JP3846709B2 - シートベルト装置におけるシートベルト連結具の収納構造 - Google Patents

シートベルト装置におけるシートベルト連結具の収納構造 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、主に自動車の中央席に用いられる3点式シートベルトに関し、不使用時にシートベルト連結具を車体ルーフ部に保持することができるシートベルト装置におけるシートベルト連結具の収納構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、自動車の前部席および後部席には、乗員を座席に拘束するために、主に3点式シートベルト装置が装備されている。
この種のシートベルト装置は、図15に示すように、シートベルト装置(シートベルト)100の一端部がアンカープレート101に係止され、他端部がシートベルトアンカのスルーリング(サッシュガイドとも言う。)102を通ってセンターピラー103の下端部に配設されたリトラクタ(巻取り装置)104に保持されている。そして、アンカープレート101とスルーリング102との間のシートベルト100中間部に配設されたスルータング105を車体中央部に立設されたバックル106に係合させることにより、乗員を座席に拘束している。
【0003】
一方、3人掛けのシートでは、中央席に3点式シートベルト装置を採用するために、シートベルトアンカのスルーリングをルーフ部に取付けるようにしている。
図16および図17は、従来、中央席に採用していた3点式シートベルト装置を示したものである。このシートベルト装置は、サイドボディアウタパネル107とインナパネル108で構成されたリヤピラー部109にリトラクタ110を内装し、このリトラクタ110から引き出されたシートベルト111をルーフ部112に取付けられたスルーリング(サッシュガイドとも言う。)113を経由して、斜め下方に引き出し、シートベルト111の先端に第1の連結具としてのコネクター114を、途中に第2の連結具としてのタング115を装着している。また、シート116の中央席の両側には、コネクター114を固定する第1の固定具117とタング115を固定する第2の固定具118がそれぞれ設けられており、コネクター114を固定具117に固定し、タング115を固定具118に固定してシートベルト装置が使用されている。
【0004】
そして、シートベルト装置を使用しない場合には、コネクター114を固定具117から外し、タング115を固定具118から外すと、シートベルト111はリトラクタ110に巻き戻されて、スルーリング113からぶら下った状態になる。この状態だと、コネクター114およびタング115が走行時に揺れ、後方視界の妨げとなる。
そこで、図18に示したように、ルーフ部にスルーリング113を取付けるボルト119でルーフライニング120の下面に支持サポート121を固定し、この支持サポート121にマグネット122を取付け、このマグネット122でコネクター114を保持するようにしている。このとき、タング115はシートベルト111に取付けられたプレート123上に配置されて、ルーフライニング120下面側に収納されている。
【0005】
また、図19および図20に示すように、コネクター114近くのシートベルト111に2重に形成したポケット部124を設け、このポケット部124にタング115を挿入して固定し、コネクター114をルーフライニング120の下面に装備されたマグネット122に取付けて収納している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来技術によると、シートベルト111にプレート123を設けるか、シートベルト111にポケット部124を設ける等、シートベルト装置に収納構造を設ける必要があり、コスト的に割高になっていた。
【0007】
本発明は上記課題を解決し、シートベルト装置には、変更を加えず、不使用時にシートベルト連結具を収納することができるシートベルト装置におけるシートベルト連結具の収納構造を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記課題を解決するため、車体に配設されたリトラクタから引き出されたシートベルトをルーフ部に装着されたサッシュガイドを介して斜め下方に引き出し、シートベルト先端に装着された第1の連結具をシート側に装備された第1の固定具に固定するとともに、シートベルトの途中に設けられた第2の連結具をシート側に装備された第2の固定具に固定して3点に掛け渡されたシートベルトでシートベルト使用者を拘束するシートベルト装置におけるシートベルト連結具の収納構造において、上記ルーフ部に連結具取付用カバーを装着し、この連結具取付用カバーに前記サッシュガイドを取付けるためのボルト穴を形成し、かつ該ボルト穴と並んで前記第2の連結具を保持する第2の保持手段を設け、さらに前記ボルト穴および保持手段と並ぶ位置に、前記第1の連結具の係合部の挿入口となる開口部と、該開口部の外側に壁面によって周囲を囲まれたホルダー室と、該ホルダー室の内壁面に前記第1の連結具の鉤状の係合部を引っ掛ける係止部を備え、前記ホルダー室の室内幅が前記第1の連結具の係合部の幅よりも広く、かつ前記突起部の位置の幅では前記係合部の幅よりも狭くした第1の保持手段を形成することにより、前記第1の連結具の鉤状の係合部を前記第1の保持手段の係止部に引っ掛け、前記第1の連結具に前記リトラクタからの張力を作用させた状態で保持することにある。
また、本発明は、上記第1の保持手段の係止部として突起部を形成し、該突起部の上方に上記第1の連結具の係合部を通過させる空間部を形成し、前記第1の保持手段に前記第1の連結具の係合部を係合させる際は、該係合部を前記空間部に挿入した後、該係合部を前記突起部に合う様に組付けることにある。
さらに、本発明は、上記ホルダー室に、上記第1の連結具の係合部を引っ掛ける係止部を有する可動片を設け、該可動片は、一端で前記ホルダー室の内壁に連結し、他端側は壁面から離れて自由端に形成したことにある。
またさらに、本発明は、上記第2の保持手段が上記第2の連結具を磁力で保持する保持手段であることにある。
また、本発明は、上記取付用カバーの下面側に凹部を設け、該凹部内に上記シートベルト不使用時に、上記第1および第2の連結具を保持する保持手段を設けたことにある。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下本発明のシートベルト装置におけるシートベルト連結具の収納構造の実施の形態を図面を参照しながら詳細に説明する。
【0010】
図1は、中央席に3点式シートベルト装置を採用した自動車のリヤシートに適用したシートベルト装置におけるシートベルト連結具の収納構造を示したものである。
車体1のリヤピラー部2に内装されたリトラクタ(図示せず)から引き出されたシートベルト3はルーフ部4に取付けられたシートベルトアンカ5のサッシュガイド(スルーリングとも言う。)6を介して斜め下方に案内され、シートベルト3の先端に装着された第1の連結具としてのコネクター7をリヤシート8の中央席の片側に装備された第1の固定具9に係着し、シートベルト3の途中に装備された第2の連結具としてのタング(スルータングとも言う。)10を、リヤシート8の中央席の他方側に装備された第2の固定具11に係着してシートベルト装置が使用される。
【0011】
図2ないし図8は、シートベルト装置が不使用状態にあるときのシートベルト連結具の収納構造を示したものである。
上記シートベルトアンカ5のサッシュガイド6を取付けるルーフ部4には、連結具取付用カバー12(以下取付用カバー12と略称する。)が装着されている。
この取付用カバー12は、図3に示すように、樹脂成形により周囲にフランジ部12aを設け、内側に四角形の凹部12bを形成したもので、車体前方側に配設される一側部のフランジ部12aの裏側に、フランジ部12aに対向するように延出された複数の爪部12cが一体成形されている。この爪部12cと反対側のフランジ部12aには、クリップ穴12dが設けられており、このクリップ穴12dに装着されたクリップ13と上記爪部12cを介して取付用カバー12の前後部がルーフ部4に固定されている(図7参照)。
【0012】
上記取付用カバー12は、フランジ部12aに対向するように延出された複数の爪部12cをルーフライニング20の開口穴20aの内側に挿入し、フランジ部12aとの間でルーフライニング20を挟むようにしてルーフライニング20の開口穴20aの前方側に組み付けられている。そして、反対側のフランジ部12aに設けられたクリップ穴12dに装着されたクリップ13によってルーフライニング20の開口穴20aの後方側に組み付けられている。また、図5および図8に示すように取付用カバー12の車幅方向に配設される左右両側のフランジ部12a裏面には、フランジ部12aの略中間位置にクリップ用台座12eが設けられ、このクリップ用台座12eに装着されたクリップ14を介して両側部がルーフ部4に固定されている(図8参照)。クリップ用台座12eに装着されたクリップ14は、後述するルーフバックインナロアメンバ22に形成された取付穴(図示せず)に差し込んで組み付けられている。
【0013】
上記取付用カバー12には、凹部12bの内面12fに上記シートベルトアンカ5のサッシュガイド6を取付けるためのボルト穴12gが形成され、かつこのボルト穴12gと車幅方向に並んで、タング10を保持するための保持手段15が設けられている。
上記保持手段15は、図4および図6に示すように上記取付用カバー12の凹部12bの内面12fに、一体成形された収納室16に永久磁石などのマグネット17を内蔵したものである。収納室16は、空間部の底面にスリット16aが形成され、このスリット16aから板状のマグネット17を突出させたもので(図9参照)、収納室16に設けられた蓋16bを閉じることによりマグネット17の固定を図っている。この蓋16bは薄肉部16cにより収納室16に連結されている。
【0014】
上記取付用カバー12のボルト穴12gおよび保持手段15と車幅方向に並ぶフランジ部12a下面には、コネクター7を保持するコネクターホルダー(連結具ホルダー)18が設けられている。
このコネクターホルダー18は、図3、図10ないし図12に示すように取付用カバー12の凹部12bの側壁12hに形成された挿入口となる開口部12iの外側に、壁面18aによって周囲を囲まれたホルダー室18bを形成したもので、このホルダー室18bの内壁面18cにコネクター7の鉤状の係合部7aを引っ掛ける係止部として円柱状の突起部18dが形成されている。突起部18dの高さh1は、開口部18iの高さh2よりも低く形成されており、かつ突起部18dの上方にコネクター7を通せる空間部19が形成されている。
【0015】
上記ホルダー室18bは、図11に示すように、室内幅L2を上記コネクター7の幅L1よりも広く(L2>L1)形成し、かつ係止部としての突起部18dの位置の幅L3ではコネクター7の幅L1よりも狭く(L3<L1)形成されている。
【0016】
上記取付用カバー12は、ルーフ部4のルーフライニング20に形成された開口穴20aを塞ぐようにルーフ部4に取付けられている。
ルーフ部4は、ルーフバックインナアッパーメンバ21とルーフバックインナロアメンバ22相互間にリヤシートベルトリーンフォースメント23を配設して補強されており、このルーフバックインナロアメンバ22とリヤシートベルトリーンフォースメント23の接合部に上記シートベルトアンカ5が取付けられている。シートベルトアンカ5は、リヤシートベルトリーンフォースメント23に溶接などにより固定されたナット24にルーフバックインナロアメンバ22側からボルト25を締結して固定されており、このボルト25により上記サッシュガイド6が支持されている。
【0017】
次にシートベルト連結具の収納構造の作用を説明する。
シートベルト装置が不使用状態にあるときには、タング10を保持手段15のマグネット17に吸着させ、コネクター7をコネクターホルダー18に組付ける。コネクター7は、コネクター7の鉤状の係合部7aをコネクターホルダー18の突起部18dに引っ掛けて組付ける。
コネクター7の係合部7aを組付けるには、コネクター7を横向きにしてホルダー室18bの突起部18dの空間部19に挿入し、コネクター7の係合部7aが円柱状の突起部18dに合うようにして組付ける。こうして、コネクター7の係合部7aは突起部18dに係合し、コネクター7の背面は、ホルダー室18bの内壁面18cによって係止されるので、コネクター7は、コネクターホルダー18からの抜けが防止される。
【0018】
また、シートベルト装置を使用するときは、コネクター7を持って突起部18dがない位置までずらせてからホルダー室18bの外側に引き出す。次に、タング10を保持手段15のマグネット17から離して引き出すとシートベルト3がリトラクタから引き出されて乗員の肩部からシートの中央席の片側に引き出される。そして、コネクター7を第1の固定具9に固定し、タング10を第2の固定具11に固定して乗員を拘束する。
【0019】
このように、上記実施の形態による本発明によれば、シートベルト装置に変更を加えずにシートベルト連結具としてのコネクター7およびタング10を仮固定して保持することができるので、コストダウンが図れ、外観の向上を図ることができる。また、コネクターホルダー18は、取付用カバー12と一体成形可能であり、かつスライド型などの複雑な型構造も不要なので、非常に安価で経済的である。コネクター7には、重力と、リトラクターからの張力が作用するので、がたつきなどの虞がない。
【0020】
図13および図14は本発明の他の実施の形態であり、図1ないし図12と同一部分は同符号を付して同一部分の説明を省略して説明する。
図13は保持手段15の変形例であり、この場合、互いに対向する一対の爪26を取付用カバー12に一体成形あるいは組み付けて設け、これら一対の爪26によりタング10の両側を保持するものである。
【0021】
また、図14は、コネクターホルダー18の変形例であり、この場合、円柱状の突起部18dに代えて、ホルダー室18bに、上記コネクター7の係合部7aを引っ掛ける係止部27aを有する可動片27を設けたものである。可動片27は、一端でホルダー室18bの内壁面18cに連結され、他端側は壁面から離れて自由端に形成されている。この変形例では、コネクター7を外すときは、可動片27を押しながら外すことにより、ホルダー室18bから抜き出すことができる。
【0022】
なお、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、取付用カバー12の材質は、合成樹脂製に限らず任意のものを用いることができる。また、ルーフライニング20への組付けも爪部12cとクリップ13によって行っているがネジ留め等、他の方法を用いることもできる。その他、本発明の要旨を変更しない範囲内で適宜変更して実施することができることは言うまでもない。
【0023】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明によるシートベルト装置におけるシートベルト連結具の収納構造によれば次のような効果を奏することができる。
車体に配設されたリトラクタから引き出されたシートベルトをルーフ部に装着されたサッシュガイドを介して斜め下方に引き出し、シートベルト先端に装着された第1の連結具をシート側に装備された第1の固定具に固定するとともに、シートベルトの途中に設けられた第2の連結具をシート側に装備された第2の固定具に固定して3点に掛け渡されたシートベルトでシートベルト使用者を拘束するシートベルト装置におけるシートベルト連結具の収納構造において、上記ルーフ部連結具取付用カバーを装着し、この連結具取付用カバーに前記サッシュガイドを取付けるためのボルト穴を形成し、かつ該ボルト穴と並んで前記第2の連結具を保持する第2の保持手段を設け、さらに前記ボルト穴および保持手段と並ぶ位置に、前記第1の連結具の係合部の挿入口となる開口部と、該開口部の外側に壁面によって周囲を囲まれたホルダー室と、該ホルダー室の内壁面に前記第1の連結具の鉤状の係合部を引っ掛ける係止部を備え、前記ホルダー室の室内幅が前記第1の連結具の係合部の幅よりも広く、かつ前記突起部の位置の幅では前記係合部の幅よりも狭くした第1の保持手段を形成することにより、前記第1の連結具の鉤状の係合部を前記第1の保持手段の係止部に引っ掛け、前記第1の連結具に前記リトラクタからの張力を作用させた状態で保持するので、シートベルト自体に固定手段を設ける必要がないことから、コスト的に有利となる。また、第1の連結具の確実な保持を行うことができるとともに係止部からの脱落を防止することができる。
上記取付用カバーの下面側に凹部を設け、該凹部内に上記シートベルト不使用時に、上記第1および第2の連結具を保持する保持手段を設けたので、シートベルト連結具が室内側に突出しないことから室内空間の拡大と外観性の向上を図ることができる。
上記取付用カバーの凹部に、上記第2の連結具を磁力で保持する保持手段を設け、かつ上記取付用カバーの凹部の側壁部に、上記第1の連結具に係合して第1の連結具を保持するホルダーを設けたので、シートベルト不使用時の収納が容易で、かつシートベルト使用時の取り外し作業を容易に行うことができる。
上記タングを磁力で保持する保持手段として、マグネットを用いるとともに、該マグネットを上記取付用カバーに一体成形されたマグネット取付座に組付け固定したので、第2の連結具の保持を容易に行うことができる。
上記取付用カバーの凹部に、上記第2の連結具を一対の爪部で挟持して保持する保持手段を設け、上記取付用カバーの凹部の側壁部に、上記第1の連結具に係合して第1の連結具を保持する連結具ホルダーを設けたので、マグネットが不要になることからコストダウンを図ることができる。
上記連結具ホルダーとして上記取付用カバーの凹部の側壁面に第1の連結具を挿入する開口部を形成するとともに、該開口部の外側に、上記第1の連結具の係合部を引っ掛ける係止部を有するホルダー室を設け、該ホルダー室の室内幅を、上記第1の連結具の幅よりも広く、かつ上記係止部の位置では第1の連結具の幅よりも狭く形成したので、第1の連結具の確実な保持を行うことができるとともに係止部からの脱落を防止することができる。
上記係止部の上方に第1の連結具を通せる空間を設けるとともに、該係止部の上端位置を開口部の上端よりも低く形成したので、第1の連結具の組付け、取り外しを容易に行うことができる。
上記連結具ホルダーとして上記取付用カバーの凹部の側壁面に第1の連結具を挿入する開口部を形成するとともに、該開口部の外側にホルダー室を設け、該ホルダー室に、上記第1の連結具の係合部を引っ掛ける係止部を有する可動片を設けたので、第1の連結具の差込み、引き抜き作業を容易かつ迅速に行うことができる。
上記ルーフ部のルーフライニングに開口穴を形成し、かつ上記取付用カバーの少なくとも一側に、上記ルーフライニングの開口穴縁部に係合する複数の爪部を形成するとともに上記取付用カバーの他側に、クリップ取付部を形成し、上記爪部を上記ルーフライニングの開口穴縁部に係合し、かつ上記クリップ取付部に装着したクリップを上記ルーフライニングに留めて、上記取付用カバーを上記ルーフ部に装着したので、ルーフライニングと取付用カバーの取付部のがたつきがなく外観性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるシートベルト装置におけるシートベルト連結具の収納構造の実施の形態を示す概念図である。
【図2】本発明によるシートベルト装置におけるシートベルト連結具の収納時の構造を示す斜視図である。
【図3】図2の連結具取付用カバーを示す斜視図である。
【図4】図2のA−A線断面図である。
【図5】図3のB−B線断面図である。
【図6】図3のC−C線断面図である。
【図7】図3のD−D線断面図である。
【図8】図3のE−E線断面図である。
【図9】シートベルト連結具のタングを保持するための保持手段を示す概念斜視図である。
【図10】コネクターホルダーを示す図3の矢視F方向の斜視図である。
【図11】図10のコネクターホルダーとコネクターとの関係を示す概念図である。
【図12】図10のG−G線断面図で、(a)はコネクター係合前を示す断面図、(b)はコネクター係合状態を示す断面図である。
【図13】保持手段の変形例を示す斜視図である。
【図14】コネクターホルダーの変形例を示す斜視図である。
【図15】従来の3点式シートベルト装置を示す斜視図である。
【図16】従来の中間席用の3点式シートベルト装置を示す斜視図である。
【図17】従来の3点式シートベルト装置を示す断面図である。
【図18】従来のシートベルト連結具の収納構造の一例を示す断面図である。
【図19】従来のシートベルト連結具の収納構造の他の例を示す正面図である。
【図20】図19のX−X線断面図である。
【符号の説明】
1 車体
2 リヤピラー部
3 シートベルト
4 ルーフ部
5 シートベルトアンカ
6 サッシュガイド
7 コネクター
8 リヤシート
9 第1の固定具
10 タング
11 第2の固定具
12 連結具取付用カバー
13 クリップ
14 クリップ
15 保持手段
16 収納室
17 マグネット
18 コネクターホルダー
19 空間部
20 ルーフライニング

Claims (5)

  1. 車体に配設されたリトラクタから引き出されたシートベルトをルーフ部に装着されたサッシュガイドを介して斜め下方に引き出し、シートベルト先端に装着された第1の連結具をシート側に装備された第1の固定具に固定するとともに、シートベルトの途中に設けられた第2の連結具をシート側に装備された第2の固定具に固定して3点に掛け渡されたシートベルトでシートベルト使用者を拘束するシートベルト装置におけるシートベルト連結具の収納構造において、上記ルーフ部連結具取付用カバーを装着し、この連結具取付用カバーに前記サッシュガイドを取付けるためのボルト穴を形成し、かつ該ボルト穴と並んで前記第2の連結具を保持する第2の保持手段を設け、さらに前記ボルト穴および保持手段と並ぶ位置に、前記第1の連結具の係合部の挿入口となる開口部と、該開口部の外側に壁面によって周囲を囲まれたホルダー室と、該ホルダー室の内壁面に前記第1の連結具の鉤状の係合部を引っ掛ける係止部を備え、前記ホルダー室の室内幅が前記第1の連結具の係合部の幅よりも広く、かつ前記突起部の位置の幅では前記係合部の幅よりも狭くした第1の保持手段を形成することにより、前記第1の連結具の鉤状の係合部を前記第1の保持手段の係止部に引っ掛け、前記第1の連結具に前記リトラクタからの張力を作用させた状態で保持することを特徴とするシートベルト装置におけるシートベルト連結具の収納構造。
  2. 上記第1の保持手段の係止部として突起部を形成し、該突起部の上方に上記第1の連結具の係合部を通過させる空間部を形成し、前記第1の保持手段に前記第1の連結具の係合部を係合させる際は、該係合部を前記空間部に挿入した後、該係合部を前記突起部に合う様に組付けることを特徴とする請求項1に記載のシートベルト装置におけるシートベルト連結具の収納構造。
  3. 上記ホルダー室に、上記第1の連結具の係合部を引っ掛ける係止部を有する可動片を設け、該可動片は、一端で前記ホルダー室の内壁に連結し、他端側は壁面から離れて自由端に形成したことを特徴とする請求項1に記載のシートベルト装置におけるシートベルト連結具の収納構造。
  4. 上記第2の保持手段が上記第2の連結具を磁力で保持する保持手段であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかひとつに記載のシートベルト装置におけるシートベルト連結具の収納構造。
  5. 上記取付用カバーの下面側に凹部を設け、該凹部内に上記シートベルト不使用時に、上記第1および第2の連結具を保持する保持手段を設けたことを特徴とする請求項1〜4のいずれかひとつに記載のシートベルト装置におけるシートベルト連結具の収納構造。
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