JP2006197612A - デジタルチャネルの再送信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】アナログチャネルの伝送に共通しているスペクトルゾーン内の固有の周波数で送信されるデジタルチャネルを再送信するための装置をコストおよび利便性に関して改良する。
【解決手段】デジタルチャネル自動検出モジュール311、スペクトルゾーンにおいて、アナログチャネルが占有されていないスペクトルゾーン(数個のデジタルチャネルのグループに相応しているフリースペクトルゾーン)自動サーチモジュール312、周波数グループ化モジュール307,308,317,309,310を備え、見つけられたデジタルチャネルのグループをフリースペクトルゾーンにおいて再送信する。
【選択図】図3

Description

本発明は、アナログチャネルの送信に共通しているスペクトルゾーン内の固有の周波数で送信されるデジタルチャネルを再送信するための装置に関する。
従って本発明はデジタル地上テレビジョンネットワークの展開の範囲内に入る。使用の変調に応じて、関連組織によって推奨されるこの展開は加入者が現在のアナログネットワークより優れた、オーディオビジュアルプログラムの提供にアクセスできるようにするものである。ということでテレビジョンネットワークのデジタル化は、アナログ放送の場合によってはあり得る縮小のために同時にスペクトラムが最適化されかつ加入者が現在のネットワークのプログラムよりずっと多く提供されるプログラムにアクセスできるようになるので、大きな工業的な問題である。しかしながら、アナログからデジタルへの移行が計画され、徐々に具体化実現(インプリメント)されてきている。これにはアナログチャネルおよびデジタルチャネルの共存も含まれている。
デジタルチャネル放送のために選択された、DVB−T(Digital Video Broadcast Terrestrial)標準に準拠したOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)マルチキャリア変調により、外部で使用可能なチャネルプロテクションの結果として、アナログ禁止チャネルの使用が可能になる。こうして、アナログ放送に対して使用される周波数に隣接している周波数においてかつアナログ伝送に対する既存のインフラストラクチャを使用することによってデジタルチャネルを放送することが可能である。
しかし、殊にマルチパスに関連して、この変調のロバストさにも拘わらず、一連の測定の結果、可搬の受信を背景として受信問題が浮き彫りになっている。従って、デジタル地上テレビジョンを背景として、アナログに対して提供されるカバレージに少なくとも等価である可搬の受信カバレージを提供することが望まれる。品質劣化していても常に見えることは見える画像を受信することができるアナログ受信とは対照的に、デジタルフィールドで生じるしきい値効果のために、完全な画像が得られるかあるいは画像は全く得られないということになる。これによりデジタル可搬受信カバレージを改善するために一層煩雑なことになる。それ故にデジタルテレビジョンの成功する鍵はルーフアンテナを有している加入者に対してのみならず、あらゆる可搬受信コンフィギュレーションに対しても良好な品質の受信を可能にする技術解決法があるかどうかにかかっている。
可搬受信カバレージの拡大を実現するためのいくつかのアプローチがあり、これには非常にロバストな放送が含まれているが、結果的に有効スループットの大きな低下、送信電力の少なくとも10倍の増加、送信機を多重にすることによるネットワークストラクチャの高密度化、町、近隣、ビルディングまたは住居施設のレベルでの低電力の局所的な等周波数再送信が生じる。可搬受信機アンテナの品質を改善することもできるが、このことはそれに対して金銭的な負担が増えるまたは「ギャップ・フィルタ」として知られている家庭内再送信装置を使用しなければならない加入者には不都合になる。
図1には従来の技術の再送信装置(retransmission device)が示されている。この装置は、屋内のルーフアンテナによって受信される極超短波(UHF)チャネル(伝統的には470/862MHz)の等周波数再送信(isofrequency retransmission)を実施するための標準アーキテクチャを有している。全体のUHFバンドの増幅を実現する再送信装置に関して、選択的な再送信はアナログ受信に対する破壊的なエコー、または相互変調を来たさないという利点を有している。等周波数再送信装置は第1の極超短波フィルタ102、増幅器103、周波数の2回の変更によって構成されているデジタルチャネル選択装置104,106,107,108および表面弾性波フィルタ(SAW,Surface Acoustic Wave)105を含んでいる。再送信は、フィルタ110および小さな極超短波アンテナ111に接続されている増幅器109によって実現されている。再送信された信号はテレビジョンセット113および/またはセットトップボックスユニット112に送信される。それ故にこれは、視聴者によってダイナミックに選択されるチャネルによる単一チャネル増幅を含んでいる。チャネルを変えるとき、コマンドが家庭内再送信機に送出され、そこで再送信機は新しいチャネルの周波数にロックされかつこのチャネルを増幅する。これを行うために、標準赤外線リモートコントロールは直接的な視野においてだけ動作しかつテレビジョンセットは同じ部屋にあるとは限らないので、無線周波数リモートコントロールが必要である。この特徴はコストおよび作業の意味において不都合であることが分かっている。この種の再送信装置は同時に唯一のマルチプレックスの受信しか許容しないという大きな欠点を有している。実際に、デジタル地上テレビジョン(フランスのCSA)を統括する権限のあるものは、潜在能力のあるチャネル、すなわち約30のチャネル、6個以上の別個のマルチプレックスを分配することを決定している。それぞれのマルチプレックスは8MHzの帯域幅のデジタルチャネル内に含まれている。それ故にあるマルチプレックスから別のマルチプレックスにチャネルを変化する場合に再送信装置を介する操作を実施するためにビューアが必要になってくる。このことは実用的でないし不便でもある。住居内に数個の可搬受信装置があるとき、それだけ多くの再送信装置が必要になることがあることも指摘しておく。このために余分なコストがかかってくる。
経済的な理由から、既存の送信機のインフラストラクチャを再設計しないですむように、デジタル地上テレビジョンの使用を可能にする周波数のプラニングがアナログのために既に使用された周波数ゾーンにおいて計画される。その結果、6つのデジタルマルチプレックスのために採用される周波数の選択が隣接チャネルn+1/n−1またはn+4/n−4であるいわゆる「タブー」アナログチャネルに基づいてインプリメントされることになる。このような選択の技術的な帰結は、アナログチャネルと隣接するデジタルチャネルとの間の特別厳しいプロテクションが義務づけられるということである。
従って、図1に示されているような家庭内環境での等周波数デジタルチャネルを再送信する装置には、図2に示されているように、ユーザのレベルで受信されるアナログチャネルとデジタルチャネルの間の相対電力を変えてしまうという大きなリスクがある。実際に、例として示されている図2において、テレビジョンセット202の可搬アンテナは同時に隣接チャネル34および35の信号を受信する。34はアナログ信号であり、35はデジタル信号である。これらの信号は家庭内環境によって減衰されるが、これらの信号にはオペレータによって与えられたP dBのプロテクション・レシオが割り当てられる。デジタルチャネル35の等周波数再送信装置201による再送信により、増幅されたチャネル35の同時受信が行われることになり、このために図2のP2で示されているように、プロテクション・レシオが変更される。このことで低い方のアナログチャネル34に干渉が生じる可能性がある。更に、このような背景に鑑みて、等周波数再送信機201の受信アンテナと送信アンテナとの間を厳格にアイソレーションすることが必要であるが、この解決策のコストを一層高めることになる。
本発明の課題は、従来技術の再送信装置が持っていた欠点が取り除かれるようにすることである。
この課題は本発明により、アナログチャネルの伝送に共通しているスペクトルゾーン内の固有の周波数で送信されるデジタルチャネルを再送信するための装置において、該装置が、デジタルチャネルを自動的に検出するモジュールを備え、スペクトルゾーンにおいて、アナログチャネルが占有されていないスペクトルゾーンを自動的にサーチするモジュールを備え、該アナログチャネルが占有されていないスペクトルゾーンはフリースペクトルゾーンと称され、該フリースペクトルゾーンのサイズは数個のデジタルチャネルのグループに相応しており、周波数をグループ化しかつ該デジタルチャネルのグループをサーチされたフリースペクトルゾーンにおいて再送信するモジュールを備えている装置によって解決される。
実際に、複数の周波数をまとめてグループ化しかつこれらをアナログチャネルが使用されていないスペクトルゾーンにおいて、またはいずれかのデジタルチャネルにおいて再送信することによって、本発明は、アナログチャネルによって使用される周波数ゾーンのデジタルチャネルの増幅後に再送信を可能にする。従ってデジタルチャネルの増幅はアナログチャネルに対して無害になる。
1つの実施形態において、デジタルチャネルはマルチプレックスである。
1つの実施形態において、数個のデジタルチャネルのグループはスペクトルゾーンにおいて検出されたデジタルチャネルすべてを有している。
1つの実施形態において、シークされるフリースペクトルゾーンはいずれのデジタルチャネルも占有されていないものである。
1つの実施形態において、フリースペクトルゾーンの自動サーチモジュールは、デジタルチャネルの自動検出期間の、検出されたチャネルの不在においてアップカウントしかつチャネルが検出されたときに零にリセットされるカウンタで実現されており、前記スペクトルゾーンは該カウンタがプリセットされた値に達したときに発見される。
本発明は、アナログチャネルの送信に共通しているスペクトルゾーン内の固有の周波数で送信されるデジタルチャネルを再送信するための方法にも関する。本発明によるこの方法は、デジタルチャネルを自動的に検出するステップを備え、スペクトルゾーンにおいて、アナログチャネルが占有されていないスペクトルゾーンを自動的にサーチするステップを備え、該アナログチャネルが占有されていないスペクトルゾーンはフリースペクトルゾーンと称され、該フリースペクトルゾーンの大きさは数個のデジタルチャネルのグループに相応しており、更に周波数をグループ化しかつこのデジタルチャネルのグループをシークされたフリースペクトルゾーンにおいて再送信するステップを備えている。
本発明のその他の特徴および利点は種々の実施例の説明から明らかにしたい。
次に本発明を図示の実施例に付き図面を用いて詳細に説明する。
図3は本発明の装置を示している。この装置、およびそれが使用する再送信方法は等周波数タイプの再送信によって引き起こされる大きな制約を克服するものである。本発明の装置の原理は、複数の受信されるデジタルマルチプレックス、例えばそれぞれ6つのマルチプレックスを一緒に周波数グループ化しかつこうして形成されたマルチキャリア信号を極超短波スペクトルのフリースペクトルゾーンにおいて再送信することに基づいている。このフリースペクトルゾーンは周波数のスキャンおよび記憶を通して自動的に決定される。従って、本発明の装置は例えばルーフアンテナソケットを介してアンテナ301に接続されていて、極超短波周波数スペクトルまたはスペクトルゾーンにおけるアナログおよびデジタルチャネルを受信するようになっている。ルーフアンテナの使用により再送信の前のこれら信号の正しい受信が可能になる。装置は従来通り、全体のスペクトルゾーンをカバーする第1のフィルタ302および第1の低ノイズ増幅器303を含んでいる。これと並列に本発明の装置は、スペクトルに基づいてデジタルチャネルを自動的に検出するためのモジュール311、これらデジタルチャネルの周波数を記憶するためのモジュール313を含んでいる。装置は自動的なサーチモジュールも含んでいる。これは例えば、アナログチャネルが占有していないスペクトルゾーンに対する上に述べたスペクトルゾーン、いわゆるフリースペクトルゾーンをサーチするマイクロプロセッサ312である。本発明によれば、シークされるフリースペクトルゾーンの大きさは数個のデジタルチャネルのグループのゾーンに相応していなければならない。フィルタリングおよび低ノイズ増幅後のデジタルおよびアナログチャネル両方によって形成されている受信された信号は周波数グループ化モジュール3×4,3×5,3×6(×は0からマルチプレックス数−1に拡がっている)に送信される。この周波数グループ化モジュールは有利には、発見されるマルチプレックスと同じ数の周波数トランスポジションもしくは周波数転換ないし転置チャネル3×4,3×5,3×6(×は0からマルチプレックス数−1に拡がっている)によって構成される。これら転置チャネルは同一でありかつそれぞれ種々の周波数に従って制御される。これら種々の周波数は記憶モジュール313に記憶されているデジタルチャネルの周波数に依存しておりかつチャネルが置換されるべく要求されるスペクトルゾーンに依存している。従って、スペクトルゾーンのスキャンに続いて、転置チャネルに属している局部発振器3×6がマイクロプロセッサ312によって制御される。このコマンドを運ぶには3ワイアバスを利便に使用することができる。混合器3×4はチャネル周波数の転置を実現する。これら転置チャネルの中間周波数フィルタ3×5は隣接するアナログチャネルを除去しかつ中間周波の信号周波数は図4に図示されているように8MHzだけオフセットされて選択される。
モジュール307はこれら中間周波数信号を加算して、図4に示されているようなマルチキャリア信号が生成されるようにする。例えば、テレビジョンチャネルを送信するために使用されるスペクトルゾーンに含まれていない周波数に位置しているこのマルチキャリア信号がフリースペクトルゾーンに転置される。この転置はシンセサイザー317によって発生される周波数によって制御される混合器308を使用して実施される。その際シンセサイザーはマルチキャリア信号がフリースペクトルゾーンに転置されるように制御される。従来通り、それから信号はフィルタ309および増幅器310を介してから再送信装置のアンテナから再送信される。
それ故に周波数グループ化モジュールとは、複数の信号を1つのマルチキャリア信号にグループ化しかつこの信号をそれを送信するためにフリースペクトルゾーンへ転置する1セットのテクニカルエレメント307,308,317,309,310をグループ化するものである。
実際には、マイクロプロセッサは有利には、インプリメントされている種々のモジュールを制御する。図6aおよび図6bに図示されているように、6つのマルチプレックスが1つの無線周波数(RF)スペクトルゾーンにおいて受信される実際の場合には、動作モードは、マイクロプロセッサによって支援されるスキャニングによりこのRFスペクトルゾーンにおいて受信された6つのデジタルマルチプレックスを自動的に検出するステップと、これらマルチプレックスの周波数を記憶するステップと、マイクロプロセッサによる、50MHzの隣接フリースペクトルゾーン(ここでは6つのマルチプレックスがまとめてグループ化されることが要求される)のサーチステップと、有利にはこのフリースペクトルゾーンの最小周波数を記憶するためのステップとを有している。フリーゾーンのサーチ機能はカウントによって実現することができる。スキャニングステップによれば、50MHzドリフトのスキャン期間の間キャリアの不在が検出される。この期間内に1つのキャリアでも検出されれば、カウンタはリセットされる。リセットの都度、例えば、検出フェーズの相応の周波数が記憶される。これはフリースペクトルゾーンの最小周波数である。フリースペクトルゾーンはいずれのアナログチャネルにも占有されていないかまたはフリースペクトルゾーンは、デジタルチャネルを含めていずれのチャネルにも占有されていないものとすることができる。後者の場合、マイクロプロセッサはコマンドを送出する必要がある。つまりこのフリースペクトルゾーンにおいて検出されたデジタルチャネルは他のデジタルチャネルをフリースペクトルゾーンの他の周波数に分配することによって等周波数手法で再送信されるというコマンドである。
次いで、図6bに示されているように、再送信装置はスペクトルゾーンLOに含まれている周波数LO1で制御される転置発振器をプログラミングして、6つのマルチプレクスが中間周波数IFに転置されるようにするステップを実施する。それから、それぞれ8MHzだけオフセットされている中間周波数表面波フィルタの選択によって再グループ化される6つのマルチプレクスによって形成されるマルチキャリア信号生成ステップを実施し、それから、生成されたマルチキャリア信号をRFスペクトルゾーンにおいて予め決定されたフリースペクトルゾーンにおいて供給することによって転置発振器の周波数LO2でのプログラミングステップをマイクロプロセッサを介して実施する。この最後のステップは、スキャニング期間に記憶されたフリースペクトルゾーンの最小周波数を使用する。信号は最終的にフィルタリングされ、増幅されかつ送信される。マルチキャリア信号はそれからUHFバンドの非干渉のゾーンに変換される。局部発振器をRFより大きい周波数に選択することにより有利にもイメージ周波数が除去されることを述べておく。この種の周波数は出力フィルタ309によって自然にフィルタリングされる。
図6bは実際に、レンヌ(Renne)地方(図5a参照)におけるUHFバンドのチャネルno.32で見つけられたデジタルチャネルMux1のデジタルケースが示されている。Mux1は559.25MHzの周波数を有している。マルチキャリアが生成されかつ1200MHzに持ち上げられるこの中間周波数チャネルIFを転置するために、1759.25MHzの周波数LO1が混合器に供給される。次いで、チャネルを471.25MHz(図5a参照)で始まるフリースペクトルゾーンに転置するために、別の混合器に1671.25MHzの周波数LO2が供給される。こうしてチャネルはチャネルno.21において471.25MHzの周波数において再送信される。イメージ周波数はUHFバンドの外側でLO1+RF=2959.25MHzおよびLO2+IF=2871.25MHzにおいて送信されることが明らかに分かる。
この動作モードは本発明による再送信装置において初期フェーズだけは必要であるが自動的に生じユーザには好都合である。初期フェーズには、再送信機で送信が行われている際の受信機および/またはデコーダによるスペクトルのスキャニングおよび再送信された多重化チャネルの記憶が含まれている。このフェーズは受信機および/または従来、アナログチャネルの場合にそうであるデコーダをスタートさせるとき1回だけ実現される。受信は例えばミニアチュアモノポールタイプのアンテナにより行われる。
従って、本発明は従来よりルーフアンテナを含んでいる環境における簡単な解決法を提案するものである。それは簡単に、地理上のゾーンに従ったデジタルチャネルの自動検出、アナログチャネルが使用していないスペクトルゾーンの自動サーチ、検出されたデジタルチャネルの周波数グループ化およびフリースペクトルゾーンでのその再送信を実現する。種々の受信機を有している環境に対して単一の再送信装置が必要であることを述べておく。
受信機側において、この装置はリモートコントロールの使用を要求しない。実際に、この種の装置の使用には、再送信装置の環境に存在している受信機のそれぞれに対する1回の初期化フェーズだけが必要である。この初期化フェーズの間に、受信機のそれぞれはデジタルチャネルの周波数を記憶する。この種の再送信装置は受信機の、殊に可搬の受信機のユーザが種々のチャネルを表示しかつ記録することができるようにし、種々のチャネルから到来する数個のプログラムを同時に表示することもできる(例えばピクチャー・イン・ピクチャー・コンテキストにおいて)ことも述べておく。
有利には、再送信装置がアパートタイプの家庭内環境で使用されている固有だが考えられるケースにおいて、次のことは避けられなければならない:第1に、近傍の再送信装置からの干渉および第2に、数個の再送信装置が既に隣接エリアに設置されているときにフリースペクトルゾーンを見つけることの不可能性。従って本発明は自動検出フェーズの間に数個のデジタルチャネルの連続的な存在を検出するためのモジュールの実現を意図する。この条件が整っているならば、フリーゾーンの最小周波数がこれらチャネルの第1のものに強制的にロックされる。これにより数個の隣接再送信装置は正しく動作することができ、それ故に使用されるCOFDM変調の使用により不都合なエコーを低減することができる。
図5aおよび図5bはレンヌおよびナントの送信機に本発明の動作を実際に使用した場合を示している。これらの図はアナログおよびデジタルチャネルの周波数分布並びに本発明により生成されるマルチキャリア信号を再送信することができるフリースペクトルゾーンを表している。
有利には、すべてのデジタルマルチプレクサが一緒にグループ化されるのを可能にするフリースペクトルゾーンを見つけることができない特別な場合には、スペクトルゾーンを2つまたは3つのゾーンに分割するよう計画することが有意である。例えば、いくつかの地理的なエリアにおいて、30MHzの2つのフリースペクトルゾーンが使用可能であるが、50MHzのゾーンは使用できない。その場合別個の転置周波数に配属されている2つの転置発振器においてそれぞれ送信される2つのマルチキャリア信号を生成する信号の加算307をプラニングすることが必要になる。
本発明は説明してきた実施例に制限されておらず、当業者であれば本発明の種々の変形例を容易に考え出すことができる。
符号の説明
301 アンテナ、 302 第1フィルタ、 303 第1の低ノイズ増幅器、 307 加算器、 308 混合器、 309 フィルタ、 310 増幅器、 311 デジタルチャネル検出モジュール、 312 マイクロプロセッサもしくはサーチモジュール、 313 デジタルチャネル周波数記憶モジュール、 317 シンセサイザー
従来技術による再送信装置の回路略図 図1の装置によって観察されるアナログチャネルの干渉を説明する図 本発明の再送信装置の回路略図 本発明の周波数グループ化モジュールにおいてインプリメントされている中間周波数フィルタリングを説明する図 本発明をレンヌに対するテレビジョンチャネルの送信スペクトルゾーンに実現した場合の例を示す図 本発明をナントに対するテレビジョンチャネルの送信スペクトルゾーンに実現した場合の例を示す図 種々の信号のスペクトル分布および使用のフィルタを示す図 本発明の周波数グループおよび再送信を実現した例を示す図

Claims (6)

  1. アナログチャネルの伝送に共通しているスペクトルゾーン内の固有の周波数で送信されるデジタルチャネルを再送信するための装置において、
    該装置は、
    デジタルチャネルを自動的に検出するモジュール(311)を備え、
    前記スペクトルゾーンにおいて、アナログチャネルが占有されていないスペクトルゾーンを自動的にサーチするモジュール(312)を備え、該アナログチャネルが占有されていないスペクトルゾーンはフリースペクトルゾーンと称され、該フリースペクトルゾーンの大きさは数個のデジタルチャネルのグループに相応しており、
    周波数をグループ化しかつ該デジタルチャネルのグループを前記フリースペクトルゾーンにおいて再送信するモジュール(307,308,317,309,310)を備え
    ている
    ことを特徴とする装置。
  2. デジタルチャネルはマルチプレックスである
    請求項1記載の装置。
  3. 数個のデジタルチャネルのグループはスペクトルゾーンにおいて検出されたデジタルチャネルすべてを有している
    請求項1または2記載の装置。
  4. シークされるフリースペクトルゾーンはいずれのデジタルチャネルからもフリーである
    請求項1から3までのいずれか1項記載の装置。
  5. フリースペクトルゾーンの自動サーチモジュールは、デジタルチャネルの自動検出期間の、検出されたチャネルの不在において増加しかつチャネルが検出されたときに零にリセットされるカウンタで実現されており、前記スペクトルゾーンは該カウンタがプリセットされた値に達したときに発見される
    請求項1から4までのいずれか1項記載の装置。
  6. アナログチャネルの伝送に共通しているスペクトルゾーン内の固有の周波数で送信されるデジタルチャネルを再送信するための方法において、
    該方法は、
    デジタルチャネルを自動的に検出するステップを備え、
    前記スペクトルゾーンにおいて、アナログチャネルが占有されていないスペクトルゾーンを自動的にサーチするステップを備え、該アナログチャネルが占有されていないスペクトルゾーンはフリースペクトルゾーンと称され、該フリースペクトルゾーンの大きさは数個のデジタルチャネルのグループに相応しており、
    周波数をグループ化しかつ該デジタルチャネルのグループを前記フリースペクトルゾーンにおいて再送信するステップを備え
    ている
    ことを特徴とする方法。
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