JP3855364B2 - メール印刷システム、記録媒体およびネットワークシステム - Google Patents

メール印刷システム、記録媒体およびネットワークシステム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、通信回線を介して他のコンピュータシステムからメールを受信することが可能なコンピュータシステムに設けられたメール印刷システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、インターネット等の通信ネットシステムを利用して、パーソナルコンピュータ(以下、パソコンと称する。)間でデータをメールとして送受信することが行われている。
【0003】
送信側から送信したメールが受信側のパソコンに受信されると、このデータは、受信メールデータとしてハードディスクなどの記録装置に一旦格納され、必要に応じて受信側の操作者が、受信したメールの中身を読み取ったり、場合によりメールに添付されているデータを、一旦アプリケーションを起動させてそのデータを読み込ませ、次いで自己のプリンタで印刷している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
このような通信ネットシステムを介して相手方に印刷物を得させる手法では、一旦、ワープロソフト等のアプリケーションにてメール中のデータを読み取らせてから、自己のプリンタで印刷させるのは、手間がかかる。
【0005】
したがって、メール自体にプリンタドライバ等から出力されるプリンタ用の印刷データを含ませて相手方に送信することが考えられる。
【0006】
しかし、通常、プリンタは共有しているのが普通であり、受信側では予期しないタイミングで、大量のページを印刷しなくてはならないプリンタ用の印刷データを含ませたメール(印刷メール)が送信されてきた場合、あるいは緊急でない印刷メールが多数送信されてきた場合等では、受信側のプリンタが長時間占有されてしまい、受信側で緊急に重要な印刷を行いたくても行えなくなるおそれがある。
【0007】
本発明は、受信側の都合に応じて印刷メールの印刷を調整しつつ、効率的に印刷物を相手方に与えることができるメール印刷システムを提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】
本発明のメール印刷システムは、インストールされた複数のアプリケーションプログラムより印刷が指示されたデータを、印刷データに変換し、前記変換された印刷データを含む印刷メール及び前記アプリケーションプログラムに係るデータを添付ファイルとして含むメールを、通信回線を介して送信可能なパーソナルコンピュータを含む他の第2コンピュータシステムから、前記印刷メールを受信することが可能な第1コンピュータシステムに設けられたメール印刷システムであって、プリンタと、表示装置と、入力装置と、前記通信回線を介して、前記印刷メールを受信したか、前記メールを受信したかを判断する印刷メール判断手段と、前記印刷メール判断手段により印刷メールと判断された場合、その受信した印刷メールに特定状態の印刷データが存在するか否かを判定する特定状態データ判定手段と、前記特定状態データ判定手段にて、前記印刷メール内に特定状態の印刷データが存在していると判定された場合に、前記表示装置により、本メール印刷システムの操作者に対して、前記印刷メールに基づく印刷を実行するか否かの確認表示を行う印刷実行確認手段と、前記特定状態データ判定手段にて、前記印刷メール内に特定状態の印刷データが存在していないと判定された場合、及び、前記印刷実行確認手段にて確認表示がされた際に、前記入力装置にて、前記操作者側から印刷を実行するとの入力があった場合、前記プリンタに対して、直接、前記印刷メールに基づく印刷処理を行い、前記操作者側から印刷を実行するとの入力がなければ、前記印刷処理は行わない第1印刷処理手段と、前記印刷メール判断手段により前記印刷メールではないと判断された場合、前記添付ファイルに関連するアプリケーションを介して該添付ファイルに基づく印刷処理を行う第2印刷処理手段とを備えたことを特徴とする
そして、特定状態データ判定手段が、通信回線を介して受信したメールに特定状態のデータが存在するか否かを判定し、特定状態データ判定手段にて、メール内に特定状態のデータが存在していると判定された場合に、印刷実行確認手段が、表示装置により、本メール印刷システムの操作者に対して、メールに基づく印刷を実行するか否かの確認表示を行う。
【0009】
また、前記特定状態データ判定手段にて、前記印刷メール内に特定状態の印刷データが存在していないと判定された場合、及び、印刷実行確認手段にて確認表示がされた際に、入力装置にて、操作者側から印刷を実行するとの入力があった場合第1印刷処理手段は、プリンタに対して、メールに基づく印刷処理を行い、操作者側から印刷を実行するとの入力がなければ、印刷処理は行わない。
また、刷メール判断手段により前記印刷メールではないと判断された場合、第2印刷処理手段は、受信したメールに含まれる添付ファイルに関連するアプリケーションを介して該添付ファイルに基づく印刷処理を行う。
【0010】
このように受信側の都合に応じて、変換された印刷データを含む印刷メールの印刷を調整できるので、受信側で予期しないタイミングで、大量のページを印刷しなくてはならない前記印刷メールが送信されてきたり、あるいは緊急でない前記印刷メールが多数送信されてきたりした場合でも、操作者は印刷を実行するとの入力をしなければ、受信側のプリンタが長時間占有されることはなく、受信側で緊急に重要な印刷を行うことができるようにしつつ、前記印刷メールを受信した側では、この印刷メールから印刷データを取り出して、直接、プリンタに出力すれば、中間にワープロソフト等のアプリケーションの立ち上げや読み込み等の処理を必要とせずに、受信した前記印刷メールをそのままプリンタから出力できるので、効率的に印刷物を相手方に与えることができる。
【0011】
なお、メールは、受信時に印刷しなくても、その後、操作者により印刷の指示があれば、あるいは直接、操作者が印刷用のアプリケーションソフトにて、印刷すれば良く、メール内容の伝達自体は問題なくなされる。上述した特定状態のデータとしては、印刷メールに含まれる印刷データの大きさが、特定の大きさ以上であることを示しているデータ、印刷メールの送信元を特定するためのデータ、あるいは印刷メールの特定の件名等が挙げられる。例えば、印刷データの大きさとしては、印刷枚数(ページ数やコピー枚数)が挙げられる。すなわち、印刷データが大きければ、プリンタの占有時間が長くなり、送信元(例えば、この送信元は、特定された者のみでなく、特定した者以外であっても良い。)によっては重要でない連絡事項もあるからであり、印刷メールの特定の件名においても重要でない連絡事項もあるからである。特定データの内容については、以下の説明においても同様である。
【0012】
また、印刷実行確認手段は、特定状態データ判定手段にて印刷メール内に特定状態のデータが存在していると判定された場合に、表示装置により、本メール印刷システムの操作者に対して、印刷メールに基づく印刷を実行するか否かの指示と印刷形態の指定を求める確認表示を行う構成とし、第1印刷処理手段は、前記特定状態データ判定手段にて、前記印刷メール内に特定状態の印刷データが存在していないと判定された場合に加え、印刷実行確認手段にて確認表示がされた際に、入力装置にて、操作者側から印刷を実行するとの入力があった場合、指定された印刷形態にて印刷処理を行い、操作者側から印刷を実行するとの入力がなければ、印刷処理は行わないようにすることができる。すなわち、大量のページをあるいは大量の印刷メールを印刷させなくてはならない場合でも、印刷形態によっては、早期に印刷が終了できることから、その様な印刷形態を選択させて、受信側のプリンタが長時間占有されないようにすることができる。
【0013】
なお、印刷実行確認手段にて印刷形態の指定を求めなくても、操作者側から印刷を実行するとの入力があれば、特定状態のデータに応じた印刷形態にて印刷処理を行うにしても良い。ここで言う印刷形態とは、複数のプリンタから選ばれるプリンタ自体を意味するものであっても良く、プリンタ自体の印刷速度を選択することであっても良く、あるいは、印刷時の用紙の種類の選択によってはプリンタが高速印刷をすることができることから、用紙の種類であっても良い。
【0014】
なお、このようなメール印刷システムの各手段をコンピュータシステムにて実現する機能は、例えば、コンピュータシステム側で起動するプログラムとして備えることができる。このようなプログラムの場合、例えば、フロッピーディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、ハードディスク等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録し、必要に応じてコンピュータシステムにロードして起動することにより用いることができる。この他、ROMやバックアップRAMをコンピュータ読み取り可能な記録媒体として前記プログラムを記録しておき、このROMあるいはバックアップRAMをコンピュータシステムに組み込んで用いても良い。
また、本発明のネットワークシステムは、インストールされた複数のアプリケーションプログラムより印刷が指示されたデータを、印刷データに変換し、前記変換された印刷データを含む印刷メール及び前記アプリケーションプログラムに係るデータを添付ファイルとして含むメールを、通信回線を介して送信可能なパーソナルコンピュータを含む他の第2コンピュータシステムから、前記印刷メールを受信することが可能な第1コンピュータシステムに設けられたメール印刷システムであって、プリンタと、表示装置と、入力装置と、前記通信回線を介して、前記印刷メールを受信したか、前記メールを受信したかを判断する印刷メール判断手段と、前記印刷メール判断手段により印刷メールと判断された場合、その受信した印刷メールに特定状態の印刷データが存在するか否かを判定する特定状態データ判定手段と、前記特定状態データ判定手段にて、前記印刷メール内に特定状態の印刷データが存在していると判定された場合に、前記表示装置により、本メール印刷システムの操作者に対して、前記印刷メールに基づく印刷を実行するか否かの指示と印刷形態の指定を求める確認表示を行う印刷実行確認手段と、前記特定状態データ判定手段にて、前記印刷メール内に特定状態の印刷データが存在していないと判定された場合、及び、前記印刷実行確認手段にて確認表示がされた際に、前記入力装置にて、前記操作者側から印刷を実行するとの入力があった場合、前記プリンタに対して、直接、前記指定された印刷形態にて印刷処理を行い、前記操作者側から印刷を実行するとの入力がなければ、前記印刷処理は行わない第1印刷処理手段と、前記印刷メール判断手段により前記印刷メールではないと判断された場合、前記添付ファイルに関連するアプリケーションを介して該添付ファイルに基づく印刷処理を行う第2印刷処理手段とを備えたことを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】
図1は、上述した発明が適用されたメール印刷システム2の概略構成を表すブロック図である。本メール印刷システム2は、パソコン4およびプリンタ6を主体とするコンピュータシステム8と、パソコン10,12およびプリンタ14,16,18等をLAN20で接続してなるコンピュータシステム22と、これらのコンピュータシステム8とコンピュータシステム22とが、メールサーバ24,26を介してインターネット28で接続されて構成されている。
【0016】
一方のメールサーバ24は、いわゆるブロバイダにて提供されているメールサーバであり、他方のメールサーバ26は、特定会社内のLAN20に接続されているLAN専用のメールサーバである。図2の制御ブロック図に示すごとく、各パソコン4,10,12にて起動されているプリンタドライバ30からの印刷メールの送信指示により、印刷メール送信用ユーティリティ31aが起動して、送信対象のデータを含む印刷メールを作成し、SMTP(Simple Mail Transfer Protocol:シンプル・メール・トランスファー・プロトコル)によりSMTPサーバ32に送信する。SMTPサーバ32は、パソコン4,10,12から送信された印刷メールを、該当する送信先あてに、インターネット28側へSMTPにて発信する。
【0017】
またインターネット28側からのSMTPによるメール(通常のメールと印刷メール)は、SMTPサーバ32が受信する。このメールの内、メールサーバ24,26宛のメールはメールスプール34に蓄積し、他は再度、インターネット28側に発信する。
【0018】
パソコン4,10,12の立ち上げ時に起動されている印刷メール受信用ユーティリティ31bは、そのPOPクライアント36として、メールサーバ24,26のPOPサーバ38へ、POPクライアント36宛のメールを要求する。この要求に応えて、POPサーバ38は、POP3(Post Office Protocol:ポストオフィスプロトコルのバージョン3)により、メールスプール34内から、印刷メール受信用ユーティリティ31bに対して準備されたメールボックス40へ、メールを送信する。このメールを、後述するごとく、メールの内容に応じて、印刷メール受信用ユーティリティ31bがプリンタ6,14,16,18により用紙に印刷する。メールボックス40は、例えば、パソコン4,10,12に設けられているハードディスクの所定のディレクトリが当てられる。
【0019】
前述したプリンタドライバ30、印刷メール送信用ユーティリティ31aおよび印刷メール受信用ユーティリティ31bは、パソコン4,10,12にて必要に応じて起動されるプログラムとして実現されている。次に、これらプログラムの処理について説明する。
【0020】
図3は、プリンタドライバ30としての処理を表すフローチャートである。本処理は、パソコン4,10,12にて起動されているワードプロセッサ、表計算ソフト、データベースソフト等のアプリケーションプログラムにおいて、印刷命令がなされることにより起動される。以下、プリンタドライバ30は、コンピュータシステム8にて起動されているものを例として説明する。他のコンピュータシステム22でも同様である。
【0021】
プリンタドライバ30の処理が開始されると、まず、印刷処理設定画面がコンピュータシステム8に備えられているディスプレイ(図示していない)に表示される(S110)。操作者がこの印刷処理設定画面にて実行を指示すれば、直ちに、アプリケーションプログラムより印刷を指示されているデータを、所定フォーマットにて印刷データに変換する処理(S120)が行われる。この所定フォーマットとは、例えば、自己のプリンタ6のエミュレーションを反映させたものであり、プリンタ6のエミュレーションに対応する所定のページ記述言語(PCL,PostScript,GDI等)にて印刷データが記述される。
【0022】
そして、次に、前記印刷処理設定画面の「出力」の項目で、「印刷」がチェックされたか「メール」がチェックされたかが判定される(S130)。ステップS110にて、「出力」項目の設定を「印刷」と設定した場合は、印刷データは自己のプリンタ6に出力されて(S140)、自己のプリンタ6から印刷物として出力される。また、ステップS110にて「出力」項目の設定を行っていない場合も、デフォルトとして「印刷」が設定されるので、ステップS140が実行される。ステップS140を実行すればプリンタドライバ30の処理は終了する。
【0023】
印刷処理設定画面の「出力」の項目で、「メール」がチェックされていた場合は、印刷メール送信用ユーティリティ31aに渡すために、印刷データを、パソコン4のRAM内の所定記憶領域へ転送する(S150)。次に、印刷メール送信用ユーティリティ31aを起動し(S160)、起動した印刷メール送信用ユーティリティ31aに対して、所定記憶領域に格納されている印刷データのファイル情報(記憶領域情報、ファイル属性等)と、メール送信命令を発行し(S170)、プリンタドライバ処理は終了する。ここでファイル属性とは、例えば、ファイルの種類(ページ記述言語等のエミュレーションの種類)、ページ数あるいはコピー枚数等を言う。
【0024】
プリンタドライバ処理のステップS160にて起動された印刷メール送信用ユーティリティ31aの処理を図4のフローチャートに示す。印刷メール送信用ユーティリティ処理が開始されると、まず、プリンタドライバ処理のステップS170にて行われた印刷データのファイル情報とメール送信命令とを受信する(S210)。
【0025】
次に、印刷メール送信用設定画面表示がなされて、メール送信に必要な情報や、印刷日時指定等の設定を、操作者に求める(S220)。ここで、メール送信に必要な情報とは、使用しているSMTP、メールサーバ24のアドレス、宛先、件名等である。
【0026】
そして、ステップS220にて設定された内容に応じて、メールヘッダが作成される(S230)。次に、このメールヘッダに、ステップS210にて受信された印刷データのファイル情報中のファイル属性を付加する(S240)。更に、その他、必要に応じてステップS220にて設定された情報をメールヘッダに付加する(S250)。こうして形成されたメールヘッダ50bを図14に示す。
【0027】
次に、ステップS210にてプリンタドライバ30から受信したファイル情報に基づいて、所定記憶領域に格納されている印刷データを読み出して、図14に示すごとくメールボディ50cを形成し、その他の必要な情報、例えば、図14に示すごとくエンベロープ50aを付加して、印刷メール50を完成する(S260)。
【0028】
次に完成した印刷メール50を、ステップS220にて設定された宛先あてにしてメールサーバ24に送信し(S270)、この送信ログをハードディスク等に記憶する(S280)。以後、メールサーバ24にてインターネット28側に印刷メール50が送信され、このことにより印刷メール50は、インターネット28内を転送されて、最終的に宛先に到着する。本実施の形態では、コンピュータシステム22のパソコン10宛に送信されるものとして説明する。なお、以下、説明する印刷メール受信用ユーティリティ31bは、他のパソコン4,12にても起動されている。
【0029】
コンピュータシステム22のパソコン10で実行される印刷メール受信用ユーティリティ31bについて図5〜図13のフローチャートに基づいて説明する。コンピュータシステム22のパソコン10は、その立ち上げ時に、図5〜図13の印刷メール受信用ユーティリティが起動されるが、起動時に割込用タイマが設定されて、以後、所定周期毎(例えば、10秒周期)に繰り返し、ステップS310から起動される。
【0030】
処理が開始されると、まず、LAN20を介してメールサーバ26内のPOPサーバ38にアクセスし、新着メールをチェックする(S310)。このとき、POPサーバ38はメールスプール34内に格納されたメールの内にパソコン10宛の新着メールがあれば、その新着メールの情報をパソコン10側に回答する。
【0031】
POPサーバ38の回答から新着メールの存在有無をチェックし(S320)、新着メールが存在していなければ(S320で「NO」)、次にタイマ割込のためのタイマカウンタの値が初期化される(S330)。そして、タイマがスタートされる(S340)。したがって、タイマが停止されない限り、印刷メール受信用ユーティリティ処理は、所定周期で繰り返し、ステップS310から実行される。
【0032】
次に、印刷メール受信用ユーティリティ処理における初期画面の表示がなされる(S350)。この初期画面において、印刷メール受信用ユーティリティ処理の設定を変更する指示が操作者によりなされたか否かが判定され(S360)、設定変更の指示があった場合には(S360で「YES」)、タイマ割込のためのタイマが停止され(S370)、設定画面が表示されて操作者の設定入力を受け付ける(S380)。なお、これらの受信側ユーザによる設定は、後述するステップS840,S990,S1070,S1110等において利用される。
【0033】
ステップS380の設定が終了すると、ステップS330に戻り、タイマカウンタ値が初期化されて(S330)、再度タイマがスタートする(S340)。次に設定変更指示がなかった場合には(S360で「NO」)、メール印刷選択処理(S400)が実行される。
【0034】
この時、図15に示すごとく、パソコン10のディスプレイには、メールログ表示部52が表示されているが、このメールログ表示部52にリスト表示されているメールログ52a上にマウスカーソルが存在する時に、パソコン10に設けられたマウス型入力装置の左ボタンのクリックがなされたか否かが判定される(S410)。なお、メールログ表示部52の表示は、操作者が印刷メール受信用ユーティリティ処理における初期画面の内、メニューから「メールログ表示部の表示」の項目を、マウス型入力装置にて選択することにより、初期画面上に重ねて表示される。したがって、このメールログ表示部52の表示がなされていなければ、ステップS410,S430,S460,S490では、すべて「NO」と判定されて、ステップS360に戻るので、メール印刷選択処理(S400)では実質的に処理はなされない。なお、メールログ表示部52の内で、印刷済みのメールログには開封マーク53aが付され、未印刷のメールログには未開封マーク53bが付されている。ここで未開封マーク53bであるメールは、例えば、後述する図11に示す印刷枚数確認処理にて印刷可と操作者から指示されなかった印刷メールが含まれる。
【0035】
メールログ52a上で左ボタンがクリックされると(S410で「YES」)、クリックされた時にマウスカーソルが存在するメールログ52aの該当行がハイライト表示されて、選択されたことを示す(S420)。ステップS410で「NO」であった場合には、メールログ表示部52上でマウス型入力装置の右ボタンのクリックがなされたか否かが判定される(S430)。もし右ボタンのクリックがなされていれば(S430で「YES」)、ハイライト表示されているメールログ52aが存在しているか否かが判定される(S440)。すなわち、メールログ52aの内、選択された行が存在するか否かが判定される。
【0036】
ハイライト表示されているメールログ52aが存在しなければ(S440で「NO」)、ステップS360に戻る。もし、ハイライト表示されているメールログ52aが存在していれば(S440で「YES」)、図16に示すごとく、ポップアップメニュー52bがメールログ表示部52上に表示される(S450)。
【0037】
ステップS460およびステップS490の判定処理は、このポップアップメニュー52bでの選択に関するものである。すなわち、ポップアップメニュー52bに表示された「Delete」(「メール削除」)が選択されると(S460で「YES」)、ハイライト表示されているメールがメールボックス40から削除され、パソコン10のRAMに確保されているメールログ情報格納エリアから該当するメールログ情報が削除される(S470)。このメールログ情報の削除に伴い、メールログ表示部52の表示が更新される(S480)と、削除されたメールの表示は消える。
【0038】
また、「Print」(「メール印刷」)が選択されると(S490で「YES」)、後述(ステップS980以降の説明参照)するごとくメールに基づいて印刷がなされる。ステップS320にて、新着メールが存在していると判定されると(S320で「YES」)、次にすべての新着メールについてステップS520〜S550にて行われるチェック処理が終了したか否かが判定される(S510)。
【0039】
すべての新着メールについてチェックが終了していなければ(S510で「NO」)、次にメールサーバ26のメールスプール34から、POPサーバ38を介して、1つの新着メールのメールヘッダを読み込む(S520)。そしてそのメールヘッダの内容から、該当メールがキャンセルメールか否かを判定する(S530)。
【0040】
キャンセルメールでなければ(S530で「NO」)、該当メールのメールログを、メールログ情報格納エリアに未処理メールとして登録する(S540)。このことにより、後述するステップS880にてメールログ表示部52に新たなメールログ52aが表示される。
【0041】
また、キャンセルメールであれば(S530で「YES」)、そのメールヘッダに書き込まれているキャンセル対象のメールのメッセージIDを、パソコン10のRAM内に設けられたキャンセルメール情報格納エリアに格納する(S550)。
【0042】
このステップS520〜S550の処理が、すべての新着メールについて行われると(S510で「YES」)、次にキャンセル対象のすべてのメッセージIDについて、処理が終了したか否かが判定される(S610)。この処理とはステップS620〜S710の処理である。
【0043】
すべてのメッセージIDについて処理が終了していない場合には(S610で「NO」)、キャンセルメール情報格納エリアに格納されているキャンセルメール情報からキャンセル対象のメッセージIDが1つ読み込まれる(S620)。次にメールログ中にキャンセル対象のメッセージIDに該当するメールが存在するか否かが判定される(S630)。存在しない場合には(S630で「NO」)、再度、ステップS610に戻るが、キャンセル対象のメッセージIDに該当するメールがメールログ中に存在する場合は(S630で「YES」)、そのメッセージIDのキャンセルについて送信者への返送指定が、キャンセルメールのメールヘッダに設定してあるか否かが判定され(S640)、返送指定がなければ(S640で「NO」)、ステップS690の処理にジャンプする。
【0044】
返送指定があれば(S640で「YES」)、キャンセル対象のメールが既に印刷済みであるか否かが、メッセージログ情報から判定され(S650)、該当メールが印刷未処理である場合には(S650で「NO」)、キャンセル成功を示すメールを作成する(S660)。また、該当メールが印刷済みである場合には(S650で「YES」)、印刷済みを示すメールを作成する(S670)。
【0045】
そして、ステップS660またはステップS670で作成されたメールが、キャンセル対象となったメールの送信元に送信される(S680)。このメールを受信することにより、キャンセルメールの送信者は、キャンセルが成功したか否かを判断できる。
【0046】
ステップS680の後、またはステップS640で「NO」と判定された後に、パソコン10は、POPサーバ38に、メッセージIDに該当するメールの削除を指示する(S690)。この指示により、POPサーバ38は、メールスプール34内の該当するメールを削除する。
【0047】
次に、メールログ情報格納エリアに記憶されているメールログの内、メッセージIDに該当するメールログが削除され(S700)、最後に、キャンセルメール情報格納エリアから、直前に処理したキャンセルメールの情報が削除される(S710)。
【0048】
こうして、ステップS610に戻る。そして、キャンセルメール情報格納エリアにキャンセルメール情報が存在する限り(S610で「NO」)、ステップS620〜S710の処理が繰り返される。すべてのキャンセルメールについて処理を終了すると(S610で「YES」)、次にメールログ情報中のすべての未処理メールについて、ステップS820〜S870のチェックが終了したか否かが判定される(S810)。終了していなければ(S810で「NO」)、まず、メールログ情報に登録された未処理メール情報を1つ読み込む(S820)。次に、この読み込んだ未処理メール情報に該当するメールを、POPサーバ38を介してメールスプール34から転送させ、パソコン10に接続されているハードディスク等の外部メモリ(パソコン10内のRAMでも良い。)に設けたメールボックス40の所定記憶領域に記憶する(S830)。
【0049】
次に、このメールボックス40の所定記憶領域に記憶したメールが、印刷対象か否かを判定する(S840)。印刷対象であることの判定は、例えば、メールヘッダに基づいて、前述した印刷メール送信用ユーティリティにて送信された印刷メール、特定の送信者、件名等を判断して、予め設定しておいた印刷条件(図5のステップS380にて設定される。)にしたがって、〜のいずれかが満足された場合、あるいは2つ以上の組み合わせの全てが満足された場合に、印刷対象であると判定する。
【0050】
印刷対象である場合には(S840で「YES」)、メールログ情報にメールの記憶領域の情報(例えば、ハードディスクの格納ディレクトリへのパス)を格納する(S850)。印刷対象でない場合には(S840で「NO」)、メールボックス40内のメールを削除し(S860)、メールログ情報からも該当メールのメールログを削除する(S870)。
【0051】
そして、ステップS810に戻り、すべてのメールログ情報中のすべての未処理メールについてステップS820〜S870の処理が繰り返され、すべての未処理メールについてステップS820〜S870の処理が終了すると(S810で「YES」)、次にメールログ情報中の未処理メールをメールログ表示部52に表示する(S880)。
【0052】
次に、メールログ情報に登録されているすべてのメールについてステップS920〜S1170にて行われるメール印刷処理が終了したか否かが判定される(S910)。メールログ情報中のすべてのメールについてメール印刷処理が終了していなければ(S910「NO」)、メールログ情報から1つのメールログを読み込む(S920)。次にこのメールログに基づいて、対応するメールが印刷済みか否かが判定される(S930)。印刷済みであれば(S930で「YES」)、ステップS910に戻る。
【0053】
印刷済みでなければ(S930で「NO」)、次に、一度もステップS920〜S1170のメール印刷処理が行われていない未処理メールか否かが判定される(S940)。未処理メールであれば(S940で「YES」)、まず、本メールのメールログを処理済みにする(S950)。
【0054】
次に日時指定印刷か否かが判定される(S960)。もし、該当メールログに印刷日時指定の記載があれば(S960で「YES」)、指定された印刷日時が経過したか否かが判定される(S970)。指定された印刷日時が経過していなければ(S970で「NO」)、ステップS910に戻る。
【0055】
日時指定印刷でないと判定されたり(S960で「NO」)、指定された印刷日時が経過していれば(S970で「YES」)、メールログに記載されているメール記憶領域情報に基づいて、メールボックス40の記憶領域(ディレクトリ等)からメールを読み込む(S980)。なお、前述した「メール印刷」が選択されたと判定された場合(S490で「YES」)も、このステップS980の処理に移る。
【0056】
次に、印刷メールか否か、すなわち、前述した印刷メール送信用ユーティリティ処理にて作成されたメールか否かが、メールヘッダの内容から判定される(S981)。印刷メールでなければ(S981で「NO」)、ステップS990に移るが、印刷メールであれば(S981で「YES」)、図11の印刷枚数確認処理(S983)が実行される。
【0057】
印刷枚数確認処理では、まず、ステップS490にてメール印刷が指示されたメールではなく、かつ以前に印刷枚数確認処理にて確認処理されたメールか否かが判定される(S984)。メール印刷が指示されたメールでなく、かつ以前に印刷枚数確認処理がなされたメールであれば(S984で「YES」)、ステップS910に戻る。
【0058】
メール印刷の指示がなされたメール、あるいは以前に印刷枚数確認処理がなされていないメールであれば(S984で「NO」)、メールヘッダ50b内のファイル属性からページ数やコピー枚数を調べて、トータルの印刷枚数が所定印刷枚数(例えば、100枚)以上か否かが判定される(S986:特定状態データ判定手段としての処理に該当)。
【0059】
所定印刷枚数未満であれば(S986で「NO」)、ステップS1010に移る。所定印刷枚数以上であれば(S986で「YES」)、次に、パソコン10のディスプレイ(表示装置に該当)に、印刷確認の表示がなされ、かつ、この印刷確認を求めていることを知らせるために、パソコン10に設けられているブザーが鳴動される(S987:印刷実行確認手段としての処理に該当)。印刷確認の表示は、例えば、メールログおよび印刷枚数の表示と、印刷有無を求める「印刷する」ボタンと「印刷しない」ボタンとが表示される。
【0060】
操作者が、この内、「印刷しない」ボタンをマウス入力装置(入力装置に該当)にてクリックすれば(S988で「NO」)、ステップS910の処理に戻る。「印刷する」ボタンをクリックすれば(S988で「YES」)、次の処理、すなわちステップS990に移る。なお、ステップS988と後述するステップS1030,S1040が第1印刷処理手段としての処理に該当する。
【0061】
次に、受信側のユーザ設定(図5のステップS380にて行われる。)にてカバーページ印刷の設定がなされているか否かが判定される(S990)。カバーページ印刷の設定がなされていれば(S990で「YES」)、所定のプリンタ、例えばプリンタ16にてカバーページを印刷する(S1000)。
【0062】
カバーページの印刷の設定がなされていなかった場合(S990で「NO」)、あるいはカバーページの印刷処理(S1000)の後、該当メールの内部に含まれている添付ファイルをすべて抽出する(S1010)。次に、再度、印刷メールか否かが判定され(S1020)、印刷メールであれば(S1020で「YES」)、すべての添付ファイル(この場合は、印刷データに該当)について印刷処理を行ったか否かが判定される(S1030)。終了していなければ(S1030で「NO」)、まず1つの印刷データをプリントスプーラ(パソコン10のOSとしてマイクロソフト社製のWindowsが起動しているとすると、Windowsのプリントスプーラ)に転送する(S1040)。このことにより、WindowsがLAN20を介して、プリンタ16にて印刷する処理を行う。以下、印刷データが存在する限り(S1030で「NO」)、印刷処理(S1040)が行われる。
【0063】
なお、印刷メールではなかった場合(S1020で「NO」)、すべての添付ファイルについて印刷処理を行ったか否かが判定される(S1050)。終了していなければ(S1050で「NO」)、その添付ファイルの内容を、ファイルの様式、例えば添付ファイルのファイル名の拡張子に対応する関連アプリケーションプログラムにて印刷するよう、該当アプリケーションプログラムを選択して起動させ、起動されたアプリケーションプログラムに印刷処理を指示する(S1060)。アプリケーションプログラムでは、プリンタ18にて添付ファイルの内容を印刷する。
【0064】
添付ファイルの処理がすべて終了すれば(S1030で「YES」あるいはS1050で「YES」)、受信側のユーザ設定(図5のステップS380にて行われる。)に、処理したメールの削除の指定があるか否かが判定される(S1070)。メール削除の指示があれば(S1070で「YES」)、メールボックス40に記憶された該当メールを削除し(S1080)、メールログ情報からも本メールのログを削除する(S1090)。メール削除の指示がなければ(S1070で「NO」)、該当メールのメールログ情報を印刷済みにする(S1100)。
【0065】
ステップS1090またはステップS1100の次に、受信側のユーザ設定(図5のステップS380にて行われる。)にて、POPサーバ38のメールスプール34内に格納されている該当するメールを削除することが指示されているか否かが判定される(S1110)。メールの削除が指示されている場合(S1110で「YES」)、POPサーバ38に指示して、メールスプール34内の該当メールを削除させる(S1120)。
【0066】
メールの削除が指示されていない場合(S1110で「NO」)、あるいはステップS1120の実行の後、メールログ表示部52の表示が更新される(S1130)。次に、前述したポップアップメニューにて「メール印刷」を選択した(S490で「YES」)ためになされている処理か否かが判定され(S1140)、ポップアップメニューにて「メール印刷」を選択したことにより印刷処理が行われた場合には(S1140で「YES」)、ステップS360の処理に戻る。また、ポップアップメニューにて「メール印刷」を選択していない場合(S1140で「NO」)、メールヘッダに、送信者への返送が設定されているか否かが判定される(S1150)。返送が設定されていれば(S1150で「YES」)、正常終了したことを示す返送メールが作成され(S1160)、この返送メールが印刷したメールの発信元に向けて送信される(S1170)。
【0067】
返送が設定されていない場合(S1150で「NO」)、あるいはステップS1170の処理の後は、ステップS910に戻り、メールログ情報に登録されているメールに、まだ処理されていないメールが存在するか否かが判定される(S910)。
【0068】
処理されていないメールが存在すれば(S910で「NO」)、該当メールについて、再度、ステップS920〜S1170の処理が前述のごとく実行される。メールログ情報に登録されているすべてのメールについて、処理を終了すれば(S910で「YES」)、ステップS330の処理に戻る。
【0069】
上述したごとく本実施の形態のコンピュータシステム22側においては、ステップS986の処理により、受信したメール50のヘッダ50bに基づいて、印刷枚数が所定印刷枚数を越える印刷メールであると判明した場合には、ステップS987にて印刷確認表示をして、操作者に印刷するか否かを求め、操作者が印刷するとの指示を出した場合にステップS988の判断において、印刷がなされ(S1030,S1040)、操作者が印刷しないとの指示を出した場合には印刷はなされない。このように受信した印刷メールは、すべてが直ちに印刷対象となるのではなく、印刷枚数の大きい印刷メールについては、操作者に印刷確認をすることにより受信側の都合に応じてメールの印刷を調整できる。このため、受信側で予期しないタイミングで、大量の枚数を印刷しなくてはならない印刷メールが送信されてきた場合でも、操作者は印刷するとの入力をしなければ、受信側のプリンタが長時間占有されることはなく、緊急あるいは重要な印刷を優先的に行うことができる。
【0070】
なお、受信時に印刷されなかった印刷メールは、その後、ステップS490の処理により、操作者により印刷の指示をすれば、ステップS980,S981の処理の後、メール印刷であることからステップS984にて「NO」と判定され、更に、ステップS986(「YES」)、S987の処理の後、S988にて「印刷」の指示をすれば(S988で「YES」)、ステップS1010、S1020、S1030,S1040が機能して、印刷出力がなされる。したがって、メール内容の伝達自体は問題なくなされる。ステップS490で意思表示しなくても、別個に、印刷メールが印刷できるアプリケーションソフトにて、その印刷メールの内容を印刷しても良い。
【0071】
[その他]上述した実施の形態にて、ステップS986の印刷枚数判定処理は、メールヘッダ50bに印刷枚数が記載されているとの前提でなされたが、メールヘッダ50bに印刷枚数のデータが記載されていない場合には、ステップS986の直前で、印刷データそのものを読み込んで、そのページ記述言語の内容を解釈して、印刷枚数を演算し、この演算された印刷枚数に基づいてステップS986にて判定しても良い。
【0072】
また、ステップS986の判定は、印刷枚数が所定印刷枚数よりも大きいか否かの判定であったが、この他に、メールヘッダ50bや印刷データに含まれている印刷メールの送信元を特定するためのデータ(例えば、送信元のアドレス等)が、「優先すべき、すなわち後回しにできない送信元のリスト」に含まれていなければステップS986で「YES」と判定して、ステップS987の印刷確認表示を行っても良い。また、印刷メールの送信元を特定するためのデータが、「重要でない、すなわち後回しにしても良い送信元のリスト」に含まれていればステップS986で「YES」と判定して、ステップS987の印刷確認表示を行っても良い。
【0073】
さらに、ステップS986の判定として、メールヘッダ50bや印刷データに含まれているメールの件名においても、「優先すべき件名」のリストに含まれていなければステップS986で「YES」と判定して、ステップS987の印刷確認表示を行っても良く、また、メールの件名が、「重要でない件名」のリストに含まれていればステップS986で「YES」と判定して、ステップS987の印刷確認表示を行っても良い。
【0074】
このように、「優先すべき送信元あるいは件名リスト」、「重要でない送信元あるいは件名リスト」に基づいて判断すれば、さして重要でない内容の印刷は後回しにできるので、緊急でないメールが多数送信されてきたりした場合でも、操作者は印刷を実行するとの入力をしなければ、受信側のプリンタが重要でない印刷メールにて長時間占有されることはなく、受信側で緊急あるいは重要な印刷を優先的に行うことができる。
【0075】
また、実施の形態の説明では、ステップS987の印刷確認表示で操作者に求められたのは、印刷をするか否かの判断であったが、単に印刷するか否かではなく、更に、複数のプリンタ14,16,18から、優先的な印刷には用いられていないプリンタを操作者に指示させる表示を行う処理を含めても良い。このことにより、重要な印刷がなされるプリンタにて、印刷枚数の多い、さして重要でない送信元あるいは件名についての印刷メールの印刷がなされるのを防止できるので、受信側の緊急あるいは重要な印刷を行うための特定のプリンタが長時間占有されることがない。
【0076】
また、このようにステップS987の印刷確認表示で印刷メールを印刷するプリンタを特定させる場合は、印刷速度が高速にできるプリンタを特定する処理であっても良い。このことにより、通常使用しているプリンタに比較して、印刷メールの印刷が迅速にできるので、印刷メールを印刷してもプリンタが長時間占有されることがなくなる。
【0077】
また、ステップS987の印刷確認表示ではプリンタを選択するのではなく、同一のプリンタにて、その機能の内から印刷速度の速い機能の選択、言い換えれば高速に印刷できる機能の選択を行うものであっても良い。例えば、間引きして印刷するモード(ドラフト印刷モード)を選択すれば、通常の印刷よりも高速に印刷できるので、印刷メールを印刷してもプリンタが長時間占有されることがなくなる。
【0078】
さらに、また、ステップS987の印刷確認表示ではプリンタを選択するのではなく、プリンタにおける印刷時の用紙の種類の選択によってはプリンタが高速印刷をすることができることから、用紙の種類を選択するものであっても良い。上述のごとく、ステップS987の印刷確認表示にて、操作者に、印刷の有無の指示と、印刷形態の指定(プリンタの選択あるいはプリンタの印刷速度の選択等)とを行わせる例を示したが、印刷形態の指定については、印刷の有無の指示があれば、印刷するデータはさして重要でないあるいは緊急でない内容であることから、自動的に上述した印刷形態を選択しても良い。
【0079】
更に、コンピュータシステム8では、アプリケーションプログラムから、印刷処理の要求が発生した際に、まず、プリンタドライバ30におけるステップS130にて、自己のコンピュータシステム8側にて印刷するか、通信回線を介して存在する相手方のコンピュータシステム22側にて印刷させるかを選択している。そして、ステップS130にて自己のコンピュータシステム8側が選択された場合には、ステップS140にて、印刷データに基づいて、自己のコンピュータシステム8に属するプリンタ6に対して印刷処理を行う。このことにより、自己のプリンタ6に対してもデータの印刷を容易に行うことができる。
【0080】
また、ステップS130にてコンピュータシステム22側が選択された場合には、ステップS150〜S170,S210〜S270にて、印刷条件を記載した印刷情報を含むヘッダを印刷データに付加したメールを作成して、該メールを、通信回線を介してパソコン10宛に送信する。このように、通信回線は、メールによる通信、例えば、パケット通信により、相手方との1対1の通信ではなく複数の送受信先がメールとしてデータをやり取りできるため、回線コストが非常に安価なものとなる。
【0081】
更に、コンピュータシステム22側にては、ステップS510,S520,S540にて、通信回線を介して到達するコンピュータシステム22宛の新たなメールの存在の有無を所定時間周期で検出し、この後、ステップS981,S983,S1020,S1030,S1040等の処理が行われる様に構成されている。このため、コンピュータシステム22側では、迅速にメールを受信して印刷物として出力できる。
【0082】
なお、コンピュータシステム8側では、前述したステップS130〜S170の処理を含むプリンタドライバ30、およびステップS210〜S270の処理を含む印刷メール送信用ユーティリティ31aとともに、ステップS981,S983,S1020,S1030,S1040の処理を含む印刷メール受信用ユーティリティ31bの機能を備えているので、上述した印刷メールの送信とともに、上述した印刷メールの受信も可能である。
【0083】
同様に、コンピュータシステム22側でも、ステップS981,S983,S1020,S1030,S1040の処理を含む印刷メール受信用ユーティリティ31bとともに、ステップS130〜S170の処理を含むプリンタドライバ30、およびステップS210〜S270の処理を含む印刷メール送信用ユーティリティ31aの機能を備えているので、上述した印刷メールの受信とともに、上述した印刷メールの送信も可能である。したがって、双方向で印刷メールの送受信と、そのメールの印刷とが可能となる。
【0084】
また、ステップS230〜S250にて作成され、ステップS260にて印刷データに付加されるヘッダには、印刷処理されるべき日時である印刷日時データを含ませることができる。したがって、このメールを受信した印刷メール受信用ユーティリティ31bでは、ステップS960,S970にて、ヘッダ中に印刷日時データが存在すれば、その印刷日時データに記載された日時に、メールに含まれる印刷データを、プリンタから印刷物として出力させることができる。
【0085】
上述した実施の形態における印刷メール送信用ユーティリティ31aの処理は、プリンタドライバ30から必要に応じて起動されていたが、プリンタドライバ30の内部処理としてプリンタドライバ30に組み込んでも良い。前述したプリンタドライバ30、印刷メール送信用ユーティリティ31aおよび印刷メール受信用ユーティリティ31bの処理をコンピュータシステム8,22にて実現する機能は、例えば、コンピュータシステム8,22のパソコン4,10,12で起動するプログラムとして備えることができる。このようなプログラムの場合、例えば、フロッピーディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、ハードディスク等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録し、必要に応じてパソコン4,10,12にロードして起動することにより用いることができる。この他、ROMやバックアップRAMをコンピュータ読み取り可能な記録媒体として前記プログラムを記録しておき、このROMあるいはバックアップRAMをパソコン4,10,12に組み込んで用いても良い。
【0086】
ここで用いられる通信回線は、インターネット28であったが、メールが送受信できる他のネットワークシステムであっても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態としてのメール印刷システムの概略構成を表すブロック図である。
【図2】 前記メール印刷システムの制御ブロック図である。
【図3】 前記メール印刷システムにて実行されるプリンタドライバ処理のフローチャートである。
【図4】 前記メール印刷システムにて実行される印刷メール送信用ユーティリティ処理のフローチャートである。
【図5】 前記メール印刷システムにて実行される印刷メール受信用ユーティリティ処理の一部のフローチャートである。
【図6】 前記印刷メール受信用ユーティリティ処理の一部のメール印刷選択処理のフローチャートである。
【図7】 前記メール印刷システムにて実行される印刷メール受信用ユーティリティ処理の一部のフローチャートである。
【図8】 前記メール印刷システムにて実行される印刷メール受信用ユーティリティ処理の一部のフローチャートである。
【図9】 前記メール印刷システムにて実行される印刷メール受信用ユーティリティ処理の一部のフローチャートである。
【図10】 前記メール印刷システムにて実行される印刷メール受信用ユーティリティ処理の一部のフローチャートである。
【図11】 前記印刷メール受信用ユーティリティ処理の内の印刷枚数確認処理のフローチャートである。
【図12】 前記メール印刷システムにて実行される印刷メール受信用ユーティリティ処理の一部のフローチャートである。
【図13】 前記メール印刷システムにて実行される印刷メール受信用ユーティリティ処理の一部のフローチャートである。
【図14】 メールの構成説明図である。
【図15】 メールログ表示部の構成説明図である。
【図16】 ポップアップメニューが表示されたメールログ表示部の構成説明図である。
【符号の説明】
2…メール印刷システム4,10,12…パソコン6,14,16,18…プリンタ8,22…コンピュータシステム20…LAN24,26…メールサーバ28…インターネット30…プリンタドライバ31a…印刷メール送信用ユーティリティ31b…印刷メール受信用ユーティリティ32…SMTPサーバ34…メールスプール36…POPクライアント38…POPサーバ40…メールボックス50…メール50a…エンベロープ50b…メールヘッダ50c…メールボディ52…メールログ表示部52a…メールログ52b…ポップアップメニュー53a…開封マーク53b…未開封マーク

Claims (12)

  1. インストールされた複数のアプリケーションプログラムより印刷が指示されたデータを、印刷データに変換し、前記変換された印刷データを含む印刷メール及び前記アプリケーションプログラムに係るデータを添付ファイルとして含むメールを、通信回線を介して送信可能なパーソナルコンピュータを含む他の第2コンピュータシステムから、前記印刷メールを受信することが可能な第1コンピュータシステムに設けられたメール印刷システムであって、
    プリンタと、
    表示装置と、
    入力装置と、
    前記通信回線を介して、前記印刷メールを受信したか、前記メールを受信したかを判断する印刷メール判断手段と、
    前記印刷メール判断手段により印刷メールと判断された場合、その受信した印刷メールに特定状態の印刷データが存在するか否かを判定する特定状態データ判定手段と、
    前記特定状態データ判定手段にて、前記印刷メール内に特定状態の印刷データが存在していると判定された場合に、前記表示装置により、本メール印刷システムの操作者に対して、前記印刷メールに基づく印刷を実行するか否かの確認表示を行う印刷実行確認手段と、
    前記特定状態データ判定手段にて、前記印刷メール内に特定状態の印刷データが存在していないと判定された場合、及び、前記印刷実行確認手段にて確認表示がされた際に、前記入力装置にて、前記操作者側から印刷を実行するとの入力があった場合、前記プリンタに対して、直接、前記印刷メールに基づく印刷処理を行い、前記操作者側から印刷を実行するとの入力がなければ、前記印刷処理は行わない第1印刷処理手段と、
    前記印刷メール判断手段により前記印刷メールではないと判断された場合、前記添付ファイルに関連するアプリケーションを介して該添付ファイルに基づく印刷処理を行う第2印刷処理手段
    を備えたことを特徴とするメール印刷システム。
  2. インストールされた複数のアプリケーションプログラムより印刷が指示されたデータを、印刷データに変換し、前記変換された印刷データを含む印刷メール及び前記アプリケーションプログラムに係るデータを添付ファイルとして含むメールを、通信回線を介して送信可能なパーソナルコンピュータを含む他の第2コンピュータシステムから、前記印刷メールを受信することが可能な第1コンピュータシステムに設けられたメール印刷システムであって、
    プリンタと、
    表示装置と、
    入力装置と、
    前記通信回線を介して、前記印刷メールを受信したか、前記メールを受信したかを判断する印刷メール判断手段と、
    前記印刷メール判断手段により印刷メールと判断された場合、その受信した印刷メールに特定状態の印刷データが存在するか否かを判定する特定状態データ判定手段と、
    前記特定状態データ判定手段にて、前記印刷メール内に特定状態の印刷データが存在していると判定された場合に、前記表示装置により、本メール印刷システムの操作者に対して、前記印刷メールに基づく印刷を実行するか否かの指示と印刷形態の指定を求める確認表示を行う印刷実行確認手段と、
    前記特定状態データ判定手段にて、前記印刷メール内に特定状態の印刷データが存在していないと判定された場合、及び、前記印刷実行確認手段にて確認表示がされた際に、前記入力装置にて、前記操作者側から印刷を実行するとの入力があった場合、前記プリンタに対して、直接、前記指定された印刷形態にて印刷処理を行い、前記操作者側から印刷を実行するとの入力がなければ、前記印刷処理は行わない第1印刷処理手段と、
    前記印刷メール判断手段により前記印刷メールではないと判断された場合、添付ファイルに関連するアプリケーションを介して該添付ファイルに基づく印刷処理を行う第2印刷処理手段
    を備えたことを特徴とするメール印刷システム。
  3. インストールされた複数のアプリケーションプログラムより印刷が指示されたデータを、印刷データに変換し、前記変換された印刷データを含む印刷メール及び前記アプリケーションプログラムに係るデータを添付ファイルとして含むメールを、通信回線を介して送信可能なパーソナルコンピュータを含む他の第2コンピュータシステムから、前記印刷メールを受信することが可能な第1コンピュータシステムに設けられたメール印刷システムであって、
    プリンタと、
    表示装置と、
    入力装置と、
    前記通信回線を介して、前記印刷メールを受信したか、前記メールを受信したかを判断する印刷メール判断手段と、
    前記印刷メール判断手段により印刷メールと判断された場合、その受信した印刷メールに特定状態の印刷データが存在するか否かを判定する特定状態データ判定手段と、
    前記特定状態データ判定手段にて、前記印刷メール内に特定状態の印刷データが存在していると判定された場合に、前記表示装置により、本メール印刷システムの操作者に対して、前記印刷メールに基づく印刷を実行するか否かの確認表示を行う印刷実行確認手段と、
    前記特定状態データ判定手段にて、前記印刷メール内に特定状態の印刷データが存在していないと判定された場合、及び、前記印刷実行確認手段にて確認表示がされた際に、前記入力装置にて、前記操作者側から印刷を実行するとの入力があった場合、前記プリンタに対して、直接、前記特定状態のデータに応じた印刷形態にて印刷処理を行い、前記操作者側から印刷を実行するとの入力がなければ、前記印刷処理は行わない第1印刷処理手段と、
    前記印刷メール判断手段により前記印刷メールではないと判断された場合、前記添付ファイルに関連するアプリケーションを介して該添付ファイルに基づく印刷処理を行う第2印刷処理手段
    を備えたことを特徴とするメール印刷システム。
  4. 複数のプリンタが前記第1コンピュータシステムに信号的に接続されているとともに、
    前記印刷形態は、前記プリンタから選択されるプリンタ自体を意味するものであることを特徴とする請求項2または3記載のメール印刷システム。
  5. 前記印刷形態は、前記プリンタの印刷速度であることを特徴とする請求項2または3記載のメール印刷システム。
  6. 前記印刷形態は、前記プリンタでの印刷に用いられる用紙の種類であることを特徴とする請求項2または3記載のメール印刷システム。
  7. 前記特定状態のデータは、前記メールに含まれる印刷データの大きさが、特定の大きさ以上であることを示しているデータであることを特徴とする請求項1〜6のいずれか記載のメール印刷システム。
  8. 前記印刷データの大きさは、印刷データによる印刷枚数を意味することを特徴とする請求項7記載のメール印刷システム。
  9. 前記特定状態のデータは、前記メールの送信元を特定するためのデータであることを特徴とする請求項1〜6のいずれか記載のメール印刷システム。
  10. 前記特定状態のデータは、前記メールの特定の件名であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか記載のメール印刷システム。
  11. 請求項1〜10のいずれか記載のメール印刷システムにおける前記各手段としてコンピュータシステムを機能させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  12. 第2コンピュータシステムと、前記第2コンピュータシステムと通信可能な第1コンピュータシステムと、を含むネットワークシステムであって、
    前記第2コンピュータシステムは、
    複数のアプリケーションプログラムと、
    前記アプリケーションプログラムより印刷を指示されるデータを、印刷データに変換する印刷データ変換手段と、
    前記印刷データ変換手段による、前記変換された印刷データを含む印刷メール及び前記アプリケーションプログラムに係るデータを添付ファイルとして含むメールを、送信可能な印刷メール送信手段と、を備え、
    前記第1コンピュータシステムは、
    プリンタと、
    表示装置と、
    入力装置と、
    前記通信回線を介して、前記印刷メールを受信したか、前記メールを受信したかを判断する印刷メール判断手段と、
    前記印刷メール判断手段により印刷メールと判断された場合、その受信した印刷メールに特定状態の印刷データが存在するか否かを判定する特定状態データ判定手段と、
    前記特定状態データ判定手段にて、前記印刷メール内に特定状態の印刷データが存在していると判定された場合に、前記表示装置により、本メール印刷システムの操作者に対して、前記印刷メールに基づく印刷を実行するか否かの確認表示を行う印刷実行確認手段と、
    前記特定状態データ判定手段にて、前記印刷メール内に特定状態の印刷データが存在していないと判定された場合、及び、前記印刷実行確認手段にて確認表示がされた際に、前記入力装置にて、前記操作者側から印刷を実行するとの入力があった場合、前記プリンタに対して、直接、前記印刷メールに基づく印刷処理を行い、前記操作者側から印刷を実行するとの入力がなければ、前記印刷処理は行わない第1印刷処理手段と、
    前記印刷メール判断手段により前記印刷メールではないと判断された場合、前記添付ファイルに関連するアプリケーションを介して該添付ファイルに基づく印刷処理を行う第2印刷処理手段
    を備えたことを特徴とするネットワークシステム。
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