JP3845547B2 - パワーステアリング装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パワーステアリング装置に関し、特に、油圧パワーシリンダにより操舵補助力を発生させるものに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種のパワーステアリング装置としては、例えば、特開昭59−118569号公報、特開昭63−2772号公報、特開昭63−17179号公報に記載されたものが開示されている。
即ち、この従来例のパワーステアリング装置は、操舵機構に連係された操舵軸と、前記操舵機構の操舵力を補助する油圧パワーシリンダと、該油圧パワーシリンダの両圧力室に対しそれぞれ連通路を介して油圧を供給する一対の吐出口を備えた可逆式ポンプと、該可逆式ポンプを駆動する電動機と、前記操舵軸の回転方向を検出する操舵方向検出手段と、前記操舵軸に作用する操舵力を検出する操舵力検出手段と、該操舵方向検出手段で検出された操舵軸の回転方向信号および前記操舵力検出手段で検出された操舵力信号に基づき前記電動機に対し駆動信号を出力する電動機制御手段と、を備えた構造となっている。
即ち、この従来例のパワーステアリング装置では、油圧パワーシリンダの駆動力により、操舵力の補助が行われるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来例のパワーステアリング装置にあっては、前述のように、両各連通路および油圧パワーシリンダの両各圧力室が閉空間となっているため、以下に述べるような問題点がある。
即ち、例えば、操舵後の保舵状態においては、油圧パワーシリンダにおける加圧側圧力室内が必要油圧に近づくと、電動機が必要以上に加圧側圧力室の油圧を上昇させないように、その回転速度を低下させる制御が行われる。ところが、電動機の回転速度がある速度以下に低下すると、電動機自身および可逆式ポンプ自身の回転フリクションや可逆式ポンプの脈動等に負けてその回転速度を維持することができなくなり、一時的に停止することになる。その際、油圧パワーシリンダにおける高圧に維持された加圧側圧力室の油圧が、可逆式ポンプのクリアランス等から低圧側圧力室側へ漏出し、時間の経過と共に加圧側圧力室の油圧が低下するため、再び電動機の駆動が開始されることになるが、加圧側圧力室の油圧が所定油圧まで上昇するには若干の時間を要するため、操舵後の保舵状態において操舵補助力が変動し、これにより、運転者に対し操舵補助力の変動による違和感を与えるといった不具合がある。
【0004】
本発明は、上述の従来の問題点に着目してなされたもので、操舵後の保舵状態における操舵補助力の変動を防止することができるパワーステアリング装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するために、本発明請求項1記載のパワーステアリング装置は、操舵機構に連係された操舵軸と、前記操舵機構の操舵力を補助する油圧パワーシリンダと、該油圧パワーシリンダの両圧力室に対しそれぞれ連通路を介して油圧を供給する一対の吐出口を備えた可逆式ポンプと、該可逆式ポンプを駆動する電動機と、前記操舵軸の回転方向を検出する操舵方向検出手段と、前記操舵軸に作用する操舵力を検出する操舵力検出手段と、該操舵方向検出手段で検出された操舵軸の回転方向信号および前記操舵力検出手段で検出された操舵力信号に基づき前記電動機に対し駆動信号を出力する電動機制御手段と、前記操舵軸の操舵後の保舵状態において前記電動機が停止しない程度に前記可逆式ポンプの両各吐出口から吐出される吐出油の一部を前記油圧パワーシリンダの両各圧力室外に排出させる排出路と、を備えている手段とした。
【0006】
請求項2記載のパワーステアリング装置は、請求項1記載のパワーステアリング装置において、前記排出路から油圧パワーシリンダの両各圧力室外に排出される吐出油の流量が前記可逆式ポンプの回転数および吐出圧に応じ、前記操舵軸の操舵後の保舵状態において前記電動機が停止しない程度に設定されている手段とした。
【0007】
請求項3記載のパワーステアリング装置は、請求項1または2に記載のパワーステアリング装置において、前記両各排出路が前記両各連通路にそれぞれ接続された分岐通路で構成されている手段とした。
【0008】
請求項4記載のパワーステアリング装置は、請求項3記載のパワーステアリング装置において、前記両各分岐通路は前記可逆式ポンプの吸入側に接続されている手段とした。
【0009】
請求項5記載のパワーステアリング装置は、請求項1〜4のいずれかに記載のパワーステアリング装置において、前記両各分岐通路の下流側には排出された一部の吐出油を収容するリザーバタンクが備えられている手段とした。
【0010】
請求項6記載のパワーステアリング装置は、請求項2〜5のいずれかに記載のパワーステアリング装置において、前記両各分岐通路には両各分岐通路を通過する吐出油の流量を制御可能な流量制御弁が備えられている手段とした。
【0011】
請求項7記載のパワーステアリング装置は、請求項1〜6のいずれかに記載のパワーステアリング装置において、前記排出路が前記可逆式ポンプ内における加圧駆動部材とポンプケーシングとの間に形成されたクリアランスで構成されている手段とした。
【0012】
請求項8記載のパワーステアリング装置は、請求項8記載のパワーステアリング装置において、前記可逆式ポンプ内における加圧駆動部材とポンプケーシングとの間に可逆式ポンプの吐出油圧に応じて可動することにより加圧駆動部材との間に形成されるクリアランスを変化させる可動プレートが設けられている手段とした。
【0013】
請求項9記載のパワーステアリング装置は、請求項6または8に記載のパワーステアリング装置において、前記流量制御弁の油路開口断面積または前記クリアランスの開口面積が、前記可逆式ポンプの吐出油圧が所定圧以上の時に所定の最小値に固定されるように構成されている手段とした。
【0014】
【作用】
この発明請求項1記載のパワーステアリング装置では、上述のように、操舵軸の操舵後の保舵状態において可逆式ポンプを駆動する電動機が停止しない程度に可逆式ポンプの両各吐出口から吐出される吐出油の一部を油圧パワーシリンダの両各圧力室外に排出させる排出路を備えるため、可逆式ポンプから吐出される吐出油の一部が閉空間である連通路およびパワーシリンダ外に常に排出されることで、電動機にかかる負荷が低減され、これにより、電動機の回転速度が該電動機および可逆式ポンプの駆動フリクション並びに可逆式ポンプの脈動によって停止する回転速度まで低下することが防止され、電動機の回転を維持することができるようになる。
従って、操舵後の保舵時における電動機の停止・再駆動を繰り返すことが防止され、これにより、操舵後の保舵状態における操舵補助力の変動を防止することができるようになる。
【0015】
請求項2記載のパワーステアリング装置では、排出路から油圧パワーシリンダの両各圧力室外に排出される吐出油の流量が可逆式ポンプの回転数および吐出圧に応じ、操舵軸の操舵後の保舵状態において前記電動機が停止しない程度に設定されることにより、必要以上に吐出油圧が排出されることによる可逆式ポンプの仕事量(電動機の仕事量)の増加を抑制することができるようになる。
【0016】
請求項3記載のパワーステアリング装置では、両各排出路が両各連通路にそれぞれ接続された分岐通路で構成されることで、既存の構成に大幅な変更を加えることなしに排出路を形成することができると共に、この分岐流路に流量制御弁を設けたり、排出路をオイルタンクに接続することが容易に行えるようになる等、拡張性を高めることができるようになる。
【0017】
請求項4記載のパワーステアリング装置では、両各分岐通路が可逆式ポンプの吸入側に接続されることで、吸入側に戻る加圧された吐出油圧により可逆式ポンプの吸入効率を高めることができるようになる。
【0018】
請求項5記載のパワーステアリング装置では、両各分岐通路の下流側には排出された一部の吐出油を収容するリザーバタンクが備えられることで、油圧パワーシリンダが完全な非圧縮流体ではなく空気の内包等によりその体積が若干変化しても、その体積変化分をリザーバタンクで吸収することができるようになる。
また、リザーバタンクにオイルフィルタを備えることにより、連通路内に流入し、または油圧パワーシリンダで発生したコンタミ等をろ過することが可能となる。
【0019】
請求項6記載のパワーステアリング装置では、両各分岐通路には両各分岐通路を通過する吐出油の流量を制御可能な流量制御弁が備えられることで、電動機の回転数や可逆式ポンプからの吐出油圧に応じて吐出油の排出量を緻密に制御することが可能となる。
【0020】
請求項7記載のパワーステアリング装置では、排出路が前記可逆式ポンプ内における加圧駆動部材とポンプケーシングとの間に形成されたクリアランスで構成されることで、外部配管を追加することなしに排出路を形成することができ、これにより、構成の複雑化やコンパクト化を招くこともない。
【0021】
請求項8記載のパワーステアリング装置では、可逆式ポンプ内における加圧駆動部材とポンプケーシングとの間に可逆式ポンプの吐出油圧に応じて可動することにより加圧駆動部材との間に形成されるクリアランスを変化させる可動プレートが設けられることで、特別に流量制御弁等のアクチュエータおよび制御手段を備えることなしに、クリアランスを吐出油圧に応じて自動的に変化させることが可能となる。
【0022】
請求項9記載のパワーステアリング装置では、流量制御弁の油路開口断面積またはクリアランスの開口面積が、可逆式ポンプの吐出油圧が所定圧以上の時に所定の最小値に固定されるように構成されることで、可逆式ポンプの回転継続に必要な吐出油量を確保しつつ、排出量を最小限に抑えることができ、これにより、可逆式ポンプの無駄な仕事量(電動機の無駄な仕事量)を抑制することが可能となる。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
(発明の実施の形態1)
まず、本発明の実施の形態1の構成を図1〜3に基づいて説明する。
【0024】
図1は、発明の実施の形態1のパワーステアリング装置を示す全体の概略構成図であり、この図において、SWはステアリングホイール、Lはラック、Pはピニオン、Mは電動機、Tはリザーバタンク、TSはトルクセンサ、ECUはコントロールユニット、1は操舵軸、2は油圧パワーシリンダ、3はギャポンプ(可逆式ポンプ)、4は電動機制御手段、5、5は流量制御弁、6、6は逆止弁を示す。
【0025】
即ち、図1に示すように、ステアリングホイールSWを手動で回転させると、その回転が操舵軸1を介しラックL&ピニオンPによりラックLの直線運動に変換され、これにより、図示を省略した左右の前輪の向きを変更(操舵)することができる。そして、ラックLに連係された油圧パワーシリンダ2により、前記手動による操舵力の補助が行われるようになっている。
【0026】
また、前記油圧パワーシリンダ2は、手動による操舵力および操舵方向を検出するトルクセンサ(操舵力検出手段、操舵方向検出手段)TSからの信号に基づき、車載のコントロールユニットECUに組み込まれた電動機制御手段4による電動機Mの正逆回転駆動制御により、ギヤポンプ3の駆動制御が行われ、これにより、油圧パワーシリンダ2の両圧力室2a、2bに供給される油圧が制御されて、手動による操舵力および操舵方向に応じた操舵力補助制御が行われる。
【0027】
さらに詳述すると、前記ギヤポンプ3は、電動機Mの正逆回転の切り換えにより、正逆回転駆動されるもので、正回転時および逆回転時にそれぞれ発生する加圧油を吐出する一対の吐出口3a、3bを備えている。そして、この吐出口3a、3bがそれぞれ吐出側連通路7a、7bを介して油圧パワーシリンダ2の各圧力室2a、2bに接続されている。一方、ギヤポンプ3の吸入口3cには吸入側連通路8を介してリザーバタンクTに接続されている。
【0028】
また、前記各吐出側連通路7a、7bとリザーバタンクTとの間が油補給路9a、9bにより接続され、両油補給路9a、9bにはリザーバタンクTから吐出側連通路7a、7b方向への油の補給のみを可能とする状態で逆止弁6、6が介装されている。
【0029】
前記両各吐出側連通路7a、7bと吸入側連通路8との間が分岐流路(排出路)10a、10bにより接続され、この各分岐流路10a、10bにそれぞれ流量制御弁5、5が介装されている。
【0030】
前記分岐流路10a、10bは、操舵軸1の操舵後の保舵状態において電動機Mが停止しない程度にギヤポンプ3の両各吐出口3a、3bから吐出される吐出油の一部を吐出側連通路7a、7bおよび油圧パワーシリンダ2の両各圧力室2a、2b外に排出させるために設けられるものであり、また、前記流量制御弁5、5は、分岐流路10a、10bを経由して吐出側連通路7a、7b外に排出される吐出油の流量を制御する。
【0031】
そして、この流量制御弁5、5は、前記コントロールユニットECUにおいて、ギヤポンプ3の回転数および吐出圧に応じ、操舵軸1の操舵後の保舵状態において電動機Mが停止しない程度に分岐流路10a、10bを経由して吐出側連通路7a、7b外に排出される吐出油の流量の制御が行われる。
【0032】
なお、図2は、駆動時におけるギャポンプ3内油圧と電動機Mの回転数との関係を示すタイムチャートであり、この図に示すように、ポンプトルクリップルの影響で、ポンプ3内油圧の増加により電動機Mの回転数が低下し、逆にギャポンプ3内油圧の減少により電動機Mの回転数が増加するもので、これにより、ギャポンプ3の脈動が生じる。
【0033】
また、図3は、電動機Mの回転数と、ギヤポンプ3の吐出圧と、起動時トルクとの関係を示す特性図であり、この図に示すように、操舵後の保舵により電動機Mの回転数が一定値A以下に下がると、前記ギヤポンプ3の脈動並びに電動機Mおよびギヤポンプ3の駆動フリクション等により電動機Mにかかる負荷が増大し、これにより、起動時トルクが急激に高くなって、電動機Mが一時的に停止するおそれがある。
【0034】
そこで、この発明の実施の形態1では、吐出側連通路7a、7b外に排出される吐出油の流量が前記電動機Mの回転数Aを維持可能な排出流量となるように前記流量制御弁5、5の流量制御が行われるように設定されている。
【0035】
次に、この発明の実施の形態1の作用・効果を説明する。
(イ)操舵時
この発明の実施の形態1のパワーステアリング装置では、以上のように構成されるため、ステアリングホイールSWの操舵操作が行われると、トルクセンサTSで検出されたその時の操舵力および操舵方向信号に応じ、電動機制御手段4において電動機Mの正逆いずれかの回転駆動制御によるギヤポンプ3の正逆いずれかの回転駆動制御が行われ、これにより、油圧パワーシリンダ2の両圧力室2a、2bに供給される油圧が制御されて、前記手動による操舵力および操舵方向に応じた操舵力補助制御が行われる。
【0036】
(ロ)操舵後の保舵時
また、上述のように操舵が行われた状態で操舵角が保持される保舵状態においては、ギヤポンプ3を駆動する電動機Mが停止しない程度にギヤポンプ3の両各吐出口3a、3bから吐出される吐出油の一部が、分岐流路10a、10bにそれぞれ介装された流量制御弁5、5を経由して吐出側連通路7a、7bおよび油圧シリンダ3の両各圧力室3a、3b外に排出されるため、電動機Mにかかる負荷が低減され、これにより、電動機Mの回転速度がギヤポンプ3の脈動並びに電動機Mおよびギヤポンプ3の駆動フリクションによって停止する回転数(回転速度)まで低下することが防止されるもので、これにより、電動機Mの回転を維持させることができるようになる。
【0037】
従って、操舵後の保舵時における電動機Mの停止・再駆動を繰り返すことが防止され、これにより、操舵後の保舵状態における操舵補助力の変動を防止することができるようになるという効果が得られる。
【0038】
また、分岐流路10a、10bから吐出側連通路7a、7b外に排出される吐出油の流量がギヤポンプ3の回転数および吐出圧に応じ、操舵軸1の操舵後の保舵状態において前記電動機Mが停止しない程度に制限的に設定されることにより、必要以上に吐出油圧が排出されることによるギヤポンプ3の仕事量(電動機Mの仕事量)の増加を抑制することができるようになる。
【0039】
また、排出路が両各吐出側連通路7a、7bにそれぞれ接続された分岐通路10a、10bで構成されることにより、既存の構成に大幅な変更を加えることなしに排出路を形成することができるようになる。
【0040】
また、両各分岐通路10a、10bがギヤポンプ3の吸入側に接続されることで、吸入側に戻る加圧された吐出油圧によりギヤポンプ3の吸入効率を高めることができるようになる。
【0041】
また、両各分岐通路10a、10bの下流側には排出された一部の吐出油を収容するリザーバタンクTが備えられたことで、油圧パワーシリンダ2が完全な非圧縮流体ではなく空気の内包等によりその体積が若干変化しても、その体積変化分をリザーバタンクTで吸収することができるようになる。
また、リザーバタンクTにオイルフィルタを備えることにより、吐出側連通路7a、7b内に流入し、または油圧パワーシリンダ2で発生したコンタミ等をろ過することが可能となる。
【0042】
また、両各分岐通路10a、10bには両各分岐通路10a、10bを通過する吐出油の流量を制御可能な流量制御弁5、5が備えられたことで、電動機Mの回転数やギヤポンプ3からの吐出油圧に応じて吐出油の排出量を緻密に制御することが可能となる。
【0043】
(発明の実施の形態2)
次に、発明の実施の形態2のパワーステアリング装置を説明する。なお、この発明の実施の形態2の説明にあたっては、前記発明の実施の形態1と同様の構成するには同一の符号を付してその説明を省略し、相違点についてのみ説明する。
【0044】
即ち、この発明の実施の形態2のパワーステアリング装置は、図4(パワーステアリング装置を示す全体の概略構成図)に示すように、前記発明の実施の形態1においてギヤポンプ3の両各吐出口3a、3bから吐出される吐出油の一部を吐出側連通路7a、7bおよび油圧パワーシリンダ2の両圧力室2a、2b外に排出させる排出路を構成する両各分岐通路10a、10bおよび流量制御弁5、5を設けることなしに、前記ギヤポンプ3内部に排出路を形成するようにしたものであり、以下、図5、6に基づいて詳細に説明する。
【0045】
図5はギヤポンプ3のギヤ部分における縦断面図、図6は図5のVI−VI線における縦断面図であり、両図において、31、31は両サイドカバー(ポンプケーシング)、32は両サイドカバー31、31間に介装されたカムリング、33、34はカムリング32内においてギヤシャフト33a、34aによりそれぞれ回転支持されると共に互いに噛合された一対のギヤ(加圧駆動部材)、35、35はカムリング32およびギヤ33、34と両サイドカバー31、31との間にそれぞれ介装されたサイドプレート(可動プレート)である。
【0046】
さらに詳述すると、前記両各サイドカバー31、31の外周側には、両各サイドプレート35、35に弾性的に当接して油圧シールするシールリング36、36が装着され、また、両各サイドプレート35、35とカムリング32との間の外周側には、両各サイドプレート35、35とカムリング32に弾性的に当接して両各サイドプレート35、35とカムリング32との間を油圧シールすると共に両各サイドプレート35、35とカムリング32との間に所定のクリアランス37a、37aを形成するための弾性シール部材37、37が介装されている。
【0047】
即ち、前記両クリアランス37a、37aはそれぞれその両端が両吐出口3a、3bに連通されていて、両吐出側連通路7a、7b間がギヤポンプ3内でバイパスされた状態となっており、従って、両クリアランス37a、37aにより、両各吐出側連通路7a、7bおよび油圧パワーシリンダ2の両各圧力室2a、2b外にそれぞれ排出する排出路を構成させている。
【0048】
そして、操舵が行われた状態で操舵角が保持される保舵状態において、ギヤポンプ3を駆動する電動機Mが停止しない程度の排出量が得られるように前記排出路を構成するクリアランス37a、37aの流路断面積が設定されている。
【0049】
また、前記両サイドカバー31、31には、両各サイドプレート35、35との間に吐出油圧導入室31a、31bが形成され、この両各吐出油圧導入室31a、31bは導入路31c、31dを介してそれぞれ両各吐出口3a、3bに連通されていて両各吐出口3a、3bから吐出される吐出油圧がそれぞれ供給されるように構成されている。
【0050】
次に、この発明の実施の形態2の作用・効果を説明する。
この発明の実施の形態2のパワーステアリング装置では、以上のように構成されるため、操舵が行われた状態で操舵角が保持される保舵状態においては、ギヤポンプ3を駆動する電動機Mが停止しない程度にギヤポンプ3の両各吐出口3a、3bから吐出される吐出油の一部が、両各クリアランス37a、37aを経由して両各吐出側連通路7a、7bおよび油圧シリンダ3の両各圧力室3a、3b外に排出されるため、電動機Mにかかる負荷が低減され、これにより、電動機Mの回転速度がギヤポンプ3の脈動並びに電動機Mおよびギヤポンプ3の駆動フリクションによって停止する回転数(回転速度)まで低下することが防止されるもので、これにより、電動機Mの回転を維持させることができるようになる。
【0051】
従って、操舵後の保舵時における電動機Mの停止・再駆動を繰り返すことが防止され、これにより、操舵後の保舵状態における操舵補助力の変動を防止することができるようになるという効果が得られる。
【0052】
また、排出路をギヤポンプ3内におけるギヤ33、34とサイドプレート35、35との間に形成されたクリアランス37a、37aで構成したことにより、外部配管を追加することなしに排出路を形成することができ、これにより、構成の複雑化やコンパクト化を招くこともない。
【0053】
また、吐出油圧が高くなると、この吐出油圧が導入路31c、31dを経由して両各吐出油圧導入室31a、31bに導入されることで、両各サイドプレート35、35が弾性シール部材37、37の弾性反発力に抗してカムリング32方向に押圧移動され、これにより、両各クリアランス37a、37aが自動的に減少する方向に変化する。
従って、特別に流量制御弁等のアクチュエータおよび制御手段を備えることなしに、クリアランス37a、37aを吐出油圧に応じて自動的に変化させることが可能となる。
【0054】
また、両各サイドプレート35、35の移動が両サイドカバー31、31に当接して規制されることで、両各クリアランス37a、37aの最大値が予め設定されるため、ギヤポンプ3の回転継続に必要な吐出油量を確保しつつ、排出量を最小限に抑えることができ、これにより、ギヤポンプ3の無駄な仕事量(電動機Mの無駄な仕事量)を抑制することが可能となる。
【0055】
以上発明の実施の形態を図面により説明したが、具体的な構成はこれらの発明の実施の形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における設計変更等があっても本発明に含まれる。
【0056】
例えば、発明の実施の形態1では、両各分岐流路10a、10bをそれぞれ吸入側連通路8に接続させ、両各分岐流路10a、10bに流量制御弁5、5を備えたが、両各分岐流路10a、10b同士を接続して両吐出側連通路7a、7b間をバイパスする状態とし、流量制御弁5を1個備えるだけでも、同様の効果を得ることができる。
【0057】
また、発明の実施の形態1では、両各分岐流路10a、10bに流量制御弁5、5を介装させたが、固定絞りもしくは可変絞りを介装させるようにしてもよい。
【0058】
また、発明の実施の形態2では、クリアランス37a、37aを可変するサイドプレート35、35を備えたが、このサイドプレート35、35を省略し、クリアランス37a、37aの幅を一定値に固定させるようにしてもよい。
【0059】
【発明の効果】
以上説明してきたように本発明請求項1記載のパワーステアリング装置では、上述のように、操舵軸の操舵後の保舵状態において電動機が停止しない程度に可逆式ポンプの両各吐出口から吐出される吐出油の一部を油圧パワーシリンダの両各圧力室外に排出させる排出路を備えている手段としたことで、可逆式ポンプから吐出される吐出油の一部が閉空間である連通路およびパワーシリンダ外に常に排出されるため、電動機にかかる負荷が低減され、これにより、電動機の回転速度が該電動機および可逆式ポンプの駆動フリクション並びに可逆式ポンプの脈動によって停止する回転速度まで低下することが防止され、電動機の回転を維持することができるようになる。
従って、操舵後の保舵時における電動機の停止・再駆動を繰り返すことが防止され、これにより、操舵後の保舵状態における操舵補助力の変動を防止することができるようになる。
【0060】
請求項2記載のパワーステアリング装置は、請求項1記載のパワーステアリング装置において、前記排出路から油圧パワーシリンダの両各圧力室外に排出される吐出油の流量が前記可逆式ポンプの回転数および吐出圧に応じ、前記操舵軸の操舵後の保舵状態において前記電動機が停止しない程度に設定されている手段としたことで、必要以上に吐出油圧が排出されることによる可逆式ポンプの仕事量(電動機の仕事量)の増加を抑制することができるようになる。
【0061】
請求項3記載のパワーステアリング装置は、請求項1または2に記載のパワーステアリング装置において、前記両各排出路が前記両各連通路にそれぞれ接続された分岐通路で構成されている手段としたことで、既存の構成に大幅な変更を加えることなしに排出路を形成することができると共に、この分岐流路に流量制御弁を設けたり、排出路をオイルタンクに接続することが容易に行えるようになる等、拡張性を高めることができるようになる。
【0062】
請求項4記載のパワーステアリング装置は、請求項3記載のパワーステアリング装置において、前記両各分岐通路は前記可逆式ポンプの吸入側に接続されている手段としたことで、吸入側に戻る加圧された吐出油圧により可逆式ポンプの吸入効率を高めることができるようになる。
【0063】
請求項5記載のパワーステアリング装置は、請求項1〜4のいずれかに記載のパワーステアリング装置において、前記両各分岐通路の下流側には排出された一部の吐出油を収容するリザーバタンクが備えられている手段としたことで、油圧パワーシリンダが完全な非圧縮流体ではなく空気の内包等によりその体積が若干変化しても、その体積変化分をリザーバタンクで吸収することができるようになる。
また、リザーバタンクにオイルフィルタを備えることにより、連通路内に流入し、または油圧パワーシリンダで発生したコンタミ等をろ過することが可能となる。
【0064】
請求項6記載のパワーステアリング装置は、請求項2〜5のいずれかに記載のパワーステアリング装置において、前記両各分岐通路には両各分岐通路を通過する吐出油の流量を制御可能な流量制御弁が備えられている手段としたことで、電動機の回転数や可逆式ポンプからの吐出油圧に応じて吐出油の排出量を緻密に制御することが可能となる。
【0065】
請求項7記載のパワーステアリング装置は、請求項1〜6のいずれかに記載のパワーステアリング装置において、前記排出路が前記可逆式ポンプ内における加圧駆動部材とポンプケーシングとの間に形成されたクリアランスで構成されている手段としたことで、外部配管を追加することなしに排出路を形成することができ、これにより、構成の複雑化やコンパクト化を招くこともない。
【0066】
請求項8記載のパワーステアリング装置は、請求項7記載のパワーステアリング装置において、前記可逆式ポンプ内における加圧駆動部材とポンプケーシングとの間に可逆式ポンプの吐出油圧に応じて可動することにより加圧駆動部材との間に形成されるクリアランスを変化させる可動プレートが設けられている手段としたことで、特別に流量制御弁等のアクチュエータおよび制御手段を備えることなしに、クリアランスを吐出油圧に応じて自動的に変化させることが可能となる。
【0067】
請求項9記載のパワーステアリング装置は、請求項6または8に記載のパワーステアリング装置において、前記流量制御弁の油路開口断面積または前記クリアランスの開口面積が、前記可逆式ポンプの吐出油圧が所定圧以上の時に所定の最小値に固定されるように構成されている手段としたことで、可逆式ポンプの回転継続に必要な吐出油量を確保しつつ、排出量を最小限に抑えることができ、これにより、可逆式ポンプの無駄な仕事量(電動機の無駄な仕事量)を抑制することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】発明の実施の形態1のパワーステアリング装置を示す全体の概略構成図である。
【図2】発明の実施の形態1のパワーステアリング装置の駆動時におけるギャポンプ内油圧と電動機の回転数との関係を示すタイムチャートである。
【図3】発明の実施の形態1のパワーステアリング装置における電動機の回転数とギヤポンプの吐出圧と起動時トルクとの関係を示す特性図である。
【図4】発明の実施の形態2のパワーステアリング装置を示す全体の概略構成図である。
【図5】発明の実施の形態2のパワーステアリング装置におけるギヤポンプのギヤ部分における縦断面図である。
【図6】図5のVI−VI線における縦断面図である。
【符号の説明】
ECU コントロールユニット
L ラック
M 電動機
P ピニオン
SW ステアリングホイール
T リザーバタンク
TS トルクセンサ(操舵方向検出手段・操舵力検出手段)
1 操舵軸
2 油圧パワーシリンダ
2a 圧力室
2b 圧力室
3 ギヤポンプ(可逆式ポンプ)
3a 吐出口
3b 吐出口
3c 吸入口
4 電動機制御手段
5 流量制御弁
6 逆止弁
7a 吐出側連通路
7b 吐出側連通路
8 吸入側連通路
9a 油補給路
9b 油補給路
10a 分岐流路(排出路)
10b 分岐流路(排出路)
31 サイドカバー(ポンプケーシング)
31a 吐出油圧導入室
31b 吐出油圧導入室
31c 導入路
31d 導入路
32 カムリング
33 ギヤ(加圧駆動部材)
33a ギヤシャフト
34 ギヤ(加圧駆動部材)
34a ギヤシャフト
35 サイドプレート(可動プレート)
36 シールリング
37 弾性シール部材
37a クリアランス(排出路)

Claims (9)

  1. 操舵機構に連係された操舵軸と、
    前記操舵機構の操舵力を補助する油圧パワーシリンダと、
    該油圧パワーシリンダの両圧力室に対しそれぞれ連通路を介して油圧を供給する一対の吐出口を備えた可逆式ポンプと、
    該可逆式ポンプを駆動する電動機と、
    前記操舵軸の回転方向を検出する操舵方向検出手段と、
    前記操舵軸に作用する操舵力を検出する操舵力検出手段と、
    該操舵方向検出手段で検出された操舵軸の回転方向信号および前記操舵力検出手段で検出された操舵力信号に基づき前記電動機に対し駆動信号を出力する電動機制御手段と、
    前記操舵軸の操舵後の保舵状態において前記電動機が停止しない程度に前記可逆式ポンプの両各吐出口から吐出される吐出油の一部を前記油圧パワーシリンダの両各圧力室外に排出させる排出路と、
    を備えていることを特徴とするパワーステアリング装置。
  2. 前記排出路から油圧パワーシリンダの両各圧力室外に排出される吐出油の流量が前記可逆式ポンプの回転数および吐出圧に応じ、前記操舵軸の操舵後の保舵状態において前記電動機が停止しない程度に設定されることを特徴とする請求項1に記載のパワーステアリング装置。
  3. 前記両各排出路が前記両各連通路にそれぞれ接続された分岐通路で構成されていることを特徴とする請求項1または2に記載のパワーステアリング装置。
  4. 前記両各分岐通路は前記可逆式ポンプの吸入側に接続されていることを特徴とする請求項3に記載のパワーステアリング装置。
  5. 前記両各分岐通路の下流側には排出された一部の吐出油を収容するリザーバタンクが備えられていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のパワーステアリング装置。
  6. 前記両各分岐通路には両各分岐通路を通過する吐出油の流量を制御可能な流量制御弁が備えられていることを特徴とする請求項2〜5のいずれかに記載のパワーステアリング装置。
  7. 前記排出路が前記可逆式ポンプ内における加圧駆動部材とポンプケーシングとの間に形成されたクリアランスで構成されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のパワーステアリング装置。
  8. 前記可逆式ポンプ内における加圧駆動部材とポンプケーシングとの間に可逆式ポンプの吐出油圧に応じて可動することにより加圧駆動部材との間に形成されるクリアランスを変化させる可動プレートが設けられていることを特徴とする請求項7に記載のパワーステアリング装置。
  9. 前記流量制御弁の油路開口断面積または前記クリアランスの開口面積が、前記可逆式ポンプの吐出油圧が所定圧以上の時に所定の最小値に固定されるように構成されていることを特徴とする請求項6または8に記載のパワーステアリング装置。
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