JP3855586B2 - カメラ付きドアホン子器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、カメラ付きドアホン子器に関し、詳しくは、カメラ付きドアホン子器内のカメラの前方に設けられたカバー体は、このカメラのレンズ部と対応する部分だけを透明の可視光透過部に形成し、それ以外を有色のスモーク部に形成した2色成形されているカメラ付きドアホン子器に関する。
【0002】
【従来の技術】
図6は、従来のドアホン子器を概略的に示す斜視図である。
【0003】
このカメラ付きドアホン子器101は、住戸の扉の近傍に取り付けられるものであり、カメラ、発光素子、スピーカ、集音マイクその他の電気回路部品を収容する子器本体ケース102を備える。
【0004】
103は、子器本体ケース102内に収容されているカメラを、107は、暗視LEDなどの発光素子を示している。
【0005】
子器本体ケース102は、カメラ103及び発光素子107が設けられる領域に開口部h102を有する。
【0006】
この開口部h102は、子器本体ケース102の正面S102aに設けられている。
【0007】
この開口部h102には、カバー体104が、カメラ103及び発光素子107を覆うように設けられている。
【0008】
カバー体104は、防犯上或いはデザイン上などの理由により、内部に設けたカメラ103及び発光素子107などが外部から出来る限り見え難く形成しており、カメラ103の撮像種類に応じた2種類のものがある。
【0009】
一つは、カメラ103が白黒の撮像用である場合であって、この場合は、カバー体104の全面を、子器本体ケース102内を外部から見え難くするための赤外線透過のブルースモークで形成している。
【0010】
今一つは、カメラ103がカラーの撮像用である場合であって、この場合は、カバー体104のうち、少なくともカメラ103のレンズ部103aが対応する前面部104aだけは、透明に形成する必要がある。
【0011】
そのため、カバー体104全体を透明なアクリル板で先ず成形すると共に、その前面部104aだけを除く部分には、カバー体104の内部を見え難くするために赤外線透過インクを印刷して形成していた。
【0012】
なお、図6中、105で示す部材装置は、呼出しボタンを、また、106は、スピーカを、各々、示している。
【0013】
次に、このカメラ付きドアホン子器101の動作について説明する。
【0014】
このカメラ付きドアホン子器101では、訪問客が、呼出しボタン105を押し操作すると、住戸内に設けられる親機(図示せず。)の呼出装置が鳴動するとともに、カメラ103がオンとなり、住戸内に設けられる親機(図示せず。)のモニターテレビ(図示せず。)に、カメラ103が撮像した映像が映し出されるようになっている。
【0015】
また、住戸人が、親機(図示せず。)のモニターテレビ(図示せず。)の通話ボタン(図示せず。)を押し操作した後、親機(図示せず。)に向かって、訪問客に対して応答すると、その音声が、親機(図示せず。)に設けられている、集音マイク(図示せず。)によって拾われるが、この集音マイク(図示せず。)によって拾われた音声が、カメラ付きドアホン子器101に設けられているスピーカ106から出力されるようになっている。
【0016】
また、訪問客が、来訪の旨を告げると、カメラ付きドアホン子器101に設けられている集音マイク(図示せず。)が、この音声を拾い、この音声が、親機(図示せず。)のスピーカ(図示せず)から出力されるようになっている。
【0017】
また、住戸人が、住戸の扉付近の様子を知りたいときには、親機(図示せず。)に設けられているモニターボタン(図示せず。)を押し操作すると、所定時間、カメラ付きドアホン子器101に設けられているカメラ103及び親機(図示せず。)に設けられているモニターテレビ(図示せず。)の各々が通電状態になり、カメラ103が撮像した映像が、モニターテレビ(図示せず。)に、所定時間、映し出されるようになっている。
【0018】
また、親機(図示せず。)がハンズフリーの場合には、住戸人が、親機(図示せず。)に設けられている通話ボタン(図示せず。)を押し操作した後、親機(図示せず。)に向かって、訪問客に対して応答すると、その音声が、親機(図示せず。)に設けられている、集音マイク(図示せず。)によって拾われるが、この集音マイク(図示せず。)によって拾われた音声が、カメラ付きドアホン子器101に設けられているスピーカ106から出力されるようになっている。
【0019】
また、親機(図示せず。)がハンドセット(図示せず。)を有する場合には、住戸人が、ハンドセット(図示せず。)を取り上げ、ハンドセット(図示せず。)に向かって、訪問客に対して応答すると、その音声が、ハンドセット(図示せず。)の送話器(図示せず。)によって拾われ、この送話器(図示せず。)が拾った音声が、カメラ付きドアホン子器101に設けられているスピーカ106から出力されるようになっている。
【0020】
また、住戸人が、住戸の扉付近の様子を知りたいときには、親機(図示せず。)のハンドセット(図示せず。)を取り上げる(オフフックする)と、カメラ付きドアホン子器101に設けられているカメラ103及び親機(図示せず。)に設けられているモニターテレビ(図示せず。)の各々が通電状態になり、カメラ103が撮像した映像が、モニターテレビ(図示せず。)に、所定時間、映し出されるようになっている。尚、ハンドセット(図示せず。)を、所定時間内に、元に戻す(オンフックする)と、カメラ103がオフし、モニターテレビ(図示せず。)もオフするようになっている。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のカメラ付きドアホン子器101では、カメラ103がカラー撮像用の場合には、カバー体104全体を透明なアクリル板で先ず成形すると共に、その前面部104aだけを除く部分には、カバー体104の内部を見え難くするために赤外線透過インクを印刷して形成していた。
【0022】
そのため、印刷されるカバー体104の表面は、印刷技術上、平面に形成しておかなければならないという制約をうけ、曲面に形成できないためにカメラ付きドアホン子器101のデザイン上にも制約を受けるという問題があった。
【0023】
また、印刷による手間な加工を施すことで、製造コストも高くなるだけでなく、印刷面が剥がれるなどの耐久性にも問題があった。
【0024】
本発明は、以上のような問題を解決するためになされたものであって、カバー体に印刷を施すことなくカメラのレンズ部と対応する部分だけを透明の可視光透過部に形成し、それ以外を有色のスモーク部に形成した2色成形にして、複雑な形状のカバー体を成形可能とし、しかもコストダウンが図れると共に、耐久性の高いカメラ付きドアホン子器を提供する。
【0025】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載のカメラ付きドアホン子器は、カメラ、発光素子、スピーカ、集音マイクその他の電気回路部品を収容するために設けられ、前記カメラが設けられる領域に開口部を有する子器本体ケースと、前記開口部に装着されるカバー体とを備えたカメラ付きドアホン子器において、上記カバー体は、上側面部と正面部とを備えた断面視略L字形状に形成され、且つ、透明の可視光透過部と赤外光を透過すると共に子器本体ケース内が外部から見え難い有色のスモーク部とで2色成形されており、前記スモーク部は、少なくとも前記カメラのレンズ部と対応する位置に開設された開口部を有する枠体形状に成形され、前記可視光透過部は、前記スモーク部の開口部を塞ぐように成形され、少なくとも前記カバー体の上側面部はスモーク部であることを特徴とする。
【0026】
ここで、2色成形とは、印刷を施すことなくカバー体を透明な可視光透過部と、有色のスモーク部との2色に一体的に成形することを意味する。
【0027】
このカメラ付きドアホン子器では、カバー体は、有色のスモーク部と透明の可視光透過部とで2色成形しているので、このカバー体をR形状等の複雑なデザインにも対応して成形できる。
【0028】
そのため、スモーク部に印刷を施す必要がなく、コストダウンを図れると共に、その耐久性を高めることができる。
【0029】
請求項2に記載のカメラ付きドアホン子器は、請求項1において、上記カバー体は、ブルーのスモーク部と、無色透明な可視光透過部とを、各々別成形し、これを一体化して2色成形している。
【0030】
このカメラ付きドアホン子器では、スモーク部と可視光透過部とを、各々別成形したうえで、これを一体化して2色成形にしているので、各々の加工を容易にでき、また、いろんな色の組み合わせが容易にできる。
【0031】
請求項3に記載のカメラ付きドアホン子器は、請求項1又は2の何れかにおいて、上記子器本体ケースの開口部は、正面から上側面の領域に開設すると共に、上記カバー体は、上側面部と正面部とを備えた断面視略L字形状に形成し、このカバー体を子器本体ケースの開口部に取り付けた際には、子器本体ケースの上側面の領域にも、カバー体が形成され、且つ、上記カバー体の裏面には、上側面部、上側面部から正面部をまたぐ位置及び正面部に四角枠形状のリブを突設すると共に、上記子器本体ケースの開口部の周縁には、前記カバー体のリブを受けるリブ受けを形成し、上記カバー体のリブと、子器本体ケースのリブ受けには、当接可能な平面部が形成され、この平面部で溶着されている。
【0032】
このカメラ付きドアホン子器では、カバー体の裏面に設けたリブと、子器本体ケースの開口部周縁に設けたリブ受けに、当接可能な平面部が形成されており、この平面部を溶着している。
【0033】
また、リブ及びリブ受けは、カバー体の上側面部、上側面部から正面部をまたぐ位置、及び正面部に設けている。
【0034】
そのため、カバー体は、子器本体ケースの開口部に対して、2方向以上を溶着できるので、複雑な形状のカバー体であっても、その全周を確実に溶着できる。
【0035】
したがって、カバー体の溶着強度を強くでき、防水性を高めることができる。
【0036】
請求項4に記載のカメラ付きドアホン子器は、請求項1又は2の何れかにおいて、上記子器本体ケースの開口部は、正面から上側面の領域に開設すると共に、上記カバー体は、上側面部と正面部とを備えた断面視略L字形状に形成し、このカバー体を子器本体ケースの開口部に取り付けた際には、子器本体ケースの上側面の領域にも、カバー体が形成されるようにした。
【0037】
このカメラ付きドアホン子器では、子器本体ケースの正面から上側面にかけて、カバー体を設けるようにしているので、カバー体を子器本体ケースの正面方向にのみ設けたカメラ付きドアホン子器に比べ、カメラ付きドアホン子器に内蔵したカメラの撮像視野を広範囲にすることができる。
【0038】
請求項5に記載のカメラ付きドアホン子器は、請求項1〜4の何れかにおいて、前記カバー体は、子器本体ケースの正面からその上側面に移行するコーナ部の内表面側に、前記カメラが撮像する映像に線模様が形成されるのを防止するための緩やかな曲面を備える。
【0039】
このカメラ付きドアホン子器では、カバー体は、子器本体ケースの正面からその上面側面部に移行するコーナ部の内表面側に、カメラが撮像する映像に線模様が形成されるのを防止するための緩やかな曲面を設けているので、カメラが、このコーナ部を通して撮像した映像に、線模様が形成されない。
【0040】
この結果、このカメラ付きドアホン子器を親機に接続し、親機のモニターテレビに、このカメラ付きドアホン子器に内蔵したカメラが撮像した映像を映し出した場合に、モニターテレビに映し出される映像に、線模様が現れず、来訪者の顔などが、つぶれたりすることなく、はっきり判るように映し出される。
【0041】
請求項6に記載のカメラ付きドアホン子器は、請求項1〜5の何れかにおいて、前記カバー体は、前記発光素子が外部から見えないようにするためのスモーク部と、可視光透過部とを備え、前記スモーク部は、その中央に開口部を有する枠体形状をしており、前記可視光透過部が、前記枠体形状のスモーク部の開口部を塞ぐように一体成形されている。
【0042】
このカメラ付きドアホン子器では、カメラ付きドアホン子器に内蔵される発光素子をスモーク部により外側から見えないようにしているので、美観に優れている。のみならず、スモーク部と可視光透過部とを一体成形しているので、カバー体の各々に、スモークシートを貼着するようにした場合に比べ、カメラ付きドアホン子器の組立作業者の組立作業を、カバー体の各々に、スモークシートを貼着しなくてよいようにした分、軽減できる。
【0043】
請求項7に記載のカメラ付きドアホン子器は、請求項1〜5の何れかにおいて、前記カバー体は、前記発光素子が外部から見えないようにするためのスモーク部と、可視光透過部とを備え、前記スモーク部は、その中央に開口部を有する枠体形状をしており、前記可視光透過部が、前記枠体形状のスモーク部を覆うように、且つ、前記枠体形状のスモーク部の開口部を塞ぐように一体成形されている。
【0044】
このカメラ付きドアホン子器では、可視光透過部が、枠体形状のスモーク部を覆うように、且つ、枠体形状のスモーク部の開口部を塞ぐように一体成形しているので、カバー体の表面が、可視光透過部によって万遍なく覆われ、可視光透過部とスモーク部との界面が、外部に露呈せず、カバー体を観る人は、スモーク部を、可視光透過部を介して外部から見えるスケルトンとして認識するため、このカバー体を採用したカメラ付きドアホン子器は、美観に優れている。
【0045】
請求項8に記載のカメラ付きドアホン子器は、請求項1〜5の何れかにおいて、前記発光素子が赤外線発光ダイオードであり、且つ、前記カメラがカラー撮像用である。
【0046】
このカメラ付きドアホン子器では、発光素子を点灯しない際には、カメラの撮像をそのままカラー画像として画面上に写し出し、一方、発光素子を点灯する際には、カメラの撮像を白黒画像にして画面上に写し出すことができる。
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図面に基き説明する。
【0047】
図1は、本発明に係るカメラ付きドアホン子器を概略的に示す図であり、図1(a)は、本発明に係るカメラ付きドアホン子器の要部を説明するために、カバー体を、子器本体ケースから分離した状態で示す分解斜視図、図1(b)は、カバー体を中央で縦断した拡大縦断面図である。
【0048】
また、図2は、カバー体を裏面から見た斜視図である。
【0049】
このカメラ付きドアホン子器1は、住戸の扉の近傍に取り付けられるものであり、カメラ、発光素子、スピーカ、集音マイクその他の電気回路部品を収容する子器本体ケース2を備える。
【0050】
3で示す部材装置は、子器本体ケース2内に収容されているカメラを示しており、3aは、レンズ部を示している。カメラ3としては、例えば、カラー撮像又は白黒撮像用のCCDカメラ(固体撮像装置)等が用いられている。
【0051】
子器本体ケース2は、カメラ3及び発光素子7が設けられる領域に開口部h2を有する。
【0052】
この開口部h2は、子器本体ケース2の正面S2aからその上側面S2bの領域にかけて形成されている。
この開口部h2には、カメラ3及び発光素子7を覆うようにカバー体4が装着されている。
【0053】
なお、5で示す部材装置は、呼出しボタンを、また、6は、スピーカを各々示している。
【0054】
本発明は、図1(b)で示すように、カバー体4をスモーク部4bと可視光透過部4aとで2色成形していることに特徴がある。
【0055】
ここで、2色成形とは、印刷を施すことなくカバー体4を無色透明な可視光透過部4aと、有色のスモーク部4bとの2色に一体的に成形することを意味する。
【0056】
そのため、カバー体4には、スモーク部4bを印刷する必要がなく、R形状等の複雑なデザインにも対応して成形でき、コストダウンを図れると共に、その耐久性をも高めることができる。
【0057】
また、カメラ3のレンズ部3aは、可視光透過部4aを通じて外部の様子を撮るので、カメラ3がカラー撮像用であっても撮像可能である。
【0058】
以下、カバー体4について詳説する。
【0059】
図1(a)、(b)で示すように、カバー体4は、上側面部41と正面部42とを備えた断面視略L字形状に形成し、これを子器本体ケース2の開口部h2に装着した際に、子器本体ケース2の上側面S2bの領域にも、カバー体4が形成されるようにしている。
【0060】
そのため、子器本体ケース2の正面S2aから上側面S2bにかけての撮像を可能とし、従来のカメラ付きドアホン子器(101)に比べ、内蔵したカメラ3の撮像視野を広範囲にできる。
【0061】
また、カバー体4は、子器本体ケース2内が外部から見え難い有色のスモーク部4aと、少なくともカメラ3のレンズ部3aと対応する位置に透明の可視光透過部4bとが形成されている。
【0062】
ここでは、赤外線を透過するブルースモーク材でスモーク部4aを成形し、無色透明な樹脂材で可視光透過部4bを各々別成形し、これを溶着、接着等で一体化している。
【0063】
このように、各々別成形したうえで、これを一体化して2色成形にしているので、各々の加工を容易にでき、また、いろんな色の組み合わせが容易にできる。
【0064】
具体的には、カバー体4のスモーク部4aは、その中央に開口部h4を有する枠体形状に成形し、この開口部h4を塞ぐように可視光透過部4bを2色成形するが、ここでは、可視光透過部4bが、枠体形状のスモーク部4aを覆うように、且つ、枠体形状のスモーク部4aの開口部h4を塞ぐように一体成形されている。
【0065】
より詳しく説明すると、このカバー体4では、可視光透過部4bが、枠体形状のスモーク部4aの、カバー体4を子器本体ケース2に取り付けた後において、外側から見える側の表面を覆うように、且つ、枠体形状のスモーク部4aの開口部h4を塞ぐように一体成形されている。
【0066】
そのため、カバー体4の表面が、可視光透過部4bによって万遍なく覆われ、可視光透過部4bとスモーク部4aとの界面が、外部に露呈せず、カバー体4を観る人は、スモーク部4aを、可視光透過部4bを介して外部から見えるスケルトンとして認識するため、このカバー体4を採用したカメラ付きドアホン子器1は、美観に優れている。
【0067】
尚、ここでは、スモーク部4aを、可視光透過部4bを介して外部から見えるスケルトンとしたカバー体4について説明したが、単純に、スモーク部4aの開口部h4を塞ぐように、可視光透過部4bを一体成形してもよい。
【0068】
図3は、カバー体の他の実施例を示す概略断面図である。
【0069】
このカバー体3は、その裏面に、上側面部41、上側面部41から正面部42をまたぐ位置及び正面部42に四角枠形状のリブ31を突設すると共に、子器本体ケース2の開口部h2の周縁には、カバー体3のリブ31を受けるリブ受け21を形成している。
【0070】
そして、カバー体3のリブ31と、子器本体ケース2のリブ受け21には、当接可能な平面部fが形成され、この平面部fで溶着されている。
【0071】
そのため、カバー体3は、子器本体ケース2の開口部h2に対して、2方向以上を溶着できるので、複雑な形状のカバー体3であっても、その全周を確実に溶着できる。
【0072】
したがって、カバー体3の溶着強度を強くでき、防水性を高めることができる。
【0073】
図4は、カバー体の更に他の実施例を概略的に示す図であり、図4(a)は、カバー体4の好ましい形状を概略的に示す断面図であり、また、図4(b)は、カバー体4のあまり好ましいとは言えない形状を概略的に示す断面図である。
【0074】
図4(a)及び図1を参照しながら説明すると、カバー体4は、子器本体ケース2の正面S2aからその上側面S2bに移行するコーナ部の内表面側Srbに、カメラ3が撮像する映像に線模様が形成されるのを防止するための緩やかな曲面Rbを備える。
【0075】
この曲面Rbは、子器本体ケース2の正面S2aからその上側面S2bに移行するコーナ部の外表面側Sraに形成される曲面Raと、概ね、同心円の関係になるように形成されている。
【0076】
カバー体4では、子器本体ケース2の正面S2aからその上側面S2bに移行するコーナ部の内表面側Srbに、カメラ3が撮像する映像に線模様が形成されるのを防止するための緩やかな曲面Rbを備える結果、図4(b)に示すカバー体4Aに生じる問題が生じない。
【0077】
まず、図4(b)に示すカバー体4Aに生じる問題について詳述する。
【0078】
図4(b)に示すカバー体4Aでは、カバー体4は、子器本体ケース2の正面S2aからその上側面S2bに移行するコーナ部に、内表面側Srbに、曲率の大きな曲面Rcが形成されている。
【0079】
このカバー体4Aのように、子器本体ケース2の正面S2aからその上側面S2bに移行するコーナ部の内表面側Srbに、曲率の大きな曲面Rcが形成されている場合には、発光素子7から照射される光であって、曲面Rcの一方側Rc1を通過する光と、曲面Rcの他方側Rc2を通過する光とは、このコーナ部において、互いに、著しく異なる方向に向けられる。
【0080】
このようなことが原因し、発光素子7から光を照射した場合、カバー体4Aの子器本体ケース2の正面S2aからその上側面S2bに移行するコーナ部の外方において、発光素子7から照射された光が届かない部分が形成され、発光素子7を点灯して、被写体(訪問者等)を照らした場合、被写体(訪問者等)に線状の影ができる、という問題が生じる。
【0081】
この結果、発光素子7を点灯し、被写体(訪問者等)をカメラ3で撮像した場合、カメラ3が撮像した映像をモニターテレビ(図示せず。)で見た場合には、映像中に、暗線が形成される。
【0082】
また、曲面Rcの一方側Rc1を入光する光と、曲面Rcの他方側Rc2を入光する光とは、互いに、異なる方向に向けられる。
【0083】
また、図4(b)に示すカバー体4Aでは、カバー体4Aの子器本体ケース2の子器本体ケース2の正面S2aからその上側面S2bに移行するコーナ部の肉厚に厚い部分と細い部分とが形成される。
【0084】
このようなことが原因して、被写体(訪問者等)をカメラ3で撮像した場合、曲面Rcの一方側Rc1を入光する光と、曲面Rcの他方側Rc2を入光する光とは、互いに、異なる方向に向けられる結果、カメラ3によって撮像した映像は、カバー体4Aの子器本体ケース2の正面S2aからその上側面S2bに移行するコーナ部を介して撮像した部分においてゆがみが生じ、この映像をモニターテレビ(図示せず。)で見た場合には、線模様が現れず、来訪者の顔などが、つぶれたりする、という問題が生じる。
【0085】
これに対し、図4(a)に示すカバー体4では、子器本体ケース2の正面S2aからその上側面S2bに移行するコーナ部の内表面側Srbに、カメラ3が撮像する映像に線模様が形成されるのを防止するための緩やかな曲面Rbを備えている。このため、発光素子7から照射される光は、カバー体4は、子器本体ケース2の正面S2aからその上側面S2bに移行するコーナ部において、均等に、放射線方向に曲げられる結果、カバー体4の子器本体ケース2の正面S2aからその上側面S2bに移行するコーナ部の外方において、発光素子7から照射された光が届かない部分が形成されることがないため、発光素子7を発光して被写体(訪問者等)を照らした場合、被写体(訪問者等)に線状の影ができることはない。
【0086】
この結果、発光素子7を点灯し、被写体(訪問者等)をカメラ3で撮像した場合、カメラ3が撮像した映像をモニターテレビ(図示せず。)で見た場合には、映像中に、暗線が形成されることはなく、被写体(訪問者等)がはっきりとモニターテレビ(図示せず。)に映し出される。
【0087】
また、曲面Rbから入光する光は、カバー体4の子器本体ケース2の正面S2aからその上側面S2bに移行するコーナ部において、均等に、曲げられる。
【0088】
また、図4(a)に示すカバー体4では、カバー体4の子器本体ケース2の子器本体ケース2の正面S2aからその上側面S2bに移行するコーナ部の肉厚が同じ厚さ又は概ね同じ厚さに形成されている。
【0089】
この結果、被写体(訪問者等)をカメラ3で撮像した場合、カメラ3によって撮像した映像は、カバー体4の子器本体ケース2の正面S2aからその上側面S2bに移行するコーナ部を介して撮像した部分においてもゆがみが殆ど生じない。従って、この映像をモニターテレビ(図示せず。)で見た場合には、線模様が現れず、来訪者の顔などが、つぶれたりすることなく、被写体(訪問者等)がはっきりとモニターテレビ(図示せず。)に映し出される。
【0090】
図5は、カメラ付きドアホン子器の内部を概略的に示す断面図である。
【0091】
図5中、8で示す部材は、カメラ3やこのカメラ付きドアホン子器1を制御する制御装置(CPU)(図示せず。)等が実装される回路基板を、9で示す部材は、呼出しボタン5を照らす通電ランプを、また、10で示す部材装置は、被写体やその周辺の明るさを検出する光センサー(明るさセンサー)を、各々、示している。
【0092】
発光素子7は、夜間になり、カメラ付きドアホン子器1の周辺が暗い時に点灯し、カメラ3が撮像する被写体(訪問者等)を照らすために設けられている。
【0093】
また、光センサー(明るさセンサー)10は、カメラ付きドアホン子器1の周辺の明るさを検知するものである。
【0094】
そして、光センサー(明るさセンサー)10が検知した情報D10は、制御装置(CPU)(図示せず。)に送られる。制御装置(CPU)(図示せず。)は、光センサー(明るさセンサー)10が検知した情報D10を、制御装置(CPU)(図示せず。)に予め記憶されているしきい値Dthと比較する。そして、制御装置(CPU)(図示せず。)は、光センサー(明るさセンサー)10が検知した情報D10が、しきい値Dthに比べ、暗いと判断した場合(D10<Dth)に、発光素子7を所定時間点灯し、光センサー(明るさセンサー)10が検知した情報D10が、しきい値Dthに比べ、明るいと判断した場合(D10≧Dth)に、発光素子7を点灯しないように、制御するようになっている。
【0095】
また、回路基板8は、回転可能に設けられており、回路基板8の角度を変えれば、カメラ3の撮像アングルを変えることができるようになっている。
【0096】
次に、発光素子7及びカメラ3の好ましい組み合わせについて、説明する。
【0097】
発光素子7としては、例えば、赤外線発光ダイオードを用い、且つ、カメラ3として、赤外線カメラを用いることが好ましい。
【0098】
この場合、カバー体4のスモーク部4aは、赤外線を透過する材料で製せられる。
【0099】
このように、発光素子7として、赤外線発光ダイオードを用い、カメラ3として、赤外線カメラを用いた場合には、訪問者等に、訪問者等を撮像していることを気づかれることなく、訪問者等をカメラにより撮像できる。更に、カメラ3として、赤外線カメラを用いているので、赤外線発光ダイオードが発光することにより照射され訪問者等によって反射された赤外線の反射光を撮像することで、訪問者等をはっきりと撮像できる。
【0100】
また、発光素子7としては、例えば、白色発光素子を用いてもよい。
【0101】
この場合、カメラ3として、カラー撮像用を用いることが好ましい。
【0102】
このように、発光素子7として、白色発光素子を用い、カメラ3として、カラー撮像用を用いた場合には、このカメラ付きドアホン子器1に接続する親機として、カラーモニターテレビを備えたものを用いれば、親機のモニターテレビに、訪問者等の映像をカラーで映し出すことができる。
【0103】
また、発光素子7としては、例えば、赤外線発光ダイオードを用い、カメラ3として、カラー撮像用を用いるようにしてもよい。
【0104】
発光素子7として、赤外線発光ダイオードを用い、カメラ3として、カラー撮像用を用いた場合には、光センサー(明るさセンサー)10が検出した情報に基づいて、発光素子7を点灯しない際には、カメラ3の撮像をそのままカラー画像として親機のモニターテレビなどに写し出し、一方、発光素子7を点灯する際には、カメラ3の撮像を白黒画像にして親機のモニターテレビなどに写しだすように制御しておく。
【0105】
このように制御した場合には、カメラ付きドアホン子器1では、被写体(訪問者等)やその周辺が暗くて、光センサー(明るさセンサー)10を点灯した際には、カメラ3を白黒映像に切り替えて、被写体(訪問者等)を撮像する。このため、被写体(訪問者等)やその周辺が暗く、カラー映像としては、被写体(訪問者等)を十分に撮像できないような場合にも、この映像を親機(図示せず。)のモニターテレビ(図示せず。)に、白黒映像で、はっきりと映し出すことができる。また、被写体(訪問者等)やその周辺が明るい場合には、カメラ3をカラー映像にして、被写体(訪問者等)を撮像するようにしているので、親機(図示せず。)のモニターテレビに、被写体(訪問者等)をカラー映像ではっきりと映し出すことができる。
【0106】
また、このカメラ付きドアホン子器1では、子器本体ケース2の正面S2aから上側面S2bにかけて、カバー体4を設けるようにした結果、図3に示すように、発光素子7を、カメラ3を実装する回路基板8の上方に設けることができる。
【0107】
この結果、カメラ3と発光素子7との間隔を拡げることができるため、カメラ3の周辺に、発光素子7を設けていない分、空間が形成される。
【0108】
この結果、発光素子7を点灯するか否かのカメラ3の露光量を検出するための光センサー(明るさセンサー)10をカメラ3の近傍位置に設けることができる。
【0109】
このカメラ付きドアホン子器1では、発光素子10を、子器本体ケース2の上側面S2bに近い位置に設置することができるようなった結果、カメラ3の近傍に光センサー(明るさセンサー)10を設けることができるため、カメラ付きドアホン子器1のダウンサイジングを実現できる。
【0110】
【発明の効果】
本発明によれば、次のような効果がある。
【0111】
請求項1に係るカメラ付きドアホン子器によれば、カバー体は、上側面部と正面部とを備えた断面視略L字形状に形成され、且つ、透明の可視光透過部と赤外光を透過すると共に子器本体ケース内が外部から見え難い有色のスモーク部とで2色成形されており、前記スモーク部は、少なくとも前記カメラのレンズ部と対応する位置に開設された開口部を有する枠体形状に成形され、前記可視光透過部は、前記スモーク部の開口部を塞ぐように成形され、少なくとも前記カバー体の上側面部はスモーク部であるため、このカバー体をR形状等の複雑なデザインにも対応して成形できる。
【0112】
そのため、スモーク部に印刷を施す必要がなく、コストダウンを図れると共に、その耐久性を高めることができる。
【0113】
請求項2に係るカメラ付きドアホン子器によれば、スモーク部と可視光透過部とを、各々別成形したうえで、これを一体化して2色成形にしているので、各々の加工を容易にでき、また、いろんな色の組み合わせが容易にできる。
【0114】
請求項3に係るカメラ付きドアホン子器によれば、カバー体の裏面に設けたリブと、子器本体ケースの開口部周縁に設けたリブ受けに、当接可能な平面部が形成されており、この平面部を溶着している。
【0115】
また、リブ及びリブ受けは、カバー体の上側面部、上側面部から正面部をまたぐ位置、及び正面部に設けている。
【0116】
そのため、カバー体は、子器本体ケースの開口部に対して、2方向以上を溶着できるので、複雑な形状のカバー体であっても、その全周を確実に溶着できる。
【0117】
請求項4に係るカメラ付きドアホン子器によれば、子器本体ケースの正面から上側面にかけて、カバー体を設けるようにしているので、カバー体を子器本体ケースの正面方向にのみ設けたカメラ付きドアホン子器に比べ、カメラ付きドアホン子器に内蔵したカメラの撮像視野を広範囲にすることができる。
【0118】
請求項5に係るカメラ付きドアホン子器によれば、カバー体は、子器本体ケースの正面からその上面側面部に移行するコーナ部の内表面側に、カメラが撮像する映像に線模様が形成されるのを防止するための緩やかな曲面を設けているので、カメラが、このコーナ部を通して撮像した映像に、線模様が形成されない。
【0119】
この結果、このカメラ付きドアホン子器を親機に接続し、親機のモニターテレビに、このカメラ付きドアホン子器に内蔵したカメラが撮像した映像を映し出した場合に、モニターテレビに映し出される映像に、線模様が現れず、来訪者の顔などが、つぶれたりすることなく、はっきり判るように映し出される。
【0120】
請求項6に係るカメラ付きドアホン子器によれば、カメラ付きドアホン子器に内蔵される発光素子をスモーク部により外側から見えないようにしているので、美観に優れている。のみならず、スモーク部と可視光透過部とを一体成形しているので、カバー体の各々に、スモークシートを印刷、貼着するようにした場合に比べ、カメラ付きドアホン子器の組立作業者の組立作業を軽減できる。
【0121】
請求項7に係るカメラ付きドアホン子器によれば、可視光透過部が、枠体形状のスモーク部を覆うように、且つ、枠体形状のスモーク部の開口部を塞ぐように一体成形しているので、カバー体の表面が、可視光透過部によって万遍なく覆われ、可視光透過部とスモーク部との界面が、外部に露呈せず、カバー体を観る人は、スモーク部を、可視光透過部を介して外部から見えるスケルトンとして認識するため、このカバー体を採用したカメラ付きドアホン子器は、美観に優れている。
【0122】
請求項8に係るカメラ付きドアホン子器によれば、発光素子を点灯しない際には、カメラの撮像をそのままカラー画像として画面上に写し出し、一方、発光素子を点灯する際には、カメラの撮像を白黒画像にして画面上に写し出すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るカメラ付きドアホン子器を概略的に示す図であり、(a)は、本発明に係るカメラ付きドアホン子器の要部を説明するために、カバー体を、子器本体ケースから分離した状態で示す分解斜視図、(b)は、カバー体を中央で縦断した拡大縦断面図
【図2】カバー体を裏面から見た斜視図
【図3】カバー体の他の実施例を示す概略断面図
【図4】カバー体の更に他の実施例を概略的に示す図であり、(a)は、カバー体4の好ましい形状を概略的に示す断面図、(b)は、カバー体4のあまり好ましいとは言えない形状を概略的に示す断面図
【図5】カメラ付きドアホン子器の内部を概略的に示す断面図
【図6】従来のドアホン子器を概略的に示す斜視図
【符号の説明】
1 カメラ付きドアホン子器
2 子器本体ケース
3 カメラ
3a レンズ部
31 リブ
4 カバー体
4a スモーク部
4b 可視光透過部
41 上側面部
42 正面部
6 スピーカ
7 発光素子
h2 (子器本体ケースの)開口部
h4 (カバー体の)開口部
S2a 正面
S2b 上側面
Claims (8)
- カメラ、発光素子、スピーカ、集音マイクその他の電気回路部品を収容するために設けられ、前記カメラが設けられる領域に開口部を有する子器本体ケースと、前記開口部に装着されるカバー体とを備えたカメラ付きドアホン子器において、
上記カバー体は、上側面部と正面部とを備えた断面視略L字形状に形成され、且つ、透明の可視光透過部と赤外光を透過すると共に子器本体ケース内が外部から見え難い有色のスモーク部とで2色成形されており、
前記スモーク部は、少なくとも前記カメラのレンズ部と対応する位置に開設された開口部を有する枠体形状に成形され、
前記可視光透過部は、前記スモーク部の開口部を塞ぐように成形され、少なくとも前記カバー体の上側面部はスモーク部であることを特徴とするカメラ付きアホン子器。 - 請求項1において、
上記カバー体は、ブルーのスモーク部と、無色透明な可視光透過部とを、各々別成形し、これを一体化して2色成形しているカメラ付きドアホン子器。 - 請求項1又は2の何れかにおいて、
上記子器本体ケースの開口部は、正面から上側面の領域に開設すると共に、
上記カバー体は、上側面部と正面部とを備えた断面視略L字形状に形成し、
このカバー体を子器本体ケースの開口部に取り付けた際には、子器本体ケースの上側面の領域にも、カバー体が形成され、且つ、
上記カバー体の裏面には、上側面部、上側面部から正面部をまたぐ位置及び正面部に四角枠形状のリブを突設すると共に、
上記子器本体ケースの開口部の周縁には、前記カバー体のリブを受けるリブ受けを形成し、
上記カバー体のリブと、子器本体ケースのリブ受けには、当接可能な平面部が形成され、この平面部で溶着されているカメラ付きドアホン子器。 - 請求項1又は2の何れかにおいて、
上記子器本体ケースの開口部は、正面から上側面の領域に開設すると共に、
上記カバー体は、上側面部と正面部とを備えた断面視略L字形状に形成し、
このカバー体を子器本体ケースの開口部に取り付けた際には、子器本体ケースの上側面の領域にも、カバー体が形成されるようにした、カメラ付きドアホン子器。 - 請求項1〜4の何れかにおいて、
前記カバー体は、子器本体ケースの正面からその上側面に移行するコーナ部の内表面側に、前記カメラが撮像する映像に線模様が形成されるのを防止するための緩やかな曲面を備えるカメラ付きドアホン子器。 - 請求項1〜5の何れかにおいて、
前記カバー体は、前記発光素子が外部から見えないようにするためのスモーク部と、
可視光透過部とを備え、
前記スモーク部は、その中央に開口部を有する枠体形状をしており、
前記可視光透過部が、前記枠体形状のスモーク部の開口部を塞ぐように一体成形されているカメラ付きドアホン子器。 - 請求項1〜5の何れかにおいて、
前記カバー体は、前記発光素子が外部から見えないようにするためのスモーク部と、
可視光透過部とを備え、
前記スモーク部は、その中央に開口部を有する枠体形状をしており、
前記可視光透過部が、前記枠体形状のスモーク部を覆うように、且つ、前記枠体形状のスモーク部の開口部を塞ぐように一体成形されているカメラ付きドアホン子器。 - 請求項1〜5の何れかにおいて、
前記発光素子が赤外線発光ダイオードであり、且つ、前記カメラがカラー撮像用であるカメラ付きドアホン子器。
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