JP2007232647A - ステージ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明はθテーブルの回動動作を安定的且つ精密に制御できることを課題とする。
【解決手段】ステージ装置10Aは、定盤20と、定盤20の平面上を移動するステージ30と、ステージ30上に載置されたθテーブル40とを有する。ステージ30は、Y方向に移動するYステージ36と、Y方向と直交するX方向に移動するXステージ38とを有する。Xステージ38とθテーブル40との間には、θテーブル40をθz方向に回動可能に支持するピボット軸80と、ピボット軸80を回転可能に軸承する軸受82とが設けられている。一対のθリニアモータ74は、上方からみるとピボット軸80を中心に対称となる位置に平行に設けられている。そのため、一対のθリニアモータ74は、コイルユニット78に通電することによりピボット軸80を中心とする偶力を発生させてθテーブル40を側面からθz方向に回動させる。
【選択図】図1

Description

本発明はステージ装置に係り、特にθテーブルの回動動作をより安定的且つ精密に行なえるように構成されたステージ装置に関する。
例えば、ステージ装置では、Y方向に移動するYステージと、X方向に移動するXステージとを有し、Yステージが定盤上に固定された一対のY方向ガイドレールに沿って移動方向をガイドされ、XステージがYステージに搭載されたX方向ガイドレールに沿って移動方向をガイドされる(例えば、特許文献1参照)。
また、半導体ウエハの移動に用いられるステージ装置では、Yステージの両端に設けられたスライダがリニアモータによりY方向に並進駆動され、且つXステージ上にはウエハが載置されるθテーブルがθz方向に回動可能に支持されている。
この種のステージ装置では、対象物としてのウエハが搬送されてθテーブルに保持されると、ウエハの位置を高精度に位置決めするため、θテーブルをZ軸回りのθz方向に回動動作させてウエハの位置を調整する位置決め制御を行なうように構成されている。
特開2004−317485号公報
上記従来のステージ装置では、θテーブルを回動可能に支持する支持部において、θテーブルの荷重をすべてXテーブルで受けているため、例えば、ガイドレールの歪みによりYステージが回転した場合、摩擦力によりθテーブルも回転してしまい、θテーブルの回動位置を安定的且つ精密に制御することが難しいという問題があった。
そこで、本発明は上記事情に鑑み、上記課題を解決したステージ装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は以下のような手段を有する。
本発明は、定盤上を移動するステージと、該ステージ上に回動可能に支持されたθテーブルとを有し、前記ステージを前記θテーブルと共に移動させるステージ装置において、前記ステージ上面の中央と前記θテーブルの下面中心との間で垂直方向に起立するピボット軸と、前記θテーブルが前記ピボット軸の軸回りに回転するように前記ピボット軸を軸承する軸受と、前記θテーブルの側方に設けられ、前記θテーブルの側面を前記ピボット軸の軸回りに駆動する一対のθリニアモータと、を備えたことを特徴とする。
また、本発明は、前記θテーブルの下面より垂下方向に延在形成された複数の支柱と、該支柱の下端に前記ステージ上を空気圧により浮上して移動するエアパッドとを有することを特徴とする。
また、本発明は、前記θテーブルの下面より垂下方向に延在形成された複数の支柱と、該支柱の下端に前記定盤上を空気圧により浮上して移動するエアパッドとを有することを特徴とする。
また、前記軸受は、前記ピボット軸の上端または下端の外周を軸承するクロスローラベアリングであることを特徴とする。
また、前記ステージは、Y方向に移動するYステージと、Y方向と直交するX方向に移動するXステージとを有し、前記θリニアモータの固定子を前記Yステージ上に設け、前記θリニアモータの可動子を前記θテーブルの側面に設けたことを特徴とする。
また、前記ピボット軸は、前記θテーブルの下面に対向するように配置された支持プレートに支持され、前記支持プレートは、高さ位置を調整する高さ調整機構を介して支持されたことを特徴とする。
また、前記高さ調整機構は、前記支柱に設けられ、前記支柱を介して前記支持プレートの高さ位置を昇降させることを特徴とする。
本発明によれば、ステージ上面の中央とθテーブルの下面中心との間で垂直方向に起立するピボット軸と、θテーブルがピボット軸の軸回りに回転するようにピボット軸を軸承する軸受と、θテーブルの側方に設けられ、θテーブルの側面をピボット軸の軸回りに駆動する一対のθリニアモータとを備えたため、軸受によりθテーブルを低負荷で回動させることができ、且つθリニアモータが非接触でθテーブルを側方から駆動させることができるので、ステージの誤差がθテーブルに影響することを最小限に抑えることができる。
また、本発明によれば、θテーブルの下面より垂下方向に延在形成された複数の支柱と、支柱の下端にステージ上または定盤上を空気圧により浮上して移動する複数のエアパッドとを有するため、θテーブルを回動させる際にθテーブルがピボット軸を支点として揺動することを防止でき、θテーブルの平面を水平に保つことが可能になる。
また、本発明によれば、θリニアモータの固定子を前記Yステージ上または定盤の側方に配置された支持部に設け、θリニアモータの可動子をθテーブルの側面に設けたため、θテーブルを回動させる際にθテーブルがピボット軸を支点として揺動することを防止でき、θテーブルの平面を水平に保つことが可能になる。
また、本発明によれば、θテーブルの下面に対向するように配置された支持プレートにピボット軸が支持され、支持プレートの高さ位置を調整する高さ調整機構を有するため、θテーブルの回動位置を安定的且つ高精度に調整できると共に、θテーブルの高さ位置も調整することが可能になる。
以下、図面を参照して本発明を実施するための最良の形態について説明する。
図1は本発明によるステージ装置の実施例1を示す斜視図である。図2は実施例1のステージ装置を示す正面図である。図3は実施例1のステージ装置を示す平面図である。
図1乃至図3に示されるように、ステージ装置10Aは、例えば、半導体ウエハの製造工程に用いられる露光装置に組み込まれており、定盤20と、定盤20の平面上を移動するステージ30と、ステージ30上に搭載され、ワーク(図示せず)が載置されるθテーブル40と、ステージ30をY方向に移動させる一対のYリニアモータ50とを有する。
ステージ30は、定盤20の平面上に突出し、移動方向(Y方向)に延在する一対のY方向ガイドレール28に沿って平行移動する一対のスライダ32と、定盤20の平面上を空気圧により浮上して移動する複数のエアパッド(「エアベアリング」とも呼ばれる)34とを有する。尚、スライダ32は、Y方向ガイドレール28の左右側面及び上面に対向するように逆U字状に形成されており、各対向面には複数のエアパッド(図示せず)が設けられている。そのため、スライダ32は、Y方向ガイドレール28に対して空気圧により浮上して非接触で移動することができる。
ステージ30は、Y方向に移動するYステージ36と、Y方向と直交するX方向に移動するXステージ38とを有する。Yステージ36は、一対のY方向ガイドレール28間に横架されており、その両端にはスライダ32が結合されたH字状に形成されている。また、Xステージ38は、スライダ32間でX方向に移動するように設けられ、下面に複数のエアパッド34が設けられている。そして、Xステージ38は、上記Yステージ36と共にY方向に移動し、且つYステージ36に沿ってX方向に移動するように設けられている。
θテーブル40は、上方からみると四角形状に形成されており、その上面42がワーク載置面(半導体用の露光装置の場合には、ウエハ載置面)となる。本実施例では、θテーブル40が下方のXステージ38よりもX方向及びY方向の寸法が大きく形成されているので、上面42の寸法に応じた大きさのワークを載置することができる。すなわち、Xステージ38よりも大きい寸法のワーク(ウエハ)をθテーブル40に載置することが可能になる。
一対のYリニアモータ50は、定盤20の左右外側に並設されており、Y方向に延在形成されたマグネットヨーク(固定子)52と、スライダ32の外側面よりX方向に延在するコイルユニット(可動子)54とから構成されている。マグネットヨーク52は、正面からみるとコ字状に形成されており、内壁の上下面に複数の永久磁石が並設されている。また、マグネットヨーク52は、支持部材56によりスライダ32が移動する高さ位置に支持されている。
そして、コイルユニット54は、複数のコイルがY方向に連結されており、マグネットヨーク52の磁石間に側方から挿入されている。そのため、コイルユニット54は、コイルに通電されると、永久磁石に対する磁束を形成して、永久磁石に対するY方向の推力を得ることができる。また、コイルユニット54は、スライダ32の側面に結合されている。そのため、コイルユニット54が得たY方向推力は、スライダ32に付与され、Yステージ36を駆動する。
さらに、ステージ装置10Aでは、θテーブル40の下面より垂下方向に延在する4本の支柱60と、各支柱60の下端に設けられ、Xステージ38上を空気圧により浮上して移動する複数のエアパッド(「エアベアリング」とも呼ばれる)70とを備えた構成になっている。そのため、支柱60及びエアパッド70は、θテーブル40を直接支持しながらXステージ38上を移動することができる。
よって、θテーブル40は、4本の支柱60及び4個のエアパッド70によりXステージ38上を非接触で移動することができると共に、上面42の平面精度(水平精度)を維持したままステージ30と共に移動することができる。また、ステージ装置10Aでは、支柱60の全長(高さ方向の長さ)を短くできるので、Xステージ38を移動させる際のθテーブル40の安定性を高めることが可能になる。
また、θテーブル40は、4本の支柱60及び4個のエアパッド70により四隅が支持されているので、回動する際にピボット軸80を支点として揺動することを防止でき、上面42の水平精度を維持することが可能になる。
さらに、θテーブル40の左右両側には、側方からθテーブル40をθz方向に回動させる一対のθリニアモータ74が設けられている。このθリニアモータ74は、スライダ32上に固定されたマグネットヨーク(固定子)76と、θテーブル40の側面に固定されコイルユニット(可動子)78とから構成されている。マグネットヨーク76は断面形状がコ字状に形成されており、その対向する内面には永久磁石が取り付けられている。
そして、マグネットヨーク76は、θテーブル40の側面と同一高さとなるように支持台79を介してスライダ32上に設けられている。また、コイルユニット78は、マグネットヨーク76の永久磁石間に非接触となるように側方から挿入されている。
そのため、θリニアモータ74は、θテーブル40をθz方向に回動させる際にマグネットヨーク76とコイルユニット78とがθz方向に相対的に回動できるように設けられている。
また、一対のθリニアモータ74は、上方からみるとピボット軸80を中心に対称となる位置に平行に設けられている。そのため、一対のθリニアモータ74は、コイルユニット78に通電することによりピボット軸80を中心とする偶力を発生させてθテーブル40を側面からθz方向に回動させる。
図4はステージ30及びθテーブル40を側方からみた側断面図である。図4に示されるように、Xステージ38とθテーブル40との間には、θテーブル40をθz方向に回動可能に支持するピボット軸80と、ピボット軸80を回転可能に軸承する軸受82とが設けられている。本実施例では、ピボット軸80がXステージ38の上面に起立するように一体に設けられ、軸受82の外輪がθテーブル40の下面中央に設けられた凹部40aに嵌合するように設けられ、内輪がピボット軸80の上端外周に嵌合している。
また、軸受82は、例えば、90°のV溝の転動面に円筒ころがりスペーサがリテーナを介して交互に直交配列されたクロスローラベアリングよりなるため、ラジアル荷重(半径方向荷重)、アキシアル荷重(軸方向荷重)、モーメント荷重(ピッチング・ローリング・ヨーイングによる荷重)などのあらゆる方向の荷重を受けても円滑な回転を可能にする構成となっている。
従って、θテーブル40は、ピボット軸80と軸受82とから構成されたピボット軸受構造により安定した状態に支持されている。また、軸受82は、θテーブル40の下面中心に設けられており、ピボット軸80の軸心がθテーブル40の回転中心と一致する。そして、ステージ30を駆動するYリニアモータ50及び後述するXリニアモータの推力は、ピボット軸80及び軸受82を介してθテーブル40にも伝達される。
尚、本実施例のピボット軸受構造では、ピボット軸80の上端が軸受82により軸承される構成を用いて説明したが、これに限らず、ピボット軸80をθテーブル40の下面中心に設け、軸受82をXステージ38の上面に設けることで、ピボット軸80の下端が軸受82により軸承される構成としても良い。
さらに、θテーブル40は、ピボット軸80の近傍に配置された一対のθリニアモータ74からの推力によりピボット軸80の軸回り(θz方向)に回動するため、軸受82により低摩擦、低振動で回動することができる。また、θリニアモータ74は、非接触構造の駆動手段であるので、θテーブル40を回動させる際に伝達経路による駆動力の損失や変動による影響を受けずにθテーブル40を回動させることが可能になり、θテーブル40の回動動作を安定的且つ精密に制御することができる。
従って、ステージ装置10Aでは、θテーブル40を軸受82により低負荷で回動させることができ、且つθリニアモータ74が非接触でθテーブル40を下面側から駆動させることができるので、ステージ30の誤差がθテーブル40に影響することを最小限に抑えることができる。
さらに、θテーブル40は、前述した支柱60の下端に設けられたエアパッド70によりXステージ38上を非接触で移動するように支持されているため、一対のθリニアモータ74からの推力が回転力(偶力)として印加されると、軸受82の回転抵抗のみが負荷となる低摩擦状態でθz方向に回動することができる。尚、θリニアモータ74は、θテーブル40の回動角度に応じてマグネットヨーク76とコイルユニット78とのθz方向の相対位置が変化するため、最大回動角度に応じた隙間がマグネットヨーク76とコイルユニット78との間の水平方向に形成されており、マグネットヨーク76とコイルユニット78とが干渉しないように構成されている。
Xステージ38の内部には、Yステージ36が挿通される空間120が形成されており、この空間120には、Xステージ38をX方向に駆動するXリニアモータ124が設けられている。Yステージ36は、両端にスライダ32が設けられ、ガイド28に沿ってガイドされて移動するため、Xステージ38の内壁と非接触で移動する。
また、Yステージ36は、Xステージ38の内壁に対向するエアパッド122を支持する垂直部36aと、Xリニアモータ124が取り付けられた平面部36bとを有する。エアパッド122は、空間120のY方向の内壁に空気圧を介して対向するため、Xステージ38をX方向に移動させる際には、空間120の内壁がエアパッド122に非接触で移動することができる。また、Yステージ36をY方向に移動させるときは、エアパッド122からの空気圧を介して空間120のY方向内壁を移動方向に押圧されてXステージ38をY方向に移動させるように構成されている。
Xリニアモータ124は、X方向に延在形成されたマグネットヨーク(固定子)126と、コイルユニット(可動子)128とから構成されている。マグネットヨーク126は、側面からみるとコ字状に形成されており、内壁の上下面に複数の永久磁石が並設されている。また、マグネットヨーク126は、Yステージ36の平面部36bに固定されており、コイルユニット128は、Xステージ38の内壁に固定されたブラケット130に支持されている。
そして、コイルユニット128は、複数のコイルがX方向に配設されており、マグネットヨーク126の磁石間に前方から挿入されている。そのため、コイルユニット128は、コイルに通電されると、磁束を形成して、永久磁石に対するX方向の推力を得ることができる。また、コイルユニット128は、ブラケット130を介してXステージ38に結合されているため、コイルユニット128が得たX方向推力は、Xステージ38に付与される。
従って、Xステージ38は、Xリニアモータ124からの推力によりX方向に駆動される。そして、Xステージ38上に搭載されたθテーブル40は、Xリニアモータ124のX方向推力がピボット軸80及び軸受82を介して伝達されるため、Xステージ38と共にX方向に移動する。
また、Xステージ38がYステージ36と共にY方向に移動する際は、Xステージ38上にピボット軸80及び軸受82を介して支持されたθテーブル40もX方向及びY方向に移動し、且つ支柱60の下端に設けられたエアパッド70が定盤20上を非接触で移動してθテーブル40の水平精度を維持する。
従って、ステージ装置10Aでは、左右側面から入力された一対のθリニアモータ74からの推力によりθテーブル40をピボット軸80の軸心を中心にθz方向に回動させるため、Xステージ38のX方向及びY方向の移動位置に誤差が生じた場合でも、θテーブル40の回動位置によって誤差が増大することが防止される。そのため、ステージ30をY方向に移動した後にθテーブル40をθz方向に回動させる場合でも、θテーブル40の上面42に設けられたミラー44がレーザ干渉計からのレーザ光の照射位置からずれことが無く、レーザ干渉計により位置検出精度が低下することが防止される。また、ステージ装置10Aでは、例えば、露光装置に用いた場合に光学系に対するワーク(ウエハなど)位置がθテーブル40の回動位置によってずれることが防止される。
図5は実施例2のステージ装置を示す正面図である。図6は実施例2のステージ装置を示す側断面図である。尚、図5及び図6において、上記実施例と同一部分には同一符号を付してその説明を省略する。
図5及び図6に示されるように、ステージ装置10Bでは、θテーブル40の下面より垂下方向に延在する4本の支柱60と、各支柱60の下端に設けられ、定盤20の平面上を空気圧により浮上して移動する複数のエアパッド70とを備えた構成になっている。そのため、支柱60及びエアパッド70は、θテーブル40を直接支持しながら定盤20上を移動することができる。よって、θテーブル40は、Xステージ38よりも大きい面積を有するにも拘わらず、Xステージ38の輪郭よりも外側に配置された4本の支柱60及び4個のエアパッド70により定盤20の上面を空気圧により浮上して移動することができると共に、上面42の平面精度(水平精度)を維持したままステージ30と共に移動することができる。
また、θテーブル40は、4本の支柱60及び4個のエアパッド70により四隅が支持されているので、回動する際にピボット軸80を支点として揺動することを防止でき、上面42の水平精度を維持することが可能になる。
さらに、ステージ装置10Bでは、Xステージ38の下面に配置された4個のエアパッド34により定盤20の各上面を非接触で移動するように支持されている。そのため、Xステージ38のエアパッド34とθテーブル40にエアパッド70とが互いに干渉せずに移動することができ、θテーブル40は上面42の平面精度を維持した状態のままXステージ38と共に一体に移動することができる。尚、エアパッド34,70は、空気圧により定盤20の平面に対して浮上するため、非接触で移動することができ、Xステージ38及びθテーブル40を移動させる際の摩擦が極めて小さくなっており、その分移動時の推力も小さくて済む。
また、θテーブル40を支持する支柱60には、高さ調整を行なえるレベリング機構62が設けられている。このレべリング機構62は、4本の支柱60の夫々に設けられており、θテーブル40の水平精度を維持するように個別に高さ調整が行なわれる。
そして、ステージ装置10Bでは、支柱60及びエアパッド70がXステージ38の外側に配置されているので、θテーブル40の大きさ(上面面積)がXステージ38よりも大きくできるので、より大型のワークを載置することが可能になる。
図7は実施例3のステージ装置を示す正面図である。図8は実施例3の高さ調整機構を示す側断面図である。尚、図7及び図8において、上記実施例と同一部分には同一符号を付してその説明を省略する。
図7に示されるように、ステージ装置10Cでは、前述した実施例1と同様に、各支柱60の下端に設けられた複数のエアパッド70がXステージ38上を空気圧により浮上して移動する構成になっている。そのため、支柱60及びエアパッド70は、θテーブル40を直接支持しながらXステージ38上を移動することで、θテーブル40の平面精度(水平精度)を維持したままステージ30と共に移動する。
さらに、ステージ装置10Cでは、定盤20の左右側方に一対のYリニアモータ50が設けられている。また、スライダ32上には、支持台79に支持されたθリニアモータ74が垂直状態で搭載されている。
θテーブル40とXステージ38との間には、高さ調整機構200が設けられている。この高さ調整機構200は、ピボット軸80を有する支持プレート210と、支持プレート210の高さ位置を調整する一対のレベリングユニット220とを有する。
支持プレート210は、上面中央にピボット軸80が一体的に起立しており、さらに、上面四隅にはθテーブル40の下面に非接触で移動するエアパッド212が設けられている。そのため、θテーブル40は、一対のθリニアモータ74からの回転力(偶力)が印加されると、ピボット軸80の軸心を回転中心としてθz方向に安定的に回動することが可能になる。
また、θリニアモータ74は、垂直に設けられているので、マグネットヨーク76に対してコイルユニット78がY方向及び上方(Z方向)に相対移動可能に設けられている。そのため、高さ調整機構200によりθテーブル40を昇降させる際は、θリニアモータ74のマグネットヨーク76とコイルユニット78とが干渉せず、θリニアモータ74がθテーブル40の昇降動作を妨げないように設けられている。
図8に示されるように、レベリングユニット220は、エアパッド70に支持された下部ブロック230と、支持プレート210の下面に吊下された上部ブロック240と、下部ブロック230と上部ブロック240との間に設けられたアクチュエータ250とから構成されている。下部ブロック230は、Y方向に延在する向きで設けられており、下面にXステージ38上を非接触で移動する一対のエアパッド70が配置されている。
さらに、下部ブロック230の上部には、一対の傾斜部232と、凹部234とが設けられている。一対の傾斜部232は、夫々水平面に対して同一方向、且つ同一角度の傾斜面を有しており、図8においては左側が低く、右側が高くなるような傾斜方向に形成されている。
また、上部ブロック240の上部には、支持プレート210の下面に対して低摩擦で摺動する摺動部材260が設けられている。さらに、上部ブロック240の下部には、一対の傾斜部242と、凹部244とが設けられている。一対の傾斜部242は、夫々水平面に対して同一方向、且つ同一角度の傾斜面を有しており、且つ上記傾斜部232と平行となる傾斜方向に傾斜している。
また、上部ブロック240の各傾斜部242の内部には、上下方向(Z方向)に貫通する貫通孔246が形成されており、この各貫通孔246の内部には傾斜部232より上方に起立した支柱270が夫々挿通されている。そして、支柱270は、横断面形状が長方形に形成され、且つその上端は、支持プレート210の下面に対向しているが離間している。また、各貫通孔246は、上方からみるとY方向に幅広の長方形状に形成されており、支柱270が遊嵌した状態に挿通されている。そのため、各貫通孔246は、支柱270に対してY方向に移動可能な構成になっている。
凹部234と凹部244との間に配置されたアクチュエータ250は、例えば、ボールネジ機構をモータで駆動することによりY方向の駆動力を発生させるように構成された駆動手段などからなり、左端ステ−252が上部ブロック240に結合され、右端ステ−254が下部ブロック230に結合されている。
さらに、傾斜部232と傾斜部242との間には、摺動抵抗を軽減する低摩擦部材280が介在している。例えば、アクチュエータ250の駆動力が左端ステ−252と右端ステ−254とを互いに近接する方向に作用した場合には、上部ブロック240の傾斜部242が下部ブロック230の傾斜部232に対して右方に移動する。そのため、上部ブロック240は、下部ブロック230に対して傾斜部232,242の傾斜角度に応じて上昇し、支持プレート210及びθテーブル40を上昇させる。
また、アクチュエータ250の駆動力が左端ステ−252と右端ステ−254とを互いに離間する方向に作用した場合には、上部ブロック240の傾斜部242が下部ブロック230の傾斜部232に対して左方に移動する。そのため、上部ブロック240は、下部ブロック230に対して傾斜部232,242の傾斜角度に応じて降下し、支持プレート210及びθテーブル40を降下させる。
従って、ステージ装置10Eでは、一対のθリニアモータ74からの回転力(偶力)によりθテーブル40をθz方向に回動させると共に、高さ調整機構200のアクチュエータ250の駆動方向によってθテーブル40を上昇または降下させて光学系に対する高さ位置を調整することが可能になる。
図9は実施例4のステージ装置を示す正面図である。尚、図9において、上記実施例と同一部分には同一符号を付してその説明を省略する。
図9に示されるように、ステージ装置10Dでは、前述した実施例2と同様に、各支柱60の下端に設けられた複数のエアパッド70が定盤20上を非接触で移動する構成になっている。そのため、支柱60及びエアパッド70は、θテーブル40を直接支持しながら定盤20上を移動することで、θテーブル40の平面精度(水平精度)を維持したままステージ30と共に移動する。
さらに、ステージ装置10Dでは、定盤20の左右側方に一対のYリニアモータ50が設けられている。また、スライダ32上には、支持台79に支持されたθリニアモータ74が垂直状態で搭載されている。
そして、θテーブル40と定盤20との間には、上記高さ調整機構200(図10参照)が設けられている。この高さ調整機構200は、ピボット軸80を有する支持プレート210と、支持プレート210の高さ位置を調整する一対のレベリングユニット220とを有する。
支持プレート210は、上面中央にピボット軸80が一体的に起立しており、さらに、上面四隅にはθテーブル40の下面に対向するエアパッド212が設けられている。そのため、θテーブル40は、一対のθリニアモータ74からの回転力(偶力)が印加されると、ピボット軸80の軸心を回転中心としてθz方向に安定的に回動することが可能になる。
従って、ステージ装置10Dでは、一対のθリニアモータ74からの回転力(偶力)によりθテーブル40をθz方向に回動させると共に、高さ調整機構200のアクチュエータ250の駆動方向によってθテーブル40を上昇または降下させて光学系に対する高さ位置を調整することが可能になる。
尚、θリニアモータ74は、垂直に設けられているので、マグネットヨーク76に対してコイルユニット78がY方向及び上方(Z方向)に相対移動可能に設けられている。そのため、高さ調整機構200によりθテーブル40を昇降させる際は、θリニアモータ74のマグネットヨーク76とコイルユニット78とが干渉せず、θリニアモータ74がθテーブル40の昇降動作を妨げないように設けられている。
上記実施例では、ピボット軸80の上端外周を軸受82で軸承することによりθテーブル40を回動可能に支持する構成を例に挙げて説明したが、これに限らず、例えば、ピボット軸80の上端の形状を円錐形状や半球形状に形成し、これらの先端形状に応じた軸受を設ける構成としても良いのは勿論である。
また、上記実施例では、高さ調整機構200が、ピボット軸80を有する支持プレート210と、支持プレート210の高さ位置を調整する一対のレベリングユニット220とから構成された場合について説明したが、これに限らず、他の構成の昇降機構を用いても良いのは勿論である。
本発明によるステージ装置の実施例1を示す斜視図である。 実施例1のステージ装置を示す正面図である。 実施例1のステージ装置を示す平面図である。 実施例1のステージ30及びθテーブル40を側方からみた側断面図である。 実施例2のステージ装置を示す正面図である。 実施例2のステージ装置を示す側断面図である。 実施例3のステージ装置を示す正面図である。 実施例3の高さ調整機構を示す側断面図である。 実施例4のステージ装置を示す正面図である。
符号の説明
10A〜10D ステージ装置
20 定盤
28 Y方向ガイドレール
30 ステージ
32 スライダ
34,70 エアパッド
36 Yステージ
38 Xステージ
40 θテーブル
50 Yリニアモータ
52 マグネットヨーク
54 コイルユニット
60 支柱
74 θリニアモータ
76 マグネットヨーク
78 コイルユニット
80 ピボット軸
82 軸受
200 高さ調整機構
210 支持プレート
212 エアパッド
220 レベリングユニット
230 下部ブロック
240 上部ブロック
250 アクチュエータ
232,242 傾斜部
234,244 凹部
246 貫通孔
270 支柱

Claims (7)

  1. 定盤上を移動するステージと、該ステージ上に回動可能に支持されたθテーブルとを有し、前記ステージを前記θテーブルと共に移動させるステージ装置において、
    前記ステージ上面の中央と前記θテーブルの下面中心との間で垂直方向に起立するピボット軸と、
    前記θテーブルが前記ピボット軸の軸回りに回転するように前記ピボット軸を軸承する軸受と、
    前記θテーブルの側方に設けられ、前記θテーブルの側面を前記ピボット軸の軸回りに駆動する一対のθリニアモータと、
    を備えたことを特徴とするステージ装置。
  2. 前記θテーブルの下面より垂下方向に延在形成された複数の支柱と、
    該支柱の下端に前記ステージ上を空気圧により浮上して移動するエアパッドと、
    を有することを特徴とする請求項1に記載のステージ装置。
  3. 前記θテーブルの下面より垂下方向に延在形成された複数の支柱と、
    該支柱の下端に前記定盤上を空気圧により浮上して移動するエアパッドと、
    を有することを特徴とする請求項1に記載のステージ装置。
  4. 前記軸受は、前記ピボット軸の上端または下端の外周を軸承するクロスローラベアリングであることを特徴とする請求項1に記載のステージ装置。
  5. 前記ステージは、Y方向に移動するYステージと、Y方向と直交するX方向に移動するXステージとを有し、
    前記θリニアモータの固定子を前記Yステージ上に設け、
    前記θリニアモータの可動子を前記θテーブルの側面に設けたことを特徴とする請求項1に記載のステージ装置。
  6. 前記ピボット軸は、前記θテーブルの下面に対向するように配置された支持プレートに支持され、
    前記支持プレートは、高さ位置を調整する高さ調整機構を介して支持されたことを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載のステージ装置。
  7. 前記高さ調整機構は、前記支柱に設けられ、前記支柱を介して前記支持プレートの高さ位置を昇降させることを特徴とする請求項6に記載のステージ装置。
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