JP2000043337A

JP2000043337A - テープカセット

Info

Publication number: JP2000043337A
Application number: JP10212538A
Authority: JP
Inventors: Sadahito Nonomura; 禎人野々村; Hisao Takahashi; 寿生高橋; Hiroyuki Okuchi; 裕之奥地; Tsutomu Nagae; 強長江; Naoya Yamagishi; 直也山岸
Original assignee: Brother Industries Ltd
Current assignee: Brother Industries Ltd
Priority date: 1998-07-28
Filing date: 1998-07-28
Publication date: 2000-02-15

Abstract

(57)【要約】【課題】カセット内に収納されるテープ等の詰め替え
を容易にし、リサイクルを促進することができるテープ
カセットを提供する。【解決手段】テープカセットＴＣは、テープ印字装置
１に使用されるテープＤ１を収納する下側カセットＴ１
と、この下側カセットＴ１を覆う上側カセットＴ２とを
備える。更に、テープカセットＴＣは、前記上側カセッ
トＴ２と前記下側カセットＴ１とが外れないように係止
する掛止部Ｋ３を設け、この掛止部Ｋ３を覆う覆い部材
Ｔ４に設けた。そして、前記覆い部材Ｔ４にテープＤ１
の種類等を表示する表示部Ｔ５を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、テープ印字装置に
使用されるテープを収納する下側カセットと、この下側
カセットを覆う上側カセットとを備えるテープカセット
に関し、特にテープカセット内に収納されるテープ等の
詰め替えを容易にし、リサイクルを促進することができ
るテープカセットに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来より、テープ印字装置に使用される
テープカセットについては、同装置により作成される文
字付テープの使用目的等を勘案すると、複数種類のテー
プ幅、テープ色等を有するテープ及び印字用リボンが必
要なことから、複数種類のテープカセットが用意されて
おり、各テープカセットは、異なるテープ幅、テープ色
等を有するテープ及び異なる色の印字用リボンを収納す
る。そのため、テープカセットには、利用者等が容易に
識別できるように、テープ幅、テープ色、印字用リボン
の色等を示す表示用紙が貼着されている。かかる従来の
テープカセットでは、テープを使い切った場合に、新た
なテープをテープカセット内に詰め替えることについて
は何ら考慮していなかったため、テープカセット内のテ
ープを使い切った場合には、リサイクルできる部品等が
まだあるにもかかわらず、テープカセットの利用価値は
なくなり、捨てるのが現状である。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】近年、ゴミ問題の関係
上、リサイクルの要望が高まり、テープカセットについ
ても、テープ及び印字用リボン等を新たに詰め替えて、
リサイクルするのが望ましい。ところで、テープカセッ
トをリサイクルするさいに、新たに収納されるテープ及
び印字用リボンの種類を、前のものと変えて使う可能性
が高いので、テープ幅、テープ色、印字用リボンの色等
を示す表示用紙を新たに貼り替える必要がある。そのた
め、テープカセットに貼着されている先の表示用紙を、
綺麗に剥がす必要があった。

【０００４】しかし、表示用紙を剥がしても、テープカ
セットの表面には糊、接着剤が残り、新たな表示用紙を
貼るためには糊等を綺麗に取り除くことが必要である
が、これらを綺麗に取り除くことは、極めて手間の掛か
る作業であって、リサイクル促進の障害となっていた。
本発明は、前記従来の問題点を解消するためになされた
ものであり、テープカセット内に収納されるテープ等の
詰め替えを容易にし、リサイクルを促進することができ
るテープカセットを提供することを目的とする。他の目
的としては、利用者が掛止部による掛止を安易に解除す
るのを防止して、上側カセットを下側カセットから脱れ
ないようにしたテープカセットを提供することである。

【０００５】

【課題を解決するための手段及び発明の効果】前記目的
を達成するため、請求項１に係る発明によれば、テープ
印字装置に使用されるテープを収納する下側カセット
と、この下側カセットを覆う上側カセットとを備えるテ
ープカセットにおいて、前記上側カセットと前記下側カ
セットとを固定させるための掛止部と、前記掛止部を覆
い隠すために着脱可能に係止する覆い部材とを設け、こ
の覆い部材に前記テープの種類等を表示する表示部を設
けたことを特徴とする。

【０００６】このように掛止部が上側カセットと下側カ
セットとを掛止することにより、利用者は掛止部を用い
て上側カセット及び下側カセットを相互に固定できる。
そして、利用者が掛止部による掛止を解除して上側カセ
ットと下側カセットとを相互に離せば、下側カセットに
テープ等を新たに詰め替えることができる。そして、上
側カセットを下側カセットに再び取り付ければ、テープ
カセットとして再使用できるので、リサイクルが容易に
なる。そして、その掛止部を覆い隠すために着脱可能に
係止する覆い部材に、テープの種類等を表示する表示部
を設けており、テープカセットのリサイクルの際に、覆
い部材についてはリサイクルせずに、表示部とともに覆
い部材を交換する。それにより、従来のテープカセット
の如く、表示用紙を剥がし、テープカセットの表面に付
着している糊、接着剤を取り除く手間が省ける。もっと
も、覆い部材に表示部を設けたことにより、覆い部材を
テープカセットから外した状態で、先の表示部を除去す
れば良いので、必要に応じて、覆い部材及び表示部をリ
サイクルしても何ら問題がない。この場合、利用者が掛
止部による掛止を安易に解除すると、上側カセットが下
側カセットから脱れ、テープカセットが使えなくなる
が、前記覆い部材が掛止部を覆い隠すので、利用者は掛
止部による掛止を安易に解除できない。

【０００７】また、請求項２に係るテープカセットは、
請求項１に記載の発明において、前記覆い部材は、前記
下側カセット及び前記上側カセットから外れないように
覆い部材用掛止部を有していることを特徴とする。それ
により、覆い部材用掛止部によって、覆い部材が下側カ
セット及び上側カセットから外れなくなるので、覆い部
材が掛止部を覆い隠した状態が維持され、テープカセッ
トの使用に支障は生じない。

【０００８】

【発明の実施の形態】以下、本発明に係るテープカセッ
トについて図面を参照しつつ詳細に説明する。図１は、
実施形態に係るテープ印字装置の平面図であり、図２
は、そのテープ印字装置に使用されるテープカセットで
あって、表示部付きの覆い部材を外した状態を拡大して
示す分解斜視図である。図３は、図２に示されるテープ
カセットの一部を省略して示す拡大側断面図である。図
４は、テープカセットの上側カセットを外した状態の下
側カセットを拡大して示す平面図である。

【０００９】図１のテープ印字装置１には、文書データ
からなるテキストを作成するための文字入力キー２、テ
キストの印字を指令する印字キー３、及び、改行指令や
各種処理の実行、選択を指令するリターンキーＲ、文字
等のキャラクタを複数行に渡って表示する液晶ディスプ
レイ７上でカーソルを上下、左右に移動させるカーソル
キーＣ等を設けたキーボード６、及び、テープカセット
ＴＣを収納するカセット収納部８が配設されている。こ
のカセット収納部８には、記録ヘッドとしてのサーマル
ヘッド９と、このサーマルヘッド９に対向するプラテン
ローラ１０と、このプラテンローラ１０の下流側のテー
プ送り用ローラ１１と、このテープ送り用ローラ１１に
対向するテープ送り用スプール１２とが配置されている
他に、更に、テープカセットＴＣ内に収納されるインク
リボンを送るリボン送り用スプール１３等が配置されて
いる。尚、このテープ印字装置１の詳細については、本
願出願人が出願した例えば特開平８ー２５７５６号公報
等を参照されたい。

【００１０】この場合、テープカセットＴＣは、図２に
示されるように、一面に剥離紙が貼付けられた両面粘着
テープからなるテープＤ１等を収納する下側カセットＴ
１と、この下側カセットＴ１を覆う上側カセットＴ２と
を備え、下側カセットＴ１から上側カセットＴ２を掛止
部Ｔ３で着脱可能に掛止でき、更に、その掛止部Ｔ３を
覆い隠すために着脱可能に係止する覆い部材Ｔ４を備え
ている。下側カセットＴ１は、図４に示されるように、
テープＤ１、印字を施すための未使用のインクリボンＩ
Ｒ、及びラミネート用カバーテープＹＴをそれぞれリー
ルＴＣ１、ＴＣ２、ＴＣ３に巻回して収納しており、更
に、使用済みのインクリボンＩＲを巻取るインクリボン
巻取リールＴＣ４及びテープ用送りリールＴＣ５を備え
ている。

【００１１】この場合、テープカセットＴＣをカセット
収納部８に収納すると、テープ送り用スプール１２がテ
ープ用送りリールＴＣ５内に挿入されるとともに、リボ
ン送り用スプール１３がインクリボン巻取リールＴＣ４
内に挿入される。その状態で、前記リールＴＣ２に巻回
された未使用インクリボンＩＲは、このリールＴＣ２か
ら引き出され、前記カバーテープＹＴと重ね合わされた
後、開口部ＴＣ６に入る。そして、開口部ＴＣ６に位置
するインクリボンＩＲ及び前記カバーテープＹＴが、記
録ヘッド９及びプラテン１０（図１参照）間で挟持され
た状態で、記録ヘッド９によってインクリボンＩＲ側か
ら前記カバーテープＹＴ側へ記録転写（鏡像印字）が行
われた後、インクリボンＩＲは、前記カバーテープＹＴ
から離されてインクリボンＩＲの巻取リールＴＣ４によ
り巻取られる。一方、記録転写が行われた前記カバーテ
ープＹＴは、その転写面がテープＤ１の粘着面に貼合わ
されて一体となって、テープ送り用ローラ１１及びテー
プ送り用スプール１２によってテープカセットＴＣ外へ
搬送される。

【００１２】このような上側カセットＴ２の片側には、
図３に示されるように、前記下側カセットＴ１に固定さ
せるため、上側カセット係合部としての折曲片部Ｔ２ａ
が設けられている。また、前記下側カセットＴ１の片側
には、前記折曲片部Ｔ２ａを掛止するため、下側カセッ
ト係合部としての開口部Ｔ１ａが設けられている。それ
により、下側カセットＴ１の開口部Ｔ１ａに、前記上側
カセットＴ２の折曲片部Ｔ２ａを差し込むことにより、
上側カセットＴ２の片側（図３左側）を下側カセットＴ
１の片側（図３左側）に固定することができる。

【００１３】また、前記下側カセットＴ１の反対側及び
前記上側カセットＴ２の反対側には、着脱可能に係合す
る係止部Ｔ３が設けられている。この場合、前記上側カ
セットＴ２は、その側面部に形成された鍵状のフック部
Ｔ２ｂを有し、また、前記下側カセットＴ１は、その側
面部に形成された開口部Ｔ１ｂを有しており、前記フッ
ク部Ｔ２ｂが前記開口部Ｔ１ｂにはまり込むことによ
り、上側カセットＴ２と下側カセットＴ１とを掛止す
る。それにより、利用者はかかる掛止部Ｔ３を用いて上
側カセットＴ２及び下側カセットＴ１を相互に固定でき
る。一方、利用者は、フック部Ｔ２ｂを開口部Ｔ１ｂか
ら外すように掛止部Ｔ３の掛止を解除して、下側カセッ
トＴ１の開口部Ｔ１ａから上側カセットＴ２の折曲片部
Ｔ２ａを引き抜いて、上側カセットＴ２を下側カセット
Ｔ１からに離せば、テープカセットＴＣ内にテープＤ
１、インクリボンＩＲ、ラミネート用カバーテープＹＴ
を新たに詰め替えることができる。それにより、再び上
側カセットＴ２を下側カセットＴ１に取り付ければ、テ
ープカセットＴＣとして再使用できるので、リサイクル
が容易になる。

【００１４】ところで、前記掛止部Ｔ３がテープカセッ
トＴＣの表面側に露出する場合、利用者は通常それが何
のためのものか分からないので、指で触ったりすること
が多い。その場合、掛止部Ｔ３の掛止が偶然に解除され
て、上側カセットＴ２が下側カセットＴ１から万一脱れ
ると、利用者自身がフック部Ｔ２ｂを開口部Ｔ１ｂに掛
止できないことがあり、テープカセットＴＣが使えない
事態となる。そのため、掛止部Ｔ３を覆い隠すために着
脱可能に係止する覆い部材Ｔ４を設け、利用者に掛止部
Ｔ３を触らせないようにすることにより、下側カセット
Ｔ１から前記上側カセットＴ２が容易に外れないように
する。

【００１５】具体的には、前記覆い部材Ｔ４は、図２及
び図３に示すように、弾性を有する断面ほぼコ字状の部
材からなり、前記上側カセットＴ２の開口状の上側係合
部Ｔ２Ｃと掛止するための鍵状の上側フック部Ｔ３ａ
と、下側カセットＴ１の開口状の下側係合部Ｔ１Ｃと掛
止するための鍵状の下側フック部Ｔ３ｂとを有する。そ
れにより、利用者は覆い部材Ｔ４の上下を摘んで、上側
フック部Ｔ３ａと下側フック部Ｔ３ｂとの間隔（距離Ｌ
１）を広げた状態で、上側フック部Ｔ３ａ及び下側フッ
ク部Ｔ３ｂを、下側カセットＴ１及び前記上側カセット
Ｔ２の反対側に差し込み、その摘みを緩めれば、覆い部
材Ｔ４の弾性力により、上側係合部Ｔ２Ｃと上側フック
部Ｔ３ａとが掛止するとともに、下側係合部Ｔ１Ｃと下
側フック部Ｔ３ｂとが掛止するので、覆い部材Ｔ４は下
側カセットＴ１及び前記上側カセットＴ２の反対側に係
止される。従って、上側係合部Ｔ２Ｃ及び下側係合部Ｔ
１Ｃは、下側カセットＴ１及び上側カセットＴ２から外
れないように覆い部材用掛止部として機能する。

【００１６】この操作と反対に、下側カセットＴ１及び
前記上側カセットＴ２の反対側を覆い部材Ｔ４が係止し
た状態で、利用者は覆い部材Ｔ４を上下から押圧し、上
側フック部Ｔ３ａと下側フック部Ｔ３ｂとの間隔（距離
Ｌ１）を広げるようにして引き抜けば、上側係合部Ｔ２
Ｃから上側フック部Ｔ３ａが離脱するとともに、下側係
合部Ｔ１Ｃから下側フック部Ｔ３ｂが離脱するので、利
用者は覆い部材Ｔ４を下側カセットＴ１及び前記上側カ
セットＴ２の反対側から容易に取りはずすことができ
る。

【００１７】それにより、利用者が覆い部材Ｔ４を外し
た後上側カセットＴ２と下側カセットＴ１とを相互に離
せば、テープカセットＴＣ内にテープＤ１、インクリボ
ンＩＲ、前記カバーテープＹＴを新たに詰め替えること
ができる。それにより、再び上側カセットＴ２を下側カ
セットＴ１に取り付ければ、テープカセットＴＣとして
再使用できるので、リサイクルが容易になる。尚、この
実施の形態のように下側カセットＴ１及び前記上側カセ
ットＴ２の反対側を覆い部材Ｔ４が覆った状態で、覆い
部材Ｔ４、下側カセットＴ１及び前記上側カセットＴ２
が面一となるようにした方が、利用者は、覆い部材Ｔ４
があることを気が付きにくいので、覆い部材Ｔ４を取り
外すことがない。

【００１８】そして、覆い部材Ｔ４に前記テープＤ１等
の種類等を表示する表示部Ｔ５を設けたので、リサイク
ルの際に必要に応じて、表示部Ｔ５とともに覆い部材Ｔ
４を交換すればよい。このようにした理由は、テープカ
セットＴＣをリサイクルするさいには、テープＤ１及び
インクリボンＩＲ等を変えて使う可能性が高いので、テ
ープカセットＴＣに付される表示部Ｔ５についても、必
要に応じて変更する必要があり、従来の如く表示用紙が
テープカセットＴＣに貼着されている場合その裏面の
糊、接着剤を綺麗に取り除くことは、極めて手間の掛か
る作業であるため、表示部Ｔ５とともに覆い部材Ｔ４を
交換するのである。尚、表示部Ｔ５には、テープ幅、テ
ープ色及び印字用リボンの色が表示される他、必要に応
じて、例えばリオーダ番号等も表示するのが望ましい。

【００１９】以上この実施の形態の発明によれば、テー
プ印字装置１に使用されるテープＤ１を収納する下側カ
セットＴ１と、この下側カセットＴ１を覆う上側カセッ
トＴ２とを備えるテープカセットＴＣにおいて、前記上
側カセットＴ２と前記下側カセットＴ１とを固定させる
ための掛止部Ｔ３と、この掛止部Ｔ３を覆い隠すために
着脱可能に係止する覆い部材Ｔ４とを設け、この覆い部
材Ｔ４に前記テープＤ１の種類等を表示する表示部Ｔ５
を設けたので、覆い部材Ｔ４を外して上側カセットＴ２
と下側カセットＴ１とを相互に脱した状態で、テープＤ
１、インクリボンＩＲ、ラミネート用カバーテープＹＴ
を新たに詰め替えて上側カセットＴ２を下側カセットＴ
１に取り付ければ、テープカセットＴＣとして再使用で
き、リサイクルが容易になる。そして、覆い部材Ｔ４に
テープの種類等を表示する表示部Ｔ５を設けたので、リ
サイクルの際に必要に応じて、表示部Ｔ５とともに覆い
部材Ｔ４を交換すればよい。

【００２０】尚、本発明は前記実施形態に限定されるも
のではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の
改良、変形が可能であることは勿論である。例えば、図
５に示されるように、覆い部材Ｔ６を断面ほぼＬ字状に
しても良い。そして、覆い部材Ｔ６の段部付きの一端部
Ｔ６ａを上側カセットＴ２の開口Ｔ２ｅに差し込み、覆
い部材Ｔ６のフック付きの他端部Ｔ６ｂを下側カセット
Ｔ１の底面開口部Ｔ１ｅに嵌め込むようにして、覆い部
材Ｔ６を上側カセットＴ２及び下側カセットＴ１に取り
付けて、前記掛止部Ｔ３を覆い隠す。反対に、覆い部材
Ｔ６を上側カセットＴ２及び下側カセットＴ１から外す
場合は、覆い部材Ｔ６を摘んで、段部付きの一端部Ｔ６
ａを上側カセットＴ２の開口Ｔ２ｅから引き抜くととも
に、フック付きの他端部Ｔ６ｂを下側カセットＴ１の底
面開口部Ｔ１ｅから引き抜けばよい。

【００２１】また、テープカセットに収納されるテープ
としては、例えば、粘着層付きの印字テープの表面にイ
ンクリボンのインクを転写するノンラミネートタイプ
や、粘着層付きの感熱発色テープを使用するダイレクト
サーマルタイプを用いても何ら差し支えない。更に、上
側カセットＴ２及び下側カセットＴ１の掛止の仕方とし
て、必要に応じて、図示しない掛止部材を別途設けても
よいのはいうまでもない。

【図面の簡単な説明】

【図１】テープカセット収納部の収納カバーを開けて示
すテープ印字装置の平面図である。

【図２】その実施形態に係るテープ印字装置に使用され
るテープカセットであって、表示部付きの覆い部材を外
した状態を示す分解斜視図である。

【図３】図２に示されるテープカセットの一部を省略し
て示す拡大側断面図である。

【図４】上側カセットを外した状態の下側カセットの内
部を拡大して示す平面図である。

【図５】他の実施の形態の覆い部材の一部を示す拡大側
断面図である。

【符号の説明】

１テープ印字装置ＴＣテープカセットＴ１下側カセットＴ２上側カセットＴ３掛止部Ｔ４、Ｔ６覆い部材Ｔ５表示部Ｄ１テープＩＲインクリボンＴ１Ｃ下側係合部Ｔ２Ｃ上側係合部Ｔ３ｂ下側フック部Ｔ３ａ上側フック部Ｔ６ａ段部付きの一端部Ｔ６ｂフック付きの他端部Ｔ２ｅ開口Ｔ１ｅ底面開口部

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者奥地裕之名古屋市瑞穂区苗代町15番１号ブラザー工業株式会社内 (72)発明者長江強名古屋市瑞穂区苗代町15番１号ブラザー工業株式会社内 (72)発明者山岸直也名古屋市瑞穂区苗代町15番１号ブラザー工業株式会社内Ｆターム(参考） 2C055 CC00 CC01 CC05 2C060 BA00 BA04 BA05 BA09 2C068 AA01 AA06 AA15 EE27 EE60 EE98

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】テープ印字装置に使用されるテープを収
納する下側カセットと、この下側カセットを覆う上側カ
セットとを備えるテープカセットにおいて、前記上側カセットと前記下側カセットとを固定させるた
めの掛止部と、前記掛止部を覆い隠すために着脱可能に係止する覆い部
材とを設け、この覆い部材に前記テープの種類等を表示する表示部を
設けたことを特徴とするテープカセット。
【請求項２】請求項１に記載のテープカセットにおい
て、前記覆い部材は、前記下側カセット及び前記上側カセッ
トから外れないように覆い部材用掛止部を有しているこ
とを特徴とするテープカセット。