JP3844444B2 - ボールねじ式移動装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、熱処理炉に関する移動装置として用いられるボールねじ式移動装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
熱処理炉は、設置面積を小さくするために上下2段構成とされたものや、縦に長い構造のもの等があり、かかる熱処理炉では被処理物を昇降させる昇降装置が必要である。このような昇降装置としては、例えばボールねじ式昇降装置が用いられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記のボールねじ式昇降装置では、ねじ軸の軸方向と、ボールねじナット及びこれと一体に昇降する昇降ユニットのガイドレールの案内方向とが、高精度(例えば軸長1mあたり10μm程度)に平行を維持している必要がある。しかしながら、昇降ユニットとボールねじナットとが互いに固定されている従来のボールねじ式昇降装置では、部品寸法の製造誤差、取付誤差、偏荷重、重量物の昇降によるフレームの歪み等により、そのように高精度で組み付けを行うことは容易でなかった。また、熱処理炉特有の問題として、高温のため、部材が変形することもある。かかる理由から十分な精度が得られていない状態すなわち、ねじ軸とボールねじナットとの芯がずれている状態でボールねじ式昇降装置を使用すると、ねじ軸とボールねじナットとの間にモーメントが生じてボールやねじ部が傷つき、寿命の低下や異音の発生という問題を生じる。
【0004】
上記のような従来の問題点に鑑み、本発明は、容易に組み付けを行うことができ、かつ、ねじ軸の軸方向と移動ユニットの移動方向との平行を高精度に維持できなくても支障なく使用することができるボールねじ式移動装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、熱処理炉に関する移動装置として用いられるボールねじ式移動装置であって、ねじ軸と、前記ねじ軸とボールねじを構成するボールねじナット部と、前記ねじ軸を貫通させる孔を有し、前記ボールねじナット部と係合して駆動される移動ユニットとを備え、前記ボールねじナット部と前記移動ユニットとの係合部における前記ねじ軸の外周より径方向外側の位置において、前記ボールねじナット部及び前記移動ユニットの少なくとも一方に、他方へ向けて前記ねじ軸の軸方向に凸形状の凸曲面が設けられ、前記移動ユニットは前記ボールねじナット部に固定されることなく前記凸曲面を介して前記ボールねじナット部に支持されることを特徴とする(請求項1)。
上記のように構成されたボールねじ式移動装置において、移動ユニットの現実の移動方向がねじ軸の軸方向と高精度な平行を維持していない場合でも、移動ユニットは凸曲面を介してボールねじナット部に支持されているだけなので、ねじ軸とボールねじナット部との間にモーメントは発生しない。従って、当該ボールねじ式移動装置は、ねじ軸の軸方向と移動ユニットの移動方向との平行を高精度に維持できなくても支障なく使用することができる。
【0006】
上記ボールねじ式移動装置(請求項1)において、ねじ軸の軸方向をY方向とするとき、凸曲面は、Y軸を含む一平面上への射影が凸形状を成す第1の凸曲面と、Y軸を含み当該一平面と交差する他の平面上への射影が凸形状を成す第2の凸曲面とを、互いにY方向にずらして配置したものであってもよい(請求項2)。
この場合、上記一平面又は他の平面に沿ったいずれかの方向に移動ユニットが相対的に傾いても、ねじ軸とボールねじナット部との間にモーメントが発生することを防止できる。
【0007】
上記ボールねじ式移動装置(請求項1)において、ボールねじから偏心した位置にねじ軸に平行な突起部が設けられ、この突起部は回転対称な先端形状を有し、この先端形状が凸曲面を成すものであってもよい(請求項3)。
この場合、ねじ軸の軸方向と交差するいかなる方向へ移動ユニットが相対的に傾いても、ねじ軸とボールねじナット部との間にモーメントが発生することを防止できる。また、凸曲面を有する部材の構造が簡素である。
【0008】
【発明の実施の形態】
図1及び図2はそれぞれ、ローラハース炉等の熱処理炉において被処理物を昇降させるために使用されるリフタの一例を示す正面図及び平面図である(但し、説明上必要でない部分は省略している。)。図において、当該リフタは、直方体状のフレーム1に、本発明の第1の実施形態によるボールねじ式昇降装置2を備えたものである。このボールねじ式昇降装置2は、モータ3(図2)及びその出力軸4と、出力軸4の回転を直交方向(図のY方向)に変換するギヤボックス5と、垂直に配置され、ギヤボックス5を介して回転駆動されるねじ軸6と、このねじ軸6とボールねじを構成するボールねじナット部7と、ボールねじナット部7によって昇降駆動される昇降ユニット8と、昇降ユニット8が水平を保って昇降し得るように案内する4つのガイドレール9(図2)とを備えている。昇降ユニット8には、例えばガラス基板等の被処理物Wが載せられる。なお、この例では、モータ3等の駆動部を上部に配置しているが、他の配置、例えば下部に配置してもよい。
【0009】
図3は、上記ボールねじ式昇降装置の図1におけるA部の拡大図であり、図4は、図3におけるIV−IV線から見た図である。図において、ねじ軸6は、フレーム1(図1)に取り付けられた支持部材10に軸受11を介して、軸周りに回転自在に取り付けられている。ボールねじナット部7は、ボールねじナット71(本体)と、ねじ軸6の軸方向上方側に向けて凸曲面を有する支持プレート72とによって構成されている。
【0010】
図5は、上記支持プレート72のみを示す図であり、(a)は正面図、(b)は(a)における下方から支持プレート72を見た図、(c)は(a)における右方から見た図である。図において、支持プレート72の中央には、ねじ軸6を貫通させる孔72aが形成されている。また、孔72aを挟む両側部、すなわち、貫通するねじ軸6の外周より径方向外側の位置には、表面が(b)に示すように円筒面状の凸曲面部72bが形成されている。凸曲面部72bは、その表面に、耐摩耗性向上のための表面硬化処理、例えば高周波焼き入れが施されている。なお、孔72cはボールねじナット71への取付用、孔72dは後述するフック12の取付用に設けられている。
【0011】
図4に戻り、昇降ユニット8は、その本体部81の端部に、プレート82を備えている。プレート82は、中心にねじ軸6を貫通させる丸孔82aが形成された平板状の形態であり、昇降ユニット本体部81に螺着されている。なお、この丸孔82aの内径は、ボールねじナット部7の上部71aの外径より大きく、従って、昇降ユニット8はボールねじナット部7に対して若干の遊動が可能である。上記プレート82は、支持プレート72の凸曲面部72bに乗った状態で支持されている。プレート82と支持プレート72との接点(実際には接線)をPとすると、上記遊動の範囲内で、昇降ユニット8はPを中心として図4の紙面(YZ平面)に沿った方向への相対的な傾動が可能である。なお、プレート82の下面にも、耐摩耗性向上のため、表面硬化処理、例えば高周波焼き入れが施されている。
【0012】
上記のようにして、昇降ユニット8は全体として、ボールねじナット部7に係合してはいるが、固定されることなく支持プレート72の凸曲面部72bに乗った状態で支持され、ボールねじナット部7によって駆動される。また、支持プレート72の側面にはコの字状(図3参照)のフック12が取り付けられ、プレート82の上面に引っかけるように取り付けられている。これにより、ボールねじナット部7と昇降ユニット8との一体下降動作が確保される。すなわち、ボールねじナット部7が下降すれば必ず、フック12を介して、昇降ユニット8が追随下降する。
【0013】
以上のように構成されたボールねじ式昇降装置2を含むリフタでは、部品寸法の製造誤差、取付誤差、偏荷重、重量物の昇降によるフレーム1の歪み、熱処理炉の高温による部材変形等により、ねじ軸6の軸方向(Y方向)と、昇降ユニット8がガイドレール9に支持されて現実に昇降する方向とが高精度に平行を維持していない場合がある。特に、昇降ユニット8はX方向に長く、従って、X方向に対向するガイドレール9間でZ方向へのずれが生じやすい。その結果、昇降ユニット8の現実の昇降方向がYZ平面に沿ってY方向と高精度な平行を維持していない場合がある。
【0014】
この場合、昇降ユニット8が図4のP点を中心として相対的に僅かにYZ平面上で傾動した位置関係となる。しかし、その場合でも、プレート82はボールねじナット部7にいわば乗っているだけで、昇降ユニット8はボールねじナット部7と固定されていないので、昇降ユニット8の上記傾動の影響はボールねじナット部7に伝わらず、ねじ軸6とボールねじナット部7との間にモーメントは発生しない。従って、当該ボールねじ式昇降装置2は、ねじ軸6の軸方向と昇降ユニット8の昇降方向との平行を高精度に維持できなくても支障なく使用することができ、その結果、ボールねじの寿命が延び、メンテナンス周期が長くなる。特に、熱処理炉で用いる場合には熱による部材の歪みの影響を排除でき、便利である。また、高精度を要求されないことにより、当該ボールねじ式昇降装置2においては容易に組み付けを行うことができ、組立作業の工数も低減される。
【0015】
図6は、第2の実施形態のボールねじ式昇降装置の主要部を示す図であり、図示を省略したその他の構成は第1の実施形態と同様である。図において、本実施形態が第1の実施形態と異なる点は、一対の支持プレート72を2段重ねにすることにより、ねじ軸6の方向(Y方向)に互いにずらして配置し、かつ、下の支持プレート72の凸曲面部72bはY軸を含む一平面(例えばYZ平面)上への射影が凸形状を成し、上の支持プレート72の凸曲面部72bはY軸を含み上記一平面と交差する他の平面(例えばXY平面)上への射影が凸形状を成すように、互いに位相を90度ずらして配置したものである。なお、上の支持プレート72はねじ軸6周りに回転しないように回り止め(図示せず。)を施しておく。
【0016】
このようなボールねじ式昇降装置では、ねじ軸6の軸方向(Y方向)と直交するX方向及びZ方向のいずれかに昇降ユニット8が相対的に傾いても、ねじ軸6とボールねじナット部7との間にモーメントが発生することを防止できるので、ねじ軸6の軸方向と昇降ユニット8との平行がX方向及びZ方向のいずれに高精度に維持できなくても、何ら支障なく使用することができる。
【0017】
図7は、第3の実施形態のボールねじ式昇降装置の主要部を示す図であり、図示を省略したその他の構成は第1の実施形態と同様である。本実施形態は、第2の実施形態における一対の支持プレート72の機能を一体にまとめたものである。すなわち、この支持プレート72は、下面側の凸曲面部72bがYZ平面で下向きの凸形状を成すように形成し、上面側の凸曲面部72bがXY平面で上向きの凸形状を成すように形成したものである。この場合も、第2の実施形態と同様の作用効果が得られる。また、上下に凸曲面部72bを有する支持プレート72は、1つの部材として製作してもよいし、又は2つの部材として製作してもよい。1つの部材として製作すれば、当該ボールねじ式昇降装置は、組立が容易である。
【0018】
図8は、第4の実施形態のボールねじ式昇降装置における支持プレート72を示す図であり、それ以外の構成は、第1の実施形態と同様である。本実施形態の特徴は、支持プレート72の表面72eが基本的に平板状であり、孔72aの中心から偏心した位置すなわち、ボールねじから偏心した位置にねじ軸6(図4)の軸方向(図8の(a)の紙面に垂直な方向)に平行に突起部72fを設け、その先端部72f1を、球面または突起部72fの軸方向に対して回転対称な形状に仕上げたものである。この場合、突起部72fの先端部72f1が第1の実施形態等における凸曲面部72bの役割をし、この上にプレート82(図4)が乗った状態で、昇降ユニット8(図4)はボールねじナット部7(図4)に支持される。なお、表面72e上において突起部72fを設ける位置は、図示の一例に限定されるものではない。
【0019】
このような支持プレート72を備えたボールねじ式昇降装置では、ねじ軸6の軸方向と交差するいかなる方向へ昇降ユニット8が相対的に傾いても、突起部72fの先端部72f1が軸周りに回転対称な凸曲面であることから、ねじ軸6とボールねじナット部7との間にモーメントが発生することを防止できる。従って、ねじ軸6の軸方向と昇降ユニット8の昇降方向との平行がいかなる方向に高精度に維持できていなくても、何ら支障なく使用することができる。また、凸曲面を形成する部材(突起部72f)の構造が簡素で製造が容易である。
【0020】
なお、上記各実施形態では、ボールねじナット部7側に凸曲面を設けたが、これに代えてプレート81側すなわち昇降ユニット8側に同様な凸曲面を、ねじ軸6の軸方向下方側に向けて設けてもよい。また、双方に凸曲面を設けることも可能である。
【0021】
また、上記各実施形態では、ボールねじナット71に、これとは別部材である支持プレート72を設けて両者でボールねじナット部7を構成したが、両者を一体化して、ボールねじナット自体に支持プレートの形態を形成してもよい。また、支持プレート72と同様な形態の部材を昇降ユニット8側に一体に形成してもよい。
また、凸曲面は、上記各実施形態で挙げた円筒面、球面に限らず、ねじ軸6の軸方向上方又は下方に向けて滑らかな凸曲面であればよい。但し、第4の実施形態の突起部72fの先端部72f1形状は前述のように軸周りに回転対称な形態であることが好ましい。
【0022】
また、例えば第1の実施形態における支持プレート72の上面全体を球面状(中央に孔72a)にし、この上に、孔72aより大きい直径を有する丸孔82a(図4参照)を備えたプレート82を乗せて両者を互いに摺動的な関係とすることもできるが、この場合、両者の接触部位がねじ軸6を囲む円形になって接触抵抗が少なくないので、あまり好ましくない。
【0023】
また、上記各実施形態では、ボールねじによる案内方向が上下方向であるボールねじ式昇降装置について説明したが、上記のように凸曲面を介してボールねじナット部により支持する構造は、上下に限らずあらゆる方向へのボールねじ式移動装置の移動ユニットに適用することができる。
【0024】
なお、図1に示すボールねじ式昇降装置2の構造の細部に関して、昇降ユニット8とボールねじナット部7とは互いに、図1の左右のいずれか一方では固定され、他方ではボールねじナット部7が昇降ユニット8を受けるように係合している。これにより、昇降ユニット8の微小な製造誤差や変形等がボールねじに与える影響を緩和している。
【0025】
【発明の効果】
以上のように構成された本発明は以下の効果を奏する。
請求項1のボールねじ式移動装置によれば、移動ユニットの現実の移動方向がねじ軸の軸方向と高精度な平行を維持していない場合でも、移動ユニットは凸曲面を介してボールねじナット部に支持されているだけなので、ねじ軸とボールねじナット部との間にモーメントは発生しない。従って、当該ボールねじ式移動装置は、ねじ軸の軸方向と移動ユニットの移動方向との平行を高精度に維持できなくても支障なく使用することができ、その結果、ボールねじの寿命が延び、メンテナンス周期が長くなる。特に、熱処理炉で用いる場合には熱による部材の歪みの影響を排除でき、便利である。また、高精度を要求されないことにより、当該ボールねじ式移動装置においては、容易に組み付けを行うことができる。
【0026】
請求項2のボールねじ式移動装置によれば、一平面又は他の平面に沿ったいずれかの方向に移動ユニットが相対的に傾いても、ねじ軸とボールねじナット部との間にモーメントが発生することを防止できるので、ねじ軸の軸方向と移動ユニットとの平行が上記いずれの方向に高精度に維持できなくても、何ら支障なく使用することができる。
【0027】
請求項3のボールねじ式移動装置によれば、ねじ軸の軸方向と交差するいかなる方向へ移動ユニットが相対的に傾いても、ねじ軸とボールねじナット部との間にモーメントが発生することを防止できるので、ねじ軸の軸方向と移動ユニットの移動方向との平行がいかなる方向に高精度に維持できていなくても、何ら支障なく使用することができる。また、凸曲面を有する部材の構造が簡素で製造が容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】ローラハース炉等の熱処理炉において被処理物を昇降させるために使用されるリフタの正面図である。
【図2】図1に示すリフタの平面図である。
【図3】図1のリフタにおける、本発明の第1の実施形態によるボールねじ式昇降装置のA部の拡大図である。
【図4】図3におけるIV−IV線からボールねじ式昇降装置を見た図である。
【図5】図3におけるボールねじ式昇降装置の支持プレートのみを示す図である。
【図6】第2の実施形態によるボールねじ式昇降装置の主要部を示す図である。
【図7】第3の実施形態によるボールねじ式昇降装置の主要部を示す図である。
【図8】第4の実施形態によるボールねじ式昇降装置の支持プレートを示す図である。
【符号の説明】
2 ボールねじ式昇降装置(ボールねじ式移動装置)
6 ねじ軸
7 ボールねじナット部
8 昇降ユニット(移動ユニット)
72b 凸曲面部
72f1 先端部(凸曲面部)
82a 丸孔
Claims (3)
- 熱処理炉に関する移動装置として用いられるボールねじ式移動装置であって、
ねじ軸と、
前記ねじ軸とボールねじを構成するボールねじナット部と、
前記ねじ軸を貫通させる孔を有し、前記ボールねじナット部と係合して駆動される移動ユニットとを備え、
前記ボールねじナット部と前記移動ユニットとの係合部における前記ねじ軸の外周より径方向外側の位置において、前記ボールねじナット部及び前記移動ユニットの少なくとも一方に、他方へ向けて前記ねじ軸の軸方向に凸形状の凸曲面が設けられ、前記移動ユニットは前記ボールねじナット部に固定されることなく前記凸曲面を介して前記ボールねじナット部に支持されることを特徴とするボールねじ式移動装置。 - 前記ねじ軸の軸方向をY方向とするとき、前記凸曲面は、Y軸を含む一平面上への射影が凸形状を成す第1の凸曲面と、Y軸を含み前記一平面と交差する他の平面上への射影が凸形状を成す第2の凸曲面とを、互いにY方向にずらして配置したものである請求項1記載のボールねじ式移動装置。
- 前記ボールねじから偏心した位置に前記ねじ軸に平行な突起部が設けられ、この突起部は回転対称な先端形状を有し、この先端形状が前記凸曲面を成す請求項1記載のボールねじ式移動装置。
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