JP6023465B2 - 建物開口部の遮蔽構造 - Google Patents
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Description
前記壁部に形成され、当該壁部の厚さ方向に貫通する開口部(開口部12)と、
前記開口部を塞ぐ窓パネル部材(ガラスパネル24)と、
前記窓パネル部材よりも屋内側に位置しており、前記開口部の少なくとも一部を遮蔽する閉状態と前記閉状態よりも遮蔽機能が抑えられた開状態とに切替可能に設けられた遮蔽体(遮蔽板31やロールシェード31X,31Y)を有し、前記開状態にて前記遮蔽体が前記壁部内に収容されるように構成されている遮蔽装置(遮蔽装置30,30A)と
を備え、
前記開口部を囲む窓枠フレーム(窓枠フレーム23)において当該開口部の中央側を向いている部分には、前記遮蔽体が通過する出入口(スリット26)が形成されていることを特徴とする建物開口部の遮蔽構造。
前記下地フレームは、前記壁部の前記開口部に合せて形成されているとともに前記梁及び前記柱の少なくとも何れかによって保持される開口フレーム(開口フレーム17a)を有してなり、
前記遮蔽装置は前記開口フレームに取り付けられていることを特徴とする手段1に記載の建物開口部の遮蔽構造。
前記両壁面材の間には、壁部内に設けられた下地フレームと前記遮蔽体との干渉を回避するようにして、同遮蔽体を収容可能な収容領域(内部領域IE)が形成されていることを特徴とする手段1乃至手段3のいずれか1つに記載の建物開口部の遮蔽構造。
前記壁部内には、
前記収容領域に対して壁部の厚さ方向に並ぶようにして配置された第1断熱材(第1断熱材40A)と、
前記収容領域に対して壁部の厚さ方向に重ならないように配置された第2断熱材(第2断熱材40B)と
が配設されており、
前記第1断熱材は、その厚みが前記収容領域を担保すべく前記第2断熱材と比較して薄くなるように構成されている一方、断熱性能については前記第2断熱材と比較して高くなるように構成されていることを特徴とする手段4に記載の建物開口部の遮蔽構造。
前記ロールシェードは、それぞれ独立して動作可能となっており、これらロールシェードのそれぞれが前記遮蔽体として機能するように構成されていることを特徴とする手段1乃至手段4のいずれか1つに記載の建物開口部の遮蔽構造。
以下、本発明を具体化した第1の形態について図面を参照しつつ説明する。本実施形態では、窓開口部に遮蔽装置が設けられた建物にて具体化している。図1(a)は建物の外観を示す外略図、図1(b)は壁部の内部構成を示す外略図、図2は窓部の内部構造を示す概略図(図1(b)のA−A線部分断面図)である。なお、図2における上側部分は壁面材の取付構造を示し、下側部分は窓枠ユニットの配置を示している。
上記第1の実施の形態においては「遮蔽体」として遮蔽板31を採用したが、本実施の形態においては、遮蔽体にかかる構成が第1の実施の形態と相違している。以下、図4を参照して第1の実施の形態と相違する構成を中心に説明する。図4(a)は第2の実施の形態における窓部の縦断面図、図4(b)は図4(a)のB−B線部分断面図である。
上記第2の実施の形態においては、「遮蔽体」として1のロールシェード31Xを有する構成としたが、本実施の形態においては壁部11Yの厚さ方向と直交する方向に並べて設けられた複数のロールシェード31Yを併用することにより、より細やかな遮光調整を実現し、更には断熱/防音等の各種機能の向上を図っている。以下、図5の概略図(第3の実施の形態における窓部の縦断面図)を参照し本実施の形態における遮蔽装置30Yについて説明する。
なお、上述した各実施の形態の記載内容に限定されず、例えば次のように実施してもよい。因みに、以下の別形態の構成を、上記各実施の形態における構成に対して、個別に適用してもよく、相互に組み合わせて適用してもよい。
Claims (5)
- 屋内外を仕切る壁部と、
前記壁部に形成され、当該壁部の厚さ方向に貫通する開口部と、
前記開口部を塞ぐ窓パネル部材と、
前記窓パネル部材よりも屋内側に位置しており、前記開口部の少なくとも一部を遮蔽する閉状態と前記閉状態よりも遮蔽機能が抑えられた開状態とに切替可能に設けられた遮蔽体を有し、前記開状態にて前記遮蔽体が前記壁部内に収容されるように構成されている遮蔽装置と
を備え、
前記開口部を囲む窓枠フレームにおいて当該開口部の中央側を向いている部分には、前記遮蔽体が通過する出入口が形成されており、
前記壁部は、屋外側に配置された外壁面材と、当該外壁面材よりも屋内側に配置された内壁面材とを有し、
前記両壁面材の間には、壁部内に設けられた下地フレームと前記遮蔽体との干渉を回避するようにして、同遮蔽体を収容可能な収容領域が形成されており、
前記壁部内には、
前記収容領域に対して壁部の厚さ方向に並ぶようにして配置された第1断熱材と、
前記収容領域に対して壁部の厚さ方向に重ならないように配置された第2断熱材と
が配設されており、
前記第1断熱材は、その厚みが前記収容領域を確保すべく前記第2断熱材と比較して薄くなるように構成されている一方、断熱性能については前記第2断熱材と比較して高くなるように構成されていることを特徴とする建物開口部の遮蔽構造。 - 前記下地フレームは、梁及び柱を有してなる建物躯体に固定されており、
前記下地フレームには、前記壁部の前記開口部に合せて形成されているとともに前記梁及び前記柱の少なくとも何れかによって保持される開口フレームが設けられており、
前記遮蔽装置は前記開口フレームに取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載の建物開口部の遮蔽構造。 - 前記開口フレーム及び前記窓枠フレームを有してなる窓枠部には、前記遮蔽体の開閉時に当該遮蔽体をガイドするガイド部が設けられていることを特徴とする請求項2に記載の建物開口部の遮蔽構造。
- 前記遮蔽体には断熱素材が適用されており、前記閉状態となった場合には当該遮蔽体の四辺が前記窓枠フレームを有してなる窓枠部と前記壁部の厚さ方向に重なることにより前記窓パネル部材と当該遮蔽体との間に空気の断熱層が形成されることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1つに記載の建物開口部の遮蔽構造。
- 前記窓枠フレームにおいて前記出入口と対向している部分には、前記遮蔽体が前記閉状態となった場合に当該遮蔽体の先端部分が挿入される挿入部が設けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1つに記載の建物開口部の遮蔽構造。
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