JP3852870B2 - 生活行動遠隔確認装置および生活行動遠隔確認システム - Google Patents

生活行動遠隔確認装置および生活行動遠隔確認システム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は生活行動遠隔確認装置および生活行動遠隔確認システムに関し、特に独居老人の生活上の安全と身体の健康を確保するために、独居老人の生活行動を検知し、健康状態や生活上の事故を推定し、緊急事態を迅速に通報する生活行動遠隔確認装置および生活行動遠隔確認システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、行政あるいは企業により各種の方法で独居老人の安全確保を目的としたサービスが行われている。従来の方法は、例えば独居老人が無線発信器を常時携帯し、緊急時に無線発信器のスイッチを自力で操作することによって通報し、その通報を行政機関やその委託者(個人および団体)などの予め設定されているサービスセンターあるいはその仲介者が受信して対応することによっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来のサービスにおいては、無線発信器を常時携帯するために、発信器を小形軽量化する必要があるが、これに伴う電池切れによる不動作、耐久性の減少による故障の発生、送信出力が充分取れないことによる受信動作の不安定さなどの問題点があった。また、当該老人に突発的な事故が発生した際、自力による操作が必ずしも期待できないという方式上の欠陥、更には、スイッチを押すことに対する当該老人の気兼ね、遠慮など心理的制約により、十分に機能しないという問題点があった。
【0004】
また、老人の健康状態や安全であるかどうかの判定は、(a)火災報知器、ガス漏れ検出器などのように、センサーからの入力があるかないかで判断できるもの、(b)血圧のようにセンサーで測定されたデータと予め設定されているデータと比較することにより判断できるもの、(c)一日のトイレの使用回数が過去何日かの使用回数より著しく減少したことにより老人が運動障害を起こした可能性があると判断されるような、過去の統計的データと比較することで判断できるものとがある。しかし、(c)の判定方法は従来利用されておらず、被監視住人の生活行動の「変化」を的確に検出できないという問題点があった。
【0005】
この発明の目的は、老人が発信器を常時携帯しなければならないという制約を取り除き、老人が意識的に行う機器の操作をなくし、また、従来利用されていない前記(c)の判定方法を従来からの判定方法と組み合わせることにより、自然に日常生活を送っているだけで、住人の健康および安全確保を可能にする生活行動遠隔確認装置および生活行動遠隔確認システムを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の生活行動遠隔確認装置は、モニターしたい住居内および住居周辺に複数台設置された、人の存在を検出するセンサー手段と、在宅モニター処理手段に接続された情報出力手段と、複数のセンサー手段によって検出されたデータから当該住人の生活行動を判定するための指標を求め、現在の指標と過去の指標とを比較して、所定の条件を満足していない場合には「平常ではない」と判断し、「平常でない」という情報を情報出力手段に出力する在宅モニター処理手段とを含むことを特徴とする。
また、本発明の生活行動遠隔確認システムは、情報出力手段として、公衆通信網に接続された通信制御装置を備え、「平常でない」情報を遠隔地にあるセンタ装置へ伝送する上記の生活行動遠隔確認装置と、生活行動遠隔確認装置から伝送される情報を受信し、表示するセンター装置から成ることを特徴とする。
【0007】
本発明の生活行動遠隔確認装置は、複数のセンサー手段によって検出されたデータから当該住人の生活行動を判定するための指標を求め、現在の指標と過去の複数の指標とを比較して、「平常ではない」か否かを判断する。従って、被監視住人の生活行動の「変化」を的確に検出し、通報することが可能となる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明の生活行動遠隔確認システムの構成を示すブロック図である。被監視住人である独居老人の住居4内には在宅モニター装置1が設置されている。在宅モニター装置1は複数のセンサー2を備え、モデム3を介して電話網等の公衆通信網5に接続されている。また、該公衆通信網5には、複数の在宅モニター装置やセンター7に設置されたセンター装置6も接続されている。
【0009】
在宅モニタ装置1は、センサー2によって住居内あるいは住居周辺における住人の存在位置等を検出し、後述する処理を行って「平常」であるか否かを判断する。そして、もし平常でないと判断された場合には、モデム3を使用してセンター装置6を呼び出し、「平常でない」情報を通知する。センター7では、例えばオペレータが在宅モニター装置1から更に詳細データを読み出して表示させ、該表示をチェックして、なおかつ異常であると思われる場合には、電話によるチェック、訪問、関係者あるいは関係機関への通報等の適切な処置を取る。
【0010】
図2は、在宅モニター装置1の構成を示すブロック図である。CPU10は、在宅モニター装置1全体を制御するマイクロプロセッサ等の処理装置であり、バス31を介して各種の装置と接続されている。ROM11には制御プログラムが記憶されており、RAM12はワークエリアやデータバッファとして使用される。RAM12は電池13によってバックアップされており、停電等が発生しても過去の検出データ等が消去されないようになっている。なお、電池でバックアップしたRAMを使用する代わりにEEPROM(フラッシュROM)を使用してもよい。
【0011】
タイマ14は、時刻情報を出力するクロック機能および設定された所定の時間が経過するとCPUに割り込みをかけるタイマ機能を有しており、やはり電池13でバックアップされている。表示器15は例えば液晶表示パネルであり、表示器インターフェイス回路16を介してCPU10から表示制御される。スイッチ17は例えば複数のスイッチから成るキーパッドであり、パラレル入力機能を有するスイッチインターフェイス回路18を介して、CPU10がオン/オフ情報を読み取る。表示器15とスイッチ17は主に保守に使用されるが、緊急通報などにも使用可能である。
【0012】
モデム3と在宅モニター装置1間は一般的なインターフェースであるRS−232Cケーブルを介して接続する。より小形化するためにはモデム機能を在宅モニター装置1のRS−232Cインターフェイス回路19内に組み込むことも可能である。
【0013】
感熱センサー23は、例えばインテリジェンスを持つセンサー装置であり、図9に示すように住居内の各部屋や通路に設置されている。感熱素子としては例えば焦電型の赤外線センサーを使用し、人の移動に伴う温度変化を検出する。各感熱センサー23はそれぞれ異なるアドレスを与えられており、メタルケーブルあるいは光ケーブルからなる1本のバスでネットワークドライバ22に接続されている。
ネットワークコントローラ20は、絶縁用のフォトカップラ21を介してネットワークドライバ22を駆動し、順次所望のアドレスおよびコマンドを送信する。該アドレスに対応する感熱センサー23は、コマンドに応じてセンサーによる検出結果をディジタル信号で返送し、ネットワークコントローラ20は、該ディジタル信号を受信し、CPU10に通知する。
【0014】
ドアスイッチ28はドアの開閉に応じてオン/オフするスイッチであり、シート状スイッチ30は、例えば布団の下に設置し、所定の圧力(荷重)がかかるとオンになるスイッチである。ドアスイッチ28やシート状スイッチ30の出力信号はレシーバ27、29によって受信され、絶縁用フォトカップラ25、26、パラレルインターフェイス回路24を介して、CPU10に読み取られる。
【0015】
本発明においては、図2に示したセンサー以外にも、例えば光電管、超音波センサー、レーザー光反射型センサー、静電容量型センサー等の様々な種類のセンサーを利用可能である。そして、センサーと接続する方法にも様々な方式がある。ケーブルで接続するセンサーは授受する信号の種類により更にいくつかの方式に分けられる。センサー側にインテリジェンスがある場合にはモデムと同様にRS−232C、RS−422、RS−485、あるいはCSMA方式のLANなど規格化された通信方式を使用することができる。
ドアスイッチ28のように、単純にオン、オフするだけのセンサーの場合は、センサーの信号を電圧レベル変換して、直接インターフェイス回路で読み取る。信号レベルが連続した値を取るセンサーの場合は、センサーの信号をアナログ−ディジタル変換器を通してディジタルデータに変換してから読み取る。更に無線送受信装置を内蔵したセンサーに対しては、例えば特定小電力無線送受信装置を使用して無線伝送することができる。
【0016】
図3は、在宅モニター装置1のCPU10が実行するモニター処理の内容を示すフローチャートである。この処理は電源が投入されている限り繰り返し実行される。S1においては、例えばスイッチ17の内の緊急通報スイッチが操作されている、あるいは図示しない火災センサー、ガス漏れセンサー等が異常を検知した場合など、警報があるか否かが判定され、結果が肯定の場合にはS11に移行して、警報情報をセンターに通報する。
【0017】
S2においては、前回S3を実行してからセンサー読み取り周期(例えば100ミリ秒)だけ経過したか否かが判定され、結果が否定の場合にはS1に戻るが、肯定の場合にはS3に移行し、各種センサー23、28、30の値を順に読み取る。なお、センサーの種類によってそれぞれ異なる最適の測定間隔で読み込むようにしてもよい。また、緊急性の高いセンサー入力については割り込み処理により検出するようにしてもよい。
【0018】
S4においては直前に読み取ったセンサー値と比較し、センサー値に変化があったか否かを判定する。そして、結果が否定の場合にはS6に移行するが、肯定の場合にはS5に移行し、変化のあったセンサー値の情報をRAM12内のデータバッファに格納する。格納する情報としては、例えば(ア)センサーの変化、人が存在→不在、あるいは不在→存在の区別。(イ)センサーの設置場所(番号)。(ウ)センサーが変化した日付時刻などを含む。
S6においては、前回S7以降の指標の算出処理を実行してから、所定の算出周期(後述する「推移行列」指標においては10分)が経過したか否かが判定され、結果が否定の場合にはS1に戻るが、肯定の場合にはS7に移行する。
【0019】
S7〜9においては後述する平常性の判断処理が行われる。概略を説明すると、S7においては、現在までのセンサー変化データから指標を算出し、S8においては、過去の指標を算出するか、あるいは蓄積されている指標を読み出す。S9においては現在の指標と過去の複数の指標とを後述する方法で比較する。
S10においてはS9における比較結果が「平常」であるか否かが判定され、結果が肯定の場合にはS1に戻るが、否定、即ち「平常でない」場合にはS11に移行し、センター装置6に通報を行う。より具体的には、モデム3を使用して、予め登録されているセンター装置6の電話番号に発呼し、センター装置6が応答すると、「平常でない」ことを示すデジタルデータを発呼者情報と共に送出する。
【0020】
図4は、図3のS7〜S10の平常性判断処理の一例を示すフローチャートである。この例においては、指標として「推移行列」を採用している。推移行列とは、図5に示されているように、所定の期間、例えば現在時刻より過去24時間における住居内のある場所から別の場所への人の移動がそれぞれ何回行なわれたかを表わすデータである。推移行列は住人の日々の行動様式を表わすと考えられる。例えば図5において、居間(A)から台所(B)への移動は現在から過去24時間以内に3回、居間(A)から寝室(C)への移動は5回であることがわかる。
【0021】
S20においては、図3のS5において記録したセンサの変化情報から、人の移動元、移動先、移動時刻を抽出し、推移行列データを生成する。この際、データを過去24時間以内、24〜48時間以内というように24時間ごとに区切り複数日分の推移行列データを生成する。S21においては変数nを1に、Cを0に初期化する。S22においては、S20において求めた過去K日分の推移行列データの中から、n日前の推移行列データを読み出し、現在(最近)の推移行列との類似性を計算する。
【0022】
類似性の判定方法には、例えばP次のノルム(Lpノルム)、相関係数(r)などいくつかの公知の方法を採用可能である。Lpノルムの計算式を「数1」に、相関係数rの計算式を「数2」に示す。比較する行列u、vはそれぞれS行S列の行列であるものとする。
【0023】
【数1】
Figure 0003852870
【0024】
【数2】
Figure 0003852870
Lpノルムでは、データが類似するほど0に近づき、相関係数の場合には、rは−1から1の間の値をとり、例えばデータが類似するほど1に近づく。
【0025】
S23においては、類似性を示す値が所定の閾値以上に類似していることを示しているか否かが判定され、「類似性がある」と判定された場合にはS25に移行するが、「類似性がない」と判定された場合にはS24に移行する。S24においてはCに1を加算する。S25においてはnに1を加算し、S26においては、nが所定値Kより大きくなったか否かが判定される。そして判定結果が否定の場合にはS22に戻るが、肯定の場合にはS27に移行する。S27においては、Cの値、即ち「似ていない」と判定された日数があらかじめ設定した値Aより大きいか否かが判定され、判定閾値Aより大であれば「平常ではない」と判断する。
【0026】
以上のような構成および動作により、例えば独居老人の日頃の行動様式をモニターし、検出された行動パターンが通常の行動パターンと異なる場合に、この変化を確実に検出し、センターに通報を行うことができる。
【0027】
次に、他の指標について説明する。図6は、「分布関数」のデータ例を示す説明図である。分布関数は単位時間当たりの人の通過回数の和を現在から過去24時間にわたって求めたものである。分布関数は行動の活発さを表わすと考えられる。図6の例においては、現在から1時間前までに、居間(A)を1回、台所(B)を0回、寝室(C)を0回、洗面所(D)を0回人が通過し、1時間前から2時間前までの間に、居間(A)を1回、台所(B)を3回、寝室(C)を2回、洗面所(D)を2回人が通過したことがわかる。
この分布関数についても、推移行列と同様に、24時間毎に過去何日間分かを算出し、現在の指標と過去の指標を比較することによって平常か否かを判定可能である。比較の方法には、やはり推移行列と同様にN次のノルム、相関係数などを採用可能である。
【0028】
図8は、他の指標である「宅内移動量」の表示例を示す説明図である。宅内における移動量は、前記した推移行列とセンサーが設置されている場所相互間の距離から求めることができる。1日の移動距離は独居老人が活動的であるかどうかを表わしている。移動量(距離)は運動能力の低下あるいは精神不安定などの原因により徐々に低下することがあり、この宅内移動量データを蓄積することにより、長期にわたる当該老人の健康状態の変化を把握することができる。なお、外出した日は在宅した日に比べて大きく宅内移動距離が減少するので、外出したことを玄関のセンサーなどによって検出し、判定時に参照する。予め設定した日数連続して移動距離の短い日が続いた場合に「平常でない」と判断する。
【0029】
他の指標である「滞在時間」は宅内の特定の場所に滞在している時間である。トイレやお風呂のように使用目的が限定される場所はおおよそ滞在時間が決まっている。センサーには例えば焦電型赤外線センサーのように人の存在と動いているかどうかを検出できる種類のものがある。トイレに1時間以上滞在し、かつ動いていない状態は異常事態と考えて間違いない。従って、それぞれの場所に対して滞在時間の上限を予め設定し、それを超えた場合に「平常でない」と判断する。これらの指標は老人が無意識のうちに測定される。
【0030】
在宅モニター装置1においては、1つの指標のみを採用してもよいが、複数の指標をそれぞれ適切な周期で算出し、それぞれの指標について平常か否かを判断してもよい。例えば「推移行列」、「分布関数」は10分間隔、移動量は24時間間隔、「滞在時間」は1分間隔で指標を算出し、判定を行うようにする。
【0031】
次に、センター装置6の機能およびデータ表示方法について説明する。センター装置6のハードウェアとしては、例えば汎用のパソコンやワークステーションを使用可能であり、プログラムにより通信機能、データ収集、加工機能、表示機能等を実現する。在宅モニター装置1から通報を受けたセンター装置6は、発呼者情報、通報内容等の情報をオペレータに表示すると共に、在宅モニター装置1から現在および過去の各種指標データ、あるいはセンサー変化情報等を読み出し、加工してCRTディスプレイあるいはプリンタ等に表示、出力する。
【0032】
表示例としては、図5に示した推移行列、図6に示した分布関数、図8に示した宅内移動量の他、図7に示すような、時間に応じた遷移(移動)状態を表示する時刻別遷移図、図9に示すような行動軌跡図、図10に示すような分布関数をヒストグラムで示したものを任意に選択して表示することができる。図9の行動軌跡図は、間取り図において時間の経過に従って人を検出したセンサ番号を反転して表示し、例えば1日分の行動軌跡を10秒程度で表示するものである。図9において、1〜8の番号を付した正方形の枠40、41がセンサの位置を示しており、表示色が反転している枠41の位置に人が存在していることを示している。
センタ7においては、オペレータが必要に応じて各種のデータを加工して表示させることにより、老人の行動状況を容易、かつ的確に把握することが可能となり、平常か否かの判定を正確に行うことができる。
なお、センター装置6は任意の時刻に、あるいは所定の周期で順に在宅モニター装置1を呼び出し、当該老人の行動情報を読み出す機能を有していてもよい。また、各在宅モニター装置1側から定期的にセンター装置6を呼び出し、測定データを転送し、センター装置6において指標を算出して「平常性」の判定を行うようにしてもよい。
【0033】
【発明の効果】
本発明は、当該老人の意識的に行う機器の操作を要しないので、当該老人に何らかの異常が発生した時にも支障無く速やかに警報が出せるという効果がある。また日常の生活行動パターンを蓄積しているので、生活行動の「変化」を正確に検出することができるという効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の生活行動遠隔確認システムの構成例を示すブロック図である。
【図2】在宅モニター装置1の構成を示すブロック図である。
【図3】CPU10が実行するモニター処理の内容を示すフローチャートである。
【図4】S9〜12の平常性判断処理の例を示すフローチャートである。
【図5】推移行列のデータ例を示す説明図である。
【図6】分布関数のデータ例を示す説明図である。
【図7】時刻別遷移図の表示例を示す説明図である。
【図8】宅内移動量の表示例を示す説明図である。
【図9】行動軌跡図の表示例を示す説明図である。
【図10】分布関数のヒストグラムの表示例を示す説明図である。
【符号の説明】
1…在宅モニター装置、2…センサー、3…モデム、4…モニター住居、5…公衆通信網、6…センター装置、7…センター

Claims (3)

  1. モニターしたい住居内および住居周辺に複数台設置された、人の存在を検出するセンサー手段と、
    在宅モニター処理手段に接続された情報出力手段と、
    前記複数のセンサー手段の検出結果から求めた、所定の期間における住居内の移動元の場所から移動先の場所への人の移動回数を表わすデータである推移行列が、過去複数日間の同種のデータと比較して似ているかどうかを判定し、似ていなければ「平常でない」と判断し、「平常でない」という情報を前記情報出力手段に出力する在宅モニター処理手段と
    を含むことを特徴とする生活行動遠隔確認装置。
  2. モニターしたい住居内および住居周辺に複数台設置された、人の存在を検出するセンサー手段と、
    在宅モニター処理手段に接続された情報出力手段と、
    前記複数のセンサー手段の検出結果から求めた移動方向と移動回数およびセンサー手段間の距離から当該住人の単位時間当たりの宅内移動距離を求め、過去の同種のデータと比較して、予め設定した条件を満足しない場合に「平常でない」と判断と判断し、「平常でない」という情報を情報出力手段に出力する在宅モニター処理手段と
    を含むことを特徴とする生活行動遠隔確認装置。
  3. 前記情報出力手段として、公衆通信網に接続された通信制御装置を備え、「平常でない」情報を遠隔地にあるセンタ装置へ伝送する、請求項1または2のいずれかに記載の生活行動遠隔確認装置と、
    前記生活行動遠隔確認装置から伝送される情報を受信し、表示するセンター装置から成る生活行動遠隔確認システム。
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