JP2006302317A - コンピュータ、ネットワークシステムおよび記録媒体 - Google Patents

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Abstract

【課題】効率的に印刷物を相手方に与えることができるコンピュータを提供することを目的とする。
【解決手段】複数のアプリケーションプログラムを実行可能であり、通信回線を介して他のコンピュータシステムにメールを送信することが可能なコンピュータであって、前記アプリケーションプログラムに係るデータを、印刷装置で印刷可能な印刷データとし、該印刷データが含まれたメールである印刷メールを前記他のコンピュータシステムに送信する。
【選択図】図1

Description

本発明は、通信回線を介して他のコンピュータシステムとメールを送受信することが可能なコンピュータに関する。
従来、インターネット等の通信ネットワークシステムを利用して、パーソナルコンピュータ(以下、パソコンと称する。)間でデータをメールとして送受信することが行われていた。
送信側から送信したメールが受信側のパソコンに受信されると、このデータは、受信メールデータとしてハードディスクなどの記憶装置に一旦格納され、必要に応じて受信側の操作者が、受信したメールの中身を読み取ったり、場合によりメールに添付されているデータを、一旦アプリケーションを起動させてそのデータを読み込ませ、次いで自己のプリンタで印刷していた。
このような通信ネットワークシステムを介して相手方に印刷物を得させる手法では、一旦、ワープロソフト等のアプリケーションにてメール中のデータを読み取らせてから、自己のプリンタで印刷させるのは、手間がかかる。
本発明は、効率的に印刷物を相手方に与えることができるメール印刷システムを実現可能なコンピュータを提供することを目的とするものである。
上記従来の課題に鑑みなされた本発明は、複数のアプリケーションプログラムを実行可能であり、通信回線を介して他のコンピュータシステムにメールを送信することが可能なコンピュータであって、前記アプリケーションプログラムに係るデータを、印刷装置で印刷可能な印刷データとし、該印刷データが含まれたメールである印刷メールを前記他のコンピュータシステムに送信するものである。
本発明によれば、効率的に印刷物を相手方に与えることができるコンピュータを提供することができる。
本願の請求項1に係る発明は、複数のアプリケーションプログラムを実行可能であり、通信回線を介して第2コンピュータシステムにメールを送信することが可能なコンピュータであって、前記アプリケーションプログラムに係るデータを、該アプリケーションプログラムからの印刷指示を条件として、印刷データに変換する変換手段と、前記印刷データが含まれたメールである印刷メールを作成する印刷メール作成手段と、前記印刷メールを、前記第2コンピュータシステムに送信する送信手段と、を備えたことを特徴とするコンピュータである。
これにより、アプリケーションプログラムに係るデータを、印刷装置が印刷可能な印刷データとし、この印刷データが含まれたメールである印刷メールを送信することができる。
請求項2に係る発明は、前記請求項1に記載のコンピュータを含む第1コンピュータシステムと、該第1コンピュータシステムからの前記印刷メールを受信することが可能な前記第2コンピュータシステムと、を含むネットワークシステムであって、前記第2コンピュータシステムは、プリンタと、前記印刷メールの受信を条件として、前記プリンタに対して、直接、前記印刷メールに基づく印刷処理を行う印刷処理手段と、を備えたことを特徴とするネットワークシステムである。
これにより、印刷データを含むメールを受信した側では、このメールから印刷データを取り出して、直接、プリンタに出力すれば、中間にワープロソフト等のアプリケーションの立ち上げや読み込み等の処理を必要とせずに、受信メールをそのままプリンタから出力できる。
また、前記第2コンピュータシステムは、前記アプリケーションプログラムに係るファイルを添付して送信されるメールを、受信可能であって、受信したメールが、前記印刷メール作成手段により作成された印刷メールか否かを判断する印刷メール判断手段を備え、前記印刷処理手段は、前記印刷メール判断手段により印刷メールと判断された場合に、前記印刷処理手段は前記プリンタに対して、直接、前記印刷メールに基づく印刷処理を行う一方、印刷メールではないと判断された場合、前記受信したメールに添付された添付ファイルに関連するアプリケーションを介して該添付ファイルに基づく印刷処理行うことを特徴とするネットワークシステムとしてもよい。
さらに、前記コンピュータにおいて、前記印刷メール作成手段は、前記印刷データと該印刷データの印刷時の処理様式が含まれた印刷メールを作成し、前記第2コンピュータシステムにおいて、前記プリンタは複数存在し、前記通信回線を介して受信した印刷メールに基づいて、該印刷メール内に含まれる前記処理様式を判別する処理様式判別手段と、前記処理様式判別手段により判別された処理様式に適合する機能を有するプリンタを、前記複数のプリンタの内から選択するプリンタ選択手段とを備え、前記印刷処理手段は、前記プリンタ選択手段にて選択されたプリンタに対して、直接、前記印刷メールに基づいて印刷処理を行うことを特徴とするネットワークシステムとしてもよい。
これにより、受信したメールに含まれる印刷データの処理様式に適合したプリンタにて、前記印刷データを印刷することができるので誤印刷が行われること無く、送信側の望む通りの印刷物を受信側は受け取ることができる。
なお、処理様式は、印刷データに用いられているページ記述言語の種類、いわゆるエミュレーションの種類であっても良いし、また、処理様式は、単色印刷かカラー印刷かを表すものであっても良い。なお、このようなメール印刷システムの各手段をコンピュータシステムにて実現する機能は、例えば、コンピュータシステム側で起動するプログラムとして備えることができる。このようなプログラムの場合、例えば、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、ハードディスク等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録し、必要に応じてコンピュータシステムにロードして起動することにより用いることができる。この他、ROMやバックアップRAMをコンピュータ読み取り可能な記録媒体として前記プログラムを記録しておき、このROMあるいはバックアップRAMをコンピュータシステムに組み込んで用いても良い。
また、前記コンピュータにおいて、前記印刷メール作成手段は、前記印刷データと該印刷データの印刷時の処理様式が含まれた印刷メールを作成し、前記第2コンピュータシステムは、前記通信回線を介して受信した印刷メールに基づいて、該印刷メール内に含まれる前記処理様式を判別する処理様式判別手段と、前記プリンタが有する印刷機能の内から、前記処理様式判別手段により判別された処理様式に適合する印刷機能を選択して、前記プリンタに設定するプリンタ機能選択設定手段とを備え、前記印刷処理手段は、前記プリンタ機能選択設定手段にて選択設定された前記プリンタに対して、直接、前記印刷メールに基づいて印刷処理を行うことを特徴とするネットワークシステムとしてもよい。
これにより、受信したメール内の印刷データの処理様式に適合する機能が設定されたプリンタにて、印刷処理手段が受信されたメールに基づいて印刷処理を行うことにより、誤印刷が行われること無く、送信側の望む通りの印刷物を受信側は受け取ることができる。
さらに、前記第2コンピュータシステムに接続されているプリンタは、複数存在し、前記プリンタ機能選択設定手段は、前記複数の全てのプリンタにおいて備えられている印刷機能の内から、前記処理様式判別手段により判別された処理様式に適合する印刷機能を有するプリンタを選択して、該印刷機能を、選択されたプリンタに設定することを特徴とするネットワークシステムとしてもよい。
図1は、上述した発明が適用された印刷システム2の概略構成を表すブロック図である。本印刷システム2は、パソコン4およびプリンタ6を主体とするコンピュータシステム8と、パソコン10,12およびプリンタ14,16,18等をLAN20で接続してなるコンピュータシステム22と、これらのコンピュータシステム8とコンピュータシステム22とが、メールサーバ24,26を介してインターネット28で接続されて構成されている。
一方のメールサーバ24は、いわゆるブロバイダにて提供されているメールサーバであり、他方のメールサーバ26は、特定会社内のLAN20に接続されているLAN専用のメールサーバである。図2の制御ブロック図に示すごとく、各パソコン4,10,12にて起動されているプリンタドライバ30からの印刷メールの送信指示により、印刷メール送信用ユーティリティ31aが起動して、送信対象のデータを含む印刷メールを作成し、SMTP(Simple Mail Transfer Protocol:シンプル・メール・トランスファー・プロトコル)によりSMTPサーバ32に送信する。SMTPサーバ32は、パソコン4,10,12から送信された印刷メールを、該当する送信先あてに、インターネット28側へSMTPにて発信する。
またインターネット28側からのSMTPによるメール(通常のメールと印刷メール)は、SMTPサーバ32が受信する。このメールの内、メールサーバ24,26宛のメールはメールスプール34に蓄積し、他は再度、インターネット28側に発信する。
パソコン4,10,12の立ち上げ時に起動されている印刷メール受信用ユーティリティ31bは、そのPOPクライアント36として、メールサーバ24,26のPOPサーバ38へ、POPクライアント36宛のメールを要求する。この要求に応えて、POPサーバ38は、POP3(Post Office Protocol:ポストオフィスプロトコルのバージョン3)により、メールスプール34内から、印刷メール受信用ユーティリティ31bに対して準備されたメールボックス40へ、メールを送信する。このメールを、後述するごとく、メールの内容に応じて、印刷メール受信用ユーティリティ31bがプリンタ6,14,16,18により用紙に印刷する。メールボックス40は、例えば、パソコン4,10,12に設けられているハードディスクの所定のディレクトリが当てられる。
前述したプリンタドライバ30、印刷メール送信用ユーティリティ31aおよび印刷メール受信用ユーティリティ31bは、パソコン4,10,12にて必要に応じて起動されるプログラムとして実現されている。次に、これらプログラムの処理について説明する。
図3は、プリンタドライバ30としての処理を表すフローチャートである。本処理は、パソコン4,10,12にて起動されているワードプロセッサ、表計算ソフト、データベースソフト等のアプリケーションプログラムにおいて、印刷命令がなされることにより起動される。以下、プリンタドライバ30は、コンピュータシステム8にて起動されているものを例として説明する。他のコンピュータシステム22でも同様である。
プリンタドライバ30の処理が開始されると、まず、印刷処理設定画面がコンピュータシステム8に備えられているディスプレイ(図示していない)に表示される(S110)。操作者がこの印刷処理設定画面にて実行を指示すれば、直ちに、アプリケーションプログラムより印刷を指示されているデータを、所定フォーマットにて印刷データに変換する処理(S120)が行われる。この所定フォーマットとは、例えば、自己のプリンタ6のエミュレーションを反映させたものであり、プリンタ6のエミュレーションに対応する所定のページ記述言語(PCL,PostScript,GDI等)にて印刷データが記述される。
そして、次に、前記印刷処理設定画面の「出力」の項目で、「印刷」がチェックされたか「メール」がチェックされたかが判定される(S130)。ステップS110にて、「出力」項目の設定を「印刷」と設定した場合は、印刷データは自己のプリンタ6に出力されて(S140)、自己のプリンタ6から印刷物として出力される。また、ステップS110にて「出力」項目の設定を行っていない場合も、デフォルトとして「印刷」が設定されるので、ステップS140が実行される。ステップS140を実行すればプリンタドライバ30の処理は終了する。
印刷処理設定画面の「出力」の項目で、「メール」がチェックされていた場合は、印刷メール送信用ユーティリティ31aに渡すために、印刷データを、パソコン4のRAM内の所定記憶領域へ転送する(S150)。次に、印刷メール送信用ユーティリティ31aを起動し(S160)、起動した印刷メール送信用ユーティリティ31aに対して、所定記憶領域に格納されている印刷データのファイル情報(記憶領域情報、ファイル属性等)と、メール送信命令を発行し(S170)、プリンタドライバ処理は終了する。ここでファイル属性とは、例えば、ファイルの種類(ページ記述言語等のエミュレーションの種類)、ページ数あるいはコピー枚数等を言う。
プリンタドライバ処理のステップS160にて起動された印刷メール送信用ユーティリティ31aの処理を図4のフローチャートに示す。印刷メール送信用ユーティリティ処理が開始されると、まず、プリンタドライバ処理のステップS170にて行われた印刷データのファイル情報とメール送信命令とを受信する(S210)。
次に、印刷メール送信用設定画面表示がなされて、メール送信に必要な情報や、印刷日時指定等の設定を、操作者に求める(S220)。ここで、メール送信に必要な情報とは、使用しているSMTP、メールサーバ24のアドレス、宛先、件名等である。
そして、ステップS220にて設定された内容に応じて、メールヘッダが作成される(S230)。次に、このメールヘッダに、ステップS210にて受信された印刷データのファイル情報中のファイル属性を付加する(S240)。更に、その他、必要に応じてステップS220にて設定された情報をメールヘッダに付加する(S250)。こうして形成されたメールヘッダ50bを図14に示す。
次に、ステップS210にてプリンタドライバ30から受信したファイル情報に基づいて、所定記憶領域に格納されている印刷データを読み出して、図14に示すごとくメールボディ50cを形成し、その他の必要な情報、例えば、図14に示すごとくエンベロープ50aを付加して、印刷メール50を完成する(S260)。
次に完成した印刷メール50を、ステップS220にて設定された宛先あてのメールとしてメールサーバ24に送信する(S270)。以後、メールサーバ24にてインターネット28側に印刷メール50が送信され、このことにより印刷メール50は、インターネット28内を転送されて、最終的に宛先に到着する。本実施の形態では、コンピュータシステム22のパソコン10宛に送信されるものとして説明する。なお、以下、説明する印刷メール受信用ユーティリティ31bは、他のパソコン4,12にても起動されている。
コンピュータシステム22のパソコン10で実行される印刷メール受信用ユーティリティ31bについて図5〜図12のフローチャートに基づいて説明する。コンピュータシステム22のパソコン10は、その立ち上げ時に、図5〜図12の印刷メール受信用ユーティリティが起動されるが、起動時に割込用タイマが設定されて、以後、所定周期毎(例えば、10秒周期)に繰り返し、ステップS310から起動される。
処理が開始されると、まず、LAN20を介してメールサーバ26内のPOPサーバ38にアクセスし、新着メールをチェックする(S310)。このとき、POPサーバ38はメールスプール34内に格納されたメールの内にパソコン10宛の新着メールがあれば、その新着メールの情報をパソコン10側に回答する。
POPサーバ38の回答から新着メールの存在有無をチェックし(S320)、新着メールが存在していなければ(S320で「NO」)、次にタイマ割込のためのタイマカウンタの値が初期化される(S330)。そして、タイマがスタートされる(S340)。したがって、タイマが停止されない限り、印刷メール受信用ユーティリティ処理は、所定周期で繰り返し、ステップS310から実行される。
次に、印刷メール受信用ユーティリティ処理における初期画面の表示がなされる(S350)。この初期画面において、印刷メール受信用ユーティリティ処理の設定を変更する指示が操作者によりなされたか否かが判定され(S360)、設定変更の指示があった場合には(S360で「YES」)、タイマ割込のためのタイマが停止され(S370)、設定画面が表示されて操作者の設定入力を受け付ける(S380)。なお、これらの受信側ユーザによる設定は、後述するステップS840,S990,S1070,S1110等において利用される。
ステップS380の設定が終了すると、ステップS330に戻り、タイマカウンタ値が初期化されて(S330)、再度タイマがスタートする(S340)。次に設定変更指示がなかった場合には(S360で「NO」)、メール印刷選択処理(S400)が実行される。
この時、図15に示すごとく、パソコン10のディスプレイには、メールログ表示部52が表示されているが、このメールログ表示部52にリスト表示されているメールログ52a上にマウスカーソルが存在する時に、パソコン10に設けられたマウス型入力装置の左ボタンのクリックがなされたか否かが判定される(S410)。なお、メールログ表示部52の表示は、操作者が印刷メール受信用ユーティリティ処理における初期画面の内、メニューから「メールログ表示部の表示」の項目を、マウス型入力装置にて選択することにより、初期画面上に重ねて表示される。したがって、このメールログ表示部52の表示がなされていなければ、ステップS410,S430,S460,S490では、すべて「NO」と判定されて、ステップS360に戻るので、メール印刷選択処理(S400)では実質的に処理はなされない。なお、メールログ表示部52の内で、印刷済みのメールログには開封マーク53aが付され、未印刷のメールログには未開封マーク53bが付されている。
メールログ52a上で左ボタンがクリックされると(S410で「YES」)、クリックされた時にマウスカーソルが存在するメールログ52aの該当行がハイライト表示されて、選択されたことを示す(S420)。ステップS410で「NO」であった場合には、メールログ表示部52上でマウス型入力装置の右ボタンのクリックがなされたか否かが判定される(S430)。もし右ボタンのクリックがなされていれば(S430で「YES」)、ハイライト表示されているメールログ52aが存在しているか否かが判定される(S440)。すなわち、メールログ52aの内、選択された行が存在するか否かが判定される。
ハイライト表示されているメールログ52aが存在しなければ(S440で「NO」)、ステップS360に戻る。もし、ハイライト表示されているメールログ52aが存在していれば(S440で「YES」)、図16に示すごとく、ポップアップメニュー52bがメールログ表示部52上に表示される(S450)。
ステップS460およびステップS490の判定処理は、このポップアップメニュー52bでの選択に関するものである。すなわち、ポップアップメニュー52bに表示された「Delete」(「メール削除」)が選択されると(S460で「YES」)、ハイライト表示されているメールがメールボックス40から削除され、パソコン10のRAMに確保されているメールログ情報格納エリアから該当するメールログ情報が削除される(S470)。このメールログ情報の削除に伴い、メールログ表示部52の表示が更新される(S480)と、削除されたメールの表示は消える。
また、「Print」(「メール印刷」)が選択されると(S490で「YES」)、後述(ステップS980以降の説明参照)するごとくメールに基づいて印刷がなされる。ステップS320にて、新着メールが存在していると判定されると(S320で「YES」)、次にすべての新着メールについてステップS520〜S550にて行われるチェック処理が終了したか否かが判定される(S510)。
すべての新着メールについてチェックが終了していなければ(S510で「NO」)、次にメールサーバ26のメールスプール34から、POPサーバ38を介して、1つの新着メールのメールヘッダを読み込む(S520)。そしてそのメールヘッダの内容から、該当メールがキャンセルメールか否かを判定する(S530)。
キャンセルメールでなければ(S530で「NO」)、該当メールのメールログを、メールログ情報格納エリアに未処理メールとして登録する(S540)。このことにより、後述するステップS880にてメールログ表示部52に新たなメールログ52aが表示される。
また、キャンセルメールであれば(S530で「YES」)、そのメールヘッダに書き込まれているキャンセル対象のメールのメッセージIDを、パソコン10のRAM内に設けられたキャンセルメール情報格納エリアに格納する(S550)。
このステップS520〜S550の処理が、すべての新着メールについて行われると(S510で「YES」)、次にキャンセル対象のすべてのメッセージIDについて、処理が終了したか否かが判定される(S610)。この処理とはステップS620〜S710の処理である。
すべてのメッセージIDについて処理が終了していない場合には(S610で「NO」)、キャンセルメール情報格納エリアに格納されているキャンセルメール情報からキャンセル対象のメッセージIDが1つ読み込まれる(S620)。次にメールログ中にキャンセル対象のメッセージIDに該当するメールが存在するか否かが判定される(S630)。存在しない場合には(S630で「NO」)、再度、ステップS610に戻るが、キャンセル対象のメッセージIDに該当するメールがメールログ中に存在する場合は(S630で「YES」)、そのメッセージIDのキャンセルについて送信者への返送指定が、キャンセルメールのメールヘッダに設定してあるか否かが判定され(S640)、返送指定がなければ(S640で「NO」)、ステップS690の処理にジャンプする。
返送指定があれば(S640で「YES」)、キャンセル対象のメールが既に印刷済みであるか否かが、メッセージログ情報から判定され(S650)、該当メールが印刷未処理である場合には(S650で「NO」)、キャンセル成功を示すメールを作成する(S660)。また、該当メールが印刷済みである場合には(S650で「YES」)、印刷済みを示すメールを作成する(S670)。
そして、ステップS660またはステップS670で作成されたメールが、キャンセル対象となったメールの送信元に送信される(S680)。このメールを受信することにより、キャンセルメールの送信者は、キャンセルが成功したか否かを判断できる。
ステップS680の後、またはステップS640で「NO」と判定された後に、パソコン10は、POPサーバ38に、メッセージIDに該当するメールの削除を指示する(S690)。この指示により、POPサーバ38は、メールスプール34内の該当するメールを削除する。
次に、メールログ情報格納エリアに記憶されているメールログの内、メッセージIDに該当するメールログが削除され(S700)、最後に、キャンセルメール情報格納エリアから、直前に処理したキャンセルメールの情報が削除される(S710)。
こうして、ステップS610に戻る。そして、キャンセルメール情報格納エリアにキャンセルメール情報が存在する限り(S610で「NO」)、ステップS620〜S710の処理が繰り返される。すべてのキャンセルメールについて処理を終了すると(S610で「YES」)、次にメールログ情報中のすべての未処理メールについて、ステップS820〜S870のチェックが終了したか否かが判定される(S810)。終了していなければ(S810で「NO」)、まず、メールログ情報に登録された未処理メール情報を1つ読み込む(S820)。次に、この読み込んだ未処理メール情報に該当するメールを、POPサーバ38を介してメールスプール34から転送させ、パソコン10に接続されているハードディスク等の外部メモリ(パソコン10内のRAMでも良い。)に設けたメールボックス40の所定記憶領域に記憶する(S830)。
次に、このメールボックス40の所定記憶領域に記憶したメールが、印刷対象か否かを判定する(S840)。印刷対象であることの判定は、例えば、メールヘッダに基づいて、前述した印刷メール送信用ユーティリティにて送信された印刷メール、特定の送信者、件名等を判断して、予め設定しておいた印刷条件(図5のステップS380にて設定される。)にしたがって、〜のいずれかが満足された場合、あるいは2つ以上の組み合わせの全てが満足された場合に、印刷対象であると判定する。
印刷対象である場合には(S840で「YES」)、メールログ情報にメールの記憶領域の情報(例えば、ハードディスクの格納ディレクトリへのパス)を格納する(S850)。印刷対象でない場合には(S840で「NO」)、メールボックス40内のメールを削除し(S860)、メールログ情報からも該当メールのメールログを削除する(S870)。
そして、ステップS810に戻り、すべてのメールログ情報中のすべての未処理メールについてステップS820〜S870の処理が繰り返され、すべての未処理メールについてステップS820〜S870の処理が終了すると(S810で「YES」)、次にメールログ情報中の未処理メールをメールログ表示部52に表示する(S880)。
次に、メールログ情報に登録されているすべてのメールについてステップS920〜S1170にて行われるメール印刷処理が終了したか否かが判定される(S910)。メールログ情報中のすべてのメールについてメール印刷処理が終了していなければ(S910「NO」)、メールログ情報から1つのメールログを読み込む(S920)。次にこのメールログに基づいて、対応するメールが印刷済みか否かが判定される(S930)。印刷済みであれば(S930で「YES」)、ステップS910に戻る。
印刷済みでなければ(S930で「NO」)、次に、一度もステップS920〜S1170のメール印刷処理が行われていない未処理メールか否かが判定される(S940)。未処理メールであれば(S940で「YES」)、まず、本メールのメールログを処理済みにする(S950)。
次に日時指定印刷か否かが判定される(S960)。もし、該当メールログに印刷日時指定の記載があれば(S960で「YES」)、指定された印刷日時が経過したか否かが判定される(S970)。指定された印刷日時が経過していなければ(S970で「NO」)、ステップS910に戻る。
日時指定印刷でないと判定されたり(S960で「NO」)、指定された印刷日時が経過していれば(S970で「YES」)、メールログに記載されているメール記憶領域情報に基づいて、メールボックス40の記憶領域(ディレクトリ等)からメールを読み込む(S980)。なお、前述した「メール印刷」が選択されたと判定された場合(S490で「YES」)も、このステップS980の処理に移る。
次に、印刷メールか否か、すなわち、前述した印刷メール送信用ユーティリティ処理にて作成されたメールか否かが、メールヘッダの内容から判定される(S981)。印刷メールであれば(S981で「YES」)、メールヘッダ50bから印刷データのファイル属性を調べて、送信された印刷データのエミュレーションの種類、ここでは、ページ記述言語(PCL,PostScript,GDI等)の内でいずれの言語で印刷データが構成されているかを特定する(S982)。なお、このページ記述言語の特定は、上述のごとくメールヘッダ50bにページ記述言語そのものを表すコードに基づいて判断する方法以外に、例えば、印刷メール内の印刷データをチェックして、その印刷データの記述自体から、いずれのページ記述言語により記述されているかを判定しても良い。
そしてこの特定されたページ記述言語に基づいて、プリンタの選択設定処理(S983)を行う。このプリンタの選択設定処理(S983)の詳細を図13に示す。まず、プリンタ14,16,18内に、ステップS982にて特定した印刷データのページ記述言語と同じページ記述言語が設定されているプリンタが存在するか否かを、パソコン10の立ち上げの際に、通信により各プリンタ14,16,18から得られている設定情報に基づいて判定する(S984)。勿論、ステップS984が実行されるタイミングで、通信により各プリンタ14,16,18から得ても良い。なお、この印刷メール受信用ユーティリティ処理がコンピュータシステム8側で行われている場合には、パソコン4が使用できるのはプリンタ6の1台のみであるので、このプリンタ6に対して、プリンタの選択設定処理が行われる。
同じページ記述言語が設定されているプリンタが存在すれば(S984で「YES」)、該当プリンタを今回の印刷データの印刷出力用に設定し(S987)、次の処理に移る。同じページ記述言語が設定されているプリンタが存在しなければ(S984で「NO」)、次にプリンタ14,16,18内に、ステップS982にて特定した印刷データのページ記述言語と同じページ記述言語を解釈して印刷できる機能を有しているプリンタが存在するか否かを、既に得られている各プリンタ14,16,18の設定情報に基づいて判定する(S985)。該当機能を有するプリンタが存在すれば(S985で「YES」)、ステップS982にて特定した印刷データのページ記述言語を解釈して印刷できるように、該当プリンタの機能を切り替える(S986)。そして、その該当プリンタを今回の印刷データの印刷出力用に設定し(S987)、次の処理に移る。
なお、ステップS985にて該当する機能を有するプリンタが存在しないと判定すれば(S985で「NO」)、メールログ表示部52に印刷不能データであることを表示して(S988)、ステップS910に戻る。なお、ステップS981で、印刷メールではないと判定されると(「NO」)、プリンタの選択設定状態を元に戻す処理(S989)が行われて、次の処理に移る。
次に、受信側のユーザ設定(図5のステップS380にて行われる。)にて、カバーページ印刷の設定がなされているか否かが判定される(S990)。カバーページ印刷の設定がなされていれば(S990で「YES」)、印刷メールの場合はステップS987にて選択されたプリンタ、例えば、プリンタ14にてカバーページを印刷し、印刷メールでない場合はステップS989にて戻された元のプリンタ、例えば、プリンタ18(印刷メールの場合と同じプリンタ14である場合もある。)にてカバーページを印刷する(S1000)。
カバーページの印刷の設定がなされていなかった場合(S990で「NO」)、あるいはカバーページの印刷処理(S1000)の後、該当メールの内部に含まれている添付ファイルをすべて抽出する(S1010)。次に、再度、印刷メールか否かが判定され(S1020)、印刷メールであれば(S1020で「YES」)、すべての添付ファイル(この場合は、印刷データに該当)について印刷処理を行ったか否かが判定される(S1030)。終了していなければ(S1030で「NO」)、まず1つの印刷データをプリントスプーラ(パソコン10のOSとしてマイクロソフト社製のWindows(登録商標)が起動しているとすると、Windows(登録商標)のプリントスプーラ)に転送する(S1040)。このことにより、Windows(登録商標)がLAN20を介して、プリンタ14にて印刷する処理を行う。以下、印刷データが存在する限り(S1030で「NO」)、印刷処理(S1040)が行われる。
なお、印刷メールではなかった場合(S1020で「NO」)、すべての添付ファイルについて印刷処理を行ったか否かが判定される(S1050)。終了していなければ(S1050で「NO」)、その添付ファイルの内容を、ファイルの様式、例えば添付ファイルのファイル名の拡張子に対応する関連アプリケーションプログラムにて印刷するよう、該当アプリケーションプログラムを選択して起動させ、起動されたアプリケーションプログラムに印刷処理を指示する(S1060)。アプリケーションプログラムでは、プリンタ18にて添付ファイルの内容を印刷する。なお、アプリケーションプログラムでは独自にプリンタを選択して印刷できるので、ステップS989の処理はしなくても良い。
添付ファイルの処理がすべて終了すれば(S1030で「YES」あるいはS1050で「YES」)、受信側のユーザ設定(図5のステップS380にて行われる。)に、処理したメールの削除の指定があるか否かが判定される(S1070)。メール削除の指示があれば(S1070で「YES」)、メールボックス40に記憶された該当メールを削除し(S1080)、メールログ情報からも本メールのログを削除する(S1090)。メール削除の指示がなければ(S1070で「NO」)、該当メールのメールログ情報を印刷済みにする(S1100)。
ステップS1090またはステップS1100の次に、受信側のユーザ設定(図5のステップS380にて行われる。)にて、POPサーバ38のメールスプール34内に格納されている該当するメールを削除することが指示されているか否かが判定される(S1110)。メールの削除が指示されている場合(S1110で「YES」)、POPサーバ38に指示して、メールスプール34内の該当メールを削除させる(S1120)。
メールの削除が指示されていない場合(S1110で「NO」)、あるいはステップS1120の実行の後、メールログ表示部52の表示が更新される(S1130)。次に、前述したポップアップメニューにて「メール印刷」を選択した(S490で「YES」)ためになされている処理か否かが判定され(S1140)、ポップアップメニューにて「メール印刷」を選択したことにより印刷処理が行われた場合には(S1140で「YES」)、ステップS360の処理に戻る。また、ポップアップメニューにて「メール印刷」を選択していない場合(S1140で「NO」)、メールヘッダに、送信者への返送が設定されているか否かが判定される(S1150)。返送が設定されていれば(S1150で「YES」)、正常終了したことを示す返送メールが作成され(S1160)、この返送メールが印刷したメールの発信元に向けて送信される(S1170)。
返送が設定されていない場合(S1150で「NO」)、あるいはステップS1170の処理の後は、ステップS910に戻り、メールログ情報に登録されているメールに、まだ処理されていないメールが存在するか否かが判定される(S910)。
処理されていないメールが存在すれば(S910で「NO」)、該当メールについて、再度、ステップS920〜S1170の処理が前述のごとく実行される。メールログ情報に登録されているすべてのメールについて、処理を終了すれば(S910で「YES」)、ステップS330の処理に戻る。
上述したごとく本実施の形態のコンピュータシステム22側においては、ステップS981により、受信したメール50のヘッダ50bに基づいて、印刷メールであるとの判明した場合には、ステップS982(処理様式判別手段としての処理に該当)がその印刷メールに含まれている印刷データが記述されているページ記述言語を特定し、ステップS983にてその特定されたページ記述言語に基づいて、適切なプリンタを選択したり(S984,S987:プリンタ選択手段としての処理に該当)、あるいはプリンタを適切なページ記述言語機能に切り替えて設定したり(S985,S986,S987:プリンタ機能選択設定手段としての処理に該当)して、ステップS1040(印刷処理手段としての処理に該当)にて、設定・選択されたプリンタにて、印刷メール内の印刷データの印刷を行わせている。
このため、受信した印刷メールに含まれる印刷データの処理様式、ここでは印刷データを記述しているページ記述言語に適合した機能を有するプリンタにて、印刷データを印刷することができるので、誤印刷が行われること無く、送信側の望む通りの印刷物を受信側は受け取ることができる。
また、コンピュータシステム8では、アプリケーションプログラムから、印刷処理の要求が発生した際に、まず、プリンタドライバ30におけるステップS130にて、自己のコンピュータシステム8側にて印刷するか、通信回線を介して存在する相手方のコンピュータシステム22側にて印刷させるかを選択している。そして、ステップS130にて自己のコンピュータシステム8側が選択された場合には、ステップS140にて、印刷データに基づいて、自己のコンピュータシステム8に属するプリンタ6に対して印刷処理を行う。このことにより、自己のプリンタ6に対してもデータの印刷を容易に行うことができる。
また、ステップS130にてコンピュータシステム22側が選択された場合には、ステップS150〜S170,S210〜S270にて、印刷条件を記載した印刷情報を含むヘッダを印刷データに付加したメールを作成して、該メールを、通信回線を介してパソコン10宛に送信する。このように、通信回線は、メールによる通信、例えば、パケット通信により、相手方との1対1の通信ではなく複数の送受信先がメールとしてデータをやり取りできるため、回線コストが非常に安価なものとなる。
更に、コンピュータシステム22側にては、ステップS510,S520,S540にて、通信回線を介して到達するコンピュータシステム22宛の新たなメールの存在の有無を所定時間周期で検出し、この後、ステップS982,S983,S1020およびS1040等の処理が行われる様に構成されている。このため、コンピュータシステム22側では、迅速にメールを受信して印刷物として出力できる。なお、コンピュータシステム8側では、前述したステップS130〜S170の処理を含むプリンタドライバ30、およびステップS210〜S270の処理を含む印刷メール送信用ユーティリティ31aとともに、ステップS982,S983,S1020およびS1040の処理を含む印刷メール受信用ユーティリティ31bの機能を備えているので、上述した印刷メールの送信とともに、上述した印刷メールの受信も可能である。
同様に、コンピュータシステム22側でも、ステップS982,S983,S1020およびS1040の処理を含む印刷メール受信用ユーティリティ31bとともに、ステップS130〜S170の処理を含むプリンタドライバ30、およびステップS210〜S270の処理を含む印刷メール送信用ユーティリティ31aの機能を備えているので、上述した印刷メールの受信とともに、上述した印刷メールの送信も可能である。したがって、双方向で印刷メールの送受信と、そのメールの印刷とが可能となる。
また、ステップS230〜S250にて作成され、ステップS260にて印刷データに付加されるヘッダには、印刷処理されるべき日時である印刷日時データを含ませることができる。したがって、このメールを受信した印刷メール受信用ユーティリティ31bでは、ステップS960,S970にて、ヘッダ中に印刷日時データが存在すれば、その印刷日時データに記載された日時に、メールに含まれる印刷データを、プリンタから印刷物として出力させることができる。
[その他]上記実施の形態において、ステップS985にて、印刷データのページ記述言語に該当する機能を有するプリンタが存在しないと判定すれば(S985で「NO」)、メールログ表示部52に印刷不能データであることを表示(S988)していたが、例えば、印刷データが、現在のプリンタにて解釈が可能なページ記述言語に書き換えることが可能な印刷データであれば、ステップS988では、印刷データを印刷可能なページ記述言語での表現に変換する処理を行っても良い。そして、変換できない印刷データのみ、メールログ表示部52に印刷不能データであることを表示することとしても良い。
上述した実施の形態における印刷メール送信用ユーティリティ31aの処理は、プリンタドライバ30から必要に応じて起動されていたが、プリンタドライバ30の内部処理としてプリンタドライバ30に組み込んでも良い。印刷データに付加するヘッダ中へは、印刷情報として、例えば、印刷処理される際のコピー枚数であるコピー枚数データを含ませても良い。ヘッダ中にコピー枚数データを含ませれば、印刷メール受信用ユーティリティ31bでは、そのコピー枚数データに記載されたコピー枚数分、メールに含まれる印刷データを、プリンタから印刷物として出力させることができる。
更に、印刷データに付加するヘッダ中の印刷情報としては、処理様式のデータとして前述した印刷データを印刷可能なページ記述言語の種類を示すデータ以外に、カラー印刷か単色印刷かの処理様式の種類を表すデータが含まれていても良く、このデータがカラー印刷を示すものであれば、ステップS982,S983では、複数のプリンタ14,16,18の内からカラープリンタを選択してカラー印刷させたり、プリンタをカラー印刷機能に切り替えてカラー印刷させることが可能となる。勿論、ステップS982,S983では、ページ記述言語についてのプリンタ選択・設定処理とカラー印刷/単色印刷についてのプリンタ選択・設定処理との両方を行っても良い。
これ以外のヘッダ中の印刷情報としては、印刷データのページ枚数を示すページ枚数データを含むものが挙げられる。前述したプリンタドライバ30、印刷メール送信用ユーティリティ31aおよび印刷メール受信用ユーティリティ31bの処理をコンピュータシステム8,22にて実現する機能は、例えば、コンピュータシステム8,22のパソコン4,10,12で起動するプログラムとして備えることができる。このようなプログラムの場合、例えば、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、ハードディスク等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録し、必要に応じてパソコン4,10,12にロードして起動することにより用いることができる。この他、ROMやバックアップRAMをコンピュータ読み取り可能な記録媒体として前記プログラムを記録しておき、このROMあるいはバックアップRAMをパソコン4,10,12に組み込んで用いても良い。
ここで用いられる通信回線は、インターネット28であったが、メールが送受信できる他のネットワークシステムであっても良い。
本発明の一実施の形態としての印刷システムの概略構成を表すブロック図である。 前記印刷システムの制御ブロック図である。 前記印刷システムにて実行されるプリンタドライバ処理のフローチャートである。 前記印刷システムにて実行される印刷メール送信用ユーティリティ処理のフローチャートである。 前記印刷システムにて実行される印刷メール受信用ユーティリティ処理の一部のフローチャートである。 前記印刷メール受信用ユーティリティ処理の一部のメール印刷選択処理のフローチャートである。 前記印刷システムにて実行される印刷メール受信用ユーティリティ処理の一部のフローチャートである。 前記印刷システムにて実行される印刷メール受信用ユーティリティ処理の一部のフローチャートである。 前記印刷システムにて実行される印刷メール受信用ユーティリティ処理の一部のフローチャートである。 前記印刷システムにて実行される印刷メール受信用ユーティリティ処理の一部のフローチャートである。 前記印刷システムにて実行される印刷メール受信用ユーティリティ処理の一部のフローチャートである。 前記印刷システムにて実行される印刷メール受信用ユーティリティ処理の一部のフローチャートである。 前記印刷メール受信用ユーティリティ処理の内のプリンタの選択設定処理のフローチャートである。 メールの構成説明図である。 メールログ表示部の構成説明図である。 ポップアップメニューが表示されたメールログ表示部の構成説明図である。
符号の説明
2…印刷システム 4,10,12…パソコン
6,14,16,18…プリンタ
8,22…コンピュータシステム 20…LAN
24,26…メールサーバ 28…インターネット
30…プリンタドライバ 31a…印刷メール送信用ユーティリティ
31b…印刷メール受信用ユーティリティ 32…SMTPサーバ
34…メールスプール 36…POPクライアント
38…POPサーバ 40…メールボックス 50…メール
50a…エンベロープ 50b…メールヘッダ
50c…メールボディ 52…メールログ表示部
52a…メールログ 52b…ポップアップメニュー
53a…開封マーク 53b…未開封マーク


Claims (2)

  1. 複数のアプリケーションプログラムを実行可能であり、通信回線を介して第2コンピュータシステムにメールを送信することが可能なコンピュータであって、
    前記アプリケーションプログラムに係るデータを、該アプリケーションプログラムからの印刷指示を条件として、印刷データに変換する変換手段と、
    前記印刷データが含まれたメールである印刷メールを作成する印刷メール作成手段と、 前記印刷メールを、前記第2コンピュータシステムに送信する送信手段と、
    を備えたことを特徴とするコンピュータ。
  2. 前記請求項1に記載のコンピュータを含む第1コンピュータシステムと、該第1コンピュータシステムからの前記印刷メールを受信することが可能な前記第2コンピュータシステムと、を含むネットワークシステムであって、
    前記第2コンピュータシステムは、
    プリンタと、
    前記印刷メールの受信を条件として、前記プリンタに対して、直接、前記印刷メールに基づく印刷処理を行う印刷処理手段と、
    を備えたことを特徴とするネットワークシステム。

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