JP3850301B2 - ロールスクリーン - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ロールスクリーンに関し、特に複数のスクリーンを用いて光量を調整することができるようになったロールスクリーンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のロールスクリーンとしては、実開昭62−190092号公報に記載されたものが知られている。これによれば、略長方形のシートに細長透光部を所定間隔をおいて多数並設したシート複数枚を透光部の細長方向が一致するようにして重層し、シートの少なくとも一枚を透光部の細長方向の直交方向にスライドさせる機構を備えている。この機構として、シートの上端が連結された回転体と、該回転体を回転させる回転ツマミとが備えられており、回転つまみを回転させることにより、回転体を回転して、シートを細長方向の直交方向にスライドさせることができるようになっている。そして、互いのシートの透光部が細長方向に一致しているときには、光線の通過量が最大となり、シートの透光部を他のシートの透光部間の非投光部に重ねることにより、段階的に遮蔽を行うことが記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記公報に記載のものは、シートを上下にスライドさせて光量の調整を行うために、シートを上方向にスライドさせると、シートの下側が開いてしまいそこから光量が漏れるおそれがある。または、複数シートの高さがばらついてしまい見栄えが悪くなるおそれもある。かかる問題を回避するためには、上記公報の一実施例に示されたように、シートをエンドレスにしなければならないが、そのようにすると、シートを完全に開放させることはできなくなる。
【0004】
本発明はかかる課題に鑑みなされたもので、光量を調整したいときにスクリーンの上下動を不要とすることができるロールスクリーンを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前述した目的を達成するために、請求項1記載の発明によるロールスクリーンは、第1スクリーンと第1スクリーンの後方に平行に配置される第2スクリーンとを有し、第1スクリーンと第2スクリーンとは、それぞれ異なる光の透過率を持つ部分を有し、第1スクリーン及び第2スクリーンの少なくとも一方は、その一端が巻取パイプに巻取り、巻解き可能に連結されており、該一方のスクリーンが巻取パイプから完全に巻き解かれた状態からさらにスクリーン巻解方向に巻取パイプが回転することが許容されており、前記スクリーンが完全に巻き解かれた状態と、前記スクリーンが巻取パイプから完全に巻き解かれた状態からさらにスクリーン巻解方向に巻取パイプが回転した状態との間において該スクリーンが前後方向に移動することで、第1スクリーンと第2スクリーンの前後方向の距離が変化可能となっており、該距離を変化させることにより光量が調整可能となることを特徴とする。第1スクリーンと第2スクリーンの前後方向の距離を変化させることによって、光量を調整することが可能になるため、従来のように光量調整のために一方のスクリーンを上下動する必要がなく、そのため、遮光するときに、スクリーンの下側が開いたりすることを回避することができる。また、第1スクリーンと第2スクリーンの少なくとも一つのスクリーンを巻取パイプに巻取可能に連結し、巻取パイプの回転によってスクリーンを昇降させることにより、多様なスクリーン態様を実現することができる。
【0006】
請求項2記載の発明は、第1スクリーン及び第2スクリーンは、共に光の透過率の高い高透過部と光の透過率の低い低透過部とを有しており、第1スクリーンと第2スクリーンとが所定の高さ関係を満足したときに、第1スクリーンの高透過部に対応する部分が第2スクリーンの低透過部になっていると共に、第2スクリーンの高透過部に対応する部分が第1スクリーンの低透過部となっていることを特徴とする。これにより、第1スクリーンと第2スクリーンとが所定の高さ関係を満足したときに、第1スクリーンと第2スクリーンとの前後方向の距離を小さくすると、一方のスクリーンの低透過部が他方のスクリーンの高透過部と重なり合うために、遮光を行うことができる。第1スクリーンと第2スクリーンの柄を任意の柄とすることができる。
【0007】
請求項3記載の発明は、第1スクリーン及び第2スクリーンは、共に光の透過率の高い高透過部と光の透過率の低い低透過部とを有しており、第1スクリーンと第2スクリーンとが所定の高さ関係を満足したときに、第1スクリーンの低透過部が、第2スクリーンの高透過部を覆い隠し、第2スクリーンの低透過部が第1スクリーンの高透過部を覆い隠すことを特徴とする。これにより、第1スクリーンと第2スクリーンとが所定の高さ関係を満足したときに、第1スクリーンと第2スクリーンとの前後方向の距離を小さくすると、一方のスクリーンの低透過部が他方のスクリーンの高透過部を覆い隠すようになるために、確実に遮光を行うことができる。
【0008】
請求項4記載の発明は、請求項3記載のものにおいて、第1スクリーンの低透過部に対応して第2スクリーンは第1スクリーンの低透過部と相似形の高透過部となっており、または、第2スクリーンの低透過部に対応して第1スクリーンは第2スクリーンの低透過部の相似形の高透過部となっていることを特徴とする。第1スクリーンと第2スクリーンを互いに相似形の柄を持つようにすることができ、それぞれの柄を楽しむことができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、図面を用いて本発明の実施の形態を説明する。
【0010】
図1は本発明の参考形態に係るロールスクリーンの全体図を表したものである。図において、ロールスクリーン10は、窓枠等にブラケット等により取り付けられるセットフレーム12の両端に取り付けられた一対のサイドプレート14を有しており、一対のサイドプレート14の間に2つの巻取パイプ16、17が回転可能に支持されている。巻取パイプ16と巻取パイプ17は、前後位置が異なっており、巻取パイプ17は、巻取パイプ16の後方に平行に配設される。巻取パイプ16、17にはスクリーン18、19の一端がそれぞれ連結されており、スクリーン18、19は巻取パイプ16、17に巻取り及び巻解き可能となっている。スクリーン18、19のそれぞれの下端には、ウエイトバー20、21が連結されている。
【0011】
図示を省略するが、巻取パイプ16、17には、それぞれその内部に、巻取パイプ16、17に対して常時スクリーン巻取方向に回転させる力を加える巻取スプリングと、巻取パイプ16、17の回転を停止させる状態と回転を許容する状態に切り換えるストッパ装置とが配設される。
【0012】
スクリーン18、19を下方に少し引いて、ストッパ装置を解除すると、巻取パイプ16、17が回転できるようになり、巻取スプリングの蓄勢力により巻取パイプ16、17がスクリーン巻取方向へと回転する。これにより、スクリーン18、19が巻取パイプ16、17に巻き取られていき、それぞれのウエイトバー20、21が上昇することができる(図2は、スクリーン18のウエイトバー20のみが上昇した状態を表す)。または、スクリーン18、19を下方にそのまま引くと、ストッパ装置は巻取パイプ16、17のスクリーン巻解方向の回転を許容し、スクリーン18、19が巻取パイプ16、17から巻き解かれて、ウエイトバー20、21が下降することができる。任意の高さで、スクリーン18、19の下降操作を停止すると、ストッパ装置が作動して、巻取パイプ16、17の回転を禁止するために、その任意の高さでスクリーン18、19は維持される。
【0013】
スクリーン18、19は、それぞれ異なる光の透過率を持つ部分を有している。異なる透過率の種類は2種類以上とすることもできるが、この例では、スクリーン18は、光を透過する透過率の高い高透過部18bと、光をほとんど遮蔽する透過率の低い低透過部18aと、を有している。同様に、スクリーン19は、光を透過する透過率の高い高透過部19bと、光をほとんど遮蔽する透過率の低い低透過部19aと、を有している。2枚のスクリーン18とスクリーン19は、それぞれその高さがほぼ同一の高さとなっている状態において、スクリーン18の高透過部18bに対応する部分は、スクリーン19の低透過部19aとなっており、スクリーン19の高透過部19bに対応する部分は、スクリーン18の低透過部18aとなっている。即ち、スクリーン18とスクリーン19は、その透過率の関係が反転しており、高透過部18b、19bと低透過部18a、19aとの組み合わせにより、任意の柄を形成することができる。図3に示したように、このスクリーン18とスクリーン19の高透過部と低透過部との関係は、互いに完全に反転したものとすることができる。この場合、高透過部18bとそれに対応する低透過部19aの面積及び形状を全く同一にし、低透過部18aとそれに対応する高透過部19bの面積及び形状を全く同一にすることができるが、これに限るものではない。図3に示したように、低透過部18aとそれに対応する高透過部19bとを相似形状とすることができる(尚、その代わりに、高透過部18bとそれに対応する低透過部19aを相似形状とすることもできる)。そして、低透過部19aが高透過部18bを覆い隠すように、低透過部19aの方の面積を高透過部18bの面積よりも若干大きくし、低透過部18aが高透過部19bを覆い隠すように、低透過部18aの方の面積を高透過部19bの面積よりも若干大きくするとよい。こうすることにより、2つのスクリーン18とスクリーン19が重なり合ったときに、低透過部18a、19aとで、高透過部18b、18aを覆い隠して、スクリーン全体を覆うことができ、完全に遮光することができる。
【0014】
図4及び図5に示したように、一対のサイドプレート14には、それぞれ円弧状の誘導路14aが形成されており、それぞれ誘導路14aには、距離調整部材であるバー24の両端が摺動自在にはめ込まれている。バー24は、巻取パイプ16の前方側に配設されており、その一端は、前記誘導路14aを貫通して可動レバー25に連結されている。可動レバー25は、一方のサイドプレート14の側方側に軸支されたプーリ26に連結されており、プーリ26には、操作コード28が巻き掛けられている。これらのバー24、可動レバー25、プーリ26及び操作コード28によって2つのスクリーン18,19の距離を調整する距離調整機構が構成される。操作コード28を操作してプーリ26を回転させることにより可動レバー25を動かして、バー24を誘導路14aに沿って移動させることができる。バー24は、誘導路14aに沿ってその前後方向の位置を変えることにより、その位置に応じてスクリーン18に接触して、スクリーン18の垂下する位置を規制し、よって、スクリーン18とスクリーン19との間の前後方向の距離を変化させることができる(図4〜図7参照)。
【0015】
以上のように構成されるロールスクリーンにおいて、図4及び図6は、スクリーン18とスクリーン19との間の距離が最も大きく開いた状態、図5及び図7は、スクリーン18とスクリーン19との間の距離がほとんどない状態を示している。
【0016】
図4及び図6の状態においては、スクリーン18とスクリーン19との前後距離が大きくなっており、スクリーン18の低透過部18aまたはスクリーン19の低透過部19aと他方のスクリーンの高透過部との間に距離があるために、両方の高透過部18b及び19bを通り、光が透過する(図6の矢印)。よって、スクリーン18及びスクリーン19がいずれも完全に降りた状態であっても、光を透過させることができる。
【0017】
一方、前記操作コード28を操作して、スクリーン18をスクリーン19の方へ接近させて前後方向の距離が小さくなった図5及び図7の状態においては、スクリーン18の低透過部18aまたはスクリーン19の低透過部19aが他方のスクリーンの高透過部を覆い隠すために、全体のスクリーンで遮光される。
【0018】
こうして、スクリーン18とスクリーン19との距離を調整することによって、透過する光量を調整することができて、調光することができる。尚、この例では、図4(図5)から図6(図7)に移動する際に、スクリーン18が若干上下動するが、その変動は従来のようにスクリーンを上下動させて調光する場合と比較して問題となることはない。また、仮にスクリーン18の上下動が大きいとしても遮光する際には、スクリーン18の低透過部18aまたはスクリーン19の低透過部19aが他方のスクリーンの高透過部を覆い隠すために、2つのスクリーン全体で遮光し、下側から光が漏れることを防ぐことができる。
【0019】
また、スクリーン18とスクリーン19とは、それぞれ独立的に通常のロールスクリーンと同様の操作によって、巻取パイプ16と巻取パイプ17に巻取り、または巻取パイプ16と巻取パイプ17から巻解くことによって、昇降させることができる。例えば、スクリーン19の柄を楽しみたいときには、図2に示すように、スクリーン18のみを巻取パイプ16に巻取ることによって、実現することができる。または、両方のスクリーン18、19を巻取ることによって、ロールスクリーンが設けられた開口部を完全に開放することもできる。こうして、ロールスクリーンの多様な態様を実現することができる。
【0020】
図8ないし図10は、本発明の実施形態を表す一方のサイドプレートを除いた側面図である。この例では、2つのスクリーンの前後方向の距離を変化させるための距離調整機構として、スクリーン19の昇降を操作する昇降機構がその機構を兼用している点で参考形態と異なっている。スクリーン18は、参考形態と同様に昇降し、巻取パイプ16の構成は参考形態と同様となっている。これに対して、スクリーン19が連結される巻取パイプ17の一端側には、巻取パイプ17に連結され巻取パイプと同心状にプーリ30が設けられており、プーリ30には、操作コード32が巻き掛けられている。また、プーリ30と巻取パイプ17との間には図示しないクラッチ装置が巻取パイプ17内に内蔵される。クラッチ装置は、プーリ30からの回転を巻取パイプ17に伝達する一方で、巻取パイプ17からの回転は伝達せずに、その回転を阻止するように作用する。よって、操作コード32を操作して、プーリ30をいずれかの方向に回転させることで、巻取パイプ17が同じ方向に回転し、その回転方向に応じて、スクリーン巻解方向の回転の場合には、スクリーン19が巻解かれてスクリーン19が下降し(図9)、スクリーン巻取方向の回転の場合には、スクリーン19が巻取られてスクリーン19が上昇する(図8参照)。また、操作コード32を操作していない状態においては、巻取パイプ17に作用する外力によって巻取パイプ17が回転しようとすると、クラッチ装置によってその回転が阻止されて、スクリーン19が停止する状態を維持する。操作コード32にはストッパ32aが設けられており、操作コード32が操作されてストッパ32aがプーリ30に到達するとストッパ32aとプーリ30とが干渉してプーリ30のそれ以上の回転が阻止されるようになっている。このストッパ32aがプーリ30に干渉する位置は、巻取パイプ17が完全にスクリーン19を巻解いた後、さらに巻取パイプ17が半回転回転した位置に設定される。
【0021】
以上のように構成されるロールスクリーンにおいて、図9及び図11は、スクリーン18とスクリーン19との間の距離が最も大きく開いた状態、図10及び図12は、スクリーン18とスクリーン19との間の距離がほとんどない状態を示しており、さらに図9及び図11は、スクリーン19を巻取パイプ17から完全に巻解いた状態である。この状態で、スクリーン18の低透過部18aまたはスクリーン19の低透過部19aと他方のスクリーンの高透過部との間に距離があるために、両方の高透過部18b及び19bを通り、光が透過する。
【0022】
次に、遮光を行いたい場合には、操作コード32を操作して、巻取パイプ17をさらにスクリーン巻解方向に半回転ほど、回転させる。すると、スクリーン19が巻取パイプ17から巻解かれた状態を維持しつつスクリーン18に接近し、スクリーン18の低透過部18aまたはスクリーン19の低透過部19aが他方のスクリーンの高透過部を覆い隠すために、2つのスクリーン全体で遮光することができる。
【0023】
この実施形態においては、スクリーン18とスクリーン19の距離が最も大きくなった図9及び図11の状態と、スクリーン18とスクリーン19の距離が最も小さくなった図10及び図12の状態とにおいて、それぞれスクリーン18とスクリーン19の高さを完全に同一にすることができるという効果を奏する。また、距離調整機構を構成する操作コード32、プーリ30及びクラッチ装置は、昇降機構と兼用することができるために、部品点数が増加することなく、既存の部品で実現することができる。また、スクリーン19の昇降機構と距離調整機構とを兼用したが、スクリーン18の昇降機構と距離調整機構とを兼用させてもよく、両方のスクリーンの昇降機構と距離調整機構とを兼用してもよい。
【0024】
以上の各形態において、2つのスクリーン18、19のそれぞれの高透過部と低透過部は、任意の方法で製造することができ、色、柄、織りを問わないために、安価に製造することができ、ユーザの好みの柄とすることができる。
【0025】
尚、各形態では、スクリーン18、19がそれぞれ巻取パイプ16、17に巻取り・巻解き可能に連結されていたが、いずれか一方のスクリーンのみが巻取パイプに巻取り・巻解き可能に連結されていてもよく、他方のスクリーンは昇降しないものであってもよい。または、スクリーン18、19が共に同じ巻取パイプに巻取り・巻解き可能に連結されていてもよい。そして、上記距離調整機構によって2つのスクリーン18、19の前後方向の距離が変化可能になっているとよい。
【0026】
また、2つのスクリーン18,19の前後方向の距離は、上記距離調整機構の他に任意の機構で変化させてもよく、例えば、いずれのかの巻取パイプ自体を前後方向に移動させることによって変化させることも可能である。
【0027】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、第1スクリーンと第2スクリーンの前後方向の距離を変化させることによって、光量を調整することが可能になるため、従来のように一方のスクリーンを上下動させる必要がなく、遮光するときに、スクリーンの下側が開いたりすることを回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の参考形態に係るロールスクリーンの全体斜視図である。
【図2】 参考形態に係るロールスクリーンの前側にあるスクリーンが上昇した状態を表す全体斜視図である。
【図3】 2つのスクリーンのそれぞれの正面図である。
【図4】 2つのスクリーンの前後方向の距離が大きい状態における参考形態に係るロールスクリーンの側面図である。
【図5】 2つのスクリーンの前後方向の距離が小さい状態における参考形態に係るロールスクリーンの側面図である。
【図6】 2つのスクリーンの前後方向の距離が大きい状態における参考形態に係るロールスクリーンの図1の6−6線に沿って見た断面図である。
【図7】 2つのスクリーンの前後方向の距離が小さい状態における参考形態に係るロールスクリーンの図1の6−6線に沿って見た断面図である。
【図8】 本発明の実施形態に係るロールスクリーンの側面図(サイドブラケットを省略)であり、片方のスクリーンが上昇した状態を表す。
【図9】 2つのスクリーンの前後方向の距離が大きい状態における実施形態に係るロールスクリーンの側面図(サイドブラケットを省略)である。
【図10】 2つのスクリーンの前後方向の距離が小さい状態における実施形態に係るロールスクリーンの側面図(サイドブラケットを省略)である。
【図11】 2つのスクリーンの前後方向の距離が大きい状態における実施形態に係るロールスクリーンの断面図である。
【図12】 2つのスクリーンの前後方向の距離が小さい状態における実施形態に係るロールスクリーンの断面図である。
【符号の説明】
10 ロールスクリーン
16、17 巻取パイプ
18 スクリーン(第1スクリーン)
18a 低透過部
18b 高透過部
19 スクリーン(第2スクリーン)
19a 低透過部
19b 高透過部
Claims (4)
- 第1スクリーン(18)と第1スクリーン(18)の後方に平行に配置される第2スクリーン(19)とを有し、第1スクリーン(18)と第2スクリーン(19)とは、それぞれ異なる光の透過率を持つ部分(18a、18b、19a、19b)を有し、第1スクリーン(18)及び第2スクリーン(19)の少なくとも一方は、その一端が巻取パイプに巻取り、巻解き可能に連結されており、該一方のスクリーンが巻取パイプから完全に巻き解かれた状態からさらにスクリーン巻解方向に巻取パイプが回転することが許容されており、前記スクリーンが完全に巻き解かれた状態と、前記スクリーンが巻取パイプから完全に巻き解かれた状態からさらにスクリーン巻解方向に巻取パイプが回転した状態との間において該スクリーンが前後方向に移動することで、第1スクリーン(18)と第2スクリーン(19)の前後方向の距離が変化可能となっており、該距離を変化させることにより光量が調整可能となったことを特徴とするロールスクリーン。
- 第1スクリーン(18)及び第2スクリーン(19)は、共に光の透過率の高い高透過部(18b、19b)と光の透過率の低い低透過部(18a、19a)とを有しており、第1スクリーン(18)と第2スクリーン(19)とが所定の高さ関係を満足したときに、第1スクリーン(18)の高透過部(18b)に対応する部分が第2スクリーン(19)の低透過部(19a)になっていると共に、第2スクリーン(19)の高透過部(19b)に対応する部分が第1スクリーン(18)の低透過部(18a)となっていることを特徴とする請求項1記載のロールスクリーン。
- 第1スクリーン(18)及び第2スクリーン(19)は、共に光の透過率の高い高透過部(18b、19b)と光の透過率の低い低透過部(18a、19a)とを有しており、第1スクリーン(18)と第2スクリーン(19)とが所定の高さ関係を満足したときに、第1スクリーン(18)の低透過部(18a)が、第2スクリーン(19)の高透過部(19b)を覆い隠し、第2スクリーン(19)の低透過部(19a)が第1スクリーン(18)の高透過部(18b)を覆い隠すことを特徴とする請求項1記載のロールスクリーン。
- 第1スクリーン(18)の低透過部(18a)に対応して第2スクリーン(19)は第1スクリーン(18)の低透過部(18a)と相似形の高透過部(19b)となっており、または、第2スクリーン(19)の低透過部(19a)に対応して第1スクリーン(18)は第2スクリーン(19)の低透過部(19b)の相似形の高透過部(18b)となっていることを特徴とする請求項3記載のロールスクリーン。
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