JP3848747B2 - 燃焼装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数の用途に用いられる燃焼装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
給湯と暖房と風呂追焚の3つの機能を備えた従来の燃焼装置が、図5に示されている。この燃焼装置では、互いに独立した給湯ブロック100と暖房ブロック200を備えている。給湯ブロック100は、燃焼部(図示しない)とその上方に配置された熱交換部110を有している。同様に暖房ブロック200も燃焼部(図示しない)と熱交換部210を有している。
【0003】
上記給湯用熱交換部110の受熱管111の入口端には給水管120が接続され、その出口端には給湯管130が接続されている。給水管120からの水が受熱管111を通る際に加熱され、給湯管130から給湯される。
【0004】
上記暖房用熱交換部210の受熱管211は、暖房用循環回路220(循環回路)の一部をなしている。この暖房用循環回路220は、受熱管211の入口端に接続された復路管221と、出口端に接続された往路管222と、これら復路管221,往路管222の間に接続された放熱管223と、放熱管223に並列接続された第1バイパス管224とを有している。
【0005】
さらに、第3の熱交換部300が装備されている。この熱交換部300は、燃焼部からの熱を受けるものではなく、放熱管310から受熱管320へと熱移動を行うものである。放熱管310は、オリフィス260等、流量を制限する部材を含む第2バイパス管250と並列をなして、上記暖房用循環回路220の往路管222の中途部に組み込まれている。
【0006】
受熱管320は風呂追焚用に提供されるものであり、その入口端と出口端は、復路管330,往路管340を介して浴槽350に接続されている。この復路管330の中途部は湯張り管360を介して給湯管130の中途部に接続されている。
図5において、400,410,420は制御弁、430,440はポンプをそれぞれ示す。
【0007】
上記構成において、給湯時には、給湯ブロック100の燃焼部での燃焼熱を熱交換部110に付与する。暖房時には、制御弁400を開きポンプ430を駆動させた状態で、暖房ブロック200の燃焼部での燃焼熱を熱交換部210に付与する。これにより、暖房用循環回路220を循環する熱媒体が加熱され、この熱媒体の熱が放熱管223で室内に放出される。
【0008】
風呂追焚時には、ポンプ440を駆動して浴槽350の水を循環させるとともに、制御弁410を開き暖房用循環回路220のポンプ430を駆動してこの暖房用循環回路220の熱媒体を循環させた状態で、暖房ブロック200の燃焼部での燃焼熱を熱交換部210に付与する。これにより、第3の熱交換部300において、放熱管310から受熱管320への熱交換が行われ、風呂追焚が実行される。
【0009】
【発明が解決しようとしている課題】
上記構成の燃焼装置では、3つの機能、すなわち給湯,暖房,風呂追焚を実行できるが、燃焼部と熱交換部110,210をそれぞれ有する2つの独立したブロック100,200を必要とするとともに、さらにもう一つの熱交換部300を必要とするので、装置が大型になるとともに高価であった。
【0010】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、燃焼装置において、制御手段により互いに独立して燃焼制御される複数の燃焼部と、各燃焼部に対応してその上方に配置された複数の熱交換部とが、1つの共通フレームに収容され、これら複数の熱交換部には少なくとも3つの回路の受熱管が配設され、定の熱交換部が、第1回路の第1受熱管と第2回路の第2受熱管を組み込むことにより兼用熱交換部とされ、この兼用熱交換部に対応する燃焼部が兼用燃焼部とされ、上記第1回路は強制循環用ポンプを有する循環回路をなし、上記制御手段は、上記第2受熱管内を液体が流れている状態で上記兼用燃焼部の燃焼を行なうことにより上記第2回路で担う機能を実行する際に、第1受熱管内の液体の沸騰を防止するよう上記兼用燃焼部での燃焼熱量を制御し、この兼用燃焼部での燃焼熱量が閾値を超えている時には上記ポンプを停止させておき、この燃焼熱量が低下して閾値に達したら、上記ポンプを駆動することにより、上記第1受熱管内の液体の沸騰を回避することを特徴とする。
【0011】
請求項の発明は、請求項に記載の燃焼装置において、上記第1受熱管またはその近傍に位置する第1回路に温度センサが設けられ、上記制御手段は、上記第2回路で担う機能を実行している際に、この温度センサでの検出温度が、第1受熱管内の液体の沸騰開始に対応する温度を下回るように、上記兼用燃焼部での燃焼熱量を制御することを特徴とする。
【0012】
請求項の発明は、請求項に記載の燃焼装置において、上記制御手段は、上記温度センサでの検出温度が、第1受熱管内の液体の沸騰を回避できる温度の上限に近い設定温度になるように、上記兼用燃焼部での燃焼熱量を制御することを特徴とする。
請求項の発明は、請求項1〜3のいずれかに記載の燃焼装置において、上記制御手段は、上記第2回路で担う機能を実行している際に、兼用燃焼部での燃焼熱量が安全燃焼を維持するための最低限の燃焼熱量に達した時、兼用燃焼部での燃焼を一時停止することを特徴とする。
【0014】
請求項の発明は、請求項1〜のいずれかに記載の燃焼装置において、上記第2回路が風呂追焚用循環回路をなし、第2受熱管が第1受熱管の上側に接していることを特徴とする。
【0015】
請求項の発明は、請求項に記載の燃焼装置において、上記複数の燃焼部は2つの燃焼部からなり、上記複数の熱交換部も2つの熱交換部からなり、一方の燃焼部,熱交換部が上記兼用燃焼部,兼用熱交換部をなし、上記第1回路が暖房用循環回路をなし、他方の熱交換部に配設された第3受熱管を含む第3回路が給湯回路をなす。
請求項7の発明は、請求項6に記載の燃焼装置において、上記第3受熱管が上下2段をなして配置された直管部を有し、上段において、上記兼用熱交換部に近い直管部ほど上記他方の熱交換部の出口から遠ざかっており、上段において上記兼用熱交換部から最も離れている直管部が、上下段すべての直管部のうち上記他方の熱交換部の出口に最も近いことを特徴とする。
請求項の発明は、請求項に記載の燃焼装置において、上記複数の燃焼部は2つの燃焼部からなり、上記複数の熱交換部も2つの熱交換部からなり、一方の燃焼部,熱交換部が上記兼用燃焼部,兼用熱交換部をなし、上記第1回路が給湯用循環回路をなし、他方の熱交換部に配設された第3受熱管を含む第3回路が暖房用循環回路をなす。
請求項の発明は、請求項1〜のいずれかに記載の燃焼装置において、上記熱交換部のフィンプレートは、熱交換部の並び方向に延び、熱交換部の並び方向と直交する方向に並べられており、これら熱交換部のすべての受熱管は、熱交換部の並び方向と直交する方向にフィンプレートを貫通していることを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の第1の実施形態を図1,図2を参照しながら説明する。図1は、給湯と風呂追焚と暖房の3つの機能を有する1缶3水型の燃焼装置の主要部を示す。この燃焼装置は、排気ユニット1と、熱交換ユニット2と、バーナユニット3と、ファン4とを上から順に連接することにより構成されている。
【0017】
上記熱交換ユニット2は、横断面矩形をなし上下端が開口したフレーム5と、フレーム5に収容された2つ(複数)の熱交換部21,22を有する熱交換手段20を備えている。フレーム5の上部は、熱交換部21,22を保持するための保持胴5aとなり、下部は燃焼胴5bとして提供される。燃焼胴5bは、バーナユニット3のフレーム6に連結されている。これらフレーム5,6により1つの共通フレーム7が構成されている。
上記熱交換部21は給湯用に提供され、熱交換部22(兼用熱交換部)は暖房,風呂追焚用に提供される。これら熱交換部21,22は水平に図1中左右方向に並んでいる。
【0018】
熱交換ユニット2は、フレーム5の保持胴5a内に収容された多数の薄肉の共通フィンプレート25を有している。共通フィンプレート25は垂直をなし両熱交換部21,22にわたり図1中左右方向に長く延びており、図1において紙面と直交する方向に等しい間隔をおいて並べられている。
【0019】
各共通フィンプレート25は、給湯用熱交換部21に位置する部位すなわち第1フィンプレート25aと、暖房,風呂追焚用熱交換部22に位置する部位すなわち第2フィンプレート25bとを有している。このように、共通フィンプレート25を用いたことにより、製造コストを下げることができる。第1フィンプレート25aと第2フィンプレート25bとの架橋部には開口25cが形成されており、この開口25cにより、両フィンプレート25a,25bの熱的干渉を小さくしている。
【0020】
上記給湯用熱交換部21は、受熱管26(第3受熱管)を備えている。この受熱管26は、共通フィンプレート25の第1フィンプレート25aと保持胴5aを貫通して図1の紙面と直交する方向に延びる複数の直管部26aと、保持胴5a外においてこの直管部26aを連結するベンド部26b(図2にのみ示す)とを有している。
同様に、暖房,風呂追焚用熱交換部22は、互いに別系統をなす受熱管27,28を備えている。これら受熱管27,28は、第2フィンプレート25bおよび保持胴5aを貫通して図1の紙面と直交する方向に延びる複数の直管部27a,28aと、これら直管部27a,28aを保持胴5a外で連結するベンド部27b,28b(図2にのみ示す)とを有している。
【0021】
上記フィンプレート25a,25bが熱交換部21の並び方向に延び、すべての受熱管26,27,28の直管部26a,27a,28aが熱交換部21の並び方向と直交して延びているので、熱交換部21,22を狭いスペースで並べて配置できる。
【0022】
上記受熱管27(第1受熱管)は暖房用に提供され、受熱管28(第2受熱管)は風呂追焚用に提供される。本実施例では受熱管28の直管部28aは、下段に2本、上段に1本配置されている。受熱管27の直管部27aは、下段に2本配置されている。暖房用の受熱管27の直管部27aの上側に風呂追焚用の受熱管28の下段の直管部28aが配置され、直管部27a,28a同士がほぼ全長にわたって接している。暖房用の受熱管27のベンド部27bには、後述の重要な作用をなす温度センサ79が設けられている。
【0023】
図1に示すように、上記バーナユニット3は、上端が開口した箱形状のフレーム6と、このフレーム6内に収容された2つ(複数)の燃焼部31,32を含む燃焼手段30とを備えている。燃焼部31は給湯用に提供され、燃焼部32(兼用燃焼部)は、暖房,風呂追焚用に提供される。これら燃焼部31,32は、図1において左右方向に水平に並んで配置されている。給湯用燃焼部31は、上記給湯用熱交換部21の真下に配置され、暖房,風呂追焚用燃焼部32は、上記暖房,風呂追焚用熱交換部22の真下に配置されている。燃焼部31,32の境界P’は、熱交換部21,22の境界Pの真下に位置している。
【0024】
図1に示すように、燃焼部31,32へガスを供給する手段50は、主管51と、この主管51から分岐した2つの分岐管52,53とを有している。主管51には主電磁開閉弁55と電磁比例弁56が設けられており、分岐管52,53にはそれぞれ補助電磁開閉弁57,58が設けられている。分岐管52,53にはノズルブロック59が接続されている。分岐管52,53は、ノズルブロック59の通路とノズル部を介して、上記燃焼部31,32に連なっている。
【0025】
図2に示すように、給湯用の受熱管26の入口端には、給水管61が接続され、出口端には給湯管62が接続されており、これにより給湯用回路60(第3回路)が構成されている。給湯管62の末端には開閉栓63が設けられている。また、給水管61には水流スイッチ64、給湯管62には温度センサ65や水量制御弁(図示しない)等が設けられている。なお、この給湯用回路60では、水(液体)は給水管61から受熱管26を経て給湯管62へと流れるだけであり、水の循環回路は構成されていない。
【0026】
上記受熱管27は、暖房用循環回路70(第1回路)の一部を構成している。この暖房用循環回路70は、さらに、受熱管27の入口端に接続された復路管71と、受熱管27の出口端に接続された往路管72と、これら復路管71,往路管72間において互いに並列接続された複数の放熱器75(図2には、1つのみ示す)と、これら放熱器75と並列接続されたバイパス管73とを備えている。バイパス管73には、制御弁74が設けられている。放熱器75は、互いに直列をなす放熱管75aおよび制御弁75bと、放熱管75aの熱を室内に放出させるためのファン75cとを有している。復路管71には、ポンプ76と膨張タンク77が設けられている。また、受熱管27の出口端近傍には温度センサ78が設けられている。暖房用循環回路70に例えば水とプロピレングリコールを含む熱媒体(液体)が充填されており、受熱管27は常にこの熱媒体で満たされ、空の状態にならない。
【0027】
上記受熱管28は風呂追焚用循環回路80(第2回路)の一部を構成している。この風呂追焚用循環回路80は、さらに、受熱管28の入口端と浴槽85の循環金具86を接続する復路管81と、受熱管28の出口端と循環金具86を接続する往路管82とを備えている。復路管81には、温度センサ83とポンプ84が設けられている。なお、前述した給湯管62の中途部と復路管81の中途部とは、湯張り管88により接続されており、この湯張り管88には電磁開閉弁89が設けられている。これにより、給湯用熱交換部21からの湯が湯張り管88を経、復路管81,往路管82を経て浴槽85へ供給されるようになっている。
なお、浴槽85が空の時に、受熱管28内の水が復路管81,往路管82を介して浴槽85内に流れ出てしまうことがある。したがって、受熱管28が空になることは日常的に起こり得ることである。
【0028】
さらに燃焼装置は、制御ユニット10(制御手段)を装備している。この制御ユニット10は、各種センサ,スイッチからの信号に応答して、上記ファン4,ガス供給用の電磁弁55,56,57,58や、その他の弁74,75b,89,ポンプ76,84等を制御する。
【0029】
上記構成の燃焼装置において、まず給湯作用について説明する。栓63を開くと、給水管61,受熱管26,給湯管62に水が流れる。給水管61に設けられた水流スイッチ64がこれを検出し、この検出信号に応答して制御ユニット10が、主電磁開閉弁55,補助電磁開閉弁57を開くことにより、給湯用燃焼部31での燃焼が開始される。その結果、共通フィンプレート25のうち給湯用燃焼部31の真上に位置する第1フィンプレート25aが主に加熱され、ひいては受熱管26を通る給水管61からの水が加熱され、湯となって給湯管62へと供給される。なお、出湯温度は温度センサ65で検出され、この出湯温度が設定温度になるように、燃焼熱量,水量制御弁の開度が制御される。
【0030】
上記給湯が単独で実行されている時には、暖房,風呂追焚用燃焼部32で燃焼が行われないので、暖房,風呂追焚用熱交換部22には、ファン4からの燃焼を伴わない空気が通過するだけであり、受熱管27,28内の熱媒体や水を加熱しない。
【0031】
次に暖房の作用について説明する。使用者が暖房のメインスイッチをオンすると、制御ユニット10はポンプ76を駆動させて熱媒体を循環させる。なお、すべての放熱器75のスイッチがオフの時には、制御弁74を全開にすることにより、熱媒体をバイパス管73を介して循環させる。いずれかの放熱器75のスイッチがオンの時には、制御弁74を閉じるか最小流量にし、制御弁75bを開くことにより、当該放熱器75の放熱通路75aを介して熱媒体を循環させる。受熱管27からの熱媒体の温度は温度センサ78で検出され、この温度が設定温度(例えば80°C)より低下した時には、主電磁開閉弁55,補助電磁開閉弁58を開いて、暖房,風呂追焚用燃焼部32での燃焼を行う。その結果、共通フィンプレート25のうち暖房,風呂追焚用燃焼部32の真上に位置する第2フィンプレート25bが主に加熱され、ひいては暖房用受熱管27を通る熱媒体が加熱される。
【0032】
放熱器75毎のスイッチがオンして制御弁75bが開いた状態では、上記受熱管27で熱媒体が受けた熱は、熱媒体が放熱管75aを通る過程でファン75cにより室内に放出され、暖房がなされる。なお、室内温度センサにより検出された温度のフィードバック信号に基づき、図示しない制御ユニットで、ファン75cの回転数や制御弁75bの開度が制御される。
【0033】
上記暖房単独実行の際、風呂追焚用受熱管28の直管部28aの真下に位置する暖房,風呂追焚用燃焼部32で燃焼が行われる。しかし、この直管部28aの下側に暖房用受熱管27の直管部27aが配置されており、この直管部27aを熱媒体が流れ続けるので、燃焼熱の殆どをこの直管部27a内の熱媒体で吸収する。その結果、風呂追焚用受熱管28の直管部28aで受け取る熱量は少なく、この直管部28aが空であっても、直管部28aが異常加熱されることがなく、直管部28aの熱疲労を防止することができる。
【0034】
風呂追焚を行う場合には、制御ユニット10の制御に基づき、ポンプ84を駆動して、浴槽85の水を復路管81,受熱管28,往路管82を経て循環させる。これと同時に、暖房時と同様に、主電磁開閉弁55,補助電磁開閉弁58を開いて、暖房,風呂追焚用燃焼部32での燃焼を開始する。その結果、第2フィンプレート25bが主に加熱され、ひいては風呂追焚用受熱管28を通る浴槽85からの水が加熱され、追焚が実行される。温度センサ83で検出された浴槽85からの湯の温度が、設定温度に達した時に、この追焚を終了する。
【0035】
上記風呂追焚の単独実行の際には、追焚時間を短縮させるために、電磁比例弁56を全開にし、暖房,風呂追焚用燃焼部32で最大燃焼熱量で燃焼させるのを原則とするが、暖房用受熱管27の直管部27aは風呂追焚用受熱管28の直管部28aの下側にあるため、その燃焼熱を直接受け、しかも熱媒体が滞留しているので、沸騰する可能性がある。この沸騰は、配管の耐久性を損なうおそれがあるとともに騒音発生源となるので、避けなければならない。
そこで、上記風呂追焚を単独で実行している時には、温度センサ79での検出温度に基づいて、暖房用受熱管27内で沸騰が生じないように、電磁比例弁56の開度を制御し、燃焼熱量を制御する。詳述すると、上記温度センサ79での検出温度が、設定温度Txを維持するように電磁比例弁56の開度を制御し、ひいては暖房,風呂追焚用燃焼部32での燃焼熱量を制御する。この設定温度Txは、受熱管27での熱媒体が沸騰を開始する際に温度センサ79で検出されるであろう温度Tfより所定温度分だけ低く、沸騰を確実に防止できる温度の上限に近い。そのため、受熱管27で熱媒体が沸騰するのを防止することができるとともに風呂追焚を短時間で終了させることができる。
【0036】
上記風呂追焚単独実行の際に、設定温度Txを維持しようとして、安定燃焼を行うことができる最低限の燃焼熱量に達したら、一時的に補助電磁開閉弁58を閉じて暖房,風呂追焚用燃焼部32での燃焼を停止する。そして、温度センサ79での検出温度が設定温度Tyまで下がった時点で、再び補助電磁開閉弁58を開いて燃焼を再開し、燃焼熱量制御に移行する。なお、上記設定温度Tyは、上記設定温度Txより所定温度分だけ低い。このようにして、受熱管27での沸騰を確実に防止するとともに、不安定燃焼を回避することができる。
上記燃焼再開は、燃焼停止から所定時間経過を条件としてもよい。
【0037】
上記風呂追焚単独実行の際の他の制御態様について説明する。この制御態様では、上記燃焼熱量制御と暖房用循環回路70のポンプ76の制御を併用するものである。すなわち、所定条件のもとで、暖房のメインスイッチのオン,オフに拘わらず、バイパス管73の制御弁74を全開にした状態で、暖房用循環回路70のポンプ76を駆動する。その結果、暖房用循環回路70内を熱媒体が循環する。熱媒体が受熱管27で滞留しないので、その沸騰を防止することができる。なお、熱媒体は、放熱管75aを通らずバイパス管73を通って循環されるため、循環に伴う熱損失量は小さくて済む。また、このポンプ76駆動により、暖房,風呂追焚用燃焼部32での燃焼熱量を大きくしても受熱管27内での沸騰が生じず、追焚時間をより一層短縮することができる。
【0038】
上記ポンプ76の駆動を所定条件をつけて制限するのは、ポンプ76駆動に伴う騒音を低減するためである。以下、この所定条件について説明する。設定温度Txを維持しようとして燃焼熱量が低下して閾値Q1に達した時(電磁比例弁56への制御電流値が閾値Q1に対応する電流値に達した時)に、ポンプ76を駆動する。その結果、温度センサ79での検出温度が低下していく。そして、この検出温度が上記設定温度Txより低い所定温度に達した時に、ポンプ76を停止する。そして、再び閾値Q1での燃焼状態において上記設定温度Txに達した時に、ポンプ76を再び駆動する。なお、この閾値Q1は、最低燃焼熱量でもよいし、これより若干高い値であってもよい。
【0039】
上述した暖房と、風呂追焚を同時に実行することもできる。この場合には、制御弁74は、中間開度、すなわち最大流量と最小流量の中間の流量になるように制御される。本実施例では、制御ユニット10が、風呂追焚のための要求熱量と、暖房のための要求熱量を演算し、その比に応じて制御弁74の開度を制御する。ここで、制御弁74の開度が大きい程、放熱管75aを通る熱媒体の流量が少なくなり、風呂追焚のために費やされる熱量が多くなる。
上記燃焼装置において、給湯,暖房,風呂追焚の3つを同時に実行できることは勿論である。
【0040】
上記暖房,風呂追焚の少なくとも一方が実行され、給湯が実行されない時には、給湯用燃焼部21では燃焼が実行されないので、給湯用熱交換部21には、ファン4からの燃焼を伴わない空気が通過するだけであり、受熱管26内の水を加熱することはない。また、第2フィンプレート25bから第1フィンプレート25aへ逃げる熱も比較的少ない。しかし、暖房,風呂追焚用燃焼部32での燃焼の輻射熱がこの受熱管26の直管部26aに当たり、直管部26aに滞留している水を加熱する。この滞留湯は、給湯初期にユーザーの予期しない温度で出湯することがある。
【0041】
そこで、図1に示すように直管部26aの配置を工夫している。詳述すると、受熱管26の例えば8本の直管部26aを熱交換部21の入口から出口に向かう経路に沿って順に符号X1〜X8で表すと、図1に示すように配置されている。すなわち、直管部X1〜X8は上下2段にわたって配置され、熱交換部21の入口に近い4本の直管部X1〜X4(直管部グループ)が下段に配置され、入口から遠い4本の直管部X5〜X8(直管部グループ)が上段に配置されている。下段では、入口に最も近い直管部X1が燃焼部32の最も近くに配置され、直管部X2〜X4が入口から遠くなる順で燃焼部32から離れるようにして配置される。同様に、上段では、4本の中では1番入口に近い直管部X4が燃焼部32の最も近くに配置され、直管部X5〜X8が入口から遠くなる順で燃焼部32から離れるようにして配置されている。そして、最も熱交換部21の出口に近い直管部X8が燃焼部32から最も離れている。なお、直管部X1,X2間、直管部X2,X3間、X3,X4間,直管部X5,X6間、直管部X6,X7間、X7,X8間を連結するベンド部26bは短いが、X4,X5間を連結するベンド部26bは長くなる。なお、このような直管部X1〜X8の配置では、凍結防止のために給湯回路60に設けた水抜き栓(図示しない)を外して水抜きを行った時に、すべての直管部X1〜X8から水を抜くことができる。
【0042】
上記構成において、給湯がなされず、暖房,風呂追焚のいずれか一方または両方が実行されている時に、直管部X1〜X8が上記燃焼部32からの火炎の輻射熱を受けるが、下段の直管部X1〜X4では、輻射熱を多く受けるものほど熱交換部21の出口から遠ざかっており、上段の直管部X5〜X8でも輻射熱を多く受けるものほど熱交換部21の出口から遠ざかっているので、給湯を再開した時に、熱交換部21から最初に出てくる受熱管27の滞留湯の温度は高温にならずに済み、また、輻射熱を多く受けている直管部に滞留していた高温の湯は、熱交換部21の出口に向かう過程において、ファン4からの風による放熱や熱交換部21での吸熱により、温度の低下が見込まれる。それ故、給湯初期に高温の湯が排出されるのを確実に防止できる。
【0043】
図3,図4は本発明の第2の実施形態を示す。この実施形態では、熱交換部21が暖房用に用いられる。すなわち、熱交換部21の受熱管26が暖房用循環回路70(第3回路)に組み込まれている。熱交換部22の受熱管28は、第1,第2実施形態と同様に、風呂追焚用循環回路80に組み込まれる。熱交換部22の受熱管27は、給湯用回路90に組み込まれる。なお、熱交換部21,22の構成,受熱管26,27,28の配置のしかたは、図1,図2に示す第1の実施形態と同様であり、暖房用循環回路70,風呂追焚用循環回路80も第1実施形態と同様であるので、図に同番号を付してその説明を省略する。
【0044】
本実施形態の給湯用回路90(第1回路)は、第1実施形態とは異なり、循環回路を構成している。この給湯用循環回路90は、熱交換部22の受熱管27と、この受熱管27に連なる主通水管91とを備えている。この主通水管91には、逆止弁92とポンプ93が設けられている。また、主通水管91には、逆止弁92と受熱管27の入口端との間において、給水管94が接続されている。この給水管94には、減圧弁95と逆止弁96が設けられている。主通水管91には、逆止弁92と受熱管27の出口端との間において、複数の短い分岐管97の一端が接続されており、この分岐管97の他端には開閉栓98が設けられている。また、受熱管27の出口端近傍には温度センサ99が設けられている。
【0045】
上記構成において、給湯のメインスイッチがオンされると、ポンプ93が駆動され、水が循環回路90を循環する。受熱管27からの水の温度が温度センサ99で検出され、この検出温度が設定温度(例えば80°C)に達するまで、燃焼部32(図1,図3参照)での燃焼が行われ、それ以後も検出温度が設定温度より低くなると、燃焼部32での燃焼が行われる。分岐管97からの出湯がなされると、給水管94から水が補給される。なお、上記給湯用循環回路90には常に水が満たされており、第1実施形態と同様に受熱管27が空になることはない。
【0046】
上記第2実施形態でも、風呂追焚単独実行時に、燃焼部32で燃焼が実行され受熱管28内を水が流れている状態において、第1実施形態と同様の燃焼部32(兼用燃焼部)での燃焼熱量の制御が行われる。なお、第1実施形態と同様に、この燃焼熱量制御とポンプ93の制御を併用することもできる。詳述すると、給湯のメインスイッチのオフの状態であってもポンプ93が駆動され、給湯用循環回路90内での水の循環がなされ、受熱管27にも水が流れる。その詳細な制御の仕方および作用効果は、第1の実施形態と同じであるので、説明を省略する。
【0047】
上記第2実施形態では、給湯用循環回路90の受熱管27は、第1実施形態と同様に風呂追焚用循環回路80の受熱管28の直管部28aの下側に配置される直管部27aの他に、直管部28aの上側に接するようにしてフィンプレート25bを貫通する直管部27a’を付加的に有している。すなわち、受熱管28の各直管部28aは、受熱管27の上下の直管部27a,27a’で挟まれている。
第2の実施形態では、給湯単独実行時に、給湯用循環回路90の受熱管27の上下の直管部27a,27a’で燃焼熱の殆どを奪うので、風呂追焚用循環回路80の受熱管28の直管部28aをより一層確実に保護することができる。
【0048】
暖房回路70に組み込まれた受熱管26の直管部26aの配置についてを参照しながら説明する。符号X1〜X8の付け方は第1実施形態と同じである。本実施形態では、熱交換部21の経路の入口に近い直管部26aほど、熱交換部22の近くに配置されており、熱交換部21の経路の出口に近い直管部26aほど、熱交換部22から離れて配置されている。また、直管部X1〜X8がこの符号の順に下段,上段,下段,上段と交互に配置されている。この配置は、直管部X1〜X8の符号順に滞留湯の温度が「高」から「低」になるので、給湯初期の高温の湯の輩出を回避する上では、理想的なものである。暖房回路70は、前述した給湯用回路60で凍結防止のために行われる水抜きが不要であるが故に、このような配置を採用できるのである。
【0049】
本発明は上記実施形態に制約されず、種々の形態を採用することができる。例えば、燃焼部32では、所定燃焼量での燃焼と燃焼停止を選択的に行うことにより、受熱管27内での沸騰を回避するようにしてもよい。この場合、所定燃焼量を最大燃焼熱量(電磁比例弁56の全開に対応する)としてもよい。詳述すると、温度センサ79での検出温度が上昇して上記設定温度Txより所定温度分高い温度(Tx−α)に達した時に燃焼を一時停止し、検出温度が低下して設定温度Txから所定温度分α低い温度(Tx−α)に達した時に燃焼を再開する。
【0050】
温度センサ79は、受熱管27の入口近傍または出口近傍の第2回路に設けてもよい。
また、温度センサを省き、風呂追焚用循環回路80に設けられた温度センサ83からの検出温度および、燃焼部32での燃焼熱量の積算値等の情報に基づいて、受熱管27内での沸騰を回避するように燃焼制御やポンプ制御を行ってもよい。
【0051】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1の発明によれば、3つの機能を果たすことができる小型の燃焼装置が得られる。しかも、兼用熱交換部を通る第2回路で担う機能を実行するために兼用燃焼部での燃焼を行う際に、燃焼熱量を制御することにより、兼用燃焼交換部を通る第1回路の第1受熱管内の液体の沸騰を防止できるとともに、継続的な燃焼を行うことができる。
さらに請求項1の発明によれば、燃焼制御と併用して、ポンプ駆動により第1受熱管の液体を循環させるので、第1受熱管での沸騰をより一層確実に回避することができる。しかも、燃焼熱量制御を優先し、ポンプ制御を補充的に採用することにより、ポンプ駆動時間を制限することができ、騒音を低減することができる。
請求項の発明によれば、温度センサを用いるため、簡易な燃焼熱量制御により第1受熱管の沸騰を防止することができる。
請求項の発明によれば、温度センサによる検出温度が沸騰を回避できる上限温度に近い温度になるように燃焼熱量を制御するので、第2回路に多くの燃焼熱量を提供することができる。
請求項の発明によれば、燃焼の一時停止も取り入れることにより、安定燃焼を確保しつつ、第1受熱管での沸騰を確実に防止することができる。
請求項の発明によれば、第2回路すなわち風呂追焚用循環回路の第2受熱管が空になった状態で、第1回路が担う機能を実行しても、熱疲労の発生を防止することができる。
請求項6,8の発明によれば、風呂追焚,暖房,給湯の機能を1つの共通フレームに組み込まれた燃焼装置で行うことができる。
請求項の発明によれば、フィンプレート,受熱管の配置を工夫することにより、3つの機能を有する燃焼装置をより一層小型にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態をなす燃焼装置の主要部を示す縦断面図である。
【図2】同燃焼装置の全体スシテムを示す概略図である。
【図3】本発明の第2の実施形態を示す図1相当図である。
【図4】同第2の実施形態を示す図2相当図である。
【図5】従来の燃焼装置を示す図2相当図である。
【符号の説明】
7 共通フレーム
10 制御ユニット(制御手段)
20 燃焼手段
21 給湯用熱交換部
22 暖房,風呂追焚用熱交換部(兼用熱交換部)
25a,25b フィンプレート
26 給湯用受熱管(第3受熱管)
27 暖房用受熱管(第1受熱管)
28 風呂追焚用受熱管(第2受熱管)
30 燃焼手段
31 給湯用燃焼部
32 暖房,風呂追焚用燃焼部(兼用燃焼部)
50 ガス供給手段
60 給湯用回路(第3回路)
70 暖房用循環回路(第1回路,第3回路)
76 ポンプ
79 温度センサ
80 風呂追焚用循環回路(第2回路)
90 給湯用循環回路(第1回路)
93 ポンプ

Claims (9)

  1. 制御手段により互いに独立して燃焼制御される複数の燃焼部と、各燃焼部に対応してその上方に配置された複数の熱交換部とが、1つの共通フレームに収容され、これら複数の熱交換部には少なくとも3つの回路の受熱管が配設され、
    所定の熱交換部が、第1回路の第1受熱管と第2回路の第2受熱管を組み込むことにより兼用熱交換部とされ、この兼用熱交換部に対応する燃焼部が兼用燃焼部とされ、
    上記第1回路は強制循環用ポンプを有する循環回路をなし、
    上記制御手段は、上記第2受熱管内を液体が流れている状態で上記兼用燃焼部の燃焼を行なうことにより上記第2回路で担う機能を実行する際に、第1受熱管内の液体の沸騰を防止するよう上記兼用燃焼部での燃焼熱量を制御し、この兼用燃焼部での燃焼熱量が閾値を超えている時には上記ポンプを停止させておき、この燃焼熱量が低下して閾値に達したら、上記ポンプを駆動することにより、上記第1受熱管内の液体の沸騰を回避することを特徴とする燃焼装置。
  2. 上記第1受熱管またはその近傍に位置する第1回路に温度センサが設けられ、上記制御手段は、上記第2回路で担う機能を実行している際に、この温度センサでの検出温度が、第1受熱管内の液体の沸騰開始に対応する温度を下回るように、上記兼用燃焼部での燃焼熱量を制御することを特徴とする請求項に記載の燃焼装置。
  3. 上記制御手段は、上記温度センサでの検出温度が、第1受熱管内の液体の沸騰を回避できる温度の上限に近い設定温度になるように、上記兼用燃焼部での燃焼熱量を制御することを特徴とする請求項に記載の燃焼装置。
  4. 上記制御手段は、上記第2回路で担う機能を実行している際に、兼用燃焼部での燃焼熱量が安全燃焼を維持するための最低限の燃焼熱量に達した時、兼用燃焼部での燃焼を一時停止することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の燃焼装置。
  5. 上記第2回路が風呂追焚用循環回路をなし、第2受熱管が第1受熱管の上側に接していることを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載の燃焼装置。
  6. 上記複数の燃焼部は2つの燃焼部からなり、上記複数の熱交換部も2つの熱交換部からなり、一方の燃焼部,熱交換部が上記兼用燃焼部,兼用熱交換部をなし、上記第1回路が暖房用循環回路をなし、他方の熱交換部に配設された第3受熱管を含む第3回路が給湯回路をなす請求項に記載の燃焼装置。
  7. 上記第3受熱管が上下2段をなして配置された直管部を有し、上段において、上記兼用熱交換部に近い直管部ほど上記他方の熱交換部の出口から遠ざかっており、上段において上記兼用熱交換部から最も離れている直管部が、上下段すべての直管部のうち上記他方の熱交換部の出口に最も近いことを特徴とする請求項6に記載の燃焼装置。
  8. 上記複数の燃焼部は2つの燃焼部からなり、上記複数の熱交換部も2つの熱交換部からなり、一方の燃焼部,熱交換部が上記兼用燃焼部,兼用熱交換部をなし、上記第1回路が給湯用循環回路をなし、他方の熱交換部に配設された第3受熱管を含む第3回路が暖房用循環回路をなす請求項に記載の燃焼装置。
  9. 上記熱交換部のフィンプレートは、熱交換部の並び方向に延び、熱交換部の並び方向と直交する方向に並べられており、これら熱交換部のすべての受熱管は、熱交換部の並び方向と直交する方向にフィンプレートを貫通していることを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載の燃焼装置。
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