つ以上の第2の開口を形成する領域を連続的に露出させるので、隣同士の第2の開口の間隔を小さくすることができ、マスクの高精細化が可能である。
【0007】
(2)このマスクの製造方法において、
前記貫通穴よりも小さい前記貫通孔を、レーザ加工、マイクロブラスト加工、タイムモジュレーションプラズマエッチング又は機械加工のいずれかを適用して形成してもよい。
【0008】
(3)このマスクの製造方法において、
前記結晶の面方位依存性があるエッチングを、テトラミチル水酸化アンモニウムが10重量%以上30重量%以下の割合で溶けている溶液を使用して行ってもよい。
【0009】
(4)このマスクの製造方法において、
前記(a)工程で、前記耐エッチング膜を、前記第2の面にも、前記複数の貫通穴の形成領域を避けて形成してもよい。
【0010】
これによれば、耐エッチング膜に覆われた部分はエッチングされず、基板には厚い部分が残るので、強度の高いマスクを製造することができる。
【0011】
(5)このマスクの製造方法において、
前記(b)工程を行った後に前記(c)工程を行い、前記(c)工程で、結晶の面方位依存性がある前記エッチングによって、前記貫通穴よりも小さい貫通孔を拡大してもよい。
【0012】
(6)このマスクの製造方法において、
前記(c)工程を、前記(b)工程の前と後に行い、
前記(b)工程前に、前記基板の前記第1及び第2の面の両方から、結晶の面方位依存性がある前記エッチングを、少なくとも前記第1の面の側でエッチングが止まるまで行い、
前記(b)工程後に、結晶の面方位依存性がある前記エッチングによって、前記貫通穴よりも小さい前記貫通孔を拡大してもよい。
【0013】
これによれば、貫通穴よりも小さい貫通孔を形成する前に、貫通穴の形成領域をエッチングして基板を薄くすることができる。したがって、貫通穴よりも小さい貫通孔を形成しやすくなる。
【0014】
(7)このマスクの製造方法において、
前記基板は、単結晶シリコン基板であり、
前記基板の前記第1及び第2の面は、ミラー指数の{100}面であり、
それぞれの前記貫通穴の内壁面は、{111}面であり、
前記エッチングの前記結晶の面方位依存性は、{111}面に対するエッチング速度が、それ以外のミラー指数で表される面に対するエッチング速度よりも遅いという性質であってもよい。
【0015】
(8)このマスクの製造方法において、
前記(c)工程の前記エッチングを、前記基板の耐エッチング膜からの全ての露出面が前記{111}面になった後に終了してもよい。
【0016】
(9)本発明に係るマスクは、上記方法によって製造されてなる。
【0017】
(10)本発明に係るマスクは、複数の貫通穴が形成された基板を有し、
それぞれの前記貫通穴は、傾斜した内壁面によって形成され、第1の開口と前記第1の開口よりも大きい第2の開口が連通してなり、
前記第2の開口が形成された側において、それぞれの前記貫通穴は、前記内壁面のみによって、隣の少なくとも1つの前記貫通穴と区画されてなる。
【0018】
本発明によれば、隣同士の第2の開口の間隔が小さくなっており、マスクのパターンが高精細化されている。
【0019】
(11)このマスクにおいて、
前記基板は、単結晶シリコン基板であり、
それぞれの前記貫通穴の内壁面は、ミラー指数の{111}面であってもよい。
【0020】
(12)本発明に係るエレクトロルミネッセンス装置の製造方法は、上記マスクを使用して、発光材料を成膜することを含む。
【0021】
(13)本発明に係るエレクトロルミネッセンス装置は、上記方法により製造されてなる。
【0022】
(14)本発明に係る電子機器は、上記エレクトロルミネッセンス装置を有する。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0024】
(第1の実施の形態)
図1(A)〜図1(B)は、本発明の第1の実施の形態に係るマスクを示す平面図である。図1(B)は、図1(A)に示すIB−IB線断面図である。図2は、図1(A)の一部拡大図である。マスク1は、基板(例えば単結晶基板)10を有する(あるいは基板(例えば単結晶基板)10のみからなる)。基板10は、例えば単結晶シリコン基板であり、シリコンウエハであってもよい。基板10の両面(第1及び第2の面12,14)は、ミラー指数の{100}面であってもよい。なお、{100}面は、(100)面と等価な複数の面を含む。立方格子においては、{100}面に垂直な方向が<100>方位である。
【0025】
基板10には、少なくとも1つ(例えば複数)の薄肉部16が形成されている。複数の薄肉部16は、マトリクス状に配列してもよい。基板10は、薄肉部16以外に厚肉部18を有する。厚肉部18によって基板10の強度が保たれている。薄肉部16は、基板10の端部を避けて形成されている。基板10の端部が、厚肉部18であってもよい。厚肉部18によって薄肉部16が囲まれているので、薄肉部16が変形しにくくなっている。
【0026】
薄肉部16は、基板10の厚み方向において、第1の面(一方の面)12に偏った位置にある。すなわち、薄肉部16は、基板10の第2の面(第1の面12とは反対側の面)14に形成された凹部の底部である。基板10において、薄肉部16とそれ以外の部分(厚肉部18)とは、凹部が形成された面(第2の面14)とは反対側の面(第1の面12)において面一である。
【0027】
基板10には、複数の貫通穴20が形成されている。貫通穴20が形成された領域が薄肉部16になっている。1グループの貫通穴20が、1つの薄肉部16に形成されている。それぞれの貫通穴20は、第1及び第2の開口22,24が連通してなる。第1の開口22は第1の面12に形成され、第2の開口24は第2の面14に形成されている。第2の開口24は、第1の開口22よりも大きい。第1及び第2の開口22,24の形状は、矩形正方形又は長方形)等の多角形、円形、楕円形のいずれであってもよい。第1及び第2の開口22,24の形状は、相似形であってもよいし、異なる形状であってもよい。
【0028】
貫通穴20の内壁面26は、基板10の第1及び第2の面12,14の少なくとも一方に対して、直角ではなく傾斜している。内壁面26は、平坦面であってもよい。本実施の形態では、内壁面26は、{111}面である。基板10が単結晶シリコン基板であり、第1の面12が{100}面である場合、内壁面26と第1の面12とのなす角度は、54.7度である。第2の面14の側において、貫通穴20は、内壁面26のみによって、隣の少なくとも1つの貫通穴20と区画されている。すなわち、第2の面14の側で、隣同士の貫通穴20の間には、それぞれの内壁面26によって形成された角部のみが存在する。これによれば、隣同士の第2の開口24の間隔が小さくなっており、マスク1のパターンが高精細化される。
【0029】
図3(A)〜図3(E)は、本発明の実施の形態に係るマスクの製造方法を説明する図である。本実施の形態では、基板10を、上述した貫通穴20等が形成される前の状態で用意する。基板10は、例えば単結晶シリコン基板であり、シリコンウエハであってもよい。基板10は、ミラー指数の{100}で表される表面を有する。例えば、基板10の表裏面(第1及び第2の面12,14)が{100}面である。基板10の第1及び第2の面12,14の少なくとも一方(例えば両方)は、鏡面研磨しておいてもよい。
【0030】
図3(A)に示すように、基板10に耐エッチング膜30(例えば1μm程度の厚み)を形成する。耐エッチング膜30は、基板10の少なくとも第1の面12に形成し、第2の面14にも設けてよい。耐エッチング膜30は、基板10の全面(第1及び第2の面12,14の端部にある側面を含む。)を連続的に覆うように設けてもよい。耐エッチング膜30を、熱酸化処理(例えば湿式熱酸化法)による酸化シリコンや、窒化シリコン又は炭化シリコンによって形成してもよい。耐エッチング膜30は、CVDによって形成した窒化シリコン膜や、スパッタリングによって形成した金又はクロムの膜であってもよい。
【0031】
耐エッチング膜30は、基板10の第1の面12上で、貫通穴20の第1の開口22に対応するように形成する。例えば、図3(B)に示すように、第1の面12上で耐エッチング膜30に複数の第1のエッチング口32を形成する。各第1のエッチング口32は、第1の開口22の形状に対応しており、両者が同じ形状であってもよい。それぞれの第1のエッチング口32内で、第1の面12の一部が露出する。第1の面12の側では、隣同士の貫通穴20の形成領域が連続的には露出しない。
【0032】
基板10の第2の面14では、2つ以上の第2の開口24を形成する領域が連続的に露出するように、複数の貫通穴20の形成領域を露出させる。第2の面12に耐エッチング膜30を形成する場合、これに1つ又はそれ以上の第2のエッチング口34を形成する。各第2のエッチング口34は、図1(A)に示す薄肉部16の形成領域に対応しており、両者が同じ形状であってもよい。耐エッチング膜30を、第2の面14にも形成する場合、第1及び第2の面12,14の両方において耐エッチング膜30に覆われた部分はエッチングされない。そして、基板10には厚い部分が残るので、強度の高いマスク1を製造することができる。
【0033】
それぞれの第1のエッチング口32は、いずれかの第2のエッチング口34の領域(投影領域)内に形成する。第1及び第2のエッチング口32,34の形成には、フォトリソグラフィ及びエッチング(例えばフッ酸とフッ化アンモニウムの水溶液によるウェットエッチング)を適用することができる。
【0034】
図3(C)に示すように、それぞれの貫通穴20の形成領域に、貫通穴20よりも小さい貫通孔(以下、小貫通孔という。)36を形成する。小貫通孔36は、レーザ(例えばYAGレーザ、COレーザ)加工、マイクロブラスト加工(微小な砥粒をジェット噴流でぶつける方法)、タイムモジュレーションプラズマエッチング(側壁保護膜の形成とエッチングを交互に行う方法)、ドリル等を使用する機械加工のいずれかを適用して形成することができる。第1の面12の側において、それぞれの小貫通孔36は、それぞれの第1のエッチング口32内に形成する。
【0035】
図3(D)に示すように、基板10の第1及び第2の面12,14の両方から、耐レジスト膜30をマスクとして、エッチングを進める。小貫通孔36を形成した後にエッチングを行うので、エッチングによって小貫通孔36が拡大される。本実施の形態では、エッチングには、結晶の面方位依存性(例えば、{111}面に対するエッチング速度が、{100}面及び{110}面に対するエッチング速度よりも遅い(例えば10倍以上、好ましくは100倍以上遅い)という結晶の面方位依存性)があってもよい。
【0036】
このようなエッチングは、有機アミン系アルカリ水溶液、例えば、テトラミチル水酸化アンモニウムが10重量%以上30重量%以下(特に、10〜20重量%程度)の割合で溶けている溶液を使用して、これを80℃程度に加熱して行ってもよい。あるいは、水酸化カリウム水溶液以外の無機アルカリ水溶液、例えば、アンモニア水を使用してもよい。カリウムやナトリウムを使用しないアルカリ溶液を使用することで、マスク1をその製造時に汚染することを防ぐことができ、マスク1を使用して蒸着を行うときに、蒸着対象のTFT基板等の汚染を防ぐことができる。なお、本発明は、カリウムを使用したエッチングを除外するものではない。例えば、15%の水酸化カリウム溶液を80℃程度に加熱して使用してもよい。
【0037】
図3(D)に示す例は、基板10がシリコン基板であって、第1及び第2の面12,14が{100}面であり、{111}面に対するエッチング速度が、{100}面及び{110}面に対するエッチング速度よりも遅い(例えば10倍以上、好ましくは100倍以上遅い)という結晶の面方位依存性があるエッチングを行った例である。
【0038】
この場合、第1の面12の側では、第1のエッチング口32内で露出した{100}面がエッチングされ、小貫通孔36が拡大される。小貫通孔36のエッチングによる拡大は、耐エッチング膜30の第1のエッチング口32でストップする。第2の面14の側でも、第2のエッチング口34内で露出した{100}面がエッチングされる。第2の面14の側では、隣同士の小貫通孔36の間の領域も露出しているので、この部分でも{100}面がエッチングされる。そして、基板10に薄肉部16を形成することができる。エッチングは、基板10の耐エッチング膜30からの全ての露出面が{111}面になった後に終了する。
【0039】
こうして、貫通穴20を形成することができる。図3(D)に示す例では、貫通穴20の内壁面は、全て{111}面によって形成されている。必要であれば、図3(E)に示すように、耐エッチング膜30を除去する。耐エッチング膜30が絶縁体からなる場合、これを除去することで、静電気によるパーティクルの付着を防止することができる。また、必要であれば、基板10をダイシング等によってカットしてもよい。以上の工程によって、図1に示すマスク1を製造することができる。
【0040】
本実施の形態によれば、基板10の第2の面14で貫通穴20の形成領域を露出させるので、第2の面14への耐エッチング膜30の形成の困難性に関わらずマスク1を製造することができる。また、基板10の第1の面12に第1の開口22に対応するように耐エッチング膜30を形成するので、第1の開口22(第2の開口24よりも小さい開口)を、その位置や形状が正確になるように形成することができる。さらに、第2の開口24(第1の開口22よりも大きい開口)を形成する第2の面14で、2つ以上の第2の開口24を形成する領域を連続的に露出させるので、隣同士の第2の開口24の間隔を小さくすることができ、マスク1の高精細化が可能である。
【0041】
(第2の実施の形態)
図4(A)〜図4(B)は、本発明の第2の実施の形態に係るマスクの製造方法を説明する図である。本実施の形態では、上述した図3(A)〜図3(B)に示す工程を行う。すなわち、基板10の第1及び第2の面12,14に耐エッチング膜30を形成し、第1の面12の側では耐エッチング膜30に第1のエッチング口32を形成し、第2の面14の側では耐エッチング膜30に第2のエッチング口34を形成する。
【0042】
そして、図4(A)に示す工程を行う。すなわち、基板10の第1及び第2の面12,14の両方から、結晶の面方位依存性があるエッチングを行う。このエッチングは、有機アミン系アルカリ水溶液、例えば、テトラミチル水酸化アンモニウムが10重量%以上30重量%以下(特に、10〜20重量%程度)の割合で溶けている溶液を使用して、これを80℃程度に加熱して行ってもよい。あるいは、水酸化カリウム水溶液以外の無機アルカリ水溶液、例えば、アンモニア水を使用してもよい。カリウムやナトリウムを使用しないアルカリ溶液を使用することで、マスク1をその製造時に汚染することを防ぐことができ、マスク1を使用して蒸着を行うときに、蒸着対象のTFT基板等の汚染を防ぐことができる。なお、本発明は、カリウムを使用したエッチングを除外するものではない。例えば、15%の水酸化カリウム溶液を80℃程度に加熱して使用してもよい。
【0043】
図4(A)に示す例は、基板10がシリコン基板であって、第1及び第2の面12,14が{100}面であり、{111}面に対するエッチング速度が、{100}面及び{110}面に対するエッチング速度よりも遅い(例えば10倍以上、好ましくは100倍以上遅い)という結晶の面方位依存性があるエッチングを行った例である。第1の面12の側では、第1のエッチング口32が貫通穴20の形成領域ごとに区画されて露出部が小さいため、{111}面によってエッチングが止まる。一方、第2のエッチング口34は、2つ以上の貫通穴20の形成領域が連続して開口しているので、露出部が大きく、エッチングが深くまで進み、基板10を薄くすることができる。エッチングは、エッチングの液温と時間を管理して行う。エッチングは、少なくとも第1の面12の側でエッチングが止まるまで行ってもよい。
【0044】
次に、図4(B)に示すように、貫通穴20の形成領域(第1のエッチング口32内)に、貫通穴20よりも小貫通孔36を形成する。本実施の形態では、基板10を薄くしてから小貫通孔36を形成するので、小貫通孔36は、タイムモジュレーションプラズマエッチング(側壁保護膜の形成とエッチングを交互に行う方法)や、ドリル等を使用する機械加工を適用して形成することができる。それ以外の内容は、第1の実施の形態で図3(C)を参照して説明して内容と同じである。
【0045】
その後の工程は、第1の実施の形態で図3(D)及び図3(E)を参照して説明した内容と同じである。すなわち、結晶の面方位依存性があるエッチングによって、小貫通孔36を拡大する。本実施の形態でも、図3(E)に示すマスク1を製造することができる。その他の内容は、第1の実施の形態で説明した通りである。
【0046】
(第3の実施の形態)
図5は、本発明の第3の実施の形態に係るEL装置の製造方法を説明する図である。図5に示すマスク1には、磁性体膜52が形成されている。磁性体膜52は、鉄、コバルト、ニッケル等の強磁性材料で形成することができる。あるいは、Ni、Co、Feや、Fe成分を含むステンレス合金等の磁性金属材料や、磁性金属材料と非磁性金属材料との結合により、磁性体膜52を形成してもよい。マスク1のその他の詳細は、第1及び第2の実施の形態で説明した。
【0047】
本実施の形態では、マスク1を使用して基板54に発光材料を成膜する。基板54は、EL装置(例えば有機EL装置)のためのもので、ガラス基板等の透明基板である。基板54には、図6(A)に示すように、電極(例えばITO等からなる透明電極)56や正孔輸送層58が形成されている。なお、電子輸送層を形成してもよい。基板54に第1の開口22が形成された第1の面12を向けて、マスク1が配置されている。すなわち、マスク1の平らな面が基板54側に向けられている。基板54の背後には、磁石50が配置されており、マスク1に形成された磁性体膜52を引き寄せるようになっている。これにより、マスク1に反りが生じていても、これを矯正することができる。
【0048】
図6(A)〜図6(C)は、発光材料の成膜方法を説明する図である。発光材料は、例えば有機材料であり、低分子の有機材料としてアルミキノリノール錯体(Alq3)があり、高分子の有機材料としてポリパラフェニレンビニレン(PPV)がある。発光材料の成膜は、蒸着によって行うことができる。例えば、図6(A)に示すように、マスク1を介して赤色の発光材料をパターニングしながら成膜し、赤色の発光層60を形成する。そして、図6(B)に示すように、マスク1をずらして、緑色の発光材料をパターニングしながら成膜し、緑色の発光層62を形成する。そして、図6(C)に示すように、マスク1を再びずらして、青色の発光材料をパターニングしながら成膜し、青色の発光層64を形成する。
【0049】
図7は、上述した発光材料の成膜方法を経て製造されたEL装置を示す図である。EL装置(例えば有機EL装置)は、基板54、電極56、正孔輸送層58、発光層60,62,64等を有する。発光層60,62,64上に、電極66が形成されている。電極66は例えば陰極電極である。EL装置(ELパネル)は、表示装置(ディスプレイ)となる。
【0050】
本発明の実施の形態に係るEL装置を有する電子機器として、図8にはノート型パーソナルコンピュータ1000が示され、図9には携帯電話2000が示されている。
【0051】
本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、種々の変形が可能である。例えば、本発明は、実施の形態で説明した構成と実質的に同一の構成(例えば、機能、方法及び結果が同一の構成、あるいは目的及び結果が同一の構成)を含む。また、本発明は、実施の形態で説明した構成の本質的でない部分を置き換えた構成を含む。また、本発明は、実施の形態で説明した構成と同一の作用効果を奏する構成又は同一の目的を達成することができる構成を含む。また、本発明は、実施の形態で説明した構成に公知技術を付加した構成を含む。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(A)〜図1(B)は、本発明の第1の実施の形態に係るマスクを示す図である。
【図2】図2は、本発明の第1の実施の形態に係るマスクの一部拡大図である。
【図3】図3(A)〜図3(E)は、本発明の第1の実施の形態に係るマスクの製造方法を説明する図である。
【図4】図4(A)〜図4(B)は、本発明の第2の実施の形態に係るマスクの製造方法を説明する図である。
【図5】図5は、本発明の第3の実施の形態に係るEL装置の製造方法を説明する図である。
【図6】図6(A)〜図6(C)は、発光材料の成膜方法を説明する図である。
【図7】図7は、本発明の第3の実施の形態に係るEL装置を示す図である。
【図8】図8は、本発明の実施の形態に係る電子機器を示す図である。
【図9】図9は、本発明の実施の形態に係る電子機器を示す図である。
【符号の説明】
1 マスク
10 基板
12 第1の面
14 第2の面
20 貫通穴
22 第1の開口
24 第2の開口
26 内壁面
30 耐エッチング膜
32 第1のエッチング口
34 第2のエッチング口
36 小貫通孔

Claims (14)

  1. 複数の貫通穴であってそれぞれが第1の開口と前記第1の開口よりも大きい第2の開口が連通してなる複数の貫通穴を基板に形成することを含むマスクの製造方法であって、前記方法は、
    (a)前記基板の第1の面に前記第1の開口に対応するように耐エッチング膜を形成し、前記基板の前記第1の面とは反対側の第2の面では、2つ以上の前記第2の開口を形成する領域が連続的に露出するように、前記複数の貫通穴の形成領域を露出させ、
    (b)それぞれの前記貫通穴の形成領域に、それぞれの前記貫通穴よりも小さい貫通孔を形成し、
    (c)前記基板の前記第1及び第2の面の両方から、結晶の面方位依存性があるエッチングを進めることを含むマスクの製造方法。
  2. 請求項1記載のマスクの製造方法において、
    前記貫通穴よりも小さい前記貫通孔を、レーザ加工、マイクロブラスト加工、タイムモジュレーションプラズマエッチング又は機械加工のいずれかを適用して形成するマスクの製造方法。
  3. 請求項1又は請求項2記載のマスクの製造方法において、
    前記結晶の面方位依存性があるエッチングを、テトラミチル水酸化アンモニウムが10重量%以上30重量%以下の割合で溶けている溶液を使用して行うマスクの製造方法。
  4. 請求項1から請求項3のいずれかに記載のマスクの製造方法において、
    前記(a)工程で、前記耐エッチング膜を、前記第2の面にも、前記複数の貫通穴の形成領域を避けて形成するマスクの製造方法。
  5. 請求項1から請求項4のいずれかに記載のマスクの製造方法において、
    前記(b)工程を行った後に前記(c)工程を行い、前記(c)工程で、結晶の面方位依存性がある前記エッチングによって、前記貫通穴よりも小さい貫通孔を拡大するマスクの製造方法。
  6. 請求項1から請求項4のいずれかに記載のマスクの製造方法において、
    前記(c)工程を、前記(b)工程の前と後に行い、
    前記(b)工程前に、前記基板の前記第1及び第2の面の両方から、結晶の面方位依存性がある前記エッチングを、少なくとも前記第1の面の側でエッチングが止まるまで行い、
    前記(b)工程後に、結晶の面方位依存性がある前記エッチングによって、前記貫通穴よりも小さい前記貫通孔を拡大するマスクの製造方法。
  7. 請求項1から請求項6のいずれかに記載のマスクの製造方法において、
    前記基板は、単結晶シリコン基板であり、
    前記基板の前記第1及び第2の面は、ミラー指数の{100}面であり、
    それぞれの前記貫通穴の内壁面は、{111}面であり、
    前記エッチングの前記結晶の面方位依存性は、{111}面に対するエッチング速度が、それ以外のミラー指数で表される面に対するエッチング速度よりも遅いという性質であるマスクの製造方法。
  8. 請求項7記載のマスクの製造方法において、
    前記(c)工程の前記エッチングを、前記基板の耐エッチング膜からの全ての露出面が前記{111}面になった後に終了するマスクの製造方法。
  9. 請求項1から請求項8のいずれかに記載の方法によって製造されてなるマスク。
  10. 複数の貫通穴が形成された基板を有し、
    それぞれの前記貫通穴は、傾斜した内壁面によって形成され、第1の開口と前記第1の開口よりも大きい第2の開口が連通してなり、
    前記第2の開口が形成された側において、それぞれの前記貫通穴は、前記内壁面のみによって、隣の少なくとも1つの前記貫通穴と区画されてなるマスク。
  11. 請求項10記載のマスクにおいて、
    前記基板は、単結晶シリコン基板であり、
    それぞれの前記貫通穴の内壁面は、ミラー指数の{111}面であるマスク。
  12. 請求項9から請求項11のいずれかに記載のマスクを使用して、発光材料を成膜することを含むエレクトロルミネッセンス装置の製造方法。
  13. 請求項12記載の方法により製造されてなるエレクトロルミネッセンス装置。
  14. 請求項13記載のエレクトロルミネッセンス装置を有する電子機器。
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