JP3848576B2 - インク垂れ防止装置及び印刷装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、インクが充填された容器 (以下、インクボトルとも呼ぶ)をインク吸引手段に取り付けてインクを吸引する場合において、該インクボトルをインク吸引手段から取り外す際にインクが外に漏れないようにするためのインク垂れ防止装置と、かかるインク垂れ防止装置を備えた印刷装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば孔版印刷機等の印刷装置においては、印刷に供されるインクは一般に容器に充填されて印刷装置に装着され、印刷装置が内蔵するインク吸引手段で該容器から適宜吸い出されて印刷手段に適量が供給されるようになっている。かかる容器及びインク吸引手段としては、種々の形態のものが提案されている。例えば、図12は特開平7−19175号公報に開示された容器と容器収納物の取り出し装置を示す図である。
【0003】
この容器100は、円筒形の本体の一端に接続口101が形成され、これと反対側には軸線方向に移動可能な底板102が設けられ、内部にインクが充填されている。また、この容器100の接続口101の近傍には、往復動式のピストンポンプ103が設けられている。この容器100を印刷機の接続部104に接続すると、印刷機に設けられた駆動手段としてのカム105が容器100のピストンポンプ103の駆動桿106に当接する。カム105が回転すると、ピストンポンプ103が往復駆動されて容器100内のインクが印刷機本体内へ吸い出され、容器100内のインク量の減少に伴って底板102が移動する。
【0004】
また、図12に示した例とは異なり、容器はインクを供給する機能のみを有し、容器からインクを吸い出すポンプや駆動源等の機構はすべて印刷機側に設けられる場合もある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
図12に示したような容器100と容器収納物の取り出し装置を印刷装置のインク供給に用いる場合には、容器100内に印刷用のインクを充填して印刷装置の接続部104に該容器100を取り付けることとなる。ここで、印刷が行なわれて容器100内のインクが消費され、容器100が空になった場合にはユーザーが空の容器100をインクが満杯である新たな容器に交換する。
【0006】
この容器の交換作業の過程で空の容器100を接続部104から引き抜く際に、該接続部104に残っているインクが該接続部104と容器の接続口101の外に漏れてしまうことがあるという問題があった。この垂れたインクは印刷装置の機構各部に付着して装置の印刷機能に問題を生じさせる恐れがある。また、容器が空でない状態でユーザーがインクを引き抜こうとしても同様の問題が発生することは明らかである。
【0007】
本発明は上述したような不都合を解消するためになされたものであり、インクの容器を接続部に接続してインクの吸出しによる供給を行なう装置において、容器を接続部から取り外した場合に外部にインクが垂れるのを防止することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載されたインク垂れ防止装置は、インクを収納する容器(インクボトル1)を接続口 (インク吸引口部13)に着脱可能に装着してインク吸引手段(20)でインクを吸引する装置に設けられ、装着した前記容器を前記接続口から取り外した時にインクが外部に垂れるのを防止するインク垂れ防止装置であって、前記容器が前記接続口に装着された状態にあるか否かを検知する容器センサ (ボトルセットセンサ30)と、前記容器が前記接続口から取り外される際に前記容器センサが出力する信号を受けて前記インク吸引手段を作動させる制御手段(CPU40)とを具備している。
【0009】
請求項2に記載されたインク垂れ防止装置は、請求項1記載のインク垂れ防止装置において、前記制御手段(CPU40)が、前記容器(インクボトル1)が前記インク吸引手段(20)から取り外された旨を示す前記容器センサ (ボトルセットセンサ30)からの信号を受けた時に前記インク吸引手段に駆動信号を予め設定された時間だけ与えるように構成されたものである。
【0010】
請求項3に記載された印刷装置は、インクを収納する容器(インクボトル1)が接続口 (インク吸引口部13)に着脱可能に装着されて該容器から印刷手段にインクが供給される印刷装置において、
前記容器からインクを吸引するインク吸引手段(20)と、前記容器が所定の取り付け位置に装着された状態にあるか否かを検知する容器センサ (ボトルセットセンサ30)と、前記容器が前記取り付け位置から取り外される際に前記容器センサが出力する信号を受けて前記インク吸引手段を作動させる制御手段(CPU40)とを具備し、装着された前記容器を前記接続口から取り外した時にインクが外部に垂れるのを防止することを特徴としている。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
本例は、インクの供給を交換式のインクボトルで行なう印刷装置に関する。本例の印刷装置では、印刷装置のインク吸引手段である吸引ポンプにインクボトルがインクボトル装着装置により着脱可能に取り付けられる。インクボトル装着装置のため、そのボトルの交換作業は簡単であり、ボトルの装着状態は安定している。そして、この印刷装置は、ボトルを吸引ポンプから取り外した時にインクが外部に垂れるのを防止するためのインク垂れ防止装置が設けられていることを特徴とする。
まず、印刷装置におけるインクボトル装着装置を中心とした機械的構成を説明し、その後にインク垂れ防止装置における制御手段の構成を説明する。
【0012】
<インクボトル装着装置等の構成>
図1〜図11は本発明の一実施形態を示し、図1はインクボトルが挿入される前のインクボトル装着装置の斜視図、図2はインクボトルが装着された状態を示すインクボトル装着装置の斜視図、図3は図2とは見る方向が異なるが、同様にインクボトルが装着された状態を示すインクボトル装着装置の斜視図、図4はインクボトルが挿入される前のインクボトル装着装置の平面図、図5はインクボトルが挿入される前のインクボトル装着装置の正面図、図6はインクボトルが装着された状態を示すインクボトル装着装置の平面図、図7はインクボトルが装着された状態を示すインクボトル装着装置の正面図、図8はインクボトルが装着された状態を示すインクボトル装着装置の背面図、図9は図6のAーA線断面図である。
【0013】
『インクボトル』
図1〜図9に示すインクボトル1は合成樹脂製であり、内部にインクが収容された円筒状のボトル本体2を有し、このボトル本体2の挿入先端面2aの中心位置には小径の円筒状のインク吐出口部3が突出して設けられている。ボトル本体2の側周面2bの挿入後端面2c側にはボトル挿入・引き出し方向Tに延びる位置決めリブ4が設けられおり、この位置決めリブ4によってインクボトル1が所定の回転位置でのみ後述するボトル挿入室12に挿入される。又、ボトル本体2の側周面2bの挿入先端面2aに近接した位置には、周方向に沿って円環状の溝部5が設けられている。この溝部5は、側周面2bの全周囲に亘って設けられ、断面半円弧状の形状を有している。
【0014】
『ボトル装着装置本体等』
このようなインクボトル1を装着するインクボトル装着装置10は、ボトル装着装置本体11を有している。このボトル装着装置本体11には、ボトル挿入室12が設けられ、このボトル挿入室12はボトル本体2の径より若干だけ大きい径で、一方面側が開口部12a(図3に示す)とされている。この開口部12aよりインクボトル1がボトル挿入室12に挿入され、開口部12aより突出したインクボトル1の部分を利用してインクボトル1をボトル挿入室12より引き出す。
【0015】
ボトル挿入室12の最奥側には前記容器からインクを吸引するインク吸引手段20が設けられている。インク吸引手段20は、インクポンプ21と、インクポンプ21を駆動するモータ22からなる。そして、インクポンプ21の接続口であるインク吸引口部13が、ボトル挿入室12の最奥側の中央において開口部12aに向けて配置されている。インクボトル1を装着位置に設定した時に、インクボトル1のインク吐出口部3がこのインク吸引口部13に結合される。又、ボトル装着装置本体11にはボトル挿入室12に開口する位置決め凹部14が設けられている。この位置決め凹部14にインクボトル1の位置決めリブ4が挿入された時のみ、インクボトル1はボトル挿入室12へ挿入できる。
【0016】
ボトル装着装置本体11には、ボトル挿入室12に装着されたインクボトル1の側周面2bの溝部5に対向する位置にボトルロック部材である板バネ15が3箇所に設けられている。この3箇所の板バネ15は、ボトルの周方向に関して互いにほぼ同じ回転角度間隔で配置されている。各板バネ15は、その基端側がボトル装着装置本体11にネジ16で固定され、その自由端側の先端側がボトル挿入室12内に突出している。そして、板バネ15の先端側は、装着位置に設定されたインクボトル1の溝部5に入り込むボトルロック位置(図9)と、このボトルロック位置よりもボトル挿入室12の外側の位置であって、インクボトル1の移動を許容するボトル移動許容位置との間で変移可能である。板バネ15は、ボトル挿入・引き出し方向Tに沿って移動するインクボトル1から一定以上の押圧力を受けると、その押圧力によってバネ性の撓み変形でボトルロック位置からボトル移動許容位置に変移し、インクボトル1から該押圧力を受けなくなるとバネ性の撓み復帰変形でボトルロック位置に自動復帰する。
【0017】
ボトル装着装置本体11には、開口部12aと反対側(ボトル挿入室12の最奥側)の外面に、容器センサとしてのボトルセットセンサ30が取り付けられている。このボトルセットセンサ30は、インクボトルが所定の取り付け位置である前記ボトルロック位置に装着された状態にあるか否かを検知し、ボトルセット信号を出力する。図示のように、本例のボトルセットセンサ30はリミットスイッチであり、インクボトル1がボトルロック位置にセットされた際にON信号を出力し、インクボトル1がボトルロック位置から外された際にOFF信号を出力する。
【0018】
<インク垂れ防止装置の制御手段>
図10は本例におけるインク垂れ防止装置の構成を示すブロック構成図であり、図11は該インク垂れ防止装置による制御手順を示す流れ図である。
図10に示すように、このインク垂れ防止装置は、前記ボトルセットセンサ30と、該ボトルセットセンサ30からの状態信号(ON信号又はOFF信号)を受けて制御動作を行なう制御手段としてのCPU40と、該CPU40により駆動回路50を介して駆動される前記インク吸引手段20(インクポンプ21とモータ22)から構成される。CPU40は演算装置41とタイマ42と図示しない記憶装置を有している。
【0019】
このCPU40は、インクボトル1が前記ボトルロック位置から取り外された際にボトルセットセンサ30からの状態信号がON信号からOFF信号となることを利用して前記インク吸引手段20のインクポンプ21を作動させ、インク吸引口部13とインクボトル1のインク吐出口部3に残っているインクを吸い取って外に漏れないように制御する機能を有している。なお、インク垂れ防止機能の他、印刷装置の印刷動作自体もこのCPU40に設けられた他の機能で実現するようにしてもよい。
【0020】
図11に示すように、S1において印刷装置の動作がスタートすると、S2において制御手段がインクボトル1のセット状態をボトルセットセンサ30からの状態信号で監視する。状態信号がON信号である時はインクボトル1が正規のボトルロック位置にあることが確認され、別の手順に従って印刷動作が行なわれる。ここで状態信号がON信号からOFF信号になると、CPU40はインクボトル1が正規のボトルロック位置から取り外されたものと判断し、S3に示すように駆動回路50を介してインクポンプ21(即ち本例ではインクポンプ21を駆動するモータ22)を駆動する。同時にS4に示すように、CPU40はタイマ42によって計時を開始し、インクポンプ21の駆動時間を計測する。CPU40は、S5に示すようにCPU40の記憶装置に予め設定された規定時間が経過したか否かを確認し、経過した場合(S5においてYES)にはS6に示すようにインクポンプ21を停止する。
【0021】
印刷装置のインクポンプ21にインクボトル1を接続して印刷を行なうと、インクボトル1からインクポンプ21にインクが流れるので、印刷を停止した場合においても、インクボトル1のインク吐出口部3とインク吸引口部13にはインクが残った状態にある。従って、何らの手当てもしない場合には、ここでインクボトル1を取り外せばこの残ったインクが外に漏れてしまうおそれがあるが、本例ではCPU40が上述した動作を行なうので、この残ったインクはインクポンプ21に吸い取られて外に漏れることがない。
【0022】
<インクボトル交換作業>
上記構成において、インクボトル1の交換作業を説明する。今、使用済みのインクボトル1がボトル挿入室12に装着され、図9等に示すようにインクボトル1の溝部5には板バネ15の先端側が挿入され、これによってインクボトル1が装着位置にロックされているものとする。
【0023】
作業者は、一方の手でボトル挿入室12より突出しているインクボトル1の部分を握持し、インクボトル1をボトル挿入室12より引き抜く方向に押圧力を加える。すると、板バネ15がインクボトル1の押圧力を受けてボトルロック位置からボトル移動許容位置に変移してインクボトル1の引き出しが許容され、インクボトル1がボトル挿入室12から引き出される。
【0024】
ここで、印刷を停止しているインクボトルの交換時においても、インクボトルのインク吐出口部3とインク吸引口部13にはインクが残った状態にある。従って、ここでインクボトルを取り外せば、従来であれば残ったインクが外に漏れてしまうわけであるが、本装置ではインクボトル1の取り外しに際してインクボトル1がボトルロック位置から移動すると同時にボトルセットセンサ30がOFFとなり、CPU40からの制御信号によりインクポンプ21が自動的に作動するので、この残ったインクは直ちにインクポンプ21に吸い取られて外に漏れることがない。
【0025】
次に、作業者は一方の手で新しいインクボトル1の挿入後端面2c側の側周面2bを握持し、このインクボトル1の位置決めリブ4をボトル装着装置本体11の位置決め凹部14に位置合わせしてボトル挿入室12に挿入する。インクボトル1の挿入が進むと、インクボトル1の挿入先端面2aの端部に各板バネ15が当接し、この状態より更にインクボトル1を挿入すると各板バネ15がインクボトル1の押圧力を受けてボトルロック位置からボトル移動許容位置に変移してインクボトル1の挿入が許容される。インクボトル1が装着位置まで挿入されると、インクボトル1の溝部5と各板バネ15の先端側とが対向位置になって前記押圧力を受けなくなり各板バネ15がバネ性の撓み復帰変形でボトルロック位置に変移されてインクボトル1がロックされる。
【0026】
新たなインクボトル1がボトルロック位置にセットされるとボトルセットセンサ30がONとなり、CPU40はインクボトル1が正規の位置に設定されて印刷装置が印刷可能状態になったことを認識する。
【0027】
装着位置ではインクボトル1にロックがかかり、インクボトル1の挿入・引き出しはインクボトル1を所定以上の挿入力・引き出し力で挿入及び引き出せば良いため、装着位置ではインクボトル1をロックすることができ、且つ、インクボトル1の交換作業が片手で容易にできる。
【0028】
本例のインクボトル1の溝部5は、インクボトル1の挿入先端面2a側にあるので、インクの膨潤によりインクボトル1の全長長さが変化しても装着位置に位置すべきインクボトル1の溝部5の実際の位置はほとんど変化しないため、インクボトル1の膨潤等により全長変化が発生しても所定のロック力で確実にロックできる。
【0029】
以上説明した例では、インク垂れ防止装置の容器センサをリミットスイッチとしたが、インクボトル1が所定のセット位置にあるか否かを検出できるものであれば種類や動作原理は問わない。
【0030】
以上説明した例では、印刷装置の側にポンプ21とモータ22があってインクボトル1からインクを吸い出していたが、従来の技術の項において図12を参照して説明したような構造に対しても、本発明を適用することができる。この構造は、ポンプがインクボトルと一体となっており、ポンプの駆動源は印刷装置の側に設けられているようなものである。この場合には、インクボトルを印刷装置の所定の接続位置に設定したときに、インクボトルの吐出口が印刷装置側の接続口に接続されるとともに、印刷装置の駆動源がインクボトルのポンプの被駆動部と連動することとなる(図12ではカム105が駆動桿106と接する)が、インクボトルを取り外す動作の初期において取り外し動作をセンサで検知し、印刷装置の駆動源とインクボトルのポンプの被駆動部の連動関係が解除される前にポンプを駆動して残インクを吸い取るようにすればよい。
【0031】
また、本例のボトルロック部材は板バネ15によってシンプルに構成したが、ボトルロック位置とボトル移動許容位置との間で変移可能であり、且つ、ボトル挿入・引き出し方向からの一定以上の押圧力を受けるとその押圧力によってボトルロック位置からボトル移動許容位置に変移し、前記押圧力を受けなくなるとボトルロック位置に自動復帰できるような構成であれば板ばねに限らない。
【0032】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のインク垂れ防止装置又は該インク垂れ防止装置を備えた印刷装置によれば、インク吸引手段等の接続部に接続したインク容器を取り外す際に、この取り外しをセンサで検知してインク吸引手段を作動させるようにしたので、容器の取り外しに際して容器の接続口とインク吸引手段の吸引口に残っているインクが外に漏れるのを防止できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示し、インクボトルが挿入される前のインクボトル装着装置の斜視図である。
【図2】本発明の一実施形態を示し、インクボトルが装着された状態を示すインクボトル装着装置の斜視図である。
【図3】本発明の一実施形態を示し、図2とは見る方向が異なるが、同様にインクボトルが装着された状態を示すインクボトル装着装置の斜視図である。
【図4】本発明の一実施形態を示し、インクボトルが挿入される前のインクボトル装着装置の平面図である。
【図5】本発明の一実施形態を示し、インクボトルが挿入される前のインクボトル装着装置の正面図である。
【図6】本発明の一実施形態を示し、インクボトルが装着された状態を示すインクボトル装着装置の平面図である。
【図7】本発明の一実施形態を示し、インクボトルが装着された状態を示すインクボトル装着装置の正面図である。
【図8】本発明の一実施形態を示し、インクボトルが装着された状態を示すインクボトル装着装置の背面図である。
【図9】本発明の一実施形態を示し、図6のAーA線断面図である。
【図10】本発明の一実施形態におけるインク垂れ防止装置の構成を示すブロック図である。
【図11】本発明の一実施形態におけるインク垂れ防止装置の動作手順を示す流れ図である。
【図12】従来例を示し、容器と容器収納物の取り出し装置を示す断面図である。
【符号の説明】
1 インクボトル
13 接続口としてのインク吸引口部
20 インク吸引手段
30 容器センサとしてのボトルセットセンサ
40 制御手段としてのCPU
Claims (3)
- インクを収納する容器を接続口に着脱可能に装着してインク吸引手段でインクを吸引する装置に設けられ、装着した前記容器を前記接続口から取り外した時にインクが外部に垂れるのを防止するインク垂れ防止装置において、
前記容器が前記接続口に装着された状態にあるか否かを検知する容器センサと、
前記容器が前記接続口から取り外される際に前記容器センサが出力する信号を受けて前記インク吸引手段を作動させる制御手段とを具備するインク垂れ防止装置。 - 前記制御手段は、前記容器が前記接続口から取り外された旨を示す前記容器センサからの信号を受けた時に前記インク吸引手段に駆動信号を予め設定された時間だけ与えるように構成されている請求項1記載のインク垂れ防止装置。
- インクを収納する容器が接続口に着脱可能に装着されて該容器から印刷手段にインクが供給される印刷装置において、
前記容器からインクを吸引するインク吸引手段と、
前記容器が所定の取り付け位置に装着された状態にあるか否かを検知する容器センサと、
前記容器が前記取り付け位置から取り外される際に前記容器センサが出力する信号を受けて前記インク吸引手段を作動させる制御手段とを具備し、
装着された前記容器を前記接続口から取り外した時にインクが外部に垂れるのを防止する印刷装置。
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JP2002020229A JP3848576B2 (ja) | 2002-01-29 | 2002-01-29 | インク垂れ防止装置及び印刷装置 |
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JP2003220752A JP2003220752A (ja) | 2003-08-05 |
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JP2020082535A (ja) * | 2018-11-27 | 2020-06-04 | 理想科学工業株式会社 | 液体供給装置 |
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2002
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