JP2004032231A - テレビジョン信号受信装置 - Google Patents

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【課題】アナログ受信機を利用して地上波デジタル放送と地上波アナログ放送を受信可能とし、いずれの信号を受信するかを簡単な操作で選択できるテレビジョン信号受信装置を提供する。
【解決手段】本発明は、アナログ及びデジタル放送信号を含むテレビジョン信号からデジタル放送信号を受信して復調するデジタル放送受信部と、このデジタル放送受信部で復調した信号をアナログ放送方式の信号に変換するエンコーダと、このエンコーダからの変換アナログ信号をアナログ放送の空きチャンネル周波数の信号に変換するRF変調回路と、RF変調回路の出力に含まれる下側波帯の不要信号を除去する側波帯フィルターと、側波帯除去フィルターの出力信号を前記アナログテレビジョン信号に重畳して出力するミキサとを具備し、アナログ及びデジタルの両放送信号を受信可能としたものである。
【選択図】  図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、テレビジョン信号受信装置に関し、地上波アナログ放送の受信と、地上波デジタル放送の受信を可能とするものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、テレビジョン放送信号としてはアナログ放送方式(例えばNTSC方式)が主流であったが、最近ではデジタル放送が登場している。またデジタル放送として地上波デジタル放送の開始が予定されている。
【0003】
この場合、地上波放送のテレビジョン信号は、NTSCアナログ信号(VHF:90〜230MHzとUHF:470〜770MHz)及びデジタルのテレビジョン放送信号(UHF帯の470〜770MHz)が混在して送信され、最終的にはNTSCアナログ放送はデジタル方式にてサイマル放送される予定であるが、異種放送業者、地域性、UHFチャンネルの一部再配置、切換経費等を勘案すると、一斉にデジタル放送へ切り換えることは困難で、当面はアナログ放送とデジタル放送を併用して受信する必要がある。
【0004】
このため、アナログ放送とデジタル放送の両方を受信しようとすると、STB(セットトップボックス)タイプの受信機が必要となる。即ち、上記STBは、アンテナからの信号を受信する入力端子と、複数(例えば第1,第2,第3)の出力端子を備え、入力端子に入力されたテレビジョン信号は、分配器を介してアナログ放送受信用回路及びデジタル放送受信用回路にそれぞれ供給され、アナログ放送受信用回路からの出力はそのまま第1の出力端子に出力し、デジタル放送受信用回路で受信したデジタル放送信号は第2の出力端子に出力し、さらに受信したデジタル放送信号はNTSCエンコーダによりアナログ信号に変換されて第3の出力端子に出力するようにし、第1,第3の出力端子を従来のアナログ方式のテレビジョン受像機に接続することで、アナログ放送及びデジタル放送の両方が受信可能となる。また、第2の出力端子をデジタル方式のテレビジョン受像機等に接続することで、デジタル放送を受信することができる。
【0005】
しかしながら、このようなSTBタイプの受信機をアナログ方式のテレビジョン受像機に接続した場合、地上波アナログ放送は第1の端子からそのままチューナに入力されるが、アナログ信号に変換された地上波デジタル放送は、第3の端子からテレビジョン受像機の外部入力端子に入力されるため、地上波アナログチャンネルは通常のRFチャンネル受信モードで受信可能であるが、地上波デジタル放送を受信する場合は外部入力モードに切り換える必要があり、いずれの放送信号を受信するかでモードを切り換える煩わしさがある。
【0006】
なお、アナログ放送とデジタル放送の両者を受信可能にしたテレビジョン受像機としては、例えば特開平11−261906号公報に記載された例がある。この公報に記載されている例では、アナログ放送受信部とデジタル放送受信部を備え、デジタル放送受信部からの出力信号はNTSC信号に変換して出力し、アナログ放送受信部からの信号又はNTSC信号に変換された信号のいずれか一方を選択して映像・音声信号をディスプレイ及びスピーカに供給するものである。
【0007】
この例も上述したように地上波デジタル放送を受信する場合は外部入力モードに切り換える必要があり、いずれの放送信号を受信するかでモードを切り換える煩わしさは解消されない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
以上述べたように、従来のSTB或いは上記公報に記載のいずれの装置であっても、地上波デジタル放送を受信する場合は外部入力モードに切り換える必要があり、操作が煩雑となり慣れないユーザにとっては不便を来たしている。
【0009】
本発明は、従来の地上波アナログ受信機において、通常のチャンネル切り換えのみで地上波デジタル放送と地上波アナログ放送を受信可能とするテレビジョン信号受信装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、アンテナにて受信したアナログ放送及びデジタル放送によるテレビジョン信号が入力される入力端子と、
前記入力端子に入力されたテレビジョン信号を第1,第2のテレビジョン信号に分配する分配器と、
前記分配器からの前記第2のテレビジョン信号に含まれるデジタル放送信号を受信して復調するデジタル放送受信部と、
前記デジタル放送受信部で復調した信号をアナログ放送方式の信号に変換するエンコーダと、
前記エンコーダからの変換アナログ信号を前記アナログ放送の空きチャンネル周波数の信号に変換するRF変調回路と、
前記RF変調回路の出力に含まれる下側波帯の不要信号を除去する側波帯除去フィルターと、
前記側波帯除去フィルターの出力信号を前記第1のテレビジョン信号に重畳して出力するミキサとを具備したことを特徴とするテレビジョン信号受信装置である。
【0011】
また請求項7記載の発明は、さらに前記エンコーダからの出力信号を出力する第1の外部出力端子と、前記デジタル放送受信部からの復調信号を出力する第2の外部出力端子とを具備したセットトップボックス型テレビジョン信号受信装置である。
【0012】
上記本発明によれば、アナログ放送とデジタル放送が混在する地上波放送を受信する場合、アナログチューナでチャンネルを切り換えるだけで地上波デジタル放送と地上波アナログ放送を受信することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明のテレビジョン信号受信装置の一実施形態について、図を参照しながら説明する。図1は本発明のテレビジョン信号受信装置のブロック図であり、11は地上波アンテナであり、アナログ放送によるテレビジョン信号と、デジタル放送によるテレビジョン信号とを受信できるものである。
【0014】
図1の例では、アナログ放送信号がNTSC方式の場合を想定すると、NTSCアナログ放送信号(VHF:90〜230MHzとUHF:470〜770MHz)及び地上波デジタル放送信号(UHF帯の470〜770MHz)がアンテナ11に混在して送られてくる。
【0015】
アンテナ11で受信されたテレビジョン信号は、入力端子12に入力され、分配器13により、分配され、アナログ放送受信部20を構成するアナログチューナ21と、デジタル放送受信部30を構成するデジタルチューナ31にそれぞれ供給される。なお、アナログチューナ21の前段にはミキサ63が設けられているが、このミキサ63については後述する。
【0016】
前記アナログチューナ21の出力は、アナログ復調回路22に供給され、チューナ11で選択されたチャンネルの信号を復調し、ビデオ信号V1及び音声信号A1を出力する。ビデオ信号V1はディスプレイ装置42に供給されて映像が表示され、音声信号A1はスピーカ43に供給され音声が出力される。そして上記アナログチューナ21、アナログ復調回路22、ディスプレイ装置42及びスピーカ43は、テレビジョン受信機70の主要部を構成するものである。
【0017】
また前記チューナ21として、例えばシンセサイザ方式のチューナが用いられ、選局制御を行うためのPLL回路を有しており、PLLループ内の可変分周回路の分周比データ(選局データ)を前記テレビジョン受信機内のマイクロコンピュータ(図示せず)から供給することによりチューナ21の選局動作を制御するようにしている。
【0018】
一方、デジタル放送受信部30のデジタルチューナ31も、アナログチューナ21と同様に、例えばシンセサイザ方式のチューナが用いられ、選局制御を行うためのPLL回路を有しており、PLLループ内の可変分周回路の分周比データ(選局データ)をマイクロコンピュータ40から供給することでチューナ31の選局動作を制御するようにしている。またマイクロコンピュータ40は、各チャンネルに対応するPLLデータを記憶可能なメモリを備える。
【0019】
このデジタルチューナ31の出力は、デジタル復調回路に供給される。デジタル復調回路は、フロントエンド部32と、MPEGデコーダ33とからなる。フロントエンド部32は、復調器、エラー訂正デコーダ等を含み、このフロントエンド部32にてデジタル復調及びエラー訂正処理等を行い、MPEGデコーダ33に供給する。
【0020】
MPEGデコーダ33では、MPEG圧縮されているビデオ信号および音声信号の伸長デコード処理を行い、さらにD/A変換してアナログのビデオ信号及び音声信号を出力端子34に出力する。また、上記MPEGデコーダ33からのアナログビデオ信号及び音声信号は、NTSCエンコーダ50にも供給される。
【0021】
NTSCエンコーダ50は、デジタル放送受信部30で受信した信号をNTSC方式の信号に変換するものであり、ここでNTSC方式に変換された信号は、次段のチャンネル変換部60に供給される。またNTSCエンコーダ50はNTSCのコンポジット信号を出力する出力端子51を備えている。
【0022】
前記チャンネル変換部60は、RF変調回路61、側波帯除去フィルター62、ミキサ63から成り、NTSCエンコーダ50からの出力信号を地上波アナログ放送の空きチャンネル(例えば関東地区では2チャンネル、関西地区では1チャンネル)に挿入するためのものである。またRF変調回路61は、所定の搬送波を発生するための発振回路を内蔵し、この発振回路にはクリスタル共振子64が接続されている。
【0023】
なお、マイクロコンピュータ40は、チューナ31の選局制御の他に、デジタル放送受信部30、NTSCエンコーダ50及びチャンネル変換部60の各部の制御を行う制御回路を構成するもので、リモコン41から入力されるチャンネル選択指令等を受けて各回路の動作を制御する。
【0024】
地上波アンテナ入力信号は、図2に示すように従来のNTSCアナログ信号(VHF:90〜230MHzとUHF:470〜770MHz)と、デジタル放送信号(UHF帯の470〜770MHz)が混在して送られてくるため、地上波アンテナ入力への放送波配列を示すと、図2のようにあらわすことができる。
【0025】
即ち、図2において、Ach1、Ach3、Ach33は、アナログ放送の第1チャンネル、第3チャンネル、第33チャンネルの映像キャリアPと音声キャリアSを示し、Dch31は、OFDM 方式で送られてくる地上波デジタル放送第31チャンネルの信号配列を示している。
【0026】
本発明では、上記地上波デジタル放送第31チャンネル(Dch31)の信号を図3に示すように、地上波アナログ放送の空きチャンネル、例えば第2チャンネル(DAch2)の信号に変換してアナログチューナ21でそれを受信できるようにしたものである。
【0027】
以下、チャンネル変換部60を中心に本発明の動作について説明する。アンテナ11で受信したテレビジョン信号は、分配器13によって2分配され、一方はミキサ63を介してアナログチューナ21に供給される。また分配された他方の信号は、デジタルチューナ31に供給される。デジタルチューナ31でデジタル放送第31チャンネル(Dch31)が選局されると、フロントエンド部32及びMPEGデコーダ33で復調及びアナログ信号への変換が行われ、アナログ映像信号及びアナログ音声信号が出力される。
【0028】
この出力信号は、出力端子34(一般にD端子と称す)から出力されるとともに、NTSCエンコーダ50に供給され、エンコーダ50からはNTSCのコンポジット映像出力とベースバンド音声出力が得られる。またエンコーダ50には出力端子51が設けられており、この端子51の出力を利用してVTR等への録画を行うことができる。
【0029】
上記コンポジット映像出力とベースバンド音声信号は、RF変調回路61により所定の搬送波で変調されることにより、例えばアナログ放送の第2チャンネルの信号に変換される。第2チャンネルの場合、映像キャリアは97.25MHzであり、音声キャリアは101.75MHzであり、RF変調回路61により、映像信号は目的の変換チャンネルの映像キャリアP(97.25MHz)にAM変調される。また音声4.5MHzのFM変調成分は、図4に示すように映像キャリアPを中心に、P−4.5MHz及びP+4.5MHzの両側波帯の出力が得られる。
【0030】
変換チャンネルを2チャンネルとしたとき、P=97.25MHz、P−4.5=92.75MHz、P+4.5=101.75MHzとなる。これをそのまま放送波に重畳すると下側隣接チャンネル(この場合1チャンネル)の映像帯域内にP−4.5=92.75MHz成分及び映像の一部が影響して混信を与えてしまう。
【0031】
そこで本発明では、図5の特性を持つ側波帯除去フィルター62でP−4.5=92.75MHzを中心とする周波数成分を減衰させ、101.75MHzの音声キャリアSのみを取出し、図6のように第2チャンネルの信号に変換したNTSCアナログRF信号を得るようにしている。この変換したアナログRF信号は、ミキサ63により地上波アンテナ入力と混合され、図3で示したように、2チャンネルの信号DAch2として挿入されることになる。
【0032】
したがって、アナログチューナ21で第2チャンネル(又は第1チャンネル)を選局するように操作するだけでデジタル放送を受信することができ、ユーザは従来のように外部入力モードへ切り換える必要がなくなり、操作性が向上する。
【0033】
なお、上記説明においては、第2チャンネルの信号に変換する例について述べたが、関西地区では1チャンネルの信号(映像キャリア91.25MHz、音声キャリア95.75MHz)へ変換する必要がある。
【0034】
あるいは、図7に示すようなRF変調回路61を使用しても良い。即ち、図7においてRF変調回路61は、第1又は第2の周波数で発振可能な搬送波発生回路611を設け、マイクロコンピュータ40からの指示によりいずれかの周波数の搬送波を発生して変調器612に供給するようにし、この変調器612にNTSCエンコーダ50からのコンポジット映像信号とベースバンンドの音声信号を供給し、前記搬送波で前記映像信号と音声信号を変調し、第1チャンネル又は第2チャンネルの信号に変換する。
【0035】
またこの場合、側波帯除去フィルターも図7に示すように、マイクロコンピュータ40からの指示により第1チャンネル用と(ch1)と第2チャンネル用(ch2)に切り換え可能なSAWフィルタ(表面波フィルタ)を採用することにより、希望するフィルター特性を得ることができ、全国あらゆる地区において使用可能となる。
【0036】
又、D端子34或いはコンポジット出力端子51を設けているため、これら端子を録画装置に接続することにより、デジタル放送を録画することができる。またデジタル放送の録画中であっても、従来のアナログ放送チャンネルを見ることにとくに支障はない。
【0037】
なお、図1の回路において、アナログチューナ21、アナログ復調回路22、ディスプレイ装置42及びスピーカ43から成る回路部分はアナログテレビ受信機70を構成するものであり、それ以外、つまりチューナ21よりも前段部の回路をセットトップボックスとして構成すれば、チューナ21以降の回路は従前のアナログテレビ受信機をそのまま使用することができる。
【0038】
【発明の効果】
以上のように本発明のテレビジョン信号受信装置によれば、アナログ放送とデジタル放送が混在する地上波放送を受信する場合、アナログチューナでチャンネルを切り換えるだけで地上波デジタル放送と地上波アナログ放送を受信することができ、操作性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のテレビジョン信号受信装置の一実施形態を示すブロック図。
【図2】本発明の動作を説明するために供する放送波配列を示す信号波形図。
【図3】本発明の動作を説明するための信号波形図。
【図4】本発明のテレビジョン信号受信装置に使用するRF変調回路の出力波形を示す波形図。
【図5】本発明のテレビジョン信号受信装置に使用する側波帯除去フィルターの特性を示す特性図。
【図6】側波帯除去フィルターの出力を示す波形図。
【図7】本発明のテレビジョン信号受信装置に使用するRF変調回路及び側波帯除去フィルターの他の実施例を説明するためのブロック図。
【符号の説明】
11…アンテナ
12…入力端子
13…分配器
20…アナログ放送受信部
21…アナログチューナ
22…アナログ復調回路
30…デジタル放送受信部
31…デジタルチューナ
32…フロントエンド部
33…MPEGデコーダ
40…マイクロコンピュータ
41…リモコン
42…ディスプレイ
43…スピーカ
50…NTSCエンコーダ
60…チャンネル変換部
61…RF変調回路
62…側波帯除去フィルター
63…ミキサ

Claims (7)

  1. アンテナにて受信したアナログ放送及びデジタル放送によるテレビジョン信号が入力される入力端子と、
    前記入力端子に入力されたテレビジョン信号を第1,第2のテレビジョン信号に分配する分配器と、
    前記分配器からの前記第2のテレビジョン信号に含まれるデジタル放送信号を受信して復調するデジタル放送受信部と、
    前記デジタル放送受信部で復調した信号をアナログ放送方式の信号に変換するエンコーダと、
    前記エンコーダからの変換アナログ信号を前記アナログ放送の空きチャンネル周波数の信号に変換するRF変調回路と、
    前記RF変調回路の出力に含まれる下側波帯の不要信号を除去する側波帯除去フィルターと、
    前記側波帯除去フィルターの出力信号を前記第1のテレビジョン信号に重畳して出力するミキサとを具備したことを特徴とするテレビジョン信号受信装置。
  2. 前記RF変調回路は、複数の搬送波の内、選択された周波数の搬送波を発生する搬送波発生回路を有し、前記搬送波を前記エンコーダからの変換アナログ信号で変調するとともに、前記側波帯除去フィルターの信号通過特性を前記搬送波の選択に合わせて切り換えるようにしたことを特徴とする請求項1記載のテレビジョン信号受信装置。
  3. 前記側波帯除去フィルターはSAWフィルターにて成ることを特徴とする請求項2に記載のテレビジョン信号受信装置。
  4. 前記エンコーダは、NTSCエンコーダであることを特徴とする請求項1記載のテレビジョン信号受信装置。
  5. 前記エンコーダからの出力信号を出力する第1の外部出力端子を有したことを特徴とする請求項1記載のテレビジョン信号受信装置。
  6. 前記デジタル放送受信部からの復調信号を出力する第2の外部出力端子を有したことを特徴とする請求項1記載のテレビジョン信号受信装置。
  7. アンテナにて受信したアナログ放送及びデジタル放送によるテレビジョン信号が入力される入力端子と、
    前記入力端子に入力されたテレビジョン信号を第1,第2のテレビジョン信号に分配する分配器と、
    前記分配器からの前記第2のテレビジョン信号に含まれるデジタル放送信号を受信して復調するデジタル放送受信部と、
    前記デジタル放送受信部で復調した信号をアナログ放送方式の信号に変換するエンコーダと、
    前記エンコーダからの変換アナログ信号を前記アナログ放送の空きチャンネル周波数の信号に変換するRF変調回路と、
    前記RF変調回路の出力に含まれる下側波帯の不要信号を除去する側波帯除去フィルターと、
    前記側波帯除去フィルターの出力信号を前記第1のテレビジョン信号に重畳して出力するミキサと、
    前記エンコーダからの出力信号を出力する第1の外部出力端子と、
    前記デジタル放送受信部からの復調信号を出力する第2の外部出力端子とを具備したことを特徴とするセットトップボックス型テレビジョン信号受信装置。
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