JPH0721003Y2 - テレビ通話装置のテレビカメラ - Google Patents

テレビ通話装置のテレビカメラ

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JPH0721003Y2
JPH0721003Y2 JP1988039428U JP3942888U JPH0721003Y2 JP H0721003 Y2 JPH0721003 Y2 JP H0721003Y2 JP 1988039428 U JP1988039428 U JP 1988039428U JP 3942888 U JP3942888 U JP 3942888U JP H0721003 Y2 JPH0721003 Y2 JP H0721003Y2
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JP
Japan
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aperture
infrared
diaphragm
solid
light
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Application number
JP1988039428U
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JPH01143571U (ja
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豊治 鈴木
浩史 角谷
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Aiphone Co Ltd
Original Assignee
Aiphone Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はテレビ通話装置に係り、特に照明用の発光素子
を玄関子機に設けたテレビ通話装置のテレビカメラに関
する。
[従来の技術および考案が解決しようとする課題] 従来より、テレビカメラと通話・呼出回路及び照明用の
発光素子を設けた玄関子機と、モニタ部と通話部及び電
源供給手段とを設けた室内親機から成るテレビ通話装置
が知られている。
来訪者が呼出しボタンを押すと玄関子機の通話・呼出回
路と室内親機の通話部が接続され、更に室内親機のモニ
タ部に設けた回路が呼出を検出し、この出力によりテレ
ビモニタを起動すると共に定電流回路より映像信号用ケ
ーブルを介してカメラ電源用の定電流が玄関子機のテレ
ビカメラに供給される。更に、玄関子機の照明回路に電
流が供給され、来訪者を照明するようになっている。
以上のような構成のテレビ通話装置の玄関子機の斜視図
を第4図に示す。
玄関子機には複数個の照明用発光素子である赤外線発光
ダイオード41とテレビカメラを形成するカメラレンズ及
び絞り機構42及び固体撮像素子が設けられている。ま
た、玄関子機前面にはその他スピーカ45、マイク44及び
呼出しボタン43が具備されている。テレビカメラの固体
撮像素子には赤外線領域で感度が優れているCCD等の固
体撮像素子が採用されている。そのため、照明用発光素
子としては赤外線発光ダイオードが通常用いられてい
る。
しかしながら、高照度時、特に直射日光下においてはそ
の光の中に可視光以外の赤外線が多量に含まれている。
一方、固体撮像素子は赤外線領域で感度が優れており、
かつ赤外線は可視光より波長が長いため固体撮像素子の
奥深くまで浸透する。そのため、赤外線は隣接する画素
に混入し、解像度が低下し、室内親機のモニタ部に映し
出される被写体の映像がボケてしまう。このため、可視
光線は透過するが、赤外線は通さない赤外線カットフィ
ルターを第3図の玄関子機の断面図に示すように入射光
に対してカメラレンズ及び絞り機構32の前方の位置34あ
るいは固体撮像素子33の前方の位置34′に配置し、入射
光から赤外線のカットを行なえば映像のボケ(解像度低
下)は防止できる。しかしながら、夜間等の低照度時に
おいても照明用赤外線発光ダイオードからの入射光もカ
ットされてしまい、被写体である来訪者を撮像すること
ができないという欠点があった。
[考案の目的] 本考案の目的はこのような欠点を解消し、高照度時、特
に直射日光下においては、映像のボケを生じない、また
夜間等の低照度時においても赤外線発光ダイオード照明
によって被写体の撮像可能なテレビ通話装置を提供する
ものである。
[課題を解決するための手段] 本考案のテレビ通話装置のテレビカメラは、上記の目的
を達成するため、被写体を赤外線で照明する照明用発光
素子と、被写体を撮像する固体撮像素子と、固体撮像素
子の前方に設けられ高照時には絞り口径を閉じ、低照時
には前記絞り口径を開拡する複数枚で構成され、開閉す
る絞り羽根を有するレンズ・絞り機構と、前記絞り羽根
の少なくとも1枚に絞り口径の外周側に固定された赤外
線カットフィルターとを備えたものである。
[実施例] 本考案のテレビ通話装置のテレビカメラの一実施例につ
いて第1図及び第2図のレンズ、絞り機構の正面図を参
照して説明する。
本願考案によるテレビ通話装置のテレビカメラは、第3
図に示すように被写体を赤外線で照明する照明用発光素
子41と、被写体を撮像する固体撮像素子33と、固体撮像
素子33の前方に設けられ高照時には絞り口径を閉じ、低
照時には絞り口径を開拡する複数枚(図示の例では2
枚)で構成され、開閉する絞り羽根1a、1bを有するレン
ズ・絞り機構32とを有している。
第1図に示す絞り機構は入射光量に対応した固体撮像素
子からの電気出力で入射量を検知し、絞り羽根1a及び1b
の開閉によりレンズへの入射量が自動的に調節される自
動露出機構である。
絞り羽根1aには、絞り口径の外周側に固定された赤外線
カットフィルター2が設けられている。赤外線カットフ
ィルター2は可視光は透過し、赤外線は透過させない。
夜間等の低照度時においては第1図のように絞り羽根1a
及び1bは開状態になり、この時赤外線カットフィルター
2は入射路の外周側にあり、入射光はレンズ3に入射す
るようになり赤外線も通過させることができる。
また、直射日光下の高照度時においては、絞り機構が作
動し、第2図のように絞り羽根1a及び1bは最大絞り状態
になり入射光は赤外線フィルター2を透過してレンズに
到達する。そのため、赤外線カットフィルター2により
赤外線はカットされ、可視光のみが透過する。
以上のような構成のため低照度時には赤外線発光ダイオ
ード照明による被写体からの入射光はレンズに入射され
固体撮像素子に到達し撮像可能となり、直射日光下の高
照度時には赤外線カットフィルターの働きにより固体撮
像素子に到達する赤外線をカットし、ボケのない鮮明な
画像を得ることができる。
また、赤外線カットフィルターはポリカーボネイト等公
知の材質が用いられ、絞り羽根も樹脂で形成されるので
赤外線カットフィルターは絞り羽根に簡単に接着するこ
とができる。
本考案は上記説明した実施例に限らず、赤外線カットフ
ィルターの形状も上記のものに限定されない。又、絞り
羽根の開閉をコントロールするのにCdS等のセンサ−を
用いることもできる。
[考案の効果] 本考案のテレビ通話装置のテレビカメラによれば、直射
日光下においても夜間においても鮮明な画像を得ること
ができ、防犯にも効果的である。また、絞り機構に赤外
線カットフィルターを設けたため、コンパクトなテレビ
通話装置のテレビカメラを得ることができ経済的であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本考案のテレビカメラの絞り機構の
一実施例を示す図、第3図は従来のテレビカメラの断面
図、第4図はテレビカメラ付の玄関子機の斜視図であ
る。 1a、1b……絞り羽根 2……赤外線カットフィルター 32……レンズ及び絞り機構 33……固体撮像素子 41……赤外線発光ダイオード

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】被写体を赤外線で照明する照明用発光素子
    (41)と、前記被写体を撮像する固体撮像素子(33)
    と、前記固体撮像素子の前方に設けられ高照時には絞り
    口径を閉じ、低照時には前記絞り口径を開拡する複数枚
    で構成され、開閉する絞り羽根(1a、1b)を有するレン
    ズ・絞り機構(32)と、前記絞り羽根の少なくとも1枚
    に前記絞り口径の外周側に固定された赤外線カットフィ
    ルター(2)とを備えたことを特徴とするテレビ通話装
    置のテレビカメラ。
JP1988039428U 1988-03-25 1988-03-25 テレビ通話装置のテレビカメラ Expired - Lifetime JPH0721003Y2 (ja)

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JPS62263776A (ja) * 1986-05-10 1987-11-16 Olympus Optical Co Ltd 低照度撮像装置

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