JP3846048B2 - テープカセット - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、テープ印字装置に使用されるテープを収納する下カセットと、この下カセットを覆う上側カセットとを備えるテープカセットに関し、特にテープカセット内に収納されるテープ等の詰め替えを容易にし、リサイクルを促進することができるテープカセットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、テープ印字装置に使用されるテープカセットについては、同装置により作成される文字付テープの使用目的等を勘案すると、複数種類のテープ幅、テープ色等を有するテープ及び印字用リボンが必要なことから、複数種類のテープカセットが用意されており、各テープカセットは、異なるテープ幅、テープ色等を有するテープ及び異なる色の印字用リボンを収納する。そのため、テープカセットには、利用者等が容易に識別できるように、テープ幅、テープ色、印字用リボンの色等を示す表示用紙が貼着されている。
かかる従来のテープカセットでは、テープを使い切った場合に、新たなテープをテープカセット内に詰め替えることについては何ら考慮していなかったため、テープカセット内のテープを使い切った場合には、リサイクルできる部品等がまだあるにもかかわらず、テープカセットの利用価値はなくなり、捨てるのが現状である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
近年、ゴミ問題の関係上、リサイクルの要望が高まり、テープカセットについても、テープ及び印字用リボン等を新たに詰め替えて、リサイクルするのが望ましい。
ところで、テープカセットをリサイクルするさいに、新たに収納されるテープ及び印字用リボンの種類を、前のものと変えて使う可能性が高いので、テープ幅、テープ色、印字用リボンの色等を示す表示用紙を新たに貼り替える必要がある。そのため、テープカセットに貼着されている先の表示用紙を、綺麗に剥がす必要があった。
【0004】
しかし、表示用紙を剥がしても、テープカセットの表面には糊、接着剤が残り、新たな表示用紙を貼るためには糊等を綺麗に取り除くことが必要であるが、これらを綺麗に取り除くことは、極めて手間の掛かる作業であって、リサイクル促進の障害となっていた。
本発明は、前記従来の問題点を解消するためになされたものであり、テープカセット内に収納されるテープ等の詰め替えを容易にし、リサイクルを促進することができるテープカセットを提供することを目的とする。
他の目的としては、上側カセットと下側カセットとを容易に取り外すことができるテープカセットを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】
前記目的を達成するため、請求項1に係る発明によれば、テープ印字装置に使用されるテープを収納する下側カセットと、この下側カセットを覆う上側カセットとを備えるテープカセットにおいて、前記上側カセットと前記下側カセットとが外れないように係止する係止部材を備え前記係止部材は、前記下側カセット内に未使用テープが残存している場合には、前記下側カセットと前記上側カセットとが外れないような掛止部を有していることを特徴とする。
このような係止部材を用いれば、下側カセット内に未使用テープが残存している場合には、下側カセットから上側カセットが外れないので、テープカセットの使用に支障がない。
具体的には、係止部材は弾性を有する断面ほぼコ字状の部材からなり、利用者がコ字状の空間を押し縮めることにより、下側カセットから上側カセットを離脱できるとともに、コ字状の空間に未使用テープが位置する構成であるので、未使用テープの残存中には、コ字状の空間を押し縮めることができずに、下側カセットと上側カセットとを外すことができない。
また、他の具体例としては、係止部材は断面ほぼコ字状の部材からなり、コ字状の部材にその空間内を貫通させるための開口等を設けて、利用者が外側から治具等を用いてその開口等に係止されるフック部を外すことができるとともに、コ字状の空間に未使用テープが位置する構成であるので、未使用テープの残存中には、治具等を挿入することができずに、下側カセットから上側カセットを外すことができない。
一方、未使用テープが無くなった場合には、利用者が上側カセットと下側カセットとを係止する係止部材を外して上側カセットと下側カセットとを相互に離せば、下側カセットにテープ等を新たに詰め替えることができる。それにより、再び上側カセットを下側カセットに取り付ければ、テープカセットとして再使用できるので、リサイクルが容易になる。
【0006】
請求項2に係る発明によれば、請求項1に記載の発明において、前記上側カセットの片側に前記下側カセットに固定させるための上側カセット係合部と、前記下側カセットの片側に前記上側カセット係合部を係止するための下側カセット係合部とを設け、更に、前記下側カセットの反対側及び前記上側カセットの反対側に、着脱可能に係合する前記係止部材を設けたことを特徴とする。
それにより、上側カセット係合部に下側カセット係合部を係止し、上側カセット及び下側カセットの反対側に前記係止部材が着脱可能に係合するので、上側カセットを下側カセットから脱して、下側カセットにテープを新たに詰め替えて上側カセットを取り付ければ、テープカセットを再使用でき、リサイクルが極めて容易になる。
【0007】
また、請求項3に係るテープカセットによれば、請求項1または請求項2に記載の発明において、前記係止部材に前記テープの種類等を表示する表示部を設けたことを特徴とする。
このように係止部材にテープの種類等を表示する表示部を設けた場合には、テープカセットのリサイクルの際に、係止部材についてはリサイクルせずに、表示部とともに係止部材を交換する。それにより、従来のテープカセットの如く、表示用紙を剥がし、テープカセットの表面に付着している糊、接着剤を取り除く手間が省ける。もっとも、係止部材に表示部を設けたことにより、係止部材をテープカセットから外した状態で、先の表示部を 除去すれば良いので、必要に応じて、係止部材及び表示部をリサイクルしても何ら問題がない。
【0008】
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係るテープカセットについて、図面を参照しつつ詳細に説明する。図1は、実施形態に係るテープ印字装置の平面図であり、図2は、そのテープ印字装置に使用されるテープカセットであって、表示部付きの係止部材を外した状態を拡大して示す分解斜視図である。図3は、図2に示されるテープカセットの一部を省略して示す拡大側断面図である。図4は、テープカセットの上カセットを外した状態の下カセットを拡大して示す平面図である。
【0010】
図1のテープ印字装置1には、文書データからなるテキストを作成するための文字入力キー2、テキストの印字を指令する印字キー3、及び、改行指令や各種処理の実行、選択を指令するリターンキーR、文字等のキャラクタを複数行に渡って表示する液晶ディスプレイ7上でカーソルを上下、左右に移動させるカーソルキーC等を設けたキーボード6、及び、テープカセットTCを収納するカセット収納部8が配設されている。
このカセット収納部8には、記録ヘッドとしてのサーマルヘッド9と、このサーマルヘッド9に対向するプラテンローラ10と、このプラテンローラ10の下流側のテープ送り用ローラ11と、このテープ送り用ローラ11に対向するテープ送り用スプール12とが配置されている他に、更に、テープカセットTC内に収納されるインクリボンを送るリボン送り用スプール13等が配置されている。尚、このテープ印字装置1の詳細については、本願出願人が出願した例えば特開平8ー25756号公報等を参照されたい。
【0011】
このテープカセットTCは、図2に示されるように、一面に剥離紙が貼付けられた両面粘着テープからなるテープD1等を収納する下側カセットT1と、この下側カセットT1を覆う上側カセットT2とを備え、後述する係止部材T3を用いて、下側カセットT1から上側カセットT2を着脱可能に取り外すことができる。
下側カセットT1は、図4に示されるように、例えばテープD1、印字を施すための未使用のインクリボンIR、及びラミネート用カバーテープYTをそれぞれリールTC1、TC2、TC3に巻回して収納しており、更に、使用済みのインクリボンIRを巻取るインクリボン巻取リールTC4及びテープ用送りリールTC5を備えている。
【0012】
この場合、テープカセットTCをカセット収納部8に収納すると、テープ送り用スプール12がテープ用送りリールTC5内に挿入されるとともに、リボン送り用スプール13がインクリボン巻取リールTC4内に挿入される。
前記リールTC2に巻回された未使用インクリボンIRは、このリールTC2から引き出され、カバーテープYTと重ね合わされた後、開口部TC6に入る。そして、開口部TC6に位置するインクリボンIR及びカバーテープYTが、記録ヘッド9及びプラテン10(図1参照)間で挟持された状態で、記録ヘッド9によってインクリボンIR側からカバーテープYT側へ記録転写(鏡像印字)が行われた後、インクリボンIRは、カバーテープYTから離されてインクリボンIRの巻取リールTC4により巻取られる。一方、記録転写が行われたカバーテープYTは、その転写面がテープD1の粘着面に貼合わされて一体となって、テープ送り用ローラ11及びテープ送り用スプール12によってテープカセットTC外へ搬送される。
【0013】
このような上側カセットT2の片側には、図3に示されるように、前記下側カセットT1に固定させるため、上側カセット係合部としての折曲片部T2aが設けられている。また、前記下側カセットT1の片側には、前記折曲片部T2aを係止するため、下側カセット係合部としての開口部T1aが設けられている。それにより、下側カセットT1の開口部T1aに、前記折曲片部T2aを差し込むことにより、上側カセットT2の片側(図3左側)を下側カセットT1の片側(図3左側)に固定することができる。
【0014】
また、図2に示すように、下側カセットT1の反対側及び前記上側カセットT2の反対側には、係止部材T3を嵌め込むため、開口部K1が設けられており、この開口部K1には、係止部材T3を着脱可能に取り付けることができる。
この場合、図3に示すように、前記上側カセットT2は、その下面側に形成された凹部状の上側係合部T2bを有し、また、前記下側カセットT1は、その上面側に形成された凹部状の下側係合部T1bを有する。そして、前記係止部材T3は、弾性を有する断面ほぼコ字状の部材からなり、前記上側カセットT2の上側係合部T2bと係止するための鍵状の上側フック部T3aと、下側カセットT1の下側係合部T1bと係止するための鍵状の下側フック部T3bとを有する。
【0015】
それにより、利用者は係止部材T3を上下から押圧し、上側フック部T3aと下側フック部T3bとの間隔(距離L1(図3参照))を狭めた状態で、上側フック部T3a及び下側フック部T3bを、下側カセットT1及び前記上側カセットT2の反対側に差し込み、その押圧を緩めれば、係止部材T3の弾性力により、上側係合部T2bと上側フック部T3aとが係止するとともに、下側係合部T1bと下側フック部T3bとが係止するので、係止部材T3は下側カセットT1及び上側カセットT2の反対側を係止する。
【0016】
この操作と反対に、下側カセットT1及び上側カセットT2の反対側を係止部材T3が係止した状態で、利用者は係止部材T3を上下から押圧し、上側フック部T3aと下側フック部T3bとの間隔(前記距離L1)を狭めれば、上側係合部T2bから上側フック部T3aが離脱するとともに、下側係合部T1bから下側フック部T3bが離脱するので、係止部材T3を下側カセットT1及び前記上側カセットT2の反対側から容易に取りはずすことができる。
【0017】
その後、利用者が下側カセットT1の開口部T1aから上側カセットT2の折曲片部T2aを引き抜いて、上側カセットT2を下側カセットT1から離せば、下側カセットT1にテープD1、インクリボンIR、ラミネート用カバーテープYTを新たに詰め替えることができる。そして、再び上側カセットT2を下側カセットT1に取り付ければ、テープカセットTCとして再使用できるので、リサイクルが容易になる。
ところで、テープカセットTC内に未使用のテープD1が残存している場合には、図3に示されるように、利用者が係止部材T3を上下から押圧しようとしても、未使用のテープD1が障害となって、上側フック部T3aと下側フック部T3bとの間隔(距離L1)を狭めることができない。
【0018】
従って、上側係合部T2bと上側フック部T3aとの離脱、及び、下側係合部T1bと下側フック部T3bとの離脱ができないので、未使用のテープD1の残存中に、係止部材T3を下側カセットT1及び上側カセットT2から取りはずすことはできない。そのため、上側カセットT2が使用中に下側カセットT1から脱れ、テープカセットTCが使えない事態は生じない。従って、係止部材T3の前記上側フック部T3a及び下側フック部T3bは、前記下側カセットT1内に未使用テープD1及びインクリボンIR、ラミネート用カバーテープYT(その他の消耗品)が残存している場合には、下側カセットT1と前記上側カセットT2とが外れないような掛止部を構成する。
【0019】
また、前記係止部材T3に前記テープの種類等を表示する表示部T4を設けたので、リサイクルの際に必要に応じて、表示部T4とともに係止部材T3を交換すればよい。このようにした理由は、テープカセットTCをリサイクルするためには、テープD1及びインクリボンIR等を変えて使う可能性が高いので、テープカセットTCに付される表示部T4についても、必要に応じて変更する必要があり、従来の如く表示用紙がテープカセットTCに貼着されている場合にその裏面の糊、接着剤を綺麗に取り除くことは、極めて手間の掛かる作業であるため、表示部T4とともに係止部材T3を交換して、リサイクルを促進するのである。
尚、表示部T4には、テープD1のテープ幅、テープ色及び印字用のインクリボンIRの色が表示される他、必要に応じて、例えばリオーダ番号等も表示するのが望ましい。
このように前記上側カセットT2は、その下面側に形成された上側係合部T2bを有し、前記下側カセットT1は、その上面側に形成された下側係合部T1bを有し、前記係止部材T3は、弾性を有する断面ほぼコ字状の部材からなり、前記上側カセットT2の上側係合部T2bと係止する上側フック部T3a、及び、下側カセットT1の下側係合部T1bと係止する下側フック部T3bを有することにより、係止部材T3が上側カセットT2及び下側カセットT1を着脱可能に係止することができる。
【0020】
以上この実施の形態の発明によれば、テープ印字装置1に使用されるテープD1を収納する下側カセットT1と、この下側カセットT1を覆う上側カセットT2とを備えるテープカセットTCにおいて、前記上側カセットT2と前記下側カセットT1とが外れないように係止する係止部材T3を設け、この係止部材T3に前記テープD1の種類等を表示する表示部T4を設けたので、利用者は、係止部材T3を外し上側カセットT2と下側カセットT1とを相互に脱した状態で、下側カセットT1にテープ等を新たに詰め替えて上側カセットT2を取り付ければ、テープカセットTCの再使用ができ、リサイクルが促進する。そして、係止部材T3にテープの種類等を表示する表示部T4を設けたので、リサイクルの際に、表示部T4とともに係止部材T3を交換すれば、従来のテープカセットの如く、表示用紙を剥がし、テープカセットの表面に付着している糊、接着剤を取り除く手間が省ける。
【0021】
尚、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形が可能であることは勿論である。
例えば、前記係止部材T5は、図5に示されるように、下部T5aと上部T5bと備えた断面ほぼコ字状の部材からなり、その下部T5aは、治具J1挿入用の下側開口部T5a1(図6(b)参照)及びこれに隣接する下側フック部T5a2(図6(a)参照)を有し、また、その上部T5bは、治具J2挿入用の上側開口部T5b1(図6(a)参照)及びこれに隣接する上側フック部T5b2(図6(b)参照)を有する。
【0022】
また、上側カセットT2は、前記実施の形態と一部異なっており、係止部材T5の上側フック部T5b2を嵌め込むことができる、開口付き上側係合部Q1を備えており、また、下側カセットT1は、係止部材T5の下側フック部T5a2を嵌め込むことができる、開口付き下側係合部Q2を備えている。
それにより、係止部材T5の上側フック部T5b2を、開口付き上側係合部Q1に嵌め込み、係止部材T5の下側フック部T5a2を開口付き下側係合部Q2に嵌め込むことにより、係止部材T5は上側カセットT2及び下側カセットT1を相互に係止することができる。
【0023】
そして、図5に示されるように、上側開口部T5b1及び下側フック部T5a2が相互に位置合わせされているので、治具J2を上側開口部T5b1を通すように上側から挿入すると、下側フック部T5a2を開口付き下側係合部Q2から下方側に付勢することができる。一方、下側開口部T5a1及び上側フック部T5b2とが相互に位置合わせされているので、治具J1を下側開口部T5a1を通すように下側から挿入すると、上側フック部T5b2を開口付き上側係合部Q1から上方側に付勢することができる。
それにより、図6(a)、(b)に示されるように、開口付き下側係合部Q2と下側フック部T5a2との係止の解除を前記治具J2により行い、前記開口付き上側係合部Q1と上側フック部T5b2との係止の解除を前記治具J1により行うことにより、上側カセットT2及び下側カセットT1の係止部材T5の係止を解除し、上側カセットT2は下側カセットT1から外れる。
【0024】
このように上側カセットT2は開口付き上側係合部Q1を有し、下側カセットT1は開口付き下側係合部Q2を有し、更に、前記係止部材T5は断面ほぼコ字状の部材からなり、上側カセットT2の開口付き上側係合部Q1と係止する上側フック部T5b2及び上側開口部T5b1を上部T5bに隣接して配置し、及び、下側カセットT1の開口付き下側係合部Q2と係止する下側フック部T5a2及び下側開口部T5a1を下部T5aに隣接して配置するので、係止部材T5は下側カセットT1及び上側カセットT2を係止するとともに、治具J1、J2によりその係止を解除することができる。
尚、係止部材T5内のコ字状の空間に前記テープD1が位置するので、テープD1の残存中には、治具J1、J2を挿入することができずに、下側カセットT1から前記上側カセットT2が外れないので、テープカセットTCの使用に支障がない。
【0025】
また、テープカセットに収納されるテープとしては、例えば、粘着層付きの印字テープの表面にインクリボンのインクを転写するノンラミネートタイプや、粘着層付きの感熱発色テープを使用するダイレクトサーマルタイプを用いても何ら差し支えない。更に、上側カセットT2及び下側カセットT1の係止の仕方として、必要に応じて係止部材(図示せず)を別途設けてもよいのはいうまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 テープカセット収納部の収納カバーを開けて示すテープ印字装置の平面図である。
【図2】 その実施形態に係るテープ印字装置に使用されるテープカセットであって、表示部付きの係止部材を外した状態を示す分解斜視図である。
【図3】 図2に示されるテープカセットの一部を省略して示す拡大側断面図である。
【図4】 テープカセットの上カセットを外した状態の下カセットを拡大して示す平面図である。
【図5】 他の実施の形態の表示部付きの係止部材を示す斜視図である。
【図6】 図5に示される係止部材をテープカセットに取り付けた状態の一部を示す拡大側断面図であって、(a)は、I−I線の切断面から見た状態を示し、(b)は、II−II線の切断面から見た状態を示す。
【符号の説明】
1 テープ印字装置
8 カセット収納部
TC テープカセット
T1 下カセット
T2 上カセット
T3、T5 係止部材
T4 表示部
D1 テープ
IR インクリボン
T1a 開口部
T1b 下側係合部
T2a 折曲片部
T2b 上側係合部
T3b、T5a2 下側フック部
T3a、T5b2 上側フック部
Q1 開口付き上側係合部
Q2 開口付き下側係合部
J1、J2 治具

Claims (3)

  1. テープ印字装置に使用されるテープを収納する下側カセットと、この下側カセットを覆う上側カセットとを備えるテープカセットにおいて、
    前記上側カセットと前記下側カセットとが外れないように係止する係止部材を備え
    前記係止部材は、前記下側カセット内に未使用テープが残存している場合には、前記下側カセットと前記上側カセットとが外れないような掛止部を有していることを特徴とするテープカセット。
  2. 請求項1に記載のテープカセットにおいて、
    前記上側カセットの片側に、前記下側カセットに固定させるための上側カセット係合部と、
    前記下側カセットの片側に、前記上側カセット係合部を係止するための下側カセット係合部とを設け、更に、
    前記下側カセットの反対側及び前記上側カセットの反対側に、着脱可能に係合する前記係止部材を設けたことを特徴とするテープカセット。
  3. 請求項1または請求項2に記載のテープカセットにおいて、
    前記係止部材に前記テープの種類等を表示する表示部を設けたことを特徴とするテープカセット。
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