JP3850025B2 - 粉末固型化粧料 - Google Patents

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本発明は特定の粉体を用いた、すべりがよくなめらかな使用感、使用性を持ち、外観品質に優れた粉末固型化粧料に関する。
ファンデーション、アイシャドウ、頬紅等のパウダーメークアップ製品の成型方法は、化粧品基剤をプレス型にて圧縮することで所定の形状を得る圧縮成形法が一般的であるが、成型品の立体感や多色プレスなど自由度の高い点で、化粧料基剤を溶剤にて混合し、充填後溶剤を除去する湿式成型法を利用するケースが増えてきている。
その他、本発明に関連する技術として、脱水処理を施したケイ酸塩系粘土鉱物など特定の粉末の組み合わせで湿式成型法により、球状粉末を多量に配合しながらウェット使用が可能な粉末固形化粧料が得られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2002−241230
しかしこの粉体を配合した固形粉末化粧料はすべりやなめらかさにかけるという欠点があった。また、メークアップ製品において圧縮成型法の場合、すべりがよくなめらかな粉末を多量に配合すると締まりすぎてしまいスポンジ等の塗布具によるトレが低下する、いわゆるケーキング現象が起こったり、逆に圧縮が十分になされず落下強度の低下など物性面に問題が生じることがある。また湿式成型法においては溶剤除去時にヒビが発生したり容器との間の隙間が生じ外観的な見栄えが悪くなることなどが問題となる。本発明の目的は、このような従来の問題を解決して、外観品質と使用性の両方を満足した粉末固型化粧料を提供することである。
本発明者は上記課題を解決するために鋭意研究を行った結果、アクリルシリコーン処理粉体、球状粉末、合成金雲母を配合することで使用感、使用性がよく外観品質も満足される粉末固型化粧料を与えることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、粉末成分として
成分(a)アクリルシリコーン処理粉体
成分(b)球状粉体
成分(c)合成金雲母
を含有することを特徴とする粉末固型化粧料である。
本発明においては、成分(a)の配合量が3〜80質量%、成分(b)の配合量が1〜20質量%、成分(c)の配合量が1〜50質量%であることが好ましい。
本発明において配合される粉末成分中、着色剤を除く粉末成分の平均摩擦係数と平均摩擦係数の変動の積が0.1〜0.5であることが好ましい。
本発明の粉末固型化粧料は、ファンデーションであることが好ましい。
本発明の粉末固型化粧料において、化粧料基剤に溶剤を添加してスラリーとし、次いでそのスラリーを容器に充填した後、前記溶剤を除去して製造することを特徴とする粉末固型化粧料であることが好ましい。
本発明によれば、外観品質と使用性の両方を満足した粉末固型化粧料が得られる。
以下、本発明の実施形態について詳述する。
本発明で用いられるアクリルシリコーン処理粉体とは、アクリルが主鎖となった変性シリコーンで疎水化処理された粉末を指す。疎水化処理粉末とは水に対して親和性の高い粉末を表面処理することで疎水性を付与した粉末である。
また、アクリルシリコーン処理粉体の含有量は、全化粧料中3〜80質量%(以下単に「%」で示す。)であることが本発明の粉末固型化粧料にソフトでなめらかな使用感触を付与する点で好ましい。さらに好ましくは5〜50%である。
本発明で用いられるアクリルシリコーン処理粉体としては、NSタルクJA−46R−3F、NSセリサイトFSE−3F、NSエイトパール300S−2F、NSエイトパール1000S−2F、NSマイカY−3000−3F(以上、株式会社角八鱗箔製)等が挙げられる。
本発明で用いられる球状粉体の含有量は全化粧料中1〜20%が好ましい。さらに好ましくは3〜15%である。球状粉体の含有量が1%より少ないとのびの軽さ、滑らかさが低下しケーキング現象を引き起こすことがあり、20%より多いとざらつきやフィット感の低減といった使用感、使用性の悪化が懸念される。
本発明で用いられる球状粉体とは、球状ポリエチレン、球状ポリメタクリルサンメチル、球状ポリエチレン、ナイロン末、球状シリカ等があり、市販品として例えば、シリコーンであるトレフィルE−505C、E−506C(東レ・ダウコーニング・シリコーン株式会社製)、ポリアクリル系高分子であるマイクロスフェアーM、マイクロスフェアーM−100、マイクロスフェアーM−306(以上、松本油脂製薬株式会社製)、ナイロンであるナイロンパウダーSP−500(東レ株式会社製)、シリカであるシリカマイクロビードP−1500、同P−1505、同P−1000、同P−700、同P−400、同L−1500、同PL−700、同LB−1500(以上、触媒化成工業株式会社製)、シリカビーズSB−700(三好化成社製)等が挙げられる。
本発明で用いられる合成金雲母の含有量は全化粧料中1〜50%が好ましい。さらに好ましくは5〜30%である。合成金雲母の含有量が1%より少ないと湿式成型時に中味表面にヒビ割れが生じることがあり、50%より多いと使用感、使用性が悪くなる傾向がある。
本発明で用いられる合成金雲母とは、合成マイカPDM−40L、同PDM−20L、同PDM−10L、同PDM−10S、同PDM−1000、同PDM−9WA、同PDM−9WB、同PDM−8W、同PDM−FE、同PDM−5L(以上、トピー工業株式会社製)等が挙げられる。
また、本発明においては、配合される着色剤以外の粉末成分の平均摩擦係数と平均摩擦係数の変動の積が0.5以下、好ましくは0.1〜0.5であることが好ましい。さらに好ましくは0.2〜0.45である。前記積が0.5より大きいと粉っぽくざらつき使用感、使用性が悪くなる傾向がある。
一般に平均摩擦係数(MIU)とは、摩擦係数(μ)の20mm間の平均値であり、人間が物体の表面をこする時に感じるすべりやすさ、すべりにくさと相関がとれ、平均摩擦係数の値が大きいほどすべりにくいことを示している。
また平均摩擦係数の変動(MMD)とは平均摩擦係数の変動の度合いであり、人間が物体の表面をこする時に感じるなめらかさ、ざらつき感と相関がとれ、平均摩擦係数の変動の値が大きいほどざらつき感があることを示している。
本発明では、KES−SE摩擦感テスター(カトーテック株式会社製)を用いて平均摩擦係数、平均摩擦係数の変動の測定を行った。
平均摩擦係数、平均摩擦係数の変動の測定方法は次の通りである。
(1)先ず、ガラス板に両面テープを貼り、片面に測定用試料である粉末を付着させる。このとき試料の粉末が均一になるよう分散させる。このガラス板を試料台の上に動かないよう固定する。
(2)センサーアームに摩擦子を取り付け、摩擦子を試料に接触させる。荷重50gf、移動速度1mm/sec、移動距離30mmの条件で測定する。
本発明で用いられる着色剤以外の粉末、すなわち、前記必須成分としての粉末及び他の粉末としては、化粧料に配合できる粉末であれば特に制限されない。粉末の例を挙げれば、前記と一部重複するが、例えば、タルク、マイカ、セリサイト、カオリン、合成雲母、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、シリカ、酸化アルミニウム、硫酸バリウム、窒化ホウ素、アクリル系高分子、ナイロン、ポリスチレン、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリウレタン、セルロース、シリコーンまたはこれらの共重合体等の球状樹脂粉末等が挙げられる。本発明における粉末は、1種または2種以上が任意に選択されて配合することができる。
本発明においては、これらの粉末が親水性の場合は疎水化処理して用いることも可能である。疎水化処理の方法は特に限定されず、例えばシリコーン処理、金属石鹸処理、脂肪酸処理、界面活性剤処理、あるいは酸、アルカリ、無機塩類による処理、さらにはこれらの複合処理等の方法が用いられる。
本発明においては、着色剤を配合することができる。着色剤の具体例として、酸化チタン、酸化亜鉛等の無機白色顔料、黄酸化鉄、ベンガラ、黒酸化鉄等の無機着色顔料、雲母チタン、酸化鉄雲母チタンなどのパール剤、タール色素などの有機着色剤等が挙げられる。
本発明においては、油剤が配合されることが好ましい。配合され得る油剤としては、従来化粧用粉体として用いられる油剤であれば特に限定されず、エステル、炭化水素、高級脂肪酸、高級アルコール、シリコーン油等が挙げられる。前記エステルからなる油剤の例を挙げれば、例えば、オリーブ油、ヒマシ油、ホホバ油、マカデミアナッツ油等の油脂類、ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソプロピル、2−エチルヘキサン酸セチル、ミリスチン酸オクチルドデシル等の脂肪酸モノエステル、トリオクタン酸グリセリル、トリイソステアリン酸グリセリル等のグリセリンエステル、ジイソステアリン酸ジグリセリル、トリイソステアリン酸ジグリセリル等のポリグリセリンエステル、ジ2−エチルヘキサン酸ペンタエリトリット、ジオクタン酸ペンタエリトリット等のペンタエリトリットエステル、トリオクタン酸トリメチロールプロパン、トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン等のトリメチロールプロパンエステル、リンゴ酸ジイソステアリル等のリンゴ酸エステル等である。また、炭化水素としては、例えば、流動パラフィン、スクワラン、ポリブテン、液状ラノリン、揮発性炭化水素等が挙げられる。また、高級脂肪酸としては、例えば、イソステアリン酸、オレイン酸等が挙げられる。また、高級アルコールとしては、例えば、イソステアリルアルコール、オレイルアルコール、オクチルドデカノール等が挙げられる。また、シリコーン油としては、例えば、ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、ジフェニルポリシロキサン、環状シリコーン(オクタメチルシクロテトラシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、ドデカメチルシクロヘキサンシロキサン等)、アミノ変性ポリシロキサン、アルキル変性ポリシロキサン、フッソ変性ポリシロキサン等が挙げられる。
前記任意配合成分のうち、固形油分としては、化粧料に配合できる油分であれば特に制限されない。固形油分の例を挙げれば、例えば、固形パラフィン、セレシン、マイクロクリスタリンワックス、ポリエチレンワックス、硬化油、ミツロウ、モクロウ、ゲイロウ、キャンデリラワックス等の炭化水素・ロウ・ワックス類、ステアリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、ベへン酸等の高級脂肪酸、セチルアルコール、ステアリルアルコール、ラウリルアルコール等の高級アルコール等が挙げられる。
本発明の固型粉末化粧料には、上記した成分の他に、通常化粧品、医薬部外品、医薬品等に用いられる他の成分を、本発明の効果を損なわない範囲で適宜配合することができる。他の成分としては、例えば、固形油分、界面活性剤、保湿剤、高分子、染料、低級アルコール、多価アルコール、酸化防止剤、紫外線吸収剤、美容成分、抗菌剤、防腐剤、pH調整剤、香料等を挙げることができる。
本発明の粉末固型化粧料は化粧品基剤に溶剤を添加してスラリーとし、次いでそのスラリーを容器に充填した後、前記溶剤を除去して製造されることが好ましい。
本発明に用いられる溶剤としては、エタノール、イソプロピルアルコール、水、ヘキサン、揮発性シリコーン、軽質イソパラフィン等が挙げられ、特に軽質イソパラフィンが好ましい。これらの配合量は化粧料基剤の処方構成と中皿への充填性によって決定されるために特に限定されないが、通常化粧料基剤100質量部に対して10〜100質量部が適当であり、特に軽質イソパラフィンの場合では20〜70質量部が好ましい。
本発明の粉末固型化粧料は、ファンデーション、下地、白粉、頬紅等が挙げられるが、本発明の効果が顕著に発揮される化粧料は、ファンデーションである。
以下実施例を挙げて本発明を具体的に説明する。配合量は%である。実施例の説明に先立ち本発明で用いた効果試験方法について説明する。
(1)[外観]
溶剤除去後の粉末固型化粧料のヒビ・スキマ、スラリー充填時や溶剤除去時に生じたシミ等の有無を確認した。
○:ヒビ・スキマ又はシミが認められない。
×:ヒビ・スキマ又はシミが認められる。
(2)[使用感、使用性]
20名の専門パネルによる使用テストを行い、化粧料の塗布具へのとれ、塗布時の化粧料ののび、塗布部位へのつき、塗布後の肌のなめらかさ等の使用感、使用性に関する評価項目それぞれについて、下記の評価点基準に基づいて評価した。次いで、各人がつけた評価点を合計し、下記評価基準に基づいて評価した。
(評価点基準)
5点:非常に優れている。
4点:優れている。
3点:普通。
2点:劣る。
1点:非常に劣る。
(評価基準)
◎:合計点が80点以上である。
○:合計点が60点以上80点未満である。
△:合計点が40点以上60点未満である。
×:合計点が40点未満である。
(3)化粧料のケーキング試験
塗布具で固型化粧料の表面を一定方向に10回転あるいは一方向に10回なでる。その後、ペーパータオルで塗布具についた化粧料を拭く。これらの操作を10回繰り返した後、固型化粧料のケーキングの有無を確認した。
(評価基準)
○:ケーキングが認められない。
×:ケーキングが認められる。
(実施例1〜3)
表1に示す処方の粉末固型化粧料(パウダーファンデーション)を以下の方法で調製した。(1)〜(11)の各粉末と防腐剤(18)を混合した後、(12)〜(17)の油分、酸化防止剤(19)、香料(20)を添加しさらに、軽質イソパラフィンを加えスラリーとする。次いで、スラリーを容器に充填成形し、軽質イソパラフィンを乾燥除去することにより調整した。
Figure 0003850025
表1中
(注1)NSセリサイトFSE−3F(株式会社角八鱗箔製)
(注2)合成マイカPDM−10S(トピー工業株式会社製)
(注3)シリカビーズSB−700(三好化成社製)
(注4)ナイロンパウダーSP−500(東レ株式会社製)
実施例1〜3の評価結果を表2に示す。
Figure 0003850025
表2から分かるように、アクリルシリコーン処理粉末、球状粉末、合成金雲母を配合し、さらに着色剤以外の粉末成分は平均摩擦係数(MIU)と平均摩擦係数の変動(MMD)の積が0.1〜0.5の範囲である粉末固型化粧料は、いずれも外観、使用感、使用性に優れ、ケーキングを起こさなかった。
(比較例1〜3)
表3に示す処方の粉末固型化粧料(パウダーファンデーション)を実施例1〜3の方法に準じて調製した。
Figure 0003850025
比較例1〜3の評価結果を表4に示す。
Figure 0003850025
表4から分かるように、アクリルシリコーン処理粉末、球状粉末、合成金雲母を配合せず、着色剤以外の粉末成分が平均摩擦係数(MIU)と平均摩擦係数の変動(MMD)の積が0.1〜0.5の範囲である比較例1、球状粉末を配合せず、アクリルシリコーン処理粉末、合成金雲母を配合し、着色剤以外の粉末成分は平均摩擦係数(MIU)と平均摩擦係数の変動(MMD)の積が0.5を越える比較例2、アクリルシリコーン処理粉末を配合し、球状粉末、合成金雲母は配合せず、さらに着色剤以外の粉末成分は平均摩擦係数(MIU)と平均摩擦係数の変動(MMD)の積が0.5を越える比較例3はいずれも外観、使用感、使用性に劣っており、ケーキングを起こした。
以下、種々の処方の本発明固型粉末化粧料を実施例として示す。製造は、実施例1〜3、比較例1〜3の方法と同様にして行った。なお、上記の効果試験をこれらにおいて行ったところ、いずれも優れた結果が得られた。
〔実施例4〕 白粉
成分 配合量(%)
(1)アクリルシリコーン処理タルク(注1) 47.0
(2)アクリルシリコーン処理セリサイト(注2) 残量
(3)合成金雲母(注3) 13.0
(4)シリカ球状粉末(注4) 1.0
(5)ナイロン球状粉末(注5) 3.0
(6)シリコーン処理ベンガラ 0.25
(7)シリコーン処理黄酸化鉄 0.4
(8)シリコーン処理酸化チタン 0.5
(9)トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン 2.0
(10)トリイソステアリン酸グリセリル 1.5
(11)メチルポリシロキサン 3.5
(12)防腐剤 適量
(13)香料 適量
(注1)NSタルクJA−46R−3F(株式会社角八鱗箔製製)
(注2)NSセリサイトFSE−3F(株式会社角八鱗箔製)
(注3)合成マイカPDM−10S(トピー工業株式会社製)
(注4)シリカビーズSB−700(三好化成社製)
(注5)ナイロンパウダーSP−500(東レ株式会社製)
〔実施例5〕 コントロールパウダー
成分 配合量(%)
(1)アクリルシリコーン処理タルク(注1) 残量
(2)アクリルシリコーン処理セリサイト(注2) 20.0
(3)金属石鹸処理マイカ 5.0
(3)合成金雲母(注3) 5.0
(4)シリカ球状粉末(注4) 1.0
(5)ナイロン球状粉末(注5) 5.0
(3)シリコーン処理微粒子酸化チタン 7.0
(6)シリコーン処理群青 1.5
(7)シリコーン処理黄酸化鉄 1.0
(8)シリコーン処理酸化チタン 6.0
(9)トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン 2.0
(10)トリイソステアリン酸グリセリル 1.5
(11)防腐剤 適量
(12)香料 適量
(注1)NSタルクJA−46R−3F(株式会社角八鱗箔製製)
(注2)NSセリサイトFSE−3F(株式会社角八鱗箔製)
(注3)合成マイカPDM−10S(トピー工業株式会社製)
(注4)シリカビーズSB−700(三好化成社製)
(注5)ナイロンパウダーSP−500(東レ株式会社製)
〔実施例6〕 ファンデーション(両用タイプ)
成分 配合量(%)
(1)アクリルシリコーン処理タルク(注1) 残量
(2)アクリルシリコーン処理セリサイト(注2) 10.0
(3)金属石鹸処理マイカ 2.0
(4)合成金雲母(注3) 5.0
(5)シリカ球状粉末(注4) 5.0
(6)ナイロン球状粉末(注5) 3.0
(7)シリコーン処理微粒子酸化チタン 12.5
(8)シリコーン処理ベンガラ 0.6
(9)シリコーン処理黄酸化鉄 2.0
(10)シリコーン処理黒酸化鉄 0.2
(11)シリコーン処理酸化チタン 6.0
(12)リンゴ酸ジイソステアリル 2.0
(13)トリイソステアリン酸グリセリル 0.4
(14)メチルポリシロキサン 3.5
(15)紫外線吸収剤 5.0
(16)防腐剤 適量
(17)香料 適量
(注1)NSタルクJA−46R−3F(株式会社角八鱗箔製製)
(注2)NSセリサイトFSE−3F(株式会社角八鱗箔製)
(注3)合成マイカPDM−10S(トピー工業株式会社製)
(注4)シリカビーズSB−700(三好化成社製)
(注5)ナイロンパウダーSP−500(東レ株式会社製)

Claims (5)

  1. 粉末成分として
    成分(a)アクリルシリコーン処理粉体
    成分(b)球状粉体
    成分(c)合成金雲母
    を含有することを特徴とする粉末固型化粧料。
  2. 成分(a)の配合量が3〜80質量%、成分(b)の配合量が1〜20質量%、成分(c)の配合量が1〜50質量%であることを特徴とする請求項1記載の粉末固型化粧料。
  3. 着色剤を除く粉末成分の平均摩擦係数と平均摩擦係数の変動の積が、0.1〜0.5であることを特徴とする請求項1または2に記載の粉末固型化粧料。
  4. 請求項1〜3に記載の化粧料がファンデーションであることを特徴とする粉末固型化粧料。
  5. 請求項1〜4に記載の粉末固型化粧料において、化粧料基剤に溶剤を添加してスラリーとし、次いでそのスラリーを容器に充填した後、前記溶剤を除去して製造することを特徴とする粉末固型化粧料。
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