JP3853061B2 - 入出力切換装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、テレビジョン受像機(TV)、映像信号記録装置(例えばVTR)、デコーダ、等の映像音声機器により構成される映像音声システムにおける映像音声機器間の映像信号および音声信号の入出力を切り換える入出力切換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図13は従来の入出力切換装置の構成図である。図13の入出力切換装置101は、VTR102内に設けられており、TV2とVTR102とデコーダ4により構成される映像音声システムにおける映像音声機器間の映像信号および音声信号の入出力を切り換えるものである。TV2は、アンテナ受信信号9を入力とするTVチューナ6を備えている。VTR102は、入出力切換装置101と、テレビジョン放送のRF信号8を入力とするVTRチューナ5と、信号処理回路15と、RFコンバータ7とを備えている。入出力切換装置101は、制御回路100と、VTR102の主電源とは別の電源回路103と、スイッチSW1,SW2,SW3,SW4とを備えている。
【0003】
デコーダ4は、有料放送等により配信される課金を目的としたスクランブル信号をデコードするものであり、デコーダ入力映像信号DECe(I)およびデコーダ入力音声信号DECe(A)がスクランブル信号であるときに、入力信号のスクランブルを解除することにより入力信号をデコードし、デコード映像信号DEC(I)およびデコード音声信号DEC(A)を出力するとともに、デコード情報DEC(C)をLowレベル(以下、Lと表記する)からHighレベル(以下、Hと表記する)に変化させる。
【0004】
入出力切換装置101は、VTRチューナ5により受信された映像信号VTRt(I)および音声信号VTRt(A)、またはTVチューナ6により受信された映像信号TVt(I)および音声信号TVt(A)のいずれかを、スイッチSW2およびSW4によりデコーダ4に出力する。また、入出力切換装置101は、VTR102からの映像信号VTR(I)および音声信号VTR(A)、またはデコーダ4によるデコード映像信号DEC(I)およびデコード音声信号DEC(A)のいずれかを、TV入力映像信号TVe(I)およびTV入力音声信号TVe(A)としてスイッチSW1およびSW3によりTV2に出力する。スイッチSW1〜SW4は、電源回路103から供給される電源Vccにより動作する。スイッチSW1およびSW3は制御信号C+1により制御され、スイッチSW2およびSW4は制御信号C+2により制御される。制御回路100は、VTR102の主電源のON/OFF、デコード情報DEC(C)のL/H等に従ってスイッチSW1〜SW4を制御する。
【0005】
図14は従来の入出力切換装置の動作説明図である。VTR102の主電源がONであるときには、例えばユーザによるチューナ設定に従って、VTR102の受信信号VTRt(I),VTRt(A)、またはTV2の受信信号TVt(I),TVt(A)がスイッチSW2およびSW4によりデコーダ4に入力される。また、デコード情報DEC(C)がLであれば、スイッチSW1およびSW3は端子a側に制御され、VTR103の信号VTRt(I),VTRt(A)がTV2に出力される。また、デコード情報DEC(C)がHであれば、スイッチSW1およびSW3は端子b側に制御され、デコード信号DEC(I),DEC(A)がTV2に入力される。つまり、入出力切換装置101は、通常はVTR102からの信号をTV2に出力しており、TV2からスクランブル信号が入力されたときは、入出力切換装置101のスイッチSW1,SW3からのTV2に対する出力を自動的に切り換え、TV2にデコーダ4からのデコード信号を送り返すことにより、ユーザに対して有料放送等のスムーズなデコードの提供を可能としている。
【0006】
また、VTR102の主電源がOFFであるときは、TVチューナ6により受信されたスクランブル信号をデコードするために、スイッチSW1〜SW4の電源VccはONされており、スイッチSW1〜SW4は端子b側に制御され、受信信号TVt(I),TVt(A)がスイッチSW2およびSW4によりデコーダ4に入力される。デコード情報DEC(C)がHであれば、デコード信号DEC(I),DEC(A)がTV2に入力される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら従来の入出力切換装置は、常にTV2およびデコーダ4に対して信号を入出力できるように構成されているため、VTR102の主電源がOFFのときでも、スイッチSW1〜SW4に電源を供給する必要があり、無駄な電力を消費してしまうという問題があった。
【0008】
本発明はこのような従来の問題を解決するためになされたものであり、消費電力を低減することができる入出力切換装置を提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために本発明の入出力切換装置は、第1の映像音声機器と第2の映像音声機器と第3の映像音声機器との間の信号の入出力を切り換える入出力切換装置において、第1の映像音声機器から入力された映像信号または第2の映像音声機器から入力された映像信号のいずれかを第3の映像音声機器に出力する第1の出力切換手段と、第1の映像音声機器から入力された音声信号または第2の映像音声機器から入力された音声信号のいずれかを第3の映像音声機器に出力する第2の出力切換手段と、第2の映像音声機器から入力された映像信号および音声信号、または第3の映像音声機器から入力された映像信号および音声信号のいずれかを第1の映像音声機器に出力する第3の出力切換手段と、第1の出力切換手段に電源を供給する第1の電源手段と、第2の出力切換手段に電源を供給する第2の電源手段と、第3の出力切換手段に電源を供給する第3の電源手段と、第3の映像音声機器からの入力信号のスクランブルが解除されていることを示す制御信号に従い、第1ないし第3の電源手段のON/OFFを制御することにより第1ないし第3の出力切換手段に電源を供給するか否かを個別に制御するとともに、第1ないし第3の出力切換手段の動作を制御する制御手段とを備え、第1の出力切換手段は、制御信号に従って第1の電源手段から電源が供給されているときに動作し、第2の出力切換手段は、制御信号に従って第2の電源手段から電源が供給されているときに動作し、第3の出力切換手段は、制御信号に従って第3の電源手段から電源が供給されているときに動作することを特徴とするものである。
【0010】
また、請求項2記載の入出力切換装置は、第1の映像音声機器が、受信した映像信号および音声信号を入出力切換装置に出力し、また入出力切換装置から入力された映像信号および音声信号をそれぞれ画像および音声に変換するものであり、第2の映像音声機器が、受信した映像信号および音声信号を入出力切換装置に出力するものであり、第3の映像音声機器が、第1または第2の映像音声機器により受信され、入力された映像信号および音声信号が変調された信号であるときに、この変調映像信号および変調音声信号を復調し、復調映像信号および復調音声信号を入出力切換装置に出力するとともに、復調情報を入出力切換装置に出力するものであり、第1の出力切換手段が、第1の映像音声機器の受信映像信号または第2の映像音声機器の受信映像信号のいずれかを第3の映像音声機器に出力するものであり、第2の出力切換手段が、第1の映像音声機器の受信音声信号または第2の映像音声機器の受信音声信号のいずれかを第3の映像音声機器に出力するものであり、第3の出力切換手段が、第2の映像音声機器の受信映像信号および受信音声信号、または前記復調映像信号および前記復調音声信号のいずれかを第1の映像音声機器に出力するものであり、前記制御手段が、第2の映像音声機器の電源のON/OFFおよび前記復調情報が入力されているか否かに従って第1ないし第3の出力切換手段に電源を供給するか否かを個別に制御するものであることを特徴とするものである。
【0011】
また、請求項3記載の入出力切換装置は、請求項2において、前記制御手段が、第2の映像音声機器の電源がOFFであり、前記復調情報が入力されていないとき、第1の電源手段をONすることにより第1の出力切換手段に電源を供給し、また第2および第3の電源手段をOFFすることにより第2および第3の出力切換手段に対する電源供給を停止し、また第1の映像音声機器の受信映像信号を第3の映像音声機器に出力するように第1の出力切換手段を制御し、第2の映像音声機器の電源がOFFであり、前記復調情報が入力されているとき、第1ないし第3の電源手段をONすることにより第1ないし第3の出力切換手段に電源を供給し、また第1の映像音声機器の受信映像信号および受信音声信号を第3の映像音声機器に出力するように第1および第2の出力切換手段を制御し、また前記復調映像信号および前記復調音声信号を第1の映像音声機器に出力するように第3の出力切換手段を制御することを特徴とするものである。
【0012】
また、請求項4記載の入出力切換装置は、請求項2において、前記制御手段が、第2の映像音声機器の電源がOFFであり、前記復調情報が入力されていないとき、第2の電源手段をONすることにより第2の出力切換手段に電源を供給し、また第1および第3の電源手段をOFFすることにより第1および第3の出力切換手段に対する電源供給を停止し、また第1の映像音声機器の受信音声信号を第3の映像音声機器に出力するように第2の出力切換手段を制御し、第2の映像音声機器の電源がOFFであり、前記復調情報が入力されているとき、第1ないし第3の電源手段をONすることにより第1ないし第3の出力切換手段に電源を供給し、また第1の映像音声機器の受信映像信号および受信音声信号を第3の映像音声機器に出力するように第1および第2の出力切換手段を制御し、また前記復調映像信号および前記復調音声信号を第1の映像音声機器に出力するように第3の出力切換手段を制御することを特徴とするものである。
【0013】
また、請求項5記載の入出力切換装置は、請求項2において、前記制御手段が、第2の映像音声機器の電源がOFFであり、前記復調情報が入力されていないとき、第1および2の電源手段をONすることにより第1および第2の出力切換手段に電源を供給し、また第3の電源手段をOFFすることにより第3の出力切換手段に対する電源供給を停止し、また第1の映像音声機器の受信映像信号および受信音声信号を第3の映像音声機器に出力するように第1および第2の出力切換手段を制御し、第2の映像音声機器の電源がOFFであり、前記復調情報が入力されているとき、第1ないし第3の電源手段をONすることにより第1ないし第3の出力切換手段に電源を供給し、また第1の映像音声機器の受信映像信号および受信音声信号を第3の映像音声機器に出力するように第1および第2の出力切換手段を制御し、また前記復調映像信号および前記復調音声信号を第1の映像音声機器に出力するように第3の出力切換手段を制御することを特徴とするものである。
【0014】
また、請求項6記載の入出力切換装置は、請求項2において、前記制御手段が、第2の映像音声機器の電源がONであり、前記復調情報が入力されていないとき、第1の電源手段をOFFすることにより第1の出力切換手段に対する電源供給を停止し、また第2および第3の電源手段をONすることにより第2および第3の出力切換手段に電源を供給し、第2の映像音声機器の電源がONであり、前記復調情報が入力されているとき、第1ないし第3の電源手段をONすることにより第1ないし第3の出力切換手段に電源を供給することを特徴とするものである。
【0015】
また、請求項7記載の入出力切換装置は、請求項2において、前記制御手段が、第2の映像音声機器の電源がONであり、前記復調情報が入力されていないとき、第2の電源手段をOFFすることにより第2の出力切換手段に対する電源供給を停止し、また第1および第3の電源手段をONすることにより第1および第3の出力切換手段に電源を供給し、第2の映像音声機器の電源がONであり、前記復調情報が入力されているとき、第1ないし第3の電源手段をONすることにより第1ないし第3の出力切換手段に電源を供給することを特徴とするものである。
【0016】
また、請求項8記載の入出力切換装置は、請求項2ないし7のいずれかにおいて、前記第3の映像音声機器が、入力された複数チャンネル用の音声信号が変調された信号であるときに、この変調音声信号を復調し、複数チャンネルの復調音声信号を出力するものであり、前記第2の出力切換手段が、第1の映像音声機器の複数チャンネル用の受信音声信号、または第2の映像音声機器の複数チャンネル用の受信音声信号のいずれかを第3の映像音声機器に出力し、前記第3の出力切換手段が、第2の映像音声機器の受信映像信号と複数チャンネル用の受信音声信号からなる受信信号、または前記復調映像信号と前記複数チャンネルの復調音声信号からなる復調信号のいずれかを第1の映像音声機器に出力することを特徴とするものである。
【0017】
また、請求項9記載の入出力切換装置は、請求項2において、前記第1の映像音声機器から入力される映像信号または音声信号を検知し、信号を検知しているときに検知情報を前記制御手段に出力する検知手段をさらに備え、前記制御手段が、第2の映像音声機器の電源のON/OFF、前記復調情報が入力されているか否か、および前記検知情報が入力されているかに従って、第3の出力切換手段に電源を供給するか否かを個別に制御するものであることを特徴とするものである。
【0018】
また、請求項10記載の入出力切換装置は、請求項9において、前記制御手段が、第2の映像音声機器の電源がOFFであり、前記復調情報および前記検知情報が入力されていないとき、第1ないし第3の電源手段をOFFすることにより第1ないし第3の出力切換手段に対する電源供給を停止し、第2の映像音声機器の電源がOFFであり、前記復調情報が入力されてなく、前記検知情報が入力されているとき、第1の電源手段をONすることにより第1の出力切換手段に電源を供給し、また第2および第3の電源手段をOFFすることにより第2および第3の出力切換手段に対する電源供給を停止し、また第1の映像音声機器の受信映像信号を第3の映像音声機器に出力するように第1の出力切換手段を制御し、第2の映像音声機器の電源がOFFであり、前記復調情報が入力されているとき、第1ないし第3の電源手段をONすることにより第1ないし第3の出力切換手段に電源を供給し、また第1の映像音声機器の受信映像信号および受信音声信号を第3の映像音声機器に出力するように第1および第2の出力切換手段を制御し、また前記復調映像信号および前記復調音声信号を第1の映像音声機器に出力するように第3の出力切換手段を制御することを特徴とするものである。
【0019】
また、請求項11記載の入出力切換装置は、請求項9において、前記制御手段が、第2の映像音声機器の電源がOFFであり、前記復調情報および前記検知情報が入力されていないとき、第1ないし第3の電源手段OFFさせることにより第1ないし第3の出力切換手段に対する電源供給を停止し、第2の映像音声機器の電源がOFFであり、前記復調情報が入力されてなく、前記検知情報が入力されているとき、第2の電源手段をONすることにより第2の出力切換手段に電源を供給し、また第1および第3の電源手段をOFFすることにより第1および第3の出力切換手段に対する電源供給を停止し、また第1の映像音声機器の受信音声信号を第3の映像音声機器に出力するように第2の出力切換手段を制御し、第2の映像音声機器の電源がOFFであり、前記復調情報が入力されているとき、第1ないし第3の電源手段をONすることにより第1ないし第3の出力切換手段に電源を供給し、また第1の映像音声機器の受信映像信号および受信音声信号を第3の映像音声機器に出力するように第1および第2の出力切換手段を制御し、また前記復調映像信号および前記復調音声信号を第1の映像音声機器に出力するように第3の出力切換手段を制御することを特徴とするものである。
【0020】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1は本発明の実施の形態1の入出力切換装置の構成図である。図1の入出力切換装置1は、TV2(第1の映像音声機器)とVTR3(第2の映像音声機器)とデコーダ4(第3映像音声機器)により構成される映像音声システムにおける映像音声機器間の映像信号および音声信号の入出力を切り換えるものであり、VTR3内に設けられている。なお、入出力切換装置1を、TV2またはデコーダ4に内蔵しても良い。また、いずれの映像音声機器にも内蔵せず、単体の装置としても良い。
【0021】
TV2は、TVチューナ6と、TV入力映像信号TVe(I)の入力端子と、TV入力音声信号TVe(A)の入力端子と、TVチューナ6によりテレビジョン放送のRF信号9から受信された映像信号TVt(I)の出力端子と、TVチューナ6によりアンテナ受信信号9から受信された音声信号TVt(A)の出力端子と、制御情報CONTの入力端子と、映像信号を映像に変換する図示しないCRTと、音声信号を音声に変換する図示しないスピーカとを備えている。また、TV2は、受信映像信号TVt(I)および受信音声信号TVt(A)をCRTおよびスピーカによりモニタしているときに、制御情報CONTがLowレベル(以下、Lと表記する)からHighレベル(以下、Hと表記する)に変化すると(スクランブル信号のデコードがされると、あるいはデコーダ4にスクランブル信号が入力されると)、モニタ信号を自動的に外部入力の映像信号TVe(I)および音声信号TVe(A)に切り換える。
【0022】
デコーダ4は、デコーダ入力映像信号DECe(I)の入力端子と、デコーダ入力音声信号DECe(A)の入力端子と、デコード映像信号DEC(I)(復調映像信号)の出力端子と、デコード音声信号DEC(A)(復調音声信号)の出力端子と、デコード情報DEC(C)(復調情報)の出力端子とを備えている。このデコーダ4は、入力された映像信号DECe(I)および音声信号DECe(A)が有料放送等のスクランブル信号であるときに、このスクランブル映像信号(変調映像信号)およびスクランブル音声信号(変調音声信号)をデコードし、デコード映像信号DEC(I)およびデコード映像信号DEC(A)を入出力切換装置1に出力するとともに、スクランブル信号が入力されているか否かを示すデコード情報DEC(C)を入出力切換装置1に出力する。デコード情報DEC(C)は、ここでは、上記の入力信号がスクランブル信号でないときにLとなり、スクランブル信号であるときにHとなるものとする。
【0023】
VTR3は、入出力切換装置1と、VTRチューナ5と、信号処理回路15と、RFコンバータ7と、アンテナにより受信されたテレビジョン放送のRF信号8の入力端子と、RFコンバータ7によるRFコンバート信号が重畳されたRF信号9の出力端子と、ビデオテープに対する図示しないビデオヘッドおよびサーボ機構とを備えている。
【0024】
信号処理回路15は、VTR3がビデオ再生モードでないとき、VTRチューナ5によりアンテナ受信信号8から受信された映像信号VTRt(I)を映像信号VTR(I)として出力し、さらにVTRチューナ5によりRF信号8から受信された音声信号VTRt(A)を音声信号VTR(A)として出力する。また、VTR3がビデオ録画モードであるとき、受信映像信号VTRt(I)(必要に応じてY/C分離処理される)および受信音声信号VTRt(A)をビデオヘッドに送る。また、VTR3がビデオ再生モードであるとき、ビデオヘッドからの再生映像信号を映像信号VTR(I)として出力し、ビデオヘッドからの再生音声信号を音声信号VTR(A)として出力する。また、RFコンバータ7は、予め設定された周波数帯域のRF波を、映像信号VTR(I)および音声信号VTR(A)による複合映像信号で変調し、この変調RF信号(映像信号VTR(I)および音声信号VTR(A)のRFコンバート信号)をテレビジョン放送のRF信号8に重畳し、RFコンバート信号を含むRF信号9をTV2に出力する。
【0025】
入出力切換装置1は、制御回路10と、電源回路11,12,13,14と、スイッチSW1,SW2,SW3,SW4と、TV2からの受信映像信号TVt(I)の入力端子と、TV2からの受信音声信号TVt(A)の入力端子と、TV2に対する映像信号TVe(I)の出力端子と、TV2に対する音声信号TVe(A)の出力端子と、デコーダ4に対する映像信号DECe(I)の出力端子と、デコーダ4に対する音声信号DECe(A)の出力端子と、デコーダ4からのデコード映像信号DEC(I)の入力端子と、デコーダ4からのデコード音声信号DEC(A)の入力端子と、デコーダ4からのデコード情報DEC(C)の入力端子と、TV2に対する制御情報CONTの出力端子とを備えている。
【0026】
スイッチSW2(第1の出力切換手段)は、電源Vcc2が供給されているときに動作し、受信映像信号VTRt(I)が入力される端子aと、受信映像信号TVt(I)が入力される端子bと、出力端子cと、制御信号C+2が入力される制御端子とを有する。このスイッチSW2は、制御信号C+2に従って受信映像信号VTRt(I)またはTVt(I)のいずれかを映像信号DECe(I)として端子cから出力する。また、スイッチSW4(第2の出力切換手段)は、電源Vcc4が供給されているときに動作し、受信音声信号VTRt(A)が入力される端子aと、受信音声信号TVt(A)が入力される端子bと、出力端子cと、制御信号C+2が入力される制御端子とを有する。このスイッチSW4は、制御信号C+2に従って受信音声信号VTRt(A)またはTVt(A)のいずれかを音声信号DECe(A)として端子cから出力する。
【0027】
スイッチSW1(スイッチSW3とともに第3の出力切換手段を構成する)は、電源Vcc1が供給されているときに動作し、信号処理回路15による映像信号VTR(I)が入力される端子aと、デコーダ4によるデコード映像信号DEC(I)が入力される端子bと、出力端子cと、制御信号C+1が入力される制御端子とを有する。このスイッチSW1は、制御信号C+1に従って映像信号VTR(I)またはデコード映像信号DEC(I)のいずれかを映像信号TVe(I)として端子cから出力する。また、スイッチSW3(スイッチSW1とともに第3の出力切換手段を構成する)は、電源Vcc3が供給されているときに動作し、信号処理回路15による音声信号VTR(A)が入力される端子aと、デコーダ4によるデコード音声信号DEC(A)が入力される端子bと、出力端子cと、制御信号C+1が入力される制御端子とを有する。このスイッチSW3は、制御信号C+1に従って音声信号VTR(A)またはデコード音声信号DEC(A)のいずれかを音声信号TVe(A)として端子cから出力する。スイッチSW1〜SW4は、ここでは、電源Vccの供給が停止されることによりその動作が停止されたときに端子cと端子aの間および端子cと端子bの間がともに開放となるものとするが、動作が停止されたときに端子cが端子aまたは端子bに接続するものであっても良い。なお、スイッチSWには、バイポーラICを用いても良く、またトランジスタで組んだ回路を用いても良い。また、複数のスイッチをまとめた専用のICを用いても良い。さらに、低消費電力であるCMOS−ICを用いることにより、低消費電力のスイッチを組むことができるのは言うまでもない。
【0028】
電源回路12(第1の電源手段)は、スイッチSW2に対する供給電源Vcc2を生成する。また、電源回路14(第2の電源手段)は、スイッチSW4に対する供給電源Vcc4を生成する。また、電源回路11(電源回路13とともに第3の電源手段を構成する)は、スイッチSW1に対する供給電源Vcc1を生成する。また、電源回路13(電源回路11とともに第3の電源手段を構成する)は、スイッチSW3に対する供給電源Vcc3を生成する。電源回路11〜14の動作は、制御回路10により個別に制御される。つまり、図1の入出力切換装置1は、スイッチSW1,SW2,SW3,SW4の供給電源Vcc1,Vcc2,Vcc3,Vcc4を制御回路10および電源回路11〜14によりそれぞれ個別にON/OFFできる構成である。また、電源回路11〜14に対する供給電源はVTR3の主電源とは別の電源であり、電源回路11〜14はVTR3の主電源がOFFしても動作可能である。なお、電源回路13を省略し、電源回路11による電源Vcc1をスイッチSW1およびSW3に供給する構成としても良い。
【0029】
制御回路10に対する供給電源も電源回路11〜14と同様にVTR3の主電源とは別の電源であり、制御回路10はVTR3の主電源がOFFしても動作を停止しない。この制御回路10は、VTR3の主電源のON/OFFおよびデコード情報DEC(C)に従って電源回路11〜14によりスイッチSW1〜SW4に電源を供給するか否かを個別に制御するとともに、VTR3の主電源のON/OFF、デコード情報DEC(C)、およびチューナ設定に従って制御信号C+1およびC+2によりスイッチSW1〜SW4の入出力切換動作を制御する。
【0030】
スイッチSW1およびSW3に対する制御信号C+1は、デコード情報DEC(C)に従って生成される信号である。この制御信号C+1は、デコード情報DEC(C)がLであるときは(デコーダ4に入力される映像信号DECe(I)および音声信号DECe(A)がスクランブル信号でないときは)、映像信号VTR(I)および音声信号VTR(A)がTV2に出力されるように、スイッチSW1およびSW3を端子a側に制御する信号である。また、上記の制御信号C+1は、デコード情報DEC(C)がHであるときは(映像信号DECe(I)および音声信号DECe(A)がスクランブル信号であるときは)、デコード映像信号DEC(I)およびデコード音声信号DEC(A)がTV2に出力されるように、スイッチSW1およびSW3を端子b側に制御する信号である。
【0031】
スイッチSW2およびSW4に対する制御信号C+2は、VTR3の主電源のON/OFFおよびチューナ設定に従って生成される信号である。また、上記のチューナ設定は、VTR3の主電源がONのときに有効な設定である。この制御信号C+2は、VTR3の主電源がONであり、上記のチューナ設定がVTRチューナ5であるときに、受信映像信号VTRt(I)および受信音声信号VTRt(A)がデコーダ4に出力されるように、スイッチSW2およびSW4を端子a側に制御する信号である。また、上記の制御信号C+2は、VTR3の主電源がONであり、上記のチューナ設定がTVチューナ6であるときに、受信映像信号TVt(I)および受信音声信号TVt(A)がデコーダ4に出力されるように、スイッチSW2およびSW4を端子b側に制御する信号である。さらに、上記の制御信号C+2は、VTR3の主電源がOFFであるときには、VTRチューナ5は動作が停止されるため、スイッチSW2およびSW4を端子b側に制御する信号である。
【0032】
また、制御回路10は、デコード情報DEC(C)等に従って、制御情報CONTを生成する。制御情報CONTは、デコード情報DEC(C)がLであるときにLとなり、デコード情報DEC(C)がHであるときにHとなるものとする。なお、制御回路10には、マイクロコンピュータを用いても良く、また単純なロジックを組んだものを用いても良い。
【0033】
図2は本発明の実施の形態1の入出力切換装置の動作説明図であり、VTR3の主電源のON/OFFおよびデコード情報DEC(C)のL/Hによる各部の動作を示すものである。図2において、デコード情報DEC(C)は、デコーダ4に入力される映像信号DECe(I)および音声信号DECe(A)がスクランブル信号でないときにLとなり、また映像信号DECe(I)および音声信号DECe(A)がスクランブル信号であり、デコーダ4が入力されたスクランブル信号をデコード(デコーダ4が入力信号のスクランブルを解除)しているときにHとなる。
【0034】
まず、VTR3の主電源がONであるときには、制御回路10は、電源回路11〜14を全て動作させる。従って、電源Vcc1〜Vcc4は全てONとなり、スイッチSW1〜SW4は全て動作している。また、制御回路10は、チューナ設定(どのチューナを使用するかを指定する設定)に従って制御信号C+2によりスイッチSW2およびSW4を端子a側または端子b側に制御する。つまり、チューナ設定がVTRチューナ5であれば、スイッチSW2およびSW4を端子a側に制御し、またチューナ設定がTVチューナ6であれば、スイッチSW2およびSW4を端子b側に制御する。以下の説明では、チューナ設定はTVチューナ6となっているものとし、従ってスイッチSW2およびSW4は端子b側に制御されている。これにより、デコーダ4には、受信映像信号TVt(I)が映像信号DECe(I)として入力され、また受信音声信号TVt(A)が音声信号DECe(A)としてデコーダ4に入力される。
【0035】
TV2の受信映像信号TVt(I)および受信音声信号TVt(A)がスクランブル信号でなければ、デコーダ4から出力されるデコード情報DEC(C)はLとなり、制御回路10は、制御信号C+1によりスイッチSW1およびSW3を端子a側に制御する。これにより、TV2には、VTR3の映像信号VTR(I)が映像信号TVe(I)として入力され、またVTR3の音声信号VTR(A)が音声信号TVe(A)として入力される。
【0036】
次に、VTR3の主電源がONであるときに、ユーザがTV2のチャンネルを変え、受信映像信号TVt(I)および受信音声信号TVt(I)がスクランブル信号に変化し、従ってデコーダ4に入力される映像信号DECe(I)および音声信号DECe(A)がスクランブル信号になると、デコーダ4は、デコード情報DEC(C)をLからHに変化させるとともに、上記のスクランブル信号をデコードし、デコード映像信号DEC(I)およびデコード音声信号DEC(A)を出力する。デコード情報DEC(C)がHになると、制御回路10は、制御信号C+1を変化させることによりスイッチSW1およびSW3を端子a側から端子b側に切り換える。これにより、TV2には、デコード映像信号DEC(I)が映像信号TVe(I)として入力され、またデコード音声信号DEC(A)が音声信号TVe(A)として入力されるようになる。
【0037】
逆に、受信映像信号TVt(I)および受信音声信号TVt(I)がスクランブルのかかっていない信号に変化し、デコード情報DEC(C)がHからLに変化すると、制御回路10は、制御信号C+1を変化させることによりスイッチSW1およびSW3を端子b側から端子a側に切り換える。これにより、TV2には、映像信号VTR(I)が映像信号TVe(I)として入力され、また音声信号VTR(A)が音声信号TVe(A)として入力されるようになる。
【0038】
また、VTR3の主電源がOFFであり、TV2の受信映像信号TVt(I)および受信音声信号TVt(A)がスクランブル信号でないとき(デコーダ4から出力されるデコード情報DEC(C)がLであるとき)には、制御回路10は、電源回路12のみを動作させ、電源回路11,13,14の動作を停止させる。従って、電源Vcc2のみON、電源Vcc1,Vcc3,Vcc4はOFFとなり、スイッチSW2のみ動作している。また、制御回路10は、制御信号C+2によりスイッチSW2を端子b側に制御する。スイッチSW2は動作しており、スイッチSW4は動作を停止しているので、デコーダ4には、受信映像信号TVt(I)のみが映像信号DECe(I)として入力され、音声信号DECe(A)は入力されない。また、スイッチSW1およびSW3は動作を停止しているので、TV2には映像信号TVe(I)および音声信号TVe(A)は入力されない。
【0039】
次に、VTR3の主電源がOFFであるときに、ユーザがTV2のチャンネルを変え、受信映像信号TVt(I)および受信音声信号TVt(I)がスクランブル信号に変化し、従ってデコーダ4に入力される映像信号DECe(I)がスクランブル信号に変化すると、デコーダ4は、デコード情報DEC(C)をLからHに変化させる。デコード情報DEC(C)がHになると、制御回路10は、電源回路11,13、14を立ち上げることにより電源Vcc1,Vcc3,Vcc4をONさせる。電源Vcc2は既にONされているので、電源Vcc1,Vcc3、Vcc4のONにより、スイッチSW1〜SW4は全て動作を開始する。また、制御回路10は、制御信号C+1およびC+2によりスイッチSW1〜SW4を端子b側に制御する。スイッチSW2およびSW4の動作開始により、スクランブルのかかった受信映像信号TVt(I)が映像信号DECe(I)として、またスクランブルのかかった音声信号TVt(A)が音声信号DECe(A)として、それぞれデコーダ4に入力されるようになり、デコーダ4は、スクランブルがかかった映像信号DECe(I)および音声信号DECe(A)をデコードし、デコード映像信号DEC(I)およびデコード音声信号DEC(A)を出力する。また、スイッチSW1およびSW3は端子b側に制御されるので、TV2には、デコード映像信号DEC(I)が映像信号TVe(I)として入力され、またデコード音声信号DEC(A)が音声信号TVe(A)として入力されるようになる。
【0040】
逆に、受信映像信号TVt(I)および受信音声信号TVt(I)がスクランブルのかかっていない信号に変化し、デコード情報DEC(C)がHからLに変化すると、制御回路10は、電源回路11,13、14を立ち下げることにより電源Vcc1,Vcc3、Vcc4をOFFする。これにより、スイッチSW4が動作を停止するので、デコーダ4には受信映像信号TVt(I)のみが映像信号DECe(I)として入力される。
【0041】
また、デコード情報DEC(C)がLであるときに、VTR3の主電源がONからOFFに変化すると(ユーザがVTR3の主電源をOFFすると)、制御回路10は、電源回路11,13、14を立ち下げることにより電源Vcc1,Vcc3、Vcc4をOFFする。従って、スイッチSW1,SW3,SW4は動作を停止する。また、制御回路10は、制御信号C+2によりスイッチSW2を端子b側に制御する。これにより、デコーダ4には受信映像信号TVt(I)のみが映像信号DECe(I)として入力されるようになり、またTV2には映像信号TVe(I)および音声信号TVe(A)が入力されなくなる。
【0042】
逆に、VTR3の主電源がOFFからONに変化すると(ユーザがVTR3の主電源をONすると)、制御回路10は、電源回路11,13、14を立ち上げることにより電源Vcc1,Vcc3、Vcc4をONさせ、また制御信号C+1およびC+2によりスイッチSW1〜SW4を端子b側に制御する。これにより、TV2には、映像信号VTR(I)が映像信号TVe(I)として入力され、音声信号VTR(A)が音声信号TVe(A)として入力されるようになる。
【0043】
また、デコード情報DEC(C)がHであるときには、VTR3の主電源のON/OFFに関わらず、制御回路10は、電源Vcc1〜Vcc4をONさせ、また制御信号C+1およびC+2によりスイッチSW1〜SW4を端子b側に制御する。これにより、TV2には、デコード映像信号DEC(I)が映像信号TVe(I)として入力され、またデコード音声信号DEC(A)が音声信号TVe(A)として入力される。
【0044】
このように実施の形態1では、スイッチSW1〜SW4にそれぞれ対応する電源回路11〜14を設け、制御回路10によりスイッチSW1〜SW4の電源を個別に制御できる構成とし、VTR3の主電源がOFFであり、デコード情報DEC(C)がLであるときに、スイッチSW2の電源Vcc2のみをONさせ、スイッチSW1,SW3,SW4の電源Vcc1,Vcc3,Vcc4をOFFさせることにより、デコーダ4がデコーダ入力映像信号DECe(I)を監視できるようにしておき、映像信号DECe(I)がスクランブル信号になり、デコーダ4がデコード情報DEC(C)をHにすると、電源Vcc1,Vcc3,Vcc4をONさせ、スイッチSW1,SW3,SW4に電源を供給するようにしている。つまり、VTR3の主電源がOFFのときに、デコーダ入力映像信号DECe(I)がスクランブル信号であるか否かに従って、不要なスイッチには電源を供給せず、電源を供給するスイッチを必要最小限に抑えているので、VTR3の主電源がOFFのときにも全てのスイッチSW1〜SW4に常時電源を供給する従来の入出力切換装置よりも消費電力を抑えることができる。
【0045】
なお、上記実施の形態1では、第1ないし第3の映像音声機器を、それぞれTV2、VTR3、デコーダ4としたが、本発明の映像音声機器はこれらに限定されるものではない。また、上記実施の形態1では、制御回路10はVTR3のON/OFFおよびデコード情報DEC(C)に従って電源回路11〜14を制御したが、これら以外の情報に従って電源回路11〜14を制御するようにしても良い。また、ある条件が満たされているときに、時間単位でスイッチの電源をON/OFFするようにしても良い。
【0046】
実施の形態2.
実施の形態2の入出力切換装置は、VTR3の主電源がOFFであり、デコード情報DEC(C)がLであるときに、スイッチSW4のみに電源を供給し、デコーダ4にTV2の受信音声信号TVt(A)のみを入力するようにしたことにより、電源を供給するスイッチを必要最小限に抑えたことを特徴とするものである。実施の形態2の入出力切換装置の構成は、図1に示す上記実施の形態1の入出力切換装置と同じである。
【0047】
図3は本発明の実施の形態2の入出力切換装置の動作説明図であり、VTR3の主電源のON/OFFおよびデコード情報DEC(C)のL/Hによる各部の動作を示すものである。なお、VTR3の主電源がONであるときの動作、およびVTR3の主電源がOFFであり、デコード情報DEC(C)がHであるときの動作は、上記実施の形態1と同じである。
【0048】
図3において、VTR3の主電源がOFFであり、TV2の受信映像信号TVt(I)および受信音声信号TVt(A)がスクランブル信号でないとき(デコーダ4から出力されるデコード情報DEC(C)がLであるとき)には、制御回路10は、電源回路14のみを動作させ、電源回路11〜13の動作を停止させる。従って、電源Vcc4のみON、電源Vcc1〜Vcc3はOFFとなり、スイッチSW4のみ動作している。また、制御回路10は、制御信号C+2によりスイッチSW4を端子b側に制御する。スイッチSW2は動作を停止しており、スイッチSW4は動作しているので、デコーダ4には、TV2の受信音声信号TVt(A)のみが音声信号DECe(A)として入力され、映像信号DECe(I)は入力されない。また、スイッチSW1およびSW3は動作を停止しているので、TV2には映像信号TVe(I)および音声信号TVe(A)は入力されない。
【0049】
次に、VTR3の主電源がOFFであるときに、受信映像信号TVt(I)および受信音声信号TVt(I)がスクランブル信号になり、従ってデコーダ4に入力される音声信号DECe(A)がスクランブル信号になると、デコーダ4は、デコード情報DEC(C)をLからHに変化させる。デコード情報DEC(C)がHになると、制御回路10は、電源回路11〜13を立ち上げることにより電源Vcc1〜Vcc3をONさせる。電源Vcc4は既にONされているので、電源Vcc1〜Vcc3のONにより、スイッチSW1〜SW4は全て動作を開始する。また、制御回路10は、制御信号C+1およびC+2によりスイッチSW1〜SW4を端子b側に制御する。また制御信号C+2によりスイッチSW2およびSW4を端子b側に制御する。スイッチSW2およびSW4の動作開始により、スクランブルのかかった受信映像信号TVt(I)が映像信号DECe(I)として、またスクランブルのかかった音声信号TVt(A)が音声信号DECe(A)として、それぞれデコーダ4に入力されるようになり、デコーダ4は、スクランブルがかかった映像信号DECe(I)および音声信号DECe(A)をデコードし、デコード映像信号DEC(I)およびデコード音声信号DEC(A)を出力する。また、スイッチSW1およびSW3は端子b側に制御されるので、TV2には、デコード映像信号DEC(I)が映像信号TVe(I)として入力され、またデコード音声信号DEC(A)が音声信号TVe(A)として入力されるようになる。
【0050】
このように実施の形態2では、スイッチSW1〜SW4にそれぞれ対応する電源回路11〜14を設け、制御回路10によりスイッチSW1〜SW4の電源を個別に制御できる構成とし、VTR3の主電源がOFFであり、デコード情報DEC(C)がLであるときに、スイッチSW4の電源Vcc4のみをONさせ、スイッチSW1〜SW3の電源Vcc1〜Vcc3をOFFさせることにより、デコーダ4がデコーダ入力音声信号DECe(A)を監視できるようにしておき、音声信号DECe(A)がスクランブル信号になり、デコーダ4がデコード情報DEC(C)をHにすると、電源Vcc1〜Vcc3をONさせ、スイッチSW1〜SW3に電源を供給するようにしている。つまり、VTR3の主電源がOFFのときに、デコーダ入力音声信号DECe(A)がスクランブル信号であるか否かに従って、不要なスイッチには電源を供給せず、電源を供給するスイッチを必要最小限に抑えているので、VTR3の主電源がOFFのときにも全てのスイッチSW1〜SW4に常時電源を供給する従来の入出力切換装置よりも消費電力を抑えることができる。
【0051】
実施の形態3.
実施の形態3の入出力切換装置は、VTR3の主電源がOFFであり、デコード情報DEC(C)がLであるときに、スイッチSW2およびSW4のみに電源を供給するようにしたことにより、電源を供給するスイッチを必要最小限に抑えたことを特徴とするものである。実施の形態3の入出力切換装置の構成は、図1に示す上記実施の形態1の入出力切換装置と同じである。
【0052】
図4は本発明の実施の形態3の入出力切換装置の動作説明図であり、VTR3の主電源のON/OFFおよびデコード情報DEC(C)のL/Hによる各部の動作を示すものである。なお、VTR3の主電源がONであるときの動作、およびVTR3の主電源がOFFであり、デコード情報DEC(C)がHであるときの動作は、上記実施の形態1と同じである。
【0053】
図4において、VTR3の主電源がOFFであり、TV2の受信映像信号TVt(I)および受信音声信号TVt(A)がスクランブル信号でないとき(デコーダ4から出力されるデコード情報DEC(C)がLであるとき)には、制御回路10は、電源回路12および14を動作させ、電源回路11および13の動作を停止させる。従って、電源Vcc2およびVcc4はON、電源Vcc1およびVcc3はOFFとなり、スイッチSW2およびSW4のみ動作している。また、制御回路10は、制御信号C+2によりスイッチSW2およびSW4を端子b側に制御する。デコーダ4には、受信映像信号TVt(I)が映像信号DECe(I)として入力され、また受信音声信号TVt(A)が音声信号DECe(A)として入力される。また、スイッチSW1およびSW3は動作を停止しているので、TV2には映像信号TVe(I)および音声信号TVe(A)は入力されない。
【0054】
次に、VTR3の主電源がOFFであるときに、受信映像信号TVt(I)および受信音声信号TVt(I)がスクランブル信号になり、従ってデコーダ4に入力される映像信号DECe(I)および音声信号DECe(A)がスクランブル信号になると、デコーダ4は、デコード情報DEC(C)をLからHに変化させるとともに、デコード映像信号DEC(I)およびデコード音声信号DEC(A)を出力する。デコード情報DEC(C)がHになると、制御回路10は、電源回路11および13を立ち上げることにより電源Vcc1およびVcc3をONする。電源Vcc2およびVcc4は既にONされているので、電源Vcc1およびVcc3のONにより、スイッチSW1〜SW4は全て動作を開始する。また、制御回路10は、制御信号C+1によりスイッチSW1およびSW3を端子b側に制御する。これにより、TV2には、デコード映像信号DEC(I)が映像信号TVe(I)として入力され、またデコード音声信号DEC(A)が音声信号TVe(A)として入力されるようになる。
【0055】
このように実施の形態3では、スイッチSW1〜SW4にそれぞれ対応する電源回路11〜14を設け、制御回路10によりスイッチSW1〜SW4の電源を個別に制御できる構成とし、VTR3の主電源がOFFであり、デコード情報DEC(C)がLであるときに、スイッチSW2およびSW4の電源Vcc2およびVcc4をONさせ、スイッチSW1およびSW3の電源Vcc1およびVcc3をOFFさせることにより、デコーダ4がデコーダ入力信号DECe(I),DECe(A)を監視できるようにしておき、デコーダ入力信号DECe(I),DECe(A)がスクランブル信号になり、デコーダ4がデコード情報DEC(C)をHにすると、電源Vcc1およびVcc3をONさせ、スイッチSW1およびSW3に電源を供給するようにしている。つまり、VTR3の主電源がOFFのときに、デコーダ入力信号DECe(I),DECe(A)がスクランブル信号であるか否かに従って、不要なスイッチには電源を供給せず、電源を供給するスイッチを必要最小限に抑えているので、VTR3の主電源がOFFのときにも全てのスイッチSW1〜SW4に常時電源を供給する従来の入出力切換装置よりも消費電力を抑えることができる。
【0056】
実施の形態4.
実施の形態4の入出力切換装置は、上記実施の形態1において、VTR3の主電源がONであり、デコード情報DEC(C)がLであるときに、スイッチSW4に対する電源供給を停止するようにしたことを特徴とするものである。実施の形態4の入出力切換装置の構成は、図1に示す上記実施の形態1の入出力切換装置と同じである。
【0057】
図5は本発明の実施の形態4の入出力切換装置の動作説明図であり、VTR3の主電源のON/OFFおよびデコード情報DEC(C)のL/Hによる各部の動作を示すものである。なお、VTR3の主電源がOFFであるときの動作、およびVTR3の主電源がONであり、デコード情報DEC(C)がHであるときの動作は、上記実施の形態1と同じである。また、以下の動作説明では、チューナ設定はTVチューナ6になっているものとする。
【0058】
図5において、VTR3の主電源がONであり、TV2の受信映像信号TVt(I)および受信音声信号TVt(A)がスクランブル信号でないとき(デコーダ4から出力されるデコード情報DEC(C)がLであるとき)には、制御回路10は、電源回路11〜13を動作させ、電源回路14の動作を停止させる。従って、電源Vcc1〜Vcc3はON、電源Vcc4はOFFとなり、スイッチSW4のみ動作を停止している。また、制御回路10は、制御信号C+1によりスイッチSW1およびSW3を端子a側に制御し、制御信号C+2によりスイッチSW2を端子b側に制御する。スイッチSW1およびSW3が端子a側に制御されているので、TV2には、映像信号VTR(I)が映像信号TVe(I)として入力され、また音声信号VTR(A)が音声信号TVe(A)として入力される。また、スイッチSW2は端子b側に制御されており、スイッチSW4は動作を停止しているので、デコーダ4には、受信映像信号TVt(I)のみが映像信号DECe(I)として入力される。
【0059】
次に、VTR3の主電源がONであるときに、受信映像信号TVt(I)および受信音声信号TVt(I)がスクランブル信号になり、従ってデコーダ4に入力される映像信号DECe(I)がスクランブル信号になると、デコーダ4は、デコード情報DEC(C)をLからHに変化させる。デコード情報DEC(C)がHになると、制御回路10は、電源回路14を立ち上げることにより電源Vcc4をONする。電源Vcc1〜Vcc3は既にONされているので、電源Vcc4のONにより、スイッチSW1〜SW4は全て動作を開始する。また、制御回路10は、制御信号C+1を変化させることによりスイッチSW1およびSW3を端子b側に制御し、また制御信号C+2によりスイッチSW2およびSW4を端子b側に制御する。スイッチSW2およびSW4の動作開始により、スクランブルのかかった受信映像信号TVt(I)が映像信号DECe(I)として、またスクランブルのかかった音声信号TVt(A)が音声信号DECe(A)として、それぞれデコーダ4に入力されるようになり、デコーダ4は、スクランブルがかかった映像信号DECe(I)および音声信号DECe(A)をデコードし、デコード映像信号DEC(I)およびデコード音声信号DEC(A)を出力する。また、スイッチSW1およびSW3は端子b側に制御されるので、TV2には、デコード映像信号DEC(I)が映像信号TVe(I)として入力され、またデコード音声信号DEC(A)が音声信号TVe(A)として入力されるようになる。
【0060】
このように実施の形態4では、スイッチSW1〜SW4にそれぞれ対応する電源回路11〜14を設け、制御回路10によりスイッチSW1〜SW4の電源を個別に制御できる構成とし、VTR3の主電源がOFFであり、デコード情報DEC(C)がLであるときに、スイッチSW2の電源Vcc2のみをONさせ、スイッチSW1,SW3,SW4の電源Vcc1,Vcc3,Vcc4をOFFさせることにより、デコーダ4がデコーダ入力映像信号DECe(I)を監視できるようにしておき、映像信号DECe(I)がスクランブル信号になり、デコーダ4がデコード情報DEC(C)をHにすると、電源Vcc1,Vcc3,Vcc4をONさせ、スイッチSW1,SW3,SW4に電源を供給するようにしている。さらに、VTR3の主電源がONであり、デコード情報DEC(C)がLであるときに、スイッチSW4の電源Vcc4をOFFさせ、映像信号DECe(I)がスクランブル信号になり、デコーダ4がデコード情報DEC(C)をHにすると、電源Vcc4をONさせ、スイッチSW4に電源を供給するようにしている。つまり、VTR3の主電源がOFFのときおよびONのときに、デコーダ入力映像信号DECe(I)がスクランブル信号であるか否かに従って、不要なスイッチには電源を供給せず、電源を供給するスイッチを必要最小限に抑えているので、全てのスイッチSW1〜SW4に常時電源を供給する従来の入出力切換装置よりも消費電力を抑えることができる。
【0061】
実施の形態5.
実施の形態5の入出力切換装置は、上記実施の形態2において、VTR3の主電源がONであり、デコード情報DEC(C)がLであるときに、スイッチSW2に対する電源供給を停止するようにしたことを特徴とするものである。実施の形態5の入出力切換装置の構成は、図1に示す上記実施の形態1の入出力切換装置と同じである。
【0062】
図6は本発明の実施の形態5の入出力切換装置の動作説明図であり、VTR3の主電源のON/OFFおよびデコード情報DEC(C)のL/Hによる各部の動作を示すものである。なお、VTR3の主電源がOFFであるときの動作、およびVTR3の主電源がONであり、デコード情報DEC(C)がHであるときの動作は、上記実施の形態2と同じである。また、以下の動作説明では、チューナ設定はTVチューナ6になっているものとする。
【0063】
図6において、VTR3の主電源がONであり、TV2の受信映像信号TVt(I)および受信音声信号TVt(A)がスクランブル信号でないとき(デコーダ4から出力されるデコード情報DEC(C)がLであるとき)には、制御回路10は、電源回路11,13,14を動作させ、電源回路12の動作を停止させる。従って、電源Vcc1,Vcc3,Vcc4はON、電源Vcc2はOFFとなり、スイッチSW2のみ動作を停止している。また、制御回路10は、制御信号C+1によりスイッチSW1およびSW3を端子a側に制御し、制御信号C+2によりスイッチSW4を端子b側に制御する。スイッチSW1およびSW3が端子a側に制御されているので、TV2には、映像信号VTR(I)が映像信号TVe(I)として入力され、また音声信号VTR(A)が音声信号TVe(A)として入力される。また、スイッチSW2は動作を停止しており、スイッチSW4は端子b側に制御されているので、デコーダ4には、受信音声信号TVt(A)のみが音声信号DECe(A)として入力される。
【0064】
次に、VTR3の主電源がONであるときに、受信映像信号TVt(I)および受信音声信号TVt(I)がスクランブル信号になり、従ってデコーダ4に入力される音声信号DECe(A)がスクランブル信号になると、デコーダ4は、デコード情報DEC(C)をLからHに変化させる。デコード情報DEC(C)がHになると、制御回路10は、電源回路12を立ち上げることにより電源Vcc2をONする。電源Vcc1,Vcc3,Vcc4は既にONされているので、電源Vcc2のONにより、スイッチSW1〜SW4は全て動作を開始する。また、制御回路10は、制御信号C+1を変化させることによりスイッチSW1およびSW3を端子b側に制御し、また制御信号C+2によりスイッチSW2およびSW4を端子b側に制御する。スイッチSW2およびSW4の動作開始により、スクランブルのかかった受信映像信号TVt(I)が映像信号DECe(I)として、またスクランブルのかかった音声信号TVt(A)が音声信号DECe(A)として、それぞれデコーダ4に入力されるようになり、デコーダ4は、スクランブルがかかった映像信号DECe(I)および音声信号DECe(A)をデコードし、デコード映像信号DEC(I)およびデコード音声信号DEC(A)を出力する。また、スイッチSW1およびSW3は端子b側に制御されるので、TV2には、デコード映像信号DEC(I)が映像信号TVe(I)として入力され、またデコード音声信号DEC(A)が音声信号TVe(A)として入力されるようになる。
【0065】
このように実施の形態5では、スイッチSW1〜SW4にそれぞれ対応する電源回路11〜14を設け、制御回路10によりスイッチSW1〜SW4の電源を個別に制御できる構成とし、VTR3の主電源がOFFであり、デコード情報DEC(C)がLであるときに、スイッチSW4の電源Vcc4のみをONさせ、スイッチSW1〜SW3の電源Vcc1〜Vcc3をOFFさせることにより、デコーダ4がデコーダ入力音声信号DECe(A)を監視できるようにしておき、音声信号DECe(A)がスクランブル信号になり、デコーダ4がデコード情報DEC(C)をHにすると、電源Vcc1〜Vcc3をONさせ、スイッチSW1〜SW3に電源を供給するようにしている。さらに、VTR3の主電源がONであり、デコード情報DEC(C)がLであるときに、スイッチSW2の電源Vcc2をOFFさせ、音声信号DECe(A)がスクランブル信号になり、デコーダ4がデコード情報DEC(C)をHにすると、電源Vcc2をONさせ、スイッチSW2に電源を供給するようにしている。つまり、VTR3の主電源がOFFのときおよびONのときに、デコーダ入力音声信号DECe(A)がスクランブル信号であるか否かに従って、不要なスイッチには電源を供給せず、電源を供給するスイッチを必要最小限に抑えているので、全てのスイッチSW1〜SW4に常時電源を供給する従来の入出力切換装置よりも消費電力を抑えることができる。
【0066】
実施の形態6.
図7は本発明の実施の形態6の入出力切換装置の構成図である。図7の入出力切換装置21は、TV22(第1の映像音声機器)とVTR23(第2の映像音声機器)とデコーダ24(第3映像音声機器)により構成される映像音声システムにおける映像音声機器間の映像信号および音声信号の入出力を切り換えるものであり、VTR22内に設けられている。この入出力切換装置21は、HIFIなどの2チャンネルの音声信号に対応することを特徴とするものである。なお、図7において、図1と同じものには同じ符号を付してある。
【0067】
デコーダ24は、図1のデコーダ4において、入力されたスクランブル音声信号を2チャンネルの音声信号にデコードするようにしたものであり、第1チャンネル用のデコーダ入力音声信号DECe(A)−aの入力端子と、第2チャンネル用のデコーダ入力音声信号DECe(A)−b(上記のDECe(A)−aと同じ信号)の入力端子と、第1チャンネルのデコード音声信号DEC(A)−aの出力端子と、第2チャンネルのデコード音声信号DEC(A)−bの出力端子とを備えている。また、TV22は、図1のTV2において、2チャンネルの外部入力音声信号に対応するようにしたものであり、第1チャンネルの音声信号TVe(A)−aの入力端子と、第1チャンネルの音声信号TVe(A)−bの入力端子とを備えている。
【0068】
VTR23は、図1のVTR3において、入出力切換装置1を2チャンネル音声信号対応の入出力切換装置21としたものである。入出力切換装置21は、図1の入出力切換装置1において、2チャンネルの音声信号に対応するために、スイッチSW3を2個設けてSW3−aおよびSW3−bとし、またスイッチSW4を2個設けてSW4−aおよびSW4−bとしたものである。
【0069】
スイッチSW4−aおよびSW4−bは、電源Vcc4が供給されているときに動作する。スイッチSW4−aは、制御信号C+2に従って受信音声信号VTRt(A)またはTVt(A)のいずれかを第1チャンネル用の音声信号DECe(A)−aとして出力する。スイッチSW4−bは、制御信号C+2に従って受信音声信号VTRt(A)またはTVt(A)のいずれかを第2チャンネル用の音声信号DECe(A)−bとして出力する。つまり、音声信号DECe(A)−aおよびDECe(A)−bは、受信音声信号VTRt(A)を分岐した信号または受信音声信号TVt(A)を分岐した信号である。また、スイッチSW3−aおよびSW3−bは、電源Vcc3が供給されているときに動作する。スイッチSW3−aは、制御信号C+1に従って音声信号VTR(A)または第1チャンネルのデコード音声信号DEC(A)−aのいずれかを第1チャンネルの音声信号TVe(A)−aとして出力する。スイッチSW3−bは、制御信号C+1に従って音声信号VTR(A)または第2チャンネルのデコード音声信号DEC(A)−bのいずれかを第2チャンネルの音声信号TVe(A)−aとして出力する。
【0070】
図8は本発明の実施の形態6の入出力切換装置の動作説明図であり、VTR23の主電源のON/OFFおよびデコード情報DEC(C)のL/Hによる各部の動作を示すものである。制御回路10および電源回路11〜14による電源Vcc11〜Vcc14のON/OFF動作は、上記実施の形態1と同じである。従ってスイッチSW1およびSW2の動作は、上記実施の形態1と同じである。また、スイッチSW3−aおよびSW3−bの動作は上記実施の形態1のスイッチSW3と同じであり、スイッチSW4−aおよびSW4−bの動作は上記実施の形態1のスイッチSW4と同じである。
【0071】
例えば、図8において、VTR23の主電源がOFFであり、TV22の受信映像信号TVt(I)および受信音声信号TVt(A)がスクランブル信号であるとき(デコード情報DEC(C)がHであるとき)には、制御回路10は、電源回路11〜14を全て動作させる。従って、電源Vcc1〜Vcc4は全てONとなり、スイッチSW1,SW2,SW3−a,SW3−b,SW4−a,SW4−aは全て動作している。また、制御回路10は、制御信号C+1によりスイッチSW1,SW3−a,SW3−bを端子b側に制御し、制御信号C+2によりスイッチSW2,SW4−a,SW4−bを端子b側に制御する。スイッチSW2,SW4−a,SW4−bにより、デコーダ24には、スクランブルのかかった受信映像信号TVt(I)が映像信号DECe(I)として入力され、またスクランブルのかかった受信音声信号TVt(A)が音声信号DECe(A)−aおよびDECe(A)−bとして入力される。デコーダ24は、デコード映像信号DEC(I)をスイッチSW1に出力し、デコード音声信号DEC(A)−aをスイッチSW3−aに出力し、またデコード音声信号DEC(A)−bをスイッチSW3−bに出力する。スイッチSW1,SW3−a,SW3−bは端子b側に制御されているので、TV22には、デコード映像信号DEC(I)が映像信号TVe(I)として入力され、第1チャンネルのデコード音声信号DEC(A)−aが第1チャンネルの音声信号TVe(A)−aとして入力され、また第2チャンネルのデコード音声信号DEC(A)−bが第2チャンネルの音声信号TVe(A)−bとして入力される。
【0072】
次に、VTR23の主電源がOFFであるときに、受信映像信号TVt(I)および受信音声信号TVt(I)がスクランブルのかかっていない信号になり、デコード情報DEC(C)がHからLに変化すると、制御回路10は、電源回路11,13、14を立ち下げることにより電源Vcc1,Vcc3、Vcc4をOFFする。これにより、スイッチSW1,SW3−a,SW3−b,SW4−a,SW4−bは動作を停止する。スイッチSW4−aおよびSW4−bの動作停止により、デコーダ24には受信映像信号TVt(I)のみが映像信号DECe(I)として入力されるようになる。また、スイッチSW1,SW3−a,SW3−bの動作停止により、TV22には映像信号TVe(I)および音声信号TVe(A)−a,TVe(A)−bが入力されなくなる。
【0073】
このように実施の形態6では、デコーダ4に映像信号を出力するためのスイッチSW2と、デコーダ4に2チャンネル用の音声信号を出力するためのスイッチSW4−aおよびSW4−bと、TV2に映像信号を出力するためのスイッチSW1と、TV2に2チャンネルの音声信号を出力するためのスイッチSW3−aおよびSW3−bとにそれぞれ電源を供給する電源回路11〜14を設け、制御回路10により、スイッチSW1の電源Vcc1、スイッチSW2の電源Vcc2、スイッチSW3−aおよびSW3−bの電源Vcc3、スイッチSW4−aおよびSW4−bの電源Vcc4を個別に制御できる構成とし、VTR3の主電源がOFFであり、デコード情報DEC(C)がLであるときに、電源Vcc2のみをONさせ、電源Vcc1,Vcc3,Vcc4をOFFさせるようにしたことにより、デコーダ4がデコーダ入力映像信号DECe(I)を監視できるようにしておき、映像信号DECe(I)がスクランブル信号になり、デコーダ4がデコード情報DEC(C)をHにすると、電源Vcc1,Vcc3,Vcc4をONさせ、スイッチSW1,SW3−a,SW4−a,SW4−bに電源を供給するようにしている。つまり、2チャンネルの音声信号の入出力に対応できるとともに、VTR3の主電源がOFFのときに、デコーダ入力映像信号DECe(I)がスクランブル信号であるか否かに従って、不要なスイッチには電源を供給せず、電源を供給するスイッチを必要最小限に抑えているので、VTR3の主電源がOFFのときにも全てのスイッチSW1〜SW4に常時電源を供給する従来の入出力切換装置よりも消費電力を抑えることができる。
【0074】
なお、上記実施の形態6は、本発明の2チャンネル音声信号対応の入出力切換装置21を上記実施の形態1の適用したものであったが、本発明の入出力切換装置21を上記実施の形態2ないし5に適用することも可能である。
【0075】
実施の形態7.
図9は本発明の実施の形態7の入出力切換装置の構成図である。図9の入出力切換装置31は、TV2(第1の映像音声機器)とVTR32(第2の映像音声機器)とデコーダ4(第3映像音声機器)により構成される映像音声システムにおける映像音声機器間の映像信号および音声信号の入出力を切り換えるものであり、VTR32内に設けられている。VTR32は、図1のVTR3において、入出力切換装置1を入出力切換装置31としたものである。入出力切換装置31は、図1の入出力切換装置1において、映像信号検知回路33を設け、制御回路10を制御回路30としたものである。なお、図9において、図1と同じものには同じ符号を付してある。
【0076】
映像信号検知回路33は、TV2から受信映像信号TVt(I)が入力されているか否かを検知し、受信映像信号TVt(I)が入力されているときに、検知情報DETを制御回路30に出力する。検知情報DETは、ここでは、TV2から受信映像信号TVt(I)が入力されていないときにLとなり、受信映像信号TVt(I)が入力されているときにHとなるものとする。
【0077】
制御回路30は、図1の制御回路10において、VTR32の主電源のON/OFF、デコード情報DEC(C)、および検知情報DETに従って、電源回路11〜14によりスイッチSW1〜SW4に電源を供給するか否かを個別に制御するようにしたものである。
【0078】
図10は本発明の実施の形態7の入出力切換装置の動作説明図であり、VTR32の主電源のON/OFF、デコード情報DEC(C)のL/H、および検知情報DETのL/Hによる各部の動作を示すものである。制御回路30が検知情報DETに従って電源回路11〜14を制御するのは、VTR32の主電源がOFFであり、デコード情報DEC(C)がLであるときだけである。VTR32の主電源がONであるときの動作、およびVTR32の主電源がOFFであり、デコード情報DEC(C)がHであるときの動作は、上記実施の形態1と同じである。
【0079】
図10において、VTR32の主電源がOFFであり、TV2から入出力切換装置31に受信映像信号TVt(I)および受信音声信号TVt(A)が入力されてないときには、映像信号検知回路33により検知情報DETはLになる。また、デコーダ4には、スイッチSW2およびSW4が動作しているか否かに関わらず、映像信号DECe(I)および音声信号DECe(A)は入力されないので、デコード情報DEC(C)はLになる。このとき、制御回路30は、全ての電源回路11〜14の動作を停止させる。従って、電源Vcc1〜Vcc4は全てOFFとなり、スイッチSW1〜SW4は全て動作を停止している。これにより、TV2には、映像信号TVe(I)および音声信号TVe(A)は入力されない。
【0080】
次に、VTR32の主電源がOFFであるときに、ユーザがTV2の主電源をONし、受信映像信号TVt(I)および受信音声信号TVt(I)が入出力切換装置31に入力されるようになると、映像信号検知回路33は受信映像信号TVt(I)が入力されるようになったことを検知し、検知情報DETをLからHに変化させる。検知情報DETがHになると、制御回路30は、電源回路12を立ち上げることにより電源Vcc2をONさせ、また制御信号C+2によりスイッチSW2を端子b側に制御する。これにより、デコーダ4には、TV2の受信映像信号TVt(I)が映像信号DECe(I)として入力されるようになる。
【0081】
デコーダ4に入力されるようになった上記の受信映像信号TVt(I)がスクランブル信号でなければ、デコード情報DEC(C)はLのままであり、スイッチSW1およびSW3は動作を停止したままであるので、TV2には映像信号TVe(I)および音声信号TVe(A)が入力されない。
【0082】
また、デコーダ4に入力されるようになった上記の受信映像信号TVt(I)がスクランブル信号であれば、デコーダ4はデコード情報DEC(C)をLからHに変化させる。デコード情報DEC(C)がHになると、制御回路30は、電源回路11,13、14を立ち上げることにより電源Vcc1,Vcc3、Vcc4をONさせる。電源Vcc2は既にONされているので、電源Vcc1,Vcc3、Vcc4のONにより、スイッチSW1〜SW4は全て動作を開始する。また、制御回路30は、制御信号C+1およびC+2によりスイッチSW1〜SW4を端子b側に制御する。スイッチSW2およびSW4の動作開始により、スクランブルのかかった受信映像信号TVt(I)が映像信号DECe(I)として、またスクランブルのかかった音声信号TVt(A)が音声信号DECe(A)として、それぞれデコーダ4に入力されるようになり、デコーダ4は、スクランブルがかかった映像信号DECe(I)および音声信号DECe(A)をデコードし、デコード映像信号DEC(I)およびデコード音声信号DEC(A)を出力する。また、スイッチSW1およびSW3により、TV2には、デコード映像信号DEC(I)が映像信号TVe(I)として入力され、またデコード音声信号DEC(A)が音声信号TVe(A)として入力されるようになる。
【0083】
このように実施の形態7では、スイッチSW1〜SW4にそれぞれ対応する電源回路11〜14、およびTV2の受信映像信号TVt(I)を検知する映像信号検知回路33を設け、制御回路30によりスイッチSW1〜SW4の電源を個別に制御できる構成とし、VTR32の主電源がOFFであり、検知情報DETがLであるときに、スイッチSW1〜SW4の電源Vcc1〜Vcc4を全てOFFさせ、受信映像信号TVt(I)が入力されるようになり、映像信号検知回路33が検知情報DETをHにすると、電源Vcc2のみをONさせることにより、デコーダ4がデコーダ入力映像信号DECe(I)を監視できるようにしている。つまり、VTR3の主電源がOFFのときに、TV受信映像信号TVt(I)が入力されているか否か、およびデコーダ入力映像信号DECe(I)がスクランブル信号であるか否かに従って、不要なスイッチには電源を供給せず、電源を供給するスイッチを必要最小限に抑えているので、VTR3の主電源がOFFのときにも全てのスイッチSW1〜SW4に常時電源を供給する従来の入出力切換装置よりも消費電力を抑えることができる。
【0084】
実施の形態 8.
図11は本発明の実施の形態8の入出力切換装置の構成図である。図11の入出力切換装置41は、TV2(第1の映像音声機器)とVTR42(第2の映像音声機器)とデコーダ4(第3映像音声機器)により構成される映像音声システムにおける映像音声機器間の映像信号および音声信号の入出力を切り換えるものであり、VTR42内に設けられている。VTR42は、図1のVTR3において、入出力切換装置1を入出力切換装置31としたものである。入出力切換装置41は、図9の入出力切換装置31において、映像信号検知回路33を音声信号検知回路43としたものである。なお、図11において、図1または図9と同じものには同じ符号を付してある。
【0085】
音声信号検知回路43は、TV2から受信音声信号TVt(A)が入力されているか否かを検知し、受信音声信号TVt(A)が入力されているときに、検知情報DETを制御回路30に出力する。検知情報DETは、ここでは、TV2から受信音声信号TVt(A)が入力されていないときにLとなり、受信音声信号TVt(A)が入力されているときにHとなるものとする。
【0086】
図12は本発明の実施の形態8の入出力切換装置の動作説明図であり、VTR42の主電源のON/OFF、デコード情報DEC(C)のL/H、および検知情報DETのL/Hによる各部の動作を示すものである。制御回路30が検知情報DETに従って電源回路11〜14を制御するのは、VTR42の主電源がOFFであり、デコード情報DEC(C)がLであるときだけである。VTR42の主電源がONであるときの動作、およびVTR42の主電源がOFFであり、デコード情報DEC(C)がHであるときの動作は、上記実施の形態2と同じである。
【0087】
図12において、VTR42の主電源がOFFであり、TV2から入出力切換装置41に受信映像信号TVt(I)および受信音声信号TVt(A)が入力されてないときには、音声信号検知回路43により検知情報DETはLになる。また、デコーダ4には、スイッチSW2およびSW4が動作しているか否かに関わらず、映像信号DECe(I)および音声信号DECe(A)が入力されないので、デコード情報DEC(C)はLになる。このとき、制御回路30は、全ての電源回路11〜14の動作を停止させる。従って、電源Vcc1〜Vcc4は全てOFFとなり、スイッチSW1〜SW4は全て動作を停止している。これにより、TV2には、映像信号TVe(I)および音声信号TVe(A)は入力されない。
【0088】
次に、VTR42の主電源がOFFであるときに、ユーザがTV2の主電源をONし、受信映像信号TVt(I)および受信音声信号TVt(A)が入出力切換装置41に入力されるようになると、音声信号検知回路43は受信音声信号TVt(A)が入力されるようになったことを検知し、検知情報DETをLからHに変化させる。検知情報DETがHになると、制御回路30は、電源回路14を立ち上げることにより電源Vcc4をONさせ、また制御信号C+2によりスイッチSW4を端子b側に制御する。これにより、デコーダ4には、TV2の受信音声信号TVt(A)が音声信号DECe(A)として入力されるようになる。
【0089】
デコーダ4に入力されるようになった上記の受信音声信号TVt(A)がスクランブル信号でなければ、デコード情報DEC(C)はLのままであり、スイッチSW1およびSW3は動作を停止したままであるので、TV2には映像信号TVe(I)および音声信号TVe(A)が入力されない。
【0090】
また、デコーダ4に入力されるようになった上記の受信音声信号TVt(A)がスクランブル信号であれば、デコーダ4はデコード情報DEC(C)をLからHに変化させる。デコード情報DEC(C)がHになると、制御回路30は、電源回路11〜13を立ち上げることにより電源Vcc1〜Vcc3をONさせる。電源Vcc4は既にONされているので、電源Vcc1〜Vcc3のONにより、スイッチSW1〜SW4は全て動作を開始する。また、制御回路30は、制御信号C+1およびC+2によりスイッチSW1〜SW4を端子b側に制御する。スイッチSW2およびSW4の動作開始により、スクランブルのかかった受信映像信号TVt(I)が映像信号DECe(I)として、またスクランブルのかかった音声信号TVt(A)が音声信号DECe(A)として、それぞれデコーダ4に入力されるようになり、デコーダ4は、スクランブルがかかった映像信号DECe(I)および音声信号DECe(A)をデコードし、デコード映像信号DEC(I)およびデコード音声信号DEC(A)を出力する。また、スイッチSW1およびSW3により、TV2には、デコード映像信号DEC(I)が映像信号TVe(I)として入力され、またデコード音声信号DEC(A)が音声信号TVe(A)として入力されるようになる。
【0091】
このように実施の形態8によれば、スイッチSW1〜SW4にそれぞれ対応する電源回路11〜14、およびTV2の受信音声信号TVt(A)を検知する音声信号検知回路43を設け、制御回路30によりスイッチSW1〜SW4の電源を個別に制御できる構成とし、VTR42の主電源がOFFであり、検知情報DETがLであるときに、スイッチSW1〜SW4の電源Vcc1〜Vcc4を全てOFFさせ、受信音声信号TVt(A)が入力されるようになり、音声信号検知回路43が検知情報DETをHにすると、電源Vcc4のみをONさせることにより、デコーダ4がデコーダ入力音声信号DECe(A)を監視できるようにしている。つまり、VTR3の主電源がOFFのときに、TV受信音声信号TVt(A)が入力されているか否か、およびデコーダ入力映像信号DECe(I)がスクランブル信号であるか否かに従って、不要なスイッチには電源を供給せず、電源を供給するスイッチを必要最小限に抑えているので、VTR3の主電源がOFFのときにも全てのスイッチSW1〜SW4に常時電源を供給する従来の入出力切換装置よりも消費電力を抑えることができる。
【0092】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の請求項1記載の入出力切換装置によれば、第1ないし第3の出力切換手段にそれぞれ電源を供給する第1ないし第3の電源手段を設け、制御手段により第1ないし第3の電源手段を個別に制御できる構成としたことにより、状況に応じ、不要な出力切換手段には電源を供給せず、電源を供給する出力切換手段を必要最小限に抑えることができるので、消費電力を低減することができるという効果がある。
【0093】
請求項2記載の入出力切換装置によれば、第2の映像音声機器の電源のON/OFFおよび復調情報に従って第1ないし第3の電源手段を個別に制御することにより、不要な出力切換手段には電源を供給せず、電源を供給する出力切換手段を必要最小限に抑えることができるので、消費電力を低減することができるという効果がある。
【0094】
請求項3記載の入出力切換装置によれば、第2の映像音声機器の電源がOFFであり、復調情報が入力されていないときに、第1の出力切換手段の電源のみをONし、第2および第3の出力切換手段の電源をOFFするようにしたことにより、電源を供給する出力切換手段を必要最小限に抑えることができるので、消費電力を低減することができるという効果がある。
【0095】
請求項4記載の入出力切換装置によれば、第2の映像音声機器の電源がOFFであり、復調情報が入力されていないときに、第2の出力切換手段の電源のみをONし、第1および第3の出力切換手段の電源をOFFするようにしたことにより、電源を供給する出力切換手段を必要最小限に抑えることができるので、消費電力を低減することができるという効果がある。
【0096】
請求項5記載の入出力切換装置によれば、第2の映像音声機器の電源がOFFであり、復調情報が入力されていないときに、第1および第2の出力切換手段の電源をONし、第3の出力切換手段の電源をOFFするようにしたことにより、電源を供給する出力切換手段を必要最小限に抑えることができるので、消費電力を低減することができるという効果がある。
【0097】
請求項6記載の入出力切換装置によれば、第2の映像音声機器の電源がONであり、復調情報が入力されていないときに、第1の出力切換手段の電源をOFFするようにしたことにより、電源を供給する出力切換手段を必要最小限に抑えることができるので、消費電力を低減することができるという効果がある。
【0098】
請求項7記載の入出力切換装置によれば、第2の映像音声機器の電源がONであり、復調情報が入力されていないときに、第2の出力切換手段の電源をOFFするようにしたことにより、電源を供給する出力切換手段を必要最小限に抑えることができるので、消費電力を低減することができるという効果がある。
【0099】
請求項8記載の入出力切換装置によれば、第3の映像音声機器に映像信号を出力するための第1の出力切換手段と、第3の映像音声機器に複数チャンネル用の音声信号を出力するための第2の出力手段と、第1の映像音声機器に映像信号および複数チャンネルの復調音声信号を出力するための第3の出力切換手段とにそれぞれ電源を供給する第1ないし第3の電源手段を設け、制御手段により第1ないし第3の電源手段を個別に制御できる構成としたことにより、複数チャンネルの音声信号の入出力に対応できるとともに、電源を供給する出力切換手段を必要最小限に抑えることができるので、消費電力を低減することができるという効果がある。
【0100】
請求項9記載の入出力切換装置によれば、第1の映像音声機器から入力される映像信号または音声信号を検知し、信号を検知しているときに検知情報を出力する検知手段を設け、第2の映像音声機器の電源のON/OFF、復調情報、および検知情報に従って、第1ないし第3の電源手段を個別に制御することにより、不要な出力切換手段には電源を供給せず、電源を供給する出力切換手段を必要最小限に抑えることができるので、消費電力を低減することができるという効果がある。
【0101】
請求項10記載の入出力切換装置によれば、第2の映像音声機器の電源がOFFであり、復調情報および映像信号の検知情報が入力されていないときに、第1ないし第3の出力切換手段の電源を全てOFFするようにしたことにより、電源を供給する出力切換手段を必要最小限に抑えることができるので、消費電力を低減することができるという効果がある。
【0102】
請求項11記載の入出力切換装置によれば、第2の映像音声機器の電源がOFFであり、復調情報および音声信号の検知情報が入力されていないときに、第1ないし第3の出力切換手段の電源を全てOFFするようにしたことにより、電源を供給する出力切換手段を必要最小限に抑えることができるので、消費電力を低減することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1の入出力切換装置の構成図である。
【図2】 本発明の実施の形態1の入出力切換装置の動作説明図である。
【図3】 本発明の実施の形態2の入出力切換装置の動作説明図である。
【図4】 本発明の実施の形態3の入出力切換装置の動作説明図である。
【図5】 本発明の実施の形態4の入出力切換装置の動作説明図である。
【図6】 本発明の実施の形態5の入出力切換装置の動作説明図である。
【図7】 本発明の実施の形態6の入出力切換装置の構成図である。
【図8】 本発明の実施の形態6の入出力切換装置の動作説明図である。
【図9】 本発明の実施の形態7の入出力切換装置の構成図である。
【図10】 本発明の実施の形態7の入出力切換装置の動作説明図である。
【図11】 本発明の実施の形態8の入出力切換装置の構成図である。
【図12】 本発明の実施の形態8の入出力切換装置の動作説明図である。
【図13】 従来の入出力切換装置の構成図である。
【図14】 従来の入出力切換装置の動作説明図である。
【符号の説明】
1,21,31,41 入出力切換装置、 2,22 テレビジョン受像機(TV)、 3,23,32,42 VTR、 4,24 デコーダ、 5 VTRチューナ、 6 TVチューナ、 10,30,40 制御回路、 11 電源回路(Vcc1)、 12 電源回路(Vcc2)、 13 電源回路(Vcc3)、 14 電源回路(Vcc4)、 33 映像信号検知回路、 43 音声信号検知回路、 SW1,SW2,SW3,SW4,SW3−a,SW3−b,SW4−a,SW4−b 切換スイッチ、 C+1,C+2 スイッチ制御信号、 DEC(C) デコード情報、 DECe(I) デコーダ入力映像信号、 DECe(A),DECe(A)−a,DECe(A)−b デコーダ入力音声信号、 DEC(I) デコード映像信号、 DEC(A),DEC(A)−a,DEC(A)−b デコード音声信号、 VTR(I) VTR映像信号、 VTR(A) VTR音声信号、 VTRt(I) VTR受信映像信号、 VTRt(A) VTR受信音声信号、 TVe(I) TV入力映像信号、 TVe(A),TVe(A)−a,TVe(A)−b TV入力音声信号、TVt(I) TV受信映像信号、 TVt(A) TV受信音声信号。

Claims (11)

  1. 第1の映像音声機器と第2の映像音声機器と第3の映像音声機器との間の信号の入出力を切り換える入出力切換装置において、
    第1の映像音声機器から入力された映像信号または第2の映像音声機器から入力された映像信号のいずれかを第3の映像音声機器に出力する第1の出力切換手段と、
    第1の映像音声機器から入力された音声信号または第2の映像音声機器から入力された音声信号のいずれかを第3の映像音声機器に出力する第2の出力切換手段と、
    第2の映像音声機器から入力された映像信号および音声信号、または第3の映像音声機器から入力された映像信号および音声信号のいずれかを第1の映像音声機器に出力する第3の出力切換手段と、
    第1の出力切換手段に電源を供給する第1の電源手段と、
    第2の出力切換手段に電源を供給する第2の電源手段と、
    第3の出力切換手段に電源を供給する第3の電源手段と、
    前記第3の映像音声機器からの入力信号のスクランブルが解除されていることを示す制御信号に従い、第1ないし第3の電源手段のON/OFFを制御することにより第1ないし第3の出力切換手段に電源を供給するか否かを個別に制御するとともに、第1ないし第3の出力切換手段の動作を制御する制御手段と
    を備え
    前記第1の出力切換手段は、前記制御信号に従って前記第1の電源手段から電源が供給されているときに動作し、
    前記第2の出力切換手段は、前記制御信号に従って前記第2の電源手段から電源が供給されているときに動作し、
    前記第3の出力切換手段は、前記制御信号に従って前記第3の電源手段から電源が供給されているときに動作する
    ことを特徴とする入出力切換装置。
  2. 第1の映像音声機器は、受信した映像信号および音声信号を入出力切換装置に出力し、また入出力切換装置から入力された映像信号および音声信号をそれぞれ画像および音声に変換するものであり、
    第2の映像音声機器は、受信した映像信号および音声信号を入出力切換装置に出力するものであり、
    第3の映像音声機器は、第1または第2の映像音声機器により受信され、入力された映像信号および音声信号が変調された信号であるときに、この変調映像信号および変調音声信号を復調し、復調映像信号および復調音声信号を入出力切換装置に出力するとともに、復調情報を入出力切換装置に出力するものであり、
    第1の出力切換手段は、第1の映像音声機器の受信映像信号または第2の映像音声機器の受信映像信号のいずれかを第3の映像音声機器に出力するものであり、
    第2の出力切換手段は、第1の映像音声機器の受信音声信号または第2の映像音声機器の受信音声信号のいずれかを第3の映像音声機器に出力するものであり、
    第3の出力切換手段は、第2の映像音声機器の受信映像信号および受信音声信号、または前記復調映像信号および前記復調音声信号のいずれかを第1の映像音声機器に出力するものであり、
    前記制御手段は、第2の映像音声機器の電源のON/OFFおよび前記復調情報が入力されているか否かに従って第1ないし第3の出力切換手段に電源を供給するか否かを個別に制御するものである
    ことを特徴とする請求項1記載の入出力切換装置。
  3. 前記制御手段は、
    第2の映像音声機器の電源がOFFであり、前記復調情報が入力されていないとき、第1の電源手段をONすることにより第1の出力切換手段に電源を供給し、また第2および第3の電源手段をOFFすることにより第2および第3の出力切換手段に対する電源供給を停止し、また第1の映像音声機器の受信映像信号を第3の映像音声機器に出力するように第1の出力切換手段を制御し、
    第2の映像音声機器の電源がOFFであり、前記復調情報が入力されているとき、第1ないし第3の電源手段をONすることにより第1ないし第3の出力切換手段に電源を供給し、また第1の映像音声機器の受信映像信号および受信音声信号を第3の映像音声機器に出力するように第1および第2の出力切換手段を制御し、また前記復調映像信号および前記復調音声信号を第1の映像音声機器に出力するように第3の出力切換手段を制御する
    ことを特徴とする請求項2記載の入出力切換装置。
  4. 前記制御手段は、
    第2の映像音声機器の電源がOFFであり、前記復調情報が入力されていないとき、第2の電源手段をONすることにより第2の出力切換手段に電源を供給し、また第1および第3の電源手段をOFFすることにより第1および第3の出力切換手段に対する電源供給を停止し、また第1の映像音声機器の受信音声信号を第3の映像音声機器に出力するように第2の出力切換手段を制御し、
    第2の映像音声機器の電源がOFFであり、前記復調情報が入力されているとき、第1ないし第3の電源手段をONすることにより第1ないし第3の出力切換手段に電源を供給し、また第1の映像音声機器の受信映像信号および受信音声信号を第3の映像音声機器に出力するように第1および第2の出力切換手段を制御し、また前記復調映像信号および前記復調音声信号を第1の映像音声機器に出力するように第3の出力切換手段を制御する
    ことを特徴とする請求項2記載の入出力切換装置。
  5. 前記制御手段は、
    第2の映像音声機器の電源がOFFであり、前記復調情報が入力されていないとき、第1および2の電源手段をONすることにより第1および第2の出力切換手段に電源を供給し、また第3の電源手段をOFFすることにより第3の出力切換手段に対する電源供給を停止し、また第1の映像音声機器の受信映像信号および受信音声信号を第3の映像音声機器に出力するように第1および第2の出力切換手段を制御し、
    第2の映像音声機器の電源がOFFであり、前記復調情報が入力されているとき、第1ないし第3の電源手段をONすることにより第1ないし第3の出力切換手段に電源を供給し、また第1の映像音声機器の受信映像信号および受信音声信号を第3の映像音声機器に出力するように第1および第2の出力切換手段を制御し、また前記復調映像信号および前記復調音声信号を第1の映像音声機器に出力するように第3の出力切換手段を制御する
    ことを特徴とする請求項2記載の入出力切換装置。
  6. 前記制御手段は、
    第2の映像音声機器の電源がONであり、前記復調情報が入力されていないとき、第1の電源手段をOFFすることにより第1の出力切換手段に対する電源供給を停止し、また第2および第3の電源手段をONすることにより第2および第3の出力切換手段に電源を供給し、
    第2の映像音声機器の電源がONであり、前記復調情報が入力されているとき、第1ないし第3の電源手段をONすることにより第1ないし第3の出力切換手段に電源を供給する
    ことを特徴とする請求項2記載の入出力切換装置。
  7. 前記制御手段は、
    第2の映像音声機器の電源がONであり、前記復調情報が入力されていないとき、第2の電源手段をOFFすることにより第2の出力切換手段に対する電源供給を停止し、また第1および第3の電源手段をONすることにより第1および第3の出力切換手段に電源を供給し、
    第2の映像音声機器の電源がONであり、前記復調情報が入力されているとき、第1ないし第3の電源手段をONすることにより第1ないし第3の出力切換手段に電源を供給する
    ことを特徴とする請求項2記載の入出力切換装置。
  8. 前記第3の映像音声機器は、入力された複数チャンネル用の音声信号が変調された信号であるときに、この変調音声信号を復調し、複数チャンネルの復調音声信号を出力するものであり、
    前記第2の出力切換手段は、第1の映像音声機器の複数チャンネル用の受信音声信号、または第2の映像音声機器の複数チャンネル用の受信音声信号のいずれかを第3の映像音声機器に出力し、
    前記第3の出力切換手段は、第2の映像音声機器の受信映像信号と複数チャンネル用の受信音声信号からなる受信信号、または前記復調映像信号と前記複数チャンネルの復調音声信号からなる復調信号のいずれかを第1の映像音声機器に出力する
    ことを特徴とする請求項2ないし7のいずれかに記載の入出力切換装置。
  9. 前記第1の映像音声機器から入力される映像信号または音声信号を検知し、信号を検知しているときに検知情報を前記制御手段に出力する検知手段をさらに備え、
    前記制御手段は、第2の映像音声機器の電源のON/OFF、前記復調情報が入力されているか否か、および前記検知情報が入力されているかに従って、第3の出力切換手段に電源を供給するか否かを個別に制御するものである
    ことを特徴とする請求項2記載の入出力切換装置。
  10. 前記制御手段は、
    第2の映像音声機器の電源がOFFであり、前記復調情報および前記検知情報が入力されていないとき、第1ないし第3の電源手段をOFFすることにより第1ないし第3の出力切換手段に対する電源供給を停止し、
    第2の映像音声機器の電源がOFFであり、前記復調情報が入力されてなく、前記検知情報が入力されているとき、第1の電源手段をONすることにより第1の出力切換手段に電源を供給し、また第2および第3の電源手段をOFFすることにより第2および第3の出力切換手段に対する電源供給を停止し、また第1の映像音声機器の受信映像信号を第3の映像音声機器に出力するように第1の出力切換手段を制御し、
    第2の映像音声機器の電源がOFFであり、前記復調情報が入力されているとき、第1ないし第3の電源手段をONすることにより第1ないし第3の出力切換手段に電源を供給し、また第1の映像音声機器の受信映像信号および受信音声信号を第3の映像音声機器に出力するように第1および第2の出力切換手段を制御し、また前記復調映像信号および前記復調音声信号を第1の映像音声機器に出力するように第3の出力切換手段を制御する
    ことを特徴とする請求項9記載の入出力切換装置。
  11. 前記制御手段は、
    第2の映像音声機器の電源がOFFであり、前記復調情報および前記検知情報が入力されていないとき、第1ないし第3の電源手段OFFさせることにより第1ないし第3の出力切換手段に対する電源供給を停止し、
    第2の映像音声機器の電源がOFFであり、前記復調情報が入力されてなく、前記検知情報が入力されているとき、第2の電源手段をONすることにより第2の出力切換手段に電源を供給し、また第1および第3の電源手段をOFFすることにより第1および第3の出力切換手段に対する電源供給を停止し、また第1の映像音声機器の受信音声信号を第3の映像音声機器に出力するように第2の出力切換手段を制御し、
    第2の映像音声機器の電源がOFFであり、前記復調情報が入力されているとき、第1ないし第3の電源手段をONすることにより第1ないし第3の出力切換手段に電源を供給し、また第1の映像音声機器の受信映像信号および受信音声信号を第3の映像音声機器に出力するように第1および第2の出力切換手段を制御し、また前記復調映像信号および前記復調音声信号を第1の映像音声機器に出力するように第3の出力切換手段を制御する
    ことを特徴とする請求項9記載の入出力切換装置。
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