JP3682573B2 - ドアホン子器及びテレビ付きインターホンシステム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
【0002】
本発明は、ドアホン子器及びテレビ付きインターホンシステムに関し、ドアホン子器内に設けられる撮像手段が、広範囲に映像を撮像できるようにしたドアホン子器、及び、そのようなドアホン子器を備えるテレビ付きインターホンシステムに関する。
【従来の技術】
【0003】
図14は、従来のテレビ付きインターホンシステムにおいて採用されているドアホン子器を概略的に示す斜視図である。
【0004】
このドアホン子器101は、住戸の扉の近傍に取り付けられるものであり、撮像手段、発光素子、スピーカ、集音マイクその他の電気回路部品を収容する子器本体ケース102を備える。
尚、103で示す部材装置は、子器本体ケース102内に収容されている撮像手段を示している。
【0005】
子器本体ケース102は、撮像手段103が設けられる領域に開口部h102を有する。
この開口部h102は、子器本体ケース102の正面S102aに設けられている。
この開口部h102には、カバー体104が、撮像手段103を覆うように設けられている。
【0006】
また、図14中、105で示す部材装置は、呼出しボタンを、また、106は、スピーカを、各々、示している。
【0007】
次に、このドアホン子器101の動作について説明する。
【0008】
このドアホン子器101では、訪問客が、呼出しボタン105を押し操作すると、住戸内に設けられる親機(図示せず。)の呼出装置が鳴動するとともに、撮像手段103がオンとなり、住戸内に設けられる親機(図示せず。)のモニターテレビ(図示せず。)に、撮像手段103が撮像した映像が映し出されるようになっている。
【0009】
また、住戸人が、親機(図示せず。)のモニターテレビ(図示せず。)の通話ボタン(図示せず。)を押し操作した後、親機(図示せず。)に向かって、訪問客に対して応答すると、その音声が、親機(図示せず。)に設けられている、集音マイク(図示せず。)によって拾われるが、この集音マイク(図示せず。)によって拾われた音声が、ドアホン子器101に設けられているスピーカ106から出力されるようになっている。
【0010】
また、訪問客が、来訪の旨を告げると、ドアホン子器101に設けられている集音マイク(図示せず。)が、この音声を拾い、この音声が、親機(図示せず。)のスピーカ(図示せず)から出力されるようになっている。
【0011】
また、住戸人が、住戸の扉付近の様子を知りたいときには、親機(図示せず。)に設けられているモニターボタン(図示せず。)を押し操作すると、所定時間、ドアホン子器101に設けられている撮像手段103及び親機(図示せず。)に設けられているモニターテレビ(図示せず。)の各々が通電状態になり、撮像手段103が撮像した映像が、モニターテレビ(図示せず。)に、所定時間、映し出されるようになっている。
【0012】
また、親機(図示せず。)がハンズフリーの場合には、住戸人が、親機(図示せず。)に設けられている通話ボタン(図示せず。)を押し操作した後、親機(図示せず。)に向かって、訪問客に対して応答すると、その音声が、親機(図示せず。)に設けられている、集音マイク(図示せず。)によって拾われるが、この集音マイク(図示せず。)によって拾われた音声が、ドアホン子器101に設けられているスピーカ106から出力されるようになっている。
【0013】
また、親機(図示せず。)がハンドセット(図示せず。)を有する場合には、住戸人が、ハンドセット(図示せず。)を取り上げ、ハンドセット(図示せず。)に向かって、訪問客に対して応答すると、その音声が、ハンドセット(図示せず。)の送話器(図示せず。)によって拾われ、この送話器(図示せず。)が拾った音声が、ドアホン子器101に設けられているスピーカ106から出力されるようになっている。
【0014】
また、住戸人が、住戸の扉付近の様子を知りたいときには、親機(図示せず。)のハンドセット(図示せず。)を取り上げる(オフフックする)と、ドアホン子器101に設けられている撮像手段103及び親機(図示せず。)に設けられているモニターテレビ(図示せず。)の各々が通電状態になり、撮像手段103が撮像した映像が、モニターテレビ(図示せず。)に、所定時間、映し出されるようになっている。尚、ハンドセット(図示せず。)を、所定時間内に、元に戻す(オンフックする)と、撮像手段103がオフし、モニターテレビ(図示せず。)もオフするようになっている。
【0015】
このドアホン子器101のような、撮像手段103が内蔵されているドアホン子器を備えるテレビ付きインターホンシステムを住戸に取り付けた場合には、扉を解錠する前に、来訪者の顔の確認を、親機(図示せず。)のモニターテレビ(図示せず。)により確認できるため、不審者を、住戸内に入れるといったゆゆしき事態が発生するのを防止できる等、住戸人の安全を図ることができるといった利点があるため、近時、このドアホン子器101のような、撮像手段103が内蔵されているドアホン子器が組み込まれたテレビ付きインターホンシステムは、住戸に幅広く取り付けられるようになっている。
【発明が解決しようとする課題】
【0016】
しかしながら、従来のドアホン子器101では、図14に示すように、カバー体104が、子器本体ケース102の正面方向にのみ設けられているため、例えば、背の高い人が来訪した場合には、来訪者の顔にまで上記発光素子が投光されず、住戸内に設けられている親機(図示せず。)のモニターテレビ(図示せず。)に来訪者の顔が映し出されない、といったような問題が生じる。
【0017】
本発明は、以上のような問題を解決するためになされたものであって、ドアホン子器の上側面からも発光素子が投光されて照明範囲が広げられるため、ドアホン子器内に設けられる撮像手段で広範囲の撮像視野を有するようにしたドアホン子器、及び、そのようなドアホン子器を組み込んだテレビ付きインターホンシステムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0018】
請求項1に記載のドアホン子器は、撮像手段、発光素子、スピーカ、集音マイクその他の電気回路部品を収容するために設けられ、前記撮像手段及び前記発光素子が設けられる領域に開口部を有する子器本体ケースと、前記開口部に設けられるカバー体とを備え、前記子器本体ケースの開口部は、前記子器本体ケースの正面から上側面の領域に設けられ、前記カバー体は、断面視した場合、概ね逆L字形状をしており、前記子器本体ケースの開口部に取り付けた際に、前記子器本体ケースの上側面の領域にも、上記発光素子からの光を透過して訪問者等を照らすスモーク部を備えたカバー体が形成されるようにし、又、前記発光素子が、赤外線発光ダイオードであり、前記スモーク部が赤外線透光材料で構成されおり、且つ、前記撮像手段が赤外線撮像手段である。
【0019】
このドアホン子器では、子器本体ケースの正面から上側面にかけて、発光素子からの光を透過して訪問者等を照らすスモーク部を備えたカバー体を設けるようにし、又、前記発光素子が、赤外線発光ダイオードであり、前記スモーク部が赤外線透光材料で構成されおり、且つ、前記撮像手段が赤外線撮像手段であるので、カバー体を子器本体ケースの正面方向にのみ設けたドアホン子器に比べ、ドアホン子器の上側面からも発光素子が投光されて照明範囲が広げられるため、ドアホン子器に内蔵した撮像手段の撮像視野を広範囲にすることができる。
【0020】
また、このドアホン子器では、訪問者等を照らす、発光素子として、赤外線発光ダイオードを用いているので、訪問者等に、訪問者等を撮像していることを気づかれることなく、訪問者等を撮像手段により撮像できる。更に、このドアホン子器では、撮像手段として、赤外線撮像手段を用いているので、赤外線発光ダイオードが発光することにより照射され訪問者等によって反射された赤外線の反射光を撮像することで、訪問者等をはっきりと撮像できる。
【0021】
請求項2に記載のドアホン子器は、請求項1に記載のドアホン子器の、カバー体は、子器本体ケースの正面からその上面側面部に移行するコーナ部の内表面側に、撮像手段が撮像する映像に線模様が形成されるのを防止するための曲面を備える。
【0022】
このドアホン子器では、カバー体は、子器本体ケースの正面からその上面側面部に移行するコーナ部の内表面側に、撮像手段が撮像する映像に線模様が形成されるのを防止するための緩やかな曲面を設けているので、撮像手段が、このコーナ部を通して撮像した映像に、線模様が形成されない。
【0023】
この結果、このドアホン子器を親機に接続し、親機のモニターテレビに、このドアホン子器に内蔵した撮像手段が撮像した映像を映し出した場合に、モニターテレビに映し出される映像に、線模様が現れず、来訪者の顔などが、つぶれたりすることなく、はっきり判るように映し出される。
【0024】
請求項3に記載のドアホン子器は、請求項1又は請求項2に記載のドアホン子器の、カバー体は、発光素子が外部から見えないようにするためのスモーク部と、可視光透過部とを備え、スモーク部は、その中央に開口部を有する枠体形状をしており、可視光透過部が、枠体形状のスモーク部の開口部を塞ぐように一体成形されている。
【0025】
このドアホン子器では、ドアホン子器に内蔵される発光素子をスモーク部により外側から見えないようにしているので、美観に優れている。のみならず、スモーク部と可視光透過部とを一体成形しているので、カバー体の各々に、スモークシートを貼着するようにした場合に比べ、ドアホン子器の組立作業者の組立作業を、カバー体の各々に、スモークシートを貼着しなくてよいようにした分、軽減できる。
【0026】
請求項4に記載のドアホン子器は、請求項1又は請求項2に記載のドアホン子器の、カバー体は、発光素子が外部から見えないようにするためのスモーク部と、可視光透過部とを備え、スモーク部は、その中央に開口部を有する枠体形状をしており、可視光透過部が、枠体形状のスモーク部の枠体部を覆うように、且つ、枠体形状のスモーク部の開口部を塞ぐように一体成形されている。
【0027】
このドアホン子器では、可視光透過部が、枠体形状のスモーク部を覆うように、且つ、枠体形状のスモーク部の開口部を塞ぐように一体成形しているので、カバー体の表面が、可視光透過部によって万遍なく覆われ、可視光透過部とスモーク部との界面が、外部に露呈せず、カバー体を観る人は、スモーク部を、可視光透過部を介して外部から見えるスケルトンとして認識するため、このカバー体を採用したドアホン子器は、美観に優れている。
【0028】
請求項5に記載のドアホン子器は、請求項1〜4のいずれかに記載のドアホン子器の撮像手段の近傍位置に、撮像対象やその周辺の明るさを検出する明るさセンサーを備える。
【0029】
このドアホン子器では、子器本体ケースの正面から上側面にかけて、カバー体を設けるようにし、撮像手段によって、子器本体ケースの上側面を介して送られてくる訪問者等から発せられた反射光を撮像するようにしているので、これに伴い、発光素子を、子器本体ケースの上側面に近い位置に設置することができるようになる。
【0030】
この結果、撮像手段と発光素子との間隔を広くすることができるため、撮像手段の近傍に明るさセンサーを設けることができる。
【0031】
このドアホン子器では、発光素子を、子器本体ケースの上側面に近い位置に設置することができるようなった結果、撮像手段の近傍に明るさセンサーを設けることができるため、ドアホン子器のダウンサイジングを実現できる。
【0032】
請求項6に記載のドアホン子器は、請求項5に記載のドアホン子器の、発光素子、撮像手段及び明るさセンサーをカメラブロックとし、カメラブロックにより、撮像手段の撮像アングルを変えることができるようにした。
【0033】
このドアホン子器では、カバー体を、子器本体ケースの上側面に形成し、しかも、撮像手段の撮像アングルを変えることができるので、撮像手段の撮像アングルを広範囲に調節することができる。
【0034】
請求項7に記載のドアホン子器は、請求項6に記載のドアホン子器の、発光素子を、撮像手段の上方位置に設け、明るさセンサーを、前記撮像手段の下方位置に設けた。
【0035】
このドアホン子器では、カバー体を、子器本体ケースの上側面に形成している。この結果、撮像手段の撮像アングルを上方向に向けた場合にも、カメラブロックにされた撮像手段の上方位置に設けられた発光素子から照射される光は、子器本体ケースの上側面に形成されているカバー体を通して外方へ照射されるため、このドアホン子器では、撮像手段の撮像アングルを上方向に大きく向けるように調節することができる。
【0036】
また、明るさセンサーをカメラブロックにされた撮像手段の下方位置に設けているので、撮像手段の撮像アングルを上方向に大きく向けるように調節した場合であっても、明るさセンサーは、カバー体の可視光透過部の領域に位置するようにできるため、明るさセンサーにより、撮像手段が必要とする露光量を、正確に検知できる。
【0037】
請求項8に記載のテレビ付きインターホンシステムは、請求項1〜7のいずれかに記載のドアホン子器と、ドアホン子器の撮像手段が撮像した映像を表示するモニターテレビを有する親機とを備える。
【0038】
このテレビ付きインターホンシステムでは、ドアホン子器に内蔵されている撮像手段が広範囲の撮像視野を有する、請求項1〜7のいずれかに記載のドアホン子器を用いているので、親機のモニターテレビには、撮像手段が撮像した映像が、訪問者の顔が欠けたりすることなく映し出される。
【0039】
この結果、住戸に、このテレビ付きインターホンシステムを取り付けた場合には、住戸人は、訪問者の顔をはっきりと確認した後に、扉を解錠できるので、不審者を住戸内に入れるというゆゆしき事態を防ぐことができる。
【0040】
即ち、このテレビ付きインターホンシステムは、例えば、一人暮らしの若い女性などが入居する住戸の防犯対策用のインターホンシステムとして適している。
【発明の実施の形態】
【0041】
以下、本発明を図面を参照しながら更に詳しく説明する。
【0042】
図1は、本発明に係るドアホン子器を概略的に示す図であり、図1(a)は、本発明に係るドアホン子器を概略的に示す斜視図であり、また、図1(b)は、本発明に係るドアホン子器の要部を説明するために、カバー体を、子器本体ケースから分離した状態で示す分解斜視図である。
【0043】
また、図2は、カバー体を概略的に示す斜視図であり、また、図3は、ドアホン子器を概略的に示す断面図である。
【0044】
このドアホン子器1は、住戸の扉の近傍に取り付けられるものであり、撮像手段、発光素子、スピーカ、集音マイクその他の電気回路部品を収容する子器本体ケース2を備える。
【0045】
尚、3で示す部材装置は、子器本体ケース2内に収容されている撮像手段を示している。撮像手段3としては、例えば、CCDカメラ(固体撮像装置)等が用いられている。
【0046】
子器本体ケース2は、撮像手段3が設けられる領域に開口部h2を有する。
【0047】
この開口部h2には、カバー体4が、撮像手段3を覆うように設けられている。
【0048】
また、図1中、5で示す部材装置は、呼出しボタンを、また、6は、スピーカを、各々、示している。
【0049】
また、図3中、7で示す部材装置は、発光素子を、8で示す部材は、撮像手段3やこのドアホン子器1を制御する制御装置(CPU)(図示せず。)等が実装される回路基板を、9で示す部材は、呼出しボタン5を照らす通電ランプを、また、10で示す部材装置は、撮像対象やその周辺の明るさを検出する光センサー(明るさセンサー)を、各々、示している。
【0050】
発光素子7は、夜間になり、ドアホン子器1の周辺が暗い時に点灯し、撮像手段3が撮像する被照射体(訪問者等)を照らすために設けられている。
【0051】
また、光センサー(明るさセンサー)10は、ドアホン子器1の周辺の明るさを検知するものである。
【0052】
そして、光センサー(明るさセンサー)10が検知した情報D10は、制御装置(CPU)(図示せず。)に送られる。制御装置(CPU)(図示せず。)は、光センサー(明るさセンサー)10が検知した情報D10を、制御装置(CPU)(図示せず。)に予め記憶されているしきい値Dthと比較する。そして、制御装置(CPU)(図示せず。)は、光センサー(明るさセンサー)10が検知した情報D10が、しきい値Dthに比べ、暗いと判断した場合(D10<Dth)に、発光素子7を所定時間点灯し、光センサー(明るさセンサー)10が検知した情報D10が、しきい値Dthに比べ、明るいと判断した場合(D10≧Dth)に、発光素子7を点灯しないように、制御するようになっている。
【0053】
また、回路基板8は、回転可能に設けられており、回路基板8の角度を変えれば、撮像手段3の撮像アングルを変えることができるようになっている。
【0054】
このドアホン子器1では、まず、子器本体ケース2に設けられている開口部h2の形状が、図14に示したドアホン子器101の子器本体ケース102に設けられている開口部h102の形状と異なっている。
【0055】
即ち、このドアホン子器1では、開口部h2は、子器本体ケース2の正面S2aからその上側面S2bの領域にかけて、子器本体ケース2に形成されている。
【0056】
また、カバー体4は、断面視した場合、概ね逆L字形状をしている。
【0057】
そして、カバー体4を、子器本体ケース2の開口部h2に取り付けた際に、子器本体ケース2の上側面S2bの領域にも、カバー体4(この例では、スモーク部4a)が形成されるようにしている。
【0058】
このドアホン子器1では、子器本体ケース2の正面S2aから上側面S2bにかけて、カバー体4(この例では、スモーク部4a)を設けるようにしているので、カバー体104を子器本体ケース102の正面方向にのみ設けた従来のドアホン子器101に比べ、ドアホン子器1に内蔵した撮像手段3の撮像視野を広範囲にすることができる。
【0059】
次に、カバー体4の形状について更に詳しく説明する。
【0060】
図4は、カバー体4を概略的に示す図であり、図4(a)は、カバー体4の好ましい形状を概略的に示す断面図であり、また、図4(b)は、カバー体4のあまり好ましいとは言えない形状を概略的に示す断面図である。
【0061】
図4(a)及び図1を参照しながら説明すると、カバー体4は、子器本体ケース2の正面S2aからその上側面S2bに移行するコーナ部の内表面側Srbに、撮像手段3が撮像する映像に線模様が形成されるのを防止するための緩やかな曲面Rbを備える。
【0062】
この曲面Rbは、子器本体ケース2の正面S2aからその上側面S2bに移行するコーナ部の外表面側Sraに形成される曲面Raと、概ね、同心円の関係になるように形成されている。
【0063】
カバー体4では、子器本体ケース2の正面S2aからその上側面S2bに移行するコーナ部の内表面側Srbに、撮像手段3が撮像する映像に線模様が形成されるのを防止するための緩やかな曲面Rbを備える結果、図4(b)に示すカバー体4Aに生じる問題が生じない。
【0064】
まず、図4(b)に示すカバー体4Aに生じる問題について詳述する。
【0065】
図4(b)に示すカバー体4Aでは、カバー体4は、子器本体ケース2の正面S2aからその上側面S2bに移行するコーナ部に、内表面側Srbに、曲率の大きな曲面Rcが形成されている。
【0066】
このカバー体4Aのように、子器本体ケース2の正面S2aからその上側面S2bに移行するコーナ部の内表面側Srbに、曲率の大きな曲面Rcが形成されている場合には、発光素子7から照射される光であって、曲面Rcの一方側Rc1を通過する光と、曲面Rcの他方側Rc2を通過する光とは、このコーナ部において、互いに、著しく異なる方向に向けられる。
【0067】
このようなことが原因し、発光素子7から光を照射した場合、カバー体4Aの子器本体ケース2の正面S2aからその上側面S2bに移行するコーナ部の外方において、発光素子7から照射された光が届かない部分が形成され、発光素子7を点灯して、被照射体(訪問者等)を照らした場合、被照射体(訪問者等)に線状の影ができる、という問題が生じる。
【0068】
この結果、発光素子7を点灯し、被照射体(訪問者等)から発せられた光を撮像手段3で撮像した場合、撮像手段3が撮像した映像をモニターテレビ(図示せず。)で見た場合には、映像中に、暗線が形成される。
【0069】
また、被照射体(訪問者等)から発せられた光(反射光)であって、曲面Rcの一方側Rc1を入光する光と、曲面Rcの他方側Rc2を入光する光とは、互いに、異なる方向に向けられる。
【0070】
また、図4(b)に示すカバー体4Aでは、カバー体4Aの子器本体ケース2の子器本体ケース2の正面S2aからその上側面S2bに移行するコーナ部の肉厚に厚い部分と細い部分とが形成される。
【0071】
このようなことが原因して、被照射体(訪問者等)から発せられた光を撮像手段3で撮像した場合、曲面Rcの一方側Rc1を入光する光と、曲面Rcの他方側Rc2を入光する光とは、互いに、異なる方向に向けられる結果、撮像手段3によって撮像した映像は、カバー体4Aの子器本体ケース2の正面S2aからその上側面S2bに移行するコーナ部を介して撮像した部分においてゆがみが生じ、この映像をモニターテレビ(図示せず。)で見た場合には、線模様が現れず、来訪者の顔などが、つぶれたりする、という問題が生じる。
【0072】
これに対し、図4(a)に示すカバー体4では、子器本体ケース2の正面S2aからその上側面S2bに移行するコーナ部の内表面側Srbに、撮像手段3が撮像する映像に線模様が形成されるのを防止するための緩やかな曲面Rbを備えている。このため、発光素子7から照射される光は、カバー体4は、子器本体ケース2の正面S2aからその上側面S2bに移行するコーナ部において、均等に、放射線方向に曲げられる結果、カバー体4の子器本体ケース2の正面S2aからその上側面S2bに移行するコーナ部の外方において、発光素子7から照射された光が届かない部分が形成されることがないため、発光素子7を発光して被照射(訪問者等)を照らした場合、被照射体(訪問者等)に線状の影ができることはない。
【0073】
この結果、発光素子7を点灯し、被照射体(訪問者等)から発せられた光を撮像手段3で撮像した場合、撮像手段3が撮像した映像をモニターテレビ(図示せず。)で見た場合には、映像中に、暗線が形成されることはなく、被照射体(訪問者等)がはっきりとモニターテレビ(図示せず。)に映し出される。
【0074】
また、被照射体(訪問者等)から発せられた光(反射光)であって、曲面Rbから入光する光は、カバー体4の子器本体ケース2の正面S2aからその上側面S2bに移行するコーナ部において、均等に、曲げられる。
【0075】
また、図4(a)に示すカバー体4では、カバー体4の子器本体ケース2の子器本体ケース2の正面S2aからその上側面S2bに移行するコーナ部の肉厚が同じ厚さ又は概ね同じ厚さに形成されている。
【0076】
この結果、被照射体(訪問者等)から発せられた光を撮像手段3で撮像した場合、撮像手段3によって撮像した映像は、カバー体4の子器本体ケース2の正面S2aからその上側面S2bに移行するコーナ部を介して撮像した部分においてもゆがみが殆ど生じない。従って、この映像をモニターテレビ(図示せず。)で見た場合には、線模様が現れず、来訪者の顔などが、つぶれたりすることなく、被照射体(訪問者等)がはっきりとモニターテレビ(図示せず。)に映し出される。
【0077】
次に、カバー体4の構成について更に詳しく説明する。
【0078】
カバー体4は、図2及び図3に示すように、発光素子(図3に示す発光素子7)が外部から見えないようにするためのスモーク部4aと、可視光透過部4bとを備える。
【0079】
スモーク部4aは、例えば、茶色等の暗色に着色された透明樹脂で製されている。
【0080】
スモーク部4aは、その中央に開口部h4を有する枠体形状をしている。
【0081】
可視光透過部4bは、無色透明な樹脂で製されており、枠体形状のスモーク部4aの開口部h4を塞ぐように一体成形されている。
【0082】
図5は、カバー体4の構成を模式的に示す構成図である。
【0083】
尚、カバー体4は、図1〜図4の各々において示したように、実際には、断面視した場合、略逆L字形状になっているが、図5では、説明を容易とするために、平板形状にして説明している。
【0084】
この例では、カバー体4は、可視光透過部4bが、枠体形状のスモーク部4aを覆うように、且つ、枠体形状のスモーク部4aの開口部h4を塞ぐように一体成形されている。
【0085】
より詳しく説明すると、このカバー体4では、可視光透過部4bが、枠体形状のスモーク部4aの、カバー体4を子器本体ケース2に取り付けた後において、外側から見える側の表面を覆うように、且つ、枠体形状のスモーク部4aの開口部h4を塞ぐように一体成形されている。
【0086】
このドアホン子器1では、可視光透過部4bが、枠体形状のスモーク部4aのを覆うように、且つ、枠体形状のスモーク部4aの開口部を塞ぐように一体成形しているので、カバー体4の表面が、可視光透過部4bによって万遍なく覆われ、可視光透過部4bとスモーク部4aとの界面が、外部に露呈せず、カバー体4を観る人は、スモーク部4aを、可視光透過部4bを介して外部から見えるスケルトンとして認識するため、このカバー体4を採用したドアホン子器は、美観に優れている。
【0087】
尚、ここでは、スモーク部4aを、可視光透過部4bを介して外部から見えるスケルトンとしたカバー体4について説明したが、単純には、図6に示すカバー体4Aのように、発光素子7が外部から見えないようにするためのスモーク部4aの中央の開口部h4を塞ぐように、可視光透過部4bを一体成形してもよい。
【0088】
カバー体4、4Aこのように、スモーク部4aと可視光透過部4bとを一体成形した場合には、カバー体(図示せず。)の各々に、スモークシート(図示せず。)を貼着するようにした場合に比べ、ドアホン子器の組立作業者の組立作業を、カバー体(図示せず。)の各々に、スモークシート(図示せず。)を貼着しなくてよいようにした分、軽減できる。
【0089】
次に、カバー体4の製造方法について説明する。
【0090】
図7は、カバー体4の製造方法の好ましい一例を概略的に示す工程図であり、また、図8は、カバー体4の製造方法のあまり好ましいとは言えない一例を概略的に示す工程図である。
【0091】
カバー体4、4Aは、例えば、射出成形法により製造することができる。
【0092】
カバー体4、4Aを製造する際には、まず、中央に開口部h4を有するスモーク部4aを射出成形法により製造する。
【0093】
次に、スモーク部4aを、射出成形用金型(図示せず。)の所定の位置にセットする。
【0094】
そして、カバー体4Aを製造する場合にあっては、スモーク部4aの開口部h4内に、可視光透過部4bとなる溶融樹脂を充填する。
【0095】
また、カバー体4を製造する場合にあっては、スモーク部4aの一方側の表面を覆うように、且つ、スモーク部4aの開口部h4内に、可視光透過部4bとなる溶融樹脂を充填する。
【0096】
この場合、射出成形用金型(図示せず。)の可視光透過部4bとなる溶融樹脂を流し込む湯口Eは、図7(b)に示すように、スモーク部4aの開口部h4の領域に形成するのが好ましい。
【0097】
これは、例えば、図8(b)に示すように、射出成形用金型(図示せず。)の可視光透過部4bとなる溶融樹脂を流し込む湯口Eを、スモーク部4aの外側側方位置に設けた場合には、スモーク部4aにも、スモーク部4aの開口部h4に溶融樹脂を送り込む湯道4rを形成する必要があるのに対し、図7(b)に示すように、スモーク部4aの開口部h4の領域に形成した場合には、スモーク部4aに、スモーク部4aの開口部h4に溶融樹脂を送り込む湯道4rを形成する必要がなくなるからである。
【0098】
次に、発光素子7及び撮像手段3の好ましい組み合わせについて、説明する。
【0099】
発光素子7としては、例えば、赤外線発光ダイオードを用いることが好ましい。
【0100】
この場合、撮像手段3として、赤外線撮像手段を用いることが好ましい。
【0101】
また、この場合、カバー体4のスモーク部4aは、赤外線を透過する材料で製せられる。
【0102】
このように、発光素子7として、赤外線発光ダイオードを用い、撮像手段3として、赤外線撮像手段を用いた場合には、訪問者等に、訪問者等を撮像していることを気づかれることなく、訪問者等を撮像手段により撮像できる。更に、撮像手段3として、赤外線撮像手段を用いているので、赤外線発光ダイオードが発光することにより照射され訪問者等によって反射された赤外線の反射光を撮像することで、訪問者等をはっきりと撮像できる。
【0103】
また、発光素子7としては、例えば、白色発光素子を用いてもよい。
【0104】
この場合、撮像手段3として、カラー撮像手段を用いることが好ましい。
【0105】
このように、発光素子7として、白色発光素子を用い、撮像手段3として、カラー撮像手段を用いた場合には、このドアホン子器1に接続する親機として、カラーモニターテレビを備えたものを用いれば、親機のモニターテレビに、訪問者等の映像をカラーで映し出すことができる。
【0106】
また、このドアホン子器1では、子器本体ケース2の正面S2aから上側面S2bにかけて、カバー体4を設けるようにした結果、図3に示すように、発光素子7を、撮像手段3を実装する回路基板8の上方に設けることができる。
【0107】
この結果、撮像手段3と発光素子7との間隔を拡げることができるため、撮像手段3の周辺に、発光素子7を設けていない分、空間が形成される。
【0108】
この結果、発光素子7を点灯するか否かの撮像手段3の露光量を検出するための光センサー(明るさセンサー)10を撮像手段3の近傍位置に設けることができる。
【0109】
このドアホン子器1では、発光素子10を、子器本体ケース2の上側面S2bに近い位置に設置することができるようなった結果、撮像手段3の近傍に光センサー(明るさセンサー)10を設けることができるため、ドアホン子器1のダウンサイジングを実現できる。
【0110】
次に、ドアホン子器1のその他の構成について概説する。
【0111】
このドアホン子器1では、更に、発光素子7、撮像手段10及び光センサー(明るさセンサー)10をカメラブロックとし、カメラブロックにより、撮像手段10の撮像アングルを変えることができるようにしている。
【0112】
以下、このカメラブロックの構成について、詳しく説明する。
【0113】
図9は、ドアホン子器1をその正面側から見た状態を概略的に示す分解斜視図である。
【0114】
また、図10は、ドアホン子器1をその背面側から見た状態を概略的に示す分解斜視図である。
【0115】
尚、図9及び図10の各々においては、カバー体4については、図示するのを省略する。
【0116】
また、図9及び図10の各々中、既に説明した部材装置については、説明を容易とするため、既に説明した部材装置に相当する部材装置については、相当する参照符号を付して、その説明を省略する。
【0117】
図9及び図10の各々中、12で示す部材装置は、回動ユニットを、又、13で示す部材装置は、角度調節レバーを、各々、示している。
【0118】
また、17で示す部材は、親機(図示せず。)との通話等を制御する電子回路部品を実装する回路基板を示している。
【0119】
また、h7は、発光素子7の取付孔を示している。
【0120】
発光素子7は、1個以上設けられる。尚、この例では、発光素子7を最大4個まで取り付けられるようになっている。
【0121】
回動ユニット12は、回転軸12a、12bと、撮像手段3を嵌合わせる嵌合凹部12cとを備える。
【0122】
角度調節レバー13は、操作片14と、支持軸15と、ガイド湾曲部16とを備える。
【0123】
ガイド湾曲部16は、断面視した場合、円部材を切断した形状になっている。
【0124】
操作片14は、ガイド湾曲部16の凸面側の表面の中央部又は概ね中央部に立設するように設けられている。
【0125】
支持軸15は、ガイド湾曲部16の凹面側の表面の中央部又は概ね中央部に立設するように設けられている。
【0126】
支持軸15は、二股にされた1対の脚部15a、15aと、脚部15aと脚部15aとの接続部のやや上方に側方から突設するように設けられた回転軸15bとを備える。
【0127】
脚部15aと脚部15aとの接続部は、半円形状の丸い凹部に形成されている。
【0128】
ドアホン子器1の子器本体ケース2は、正面カバー2aとベース2bとの2部材を備える。
【0129】
正面カバー2aには、開口部h2や、押しボタン(図1に示す押しボタン5)を取り付ける取付穴h3が設けられている。
【0130】
また、正面カバー2aの内側には、図10に示すように、撮像手段3を実装した回路基板8を回転可能に取り付ける取付枠体11が形成されている。
【0131】
取付枠体11は、回動ユニット12の回転軸12a、12bの各々を回転可能に収容する、回転軸収容穴h11a、h11bを備える。
【0132】
また、取付枠体11は、脚部15aと脚部15aとの接続部を支持する支持軸(図12(a)に示す支持軸11c)を側方に有する立設部11aと、立設部11aから、支持軸15の脚部15a、15aの各々の厚さ分程度離れるようにして設けられ、支持軸15の回転軸15bを回転可能に収容する回転軸収容部11bとを備える。
【0133】
回路基板8は、角度調節レバー13の1対の脚部15a、15aを挿通する挿通孔h8を備える。
【0134】
また、ベース2bは、角度調節レバー13の操作片14を挿通する操作片挿通孔h2bを備える。
【0135】
また、ベース2bの操作片挿通孔h2bの周辺は、ガイド湾曲部16の凸面側の表面側を収容できるように湾曲したガイド湾曲部収容部2cが設けられている。
【0136】
次に、ドアホン子器1の組立工程について説明する。
【0137】
まず、回路基板8に撮像手段3を実装する。
【0138】
次に、回動ユニット12を、取付枠体11に回転可能に取り付ける。
【0139】
より詳しく説明すると、回動ユニット12の回転軸12aを回転軸収容穴h11aに挿入し、回転軸12bを回転軸収容穴h11bに挿入する。
【0140】
次に、取付枠体11に回転可能に取り付けられた回動ユニット12の嵌合凹部12cに、回路基板8に実装された撮像手段3を嵌合する。
【0141】
次に、角度調節レバー13の取付工程を説明する。
【0142】
図11は、角度調節レバー13の取付工程を概略的に説明する説明図である。
【0143】
尚、図11(a)及び図11(b)の各図では、説明を容易とするために、回路基板8及び撮像手段3の図示は省略する。
【0144】
次に、角度調節レバー13の支持軸15を、回路基板8に設けられている挿通孔h8を挿通させて、支持軸15の脚部15a、15aを立設部11aの支持軸11cに取付け、支持軸15の回転軸15bを回転軸収容部11bに取り付ける。
【0145】
次に、正面カバー2aに、ベース2bを取り付ける。
【0146】
この時、角度調節レバー13の操作片14が、操作片挿通孔h2bを通じて、外部に突出するように、且つ、角度調節レバー13のガイド湾曲部16がガイド湾曲部収容部2cに回転可能に収容されるようにする。
【0147】
図12は、以上のようにして組み立てられたドアホン子器1を、撮像手段3の回転機構を中心にして模式的に示す断面図である。
【0148】
このドアホン子器1では、回動ユニット12の回転軸12aを取付枠体11の回転軸収容穴h11aに挿入し、回転軸12bを回転軸収容穴h11bに挿入することで、回動ユニット12が取付枠体11に対して、回転軸12a、12bを軸にして回転するようにしている。
【0149】
また、角度調節レバー13は、支持軸15の回転軸15bを軸にして回転する。
【0150】
この結果、角度調節レバー13の操作片14を、上方向(図12中、白抜き矢印で示す方向)へ移動させると、撮像手段3の撮像アングルは、上方向(図12中、白抜き矢印で示す方向)を向く。
【0151】
一方、角度調節レバー13の操作片14を、下方向(図12中、黒矢印で示す方向)へ移動させると、撮像手段3の撮像アングルは、下方向(図12中、黒矢印で示す方向)を向く。
【0152】
このように、このドアホン子器1では、角度調節レバー13の操作片14の移動方向と順方向に、撮像手段3の撮像アングルが移動するようにしているので、施工業者が、このドアホン子器1を住戸の扉周辺に取付けする際に、撮像手段3の撮像アングルを調節する際に、角度調節レバー13の操作片14の移動方向と逆方向に、撮像手段3の撮像アングルが移動するようにされているドアホン子器に比べ、撮像手段3の撮像アングルを調節がし易い。
【0153】
のみならず、このドアホン子器1では、カバー体4を、子器本体ケース2の上側面S2bの領域にも形成しているので、撮像手段3の撮像アングルを広角度に調節できるという長所もある。
【0154】
また、このドアホン子器1では、発光素子10を、図3に示すように、撮像手段3の上方位置に設け、光センサー(明るさセンサー)10を、撮像手段3の下方位置に設けている。
【0155】
この結果、撮像手段3の撮像アングルを上方向に向けた場合にも、カメラブロックにされた撮像手段3の上方位置に設けられた発光素子7から照射される光は、子器本体ケース2の上側面S2bに形成されているカバー体4を通して外方へ照射されるため、このドアホン子器1では、撮像手段3の撮像アングルを上方向に大きく向けるように調節することができる。
【0156】
また、光センサー(明るさセンサー)10をカメラブロックにされた撮像手段3の下方位置に設けているので、撮像手段3の撮像アングルを上方向に大きく向けるように調節した場合であっても、光センサー(明るさセンサー)10は、カバー体4の可視光透過部4bの領域に位置するようにできるため、光センサー(明るさセンサー)10により、撮像手段3が必要とする露光量を、正確に検知できる。
【0157】
次に、このドアホン子器1を備えるテレビ付きインターホンシステムの構成について説明する。
【0158】
図13は、ドアホン子器1を備えるテレビ付きインターホンシステムの構成を概略的に示す構成図であり、図13(a)は、ハンズフリー型の親機を備えるテレビ付きインターホンシステムの構成図を、また、図13(b)は、ハンドセットを備える親機を備えるテレビ付きインターホンシステムの構成図を、各々、例示的に示している。
【0159】
まず、図13(a)に示す、ハンズフリー型の親機を備えるテレビ付きインターホンシステムについて説明する。
【0160】
このテレビ付きインターホンシステム31は、ドアホン子器1と親機32とを備える。
【0161】
ここでは、ドアホン子器1の構成は、図1に示したものと同様であるので、ここでは説明を容易とするため、図1に示したドアホン子器1を構成する部材装置に相当する部材装置については、相当する参照符号を付して、その説明を省略する。
【0162】
親機32は、モニターテレビ33と、集音マイク34と、モニターボタン35と、通話ボタン36と、スピーカ(図示せず。)とを備える。
【0163】
尚、図13(a)中、37で示す部材装置は、通話ボタン36がオンにされている際に点灯する通話確認ランプを示している。
【0164】
ドアホン子器1と親機32とは、信号線Lで接続されている。
【0165】
次に、このテレビ付きインターホンシステム31の動作について説明する。
【0166】
このテレビ付きインターホンシステム31では、訪問客が、ドアホン子器1の呼出しボタン5を押し操作すると、住戸内に設けられる親機(図示せず。)の呼出装置が鳴動するとともに、ドアホン子器1の撮像手段3がオンとなり、住戸内に設けられる親機32のモニターテレビ33に、撮像手段3が撮像した映像が映し出されるようになっている。
【0167】
より詳しく説明すると、訪問客が、ドアホン子器1の呼出しボタン5を押し操作すると、光センサー(明るさセンサー)(図3に示す光センサー(明るさセンサー)10)が、ドアホン子器1の周辺の明るさを検知する。
【0168】
光センサー(明るさセンサー)10が検知した情報D10は、制御装置(CPU)(図示せず。)に送られる。制御装置(CPU)(図示せず。)は、光センサー(明るさセンサー)10が検知した情報D10を、制御装置(CPU)(図示せず。)に予め記憶されているしきい値Dthと比較する。そして、制御装置(CPU)(図示せず。)は、光センサー(明るさセンサー)10が検知した情報D10が、しきい値Dthに比べ、暗いと判断した場合(D10<Dth)に、発光素子7を所定時間点灯し、光センサー(明るさセンサー)10を点灯した状態で、撮像手段3が、訪問客を撮像する。
【0169】
また、光センサー(明るさセンサー)10が検知した情報D10が、しきい値Dthに比べ、明るいと判断した場合(D10≧Dth)には、発光素子7を点灯しない状態で、撮像手段3が、訪問客を撮像する。
【0170】
また、住戸人が、親機32の通話ボタン36を押し操作した後、親機32に向かって、訪問客に対して応答すると、その音声が、親機32に設けられている、集音マイク34によって拾われるが、この集音マイク34によって拾われた音声が、ドアホン子器1に設けられているスピーカ6から出力されるようになっている。
【0171】
また、訪問客が、来訪の旨を告げると、ドアホン子器1に設けられている集音マイク(図示せず。)が、この音声を拾い、この音声が、親機32のスピーカ(図示せず)から出力されるようになっている。
【0172】
また、住戸人が、住戸の扉付近の様子を知りたいときには、親機32に設けられているモニターボタン35を押し操作すると、所定時間、ドアホン子器1に設けられている撮像手段3及び親機32に設けられているモニターテレビ33の各々が通電状態になり、撮像手段3が撮像した映像が、モニターテレビ33に映し出されるようになっている。
【0173】
次に、図13(b)に示す、ハンズフリー型の親機を備えるテレビ付きインターホンシステムについて説明する。
【0174】
このテレビ付きインターホンシステム41は、ドアホン子器1と親機42とを備える。
【0175】
ここでは、ドアホン子器1の構成は、図1に示したものと同様であるので、ここでは説明を容易とするため、図1に示したドアホン子器1を構成する部材装置に相当する部材装置については、相当する参照符号を付して、その説明を省略する。
【0176】
親機42は、モニターテレビ43と、スピーカ48と、ハンドセット49とを備える。
【0177】
尚、図13(b)中、50で示す部材装置は、操作表示パネル部を示している。
【0178】
ドアホン子器1と親機42とは、信号線Lで接続されている。
【0179】
次に、このテレビ付きインターホンシステム41の動作について説明する。
【0180】
このテレビ付きインターホンシステム41では、訪問客が、ドアホン子器1の呼出しボタン5を押し操作すると、住戸内に設けられる親機の呼出装置が鳴動するとともに、ドアホン子器1の撮像手段3がオンとなり、住戸内に設けられる親機42のモニターテレビ43に、撮像手段3が撮像した映像が、所定時間、映し出されるようになっている。
【0181】
より詳しく説明すると、訪問客が、ドアホン子器1の呼出しボタン5を押し操作すると、光センサー(明るさセンサー)(図3に示す光センサー(明るさセンサー)10)が、ドアホン子器1の周辺の明るさを検知する。光センサー(明るさセンサー)10が検知した情報D10は、制御装置(CPU)(図示せず。)に送られる。制御装置(CPU)(図示せず。)は、光センサー(明るさセンサー)10が検知した情報D10を、制御装置(CPU)(図示せず。)に予め記憶されているしきい値Dthと比較する。そして、制御装置(CPU)(図示せず。)は、光センサー(明るさセンサー)10が検知した情報D10が、しきい値Dthに比べ、暗いと判断した場合(D10<Dth)に、発光素子7を所定時間点灯し、光センサー(明るさセンサー)10を点灯した状態で、撮像手段3が、訪問客を撮像する。
【0182】
また、光センサー(明るさセンサー)10が検知した情報D10が、しきい値Dthに比べ、明るいと判断した場合(D10≧Dth)には、発光素子7を点灯しない状態で、撮像手段3が、訪問客を撮像する。
【0183】
また、住戸人が、ハンドセット49を取り上げ(オフフックし)、ハンドセット49に向かって、訪問客に対して応答すると、その音声が、ハンドセット49の送話器(図示せず。)によって拾われ、この送話器(図示せず。)が拾った音声が、ドアホン子器1に設けられているスピーカ6から出力されるようになっている。
【0184】
また、訪問客が、来訪の旨を告げると、ドアホン子器1に設けられている集音マイク(図示せず。)が、この音声を拾い、この音声が、親機32のスピーカ(図示せず)から出力されるようになっている。
【0185】
また、住戸人が、住戸の扉付近の様子を知りたいときには、親機42のハンドセット49を取り上げると(オフフックすると)、ドアホン子器1に設けられている撮像手段3及び親機42に設けられているモニターテレビ43の各々が通電状態になり、撮像手段3が撮像した映像が、モニターテレビ43に、所定時間、映し出されるようになっている。
【0186】
尚、住戸人が、所定時間内に、親機42のハンドセット49を元に戻す(オンフックする)と、撮像手段3がオフし、モニターテレビ43もオフするようにされている。
【0187】
上述したテレビ付きインターホンシステム31、41では、いずれも、ドアホン子器1に内蔵されている撮像手段3が広範囲の撮像視野を有するので、親機32、42のモニターテレビ33、43には、撮像手段3が撮像した映像が、訪問者の顔が欠けたりすることなく映し出される。
【0188】
この結果、住戸に、上述したテレビ付きテレビ付きインターホンシステム31、41を取り付けた場合には、住戸人は、訪問者の顔をはっきりと確認した後に、扉を解錠できるので、不審者を住戸内に入れるというゆゆしき事態を防ぐことができる。
【0189】
即ち、上述したテレビ付きテレビ付きインターホンシステム31、41は、いずれも、例えば、一人暮らしの若い女性などが入居する住戸の防犯対策用のインターホンシステムとして適している。
【発明の効果】
【0190】
以上、詳細に説明したように、請求項1に記載のドアホン子器では、子器本体ケースの正面から上側面にかけて、発光素子からの光を透過して訪問者等を照らすスモーク部を備えたカバー体を設けるようにしているので、カバー体を子器本体ケースの正面方向にのみ設けたドアホン子器に比べ、、ドアホン子器の上側面からも発光素子が投光されて照明範囲が広げられるため、ドアホン子器に内蔵した撮像手段の撮像視野を広範囲にすることができる。
【0191】
又、訪問者等を照らす発光素子として、赤外線発光ダイオードを用いているので、訪問者等に、訪問者等を撮像していることを気づかれることなく、訪問者等を撮像手段により撮像できる。更に、このドアホン子器では、撮像手段として、赤外線撮像手段を用いているので、赤外線発光ダイオードが発光することにより照射され訪問者等によって反射された赤外線の反射光を撮像することで、訪問者等をはっきりと撮像できる。
【0192】
請求項2に記載のドアホン子器では、カバー体は、子器本体ケースの正面からその上面側面部に移行するコーナ部の内表面側に、撮像手段が撮像する映像に線模様が形成されるのを防止するための緩やかな曲面を設けているので、撮像手段が、このコーナ部を通して撮像した映像に、線模様が形成されない。
【0193】
この結果、このドアホン子器を親機に接続し、親機のモニターテレビに、このドアホン子器に内蔵した撮像手段が撮像した映像を映し出した場合に、モニターテレビに映し出される映像に、線模様が現れず、来訪者の顔などが、つぶれたりすることなく、はっきり判るように映し出される。
【0194】
請求項3に記載のドアホン子器では、ドアホン子器に内蔵される発光素子をスモーク部により外側から見えないようにしているので、美観に優れている。のみならず、スモーク部と可視光透過部とを一体成形しているので、カバー体の各々に、スモークシートを貼着するようにした場合に比べ、ドアホン子器の組立作業者の組立作業を、カバー体の各々に、スモークシートを貼着しなくてよいようにした分、軽減できる。
【0195】
請求項4に記載のドアホン子器では、可視光透過部が、枠体形状のスモーク部を覆うように、且つ、枠体形状のスモーク部の開口部を塞ぐように一体成形しているので、カバー体の表面が、可視光透過部によって万遍なく覆われ、可視光透過部とスモーク部との界面が、外部に露呈せず、カバー体を観る人は、スモーク部を、可視光透過部を介して外部から見えるスケルトンとして認識するため、このカバー体を採用したドアホン子器は、美観に優れている。
【0196】
請求項5に記載のドアホン子器では、子器本体ケースの正面から上側面にかけて、カバー体を設けるようにし、撮像手段によって、子器本体ケースの上側面を介して送られてくる訪問者等から発せられた反射光を撮像するようにしているので、これに伴い、発光素子を、子器本体ケースの上側面に近い位置に設置することができるようになる。
【0197】
この結果、撮像手段と発光素子との間隔を広くすることができるため、撮像手段の近傍に明るさセンサーを設けることができる。
【0198】
このドアホン子器では、発光素子を、子器本体ケースの上側面に近い位置に設置することができるようなった結果、撮像手段の近傍に明るさセンサーを設けることができるため、ドアホン子器のダウンサイジングを実現できる。
【0199】
請求項6に記載のドアホン子器では、カバー体を、子器本体ケースの上側面に形成し、しかも、撮像手段の撮像アングルを変えることができるので、撮像手段の撮像アングルを広範囲に調節することができる。
【0200】
請求項7に記載のドアホン子器では、カバー体を、子器本体ケースの上側面に形成している。この結果、撮像手段の撮像アングルを上方向に向けた場合にも、カメラブロックにされた撮像手段の上方位置に設けられた発光素子から照射される光は、子器本体ケースの上側面に形成されているカバー体を通して外方へ照射されるため、このドアホン子器では、撮像手段の撮像アングルを上方向に大きく向けるように調節することができる。
【0201】
また、明るさセンサーをカメラブロックにされた撮像手段の下方位置に設けているので、撮像手段の撮像アングルを上方向に大きく向けるように調節した場合であっても、明るさセンサーは、カバー体の可視光透過部の領域に位置するようにできるため、明るさセンサーにより、撮像手段が必要とする露光量を、正確に検知できる。
【0202】
請求項8に記載のテレビ付きインターホンシステムでは、ドアホン子器に内蔵されている撮像手段が広範囲の撮像視野を有する、請求項1〜7のいずれかに記載のドアホン子器を用いているので、親機のモニターテレビには、撮像手段が撮像した映像が、訪問者の顔が欠けたりすることなく映し出される。
【0203】
この結果、住戸に、このテレビ付きインターホンシステムを取り付けた場合には、住戸人は、訪問者の顔をはっきりと確認した後に、扉を解錠できるので、不審者を住戸内に入れるというゆゆしき事態を防ぐことができる。
【0204】
即ち、このインターホンシステムは、例えば、一人暮らしの若い女性などが入居する住戸の防犯対策用のインターホンシステムとして適している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るドアホン子器を概略的に示す図であり、図1(a)は、本発明に係るドアホン子器を概略的に示す斜視図であり、また、図1(b)は、本発明に係るドアホン子器の要部を説明するために、カバー体を、子器本体ケースから分離した状態で示す分解斜視図である。
【図2】図1に示すドアホン子器で用いられているカバー体を概略的に示す斜視図である。
【図3】図1に示すドアホン子器を概略的に示す断面図である。
【図4】図1に示すドアホン子器で用いられているカバー体を概略的に示す図であり、図4(a)は、カバー体の好ましい形状を概略的に示す断面図であり、また、図4(b)は、カバー体のあまり好ましいとは言えない形状を概略的に示す断面図である。
【図5】図1に示すドアホン子器で用いられているカバー体の構成の一例を模式的に示す構成図である。
【図6】図1に示すドアホン子器で用いられているカバー体の構成の他の一例を模式的に示す断面図である。
【図7】図1に示すドアホン子器で用いられているカバー体の製造方法の好ましい一例を概略的に示す工程図である。
【図8】図1に示すドアホン子器で用いられているカバー体の製造方法のあまり好ましいとは言えない一例を概略的に示す工程図である。
【図9】図1に示すドアホン子器をその正面側から見た状態を概略的に示す分解斜視図である。
【図10】図1に示すドアホン子器をその背面側から見た状態を概略的に示す分解斜視図である。
【図11】角度調節レバーの取付工程を概略的に説明する説明図である。
【図12】図1に示すドアホン子器を、撮像手段の回転機構を中心にして模式的に示す断面図である。
【図13】本発明に係るテレビ付きインターホンシステムの構成を概略的に示す構成図であり、図13(a)は、ハンズフリー型の親機を備えるテレビ付きインターホンシステムの構成図を、また、図13(b)は、ハンドセットを備える親機を備えるテレビ付きインターホンシステムの構成図を、各々、例示的に示している。
【図14】従来のテレビ付きインターホンシステムにおいて採用されているドアホン子器を概略的に示す斜視図である。
【符号の説明】
1 ドアホン子器
2 子器本体ケース
3 撮像手段
4 カバー体
4a スモーク部
4b 可視光透過部
5 呼出しボタン
6 スピーカ
7 発光素子
8 回路基板
10 光センサー(明るさセンサー)
31、41 テレビ付きインターホンシステム
32、42 親機
h2 子器本体ケースに設けられた開口部
S2a 子器本体ケースの正面
S2b 子器本体ケースの上側面
Claims (8)
- 撮像手段、発光素子、スピーカ、集音マイクその他の電気回路部品を収容するために設けられ、前記撮像手段及び前記発光素子が設けられる領域に開口部を有する子器本体ケースと、前記開口部に設けられるカバー体とを備え、前記子器本体ケースの開口部は、前記子器本体ケースの正面から上側面の領域に設けられ、前記カバー体は、断面視した場合、概ね逆L字形状をしており、前記子器本体ケースの開口部に取り付けた際に、前記子器本体ケースの上側面の領域にも、上記発光素子からの光を透過して訪問者等を照らすスモーク部を備えたカバー体が形成されるようにし、又、前記発光素子が、赤外線発光ダイオードであり、前記スモーク部が赤外線透光材料で構成されおり、且つ、前記撮像手段が赤外線撮像手段である、ドアホン子器。
- 前記カバー体は、子器本体ケースの正面からその上側面に移行するコーナ部の内表面側に、前記撮像手段が撮像する映像に線模様が形成されるのを防止するための緩やかな曲面を備える、請求項1に記載のドアホン子器。
- 前記カバー体は、前記発光素子が外部から見えないようにするためのスモーク部と、可視光透過部とを備え、前記スモーク部は、その中央に開口部を有する枠体形状をしており、前記可視光透過部が、前記枠体形状のスモーク部の開口部を塞ぐように一体成形されている、請求項1又は請求項2に記載のドアホン子器。
- 前記カバー体は、前記発光素子が外部から見えないようにするためのスモーク部と、可視光透過部とを備え、前記スモーク部は、その中央に開口部を有する枠体形状をしており、前記可視光透過部が、前記枠体形状のスモーク部を覆うように、且つ、前記枠体形状のスモーク部の開口部を塞ぐように一体成形されている、請求項1又は請求項2に記載のドアホン子器。
- 前記撮像手段の近傍位置に、撮像対象やその周辺の明るさを検出する明るさセンサーを備える、請求項1〜4のいずれかに記載のドアホン子器。
- 前記発光素子、前記撮像手段及び前記明るさセンサーをカメラブロックとし、前記カメラブロックにより、前記撮像手段の撮像アングルを変えることができるようにした、請求項5に記載のドアホン子器。
- 前記発光素子を、前記撮像手段の上方位置に設け、前記明るさセンサーを、前記撮像手段の下方位置に設けた、請求項6に記載のドアホン子器。
- 請求項1〜7のいずれかに記載のドアホン子器と、前記ドアホン子器の撮像手段が撮像した映像を表示するモニターテレビを有する親機とを備える、テレビ付きインターホンシステム。
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