JPH1184491A - 照明を有する撮像装置 - Google Patents

照明を有する撮像装置

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JPH1184491A
JPH1184491A JP9252673A JP25267397A JPH1184491A JP H1184491 A JPH1184491 A JP H1184491A JP 9252673 A JP9252673 A JP 9252673A JP 25267397 A JP25267397 A JP 25267397A JP H1184491 A JPH1184491 A JP H1184491A
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  • Stroboscope Apparatuses (AREA)
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  • Studio Devices (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 通信機能付撮像装置において通話中の照明制
御により操作性を向上させる。 【解決手段】 照明手段10と本体1に対して回動可能
な撮像手段2を有する撮像装置において、回動領域の定
められた操作者自身を撮影しているような回動範囲βで
は照明手段の作動を禁止している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ストロボ等の照明
手段を有する撮像装置に関し、特に通信・通話機能を有
する複合機構成の撮像装置の照明に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、いわゆるストロボ等の照明手
段を有した撮像装置が実用に供されている。又、ハロゲ
ンランプ等の照明手段を有した8mmビデオ・テープを
用いる小型撮像装置も実用に供されてきた。これらの撮
像装置は、低照度の環境下あるいは主被写体が周辺より
も低輝度となるような状況下でも、被写体を照明するこ
とで高画質の画像の撮影を可能にしている。
【0003】一方で、近年いわゆるPHS等の公衆無線
網を利用し、音声だけではなく動画や静止画といった画
像情報も送受できる撮像装置も提案されている。このよ
うな撮像装置では、装置自体にレンズ及びCCD等の撮
像素子を使用したカメラ部を介して操作者自身の映像を
撮影して送信したり、操作者以外の情景なども撮影して
送信できる機能を搭載したものである。これらの撮像装
置でも、低照度の環境下あるいは主被写体が周辺よりも
低輝度となる状況下で、照明を併用することで高画質の
画像を撮影し送信することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例においては、通話・通信機能を有する撮像装置の場
合、通話中はカメラ部を操作者自身の主に顔に向けて操
作者の顔の映像を通話相手に提供し、また非通話時には
一般的な撮像装置と同様な使い方がされる。従って、ス
トロボ等の照明装置を併設した撮像装置では、一般の撮
像装置と全く同様な使い方ができる。例えば、美術館な
どによっては照明を併用した撮影を禁止している所があ
るが、照明手段が作動しないモードにすることによっ
て、照明の併用を禁じている館内でも楽に撮影すること
ができるといった使い方もある。
【0005】一方、通話状態でカメラ部を操作者自身に
向けて撮影する際に照明を併用して撮影する場合は、操
作者の顔の直前で照明装置が発光することになるために
操作者が大変眩しく感じ、操作に支障を来す場合が生ず
るという問題がある。
【0006】また、連続的に発光させるような場合に
は、発光部より発熱が生じるために、やはり顔の近傍に
て発熱部に対する不快感が生じるという問題がある。
【0007】また、一般的な構成からこれらの通話・通
信機能を有した撮像装置では通話状態時は、顔の下側か
ら照明する構成になって照明される顔に不自然な照度差
が生じ、照明することでかえって醜い劣悪画像となると
いう問題がある。
【0008】このような問題点を回避するために、通話
状態では手動で照明を不作動にすることも考えられる
が、そのような操作は忘れたりしがちであり、特に咄嗟
の通話時などにはよけいにその傾向に陥りやすい、とい
った問題がある。
【0009】一方、下からの不自然な照明を回避するた
めに照明装置の部分を本体に対して可動にし、照明角度
を調整する方法等も考えられるが、装置自体が大きくな
り操作性も損なわれるという問題がある。
【0010】そこで、本発明の目的は、照明装置を装備
した撮像装置、特に通話・通信機能を有する撮像装置
で、通話状態での照明を制御することにより操作性の向
上、携帯性の改善を図ることができる照明を有する撮像
装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明は、照明手段と本体に対して
回動可能な撮像手段を有する撮像装置において、前記回
動領域の定められた回動範囲では前記照明手段の作動を
禁止している。
【0012】この構成によれば、操作者の顔を撮影する
場合は照明手段の動作を禁止して、操作者の眩しさ、不
快感を減少できる。
【0013】また、請求項2に記載の発明は、照明手段
と本体に対して回動可能な撮像手段を有する撮像装置に
おいて、前記回動領域の定められた回動範囲では前記照
明手段の発光量を減少させている。
【0014】この構成によれば、操作者の顔を撮影する
場合は発光量の少ない照明により画質を保ちながら、操
作者の眩しさ、不快感をかなり減少できる。
【0015】また、請求項3に記載の発明は、通話手段
と照明手段を有する撮像装置において、通話モードでは
前記照明手段の作動を禁止している。
【0016】この構成によれば、通話状態では操作者の
顔を撮影するものとして照明手段の作動を禁止して、操
作者の眩しさ、不快感を減少できる。
【0017】また、請求項4に記載の発明は、通話手段
と照明手段を有する撮像装置において、通話モードでは
前記照明手段の発光量を減少させている。
【0018】この構成によれば、通話状態では操作者の
顔を撮影するものとして発光量の少ない照明により画質
を保ちながら、操作者の眩しさ、不快感を減少できる。
【0019】また、請求項5に記載の発明は、前記撮像
装置は、バックボード前面に折り畳み構造で収納される
カメラ部支持機構の前面に左右方向向きに回動可能に配
置されている。
【0020】この構成によれば、筐体を折り畳んで収納
した状態で通話手段又は撮像装置として使用可能であ
り、折り畳み式の筐体を開いた状態では撮像装置を回動
させて操作者を撮影しながら通話手段で通話することが
できる。
【0021】また、請求項6に記載の発明は、前記撮像
装置は、装置全体が一体構造の筐体上部に前後方向に回
動可能に配置されている。
【0022】この構成によれば、筐体はそのままの状態
で撮像手段を回動させて操作者を撮影しながら、通話手
段により通話することができる。
【0023】また、請求項7に記載の発明は、前記定め
られた回動範囲は、装置の操作者自身を撮影する方向へ
の回動としている。
【0024】この構成によれば、撮像装置を反転させる
ことで操作者自身を撮影できる。
【0025】
【発明の実施の形態】
(第1の実施の形態)以下、本発明の第1の実施の形態
について図を参照して説明する。図1は本発明の第1の
実施の形態に係る照明を有する撮像装置の斜視図であ
る。図1には通信機能付撮像装置の外観を示す。図1
(a)は撮像装置を折り畳んだ状態を、図1(b)には
同装置を開いた状態を示している。
【0026】図1において、1は通信機能付撮像装置全
体を示し、2は同装置に搭載されたカメラ部を示してい
る。カメラ部2は図1(b)に二点鎖線で示すように、
軸aを中心に装置本体に対して左右方向へ、α+βで示
される範囲回動可能となっている。このカメラ部2には
撮影レンズ9と被写体を照明するための、例えば、フラ
ッシュランプ等からなる照明部材10が配置されてい
る。3段の折り畳み部分を構成している第1の構成部3
は、カメラ部支持機構としてカメラ部2を支持すると共
に、例えば、液晶等より構成される表示手段14を備え
ている。
【0027】第2の構成部4は、図1(a)の状態では
その表面に通話ボタン、数字キー等の操作ボタン(又は
スイッチ等)11が配置されている。その他、マイク1
2、スピーカ13も配置されている。
【0028】第3の構成部5はバックボードの形態で、
アンテナ6を収納し開口部15を有している。開口部1
5は図1(a)図で示す折り畳んだ状態では、表示手段
14が外部より観視可能な大きさ、位置に開設されてい
る。又、12はマイク、13はスピーカで通話時の位置
を示している。
【0029】これら第1の構成部3、第2の構成部4、
第3の構成部5はそれぞれヒンジ7及び8により回動可
能に結合されていて、少なくとも図1(a)と図1
(b)に示す状態の間を開閉可能となっている。なお、
二点鎖線bは通常の左手保持による使用状態を示してい
る。
【0030】図3は図1に示す撮像装置の画像情報処理
のブロック図である。図3において、2はカメラ部で、
撮影レンズ9、絞り手段21およびCCD等よりなる撮
像素子22を含む。23はサンプルホールド回路、24
は自動利得制御回路である。25は信号処理回路で撮像
素子22からの画像信号は、サンプルホールド回路2
3、自動利得制御回路24を通過後、信号処理回路25
で輝度信号・色信号として生成される。
【0031】26は露出制御回路であり自動利得制御回
路24からの画像情報により、絞り手段21、撮像素子
22の蓄積時間(露光時間)あるいは自動利得制御回路
24のゲインを制御することで、適切な露光量が得られ
るように制御している。又、被写体が暗い場合には発光
回路32を経由して照明部材10を発光させている。
【0032】27は信号処理回路25により生成された
画像信号を、例えば、JPEG等のプロセスを施すこと
により圧縮したり、逆に圧縮された画像信号を復元する
圧縮・伸張回路である。28は画像情報を蓄積するため
のメモリであり、撮像装置1自体に対して固定あるいは
取り外しの可否は問わない。29はエンコーダ回路で、
画像情報を例えばNTSC信号に変換することで表示手
段14に画像を表示する。
【0033】30はプロトコル回路で本装置に対応する
通信条件に対応するプロトコルに画像情報を変換した
り、受信された情報を解読する。31は送受信回路であ
り、6はアンテナである。以上は画像情報の流れである
が、音声情報についても同様な処理が行われるが、ここ
では省略する。
【0034】このような構成で、画像としてはカメラ部
2により撮影した画像、又はカメラ部2により撮影しメ
モリ28に記憶している画像、又は受信されメモリ28
に記憶されている画像、又は受信中の画像あるいは、こ
れらを組合わせた画像を見ることができる。
【0035】33はカメラ部2の位相を検出するための
検出手段であり、角度検出のエンコーダ等から構成され
る。この検出手段33によりカメラ部2の光軸が図1
(b)に示すαの範囲かβの範囲かを検出して、露出制
御回路26に検出情報が伝達される。
【0036】つぎに動作について説明する。図1(a)
に示す収納状態で、通常の電話機として使用する場合上
述の操作ボタンスイッチ11を操作し、マイク12及び
スピーカ13を使うことで一般の受話器として使用可能
となっている。
【0037】又、画像撮影機として使用する場合も、図
1(a)の状態でカメラ部2を角度αの範囲で設定する
ことで被写体を撮影できる。撮影する画像あるいは撮影
した画像は、開口部15を通して表示手段14により確
認可能となっている。音声についてはマイク12および
スピーカ13にて収録および聴講が可能となっている。
従って、図1(a)のように折り畳んで収納した状態
で、通話機と撮影機として使用できる。
【0038】図1(b)の開いた状態では、通話機とし
てはマイク12′、スピーカ13′により受話器の機能
が果たせるようになっている。更に近年無線電話等の回
線スピードの向上により音声だけでなく画像も通信可能
となっている。即ち、図1(b)に示す開いた状態では
通話をしながら表示手段を覗き込み、相手から送信され
てくる画像、既に自分が撮影しメモリに保存している画
像、あるいは現時点で撮影している画像を観視しながら
送信することも可能である。
【0039】又、図1(b)に示す開いた状態で、カメ
ラ部2をβに示す範囲に向ける場合に、通話者自身の映
像を撮影することができる。この場合、相手に通話者の
顔を確認させることと、表情を提示させることができ大
変便利である。
【0040】ところで被写体輝度の低い場合は、一般的
な撮像装置ではストロボあるいはハロゲンランプ等(ス
トロボはデジタルカメラ等の静止画、ハロゲンランプは
動画用カメラ等で使用されるが、静止画撮像にもハロゲ
ンランプは使用できる)よりなる照明装置による発光
を、被写体に浴びせることで綺麗な画像を撮影できる。
【0041】従って、図1(a)の場合の一般的な撮像
機として撮影する場合は、被写体がある一定輝度以下で
は照明部材10を作動させることで、適切な露光量を得
て撮影を行うことができる。
【0042】一方、図1(b)の場合は、通話者の顔を
至近距離にて撮影するので、ごく真近で発光手段を作動
させると通話者自身も非常に眩しく感じ操作に支障を来
す。又、連続的に発光させる場合も、顔近くに発光手段
が存在しているので発光部の発熱のために、やはり通話
者に不快感を与えることになる。更に、図1(b)から
も分かるように、通話者の顔を口元方向から照明するこ
とになり、大変不自然な輝度分布となる。従って、この
期間は照明手段10の作動禁止、発光量の制限などの制
限を設けている。
【0043】図5は図1に示す撮像装置の撮影動作のフ
ローチャートである。続いて、図5を参照して撮影動作
を説明する。撮影開始時に、先ず、カメラ部2の位相が
エンコーダ33により検出される(S1)。ここでカメ
ラ部2の方向が一般被写体を映す方向であるα方向の場
合、被写体の明るさが検出され(S2)、ある一定の明
るさ以上の場合は通常の撮影が行われる(S3)。もし
も被写体が一定の明るさよりも暗い場合は、照明部材1
0による発光により撮影が行われる(S4)。この場
合、電子的画像撮影で自動利得制御回路24のゲインを
上げる処理も考えられるが、一般的にはS/Nが悪くな
るため、発光を用いた撮影の方が望ましい。
【0044】S1の判定で、カメラ部2がβの方向を向
いていると検出された場合は、その殆どの場合が操作者
自身の顔の画像を撮影していると判断できる。この場合
は、被写体の明るさを検出して(S5)、被写体の明る
さがある一定以上の場合、通常の撮影が行われる(S
3)。一方、明るさがある一定以下の場合は照明部材1
0を作動させず、自動利得制御回路24のゲインをアッ
プして撮影する(S6)。先の場合には自動利得制御回
路24のゲインアップによる撮影では、S/Nが悪くな
り好ましくないと述べたが、操作者自身の顔の撮影の場
合は、そのほとんどが相手の確認、ある程度の表情の伝
達といった目的なので、S/Nの低下については余り考
慮する必要はない。
【0045】このように、第1の実施の形態によれば、
通話者は眩しさや不快感なしに、自動利得のゲインアッ
プによってハッキリした自身像を対話相手に伝送しなが
ら通話することができる。
【0046】(第2の実施の形態)次に、本発明の第2
の実施の形態について図を参照して説明する。図6は本
発明の第2の実施の形態に係る撮像装置の撮影動作のフ
ローチャートである。なお、構成については前実施の形
態の図1、図3が、第2の実施の形態の場合も共通とな
るので、図1、図3の構成についての重複する説明は省
略する。
【0047】つぎに図6を参照して動作について説明す
る。図6に示したフローチャートは、基本的には前実施
の形態の図5のフローチャートと同様な処理であるが、
同一処理となる同一ステップには、同一番号を付して、
主に前実施の形態とは異なる処理の部分についてのみ説
明する。
【0048】被写体の明るさがある一定の値よりも暗い
と判断された場合(S2)、通常撮影の場合(カメラ部
2の方向がα方向の時)図5の前実施の形態と同様に、
照明による撮影がなされる(S4)。
【0049】一方、カメラ部2がβの方向を向いていて
(S1)、被写体の明るさがある一定の明るさよりも暗
い場合(S5)、照明部材10を発光させる(S1
0)。但しこの場合は発光量を少なくする。すなわち、
被写体への発光量は被写体までの距離・レンズの明るさ
(あるいは絞り値)・撮像素子の感度等により決められ
るが、例えば、カメラ部2がα方向を向いている場合で
の発光量に相当する量を「100」とすると、カメラ部
2がβ方向を向いている時のそれを「50」等に設定す
る。その不足分はゲインアップを行って感度を補う。従
って第2の実施の形態では、このS10の処理が前実施
の形態とは異なる。
【0050】このように、第2の実施の形態によれば、
前実施の形態のように禁止するのではなく、弱い発光を
行うものなので操作者自身は若干眩しさ、不快感は伴う
がフル発光時に比べて我慢できないほどではなく、その
分画質が向上する。
【0051】(第3の実施の形態)次に、本発明の第3
の実施の形態について図を参照して説明する。図4は本
発明の第3の実施の形態に係る通信機能付撮像装置のブ
ロック図である。図7は図4に示す通信機能付撮像装置
の動作のフローチャートである。図4に示す通信機能付
撮像装置の回路構成は、基本的には図3の前実施の形態
の回路構成と同一である。図3と異なる点は図4には通
話モード検出部34を設けている点であり、それ以外の
構成は図3と全く同一である。通話モード検出部34の
構成は、図1(a)に示す操作ボタン11中の通話開始
ボタンスイッチが押されると、それを検出して露出制御
回路26に伝達する機能を持つ。あるいは図1(a)の
収納状態から図1(b)の開いた状態にした時点で、ヒ
ンジ7,8の動作に連動させることで検出してもよい。
なお、外観図の図1については第1,2実施の形態と、
第3の実施の形態共に共通に適用される。
【0052】つぎに図7を参照して動作について説明す
る。先ず、通話モードか否かを判定して(S21)、非
通話モードの場合、S2〜S4の処理となり、図5の場
合のS2〜S4と同一処理となる。
【0053】一方、通話モードの場合は、図5のS5〜
S6の処理と同一処理となる。すなわち、被写体の明る
さを検出して(S5)、ある一定以上の明るさがあれ
ば、通常撮影へ移行する(S3)。明るさが一定以下な
ら照明部材10の作動を禁止して、自動利得制御回路2
4のゲインアップにより撮影する(S6)。
【0054】(第4の実施の形態)次に、本発明の第4
の実施の形態について説明する。図8は本発明の第4の
実施の形態に係る通信機能付撮像装置の動作のフローチ
ャートである。なお、第4の実施の形態においては、構
成上の外観図の図1およびブロック図の図4が前実施の
形態と共通に適用されるので、構成に関する重複する説
明は省略する。
【0055】つぎに図8を参照して動作について説明す
る。先ず、通話モードか否かを判定して(S21)、非
通話モードの場合は、前実施の形態と同じでS2〜S4
の処理となる。
【0056】一方、通話モードの場合はS5へ移行し、
明るさの判定を行って一定以上の明るさがあれば通常撮
影を行い(S3)、一定以下の場合は、発光量を例えば
通常の50%に落として制限撮影を行う(S10)。
【0057】(第5の実施の形態)次に、本発明の第5
の実施の形態について図を参照して説明する。図2は本
発明の第5の実施の形態に係る照明を有する撮像装置の
斜視図である。図2において、20は撮像装置本体であ
り図1の場合と異なり、筐体全体が折り畳み構造ではな
く従来型の一体構造である。カメラ部2は本体最上部に
本体20に対して軸aの周りにα+βの範囲で、装置本
体に対して前後方向に回動可能な構造である。その他の
構成は図1と同一なので、同一構成には同一符号を付し
て重複する説明は省略する。また、回路ブロック図も図
3、図4共に共通に適用されるが、内容については先述
の説明と重複するので説明は省略する。
【0058】つぎに動作についても、図5〜図8のフロ
ーチャートの処理が、全てそのまま適用されるので重複
する説明は省略する。効果についても同様である。
【0059】(他の実施の形態)本発明は、静止画、動
画を区別するものではなく双方に適用される。また、図
1ではカメラ部2の配置位置をカメラ部支持機構3の正
面右側端としたが、これに限定せず、左側端部でも、上
端部、下端部でもよい。また、図2ではカメラ部2を本
体20の上端部に配置したが、下端部であってもよい。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、照明手
段を有した撮像装置、特に通信・通話機能を有する撮像
装置において、特に操作者自身を撮影している場合にそ
の照明手段を自動的に制御することで、発光が操作の妨
害等になるのを避けられるように構成したので、操作者
の近くでの発光部の発熱量も軽減できるため不快感が生
じ難く、限られた電源で使用する携帯機器では消費電力
の削減にも貢献し、劣悪画像を作る不自然な照明も避け
られ、操作性の向上と携帯性の改善を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る照明を有する
撮像装置の斜視図である。
【図2】本発明の第5の実施の形態に係る照明を有する
撮像装置の斜視図である。
【図3】図1に示す撮像装置の画像情報処理のブロック
図である。
【図4】本発明の第3の実施の形態に係る通信機能付撮
像装置のブロック図である。
【図5】図1に示す撮像装置の撮影動作のフローチャー
トである。
【図6】本発明の第2の実施の形態に係る撮像装置の撮
影動作のフローチャートである。
【図7】本発明の第3の実施の形態に係る通信機能付撮
像装置の動作のフローチャートである。
【図8】本発明の第4の実施の形態に係る通信機能付撮
像装置の動作のフローチャートである。
【符号の説明】
1,20 撮像装置本体 2 カメラ部 3 カメラ部支持機構(第1の構成部) 4 第2の構成部 5 バックボード(第3の構成部) 6 アンテナ 7,8 ヒンジ 9 レンズ 10 照明部材 11 操作ボタン 12,12′ マイク 13,13′ スピーカ 14 表示手段 15 開口部 21 絞り 22 撮像素子 23 S/H回路 24 AGC回路 25 信号処理回路 26 露出制御回路 27 画像圧縮伸長回路 28 メモリ 29 エンコーダ 30 プロトコル回路 31 送・受信回路 32 発光回路 33 位相検出手段 34 通話モード検出手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04N 7/14 H04B 7/26 Z

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 照明手段と本体に対して回動可能な撮像
    手段を有する撮像装置において、 前記回動領域の定められた回動範囲では前記照明手段の
    作動を禁止することを特徴とする照明を有する撮像装
    置。
  2. 【請求項2】 照明手段と本体に対して回動可能な撮像
    手段を有する撮像装置において、 前記回動領域の定められた回動範囲では前記照明手段の
    発光量を減少させることを特徴とする照明を有する撮像
    装置。
  3. 【請求項3】 通話手段と照明手段を有する撮像装置に
    おいて、通話モードでは前記照明手段の作動を禁止する
    ことを特徴とする照明を有する撮像装置。
  4. 【請求項4】 通話手段と照明手段を有する撮像装置に
    おいて、通話モードでは前記照明手段の発光量を減少さ
    せることを特徴とする照明を有する撮像装置。
  5. 【請求項5】 前記撮像装置は、バックボード前面に折
    り畳み構造で収納されるカメラ部支持機構の前面に左右
    方向向きに回動可能に配置されていることを特徴とする
    請求項1乃至4のうちいずれか1記載の照明を有する撮
    像装置。
  6. 【請求項6】 前記撮像装置は、装置全体が一体構造の
    筐体上部に前後方向に回動可能に配置されていることを
    特徴とする請求項1乃至4のうちいずれか1記載の照明
    を有する撮像装置。
  7. 【請求項7】 前記定められた回動範囲は、装置の操作
    者自身を撮影する方向への回動であることを特徴とする
    請求項1又は2記載の照明を有する撮像装置。
JP25267397A 1997-09-03 1997-09-03 撮像装置 Expired - Lifetime JP3862376B2 (ja)

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