JP4347267B2 - パワーステアリング装置 - Google Patents

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本発明は、操舵力をアシストするパワーステアリング装置に関する。
従来、特許文献1に開示されるようなパワーステアリング装置においては、パワーシリンダ室と、このパワーシリンダ室に接続された可逆式ポンプと、この可逆式ポンプを正・逆回転駆動するモータを備え、パワーシリンダ室の左右の圧力室に選択的に油圧を供給することにより、操舵アシスト力を得ている。
このようなパワーステアリング装置において、真空引き装置のない整備工場等で作動油の充填作業を行う場合、まずステアリングホイールを左右に回転させ、パワーシリンダ室のピストンを左右に移動させる。すると容積の増大する側のシリンダ室が負圧となり、リザーバタンク内の作動油がこのシリンダ室へ供給される。この作業を左右で繰り返すことにより、左右のシリンダ室及びその他の油圧回路へ作動油を充填させることができる。
特開2004−306721号公報
しかしながら上記従来技術にあっては、容積の増大する側のシリンダ室へは作動油と同時に可逆式ポンプを介して容積の減少する側のシリンダ室内に存在する空気も供給されてしまう。よって、ステアリングホイールの回転作業を左右で繰り返しても、装置内に含まれる空気が左右のシリンダ室内を交互に行き来し、効率よく作動油の充填作業を行うことができない、という問題があった。
本発明は上記問題に着目してなされたもので、その目的とするところは、作動油の充填作業を効率よく行うことが可能なパワーステアリング装置を提供することにある。
上述の目的を達成するため、本発明では、操舵輪に連結された操舵機構の操舵力を補助する油圧パワーシリンダと、前記油圧パワーシリンダの両圧力室に対し第1、第2通路を介して油圧を供給する一対の吐出口を備えた可逆式ポンプと、前記可逆式ポンプを正・逆回転させるモータと、前記転舵輪を転舵制御するステアリングホイールの操舵負荷を検出または推定する操舵負荷検出手段と、作動油を貯留するリザーバタンクと、前記第1通路に設けられ、前記リザーバタンク側からこの第1通路側への作動油の流れのみを許容する第1一方向弁と、前記第2通路に設けられ、前記リザーバタンク側からこの第2通路側への作動油の流れのみを許容する第2一方向弁と、前記第1通路に設けられ、この第1通路側から前記リザーバタンク側への作動油の流れのみを許容する第3一方向弁と、前記第2通路に設けられ、この第2通路側から前記リザーバタンク側への作動油の流れのみを許容する第4一方向弁と、作動油の充填作業を行う際、前記可逆式ポンプを停止または容積が減少する側の圧力室へ作動油を供給する方向へ回転駆動するポンプ制御手段を備えることとした。
よって、空気の混入を回避して作動油の充填作業を効率よく行うことが可能なパワーステアリング装置を提供することができる。
以下、本発明のパワーステアリング装置を実現する最良の形態を、図面に示す実施例に基づいて説明する。
[パワーステアリング装置のシステム構成]
実施例1につき図1ないし図5に基づき説明する。図1は、本願パワーステアリング装置のシステム構成図である。運転者がステアリングホイール2を操舵すると、シャフト3を介してピニオン4が駆動され、所謂ラック&ピニオン機構によりラック軸5が軸方向に移動し、前輪を操舵する。シャフト3には、運転者の操舵トルクを検出するトルクセンサ6が設けられ、コントロールユニット7に対しトルク信号を出力する。
ラック軸5には、運転者の操舵トルクに応じてラック軸5の移動をアシストするパワーステアリング機構が設けられている。このパワーステアリング機構は、モータMにより駆動する可逆式のポンプ1と、ラック軸5を左右に移動させるシリンダ室8が設けられている。このシリンダ室8の内部には軸方向移動可能なピストン83が設けられ、このピストン83により第1シリンダ室81及び第2シリンダ室82が画成される。
第1シリンダ室81は第1通路21と接続し、第1通路21はポンプ1と接続されている。また、第2シリンダ室82は第2通路22と接続し、第2通路22はポンプ1と接続されている。
第1、第2通路21,22にはそれぞれ第1、第2チェックバルブ31,32が設けられてリザーバタンク9への作動油の逆流を防止するとともに、第1、第2通路21,22における作動油が不足した場合にはリザーバタンク9から作動油を補給可能な構成となっている。
また、第1、第2通路21,22は接続部27において互いに接続し、この接続部27は電磁切換弁40を介してリザーバタンク9と接続する。これにより接続部27は電磁切換弁40によりリザーバタンク9と連通/遮断される。さらに、第1、第2通路21,22にはそれぞれ電磁切換弁40への流れのみを許容する第3、第4チェックバルブ33,34が設けられている。
第1、第2通路21,22はそれぞれスプールバルブ50と連通し、スプールバルブ50は戻し通路60を介してリザーバタンク9と接続する。このスプールバルブ50により、第1通路21と戻し通路60とが連通されているときは第2通路22と戻し通路60とは遮断され、第2通路22と戻し通路60とが連通されているとき第1通路21と戻し通路60とは遮断される構成となっている。
この戻し通路60には、スプールバルブ50からリザーバタンク9への流れのみを許容する戻し通路チェックバルブ35が設けられ、リザーバタンク9からの逆流を防止している。また、第1、第2通路21,22の間には常開の電磁切換弁40が設けられて連通/遮断を行う。
コントロールユニット7には、トルクセンサ6からのトルク信号に加え、イグニッションスイッチからのスイッチ信号、エンジン回転数センサからのエンジン回転数信号、車速センサからの車速信号等が入力され、これら各種信号に基づいて操舵アシスト力を決定し、モータM及び電磁切換弁40に対し指令信号を出力する。また、作動油充填時においては、モータMの回転が拘束されるよう電気信号により指令を出力する(ポンプ制御手段)。
常開の電磁切換弁40は通常時においては閉弁され、フェイル時に開弁されてマニュアルステアを確保する構成となっている。
[作動油の充填]
図2は、作動油充填時における油圧回路の模式図である。太線は作動油の流れ、一点鎖線は空気の流れを示す。作動油充填時、モータMはコントロールユニット7の指令により回転を拘束される。
なお、モータMの回転拘束はコントロールユニット7からの指令により行うこととしてもよいし、充填作業時に他の制御装置をモータMに接続して行うこととしてもよく特に限定しない。
また、スプールバルブ50は作動油充填時に限って第1、第2通路21,22のうち低圧側をリザーバタンク9と連通し、高圧側とリザーバタンク9とを遮断するものとする。
ラック軸5を図中左方向に移動させると、第1シリンダ室81が正圧、第2シリンダ室82が負圧となる。なお、作動油充填時には電磁切換弁40は開弁されるものとする。
これに伴い、第1シリンダ室81の空気は第1通路21に押し出される。ここで、モータMは回転を拘束されているためポンプ1も回転せず、第1通路21内の空気はポンプ1を介して第2通路22に移動することはない。また、ポンプ1内でリークした空気は戻し通路チェックバルブ35に導入され、リザーバタンク9へ排出される。
また、第1通路21に押し出された空気は第1チェックバルブ31及び第3チェックバルブ33にも作用する。第1通路21からリザーバタンク9側への流れは第1チェックバルブ31により遮断され、第3チェックバルブ33により許容されるため、空気は第3チェックバルブ33を介してリザーバタンク9へ排出される。
さらに、スプールバルブ50は高圧側とリザーバタンク9とを遮断するため、第1通路21とリザーバタンク9が遮断されて空気はスプールバルブ50を介してリザーバタンク9へ排出されることはない。
一方、第2シリンダ室82は容積が増大してが負圧となり、第2シリンダ室82と連通する第2通路22も負圧となる。上述のように、モータMは回転を拘束されているため、第2通路22が負圧となっても第1通路21内の空気はポンプ1を介して第2通路22に移動することはない。
また、リザーバタンク9から第2通路22への流れは第2チェックバルブ32により許容され、第4チェックバルブ34により遮断されるため、大気解放されているリザーバタンク9に対し第2通路22が負圧となった場合、リザーバタンク9内の作動油は第2チェックバルブ32を介してのみ第2通路22に導入され、第4チェックバルブ34からは作動油の供給は行われない。
さらに、スプールバルブ50は高圧側とリザーバタンク9とを遮断するため、第2通路22とリザーバタンク9は連通される。したがって、第2通路22に対しては、第2チェックバルブ32に加えてスプールバルブ50からも作動油が供給される。
このように、作動油充填時においてはモータMは回転を拘束され、スプールバルブ50は高圧側とリザーバタンク9とを遮断し、さらに第3、第4チェックバルブ33,34が設けられているため、第1、第2通路21,22は直接連通せず、第1シリンダ室81から排出された空気と第2シリンダ室82へ供給される作動油とが混ざり合うことはない。
したがって、ラック軸5を図中左方向に移動させることにより、第1シリンダ室81内の空気をリザーバタンク9へ排出し、リザーバタンク9から第2シリンダ室82内に空気を混入させることなく作動油を供給することができる。逆に、ラック軸5を図中右方向に移動させれば、作動油と空気が混ざり合うことなく第1シリンダ室81に作動油を供給し、第2シリンダ室82内の空気を排出することができる。
このように、ラック軸5を左右交互に移動させることにより、第1、第2シリンダ室81,82からの空気排出と作動油供給を交互に行う。各シリンダ室81,82に作動油が完全に充填されないうちは各シリンダ室に空気と作動油が混在し、ピストン83の移動による容積減少に伴い空気が混在した作動油が排出されるが、上述のように第1、第2通路21,22の連通は完全に遮断されているため、作動油を供給する側(容積増大側)のシリンダ室にはリザーバタンク9からの作動油のみが供給される。これを繰り返すことで、シリンダ室8内の空気を全て排出し、作動油を効率よく充填する。
[従来例と本願実施例1における作用効果の対比]
図3は、従来技術における作動油充填を示す模式図である。従来のパワーステアリング装置にあっては、真空引き装置のない整備工場等で作動油の充填作業を行う場合、パワーシリンダ室のピストンを左右に移動させ、容積の増大する側のシリンダ室を負圧とし、作動油を負圧側のシリンダ室へ供給している。
しかしながら上記従来技術にあっては、容積増大側のシリンダ室に対して作動油を供給する際、同時に可逆式ポンプを介して容積減少側のシリンダ室内の空気も供給されてしまう。したがって、ピストンを左右に移動させても、装置内に含まれる空気が左右のシリンダ室内を交互に行き来し、効率よく作動油の充填作業を行うことができない、という問題があった。
これに対し本願実施例1では、第1、第2通路21,22に、リザーバタンク9からの流れのみを許容する第1、第2チェックバルブ31,32を設け、さらに第3、第4チェックバルブ33,34により各通路21,22からリザーバタンク9への流れのみを許容することとした。
また、第1、第2チェックバルブ31,32の間にはモータMにより駆動される双方向ポンプ1が設けられ、モータMは作動油充填時において回転を拘束されることとした。さらに、本願における油圧回路においては、第3、第4チェックバルブ33,34の間においてリザーバタンク9と接続することとした。
これにより、作動油充填時において第1、第2通路21,22を直接連通させず、作動油充填時において高圧側シリンダ室から排出された空気と低圧側シリンダ室へ供給される作動油とが混ざり合うことを回避することが可能となり、作動油の充填を効率よく行うことができる。
また、作動油充填中は電磁切換弁40を開弁することで、空気を多く含んだ作動油を配管内からリザーバタンク9へ排出し、通常アシスト時においては電磁切換弁40を閉弁してポンプ圧がリザーバタンク9へリークすることを回避できる。さらに、フェイル時に開弁して第1、第2通路21,22を連通するマニュアルステアを確保するための切換弁として兼用可能であり、装置の簡略化を図ることができる。
加えて、作動油充填時にはコントロールユニット7からの電気信号指令によりモータMの回転拘束を行うため、機械的構成を追加、変更することなく、モータMの回転を制御することができる。
実施例2につき図4、図5に基づき説明する。基本的な構成は実施例1と同様であるため異なる点についてのみ説明する。実施例1ではモータMの回転を拘束するのみであったが、実施例2ではモータMを積極的に回転させ、第1、第2シリンダ室81,82のうち容積が減少する側のシリンダ室へ作動油を供給する方向にポンプ1を駆動する点で実施例1と異なる。
図4は、第1シリンダ室81の容積が減少する場合における作動油及び空気の流れを示す模式図である。実施例1と同様、作動油を太線、空気を一点鎖線で示す。
ステアリングホイール2を回転させてピストン83を図中左方向に移動させ、第1シリンダ室81を正圧、第2シリンダ室82を負圧とする。同時に、モータMを回転させて第2シリンダ室82へ作動油を供給する方向にポンプ1を駆動する。
第1、第2シリンダ室81,82はそれぞれ正圧、負圧となるため、実施例1と同様に第1、第2通路21,22もそれぞれ正圧、負圧となり、第1通路21には第1シリンダ室81から空気が導入されて第3チェックバルブ33からリザーバタンク9へ排出され、第2通路22にはリザーバタンク9から作動油が供給される。
このとき、リザーバタンク9から第2チェックバルブ32を介して供給された作動油は、ポンプ1の駆動により第1通路21側へも供給される。したがって、第1シリンダ室81から第1通路21へ排出された空気がポンプ1を介して第2通路22側へ進入することがなく、空気が混合していない作動油を確実に第2通路22及び第2シリンダ室82へ供給することが可能となる。
第1シリンダ室81へ作動油を供給する場合は、図5に示すようにピストン83を図中右方向へ移動させ、第1シリンダ室81へ作動油を供給する方向にポンプ1を駆動する。これにより、空気を混入させることなく第1シリンダ室81へ作動油を供給することができる。
ピストン83を左右交互に移動させ、これに合わせてポンプ1の駆動方向も左右交互に変更することにより、両シリンダ室81,82に空気を混入させることなく作動油を供給し、実施例1と同様の作用効果を得ることができる。
また、第1、第2シリンダ室81,82のうち容積が減少する側のシリンダ室へ作動油を供給する方向にポンプ1を駆動するため、容積減少側のシリンダ室から排出された空気がポンプ1を介して容積増大側シリンダ室へ侵入することを確実に回避することが可能となり、実施例1に比べ空気の混入をより抑制できる。
実施例3につき図6ないし図10に基づき説明する。実施例3では、圧力制御手段としてプレッシャーリリーフバルブ200を設けた点で実施例1と異なる。
ここで、双方向ポンプの吸入・吐出ポートと連通する油路それぞれに一対のリリーフバルブを設ける場合、リリーフバルブが2つ必要となって装置のコストが増大する。
したがって、実施例3ではポンプ1の吸入・吐出ポート双方側に1つのプレッシャーリリーフバルブ200を接続し、このプレッシャーリリーフバルブ200により吸入・吐出ポートと連通する油路の過大圧力を回避することとする。装置内の液圧が所定値以上となった場合には、プレッシャーリリーフバルブ200によって減圧することができるため、装置の故障を回避することが可能である。
図6は、ポンプ1非作動時における本願パワーステアリング装置の油圧回路図である。プレッシャーリリーフバルブ200は切換弁100とリザーバタンク9とを接続する第4通路24に設けられており、切換弁100は第1、第2通路21,22とを接続する第3通路110上に設けられている。この切換弁100は第1、第1通路21,22のうち高圧側を選択してプレッシャーリリーフバルブ200と連通させる。
ポンプ非作動時はポンプ圧が発生していないため、双方向のポンプ1に接続する第1、第2通路21,22の圧力差は発生しない。したがって切換弁100は中立となり、第1、第2通路21,22双方ともリザーバタンク9と遮断されることとなる。
図7は、第2シリンダ室82加圧時における油圧回路図である。ポンプ1により第1シリンダ室81から作動油が汲み出され、第2通路22及び第2シリンダ室82に供給される。したがって第2通路22の油圧は第1、第3通路31,33の油圧よりも高圧となり、第2シリンダ室82の油圧は切換弁100によって選択されてプレッシャーリリーフバルブ200に作用する。
その際、第2シリンダ室82における油圧が過大となるとプレッシャーリリーフバルブ200が開弁し、第2シリンダ室82とリザーバタンク9とが連通されて過大油圧が排出される。過大油圧が解消し、適正圧となるとプレッシャーリリーフバルブ200は閉弁し、第2シリンダ室82の油圧は適正に保たれる。
図8は、第1シリンダ室81加圧時における油圧回路図である。図7と同様、ポンプ1により加圧される第1シリンダ室81の油圧は切換弁100によりプレッシャーリリーフバルブ200へ作用し、過大油圧となるとプレッシャーリリーフバルブ200が開弁して第1シリンダ室81を適正圧に保つ。
[切換弁の詳細]
図9は切換弁100の断面図である。切換弁100は、ハウジング101、弁体120、弁座130、スプリング140を有する。ハウジング101内部には第3通路110が設けられ、この第3通路110は弁体収容部111及び弁体収容部111の両端側に設けられた弁座収容部112から形成される。
弁体120はこの弁体収容部111に軸方向移動可能に収容され、一対のスプリング140により弁体収容部111の中央方向に付勢される。第3通路110をドリル加工により簡単に形成できるよう、第3通路110及び弁体120は円形断面とされている。
弁座130は弁体120を挟んで2つ設けられ、弁座収容部112に軸方向移動を規制されて嵌合される。この弁座収容部112は、弁体収容部111よりも大径に設けられている。
したがって、弁体収容部111と弁座収容部112との境界の段差が形成され、第1、第2シール材113,114が係止される第1、第2係止部115,116となる。シール材113,114を弁座130と第1、第2係止部115,116とに挟み込むことで、シール性を向上させる。
また、弁体120が軸方向移動した際にこのシール材113,114と当接し、衝突音が抑制される。したがってシール材113,114は弁体120の緩衝材としても機能する。
弁座130は略カップ形状であり、開口部131からスプリング140が挿入される。また、開口部131は底部132とともに弁体収容部111と嵌合し、開口部131と底部132との間の外周円筒部133は、開口部131及び底部132よりも小径に設けられている。
したがって外周円筒部133においては、弁座130と弁座収容部112とは当接しない。また、弁座収容部112において外周円筒部133に相当する位置には第1、第1通路21,22(図6〜図8参照)が開口し、外周円筒部133と弁座収容部112との間隙は第1、第2通路21,22の油圧が作用する第1、第2油室150,160となる。
また、外周円筒部133には径方向貫通孔134が設けられ、略カップ形状の弁座130における内周部135を介して弁体120と弁座130との間の第3、第4油室170,180と連通する。これにより、第1、第2通路21,22は第3、第4油室170,180と連通し、第1、第2シリンダ室81,82の油圧は第3、第4油室170,180にも導入されて弁体120の第1受圧面121に作用する。
ポンプ1により第1シリンダ室82に作動油を供給する場合、第3油室170が第4油室180よりも高圧となり、差圧がスプリング140の付勢力を超過すれば弁体120は図中右方向へ移動して第3油室170と第4通路24(図6〜図8参照)が連通され、第1、第3油室150,170を介して第1シリンダ室81の油圧がプレッシャーリリーフバルブ200へ作用する。
逆に、第2シリンダ室82に作動油を供給する場合、弁体120は第2受圧面122において付勢される。このため弁体120は図中左方向へ移動し、第2、第4油室160,180を介して第2シリンダ室82の油圧がプレッシャーリリーフバルブ200へ作用する。これにより、1つのプレッシャーリリーフバルブ200により、第1、第2シリンダ室81,82の過大圧力を開放することが可能となる。
また、第1、第2通路21,22の液圧差が発生していない場合、一対のスプリング140が互いに弁体120を付勢することにより、弁体120の軸方向位置が中立位置に維持され、第1、第2通路21,22はともに第4通路と連通しない。よって、弁体120に液圧がかからない状態においては第1通路21と第2通路22との圧力バランスは保たれる。
さらに、切換弁100の軸方向一方側が高圧のとき、他方側を低圧側と連通することにより、弁体120の作動性を向上させることができる。加えて、弁体120の移動により押し出された作動油をリザーバタンク9に排出することができる。
[従来例と本願実施例3における作用効果の対比]
従来、パワーステアリング装置の油圧回路にあっては、プレッシャーリリーフバルブを2つ設けてそれぞれ左右のシリンダ室に連通し、回路内が過大圧力となることを回避している。しかしながらこの技術にあっては、プレッシャーリリーフバルブが2つ必要となるため、部品点数の増加と装置の複雑化を伴いコストアップを招いていた。
また、図10に示すように切換弁100‘からプレッシャーリリーフバルブ200に至る2つの通路24a,24bを設け、プレッシャーリリーフバルブ200を1つのみとすることも可能であるが、加工工数の点で好ましくない。
これに対し本願実施例3では、第1通路21と第2通路22とを接続する第3通路110と、第3通路110から分岐された第4通路24と、第4通路24内に接続されたプレッシャーリリーフバルブ200と、第3通路110内に移動可能に設けられ、軸方向両端部に第1通路21からの液圧と第2通路22からの液圧とをそれぞれ受ける第1受圧面121及び第2受圧面122とを備え、この第1受圧面121と第2受圧面122とにかかる圧力差により移動し、第1通路21と第4通路24との連通、遮断及び第2通路22と第4通路24との連通、遮断を切り替える切換弁100と、を備えることを備えることとした。
これにより、第1通路21と第2通路22のそれぞれにプレッシャーリリーフバルブ200(圧力制御手段)を設ける必要がないため、装置のコスト削減を図ることができる。また、第3通路110とプレッシャーリリーフバルブ200とを連通する連通路が第4通路24のみであるため、油圧回路の簡素化を図ることができる。
実施例4につき図11ないし図13に基づき説明する。基本構成は実施例3と同様である。実施例3では圧力制御手段としてプレッシャーリリーフバルブ200を用いたが、実施例4ではアキュムレータ300を用いる点で異なる。
図11は、ポンプ1非作動時における油圧回路図である。実施例3の図6と同様、ポンプ圧が発生していないため、双方向のポンプ1に接続する第1、第2通路21,22の圧力差は発生しない。したがって切換弁100は中立となり、第1、第2通路21,22双方ともリザーバタンク9と遮断されるため、アキュムレータ300に第1、第2通路21,22の油圧は作用しない。
図12は、第2シリンダ室82加圧時における油圧回路図である。第2通路22の油圧は第1、第3通路31,33の油圧よりも高圧となり、第2シリンダ室82の油圧は切換弁100によって選択されてアキュムレータ300に作用する。第2シリンダ室82が過大油圧となった際には過大油圧はアキュムレータ300に蓄圧され、第2シリンダ室82の油圧は適正に保たれる。
図13は、第1シリンダ室81加圧時における油圧回路図である。図12と同様、第1シリンダ室81の油圧は切換弁100によりアキュムレータ300へ作用し、過大油圧となると蓄圧されて第1シリンダ室81を適正圧に保つ。
このように、切換弁100に接続する圧力制御手段としてアキュムレータ300を用いることで、第1通路21と第2通路22のそれぞれにアキュムレータ300を設ける必要がなく、実施例3と同様の作用効果を得ることができる。また、加圧側油路はポンプの吐出圧の脈動が発生するため、加圧側油路とアキュムレータ300とを連通するように切換弁100を制御することにより、ポンプ1による脈動を低減することができる。
(他の実施例)
以上、本発明を実施するための最良の形態を実施例に基づいて説明してきたが、本発明の具体的な構成は各実施例に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても、本発明に含まれる。
更に、上記各実施例から把握しうる請求項以外の技術的思想について、以下にその効果とともに記載する。
(イ)請求項1に記載のパワーステアリング装置において、
前記第3一方向弁のリザーバタンク側と前記第4一方向弁のリザーバタンク側とが接続され、この接続よりもリザーバタンク側に切換弁をさらに有し、
前記切換弁は、作動油の充填作業を行う際、開弁状態とし、パワーステアリング装置のアシスト状態においては閉弁状態とすることを特徴とするパワーステアリング装置。
充填作業中は切換弁を開弁することにより、空気を多く含んだ作動油を配管内からリザーバタンク側へ排出することができる。また、アシスト状態においては閉弁とすることにより、アシスト圧がリザーバタンクへ漏洩することを防止することができる。
(ロ)上記(イ)に記載のパワーステアリング装置において、
前記切換弁は、パワーステアリング装置に以上が生じた場合には開弁することを特徴とするパワーステアリング装置。
装置の異常時には第1通路と第2通路とを連通する切換弁と兼用することにより、装置の簡素化を図ることができる。
(ハ)請求項1に記載のパワーステアリング装置において、
前記ポンプ制御手段は、前記可逆式ポンプに接続されたモータを制御する電気信号指令であることを特徴とするパワーステアリング装置。
機械的構成を追加、変更することなく、可逆式ポンプの回転を制御することができる。
(ニ)操舵輪に連結された操舵機構の操舵力を補助する油圧パワーシリンダと、
前記油圧パワーシリンダの両圧力室に対し第1、第2通路を介して油圧を供給する一対の吐出口を備えた可逆式ポンプと、
前記可逆式ポンプを正・逆回転させる電動機と、
前記操舵輪に与えるべき操舵アシスト力を検出する操舵アシスト力検出手段と、
前記操舵アシスト力検出手段によって検出された操舵アシスト力に基づき、前記電動機に所望の油圧を発生させるために前記電動機に対して駆動信号を出力する電動機制御手段と、
前記第1通路と第2通路とを接続する第3通路と、
前記第3通路から分岐された第4通路と、
前記第4通路内に接続された圧力制御手段と、
前記第3通路内に移動可能に設けられ、軸方向両端部に前記第1通路からの液圧と第2通路からの液圧とをそれぞれ受ける第1受圧面及び第2受圧面とを備え、この第1受圧面と第2受圧面とにかかる圧力差により移動し、前記第1通路と第4通路との連通、遮断及び前記第2通路と第4通路との連通、遮断を切り替える切換弁と、を備えることを特徴とするパワーステアリング装置。
第1通路と第2通路のそれぞれに圧力制御手段を設ける必要がないため、装置のコスト削減を図ることができる。また、第3通路と圧力制御手段とを連通する連通路が第4通路のみであるため、油圧回路の簡素化を図ることができる。
(ホ)上記(ニ)に記載のパワーステアリング装置において、
前記圧力制御手段は、プレッシャーリリーフバルブであることを特徴とするパワーステアリング装置。
装置内の液圧が所定値以上となった場合には、プレッシャーリリーフバルブによって減圧することができるため、装置の故障を回避することができる。
(ヘ)上記(ニ)に記載のパワーステアリング装置において、
前記圧力制御手段は、アキュムレータであることを特徴とするパワーステアリング装置。
装置内の液圧の変動をアキュムレータによって吸収することができる。特に、加圧側油路はポンプの吐出圧の脈動が発生するため、加圧側油路とアキュムレータとを連通するように切換弁を制御することにより、ポンプによる脈動を低減することができる。
(ト)上記(ニ)に記載のパワーステアリング装置において、
前記切換弁は、弁体の両端部に一対の付勢手段を備えることを特徴とするパワーステアリング装置。
一対の付勢手段が互いに弁体を付勢することにより、弁体の軸方向位置が中立位置に維持される。よって、弁体に液圧がかからない状態においては第1通路と第2通路との圧力バランスを保つことができる。
(チ)上記(ニ)に記載のパワーステアリング装置において、
前記第3通路であって、前記切換弁の軸方向両側に設けられた第1係止部及び第2係止部と、前記切換弁とこの第1係止部との間に設けられた第1シール部材と、切換弁とこの第2係止部との間に設けられた第2シール部材と、をさらに備えることを特徴とするパワーステアリング装置。
切換弁と第1係止部(または第2係止部)との間に第1(第2)シール部材を設けたことにより、切換弁と係止部とがシール部材を挟み込み、遮断側の通路のシール性を向上させることができる。
(リ)上記(ニ)に記載のパワーステアリング装置において、
前記第3通路及び前記切換弁は円形断面であることを特徴とするパワーステアリング装置。
第3通路をドリル加工により形成することができる。
(ヌ)上記(ニ)に記載のパワーステアリング装置において、
前記第3通路であって、前記切換弁の軸方向両側に設けられた第1緩衝材及び第2緩衝材をさらに備えることを特徴とするパワーステアリング装置。
第1通路または第2通路からの液圧により切換弁が移動したとき、緩衝部材に当接することにより、切換弁の衝突音を抑制することができる。
(ル)上記(ニ)に記載のパワーステアリング装置において、
前記第1通路と第4通路とが連通するとき、前記第2通路は低圧側と連通し、前記第2通路と第4通路とが連通するとき、前記第1通路は低圧側と連通することを特徴とするパワーステアリング装置。
切換弁の軸方向一方側が高圧のとき、他方側を低圧側と連通することにより、切換弁の作動性を向上させることができる。
(ヲ)上記(ル)に記載のパワーステアリング装置において、
前記低圧側はリザーバタンクであることを特徴とするパワーステアリング装置。
切換弁の移動により押し出された作動油をリザーバタンクに排出することができる。
本願パワーステアリング装置を適用したパワーステアリング装置のシステム構成図である。 実施例1における作動油充填時の油圧回路図である。 従来技術における作動油充填時の油圧回路図である。 第1シリンダ室の容積が減少する際の作動油及び空気の流れを示す模式図である。 第2シリンダ室の容積が減少する際の作動油及び空気の流れを示す模式図である。 実施例3におけるポンプ非作動時の油圧回路図である。 実施例3における第2シリンダ室加圧時の油圧回路図である。 実施例3における第1シリンダ室加圧時の油圧回路図である。 実施例3における切換弁の断面図である。 切換弁とプレッシャーリリーフバルブとを2つの通路で接続する場合の切換弁断面図である。 実施例4におけるポンプ非作動時の油圧回路図である。 実施例4における第2シリンダ室加圧時の油圧回路図である。 実施例4における第1シリンダ室加圧時の油圧回路図である。
符号の説明
1 ポンプ
2 ステアリングホイール
3 シャフト
4 ピニオン
5 ラック軸
6 トルクセンサ
7 コントロールユニット
8 シリンダ室
9 リザーバタンク
21,22 第1、第2通路
24 第4通路
27 接続部
31〜34 第1〜第4チェックバルブ
35 戻し通路チェックバルブ
40 電磁切換弁
50 スプールバルブ
60 戻し通路
81,82 第1、第2シリンダ室
83 ピストン
100 切換弁
101 ハウジング
110 第3通路
111 弁体収容部
112 弁座収容部
120 弁体
121,122 第1、第2受圧面
130 弁座
131 開口部
132 底部
133 外周円筒部
134 径方向貫通孔
135 内周部
140 スプリング
150〜180 第1〜第4油室
200 プレッシャーリリーフバルブ
300 アキュムレータ
M モータ

Claims (2)

  1. 操舵輪に連結された操舵機構の操舵力を補助する油圧パワーシリンダと、
    前記油圧パワーシリンダの両圧力室に対し第1、第2通路を介して油圧を供給する一対の吐出口を備えた可逆式ポンプと、
    前記可逆式ポンプを正・逆回転させるモータと、
    前記転舵輪を転舵制御するステアリングホイールの操舵負荷を検出または推定する操舵負荷検出手段と、
    作動油を貯留するリザーバタンクと、
    前記第1通路に設けられ、前記リザーバタンク側からこの第1通路側への作動油の流れのみを許容する第1一方向弁と、
    前記第2通路に設けられ、前記リザーバタンク側からこの第2通路側への作動油の流れのみを許容する第2一方向弁と、
    前記第1通路に設けられ、この第1通路側から前記リザーバタンク側への作動油の流れのみを許容する第3一方向弁と、
    前記第2通路に設けられ、この第2通路側から前記リザーバタンク側への作動油の流れのみを許容する第4一方向弁と、
    作動油の充填作業を行う際、前記可逆式ポンプを停止または容積が減少する側の圧力室へ作動油を供給する方向へ回転駆動するポンプ制御手段と
    を備えることを特徴とするパワーステアリング装置。
  2. 請求項1に記載のパワーステアリング装置において、
    前記油圧パワーシリンダは、ピストンによって左右2つのシリンダ室に隔成され、
    前記ピストンを左に移動させることにより、左シリンダ室の容積を減少させ、かつ前記右シリンダ室の容積を増大させる第1工程と、前記ピストンを右に移動させることにより、右シリンダ室の容積を減少させ、かつ前記左シリンダ室の容積を増大させる第2工程と、を交互に繰り返すことにより、作動油の充填を行うこと
    を特徴とするパワーステアリング装置。
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