JP3854505B2 - 粘着性被覆体の製造装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、粘着テープに被貼付片を貼付した粘着性被覆体の製造装置に関するものである。例えば、粘着テープの粘着面の中央部にガーゼ、不織布等からなる傷当て部材が貼付された絆創膏等の粘着性被覆体を製造する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の絆創膏を製造する製造装置としては、特開平10−137281号公報に記載のものがある。同公報に記載の装置は、帯状の粘着テープを連続的に移送可能な移送手段と、帯状の被貼付シートを切断して被貼付片を形成し、且つ、各被貼付片を前記粘着テープに貼着する被貼付片供給手段と、被貼付片を覆うように、帯状の製品用剥離紙を前記粘着テープに粘着する製品用剥離紙供給手段と、前記製品用剥離紙及び粘着テープを切断することにより、被貼付シートが貼着された粘着性被覆体本体を形成する粘着テープ切断手段と、該粘着性被覆体本体を包装シートで包装するための包装手段とを備えたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来の装置は、被貼付片を粘着テープの所定位置に貼着しなければ、粘着性被覆体本体を形成した際に、被貼付片が切断された粘着テープからずれてしまい、被貼付片を切断された粘着テープの中央に位置させることが困難であった。また、被貼付片を粘着テープに貼着する作業は、連続的に行うのが生産性を向上させるために好ましい。
【0004】
本発明はこのような問題を解決すべくなされたものであり、被貼付片を連続的に送られる粘着テープの所定の位置に確実に貼着でき、粘着性被覆体の生産性の向上を図ることを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記課題を解決すべくなされたものであり、その特徴は、帯状の粘着テープ1を連続的に移送可能な移送手段36と、帯状の被貼付シート3'を切断して被貼付片3を形成し、且つ、各被貼付片3を前記粘着テープ1に貼着する被貼付片供給手段15と、被貼付片3を覆うように、帯状の製品用剥離紙5a,5bを前記粘着テープ1に粘着する製品用剥離紙供給手段17と、前記製品用剥離紙5a,5b及び粘着テープ1を切断することにより、被貼付片3が貼着された粘着性被覆体本体7を形成する被覆体本体切断手段18と、該粘着性被覆体本体7を包装シート9a,9bで包装するための包装手段21とを備えた粘着性被覆体の製造装置において、前記粘着テープ1に、位置検出用孔30を、粘着テープ送り方向に所定間隔をおいて形成する開孔手段25,38と、前記位置検出用孔30を検出する位置検出センサ39とが設けられ、該位置検出センサ39の信号に基づいて被貼付片供給手段15を制御することにある。
また、前記位置検出用孔30は、粘着テープ1および製品用剥離紙5a,5bから粘着性被覆体本体7を打ち抜いた残りである抜取りカス47側に形成されていることが好ましい。
また、前記開口手段25,38は、通気孔28と位置検出用孔30とを同時に形成するものであることが好ましい。
また、前記被覆体本体切断手段18の切断直前で位置検出用孔30を検出する第二センサ44が設けられ、該第二センサ44の信号に基づいてローラ45や被覆体本体切断手段18の回転を制御することが好ましい。
【0006】
【発明の実施の形態】
本発明の一実施形態として、全体構造の概略を図1に示す粘着性被覆体の製造装置について説明する。該装置は粘着性被覆体としての絆創膏Aを製造することができるものである。絆創膏Aは、図4(イ)及び(ロ)に示す如く、伸長性に富む薄手の粘着テープ1 の粘着面の中央部にガーゼ等からなる傷当て部材3(被貼付片)が貼付され、該粘着テープ1 の粘着面に二枚の製品用剥離紙5a, 5bが中央部で互いに重なり合って全面に渡って貼着され、該製品用剥離紙5a, 5bが貼着された粘着性被覆体本体としての絆創膏本体7 の上下両面を包装シート9a,9bで密封包装してなるものである。
【0007】
次に、前記装置について説明する。前記装置の機台(図示省略)には、図1に示す如く、粘着テープ供給部10、原反用剥離紙の剥離部12、傷当て部材供給手段(被貼付片供給手段)15、製品用剥離紙供給手段17、絆創膏本体切断手段(被覆体本体切断手段)18、抜取りカス回収手段20、包装手段21、カッター手段23を備えている。
【0008】
前記粘着テープ供給部10は、支持軸24に繰り出し自在に保持された帯状の粘着テープの原反1'と、該粘着テープ原反1'に多数の小孔を穿設する開孔手段(ホットパーフォレイション)25とを備える。粘着テープ原反1'は、薄手の粘着テープ1 と、その粘着面に剥離自在に貼着された原反用剥離紙26とからなる。ホットパーフォレイション25は、原反用剥離紙の剥離部12上流側に配置され、図2(イ)に示す如く、連続的に繰り出される粘着テープの原反1'に、熱により微小な多数の通気孔28とレジマークとしての位置検出用孔30とを同時に形成するものである。
【0009】
ここで、通気孔28は、例えば直径が略0.8mmで、粘着テープの原反1'に各絆創膏本体7 に対応する位置に複数形成される。前記位置検出用孔30は、例えば直径が略2.0mmで、粘着テープの原反1'の幅方向(移送方向と直交方向)の両側で且つ各絆創膏本体7 に対応する通気孔28の前後間にそれぞれ形成される。
【0010】
前記原反用剥離紙の剥離部12は、粘着テープ原反1'の原反用剥離紙26を移送方向と反対方向に粘着テープ1 から引き剥がし、その引き剥がされた原反用剥離紙26は、回収ロール29に巻き取り可能になっている。
【0011】
前記傷当て部材供給手段15は、ガーゼ、不織布等からなる傷当て部材原反3'(被貼付シート)を所定の長さに切断するための切断手段32と、該切断手段32により切断された傷当て部材3を前記粘着テープ1 側に供給するための回転移送体34と、該切断手段32に帯状の傷当て部材原反3'を連続的に供給する被貼付シート送り手段35とを備える。
【0012】
前記傷当て部材供給手段15は、図5及び図6に示す如く、粘着テープを連続的に移送可能な移送手段としての周面に吸引孔10aを有するメインドラム36の上方に設けられ、切断手段32は、例えば外周面に切断刃(図示省略)を有するローラ状の回転刃体からなり、該回転刃体32と前記回転移送体34との間に帯状の傷当て部材原反3'が移送されるように、回転刃体32と回転移送体34のそれぞれの支持軸32a,34aの回転中心B,Cは平行に設けられている。そして、上方の回転刃体32と下方の回転移送体34との協働により前記傷当て部材原反3'を所定の長さに切断して傷当て部材3を形成することができる。
【0013】
前記各回転軸32a,34aの一方には、図6に示す如くそれぞれ噛み合うギア35a,35bが取付けられている。また、回転移送体34を支持する支持軸34a の他方には、図示省略の駆動手段(例えばモーター)からの駆動力が伝達されるギア34bが取付けられている。従って、回転刃体33及び回転移送体34は、連動して図5に示す矢印方向に回転する。
【0014】
前記回転移送体34の周面には、表面に開口する吸引穴34cが多数形成されており、前記切断手段で切断された傷当て部材3を吸着して搬送し、メインドラム36上の粘着テープ原反1'の上方に達した際に、吸引が解除された後に吸引穴からエアーが噴出され、傷当て部材3を粘着テープ原反1'の表面に貼着させる。
【0015】
前記剥離部12とメインドラム36との間(剥離部12よりも下流位置で且つメインドラム36よりも上流位置)には、粘着テープ1に多数の小穴を打ち抜いて穿設する開孔手段としてのパンチング装置38が設けられている。該パンチング装置38も、前記ホットパーフォレイション25と同様に、微小な多数の通気孔28と位置検出用孔30とを同時に形成するものである。従って、実際には、パンチング装置38とホットパーフォレイション25とを選択的に使用できるようになっている。また、何れか一方を装着することも可能である。
【0016】
前記パンチング装置38とメインドラム36との間には、前記位置検出用孔30を検出するための第一センサ39が設けられている。かかる第一センサ39の信号により、傷当て部材供給手段15の回転刃体32と前記回転移送体34を回転させる駆動手段を制御している。
【0017】
前記製品用剥離紙供給手段17は、傷当て部材3 を含む粘着テープ1 の全面を覆うように、セパレートタイプの二条の製品用剥離紙5a, 5bを粘着するためのものであり、二箇所に配設された製品用剥離紙5a, 5bの原反5’,5’を繰り出し自在に支持する支持軸40a,40b と、折曲ガイド(図示省略)と、ガイドローラー群とからなる。
【0018】
前記製品用剥離紙5a, 5bが貼付された粘着テープ1 は、離脱ローラー41を介してメインドラム36から離脱される。この離脱ローラー41の箇所においては前記メインドラム36の吸引口による吸引は行われていない。
【0019】
前記絆創膏本体切断手段18は、粘着テープ1 及び製品用剥離紙5a, 5bを上下二つの回転ローター43a,43b によって絆創膏本体7 の最終形状に打ち抜くためのダイロール又はロータリカッターから構成されている。また、絆創膏本体切断手段18の上流で且つ近傍には、前記位置検出用孔30を検出するための第二センサ44が設けられている。かかる第二センサ44の信号により、図示省略の駆動手段は粘着テープ1 を繰り出すローラ45や回転ローター43a,43b の回転速度を制御している。
【0020】
前記抜取りカス回収手段20は、前記絆創膏本体切断手段18によって発生する抜取りカス47を抜取りカス用ロール48に回収するものである。
【0021】
前記包装手段21は、上下二つの包装シート9a,9bの原反9'が支持部49a,49b で繰り出し自在に保持されている。該包装シート9a,9bの原反9'が絆創膏本体7の上下面を被覆し、絆創膏本体7 が収容された上下一対の包装シート9a,9bを密封手段で圧着して密封するものである。
【0022】
前記カッター手段23は、上記の如く包装手段21によって絆創膏本体7が密封された包装シート9a,9bを、隣接する絆創膏本体7間にミシン目9cを形成するものである。尚、絆創膏本体7が個別に包装された製品を製造する場合には、該カッター手段23によって絆創膏本体7ごとに包装シート9a,9bを切断することもできる。
【0023】
本実施形態の製造装置は上記構成からなるが、以下該装置により絆創膏を製造する方法について説明する。
【0024】
先ず、粘着テープ供給部10によって粘着テープ原反1'が連続的に繰り出される。そして、ホットパーフォレイション25が作動し、粘着テープ原反1'に微小な多数の通気孔28とレジマークとしての位置検出用孔30とを連続して形成する(図2(イ)参照)。
【0025】
次に、粘着テープ原反1'から原反用剥離紙26が剥離部12で剥離される。原反用剥離紙26は回収手段によって回収ロール29に巻き取られる。一方、原反用剥離紙26が剥離された粘着テープ1 は、所定速度で回転するメインドラム36側に繰り出される。
【0026】
原反用剥離紙26が剥離された粘着テープ1 の貼着面には、傷当て部材供給手段15により、傷当て部材3 が貼付される。ここで、傷当て部材供給手段15においては、以下の態様によって傷当て部材3が形成され供給される。先ず、帯状の傷当て部材原反3'が回転刃体32と回転移送体34とに向けて一定速度で連続的に供給される。
【0027】
傷当て部材原反3'が回転刃体32と回転移送体34との間に供給されると、回転する回転刃体32は傷当て部材原反3'を所定の長さに切断し傷当て部材3が形成される。傷当て部材3は、回転移送体34に吸着されながら移送される。ここで、回転移送体34の回転速度は、被貼付シート送り手段35の送り速度よりも速く設定されており、傷当て部材3は前後方向に所定の間隔を有して回転移送体34に吸着される。
【0028】
さらに、回転移送体34に保持されて回転する傷当て部材3 は、その切断端縁3aが前後方向に位置すると共に、傷当て部材3 の長さは、回転刃体32の刃の間隔により所定の長さに設定されている。傷当て部材3は回転移送体34と共に下方に回転移動し、メインドラム36の上方に移動した際に吸着が解除され、回転刃体32からエアが噴出されるため、傷当て部材3 は粘着テープ1 の粘着面の中央に貼着されることとなる。
【0029】
ここで、回転移送体34の回転中心Bはメインドラム36の回転中心Aと直角になっていることから、回転移送体34に保持された傷当て部材3 は、メインドラム36上の粘着テープ1 の移送方向に対して直角方向から連続的に供給されることとなる。また、第一センサ39は、粘着テープ1 の位置検出用孔30を検出し、粘着テープ1 が吸着されるメインドラムの回転速度に応じて、傷当て部材供給手段15による傷当て部材3の送りを制御しているため、傷当て部材3 は,所定の間隔をおいて粘着テープ1 の確実な位置(例えば、多数の通気孔28の中央位置)に貼付されることとなる。
【0030】
傷当て部材3が貼付された粘着テープ1 の貼着面には、製品用剥離紙供給手段17によって製品用剥離紙5a, 5bが貼付されると共に、メインドラム36から離脱する。
【0031】
そして、メインドラム36より離脱した粘着テープ1は、絆創膏本体切断手段18のダイロールによって連続的に所望形状に切断され、絆創膏本体7 と抜取りカス47が離脱される(図3(イ)及び(ロ)参照)。前記第二センサ44は、この絆創膏本体切断手段18の切断直前で、位置検出用孔30を検出し、ローラ45や絆創膏本体切断手段18の回転速度を制御するため、粘着テープ1 及び製品用剥離紙5a, 5bにおける各傷当て部材3間の所定位置を打ち抜いて切断することができる。尚、抜取りカス47側に前記位置検出用孔30が残ることとなる。
【0032】
抜取りカスが離脱されることにより形成された絆創膏本体7 は、図示省略の吸引ロールに吸引されて所定の間隔を有し(図3(ロ)参照)、上下の包装シート9a,9bの原反に収容された後、包装手段21の密閉手段によって密封される。そして、カッター手段23によって隣接する絆創膏本体7 間にミシン目9cが形成されて、複数枚の絆創膏が連続して自動的に製造される(図4(イ)及び(ロ)参照)。尚、図4(ロ)に示すハッチング部分が包装シート9a,9bの接着部である。
【0033】
以上のように、本実施形態に係る製造装置は、第一センサ39により、粘着テープ1 の位置検出用孔30を検出することにより、粘着テープ1 の所定の位置に、傷当て部材3 を連続的に確実に貼付できる。
【0034】
また、第二センサ44により、位置検出用孔30を検出して、絆創膏本体切断手段18で貼着テープ1及び製品用剥離紙5a, 5bの原反を更に、所定の位置で打ち抜くことができる。
【0035】
尚、前記実施の形態では、粘着テープ原反1'に多数の小孔を穿設する開孔手段として、ホットパーフォレイション25を使用したが、これに代えて前記パンチング装置38を使用することもできる。かかるパンチング装置38を使用する場合には、粘着テープ1を間欠送りすることにより、多数の小孔を穿設することとなる。
【0036】
何れの開孔手段を使用した場合であっても、傷当て部材供給手段15は連続的に粘着テープ1に傷当て部材3 を貼付していくので、作業能率の向上を図ることができる。
【0037】
尚、上記実施形態に於いては上述の利点を有するが、本発明は上記実施形態に限定されるものでなく、例えば、絆創膏本体7 の一部を構成する粘着テープ1 及び傷当て部材3の形状は、矩形状以外に楕円形等の任意の形状とすることが可能であり、本発明の意図する範囲で適宜設計変更可能である。
【0038】
【発明の効果】
本発明は、以上のように構成したので、粘着テープに、位置検出用孔を、粘着テープ送り方向に所定間隔をおいて形成する開孔手段と、前記位置検出用孔を検出する位置検出センサとが設けられ、該位置検出センサの信号に基づいて傷当て部材供給手段を制御するので、被貼付シートを連続して移送される粘着テープの所定の位置に確実に貼付することが可能となり、しかも、各位置検出用孔に応じて粘着テープの送り調整をできるため、その後の粘着テープ切断手段による切断工程等においても、確実な位置で切断することが可能となる。
また、粘着テープ及び被貼付シートの切断、移送等を連続して行いながら粘着性被覆体を製造でき、生産性の向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示す全体概略図である。
【図2】(イ)は粘着テープに位置検出用孔を形成した平面図、(ロ)は粘着テープに被貼付シートを貼着する平面図である。
【図3】(イ)は粘着テープ及び製品用剥離紙の原反から粘着性被覆体本体を打ち抜いた平面図、(ロ)は粘着性被覆体本体の背面図である。
【図4】同実施の形態の装置により製造される絆創膏を示し、(イ)は断面正面図、(ロ)は一部切欠を含む平面図である。
【図5】同絆創膏本体切断手段の断面正面図である。
【図6】同絆創膏本体切断手段の断面側面図である。
【符号の説明】
1…粘着テープ、3…被貼付片、7…粘着性被覆体本体、15…傷当て部材供給手段(被貼付片供給手)、5a,5b…製品用剥離紙、9a,9b…包装シート、17…製品用剥離紙供給手段、21…包装手段、25…ホットパーフォレイション(開孔手段)、30…位置検出用孔、38…パンチング装置(開孔手段)、39…位置検出センサ
Claims (4)
- 帯状の粘着テープ(1)を連続的に移送可能な移送手段(36)と、帯状の被貼付シート(3')を切断して被貼付片(3)を形成し、且つ、各被貼付片(3)を前記粘着テープ(1)に貼着する被貼付片供給手段(15)と、被貼付片(3)を覆うように、帯状の製品用剥離紙(5a),(5b)を前記粘着テープ(1)に粘着する製品用剥離紙供給手段(17)と、前記製品用剥離紙(5a),(5b)及び粘着テープ(1)を切断することにより、被貼付片 ( 3 )が貼着された粘着性被覆体本体(7)を形成する被覆体本体切断手段(18)と、該粘着性被覆体本体(7)を包装シート(9a),(9b)で包装するための包装手段(21)とを備えた粘着性被覆体の製造装置において、前記粘着テープ(1)に、位置検出用孔(30)を、粘着テープ送り方向に所定間隔をおいて形成する開孔手段(25),(38)と、前記位置検出用孔(30)を検出する位置検出センサ(39)とが設けられ、該位置検出センサ(39)の信号に基づいて被貼付片供給手段(15)を制御することを特徴とする粘着性被覆体の製造装置。
- 前記位置検出用孔(30)は、粘着テープ(1)および製品用剥離紙(5a),(5b)から粘着性被覆体本体(7)を打ち抜いた残りである抜取りカス(47)側に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の粘着性被覆体の製造装置。
- 前記開口手段(25),(38)は、通気孔(28)と位置検出用孔(30)とを同時に形成するものであることを特徴とする請求項1又は2に記載の粘着性被覆体の製造装置。
- 前記被覆体本体切断手段(18)の切断直前で位置検出用孔(30)を検出する第二センサ(44)が設けられ、該第二センサ(44)の信号に基づいてローラ(45)や被覆体本体切断手段(18)の回転を制御することを特徴とする請求項1から3のいずれか一つに記載の粘着性被覆体の製造装置。
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