JP3845879B2 - 携帯電話機の搭載装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、移動体内或いは屋内等に装着する携帯電話機の搭載装置に関する。携帯電話機は、常時は自動車等の移動体内或いは屋内の壁等に装着した搭載装置に収容しておき、使用時に搭載装置から取り出して使用するものである。
【0002】
そして、図7に図示したように携帯電話機1はケースの端面にコネクタ挿入口2を設け、このコネクタ挿入口2に充電用ケーブル3の末端に装着したケーブルコネクタ4を挿着して充電するようにしている。
【0003】
したがって、搭載装置には、収容した携帯電話機を取り出し易いこと、及び携帯電話機を収容した状態で充電し得るような構造が要求される。
【0004】
【従来の技術】
図8に従来の携帯電話機の搭載装置の斜視図を示し、図9に従来の搭載装置の断面図を示す。
【0005】
図において、50は移動体内に設置したコンソールボックスである。携帯電話機をこのコンソールボックス50上に収容するために、従来の携帯電話機の搭載装置は、コンソールボックス50上に取り付けたベース板40と、ベース板40上に取り付けて下支持金具30, 上支持金具200 からなる支持金具と、上支持金具200 の上部に取り付けた携帯電話機を収容する受台100 とから構成されている。
【0006】
ベース板40は天井板を有する下方が開口した矩形状の皿形である。ベース板40の下縁端面をコンソールボックス50の蓋の表面に密着させ、縁部に設けたスリット41にベルト45を通し、ベルト45をコンソールボックス50の蓋の内側に廻して繋着することで、ベース板40をコンソールボックス50に固定している。
【0007】
下支持金具30は、底板と、底板の両側縁から上向きに突出した一対の脚板と、からなる正面視がチャンネル形である。
下支持金具30は底板をベース板40の天井板上に載置し、ねじを用いて下支持金具30をベース板40に固定している。
【0008】
上支持金具200 は、矩形状の主板210 と、主板210 の両側縁の後部から下向きに突出した一対の脚板230 とからなる。
上支持金具200 の脚板230 のそれぞれを、下支持金具30の対応する脚板を挟持するように重ね、ねじを用いて双方の脚板を固着して、上支持金具200 の主板210 がベース板40の天井板に平行するように、上支持金具200 を下支持金具30に固定している。
【0009】
上支持金具200 の主板210 の後側縁に、上方にコの字形に形成した折曲220 を設けてある。この折曲220 は図9に図示したように、受台100 の底板部に設けたスリット142 に係着するものである。
【0010】
又主板21の前側縁近傍に、ねじ250 の頸部を挿入するねじ用孔を設けてある。上述のよにう支下支持金具30と上支持金具200 とを脚板を介して連結したことにより、上支持金具200 の底板140 とベース板40との間に空間が構成されるので、ベース板40上に図示省略した充電用電源を搭載し得る。
【0011】
受台100 は、底板140 の後部両側に設けた左右一対の側壁と、底板140 の後面に設けた後部側壁130 とで囲まれた、上方及び前方が開放された収容凹部110 を有する。
【0012】
この収容凹部110 は、携帯電話機の後部半体を収容し保持するものであって、底板140 は収容凹部110 よりもさらに前方に斜め上方に延伸しており、携帯電話機の前部半体の底を支えるようになっている。そして、底板140 の前先端部に、携帯電話機のケースの前端面に設けた孔に着脱自在に係合するロック部材18を装着してある。
【0013】
図9に図示したように、受台100 の底板140 の裏面側の前部にねじ250 が螺着するねじ孔145 を設けてある。また、受台100 の底板140 の裏面側の後部に、上支持金具200 の折曲220 が挿入される下方が開放した凹部141 を設け、この凹部141 の前面側の側壁に、底板140 に平行するように、折曲220 が挿入係合するスリット142 を設けてある。
【0014】
受台100 の底板140 の凹部141 を上支持金具200 の折曲220 に位置合わせして、底板140 の裏面を上支持金具200 の主板210 の表面に密接させ、その後、受台100 を後方にずらして、スリット142 を折曲220 に係合させる。
【0015】
その後、ねじ250 を受台100 のねじ孔145 に螺着して、受台100 を上支持金具200 に固着している。
携帯電話機1の後半体が収容凹部110 内に収まるように、携帯電話機1を受台100 に置く。このことにより、ロック部材18が携帯電話機のケースの前端面の孔に係着する。したがって振動等があっても携帯電話機1が受台100 から落下することがない。
【0016】
一方、受台100 の後部側壁130 を正面視で逆凸形に欠切して、上方が開口した充電用ケーブルのコネクタ係合口19を設けてある。
したがって、このコネクタ係合口19に充電用ケーブルを遊挿することで、充電用ケーブルを携帯電話機に接続した状態(即ち携帯電話機に充電中)で、携帯電話機を受台100 に収容することも、また受台100 から取り出すこともできる。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】
携帯電話機は移動体のコンソールボックスに取り付けた受台に搭載するばかりでなく、移動体の板状部材或いは屋内の壁等に取り付けた受台に搭載することがある。
【0018】
ところで上述の従来の搭載装置は、コンソールボックスに取り付けたベース板と上支持金具の主板との間隔が狭いので、この空間に上支持金具と受台とを固着するねじを螺回するためにドライバを挿入することが困難である。
【0019】
このために、従来は受台と上支持金具とを固着した後に、上支持金具を下支持金具に装着している。
したがって、従来の搭載装置は、取付け・取外しが困難であるばかりでなく、所謂壁掛け型に転用することができないという問題点があった。
【0020】
本発明はこのような点に鑑みて創作されたもので、取付け・取外しが容易で且つ壁掛け兼用自在な搭載装置を提供することを目的としている。
【0021】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために本発明は図1に例示したように、携帯電話機1の後部半体を収容し保持する収容凹部11を表面側に有し、収容凹部11の凹部底板15にスリット16を介して平行する底板14を裏面側に有する受台10と、主板21の表面に受台10の底板14の裏面が密接し得るように移動体又は建造物に取着された支持金具20と、底板後縁部14A に係合するように主板21の後側縁に設けた折曲22と、回動自在に主板21の前側縁近傍に装着した側面視がほぼコの字形の係着具25とを備える。
【0022】
係着具25は、受台10の底板14と支持金具20の主板21とが密接し折曲22が底板後縁部14A に係合した状態で回動され、底板14の前部と主板21の前部とを密着した状態に保持するものである構成とする。
【0023】
図3に例示したように、表面側に携帯電話機の後部半体を収容し保持する収容凹部11を有する受台10を備える。
さらに、受台10の底板14に固着する主板部61と、先端部が主板部61の表面に圧接するよう、主板部61の一方の側縁をほぼ180 度折り曲げ形成した圧接板部62とを有する係合金具60とを備える。
【0024】
係合金具60は、主板部61と圧接板部62とで移動体又は建造物に設けた支持金具を挟持するものとする。
図4,5,6に例示したように、携帯電話機の後部半体を収容し保持する収容凹部11を表面側に有する受台10と、収容凹部11を構成する側壁の下部を貫通するように設けたスリットと、スリットに通して受台10を、移動体又は建造物に設けた支持金具に繋着するベルトとを備えた構成とする。
【0025】
【作用】
移動体又は建造物に取着された支持金具は、携帯電話機を収容する受台の底板の裏面を密接する主板を有し、さらに支持金具の主板の後側縁に表面側に突出形成された受台のスリットに係合する折曲と、主板の前側縁近傍に回動自在に装着した側面視がほぼコの字形の係着具とを有する請求項1の発明は、
受台を支持金具に装着する前は底板の前側縁部から外れる方向に係着具を回動しておき、受台の底板と支持金具の主板とが密接し、折曲がスリットに係合した状態で係着具を手で回動することで、底板の前部と主板の前部とを密着した状態に保持する。
【0026】
したがって、ドライバ等の工具を用いることなく受台を支持金具に取付けたり、或いは支持金具から受台を取外すことができる。
請求項2の発明は、受台の裏面側に固着する主板部と主板部の一方の側縁をほぼ180 度折り曲げて先端部が主板部61の表面に圧接するよう形成された圧接板部とからなる係合金具を備えている。
【0027】
したがって、移動体又は建造物に設けた支持金具を主板部と圧接板部とで挟持することで、移動体又は建造物に受台を取付け・取外し自在に装着できる。
請求項3の発明は、収容凹部を構成する側壁の下部を貫通するように設けたスリットと、スリットに通して受台を、移動体又は建造物に設けた支持金具に繋着するベルトとを備えている。
【0028】
したがって、移動体又は建造物に受台を取付け・取外し自在に装着できる。
【0029】
【実施例】
以下図を参照しながら、本発明を具体的に説明する。なお、全図を通じて同一符号は同一対象物を示す。
【0030】
図1は第1の実施例を分離した形で示す斜視図、図2は第1の実施例の断面図であり、図3は第2の実施例の斜視図である。図4は第3の実施例の斜視図、図5は第3の実施例の取付状態を示す図であり、図6は第3の実施例の他の取付状態を示す図である。
【0031】
図1,2において、10は、携帯電話機1の後部半体を収容し保持する収容凹部11を表面側に有するモールド成形された受台である。
収容凹部11は、凹部底板15の後部両側に設けた左右一対の側壁12と、凹部底板15の後面に設けた後部側壁13とで囲まれ、上方及び前方が開放されている。
【0032】
受台10の凹部底板15は収容凹部11よりもさらに前方に斜め上方に延伸しており、携帯電話機1の前部半体の底を支えるようになっており、凹部底板15の前先端部に、携帯電話機1のケースの前端面に設けた孔に着脱自在に係合するロック部材(図示省略) を装着してある。
【0033】
14は、凹部底板15にスリット16を介して平行する受台10の矩形板状の底板である。
20は、矩形状の主板21と、主板21の両側縁の後部から下向きに突出した一対の脚板23とからなる支持金具である。
【0034】
主板21の後側縁に表面側にコの字形突出して折曲22を設けてある。この折曲22は、折り曲げた先端部がスリット16に嵌入し、受台10の底板後縁部14A に係合するものである。
【0035】
25は、主板21を垂直に貫通するピン25A を軸にして回動自在に主板21の前側縁近傍に装着した側面視がほぼコの字形の係着具である。係着具25の脚片間の間隔は主板21の板厚と底板14の板厚との和にほぼ等しく、下脚片が内側面が主板21の下面に密接した状態で、主板21に回動自在に装着されている。
【0036】
このような係着具25を、主板21の前側縁近傍で、左右の隅のそれぞれに対向して装着している。
一方、図2に図示したように、自動車等の移動体に設けたコンソールボックス50の蓋上に、下方が開口した矩形状の皿形のベース板40を取付けている。
【0037】
詳述すると、ベース板40の下縁端面をコンソールボックス50の蓋の表面に密着させ、縁部に設けたスリット41にベルト(図示省略)を通し、ベルトをコンソールボックス50の蓋の内側に廻して繋着することで、ベース板40をコンソールボックス50に固定している。
【0038】
下支持金具30は、底板と、底板の両側縁から上向きに突出した一対の脚板と、からなる正面視がチャンネル形である。下支持金具30は底板をベース板40の天井板上に載置し、ねじ31を用いて下支持金具30をベース板40に固定している。
【0039】
支持金具20の脚板23のそれぞれを、下支持金具30の対応する脚板を挟持するように重ね、ねじを用いて双方の脚板を固着して、支持金具20の主板21がベース板40の天井板に平行するように支持金具20を下支持金具30に固定している。
【0040】
受台10を支持金具20に取付けには下記のような手順による。
ピン25A を軸にしてそれぞれの係着具25を、左右方向に回転して底板前縁部14B が主板21に密接し得るように、主板21の前部を開放状態にする。
【0041】
受台10を支持金具20に位置合わさして底板14の裏面を支持金具20の主板21の表面に密接させ、その後受台10を後方にずらして、折曲22と底板後縁部14A とを係合させる。
【0042】
次にそれぞれの係着具25を内側に回転して、係着具25の一対の脚片で、底板前縁部14B と主板21の前部とを挟持して密着した状態に保持する。
上述のように、ドライバ等の工具を用いることなく受台10を支持金具20に取付けたり、或いは支持金具20から受台10を取外すことができる。
【0043】
携帯電話機1の後半体が収容凹部110 内に収まるように、携帯電話機1を受台10に置く。このことにより、ロック部材が携帯電話機のケースの前端面の孔に係着する。したがって振動等があっても携帯電話機1が受台10から落下することがない。
【0044】
また、受台10の後部側壁13を正面視で逆凸形に欠切して、上方が開口した充電用ケーブルのコネクタ係合口19を設けてある。
よって、ベース板40に搭載した充電用電源5に繋がる充電用ケーブルをこのコネクタ係合口19に遊挿することで、充電用ケーブルを携帯電話機1に接続した状態(即ち携帯電話機に充電中)で、携帯電話機1 を受台10に収容することも、また受台10から取り出すこともできる。
【0045】
なお、実施例は支持金具20を、コンソールボックスに装着した下支持金具に取り付けているが、この支持金具20は、コンソールボックスに取り付けるとは限らず、例えば移動体内の他の設置物、或いは建造物の壁等に取り付けたものであっても、同様な効果を有する。
【0046】
図3において、60は、受台10の底板14に固着する主板部61と、先端部が主板部61の表面側に圧接するように、主板部61の上側縁をほぼ180 度折り曲げ形成した圧接板部62とからなる係合金具である。
【0047】
主板部61の側縁に左右一対の鰭部を設け、この鰭部にねじ65の頸部を嵌入するねじ用孔63を穿孔してある。
一方、表面側に携帯電話機を収容する収容凹部を有する受台10には、裏面側にねじ65が螺合するねじ孔17を、係合金具60のそれぞれのねじ用孔63に対向して設けてある。
【0048】
ねじ孔17は、軸心にねじ孔を設けて金属体を底板14部分にインサート成形したものが考えられる。
主板部61の裏面を受台10の底板14に密接し、ねじ65を用いて係合金具60を底板14に固着している。
【0049】
なお、ねじをもちいることなく、接着剤をもちいて主板部61の裏面を底板14に接着しても良い。
このように裏面に係合金具60を設けた受台10は、主板部61と圧接板部62とが構成する開口部を、移動体又は建造物に設けた支持金具(例えば図1に図示した支持金具)の先端部に嵌入する。このことにより主板部61と圧接板部62とが支持金具を挟持する。
【0050】
したがって、移動体又は建造物に受台を取付け・取外し自在に装着できる。
図4,5,6に図示したように、受台10の表面側に、携帯電話機の後部半体を収容し保持する収容凹部11を有する。
【0051】
収容凹部11は、凹部底板15の後部両側に設けた左右一対の側壁12と、凹部底板15の後面に設けた後部側壁13とで囲まれ、上方及び前方が開放されている。
受台10の凹部底板15は収容凹部11よりもさらに前方に斜め上方に延伸して、携帯電話機の前部半体の底を支えるようになっており、凹部底板15の前先端部に、携帯電話機のケースの前端面に設けた孔に着脱自在に係合するロック部材18を装着してある。
【0052】
側壁12の凹部底板15に近接する箇所に、ベルト75が挿入・貫通するスリット71を設けてある。ベルト75をスリット71に差し込んだ時に、ベルト75の裏面が凹部底板15の底面にほぼ密接するようにスリット71を設けるか、ベルト75をスリット71に差し込んだ時に、ベルト75の表面が凹部底板15の裏面にほぼ密接するようにスリット71を設けるものとする。
【0053】
また後部側壁13及び前側壁部の凹部底板15に近接する箇所に、ベルト76が挿入・貫通するスリット72を設けてある。ベルト76をスリット72に差し込んだ時に、ベルト76の裏面が凹部底板15の底面にほぼ密接するようにスリット72を設けるか、ベルト76をスリット72に差し込んだ時に、ベルト76の表面が凹部底板15の裏面にほぼ密接するようにスリット72を設けるものとする。
【0054】
このようにスリットを設けた受台10の移動体又は建造物に取り付ける一例を図5に示す。
図5に図示したように、受台10の裏面側をコンソールボックス50の蓋の上面に載せ、受台10の後部側壁13及び前側壁部に設けたスリット72にベルト76を通し、そのベルト76を蓋の内側に廻してベルト76を締めつけ、受台10をコンソールボックス50に繋着している。
【0055】
また、他の一例を図6に示す。
図6に図示したように、ベース板40をベルト45を用いてコンソールボックス50に取り付け、ベース板40に下支持金具30を取り付け、さらに下支持金具30に支持金具20を取り付けている。
【0056】
このような支持金具20の主板上に受台10の裏面側を位置合わせして載せ、受台10の側壁12に設けたスリット71にベルト75を通し、そのベルト75を支持金具20の主板21の裏面側に廻してベルト75を締めつけ、受台10を支持金具20に繋着している。
【0057】
なお、支持金具20はコンソールボックスに取り付けるとは限らず、例えば移動体内の他の設置物、或いは建造物の壁等に取り付けた支持金具にも適用できる。上述のように受台にスリットを設け、ベルトをそのスリットに差し込むことで、移動体又は建造物に受台を取付け・取外し自在に装着できる。
【0058】
【発明の効果】
本発明は、以上のように構成されているので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0059】
移動体又は建造物に取着された支持金具は、携帯電話機を収容する受台の底板の裏面を密接する主板を有し、さらに支持金具の主板の後側縁に表面側に突出形成された受台のスリットに係合する折曲と、主板の前側縁近傍に回動自在に装着した側面視がほぼコの字形の係着具とを有する発明は、手で係着具を回動することで、受台を支持金具に取付けたり、或いは支持金具から受台を取外すことができる。
【0060】
このことに伴い、携帯電話機の搭載箇所の自由度が広がる。
受台の裏面側に固着する主板部と主板部の一方の側縁をほぼ180 度折り曲げて先端部が主板部の表面に圧接するよう形成された圧接板部とからなる係合金具を備えたものは、移動体又は建造物に受台を取付け・取外し自在に装着できるばかりでなく、構造が簡単で低コストである。
【0061】
収容凹部を構成する側壁の下部を貫通するように設けたスリットと、スリットに通して受台を、移動体又は建造物に設けた支持金具に繋着するベルトとを備えたものは、移動体又は建造物に受台を取付け・取外し自在に装着できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1の実施例を分離した形で示す斜視図である。
【図2】 第1の実施例の断面図である。
【図3】 第2の実施例の斜視図である。
【図4】 第3の実施例の斜視図である。
【図5】 第3の実施例の取付状態を示す図である。
【図6】 第3の実施例の他の取付状態を示す図である。
【図7】 携帯電話機の斜視図である。
【図8】 従来例の斜視図である。
【図9】 従来例の断面図で、
(A) は組立前の図、(B) は組立後の図である。
【符号の説明】
1 携帯電話機
3 充電用ケーブル
4 ケーブルコネクタ
5 充電用電源
10,100 受台
11,110 収容凹部
12,120 側壁
13,130 後部側壁
14,140 底板
15 凹部底板
16,41 スリット
20 支持金具
21,210 主板
22,220 折曲
23,230 脚板
25 係着具
30 下支持金具
40 ベース板
41,71,72 スリット
45,75,76 ベルト
50 コンソールボックス
60 係合金具
200 上支持金具

Claims (1)

  1. 矩形板状の底板と、該底板の後部両端に設けた左右一対の側壁と後部側壁とで囲まれた、携帯電話機の後部半体を収容し保持する収容凹部と、スリットを介して該矩形板状の底板と平行する該収容凹部の底板とを表面側に有する受台と、
    矩形状の主板と、該主板の両側縁の後部から下向きに突出した一対の脚板と、該主板の後側縁に、表面側にコの字形に突出した折曲とからなる支持金具と、
    該主板を垂直に貫通するピンを軸にして回動自在に該主板の前側縁近傍に装着した、側面から見た形状がほぼコの字形の係着具と、
    天井板上に、下支持金具を有し、下縁端面を移動体又は建造物に取り付ける、縁部にスリットを設けた皿形のベース板と、
    ベルトとを備え、
    該縁部のスリットに該ベルトを貫通して該ベース板を該移動体又は建造物に繋着し、
    該下支持金具と該支持金具とを固定し、
    該支持金具の該折曲の先端部を該受台の該スリットに嵌入させることにより、該支持金具を該受台の該底板後縁部に係合させ、
    該係着具は、該底板と該主板とが密接し該折曲が該底板後縁部に係合した状態で回動することで、該底板の前部と該主板の前部とを密着した状態に保持するものであることを特徴とする携帯電話機の搭載装置。
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