JP3852224B2 - 静電マイクロリレー - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、静電引力により駆動して接点を開閉する静電マイクロリレーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、静電マイクロリレーとして図8に示すものがある。この静電マイクロリレーは、大略、固定基板201と可動基板202とから構成されている。固定基板201には、絶縁膜203を介して固定電極204及び2本の信号線205が形成されている。信号線205は所定間隔で設けられ、その近接する端部は固定接点206となっている。可動基板202は、固定基板201に設けたアンカ207によって弾性的に片持ち支持されている。可動基板202には、前記固定電極204及び固定接点206に対応する位置に可動電極208及び可動接点209がそれぞれ形成されている。
【0003】
この静電マイクロリレーでは、固定電極204と可動電極208の間に電圧を印加して静電引力を発生させ、可動基板202を固定基板201側に吸引することにより、可動接点209を両固定接点206に閉成し、2本の信号線205を電気的に接続するようになっている。そして、電圧を除去して静電引力を消失させることにより、可動電極208を弾性力により元の形状に復帰させて固定基板201から離間させ、信号線205を電気的に遮断するようになっている。
【0004】
ところで、前記静電マイクロリレーでは、マイクロストリップ構造を用いることにより、固定基板201を高周波GND(グラウンド)基板として使用している。この場合、固定基板201にSi、GaAs等の半導体を使用し、その表面に絶縁膜203(数μm厚)を形成し、さらにその表面に信号線205を配置することにより、信号線幅の増大を防止するようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記静電マイクロリレーでは、固定基板201には、高周波特性を向上させるため、半導体基板ではなく、信号線205間の容量結合が無視できるガラス基板等の絶縁基板を用いる必要がある。この場合、特性インピーダンスは、図9のグラフに示すように、信号線幅Wと基板の厚みhの影響を受けるが、前記基板が通常500μm程度の厚みhを有しているため、一般的な50Ω、75Ωの特性インピーダンスを前記マイクロストリップ構造で実現しようとすると、信号線幅が1000μm前後となり、大型化を招くという問題がある。
【0006】
そこで、本発明は、小型で優れた高周波特性を有する静電マイクロリレーを提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前記課題を解決するための手段として、固定基板の固定電極と、固定基板に第1の弾性支持部を介して支持した可動基板の可動電極との間に発生させる静電引力に基づいて可動基板を駆動し、固定基板に形成した2つの信号線の端部にそれぞれ設けた固定接点に、前記可動基板に絶縁膜を介して形成した可動接点を接離することにより、前記信号線を電気的に開閉するようにした高周波信号伝送用の静電マイクロリレーにおいて、前記2つの信号線は、厚みが一定で、前記固定電極よりも厚く、前記固定基板上の同一直線上に位置し、前記固定基板の中央部で固定接点同士が所定間隔で隣接するように形成され、前記固定電極は、前記信号線の両側に等距離で形成された略同一形状の部分と、前記2つの固定接点の間で、前記略同一形状の部分同士を接続する部分とからなり、前記可動電極を含む可動基板は、前記固定電極と略同一形状で、2箇所の第1の弾性支持部を介して前記固定基板に均等に支持され、平面視したときに前記固定電極と互いに重複し、前記固定接点に接離する可動接点が絶縁膜を介して前記固定接点に対向する側に形成された可動接点部の両側を第2の弾性支持部を介して均等に支持される構成とし、前記固定電極が前記信号線の高周波GND電極としても使用されることにより、前記信号線と前記固定電極とがコプレナ構造を構成したものである。
【0008】
この構成により、特性インピーダンスを、信号線幅と、信号線と同一平面状に配置された固定電極(GND電極)のギャップとの比率、及び、固定基板の誘電率により決定することが可能となる。これにより、特性インピーダンスが固定基板の厚みに影響されることがなくなり、固定基板にガラス等の絶縁体基板を使用して高周波特性を高めても、その厚み及び信号線の幅寸法を抑制できる。また、電極間に印加する信号の周波数は、開閉信号と駆動信号とで大きく離れているため、信号同士は互いに干渉することはない。また、信号線と可動基板との間の容量結合が抑制できると共に、可動電極の信号線への吸引を防止できる。
【0011】
前記固定基板をガラスで構成する一方、前記可動基板を単結晶シリコンで構成すると、全てを半導体プロセス工程で処理できる点で好ましい。
【0012】
前記信号線の幅と、信号線及び固定電極の距離との比を、0.04〜2.00とすると、所定の特性インピーダンスを有する構造とすることが可能となる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る実施形態を添付図面に従って説明する。
【0016】
図1は、本実施形態に係る静電マイクロリレーを示す。この静電マイクロリレーは、固定基板10の上面に可動基板20を一体化した構成である。
【0017】
前記固定基板10は、ガラス基板10aの上面に、固定電極12と、2本の信号線13,14とをそれぞれ設けたものである。
【0018】
前記固定電極12の表面は絶縁膜16で被覆され、配線12a1,12a2,12a3,12a4を介して接続パッド12b1,12b2,12b3,12b4にそれぞれ接続されている。
【0019】
前記信号線13,14は、同一直線上に配置されている。各信号線13,14の一端部は所定間隔で設けられる固定接点13a,14aとなっている。一方、各信号線13,14の他端部は接続パッド13b,14bに接続されている。
【0020】
前記固定電極12は、信号線13,14の両側に同一距離を有して形成されると共に、高周波GND電極と兼用されることにより、コプレナ構造を構成している。また、信号線13,14の両側に位置する固定電極12同士は、固定接点13a,14aの間で互いに接続されている。これにより、開閉信号の発生する電気力線は、固定接点13a,14a間の高周波GND電極で終端されるので、アイソレーション特性が向上する。ここで、アイソレーション特性とは、接点開放時、信号線間における信号の漏れがどの程度存在するのかを示すものであり、アイソレーション特性が向上するとは、信号の漏れが低減されることを意味する。なお、前記固定電極12は、信号線13,14よりも低い位置に形成されている。
【0021】
前記構成の固定基板10では、特性インピーダンスが、図3に示すように、信号線幅Wと、信号線13,14と同一平面状に配置された固定電極12(GND電極)のギャップSとの比率(W/S)、及び、固定基板10の誘電率εrで決定され、固定基板10の厚さに影響されることはない。また、固定電極10をGND電極と共用しているので、その占有面積を小さく抑えることができる。したがって、固定基板10をコンパクトに形成することが可能となる。なお、電極に印加される信号(開閉信号と駆動信号)の周波数は大きく離れているため(高周波リレーの場合、開閉信号は100MHz〜5GHz程度、駆動信号はDC〜数10Hz)、固定電極10をGND電極と共用しても信号間の干渉は問題とはならない。ここで、開閉信号とは信号線13,14を伝送される信号を意味し、駆動信号とは固定電極12と可動電極23との間に発生する信号を意味する。
【0022】
前記可動基板20は、略矩形板状のシリコン基板を、アンカ21a,21bにより、第1弾性支持部22を介して可動電極23を弾性支持し、その中央部に第2弾性支持部24を介して可動接点部25を弾性支持する構成としたものである。
【0023】
前記アンカ21a,21bは、固定基板10の上面2箇所にそれぞれ立設され、一方のアンカ21bは固定基板10の上面に設けた配線15aを介して接続パッド15bに電気接続されている。
【0024】
前記第1弾性支持部22は、可動基板20の両側縁部に沿って設けたスリット22aにより形成され、端部下面に前記各アンカ21a,21bが一体化されている。
【0025】
前記可動電極23は、前記固定電極12に対向し、両電極12,23間に電圧を印加することにより発生する静電引力によって固定電極12に吸引されるようになっている。また、可動電極23は、少なくとも信号線13,14に対向する部分が除去されている。したがって、可動電極23を介した信号線13,14間の容量結合が存在しないため、アイソレーション特性が向上する。
【0026】
前記第2弾性支持部24及び可動接点部25は、可動基板20の両端縁部中央から中央部に向かって設けた切欠部26により形成される。第2弾性支持部24は、可動電極23と可動接点部25とを連結する幅狭の梁であり、接点閉成時、前記第1弾性支持部22よりも大きな弾性力を得られるように構成されている。可動接点部25は、第2弾性支持部24に支持される平坦部25aの下面に絶縁膜27を介して可動接点28を設けたものである。可動接点28は、前記各固定接点13a,14aに対向し、両固定接点13a,14aと閉成することにより、信号線13,14を電気的に接続するようになっている。
【0027】
続いて、前記構成からなる静電マイクロリレーの製造方法を図4ないし図6を参照して説明する。
【0028】
まず、図4(a)に示すパイレックス等のガラス基板10aに、図4(b)に示すように、固定電極12、固定接点13a,14a、信号線13,14、配線12a1,12a2,12a3,12a4,15a、及び、接続パッド13b,14b,12b1,12b2,12b3,12b4,15bをそれぞれ形成する(配線12a1,12a2,12a3,12a4,15a、接続パッド12b1,12b2,12b3,12b4,15bは図示せず。)。そして、図4(c)に示すように、前記固定電極12の表面を絶縁膜16で被覆することにより、固定基板10を完成する。
【0029】
一方、図5(a)に示すように、Si層101、SiO2層(酸化膜)102及びSi層103からなるSOIウエハ100の下面(Si層103)に、接点間ギャップを形成するため、例えば、シリコン酸化膜をマスクとするTMAHによるウエットエッチングを行い、図5(b)に示すように、下方側に突出するアンカ21a,21bを形成する。そして、ウエットエッチングにより除去された部分の中央部に、図5(c)に示すように、絶縁膜27を介して可動接点28を形成する。
【0030】
そして、図6(a)に示すように、前記固定基板10のガラス基板10aに前記SOIウエハ100のアンカ21a,21bを陽極接合で接合一体化する。そして、SOIウエハ100に上面TMAH、KOH等のアルカリエッチング液で酸化膜102までエッチングして薄くする。さらに、フッ素系エッチング液で前記酸化膜102を除去して可動電極23となるSi層103を露出させる。そして、RIE等を用いたドライエッチングで型抜きエッチングを行い、スリット22a及び切欠部26を設けて弾性支持部22、第2弾性支持部24、可動接点部25を形成し、可動基板20の完成と同時に静電マイクロリレーを完成する。
【0031】
次に、前記構成からなる静電マイクロリレーの動作を図7を参照して説明する。
【0032】
固定電極12と可動電極23との間に電圧を印加していない初期状態では、図7(a)に示すように、固定基板10と可動基板20とは平行を保持し、可動接点28が固定接点13a,14aから開離している。
【0033】
そして、可動電極23と固定電極12との間に電圧を印加すると、両電極12,23間には静電引力が発生する。この結果、図7(b)に示すように、可動基板20が第1弾性支持部22の弾性力に抗して固定基板10に接近し、可動接点28が固定接点13a,14aに当接する。
【0034】
可動基板20は、図7(c)に示すように、可動接点28が固定接点13a,14aに当接した後も、可動電極23が固定電極12に当接するまで移動を続ける。このため、可動接点28が固定接点13a,14aに対して第2弾性支持部24の撓み量に応じた弾性力を作用させて接触圧を高め、片当たりを発生させない。したがって、接点閉成時、所望の接触信頼性が得られる。
【0035】
このとき、第1、第2弾性支持部22,24が可動電極23をそれぞれ上方に引張る力、絶縁膜16を介した可動電極23と固定電極12との間の静電引力、絶縁膜16の表面からの抗力をそれぞれFs1,Fs2, Fe, Fnとすると下記の関係があり、第1、第2弾性支持部22,24のバネ係数、可動電極23と固定電極12との初期ギャップ、接点の厚み等を設計することによりFn、Fs1を小さくし、Fs2、すなわち接触荷重の(理想モデルからの)低下を抑えることが可能である。
【0036】
【数1】
【0037】
そして、印加電圧を除去すると、第1弾性支持部22及び第2弾性支持部24の両方の弾性力により、可動基板20は固定基板10から離間する。このため、この離間動作が確実に行われる。その後、第1弾性支持部22のみの弾性力により可動基板20は上動を続け、可動接点28が固定接点13a,14aから開離して初期状態に復帰する。
【0038】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明に係る静電マイクロリレーによれば、固定電極を、信号線の両側に等距離で設けると共に、高周波GND電極と共用しているので、固定基板に絶縁材料を使用して良好な高周波特性を得ると共に、コンパクトに形成することが可能となる。
【0040】
また、固定電極を、固定基板の固定接点の間で電気的に接続したので、より一層アイソレーション特性を向上させることが可能となる。
【0041】
また、固定基板をガラスで構成する一方、可動基板を単結晶シリコンで構成したので、全てを半導体プロセス工程で処理でき、寸法精度のバラツキを抑制することができる。また、単結晶シリコンは耐疲労性、耐クリープ性が高いため、寿命特性を向上させることが可能となる。しかも、固定基板をガラス基板単体で製造してあるので、単結晶シリコン基板からなる可動基板を陽極接合で一体化でき、組付け作業を簡単にすることが可能となる。そして、固定基板上の固定電極、固定接点、配線、接続パッド間の容量を低く抑えることができるため、高周波特性を向上させることが可能となる。
【0042】
また、信号線の幅と、信号線及び固定電極の距離との比を、0.04〜2.00としたので、一般的に使用される50Ω、75Ωの特性インピーダンスを固定電極以外のGND電極を形成することなく実現できる。
【0043】
また、可動基板に第二の弾性支持部を形成し、該弾性支持部に絶縁膜を介して可動接点を形成したので、接触荷重の減少を押さえて良好な接触信頼性を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施形態に係る静電マイクロリレーの斜視図である。
【図2】 図1の平面図である。
【図3】 図1の静電マイクロリレーの特性インピーダンスを示すグラフである。
【図4】 図1の固定基板の加工工程を示す断面図である。
【図5】 図1の可動基板側の加工工程を示す断面図である。
【図6】 図1の静電マイクロリレーの加工工程を示す断面図である。
【図7】 図1の静電マイクロリレーの動作状態を示す模式図である。
【図8】 従来例に係る静電マイクロリレーの斜視図である。
【図9】 図8の静電マイクロリレーの特性インピーダンスを示すグラフである。
【符号の説明】
10…固定基板
12…固定電極
12a1、12a2、12a3、12a4…配線
12b1、12b2、12b3、12b4…接続パッド
13、14…信号線
13a、14a…固定接点
13b、14b…接続パッド
15a…配線
15b…接続パッド
20…可動基板
21a,21b…アンカ
22…第1弾性支持部
23…可動電極
24…第2弾性支持部
28…可動接点
Claims (3)
- 固定基板の固定電極と、固定基板に第1の弾性支持部を介して支持した可動基板の可動電極との間に発生させる静電引力に基づいて可動基板を駆動し、固定基板に形成した2つの信号線の端部にそれぞれ設けた固定接点に、前記可動基板に絶縁膜を介して形成した可動接点を接離することにより、前記信号線を電気的に開閉するようにした高周波信号伝送用の静電マイクロリレーにおいて、
前記2つの信号線は、厚みが一定で、前記固定電極よりも厚く、前記固定基板上の同一直線上に位置し、前記固定基板の中央部で固定接点同士が所定間隔で隣接するように形成され、
前記固定電極は、前記信号線の両側に等距離で形成された略同一形状の部分と、前記2つの固定接点の間で、前記略同一形状の部分同士を接続する部分とからなり、
前記可動電極を含む可動基板は、前記固定電極と略同一形状で、2箇所の第1の弾性支持部を介して前記固定基板に均等に支持され、平面視したときに前記固定電極と互いに重複し、前記固定接点に接離する可動接点が絶縁膜を介して前記固定接点に対向する側に形成された可動接点部の両側を第2の弾性支持部を介して均等に支持される構成とし、
前記固定電極が前記信号線の高周波GND電極としても使用されることにより、前記信号線と前記固定電極とがコプレナ構造を構成していることを特徴とする静電マイクロリレー。 - 前記固定基板をガラスで構成する一方、前記可動基板を単結晶シリコンで構成したことを特徴とする請求項1に記載の静電マイクロリレー。
- 前記信号線の幅と、信号線及び固定電極の距離との比を、0 . 04〜2 . 00としたことを特徴とする請求項1又は2に記載の静電マイクロリレー。
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