JPH11266397A - 入出力切換装置 - Google Patents

入出力切換装置

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JPH11266397A
JPH11266397A JP6840398A JP6840398A JPH11266397A JP H11266397 A JPH11266397 A JP H11266397A JP 6840398 A JP6840398 A JP 6840398A JP 6840398 A JP6840398 A JP 6840398A JP H11266397 A JPH11266397 A JP H11266397A
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audio
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Tetsuo Sugano
哲生 菅野
Keiichiro Shirakashi
啓一郎 白樫
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Mitsubishi Electric Corp
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/76Television signal recording
    • H04N5/765Interface circuits between an apparatus for recording and another apparatus
    • H04N5/775Interface circuits between an apparatus for recording and another apparatus between a recording apparatus and a television receiver

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 消費電力を低減する。 【解決手段】 デコーダ4はスクランブル信号が入力さ
れると、これをデコードするとともに、デコード情報D
EC(C)を出力する。入出力切換装置1において、ス
イッチSW2は、TV2またはVTR3から入力された
受信映像信号をデコーダ4に出力する。スイッチSW4
は、TV2またはVTR3から入力された受信音声信号
をデコーダ4に出力する。スイッチSW3およびSW4
は、VTR3から入力された映像信号および音声信号、
またはデコーダ4から入力されたデコード映像信号およ
びデコード音声信号のいずれかをTV2に出力する。電
源回路11〜14はそれぞれスイッチSW1〜SW4に
電源Vcc1〜Vcc4を供給する。制御回路10はV
TR3の主電源のON/OFFおよびDEC(C)に従
って電源回路11〜14を個別に制御し、不要なスイッ
チ電源をOFFする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、テレビジョン受
像機(TV)、映像信号記録装置(例えばVTR)、デ
コーダ、等の映像音声機器により構成される映像音声シ
ステムにおける映像音声機器間の映像信号および音声信
号の入出力を切り換える入出力切換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図13は従来の入出力切換装置の構成図
である。図13の入出力切換装置101は、VTR10
2内に設けられており、TV2とVTR102とデコー
ダ4により構成される映像音声システムにおける映像音
声機器間の映像信号および音声信号の入出力を切り換え
るものである。TV2は、アンテナ受信信号9を入力と
するTVチューナ6を備えている。VTR102は、入
出力切換装置101と、テレビジョン放送のRF信号8
を入力とするVTRチューナ5と、信号処理回路15
と、RFコンバータ7とを備えている。入出力切換装置
101は、制御回路100と、VTR102の主電源と
は別の電源回路103と、スイッチSW1,SW2,S
W3,SW4とを備えている。
【0003】デコーダ4は、有料放送等により配信され
る課金を目的としたスクランブル信号をデコードするも
のであり、デコーダ入力映像信号DECe(I)および
デコーダ入力音声信号DECe(A)がスクランブル信
号であるときに、入力信号のスクランブルを解除するこ
とにより入力信号をデコードし、デコード映像信号DE
C(I)およびデコード音声信号DEC(A)を出力す
るとともに、デコード情報DEC(C)をLowレベル
(以下、Lと表記する)からHighレベル(以下、H
と表記する)に変化させる。
【0004】入出力切換装置101は、VTRチューナ
5により受信された映像信号VTRt(I)および音声
信号VTRt(A)、またはTVチューナ6により受信
された映像信号TVt(I)および音声信号TVt
(A)のいずれかを、スイッチSW2およびSW4によ
りデコーダ4に出力する。また、入出力切換装置101
は、VTR102からの映像信号VTR(I)および音
声信号VTR(A)、またはデコーダ4によるデコード
映像信号DEC(I)およびデコード音声信号DEC
(A)のいずれかを、TV入力映像信号TVe(I)お
よびTV入力音声信号TVe(A)としてスイッチSW
1およびSW3によりTV2に出力する。スイッチSW
1〜SW4は、電源回路103から供給される電源Vc
cにより動作する。スイッチSW1およびSW3は制御
信号C+1により制御され、スイッチSW2およびSW
4は制御信号C+2により制御される。制御回路100
は、VTR102の主電源のON/OFF、デコード情
報DEC(C)のL/H等に従ってスイッチSW1〜S
W4を制御する。
【0005】図14は従来の入出力切換装置の動作説明
図である。VTR102の主電源がONであるときに
は、例えばユーザによるチューナ設定に従って、VTR
102の受信信号VTRt(I),VTRt(A)、ま
たはTV2の受信信号TVt(I),TVt(A)がス
イッチSW2およびSW4によりデコーダ4に入力され
る。また、デコード情報DEC(C)がLであれば、ス
イッチSW1およびSW3は端子a側に制御され、VT
R103の信号VTRt(I),VTRt(A)がTV
2に出力される。また、デコード情報DEC(C)がH
であれば、スイッチSW1およびSW3は端子b側に制
御され、デコード信号DEC(I),DEC(A)がT
V2に入力される。つまり、入出力切換装置101は、
通常はVTR102からの信号をTV2に出力してお
り、TV2からスクランブル信号が入力されたときは、
入出力切換装置101のスイッチSW1,SW3からの
TV2に対する出力を自動的に切り換え、TV2にデコ
ーダ4からのデコード信号を送り返すことにより、ユー
ザに対して有料放送等のスムーズなデコードの提供を可
能としている。
【0006】また、VTR102の主電源がOFFであ
るときは、TVチューナ6により受信されたスクランブ
ル信号をデコードするために、スイッチSW1〜SW4
の電源VccはONされており、スイッチSW1〜SW
4は端子b側に制御され、受信信号TVt(I),TV
t(A)がスイッチSW2およびSW4によりデコーダ
4に入力される。デコード情報DEC(C)がHであれ
ば、デコード信号DEC(I),DEC(A)がTV2
に入力される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の入
出力切換装置は、常にTV2およびデコーダ4に対して
信号を入出力できるように構成されているため、VTR
102の主電源がOFFのときでも、スイッチSW1〜
SW4に電源を供給する必要があり、無駄な電力を消費
してしまうという問題があった。
【0008】本発明はこのような従来の問題を解決する
ためになされたものであり、消費電力を低減することが
できる入出力切換装置を提供することを目的とするもの
である。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明の入出力切換装置は、第1の映像音声機器と
第2の映像音声機器と第3の映像音声機器との間の信号
の入出力を切り換える入出力切換装置において、第1の
映像音声機器から入力された映像信号または第2の映像
音声機器から入力された映像信号のいずれかを第3の映
像音声機器に出力する第1の出力切換手段と、第1の映
像音声機器から入力された音声信号または第2の映像音
声機器から入力された音声信号のいずれかを第3の映像
音声機器に出力する第2の出力切換手段と、第2の映像
音声機器から入力された映像信号および音声信号、また
は第3の映像音声機器から入力された映像信号および音
声信号のいずれかを第1の映像音声機器に出力する第3
の出力切換手段と、第1の出力切換手段に電源を供給す
る第1の電源手段と、第2の出力切換手段に電源を供給
する第2の電源手段と、第3の出力切換手段に電源を供
給する第3の電源手段と、第1ないし第3の電源手段に
より第1ないし第3の出力切換手段に電源を供給するか
否かを個別に制御するとともに、第1ないし第3の出力
切換手段の動作を制御する制御手段とを備えたことを特
徴とするものである。
【0010】また、請求項2記載の入出力切換装置は、
第1の映像音声機器が、受信した映像信号および音声信
号を入出力切換装置に出力し、また入出力切換装置から
入力された映像信号および音声信号をそれぞれ画像およ
び音声に変換するものであり、第2の映像音声機器が、
受信した映像信号および音声信号を入出力切換装置に出
力するものであり、第3の映像音声機器が、第1または
第2の映像音声機器により受信され、入力された映像信
号および音声信号が変調された信号であるときに、この
変調映像信号および変調音声信号を復調し、復調映像信
号および復調音声信号を入出力切換装置に出力するとと
もに、復調情報を入出力切換装置に出力するものであ
り、第1の出力切換手段が、第1の映像音声機器の受信
映像信号または第2の映像音声機器の受信映像信号のい
ずれかを第3の映像音声機器に出力するものであり、第
2の出力切換手段が、第1の映像音声機器の受信音声信
号または第2の映像音声機器の受信音声信号のいずれか
を第3の映像音声機器に出力するものであり、第3の出
力切換手段が、第2の映像音声機器の受信映像信号およ
び受信音声信号、または前記復調映像信号および前記復
調音声信号のいずれかを第1の映像音声機器に出力する
ものであり、前記制御手段が、第2の機器の電源のON
/OFFおよび前記復調情報が入力されているか否かに
従って第1ないし第3の出力切換手段に電源を供給する
か否かを個別に制御するものであることを特徴とするも
のである。
【0011】また、請求項3記載の入出力切換装置は、
請求項2において、前記制御手段が、第2の映像音声機
器の電源がOFFであり、前記復調情報が入力されてい
ないとき、第1の電源手段をONすることにより第1の
出力切換手段に電源を供給し、また第2および第3の電
源手段をOFFすることにより第2および第3の出力切
換手段に対する電源供給を停止し、また第1の映像音声
機器の受信映像信号を第3の映像音声機器に出力するよ
うに第1の出力切換手段を制御し、第2の映像音声機器
の電源がOFFであり、前記復調情報が入力されている
とき、第1ないし第3の電源手段をONすることにより
第1ないし第3の出力切換手段に電源を供給し、また第
1の映像音声機器の受信映像信号および受信音声信号を
第3の映像音声機器に出力するように第1および第2の
出力切換手段を制御し、また前記復調映像信号および前
記復調音声信号を第1の映像音声機器に出力するように
第3の出力切換手段を制御することを特徴とするもので
ある。
【0012】また、請求項4記載の入出力切換装置は、
請求項2において、前記制御手段が、第2の映像音声機
器の電源がOFFであり、前記復調情報が入力されてい
ないとき、第2の電源手段をONすることにより第2の
出力切換手段に電源を供給し、また第1および第3の電
源手段をOFFすることにより第1および第3の出力切
換手段に対する電源供給を停止し、また第1の映像音声
機器の受信音声信号を第3の映像音声機器に出力するよ
うに第2の出力切換手段を制御し、第2の映像音声機器
の電源がOFFであり、前記復調情報が入力されている
とき、第1ないし第3の電源手段をONすることにより
第1ないし第3の出力切換手段に電源を供給し、また第
1の映像音声機器の受信映像信号および受信音声信号を
第3の映像音声機器に出力するように第1および第2の
出力切換手段を制御し、また前記復調映像信号および前
記復調音声信号を第1の映像音声機器に出力するように
第3の出力切換手段を制御することを特徴とするもので
ある。
【0013】また、請求項5記載の入出力切換装置は、
請求項2において、前記制御手段が、第2の映像音声機
器の電源がOFFであり、前記復調情報が入力されてい
ないとき、第1および2の電源手段をONすることによ
り第1および第2の出力切換手段に電源を供給し、また
第3の電源手段をOFFすることにより第3の出力切換
手段に対する電源供給を停止し、また第1の映像音声機
器の受信映像信号および受信音声信号を第3の映像音声
機器に出力するように第1および第2の出力切換手段を
制御し、第2の映像音声機器の電源がOFFであり、前
記復調情報が入力されているとき、第1ないし第3の電
源手段をONすることにより第1ないし第3の出力切換
手段に電源を供給し、また第1の映像音声機器の受信映
像信号および受信音声信号を第3の映像音声機器に出力
するように第1および第2の出力切換手段を制御し、ま
た前記復調映像信号および前記復調音声信号を第1の映
像音声機器に出力するように第3の出力切換手段を制御
することを特徴とするものである。
【0014】また、請求項6記載の入出力切換装置は、
請求項2において、前記制御手段が、第2の映像音声機
器の電源がONであり、前記復調情報が入力されていな
いとき、第1の電源手段をOFFすることにより第1の
出力切換手段に対する電源供給を停止し、また第2およ
び第3の電源手段をONすることにより第2および第3
の出力切換手段に電源を供給し、第2の映像音声機器の
電源がONであり、前記復調情報が入力されていると
き、第1ないし第3の電源手段をONすることにより第
1ないし第3の出力切換手段に電源を供給することを特
徴とするものである。
【0015】また、請求項7記載の入出力切換装置は、
請求項2において、前記制御手段が、第2の映像音声機
器の電源がONであり、前記復調情報が入力されていな
いとき、第2の電源手段をOFFすることにより第2の
出力切換手段に対する電源供給を停止し、また第1およ
び第3の電源手段をONすることにより第1および第3
の出力切換手段に電源を供給し、第2の映像音声機器の
電源がONであり、前記復調情報が入力されていると
き、第1ないし第3の電源手段をONすることにより第
1ないし第3の出力切換手段に電源を供給することを特
徴とするものである。
【0016】また、請求項8記載の入出力切換装置は、
請求項2ないし7のいずれかにおいて、前記第3の映像
音声機器が、入力された複数チャンネル用の音声信号が
変調された信号であるときに、この変調音声信号を復調
し、複数チャンネルの復調音声信号を出力するものであ
り、前記第2の出力切換手段が、第1の映像音声機器の
複数チャンネル用の受信音声信号、または第2の映像音
声機器の複数チャンネル用の受信音声信号のいずれかを
第3の映像音声機器に出力し、前記第3の出力切換手段
が、第2の映像音声機器の受信映像信号と複数チャンネ
ル用の受信音声信号からなる受信信号、または前記復調
映像信号と前記複数チャンネルの復調音声信号からなる
復調信号のいずれかを第1の映像音声機器に出力するこ
とを特徴とするものである。
【0017】また、請求項9記載の入出力切換装置は、
請求項2において、前記第1の映像音声機器から入力さ
れる映像信号または音声信号を検知し、信号を検知して
いるときに検知情報を前記制御手段に出力する検知手段
をさらに備え、前記制御手段が、第2の映像音声機器の
電源のON/OFF、前記復調情報が入力されているか
否か、および前記検知情報が入力されているかに従っ
て、第3の出力切換手段に電源を供給するか否かを個別
に制御するものであることを特徴とするものである。
【0018】また、請求項10記載の入出力切換装置
は、請求項9において、前記制御手段が、第2の映像音
声機器の電源がOFFであり、前記復調情報および前記
検知情報が入力されていないとき、第1ないし第3の電
源手段をOFFすることにより第1ないし第3の出力切
換手段に対する電源供給を停止し、第2の映像音声機器
の電源がOFFであり、前記復調情報が入力されてな
く、前記検知情報が入力されているとき、第1の電源手
段をONすることにより第1の出力切換手段に電源を供
給し、また第2および第3の電源手段をOFFすること
により第2および第3の出力切換手段に対する電源供給
を停止し、また第1の映像音声機器の受信映像信号を第
3の映像音声機器に出力するように第1の出力切換手段
を制御し、第2の映像音声機器の電源がOFFであり、
前記復調情報が入力されているとき、第1ないし第3の
電源手段をONすることにより第1ないし第3の出力切
換手段に電源を供給し、また第1の映像音声機器の受信
映像信号および受信音声信号を第3の映像音声機器に出
力するように第1および第2の出力切換手段を制御し、
また前記復調映像信号および前記復調音声信号を第1の
映像音声機器に出力するように第3の出力切換手段を制
御することを特徴とするものである。
【0019】また、請求項11記載の入出力切換装置
は、請求項9において、前記制御手段が、第2の映像音
声機器の電源がOFFであり、前記復調情報および前記
検知情報が入力されていないとき、第1ないし第3の電
源手段OFFさせることにより第1ないし第3の出力切
換手段に対する電源供給を停止し、第2の映像音声機器
の電源がOFFであり、前記復調情報が入力されてな
く、前記検知情報が入力されているとき、第2の電源手
段をONすることにより第2の出力切換手段に電源を供
給し、また第1および第3の電源手段をOFFすること
により第1および第3の出力切換手段に対する電源供給
を停止し、また第1の映像音声機器の受信音声信号を第
3の映像音声機器に出力するように第2の出力切換手段
を制御し、第2の映像音声機器の電源がOFFであり、
前記復調情報が入力されているとき、第1ないし第3の
電源手段をONすることにより第1ないし第3の出力切
換手段に電源を供給し、また第1の映像音声機器の受信
映像信号および受信音声信号を第3の映像音声機器に出
力するように第1および第2の出力切換手段を制御し、
また前記復調映像信号および前記復調音声信号を第1の
映像音声機器に出力するように第3の出力切換手段を制
御することを特徴とするものである。
【0020】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は本発明の実
施の形態1の入出力切換装置の構成図である。図1の入
出力切換装置1は、TV2(第1の映像音声機器)とV
TR3(第2の映像音声機器)とデコーダ4(第3映像
音声機器)により構成される映像音声システムにおける
映像音声機器間の映像信号および音声信号の入出力を切
り換えるものであり、VTR3内に設けられている。な
お、入出力切換装置1を、TV2またはデコーダ4に内
蔵しても良い。また、いずれの映像音声機器にも内蔵せ
ず、単体の装置としても良い。
【0021】TV2は、TVチューナ6と、TV入力映
像信号TVe(I)の入力端子と、TV入力音声信号T
Ve(A)の入力端子と、TVチューナ6によりテレビ
ジョン放送のRF信号9から受信された映像信号TVt
(I)の出力端子と、TVチューナ6によりアンテナ受
信信号9から受信された音声信号TVt(A)の出力端
子と、制御情報CONTの入力端子と、映像信号を映像
に変換する図示しないCRTと、音声信号を音声に変換
する図示しないスピーカとを備えている。また、TV2
は、受信映像信号TVt(I)および受信音声信号TV
t(A)をCRTおよびスピーカによりモニタしている
ときに、制御情報CONTがLowレベル(以下、Lと
表記する)からHighレベル(以下、Hと表記する)
に変化すると(スクランブル信号のデコードがされる
と、あるいはデコーダ4にスクランブル信号が入力され
ると)、モニタ信号を自動的に外部入力の映像信号TV
e(I)および音声信号TVe(A)に切り換える。
【0022】デコーダ4は、デコーダ入力映像信号DE
Ce(I)の入力端子と、デコーダ入力音声信号DEC
e(A)の入力端子と、デコード映像信号DEC(I)
(復調映像信号)の出力端子と、デコード音声信号DE
C(A)(復調音声信号)の出力端子と、デコード情報
DEC(C)(復調情報)の出力端子とを備えている。
このデコーダ4は、入力された映像信号DECe(I)
および音声信号DECe(A)が有料放送等のスクラン
ブル信号であるときに、このスクランブル映像信号(変
調映像信号)およびスクランブル音声信号(変調音声信
号)をデコードし、デコード映像信号DEC(I)およ
びデコード映像信号DEC(A)を入出力切換装置1に
出力するとともに、スクランブル信号が入力されている
か否かを示すデコード情報DEC(C)を入出力切換装
置1に出力する。デコード情報DEC(C)は、ここで
は、上記の入力信号がスクランブル信号でないときにL
となり、スクランブル信号であるときにHとなるものと
する。
【0023】VTR3は、入出力切換装置1と、VTR
チューナ5と、信号処理回路15と、RFコンバータ7
と、アンテナにより受信されたテレビジョン放送のRF
信号8の入力端子と、RFコンバータ7によるRFコン
バート信号が重畳されたRF信号9の出力端子と、ビデ
オテープに対する図示しないビデオヘッドおよびサーボ
機構とを備えている。
【0024】信号処理回路15は、VTR3がビデオ再
生モードでないとき、VTRチューナ5によりアンテナ
受信信号8から受信された映像信号VTRt(I)を映
像信号VTR(I)として出力し、さらにVTRチュー
ナ5によりRF信号8から受信された音声信号VTRt
(A)を音声信号VTR(A)として出力する。また、
VTR3がビデオ録画モードであるとき、受信映像信号
VTRt(I)(必要に応じてY/C分離処理される)
および受信音声信号VTRt(A)をビデオヘッドに送
る。また、VTR3がビデオ再生モードであるとき、ビ
デオヘッドからの再生映像信号を映像信号VTR(I)
として出力し、ビデオヘッドからの再生音声信号を音声
信号VTR(A)として出力する。また、RFコンバー
タ7は、予め設定された周波数帯域のRF波を、映像信
号VTR(I)および音声信号VTR(A)による複合
映像信号で変調し、この変調RF信号(映像信号VTR
(I)および音声信号VTR(A)のRFコンバート信
号)をテレビジョン放送のRF信号8に重畳し、RFコ
ンバート信号を含むRF信号9をTV2に出力する。
【0025】入出力切換装置1は、制御回路10と、電
源回路11,12,13,14と、スイッチSW1,S
W2,SW3,SW4と、TV2からの受信映像信号T
Vt(I)の入力端子と、TV2からの受信音声信号T
Vt(A)の入力端子と、TV2に対する映像信号TV
e(I)の出力端子と、TV2に対する音声信号TVe
(A)の出力端子と、デコーダ4に対する映像信号DE
Ce(I)の出力端子と、デコーダ4に対する音声信号
DECe(A)の出力端子と、デコーダ4からのデコー
ド映像信号DEC(I)の入力端子と、デコーダ4から
のデコード音声信号DEC(A)の入力端子と、デコー
ダ4からのデコード情報DEC(C)の入力端子と、T
V2に対する制御情報CONTの出力端子とを備えてい
る。
【0026】スイッチSW2(第1の出力切換手段)
は、電源Vcc2が供給されているときに動作し、受信
映像信号VTRt(I)が入力される端子aと、受信映
像信号TVt(I)が入力される端子bと、出力端子c
と、制御信号C+2が入力される制御端子とを有する。
このスイッチSW2は、制御信号C+2に従って受信映
像信号VTRt(I)またはTVt(I)のいずれかを
映像信号DECe(I)として端子cから出力する。ま
た、スイッチSW4(第2の出力切換手段)は、電源V
cc4が供給されているときに動作し、受信音声信号V
TRt(A)が入力される端子aと、受信音声信号TV
t(A)が入力される端子bと、出力端子cと、制御信
号C+2が入力される制御端子とを有する。このスイッ
チSW4は、制御信号C+2に従って受信音声信号VT
Rt(A)またはTVt(A)のいずれかを音声信号D
ECe(A)として端子cから出力する。
【0027】スイッチSW1(スイッチSW3とともに
第3の出力切換手段を構成する)は、電源Vcc1が供
給されているときに動作し、信号処理回路15による映
像信号VTR(I)が入力される端子aと、デコーダ4
によるデコード映像信号DEC(I)が入力される端子
bと、出力端子cと、制御信号C+1が入力される制御
端子とを有する。このスイッチSW1は、制御信号C+
1に従って映像信号VTR(I)またはデコード映像信
号DEC(I)のいずれかを映像信号TVe(I)とし
て端子cから出力する。また、スイッチSW3(スイッ
チSW1とともに第3の出力切換手段を構成する)は、
電源Vcc3が供給されているときに動作し、信号処理
回路15による音声信号VTR(A)が入力される端子
aと、デコーダ4によるデコード音声信号DEC(A)
が入力される端子bと、出力端子cと、制御信号C+1
が入力される制御端子とを有する。このスイッチSW3
は、制御信号C+1に従って音声信号VTR(A)また
はデコード音声信号DEC(A)のいずれかを音声信号
TVe(A)として端子cから出力する。スイッチSW
1〜SW4は、ここでは、電源Vccの供給が停止され
ることによりその動作が停止されたときに端子cと端子
aの間および端子cと端子bの間がともに開放となるも
のとするが、動作が停止されたときに端子cが端子aま
たは端子bに接続するものであっても良い。なお、スイ
ッチSWには、バイポーラICを用いても良く、またト
ランジスタで組んだ回路を用いても良い。また、複数の
スイッチをまとめた専用のICを用いても良い。さら
に、低消費電力であるCMOS−ICを用いることによ
り、低消費電力のスイッチを組むことができるのは言う
までもない。
【0028】電源回路12(第1の電源手段)は、スイ
ッチSW2に対する供給電源Vcc2を生成する。ま
た、電源回路14(第2の電源手段)は、スイッチSW
4に対する供給電源Vcc4を生成する。また、電源回
路11(電源回路13とともに第3の電源手段を構成す
る)は、スイッチSW1に対する供給電源Vcc1を生
成する。また、電源回路13(電源回路11とともに第
3の電源手段を構成する)は、スイッチSW3に対する
供給電源Vcc3を生成する。電源回路11〜14の動
作は、制御回路10により個別に制御される。つまり、
図1の入出力切換装置1は、スイッチSW1,SW2,
SW3,SW4の供給電源Vcc1,Vcc2,Vcc
3,Vcc4を制御回路10および電源回路11〜14
によりそれぞれ個別にON/OFFできる構成である。
また、電源回路11〜14に対する供給電源はVTR3
の主電源とは別の電源であり、電源回路11〜14はV
TR3の主電源がOFFしても動作可能である。なお、
電源回路13を省略し、電源回路11による電源Vcc
1をスイッチSW1およびSW3に供給する構成として
も良い。
【0029】制御回路10に対する供給電源も電源回路
11〜14と同様にVTR3の主電源とは別の電源であ
り、制御回路10はVTR3の主電源がOFFしても動
作を停止しない。この制御回路10は、VTR3の主電
源のON/OFFおよびデコード情報DEC(C)に従
って電源回路11〜14によりスイッチSW1〜SW4
に電源を供給するか否かを個別に制御するとともに、V
TR3の主電源のON/OFF、デコード情報DEC
(C)、およびチューナ設定に従って制御信号C+1お
よびC+2によりスイッチSW1〜SW4の入出力切換
動作を制御する。
【0030】スイッチSW1およびSW3に対する制御
信号C+1は、デコード情報DEC(C)に従って生成
される信号である。この制御信号C+1は、デコード情
報DEC(C)がLであるときは(デコーダ4に入力さ
れる映像信号DECe(I)および音声信号DECe
(A)がスクランブル信号でないときは)、映像信号V
TR(I)および音声信号VTR(A)がTV2に出力
されるように、スイッチSW1およびSW3を端子a側
に制御する信号である。また、上記の制御信号C+1
は、デコード情報DEC(C)がHであるときは(映像
信号DECe(I)および音声信号DECe(A)がス
クランブル信号であるときは)、デコード映像信号DE
C(I)およびデコード音声信号DEC(A)がTV2
に出力されるように、スイッチSW1およびSW3を端
子b側に制御する信号である。
【0031】スイッチSW2およびSW4に対する制御
信号C+2は、VTR3の主電源のON/OFFおよび
チューナ設定に従って生成される信号である。また、上
記のチューナ設定は、VTR3の主電源がONのときに
有効な設定である。この制御信号C+2は、VTR3の
主電源がONであり、上記のチューナ設定がVTRチュ
ーナ5であるときに、受信映像信号VTRt(I)およ
び受信音声信号VTRt(A)がデコーダ4に出力され
るように、スイッチSW2およびSW4を端子a側に制
御する信号である。また、上記の制御信号C+2は、V
TR3の主電源がONであり、上記のチューナ設定がT
Vチューナ6であるときに、受信映像信号TVt(I)
および受信音声信号TVt(A)がデコーダ4に出力さ
れるように、スイッチSW2およびSW4を端子b側に
制御する信号である。さらに、上記の制御信号C+2
は、VTR3の主電源がOFFであるときには、VTR
チューナ5は動作が停止されるため、スイッチSW2お
よびSW4を端子b側に制御する信号である。
【0032】また、制御回路10は、デコード情報DE
C(C)等に従って、制御情報CONTを生成する。制
御情報CONTは、デコード情報DEC(C)がLであ
るときにLとなり、デコード情報DEC(C)がHであ
るときにHとなるものとする。なお、制御回路10に
は、マイクロコンピュータを用いても良く、また単純な
ロジックを組んだものを用いても良い。
【0033】図2は本発明の実施の形態1の入出力切換
装置の動作説明図であり、VTR3の主電源のON/O
FFおよびデコード情報DEC(C)のL/Hによる各
部の動作を示すものである。図2において、デコード情
報DEC(C)は、デコーダ4に入力される映像信号D
ECe(I)および音声信号DECe(A)がスクラン
ブル信号でないときにLとなり、また映像信号DECe
(I)および音声信号DECe(A)がスクランブル信
号であり、デコーダ4が入力されたスクランブル信号を
デコード(デコーダ4が入力信号のスクランブルを解
除)しているときにHとなる。
【0034】まず、VTR3の主電源がONであるとき
には、制御回路10は、電源回路11〜14を全て動作
させる。従って、電源Vcc1〜Vcc4は全てONと
なり、スイッチSW1〜SW4は全て動作している。ま
た、制御回路10は、チューナ設定(どのチューナを使
用するかを指定する設定)に従って制御信号C+2によ
りスイッチSW2およびSW4を端子a側または端子b
側に制御する。つまり、チューナ設定がVTRチューナ
5であれば、スイッチSW2およびSW4を端子a側に
制御し、またチューナ設定がTVチューナ6であれば、
スイッチSW2およびSW4を端子b側に制御する。以
下の説明では、チューナ設定はTVチューナ6となって
いるものとし、従ってスイッチSW2およびSW4は端
子b側に制御されている。これにより、デコーダ4に
は、受信映像信号TVt(I)が映像信号DECe
(I)として入力され、また受信音声信号TVt(A)
が音声信号DECe(A)としてデコーダ4に入力され
る。
【0035】TV2の受信映像信号TVt(I)および
受信音声信号TVt(A)がスクランブル信号でなけれ
ば、デコーダ4から出力されるデコード情報DEC
(C)はLとなり、制御回路10は、制御信号C+1に
よりスイッチSW1およびSW3を端子a側に制御す
る。これにより、TV2には、VTR3の映像信号VT
R(I)が映像信号TVe(I)として入力され、また
VTR3の音声信号VTR(A)が音声信号TVe
(A)として入力される。
【0036】次に、VTR3の主電源がONであるとき
に、ユーザがTV2のチャンネルを変え、受信映像信号
TVt(I)および受信音声信号TVt(I)がスクラ
ンブル信号に変化し、従ってデコーダ4に入力される映
像信号DECe(I)および音声信号DECe(A)が
スクランブル信号になると、デコーダ4は、デコード情
報DEC(C)をLからHに変化させるとともに、上記
のスクランブル信号をデコードし、デコード映像信号D
EC(I)およびデコード音声信号DEC(A)を出力
する。デコード情報DEC(C)がHになると、制御回
路10は、制御信号C+1を変化させることによりスイ
ッチSW1およびSW3を端子a側から端子b側に切り
換える。これにより、TV2には、デコード映像信号D
EC(I)が映像信号TVe(I)として入力され、ま
たデコード音声信号DEC(A)が音声信号TVe
(A)として入力されるようになる。
【0037】逆に、受信映像信号TVt(I)および受
信音声信号TVt(I)がスクランブルのかかっていな
い信号に変化し、デコード情報DEC(C)がHからL
に変化すると、制御回路10は、制御信号C+1を変化
させることによりスイッチSW1およびSW3を端子b
側から端子a側に切り換える。これにより、TV2に
は、映像信号VTR(I)が映像信号TVe(I)とし
て入力され、また音声信号VTR(A)が音声信号TV
e(A)として入力されるようになる。
【0038】また、VTR3の主電源がOFFであり、
TV2の受信映像信号TVt(I)および受信音声信号
TVt(A)がスクランブル信号でないとき(デコーダ
4から出力されるデコード情報DEC(C)がLである
とき)には、制御回路10は、電源回路12のみを動作
させ、電源回路11,13,14の動作を停止させる。
従って、電源Vcc2のみON、電源Vcc1,Vcc
3,Vcc4はOFFとなり、スイッチSW2のみ動作
している。また、制御回路10は、制御信号C+2によ
りスイッチSW2を端子b側に制御する。スイッチSW
2は動作しており、スイッチSW4は動作を停止してい
るので、デコーダ4には、受信映像信号TVt(I)の
みが映像信号DECe(I)として入力され、音声信号
DECe(A)は入力されない。また、スイッチSW1
およびSW3は動作を停止しているので、TV2には映
像信号TVe(I)および音声信号TVe(A)は入力
されない。
【0039】次に、VTR3の主電源がOFFであると
きに、ユーザがTV2のチャンネルを変え、受信映像信
号TVt(I)および受信音声信号TVt(I)がスク
ランブル信号に変化し、従ってデコーダ4に入力される
映像信号DECe(I)がスクランブル信号に変化する
と、デコーダ4は、デコード情報DEC(C)をLから
Hに変化させる。デコード情報DEC(C)がHになる
と、制御回路10は、電源回路11,13、14を立ち
上げることにより電源Vcc1,Vcc3,Vcc4を
ONさせる。電源Vcc2は既にONされているので、
電源Vcc1,Vcc3、Vcc4のONにより、スイ
ッチSW1〜SW4は全て動作を開始する。また、制御
回路10は、制御信号C+1およびC+2によりスイッ
チSW1〜SW4を端子b側に制御する。スイッチSW
2およびSW4の動作開始により、スクランブルのかか
った受信映像信号TVt(I)が映像信号DECe
(I)として、またスクランブルのかかった音声信号T
Vt(A)が音声信号DECe(A)として、それぞれ
デコーダ4に入力されるようになり、デコーダ4は、ス
クランブルがかかった映像信号DECe(I)および音
声信号DECe(A)をデコードし、デコード映像信号
DEC(I)およびデコード音声信号DEC(A)を出
力する。また、スイッチSW1およびSW3は端子b側
に制御されるので、TV2には、デコード映像信号DE
C(I)が映像信号TVe(I)として入力され、また
デコード音声信号DEC(A)が音声信号TVe(A)
として入力されるようになる。
【0040】逆に、受信映像信号TVt(I)および受
信音声信号TVt(I)がスクランブルのかかっていな
い信号に変化し、デコード情報DEC(C)がHからL
に変化すると、制御回路10は、電源回路11,13、
14を立ち下げることにより電源Vcc1,Vcc3、
Vcc4をOFFする。これにより、スイッチSW4が
動作を停止するので、デコーダ4には受信映像信号TV
t(I)のみが映像信号DECe(I)として入力され
る。
【0041】また、デコード情報DEC(C)がLであ
るときに、VTR3の主電源がONからOFFに変化す
ると(ユーザがVTR3の主電源をOFFすると)、制
御回路10は、電源回路11,13、14を立ち下げる
ことにより電源Vcc1,Vcc3、Vcc4をOFF
する。従って、スイッチSW1,SW3,SW4は動作
を停止する。また、制御回路10は、制御信号C+2に
よりスイッチSW2を端子b側に制御する。これによ
り、デコーダ4には受信映像信号TVt(I)のみが映
像信号DECe(I)として入力されるようになり、ま
たTV2には映像信号TVe(I)および音声信号TV
e(A)が入力されなくなる。
【0042】逆に、VTR3の主電源がOFFからON
に変化すると(ユーザがVTR3の主電源をONする
と)、制御回路10は、電源回路11,13、14を立
ち上げることにより電源Vcc1,Vcc3、Vcc4
をONさせ、また制御信号C+1およびC+2によりス
イッチSW1〜SW4を端子b側に制御する。これによ
り、TV2には、映像信号VTR(I)が映像信号TV
e(I)として入力され、音声信号VTR(A)が音声
信号TVe(A)として入力されるようになる。
【0043】また、デコード情報DEC(C)がHであ
るときには、VTR3の主電源のON/OFFに関わら
ず、制御回路10は、電源Vcc1〜Vcc4をONさ
せ、また制御信号C+1およびC+2によりスイッチS
W1〜SW4を端子b側に制御する。これにより、TV
2には、デコード映像信号DEC(I)が映像信号TV
e(I)として入力され、またデコード音声信号DEC
(A)が音声信号TVe(A)として入力される。
【0044】このように実施の形態1では、スイッチS
W1〜SW4にそれぞれ対応する電源回路11〜14を
設け、制御回路10によりスイッチSW1〜SW4の電
源を個別に制御できる構成とし、VTR3の主電源がO
FFであり、デコード情報DEC(C)がLであるとき
に、スイッチSW2の電源Vcc2のみをONさせ、ス
イッチSW1,SW3,SW4の電源Vcc1,Vcc
3,Vcc4をOFFさせることにより、デコーダ4が
デコーダ入力映像信号DECe(I)を監視できるよう
にしておき、映像信号DECe(I)がスクランブル信
号になり、デコーダ4がデコード情報DEC(C)をH
にすると、電源Vcc1,Vcc3,Vcc4をONさ
せ、スイッチSW1,SW3,SW4に電源を供給する
ようにしている。つまり、VTR3の主電源がOFFの
ときに、デコーダ入力映像信号DECe(I)がスクラ
ンブル信号であるか否かに従って、不要なスイッチには
電源を供給せず、電源を供給するスイッチを必要最小限
に抑えているので、VTR3の主電源がOFFのときに
も全てのスイッチSW1〜SW4に常時電源を供給する
従来の入出力切換装置よりも消費電力を抑えることがで
きる。
【0045】なお、上記実施の形態1では、第1ないし
第3の映像音声機器を、それぞれTV2、VTR3、デ
コーダ4としたが、本発明の映像音声機器はこれらに限
定されるものではない。また、上記実施の形態1では、
制御回路10はVTR3のON/OFFおよびデコード
情報DEC(C)に従って電源回路11〜14を制御し
たが、これら以外の情報に従って電源回路11〜14を
制御するようにしても良い。また、ある条件が満たされ
ているときに、時間単位でスイッチの電源をON/OF
Fするようにしても良い。
【0046】実施の形態2.実施の形態2の入出力切換
装置は、VTR3の主電源がOFFであり、デコード情
報DEC(C)がLであるときに、スイッチSW4のみ
に電源を供給し、デコーダ4にTV2の受信音声信号T
Vt(A)のみを入力するようにしたことにより、電源
を供給するスイッチを必要最小限に抑えたことを特徴と
するものである。実施の形態2の入出力切換装置の構成
は、図1に示す上記実施の形態1の入出力切換装置と同
じである。
【0047】図3は本発明の実施の形態2の入出力切換
装置の動作説明図であり、VTR3の主電源のON/O
FFおよびデコード情報DEC(C)のL/Hによる各
部の動作を示すものである。なお、VTR3の主電源が
ONであるときの動作、およびVTR3の主電源がOF
Fであり、デコード情報DEC(C)がHであるときの
動作は、上記実施の形態1と同じである。
【0048】図3において、VTR3の主電源がOFF
であり、TV2の受信映像信号TVt(I)および受信
音声信号TVt(A)がスクランブル信号でないとき
(デコーダ4から出力されるデコード情報DEC(C)
がLであるとき)には、制御回路10は、電源回路14
のみを動作させ、電源回路11〜13の動作を停止させ
る。従って、電源Vcc4のみON、電源Vcc1〜V
cc3はOFFとなり、スイッチSW4のみ動作してい
る。また、制御回路10は、制御信号C+2によりスイ
ッチSW4を端子b側に制御する。スイッチSW2は動
作を停止しており、スイッチSW4は動作しているの
で、デコーダ4には、TV2の受信音声信号TVt
(A)のみが音声信号DECe(A)として入力され、
映像信号DECe(I)は入力されない。また、スイッ
チSW1およびSW3は動作を停止しているので、TV
2には映像信号TVe(I)および音声信号TVe
(A)は入力されない。
【0049】次に、VTR3の主電源がOFFであると
きに、受信映像信号TVt(I)および受信音声信号T
Vt(I)がスクランブル信号になり、従ってデコーダ
4に入力される音声信号DECe(A)がスクランブル
信号になると、デコーダ4は、デコード情報DEC
(C)をLからHに変化させる。デコード情報DEC
(C)がHになると、制御回路10は、電源回路11〜
13を立ち上げることにより電源Vcc1〜Vcc3を
ONさせる。電源Vcc4は既にONされているので、
電源Vcc1〜Vcc3のONにより、スイッチSW1
〜SW4は全て動作を開始する。また、制御回路10
は、制御信号C+1およびC+2によりスイッチSW1
〜SW4を端子b側に制御する。また制御信号C+2に
よりスイッチSW2およびSW4を端子b側に制御す
る。スイッチSW2およびSW4の動作開始により、ス
クランブルのかかった受信映像信号TVt(I)が映像
信号DECe(I)として、またスクランブルのかかっ
た音声信号TVt(A)が音声信号DECe(A)とし
て、それぞれデコーダ4に入力されるようになり、デコ
ーダ4は、スクランブルがかかった映像信号DECe
(I)および音声信号DECe(A)をデコードし、デ
コード映像信号DEC(I)およびデコード音声信号D
EC(A)を出力する。また、スイッチSW1およびS
W3は端子b側に制御されるので、TV2には、デコー
ド映像信号DEC(I)が映像信号TVe(I)として
入力され、またデコード音声信号DEC(A)が音声信
号TVe(A)として入力されるようになる。
【0050】このように実施の形態2では、スイッチS
W1〜SW4にそれぞれ対応する電源回路11〜14を
設け、制御回路10によりスイッチSW1〜SW4の電
源を個別に制御できる構成とし、VTR3の主電源がO
FFであり、デコード情報DEC(C)がLであるとき
に、スイッチSW4の電源Vcc4のみをONさせ、ス
イッチSW1〜SW3の電源Vcc1〜Vcc3をOF
Fさせることにより、デコーダ4がデコーダ入力音声信
号DECe(A)を監視できるようにしておき、音声信
号DECe(A)がスクランブル信号になり、デコーダ
4がデコード情報DEC(C)をHにすると、電源Vc
c1〜Vcc3をONさせ、スイッチSW1〜SW3に
電源を供給するようにしている。つまり、VTR3の主
電源がOFFのときに、デコーダ入力音声信号DECe
(A)がスクランブル信号であるか否かに従って、不要
なスイッチには電源を供給せず、電源を供給するスイッ
チを必要最小限に抑えているので、VTR3の主電源が
OFFのときにも全てのスイッチSW1〜SW4に常時
電源を供給する従来の入出力切換装置よりも消費電力を
抑えることができる。
【0051】実施の形態3.実施の形態3の入出力切換
装置は、VTR3の主電源がOFFであり、デコード情
報DEC(C)がLであるときに、スイッチSW2およ
びSW4のみに電源を供給するようにしたことにより、
電源を供給するスイッチを必要最小限に抑えたことを特
徴とするものである。実施の形態3の入出力切換装置の
構成は、図1に示す上記実施の形態1の入出力切換装置
と同じである。
【0052】図4は本発明の実施の形態3の入出力切換
装置の動作説明図であり、VTR3の主電源のON/O
FFおよびデコード情報DEC(C)のL/Hによる各
部の動作を示すものである。なお、VTR3の主電源が
ONであるときの動作、およびVTR3の主電源がOF
Fであり、デコード情報DEC(C)がHであるときの
動作は、上記実施の形態1と同じである。
【0053】図4において、VTR3の主電源がOFF
であり、TV2の受信映像信号TVt(I)および受信
音声信号TVt(A)がスクランブル信号でないとき
(デコーダ4から出力されるデコード情報DEC(C)
がLであるとき)には、制御回路10は、電源回路12
および14を動作させ、電源回路11および13の動作
を停止させる。従って、電源Vcc2およびVcc4は
ON、電源Vcc1およびVcc3はOFFとなり、ス
イッチSW2およびSW4のみ動作している。また、制
御回路10は、制御信号C+2によりスイッチSW2お
よびSW4を端子b側に制御する。デコーダ4には、受
信映像信号TVt(I)が映像信号DECe(I)とし
て入力され、また受信音声信号TVt(A)が音声信号
DECe(A)として入力される。また、スイッチSW
1およびSW3は動作を停止しているので、TV2には
映像信号TVe(I)および音声信号TVe(A)は入
力されない。
【0054】次に、VTR3の主電源がOFFであると
きに、受信映像信号TVt(I)および受信音声信号T
Vt(I)がスクランブル信号になり、従ってデコーダ
4に入力される映像信号DECe(I)および音声信号
DECe(A)がスクランブル信号になると、デコーダ
4は、デコード情報DEC(C)をLからHに変化させ
るとともに、デコード映像信号DEC(I)およびデコ
ード音声信号DEC(A)を出力する。デコード情報D
EC(C)がHになると、制御回路10は、電源回路1
1および13を立ち上げることにより電源Vcc1およ
びVcc3をONする。電源Vcc2およびVcc4は
既にONされているので、電源Vcc1およびVcc3
のONにより、スイッチSW1〜SW4は全て動作を開
始する。また、制御回路10は、制御信号C+1により
スイッチSW1およびSW3を端子b側に制御する。こ
れにより、TV2には、デコード映像信号DEC(I)
が映像信号TVe(I)として入力され、またデコード
音声信号DEC(A)が音声信号TVe(A)として入
力されるようになる。
【0055】このように実施の形態3では、スイッチS
W1〜SW4にそれぞれ対応する電源回路11〜14を
設け、制御回路10によりスイッチSW1〜SW4の電
源を個別に制御できる構成とし、VTR3の主電源がO
FFであり、デコード情報DEC(C)がLであるとき
に、スイッチSW2およびSW4の電源Vcc2および
Vcc4をONさせ、スイッチSW1およびSW3の電
源Vcc1およびVcc3をOFFさせることにより、
デコーダ4がデコーダ入力信号DECe(I),DEC
e(A)を監視できるようにしておき、デコーダ入力信
号DECe(I),DECe(A)がスクランブル信号
になり、デコーダ4がデコード情報DEC(C)をHに
すると、電源Vcc1およびVcc3をONさせ、スイ
ッチSW1およびSW3に電源を供給するようにしてい
る。つまり、VTR3の主電源がOFFのときに、デコ
ーダ入力信号DECe(I),DECe(A)がスクラ
ンブル信号であるか否かに従って、不要なスイッチには
電源を供給せず、電源を供給するスイッチを必要最小限
に抑えているので、VTR3の主電源がOFFのときに
も全てのスイッチSW1〜SW4に常時電源を供給する
従来の入出力切換装置よりも消費電力を抑えることがで
きる。
【0056】実施の形態4.実施の形態4の入出力切換
装置は、上記実施の形態1において、VTR3の主電源
がONであり、デコード情報DEC(C)がLであると
きに、スイッチSW4に対する電源供給を停止するよう
にしたことを特徴とするものである。実施の形態4の入
出力切換装置の構成は、図1に示す上記実施の形態1の
入出力切換装置と同じである。
【0057】図5は本発明の実施の形態4の入出力切換
装置の動作説明図であり、VTR3の主電源のON/O
FFおよびデコード情報DEC(C)のL/Hによる各
部の動作を示すものである。なお、VTR3の主電源が
OFFであるときの動作、およびVTR3の主電源がO
Nであり、デコード情報DEC(C)がHであるときの
動作は、上記実施の形態1と同じである。また、以下の
動作説明では、チューナ設定はTVチューナ6になって
いるものとする。
【0058】図5において、VTR3の主電源がONで
あり、TV2の受信映像信号TVt(I)および受信音
声信号TVt(A)がスクランブル信号でないとき(デ
コーダ4から出力されるデコード情報DEC(C)がL
であるとき)には、制御回路10は、電源回路11〜1
3を動作させ、電源回路14の動作を停止させる。従っ
て、電源Vcc1〜Vcc3はON、電源Vcc4はO
FFとなり、スイッチSW4のみ動作を停止している。
また、制御回路10は、制御信号C+1によりスイッチ
SW1およびSW3を端子a側に制御し、制御信号C+
2によりスイッチSW2を端子b側に制御する。スイッ
チSW1およびSW3が端子a側に制御されているの
で、TV2には、映像信号VTR(I)が映像信号TV
e(I)として入力され、また音声信号VTR(A)が
音声信号TVe(A)として入力される。また、スイッ
チSW2は端子b側に制御されており、スイッチSW4
は動作を停止しているので、デコーダ4には、受信映像
信号TVt(I)のみが映像信号DECe(I)として
入力される。
【0059】次に、VTR3の主電源がONであるとき
に、受信映像信号TVt(I)および受信音声信号TV
t(I)がスクランブル信号になり、従ってデコーダ4
に入力される映像信号DECe(I)がスクランブル信
号になると、デコーダ4は、デコード情報DEC(C)
をLからHに変化させる。デコード情報DEC(C)が
Hになると、制御回路10は、電源回路14を立ち上げ
ることにより電源Vcc4をONする。電源Vcc1〜
Vcc3は既にONされているので、電源Vcc4のO
Nにより、スイッチSW1〜SW4は全て動作を開始す
る。また、制御回路10は、制御信号C+1を変化させ
ることによりスイッチSW1およびSW3を端子b側に
制御し、また制御信号C+2によりスイッチSW2およ
びSW4を端子b側に制御する。スイッチSW2および
SW4の動作開始により、スクランブルのかかった受信
映像信号TVt(I)が映像信号DECe(I)とし
て、またスクランブルのかかった音声信号TVt(A)
が音声信号DECe(A)として、それぞれデコーダ4
に入力されるようになり、デコーダ4は、スクランブル
がかかった映像信号DECe(I)および音声信号DE
Ce(A)をデコードし、デコード映像信号DEC
(I)およびデコード音声信号DEC(A)を出力す
る。また、スイッチSW1およびSW3は端子b側に制
御されるので、TV2には、デコード映像信号DEC
(I)が映像信号TVe(I)として入力され、またデ
コード音声信号DEC(A)が音声信号TVe(A)と
して入力されるようになる。
【0060】このように実施の形態4では、スイッチS
W1〜SW4にそれぞれ対応する電源回路11〜14を
設け、制御回路10によりスイッチSW1〜SW4の電
源を個別に制御できる構成とし、VTR3の主電源がO
FFであり、デコード情報DEC(C)がLであるとき
に、スイッチSW2の電源Vcc2のみをONさせ、ス
イッチSW1,SW3,SW4の電源Vcc1,Vcc
3,Vcc4をOFFさせることにより、デコーダ4が
デコーダ入力映像信号DECe(I)を監視できるよう
にしておき、映像信号DECe(I)がスクランブル信
号になり、デコーダ4がデコード情報DEC(C)をH
にすると、電源Vcc1,Vcc3,Vcc4をONさ
せ、スイッチSW1,SW3,SW4に電源を供給する
ようにしている。さらに、VTR3の主電源がONであ
り、デコード情報DEC(C)がLであるときに、スイ
ッチSW4の電源Vcc4をOFFさせ、映像信号DE
Ce(I)がスクランブル信号になり、デコーダ4がデ
コード情報DEC(C)をHにすると、電源Vcc4を
ONさせ、スイッチSW4に電源を供給するようにして
いる。つまり、VTR3の主電源がOFFのときおよび
ONのときに、デコーダ入力映像信号DECe(I)が
スクランブル信号であるか否かに従って、不要なスイッ
チには電源を供給せず、電源を供給するスイッチを必要
最小限に抑えているので、全てのスイッチSW1〜SW
4に常時電源を供給する従来の入出力切換装置よりも消
費電力を抑えることができる。
【0061】実施の形態5.実施の形態5の入出力切換
装置は、上記実施の形態2において、VTR3の主電源
がONであり、デコード情報DEC(C)がLであると
きに、スイッチSW2に対する電源供給を停止するよう
にしたことを特徴とするものである。実施の形態5の入
出力切換装置の構成は、図1に示す上記実施の形態1の
入出力切換装置と同じである。
【0062】図6は本発明の実施の形態5の入出力切換
装置の動作説明図であり、VTR3の主電源のON/O
FFおよびデコード情報DEC(C)のL/Hによる各
部の動作を示すものである。なお、VTR3の主電源が
OFFであるときの動作、およびVTR3の主電源がO
Nであり、デコード情報DEC(C)がHであるときの
動作は、上記実施の形態2と同じである。また、以下の
動作説明では、チューナ設定はTVチューナ6になって
いるものとする。
【0063】図6において、VTR3の主電源がONで
あり、TV2の受信映像信号TVt(I)および受信音
声信号TVt(A)がスクランブル信号でないとき(デ
コーダ4から出力されるデコード情報DEC(C)がL
であるとき)には、制御回路10は、電源回路11,1
3,14を動作させ、電源回路12の動作を停止させ
る。従って、電源Vcc1,Vcc3,Vcc4はO
N、電源Vcc2はOFFとなり、スイッチSW2のみ
動作を停止している。また、制御回路10は、制御信号
C+1によりスイッチSW1およびSW3を端子a側に
制御し、制御信号C+2によりスイッチSW4を端子b
側に制御する。スイッチSW1およびSW3が端子a側
に制御されているので、TV2には、映像信号VTR
(I)が映像信号TVe(I)として入力され、また音
声信号VTR(A)が音声信号TVe(A)として入力
される。また、スイッチSW2は動作を停止しており、
スイッチSW4は端子b側に制御されているので、デコ
ーダ4には、受信音声信号TVt(A)のみが音声信号
DECe(A)として入力される。
【0064】次に、VTR3の主電源がONであるとき
に、受信映像信号TVt(I)および受信音声信号TV
t(I)がスクランブル信号になり、従ってデコーダ4
に入力される音声信号DECe(A)がスクランブル信
号になると、デコーダ4は、デコード情報DEC(C)
をLからHに変化させる。デコード情報DEC(C)が
Hになると、制御回路10は、電源回路12を立ち上げ
ることにより電源Vcc2をONする。電源Vcc1,
Vcc3,Vcc4は既にONされているので、電源V
cc2のONにより、スイッチSW1〜SW4は全て動
作を開始する。また、制御回路10は、制御信号C+1
を変化させることによりスイッチSW1およびSW3を
端子b側に制御し、また制御信号C+2によりスイッチ
SW2およびSW4を端子b側に制御する。スイッチS
W2およびSW4の動作開始により、スクランブルのか
かった受信映像信号TVt(I)が映像信号DECe
(I)として、またスクランブルのかかった音声信号T
Vt(A)が音声信号DECe(A)として、それぞれ
デコーダ4に入力されるようになり、デコーダ4は、ス
クランブルがかかった映像信号DECe(I)および音
声信号DECe(A)をデコードし、デコード映像信号
DEC(I)およびデコード音声信号DEC(A)を出
力する。また、スイッチSW1およびSW3は端子b側
に制御されるので、TV2には、デコード映像信号DE
C(I)が映像信号TVe(I)として入力され、また
デコード音声信号DEC(A)が音声信号TVe(A)
として入力されるようになる。
【0065】このように実施の形態5では、スイッチS
W1〜SW4にそれぞれ対応する電源回路11〜14を
設け、制御回路10によりスイッチSW1〜SW4の電
源を個別に制御できる構成とし、VTR3の主電源がO
FFであり、デコード情報DEC(C)がLであるとき
に、スイッチSW4の電源Vcc4のみをONさせ、ス
イッチSW1〜SW3の電源Vcc1〜Vcc3をOF
Fさせることにより、デコーダ4がデコーダ入力音声信
号DECe(A)を監視できるようにしておき、音声信
号DECe(A)がスクランブル信号になり、デコーダ
4がデコード情報DEC(C)をHにすると、電源Vc
c1〜Vcc3をONさせ、スイッチSW1〜SW3に
電源を供給するようにしている。さらに、VTR3の主
電源がONであり、デコード情報DEC(C)がLであ
るときに、スイッチSW2の電源Vcc2をOFFさ
せ、音声信号DECe(A)がスクランブル信号にな
り、デコーダ4がデコード情報DEC(C)をHにする
と、電源Vcc2をONさせ、スイッチSW2に電源を
供給するようにしている。つまり、VTR3の主電源が
OFFのときおよびONのときに、デコーダ入力音声信
号DECe(A)がスクランブル信号であるか否かに従
って、不要なスイッチには電源を供給せず、電源を供給
するスイッチを必要最小限に抑えているので、全てのス
イッチSW1〜SW4に常時電源を供給する従来の入出
力切換装置よりも消費電力を抑えることができる。
【0066】実施の形態6.図7は本発明の実施の形態
6の入出力切換装置の構成図である。図7の入出力切換
装置21は、TV22(第1の映像音声機器)とVTR
23(第2の映像音声機器)とデコーダ24(第3映像
音声機器)により構成される映像音声システムにおける
映像音声機器間の映像信号および音声信号の入出力を切
り換えるものであり、VTR22内に設けられている。
この入出力切換装置21は、HIFIなどの2チャンネ
ルの音声信号に対応することを特徴とするものである。
なお、図7において、図1と同じものには同じ符号を付
してある。
【0067】デコーダ24は、図1のデコーダ4におい
て、入力されたスクランブル音声信号を2チャンネルの
音声信号にデコードするようにしたものであり、第1チ
ャンネル用のデコーダ入力音声信号DECe(A)−a
の入力端子と、第2チャンネル用のデコーダ入力音声信
号DECe(A)−b(上記のDECe(A)−aと同
じ信号)の入力端子と、第1チャンネルのデコード音声
信号DEC(A)−aの出力端子と、第2チャンネルの
デコード音声信号DEC(A)−bの出力端子とを備え
ている。また、TV22は、図1のTV2において、2
チャンネルの外部入力音声信号に対応するようにしたも
のであり、第1チャンネルの音声信号TVe(A)−a
の入力端子と、第1チャンネルの音声信号TVe(A)
−bの入力端子とを備えている。
【0068】VTR23は、図1のVTR3において、
入出力切換装置1を2チャンネル音声信号対応の入出力
切換装置21としたものである。入出力切換装置21
は、図1の入出力切換装置1において、2チャンネルの
音声信号に対応するために、スイッチSW3を2個設け
てSW3−aおよびSW3−bとし、またスイッチSW
4を2個設けてSW4−aおよびSW4−bとしたもの
である。
【0069】スイッチSW4−aおよびSW4−bは、
電源Vcc4が供給されているときに動作する。スイッ
チSW4−aは、制御信号C+2に従って受信音声信号
VTRt(A)またはTVt(A)のいずれかを第1チ
ャンネル用の音声信号DECe(A)−aとして出力す
る。スイッチSW4−bは、制御信号C+2に従って受
信音声信号VTRt(A)またはTVt(A)のいずれ
かを第2チャンネル用の音声信号DECe(A)−bと
して出力する。つまり、音声信号DECe(A)−aお
よびDECe(A)−bは、受信音声信号VTRt
(A)を分岐した信号または受信音声信号TVt(A)
を分岐した信号である。また、スイッチSW3−aおよ
びSW3−bは、電源Vcc3が供給されているときに
動作する。スイッチSW3−aは、制御信号C+1に従
って音声信号VTR(A)または第1チャンネルのデコ
ード音声信号DEC(A)−aのいずれかを第1チャン
ネルの音声信号TVe(A)−aとして出力する。スイ
ッチSW3−bは、制御信号C+1に従って音声信号V
TR(A)または第2チャンネルのデコード音声信号D
EC(A)−bのいずれかを第2チャンネルの音声信号
TVe(A)−aとして出力する。
【0070】図8は本発明の実施の形態6の入出力切換
装置の動作説明図であり、VTR23の主電源のON/
OFFおよびデコード情報DEC(C)のL/Hによる
各部の動作を示すものである。制御回路10および電源
回路11〜14による電源Vcc11〜Vcc14のO
N/OFF動作は、上記実施の形態1と同じである。従
ってスイッチSW1およびSW2の動作は、上記実施の
形態1と同じである。また、スイッチSW3−aおよび
SW3−bの動作は上記実施の形態1のスイッチSW3
と同じであり、スイッチSW4−aおよびSW4−bの
動作は上記実施の形態1のスイッチSW4と同じであ
る。
【0071】例えば、図8において、VTR23の主電
源がOFFであり、TV22の受信映像信号TVt
(I)および受信音声信号TVt(A)がスクランブル
信号であるとき(デコード情報DEC(C)がHである
とき)には、制御回路10は、電源回路11〜14を全
て動作させる。従って、電源Vcc1〜Vcc4は全て
ONとなり、スイッチSW1,SW2,SW3−a,S
W3−b,SW4−a,SW4−aは全て動作してい
る。また、制御回路10は、制御信号C+1によりスイ
ッチSW1,SW3−a,SW3−bを端子b側に制御
し、制御信号C+2によりスイッチSW2,SW4−
a,SW4−bを端子b側に制御する。スイッチSW
2,SW4−a,SW4−bにより、デコーダ24に
は、スクランブルのかかった受信映像信号TVt(I)
が映像信号DECe(I)として入力され、またスクラ
ンブルのかかった受信音声信号TVt(A)が音声信号
DECe(A)−aおよびDECe(A)−bとして入
力される。デコーダ24は、デコード映像信号DEC
(I)をスイッチSW1に出力し、デコード音声信号D
EC(A)−aをスイッチSW3−aに出力し、またデ
コード音声信号DEC(A)−bをスイッチSW3−b
に出力する。スイッチSW1,SW3−a,SW3−b
は端子b側に制御されているので、TV22には、デコ
ード映像信号DEC(I)が映像信号TVe(I)とし
て入力され、第1チャンネルのデコード音声信号DEC
(A)−aが第1チャンネルの音声信号TVe(A)−
aとして入力され、また第2チャンネルのデコード音声
信号DEC(A)−bが第2チャンネルの音声信号TV
e(A)−bとして入力される。
【0072】次に、VTR23の主電源がOFFである
ときに、受信映像信号TVt(I)および受信音声信号
TVt(I)がスクランブルのかかっていない信号にな
り、デコード情報DEC(C)がHからLに変化する
と、制御回路10は、電源回路11,13、14を立ち
下げることにより電源Vcc1,Vcc3、Vcc4を
OFFする。これにより、スイッチSW1,SW3−
a,SW3−b,SW4−a,SW4−bは動作を停止
する。スイッチSW4−aおよびSW4−bの動作停止
により、デコーダ24には受信映像信号TVt(I)の
みが映像信号DECe(I)として入力されるようにな
る。また、スイッチSW1,SW3−a,SW3−bの
動作停止により、TV22には映像信号TVe(I)お
よび音声信号TVe(A)−a,TVe(A)−bが入
力されなくなる。
【0073】このように実施の形態6では、デコーダ4
に映像信号を出力するためのスイッチSW2と、デコー
ダ4に2チャンネル用の音声信号を出力するためのスイ
ッチSW4−aおよびSW4−bと、TV2に映像信号
を出力するためのスイッチSW1と、TV2に2チャン
ネルの音声信号を出力するためのスイッチSW3−aお
よびSW3−bとにそれぞれ電源を供給する電源回路1
1〜14を設け、制御回路10により、スイッチSW1
の電源Vcc1、スイッチSW2の電源Vcc2、スイ
ッチSW3−aおよびSW3−bの電源Vcc3、スイ
ッチSW4−aおよびSW4−bの電源Vcc4を個別
に制御できる構成とし、VTR3の主電源がOFFであ
り、デコード情報DEC(C)がLであるときに、電源
Vcc2のみをONさせ、電源Vcc1,Vcc3,V
cc4をOFFさせるようにしたことにより、デコーダ
4がデコーダ入力映像信号DECe(I)を監視できる
ようにしておき、映像信号DECe(I)がスクランブ
ル信号になり、デコーダ4がデコード情報DEC(C)
をHにすると、電源Vcc1,Vcc3,Vcc4をO
Nさせ、スイッチSW1,SW3−a,SW4−a,S
W4−bに電源を供給するようにしている。つまり、2
チャンネルの音声信号の入出力に対応できるとともに、
VTR3の主電源がOFFのときに、デコーダ入力映像
信号DECe(I)がスクランブル信号であるか否かに
従って、不要なスイッチには電源を供給せず、電源を供
給するスイッチを必要最小限に抑えているので、VTR
3の主電源がOFFのときにも全てのスイッチSW1〜
SW4に常時電源を供給する従来の入出力切換装置より
も消費電力を抑えることができる。
【0074】なお、上記実施の形態6は、本発明の2チ
ャンネル音声信号対応の入出力切換装置21を上記実施
の形態1の適用したものであったが、本発明の入出力切
換装置21を上記実施の形態2ないし5に適用すること
も可能である。
【0075】実施の形態7.図9は本発明の実施の形態
7の入出力切換装置の構成図である。図9の入出力切換
装置31は、TV2(第1の映像音声機器)とVTR3
2(第2の映像音声機器)とデコーダ4(第3映像音声
機器)により構成される映像音声システムにおける映像
音声機器間の映像信号および音声信号の入出力を切り換
えるものであり、VTR32内に設けられている。VT
R32は、図1のVTR3において、入出力切換装置1
を入出力切換装置31としたものである。入出力切換装
置31は、図1の入出力切換装置1において、映像信号
検知回路33を設け、制御回路10を制御回路30とし
たものである。なお、図9において、図1と同じものに
は同じ符号を付してある。
【0076】映像信号検知回路33は、TV2から受信
映像信号TVt(I)が入力されているか否かを検知
し、受信映像信号TVt(I)が入力されているとき
に、検知情報DETを制御回路30に出力する。検知情
報DETは、ここでは、TV2から受信映像信号TVt
(I)が入力されていないときにLとなり、受信映像信
号TVt(I)が入力されているときにHとなるものと
する。
【0077】制御回路30は、図1の制御回路10にお
いて、VTR32の主電源のON/OFF、デコード情
報DEC(C)、および検知情報DETに従って、電源
回路11〜14によりスイッチSW1〜SW4に電源を
供給するか否かを個別に制御するようにしたものであ
る。
【0078】図10は本発明の実施の形態7の入出力切
換装置の動作説明図であり、VTR32の主電源のON
/OFF、デコード情報DEC(C)のL/H、および
検知情報DETのL/Hによる各部の動作を示すもので
ある。制御回路30が検知情報DETに従って電源回路
11〜14を制御するのは、VTR32の主電源がOF
Fであり、デコード情報DEC(C)がLであるときだ
けである。VTR32の主電源がONであるときの動
作、およびVTR32の主電源がOFFであり、デコー
ド情報DEC(C)がHであるときの動作は、上記実施
の形態1と同じである。
【0079】図10において、VTR32の主電源がO
FFであり、TV2から入出力切換装置31に受信映像
信号TVt(I)および受信音声信号TVt(A)が入
力されてないときには、映像信号検知回路33により検
知情報DETはLになる。また、デコーダ4には、スイ
ッチSW2およびSW4が動作しているか否かに関わら
ず、映像信号DECe(I)および音声信号DECe
(A)は入力されないので、デコード情報DEC(C)
はLになる。このとき、制御回路30は、全ての電源回
路11〜14の動作を停止させる。従って、電源Vcc
1〜Vcc4は全てOFFとなり、スイッチSW1〜S
W4は全て動作を停止している。これにより、TV2に
は、映像信号TVe(I)および音声信号TVe(A)
は入力されない。
【0080】次に、VTR32の主電源がOFFである
ときに、ユーザがTV2の主電源をONし、受信映像信
号TVt(I)および受信音声信号TVt(I)が入出
力切換装置31に入力されるようになると、映像信号検
知回路33は受信映像信号TVt(I)が入力されるよ
うになったことを検知し、検知情報DETをLからHに
変化させる。検知情報DETがHになると、制御回路3
0は、電源回路12を立ち上げることにより電源Vcc
2をONさせ、また制御信号C+2によりスイッチSW
2を端子b側に制御する。これにより、デコーダ4に
は、TV2の受信映像信号TVt(I)が映像信号DE
Ce(I)として入力されるようになる。
【0081】デコーダ4に入力されるようになった上記
の受信映像信号TVt(I)がスクランブル信号でなけ
れば、デコード情報DEC(C)はLのままであり、ス
イッチSW1およびSW3は動作を停止したままである
ので、TV2には映像信号TVe(I)および音声信号
TVe(A)が入力されない。
【0082】また、デコーダ4に入力されるようになっ
た上記の受信映像信号TVt(I)がスクランブル信号
であれば、デコーダ4はデコード情報DEC(C)をL
からHに変化させる。デコード情報DEC(C)がHに
なると、制御回路30は、電源回路11,13、14を
立ち上げることにより電源Vcc1,Vcc3、Vcc
4をONさせる。電源Vcc2は既にONされているの
で、電源Vcc1,Vcc3、Vcc4のONにより、
スイッチSW1〜SW4は全て動作を開始する。また、
制御回路30は、制御信号C+1およびC+2によりス
イッチSW1〜SW4を端子b側に制御する。スイッチ
SW2およびSW4の動作開始により、スクランブルの
かかった受信映像信号TVt(I)が映像信号DECe
(I)として、またスクランブルのかかった音声信号T
Vt(A)が音声信号DECe(A)として、それぞれ
デコーダ4に入力されるようになり、デコーダ4は、ス
クランブルがかかった映像信号DECe(I)および音
声信号DECe(A)をデコードし、デコード映像信号
DEC(I)およびデコード音声信号DEC(A)を出
力する。また、スイッチSW1およびSW3により、T
V2には、デコード映像信号DEC(I)が映像信号T
Ve(I)として入力され、またデコード音声信号DE
C(A)が音声信号TVe(A)として入力されるよう
になる。
【0083】このように実施の形態7では、スイッチS
W1〜SW4にそれぞれ対応する電源回路11〜14、
およびTV2の受信映像信号TVt(I)を検知する映
像信号検知回路33を設け、制御回路30によりスイッ
チSW1〜SW4の電源を個別に制御できる構成とし、
VTR32の主電源がOFFであり、検知情報DETが
Lであるときに、スイッチSW1〜SW4の電源Vcc
1〜Vcc4を全てOFFさせ、受信映像信号TVt
(I)が入力されるようになり、映像信号検知回路33
が検知情報DETをHにすると、電源Vcc2のみをO
Nさせることにより、デコーダ4がデコーダ入力映像信
号DECe(I)を監視できるようにしている。つま
り、VTR3の主電源がOFFのときに、TV受信映像
信号TVt(I)が入力されているか否か、およびデコ
ーダ入力映像信号DECe(I)がスクランブル信号で
あるか否かに従って、不要なスイッチには電源を供給せ
ず、電源を供給するスイッチを必要最小限に抑えている
ので、VTR3の主電源がOFFのときにも全てのスイ
ッチSW1〜SW4に常時電源を供給する従来の入出力
切換装置よりも消費電力を抑えることができる。
【0084】実施の形態 8.図11は本発明の実施の
形態8の入出力切換装置の構成図である。図11の入出
力切換装置41は、TV2(第1の映像音声機器)とV
TR42(第2の映像音声機器)とデコーダ4(第3映
像音声機器)により構成される映像音声システムにおけ
る映像音声機器間の映像信号および音声信号の入出力を
切り換えるものであり、VTR42内に設けられてい
る。VTR42は、図1のVTR3において、入出力切
換装置1を入出力切換装置31としたものである。入出
力切換装置41は、図9の入出力切換装置31におい
て、映像信号検知回路33を音声信号検知回路43とし
たものである。なお、図11において、図1または図9
と同じものには同じ符号を付してある。
【0085】音声信号検知回路43は、TV2から受信
音声信号TVt(A)が入力されているか否かを検知
し、受信音声信号TVt(A)が入力されているとき
に、検知情報DETを制御回路30に出力する。検知情
報DETは、ここでは、TV2から受信音声信号TVt
(A)が入力されていないときにLとなり、受信音声信
号TVt(A)が入力されているときにHとなるものと
する。
【0086】図12は本発明の実施の形態8の入出力切
換装置の動作説明図であり、VTR42の主電源のON
/OFF、デコード情報DEC(C)のL/H、および
検知情報DETのL/Hによる各部の動作を示すもので
ある。制御回路30が検知情報DETに従って電源回路
11〜14を制御するのは、VTR42の主電源がOF
Fであり、デコード情報DEC(C)がLであるときだ
けである。VTR42の主電源がONであるときの動
作、およびVTR42の主電源がOFFであり、デコー
ド情報DEC(C)がHであるときの動作は、上記実施
の形態2と同じである。
【0087】図12において、VTR42の主電源がO
FFであり、TV2から入出力切換装置41に受信映像
信号TVt(I)および受信音声信号TVt(A)が入
力されてないときには、音声信号検知回路43により検
知情報DETはLになる。また、デコーダ4には、スイ
ッチSW2およびSW4が動作しているか否かに関わら
ず、映像信号DECe(I)および音声信号DECe
(A)が入力されないので、デコード情報DEC(C)
はLになる。このとき、制御回路30は、全ての電源回
路11〜14の動作を停止させる。従って、電源Vcc
1〜Vcc4は全てOFFとなり、スイッチSW1〜S
W4は全て動作を停止している。これにより、TV2に
は、映像信号TVe(I)および音声信号TVe(A)
は入力されない。
【0088】次に、VTR42の主電源がOFFである
ときに、ユーザがTV2の主電源をONし、受信映像信
号TVt(I)および受信音声信号TVt(A)が入出
力切換装置41に入力されるようになると、音声信号検
知回路43は受信音声信号TVt(A)が入力されるよ
うになったことを検知し、検知情報DETをLからHに
変化させる。検知情報DETがHになると、制御回路3
0は、電源回路14を立ち上げることにより電源Vcc
4をONさせ、また制御信号C+2によりスイッチSW
4を端子b側に制御する。これにより、デコーダ4に
は、TV2の受信音声信号TVt(A)が音声信号DE
Ce(A)として入力されるようになる。
【0089】デコーダ4に入力されるようになった上記
の受信音声信号TVt(A)がスクランブル信号でなけ
れば、デコード情報DEC(C)はLのままであり、ス
イッチSW1およびSW3は動作を停止したままである
ので、TV2には映像信号TVe(I)および音声信号
TVe(A)が入力されない。
【0090】また、デコーダ4に入力されるようになっ
た上記の受信音声信号TVt(A)がスクランブル信号
であれば、デコーダ4はデコード情報DEC(C)をL
からHに変化させる。デコード情報DEC(C)がHに
なると、制御回路30は、電源回路11〜13を立ち上
げることにより電源Vcc1〜Vcc3をONさせる。
電源Vcc4は既にONされているので、電源Vcc1
〜Vcc3のONにより、スイッチSW1〜SW4は全
て動作を開始する。また、制御回路30は、制御信号C
+1およびC+2によりスイッチSW1〜SW4を端子
b側に制御する。スイッチSW2およびSW4の動作開
始により、スクランブルのかかった受信映像信号TVt
(I)が映像信号DECe(I)として、またスクラン
ブルのかかった音声信号TVt(A)が音声信号DEC
e(A)として、それぞれデコーダ4に入力されるよう
になり、デコーダ4は、スクランブルがかかった映像信
号DECe(I)および音声信号DECe(A)をデコ
ードし、デコード映像信号DEC(I)およびデコード
音声信号DEC(A)を出力する。また、スイッチSW
1およびSW3により、TV2には、デコード映像信号
DEC(I)が映像信号TVe(I)として入力され、
またデコード音声信号DEC(A)が音声信号TVe
(A)として入力されるようになる。
【0091】このように実施の形態8によれば、スイッ
チSW1〜SW4にそれぞれ対応する電源回路11〜1
4、およびTV2の受信音声信号TVt(A)を検知す
る音声信号検知回路43を設け、制御回路30によりス
イッチSW1〜SW4の電源を個別に制御できる構成と
し、VTR42の主電源がOFFであり、検知情報DE
TがLであるときに、スイッチSW1〜SW4の電源V
cc1〜Vcc4を全てOFFさせ、受信音声信号TV
t(A)が入力されるようになり、音声信号検知回路4
3が検知情報DETをHにすると、電源Vcc4のみを
ONさせることにより、デコーダ4がデコーダ入力音声
信号DECe(A)を監視できるようにしている。つま
り、VTR3の主電源がOFFのときに、TV受信音声
信号TVt(A)が入力されているか否か、およびデコ
ーダ入力映像信号DECe(I)がスクランブル信号で
あるか否かに従って、不要なスイッチには電源を供給せ
ず、電源を供給するスイッチを必要最小限に抑えている
ので、VTR3の主電源がOFFのときにも全てのスイ
ッチSW1〜SW4に常時電源を供給する従来の入出力
切換装置よりも消費電力を抑えることができる。
【0092】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
記載の入出力切換装置によれば、第1ないし第3の出力
切換手段にそれぞれ電源を供給する第1ないし第3の電
源手段を設け、制御手段により第1ないし第3の電源手
段を個別に制御できる構成としたことにより、状況に応
じ、不要な出力切換手段には電源を供給せず、電源を供
給する出力切換手段を必要最小限に抑えることができる
ので、消費電力を低減することができるという効果があ
る。
【0093】請求項2記載の入出力切換装置によれば、
第2の映像音声機器の電源のON/OFFおよび復調情
報に従って第1ないし第3の電源手段を個別に制御する
ことにより、不要な出力切換手段には電源を供給せず、
電源を供給する出力切換手段を必要最小限に抑えること
ができるので、消費電力を低減することができるという
効果がある。
【0094】請求項3記載の入出力切換装置によれば、
第2の映像音声機器の電源がOFFであり、復調情報が
入力されていないときに、第1の出力切換手段の電源の
みをONし、第2および第3の出力切換手段の電源をO
FFするようにしたことにより、電源を供給する出力切
換手段を必要最小限に抑えることができるので、消費電
力を低減することができるという効果がある。
【0095】請求項4記載の入出力切換装置によれば、
第2の映像音声機器の電源がOFFであり、復調情報が
入力されていないときに、第2の出力切換手段の電源の
みをONし、第1および第3の出力切換手段の電源をO
FFするようにしたことにより、電源を供給する出力切
換手段を必要最小限に抑えることができるので、消費電
力を低減することができるという効果がある。
【0096】請求項5記載の入出力切換装置によれば、
第2の映像音声機器の電源がOFFであり、復調情報が
入力されていないときに、第1および第2の出力切換手
段の電源をONし、第3の出力切換手段の電源をOFF
するようにしたことにより、電源を供給する出力切換手
段を必要最小限に抑えることができるので、消費電力を
低減することができるという効果がある。
【0097】請求項6記載の入出力切換装置によれば、
第2の映像音声機器の電源がONであり、復調情報が入
力されていないときに、第1の出力切換手段の電源をO
FFするようにしたことにより、電源を供給する出力切
換手段を必要最小限に抑えることができるので、消費電
力を低減することができるという効果がある。
【0098】請求項7記載の入出力切換装置によれば、
第2の映像音声機器の電源がONであり、復調情報が入
力されていないときに、第2の出力切換手段の電源をO
FFするようにしたことにより、電源を供給する出力切
換手段を必要最小限に抑えることができるので、消費電
力を低減することができるという効果がある。
【0099】請求項8記載の入出力切換装置によれば、
第3の映像音声機器に映像信号を出力するための第1の
出力切換手段と、第3の映像音声機器に複数チャンネル
用の音声信号を出力するための第2の出力手段と、第1
の映像音声機器に映像信号および複数チャンネルの復調
音声信号を出力するための第3の出力切換手段とにそれ
ぞれ電源を供給する第1ないし第3の電源手段を設け、
制御手段により第1ないし第3の電源手段を個別に制御
できる構成としたことにより、複数チャンネルの音声信
号の入出力に対応できるとともに、電源を供給する出力
切換手段を必要最小限に抑えることができるので、消費
電力を低減することができるという効果がある。
【0100】請求項9記載の入出力切換装置によれば、
第1の映像音声機器から入力される映像信号または音声
信号を検知し、信号を検知しているときに検知情報を出
力する検知手段を設け、第2の映像音声機器の電源のO
N/OFF、復調情報、および検知情報に従って、第1
ないし第3の電源手段を個別に制御することにより、不
要な出力切換手段には電源を供給せず、電源を供給する
出力切換手段を必要最小限に抑えることができるので、
消費電力を低減することができるという効果がある。
【0101】請求項10記載の入出力切換装置によれ
ば、第2の映像音声機器の電源がOFFであり、復調情
報および映像信号の検知情報が入力されていないとき
に、第1ないし第3の出力切換手段の電源を全てOFF
するようにしたことにより、電源を供給する出力切換手
段を必要最小限に抑えることができるので、消費電力を
低減することができるという効果がある。
【0102】請求項11記載の入出力切換装置によれ
ば、第2の映像音声機器の電源がOFFであり、復調情
報および音声信号の検知情報が入力されていないとき
に、第1ないし第3の出力切換手段の電源を全てOFF
するようにしたことにより、電源を供給する出力切換手
段を必要最小限に抑えることができるので、消費電力を
低減することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1の入出力切換装置の構
成図である。
【図2】 本発明の実施の形態1の入出力切換装置の動
作説明図である。
【図3】 本発明の実施の形態2の入出力切換装置の動
作説明図である。
【図4】 本発明の実施の形態3の入出力切換装置の動
作説明図である。
【図5】 本発明の実施の形態4の入出力切換装置の動
作説明図である。
【図6】 本発明の実施の形態5の入出力切換装置の動
作説明図である。
【図7】 本発明の実施の形態6の入出力切換装置の構
成図である。
【図8】 本発明の実施の形態6の入出力切換装置の動
作説明図である。
【図9】 本発明の実施の形態7の入出力切換装置の構
成図である。
【図10】 本発明の実施の形態7の入出力切換装置の
動作説明図である。
【図11】 本発明の実施の形態8の入出力切換装置の
構成図である。
【図12】 本発明の実施の形態8の入出力切換装置の
動作説明図である。
【図13】 従来の入出力切換装置の構成図である。
【図14】 従来の入出力切換装置の動作説明図であ
る。
【符号の説明】
1,21,31,41 入出力切換装置、 2,22
テレビジョン受像機(TV)、 3,23,32,42
VTR、 4,24 デコーダ、 5 VTRチュー
ナ、 6 TVチューナ、 10,30,40 制御回
路、 11 電源回路(Vcc1)、 12 電源回路
(Vcc2)、 13 電源回路(Vcc3)、 14
電源回路(Vcc4)、 33 映像信号検知回路、
43音声信号検知回路、 SW1,SW2,SW3,
SW4,SW3−a,SW3−b,SW4−a,SW4
−b 切換スイッチ、 C+1,C+2 スイッチ制御
信号、 DEC(C) デコード情報、 DECe
(I) デコーダ入力映像信号、 DECe(A),D
ECe(A)−a,DECe(A)−b デコーダ入力
音声信号、 DEC(I) デコード映像信号、 DE
C(A),DEC(A)−a,DEC(A)−b デコ
ード音声信号、 VTR(I) VTR映像信号、 V
TR(A) VTR音声信号、 VTRt(I) VT
R受信映像信号、 VTRt(A) VTR受信音声信
号、 TVe(I) TV入力映像信号、 TVe
(A),TVe(A)−a,TVe(A)−b TV入
力音声信号、TVt(I) TV受信映像信号、 TV
t(A) TV受信音声信号。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の映像音声機器と第2の映像音声機
    器と第3の映像音声機器との間の信号の入出力を切り換
    える入出力切換装置において、 第1の映像音声機器から入力された映像信号または第2
    の映像音声機器から入力された映像信号のいずれかを第
    3の映像音声機器に出力する第1の出力切換手段と、 第1の映像音声機器から入力された音声信号または第2
    の映像音声機器から入力された音声信号のいずれかを第
    3の映像音声機器に出力する第2の出力切換手段と、 第2の映像音声機器から入力された映像信号および音声
    信号、または第3の映像音声機器から入力された映像信
    号および音声信号のいずれかを第1の映像音声機器に出
    力する第3の出力切換手段と、 第1の出力切換手段に電源を供給する第1の電源手段
    と、 第2の出力切換手段に電源を供給する第2の電源手段
    と、 第3の出力切換手段に電源を供給する第3の電源手段
    と、 第1ないし第3の電源手段により第1ないし第3の出力
    切換手段に電源を供給するか否かを個別に制御するとと
    もに、第1ないし第3の出力切換手段の動作を制御する
    制御手段とを備えたことを特徴とする入出力切換装置。
  2. 【請求項2】 第1の映像音声機器は、受信した映像信
    号および音声信号を入出力切換装置に出力し、また入出
    力切換装置から入力された映像信号および音声信号をそ
    れぞれ画像および音声に変換するものであり、 第2の映像音声機器は、受信した映像信号および音声信
    号を入出力切換装置に出力するものであり、 第3の映像音声機器は、第1または第2の映像音声機器
    により受信され、入力された映像信号および音声信号が
    変調された信号であるときに、この変調映像信号および
    変調音声信号を復調し、復調映像信号および復調音声信
    号を入出力切換装置に出力するとともに、復調情報を入
    出力切換装置に出力するものであり、 第1の出力切換手段は、第1の映像音声機器の受信映像
    信号または第2の映像音声機器の受信映像信号のいずれ
    かを第3の映像音声機器に出力するものであり、 第2の出力切換手段は、第1の映像音声機器の受信音声
    信号または第2の映像音声機器の受信音声信号のいずれ
    かを第3の映像音声機器に出力するものであり、 第3の出力切換手段は、第2の映像音声機器の受信映像
    信号および受信音声信号、または前記復調映像信号およ
    び前記復調音声信号のいずれかを第1の映像音声機器に
    出力するものであり、 前記制御手段は、第2の機器の電源のON/OFFおよ
    び前記復調情報が入力されているか否かに従って第1な
    いし第3の出力切換手段に電源を供給するか否かを個別
    に制御するものであることを特徴とする請求項1記載の
    入出力切換装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、 第2の映像音声機器の電源がOFFであり、前記復調情
    報が入力されていないとき、第1の電源手段をONする
    ことにより第1の出力切換手段に電源を供給し、また第
    2および第3の電源手段をOFFすることにより第2お
    よび第3の出力切換手段に対する電源供給を停止し、ま
    た第1の映像音声機器の受信映像信号を第3の映像音声
    機器に出力するように第1の出力切換手段を制御し、 第2の映像音声機器の電源がOFFであり、前記復調情
    報が入力されているとき、第1ないし第3の電源手段を
    ONすることにより第1ないし第3の出力切換手段に電
    源を供給し、また第1の映像音声機器の受信映像信号お
    よび受信音声信号を第3の映像音声機器に出力するよう
    に第1および第2の出力切換手段を制御し、また前記復
    調映像信号および前記復調音声信号を第1の映像音声機
    器に出力するように第3の出力切換手段を制御すること
    を特徴とする請求項2記載の入出力切換装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、 第2の映像音声機器の電源がOFFであり、前記復調情
    報が入力されていないとき、第2の電源手段をONする
    ことにより第2の出力切換手段に電源を供給し、また第
    1および第3の電源手段をOFFすることにより第1お
    よび第3の出力切換手段に対する電源供給を停止し、ま
    た第1の映像音声機器の受信音声信号を第3の映像音声
    機器に出力するように第2の出力切換手段を制御し、 第2の映像音声機器の電源がOFFであり、前記復調情
    報が入力されているとき、第1ないし第3の電源手段を
    ONすることにより第1ないし第3の出力切換手段に電
    源を供給し、また第1の映像音声機器の受信映像信号お
    よび受信音声信号を第3の映像音声機器に出力するよう
    に第1および第2の出力切換手段を制御し、また前記復
    調映像信号および前記復調音声信号を第1の映像音声機
    器に出力するように第3の出力切換手段を制御すること
    を特徴とする請求項2記載の入出力切換装置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、 第2の映像音声機器の電源がOFFであり、前記復調情
    報が入力されていないとき、第1および2の電源手段を
    ONすることにより第1および第2の出力切換手段に電
    源を供給し、また第3の電源手段をOFFすることによ
    り第3の出力切換手段に対する電源供給を停止し、また
    第1の映像音声機器の受信映像信号および受信音声信号
    を第3の映像音声機器に出力するように第1および第2
    の出力切換手段を制御し、 第2の映像音声機器の電源がOFFであり、前記復調情
    報が入力されているとき、第1ないし第3の電源手段を
    ONすることにより第1ないし第3の出力切換手段に電
    源を供給し、また第1の映像音声機器の受信映像信号お
    よび受信音声信号を第3の映像音声機器に出力するよう
    に第1および第2の出力切換手段を制御し、また前記復
    調映像信号および前記復調音声信号を第1の映像音声機
    器に出力するように第3の出力切換手段を制御すること
    を特徴とする請求項2記載の入出力切換装置。
  6. 【請求項6】 前記制御手段は、 第2の映像音声機器の電源がONであり、前記復調情報
    が入力されていないとき、第1の電源手段をOFFする
    ことにより第1の出力切換手段に対する電源供給を停止
    し、また第2および第3の電源手段をONすることによ
    り第2および第3の出力切換手段に電源を供給し、 第2の映像音声機器の電源がONであり、前記復調情報
    が入力されているとき、第1ないし第3の電源手段をO
    Nすることにより第1ないし第3の出力切換手段に電源
    を供給することを特徴とする請求項2記載の入出力切換
    装置。
  7. 【請求項7】 前記制御手段は、 第2の映像音声機器の電源がONであり、前記復調情報
    が入力されていないとき、第2の電源手段をOFFする
    ことにより第2の出力切換手段に対する電源供給を停止
    し、また第1および第3の電源手段をONすることによ
    り第1および第3の出力切換手段に電源を供給し、 第2の映像音声機器の電源がONであり、前記復調情報
    が入力されているとき、第1ないし第3の電源手段をO
    Nすることにより第1ないし第3の出力切換手段に電源
    を供給することを特徴とする請求項2記載の入出力切換
    装置。
  8. 【請求項8】 前記第3の映像音声機器は、入力された
    複数チャンネル用の音声信号が変調された信号であると
    きに、この変調音声信号を復調し、複数チャンネルの復
    調音声信号を出力するものであり、 前記第2の出力切換手段は、第1の映像音声機器の複数
    チャンネル用の受信音声信号、または第2の映像音声機
    器の複数チャンネル用の受信音声信号のいずれかを第3
    の映像音声機器に出力し、 前記第3の出力切換手段は、第2の映像音声機器の受信
    映像信号と複数チャンネル用の受信音声信号からなる受
    信信号、または前記復調映像信号と前記複数チャンネル
    の復調音声信号からなる復調信号のいずれかを第1の映
    像音声機器に出力することを特徴とする請求項2ないし
    7のいずれかに記載の入出力切換装置。
  9. 【請求項9】 前記第1の映像音声機器から入力される
    映像信号または音声信号を検知し、信号を検知している
    ときに検知情報を前記制御手段に出力する検知手段をさ
    らに備え、 前記制御手段は、第2の映像音声機器の電源のON/O
    FF、前記復調情報が入力されているか否か、および前
    記検知情報が入力されているかに従って、第3の出力切
    換手段に電源を供給するか否かを個別に制御するもので
    あることを特徴とする請求項2記載の入出力切換装置。
  10. 【請求項10】 前記制御手段は、 第2の映像音声機器の電源がOFFであり、前記復調情
    報および前記検知情報が入力されていないとき、第1な
    いし第3の電源手段をOFFすることにより第1ないし
    第3の出力切換手段に対する電源供給を停止し、 第2の映像音声機器の電源がOFFであり、前記復調情
    報が入力されてなく、前記検知情報が入力されていると
    き、第1の電源手段をONすることにより第1の出力切
    換手段に電源を供給し、また第2および第3の電源手段
    をOFFすることにより第2および第3の出力切換手段
    に対する電源供給を停止し、また第1の映像音声機器の
    受信映像信号を第3の映像音声機器に出力するように第
    1の出力切換手段を制御し、 第2の映像音声機器の電源がOFFであり、前記復調情
    報が入力されているとき、第1ないし第3の電源手段を
    ONすることにより第1ないし第3の出力切換手段に電
    源を供給し、また第1の映像音声機器の受信映像信号お
    よび受信音声信号を第3の映像音声機器に出力するよう
    に第1および第2の出力切換手段を制御し、また前記復
    調映像信号および前記復調音声信号を第1の映像音声機
    器に出力するように第3の出力切換手段を制御すること
    を特徴とする請求項9記載の入出力切換装置。
  11. 【請求項11】 前記制御手段は、 第2の映像音声機器の電源がOFFであり、前記復調情
    報および前記検知情報が入力されていないとき、第1な
    いし第3の電源手段OFFさせることにより第1ないし
    第3の出力切換手段に対する電源供給を停止し、 第2の映像音声機器の電源がOFFであり、前記復調情
    報が入力されてなく、前記検知情報が入力されていると
    き、第2の電源手段をONすることにより第2の出力切
    換手段に電源を供給し、また第1および第3の電源手段
    をOFFすることにより第1および第3の出力切換手段
    に対する電源供給を停止し、また第1の映像音声機器の
    受信音声信号を第3の映像音声機器に出力するように第
    2の出力切換手段を制御し、 第2の映像音声機器の電源がOFFであり、前記復調情
    報が入力されているとき、第1ないし第3の電源手段を
    ONすることにより第1ないし第3の出力切換手段に電
    源を供給し、また第1の映像音声機器の受信映像信号お
    よび受信音声信号を第3の映像音声機器に出力するよう
    に第1および第2の出力切換手段を制御し、また前記復
    調映像信号および前記復調音声信号を第1の映像音声機
    器に出力するように第3の出力切換手段を制御すること
    を特徴とする請求項9記載の入出力切換装置。
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