JP3843817B2 - 道路画像データベースシステムおよびそのための車載装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する分野】
本発明は、道路画像を提供する道路画像データベースシステムおよびそのための車載装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
道路交通情報の提供手段としてVICS(VEHICLE INFORMATION AND COMMUNICATION SYSTEM)が知られている。これは、VICSセンターで編集、処理された渋滞や交通規制などの道路交通情報を送信し、カーナビゲーションなどの車載機を用いて、文字、または地図上に渋滞度合いを示した図形情報として表示するシステムである。
【0003】
このように、VICSにより提供される道路交通情報は画一的な文字・図形情報のため、例えば、同じ渋滞度合いの渋滞情報であっても、車両の速度は渋滞していない場合と比較して遅いが車両の流れがあり、その渋滞区間内で停止することなく通過できる場合と、渋滞区間内で走行している時間より停止する時間の方が長くなる場合とが、同一の渋滞情報として提供される場合も考えられる。
【0004】
そこで、特開2001−155289では、道路に面した場所に配設された定点撮影装置によって撮影された道路画像情報を使用することにより、文字・図形情報と比較して密度の高い情報を利用者に提供する技術について提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特開2001−155289で道路画像情報をさらに密にするためには、さらなる定点撮影装置の設置が必要となり、設置場所の確保、設置コスト等の問題が考えられる。また、特開2001−155289では、定点撮影装置の設置されていない道路画像情報を利用者へ供給することができないという問題も考えられる。
【0006】
そこで、本発明では従来の定点撮影装置のみによる道路画像の場合と比較して、設備費用が安価で密度の高い道路画像情報を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決すべく、請求項1に記載の発明は、道路画像を提供する道路画像データベースシステムであって、地上側に設置された情報処理装置と、少なくとも1つの車両に搭載され、当該車両から見た道路状況を撮影して第1の道路画像を得る撮影手段と、前記情報処理装置との通信が可能な無線通信手段と、自車位置を特定する自車位置特定手段と、前記第1の道路画像を撮影した自車位置での道路の混雑状況を示す第1の渋滞度合い情報を入力する渋滞度合入力手段と、前記第1の道路画像と前記自車位置の情報と前記第1の渋滞度合い情報とを、前記車両から前記無線送信手段を介して前記情報処理装置に送信する送信制御手段と、を備える車載装置と、を備え、前記情報処理装置が、道路画像群を保持しており、前記第1の道路画像を前記自車位置に対応させて前記道路画像群に追加格納するデータベースと、前記第1の道路画像と前記第1の渋滞度合い情報とを関連付けて前記データベースに格納させる手段と、前記情報処理装置の外部の要求元からの送信要求に応じた第2の道路画像と、前記第2の道路画像に付随する第2の渋滞度合い情報と、前記データベースから選択し、前記第2の道路画像および前記第2の渋滞度合い情報を要求元に送信する選択送信手段とを備えることを特徴とする。
【0008】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の道路画像データベースシステムであって、道路付近の定点に設けられて第3の道路画像を撮影し、前記第3の道路画像を前記情報処理装置に送信する定点撮影装置をさらに備え、前記定点位置に対応させて前記第3の道路画像も前記データベースに格納されるとともに、前記車載装置が、前記自車位置において車両から撮影させる前記第1の道路画像の撮影範囲と、前記定点位置において定点撮影装置から撮影させる前記第3の道路画像の撮影範囲とが所定程度以上重複しているときは、前記第1の道路画像の撮影と送信とのうち少なくとも一方を禁止する制御手段をさらに備えることを特徴とする。
【0009】
請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の道路画像データベースシステムであって、前記車載装置が、位置が前回自車から撮影した道路範囲と所定程度以上に重複しなくなってから新たに前記第1の道路画像を撮影させる撮影範囲規定手段をさらに備えることを特徴とする。
【0010】
請求項4に記載の発明は、請求項1から請求項3のいずれかに記載の道路画像データベースシステムであって、前記情報処理装置が、前記要求元への前記第2の道路画像の送信に対して課金する課金手段と、前記要求元が前記第1の道路画像を提供した車両であるか否かを判定する手段と、前記要求元が前記第1の道路画像を提供した車両であるときには、前記第2の道路画像の提供に際しての課金額を低減させる課金調整手段とをさらに備えることを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】
<1.道路画像データベースシステムの構成>
図1はこの発明の実施形態の道路画像データベースシステム100の概略構成を示す図であり、図2は車載装置2の細部構成を示す図である。
【0013】
図1において、道路画像データベースシステム100は地上側設備と車載機器とに大別されており、それらが通信回線を介して相互にデータ通信が可能となっている。そして、後述する構成によって、道路の近傍に固定設置された定点からの道路画像のほかに、移動中の車両から撮影した道路画像(以下「移動道路画像」とも呼ぶ)をも取り込むことにより、道路交通情報として広範な道路画像を蓄積し、車両側からの要求に応じて必要箇所の道路画像を配信できるようになっている。
【0014】
まず、地上側設備は、情報処理装置として、インターネット4を介して結合される道路交通情報システム7と道路画像情報サーバ5とを備えている。道路交通情報システム7は、道路近傍に固定設置された定点カメラ(定点撮影装置)8から得たデジタル道路画像(以下「定点道路画像」とも呼ぶ)を取り込む。この定点道路画像はインターネット4を介して道路画像情報サーバ5に与えられ、道路画像情報サーバ5内に構築された画像データベース6に格納される。また、道路画像情報サーバ5からは、外部からの要求に応じてこの画像データベース6に蓄積されている道路画像データのうちから所要の道路画像データを読出して、その画像を要求元に送出することができる。無線基地局3はインターネット4を介して道路交通情報システム7および道路画像情報サーバ5と通信可能とされるとともに、乗用車などの車両1に搭載された車載装置2とデジタルデータ通信が可能である。なお、以下ではインターネット4および無線基地局3経由の通信経路を「通信回線」とも呼ぶ。
【0015】
以下、これらの各部について詳述する。
【0016】
道路交通情報システム7は、1台または複数台のコンピュータを用いて構成されており、デジタル道路マップのような基本的な道路交通情報を保持しているほか、道路の渋滞情報や工事情報などの各種の情報をオンラインまたはオフラインで取り入れる。特に、この実施形態での道路交通情報システム7は、道路画像を扱うことができるようになっており、定点カメラ8で得た定点道路画像を道路画像情報サーバ5に転送して、画像データベース6に格納する。
【0017】
道路画像情報サーバ5は1または複数のコンピュータによって構成されており、演算制御画像データベース6を保持している。この画像データベース6は、定点撮影装置8により撮影された定点道路画像や、車載装置6で撮影されて転送されてきた移動道路画像からなる道路画像群を格納している。そして、新たな定点道路画像や移動道路画像が与えられたときには、それらが画像データベース6に追加格納される。これらの道路画像を表現した画像ファイルには、後述する道路画像属性の情報が付随している。
【0018】
一方、車載装置2は、図2に示すように、車載デジタルカメラ(撮影装置)21のほか、自車位置特定手段としてジャイロコンパス24(以下、「ジャイロ」とも呼ぶ)とGPS(Global Positioning System)25とが付随したカーナビゲーション装置23(以下、「カーナビ」とも呼ぶ)、および制御ボックス27を備える車内セットに、携帯電話26を着脱自在に接続して構成される。
【0019】
車載カメラ21は車内の天井側に設置されており、フロントガラス22を挟んで、車外の道路28の前方部分を含む道路画像を撮影することができるよう、車両1の進行方向と同一方向に撮影方向が設定されている。この実施形態の車載カメラ21は、ピエゾ素子の駆動力などを用いた駆動機構を利用して撮像光学系の撮像方向の変更が可能であり、制御ボックス27からの指令信号によって、これらの駆動機構が能動化し、撮像光学系の撮影方向が変化する。したがって、フロントガラス22を通して真正面の道路画像だけでなく、左右斜め方向に見た画像なども撮影することができる。
【0020】
カーナビ23は、図3(a)に示すようにカーナビ表示部231、操作パネル232、地図データベース233およびカーナビ制御部234から構成されている。また、カーナビ23はジャイロ24およびGPS25に接続されているため、ジャイロ24より取得される自車の進行方向と、GPS25より取得される自車の現在位置とを、地図データベース233と比較することにより、カーナビ表示部231に現在の自車の位置と進行方向を地図上に表示することができる。
【0021】
携帯電話26は、車載カメラ21で撮影された道路画像と、カーナビ23等により取得した道路画像属性とを道路画像格納装置3に送信し、また道路画像格納装置3から道路情報を受信するための無線通信装置として使用される。
【0022】
操作パネル232上の渋滞度合入力スイッチ235は、車両1の運転者の体感による自車位置付近での渋滞度合を、所定の複数の段階のいずれかで表現してマニュアル入力するために使用される。この実施形態では、図3(b)に示すように「大渋滞」「渋滞」「やや渋滞」「スムース」の表示がなされた4レベルのLED内蔵スイッチボタンがあり、その中から渋滞状況に応じて選択操作をするようになっている。そして、いったんいずれかのスイッチボタンを運転者が押下した後は、他のスイッチボタンを押下するまで、先に押下したスイッチボタンが点灯状態となるとともに、制御ボックス27内にその渋滞レベル情報を保持するようになっている。この渋滞レベル情報の保持にあたっては、前回の選択操作から所定時間(たとえば30分)経過するごとに渋滞度合入力スイッチボタンを点滅させたり、カーナビ231に附属しているスピーカから「渋滞状況の入力を更新してください。」というような督促の音声信号を発することにより、古い渋滞情報が過剰に長期にわたって残留しないようにすることが好ましい。
【0023】
図2に示すように、制御ボックス27は、プログラム等や変数を記憶する不揮発性メモリ273と、ワークエリアおよびVRAMとして機能するメモリ271と、不揮発性メモリ273中のプログラムに従った情報処理を実行するCPU272とを備えて構成されている。また制御ボックス271は、車載カメラ21、カーナビ23および携帯電話26と接続されており、不揮発性メモリ273に格納するプログラムを変更することにより、これらの装置の制御態様を変更することもできる。
【0024】
表1は、道路画像ファイルに付随させる道路画像属性情報(ヘッダ情報)の内容例を示す表である。表1に示される項目のうち、撮影時刻、撮影位置、撮影範囲および撮影方向は、移動道路画像と定点道路画像とで共通に使用される属性であり、これらは道路画像情報サーバ5内の画像データベース6を検索するときなどに使用される。また、進行方向、走行速度、渋滞度合およびユーザIDは移動道路画像でのみ使用されるものであり、道路画像の撮影位置の信頼度を向上させる場合や道路画像提供における認証および課金等に使用される。
【0025】
【表1】
Figure 0003843817
【0026】
<2.道路画像データベースシステムによる道路画像の撮影と格納>
(1) 道路画像の撮影手順と道路画像情報サーバへの情報格納
図4は、道路画像データベースシステム100において、車載装置2で道路画像を撮影した移動道路画像とそれに対応する道路画像属性とを道路画像情報サーバ5へ送信し、画像データベース6に格納するシーケンスを示したものである。このシーケンスのうち、渋滞度合のマニュアル操作入力以外は制御ボックス27(図3)の制御下で自動的に行われる。
【0027】
まず、道路画像属性の取得処理を行う(ステップS101)。このうち撮影時刻は制御ボックス27内の図示しない時計により、撮影位置はGPS25により、車両1の進行方向はジャイロ24により、それぞれ特定される。
【0028】
また、車両1の走行速度は、車両1に搭載されている図示しない速度感知ユニットにより、渋滞度合は操作パネル232上の渋滞度合入力スイッチ235の操作状況を調べることにより、それぞれ特定される。既述したように、渋滞度合入力スイッチ235からは、車両1の運転者が道路の渋滞状況を目視して選択した渋滞レベルが操作入力されている。
【0029】
車載カメラ21の撮影方向は、ジャイロ24による車両1の進行方向を基準方向とし、車載カメラ21内の撮影光学系の旋回角をこの基準方向に加減算して特定される。この旋回角は、撮影光学系に付随したエンコーダなどによって検出することができる。通常は撮影光学系は正面方向を向いており、ジャイロ24によって特定された車両1の進行方向だけで撮影方向を決定することができる。また、経路探索によって自車がカーブ上や右左折点にいることがわかっている場合には、撮像光学系をその自車の進行先の道路が伸びる方向に旋回させ、その状態で撮影方向を特定することもできる(この場合には、後記の撮影もこの旋回状態で行う)。
【0030】
また、車載カメラ21の車内の設置位置と撮影方向とから定まる画角範囲が、撮影範囲として特定される。画角のサイズなど車載カメラ21の撮影パラメータの値は、制御ボックス27内の不揮発性メモリ273に登録されている。さらにユーザIDは不揮発性メモリ273に保存されており、それを参照して取得される。そして、これら道路画像属性をメモリ271に保存する。
【0031】
次に、図5に示す複数の定点カメラ8(8a〜8e)によるそれぞれの道路画像の撮影範囲(以下、「定点撮影範囲」とも呼ぶ)81(81a〜81e)と、自車の車載カメラ21による道路画像の撮影範囲82(以下、「移動撮影範囲」とも呼ぶ)との比較を行う(ステップS102)。
【0032】
自車位置が、例えば図5の位置P2にあり、定点撮影範囲81aと移動撮影範囲82との重複部分83(以下、「重複範囲」とも呼ぶ)が所定程度より大きい(たとえば閾値ゼロより大きい)場合、定点カメラ8aによる道路画像と車載カメラ21による道路画像とは、ほぼ同様な道路状況を撮影することにるため、車載カメラ21による道路画像の撮影は行わない。
【0033】
一方、自車位置が、位置P1にあり定点撮影範囲81bと移動撮影範囲82との重複範囲が所定程度より小さい場合、たとえば重複がゼロであって自車の移動撮影範囲82がすべての定点カメラ21の撮影範囲外の場合は、車載カメラ21により前回撮影した撮影位置での移動撮影範囲82a(図6)と、現在の自車位置での移動撮影範囲82b(図6)との比較を行う(ステップS103)。
【0034】
図6に示すように、前回道路画像を撮影したときの撮影位置P11における移動撮影範囲82aと現在の自車位置P12における移動撮影範囲82bとの重複部分86(以下、「車載重複範囲」とも呼ぶ)が所定程度より大きい(たとえば閾値ゼロより大きい)場合は、重複範囲83が存在する場合と同様に、自車の車載カメラ21により前回撮影した撮影位置の道路画像と、現在位置での道路画像とは、ほぼ同様な道路状況を撮影することになるため、車載カメラ21による道路画像の撮影は行わない。
【0035】
一方、図7に示すように、前回道路画像を撮影した撮影位置P21と自車位置P22とにおける車載重複範囲86が所定程度より小さい場合、たとえば重複がゼロである場合は、車載カメラ21により道路画像の撮影を行い(ステップS104)、撮影終了後、車載カメラ21から制御ボックス27に道路画像を転送し、メモリ271に保存する。そして、ステップS101で保存した道路画像属性と道路画像とを組み合わせたアップロードデータを、携帯電話26から通信回線を介して無線基地局3に送信する(ステップS105)。このアップロードデータには、その宛先として道路画像情報サーバ5のIPアドレスが自動記載される。
【0036】
無線基地局3では、アップロードデータの宛先として付記されているIPアドレスを解読し、アップロードデータをインターネット4経由で道路画像情報サーバ5に配信する。道路画像情報サーバ5では、受け取ったアップロードデータ中の道路画像を、道路画像属性と関連づけて画像データベース6中の道路画像群に追加格納する(ステップS106:図8)。
【0037】
また、道路画像情報サーバ5では、アップロードデータ中の道路画像属性の情報を保存するとともに、その中に含まれるユーザIDを道路画像情報サーバ5内に格納している道路画像提供者リスト(図9)に追加する。この道路画像提供者リストは、過去の所定の日数内に道路画像を提供したすべてのユーザのIDが登録されている。
【0038】
図4において、道路画像などが道路画像情報サーバ5に追加格納されると、道路画像情報サーバ5が、通信回線を介して道路画像の登録完了の通知を車載画像の提供者の車載装置2に送出するようになっている。この登録完了通知を受信するか、あるいはこの通知が所定の待機時間以上ない場合には、新たな道路画像の撮影ルーチンに戻る(ステップS107)。
【0039】
なお、撮影頻度をあまり多くしたくない場合には、前回の撮影から所定時間(たとえば10分)以上経過するか、あるいは前回よりも所定距離(たとえば500m)以上、車両1が進行しない限り、新たな撮影を行わないようにしてもよい。
【0040】
(2) 道路画像格納装置からの情報提供
図10は、走行中の車両などからの要求に対して、道路画像情報サーバ5に格納してある道路画像と道路画像属性とからその要求に合致したものを読出し、それを道路交通情報として要求元の車両等に送信する提供シーケンスを示したものである。ここにおいて、そのような送信要求を行う車両は、それ以前に道路画像をアップロードした車両1であるとは限らない。車載カメラ21を持たない車両であっても、車載装置2の他の要素を持っていれば、道路画像を含む道路交通情報の要求と受信とは可能である。また、走行中の車両ではなく屋内のパソコンなどからの送信要求も可能である。以下ではこれらを「要求元」と総称する。
【0041】
まず、運転者がカーナビ23の操作パネル232により出発地と到着地とを指定すると、カーナビ制御ボックス27が経路データを自動作成し、制御ボックス27のメモリ271に経路データを転送し保存する(ステップS201)。
【0042】
図11は経路データ作成例を示したものである。操作パネル232によって指定された出発位置P31と到着位置P36とを使用して、カーナビ制御ボックス27により途中経路位置P32〜P35を算出し、これら位置データ群をメモリ271に保存する。
【0043】
次に、運転者はカーナビ23のスイッチを操作して道路交通情報の提供要求を行う。この操作に応答して、車載装置2は通信回線を介して道路画像情報サーバ5に道路交通情報の要求信号を送信するが、その際にはメモリ271に保存されている経路データや、不揮発性メモリ273に保存されているユーザIDもを合わせて送信される(ステップS202)。
【0044】
この要求信号には道路画像情報サーバ5のIPアドレスが付随しており、無縁基地局2は、そのIPアドレスを参照して、要求信号をインターネット4経由で道路画像情報サーバ5に配信する。道路画像情報サーバ5では、道路情報提供者リストに登録されている各ユーザIDと要求元のユーザIDとを照合して、要求元のユーザIDが、過去の一定日数内に移動道路画像を提供したことがある者(「道路画像提供者」)のユーザIDであるか否かを判定する(ステップS203)。
【0045】
要求元が移動道路画像提供者である場合、道路画像情報サーバ5は、この道路画像情報サーバ5内の道路情報提供者リスト(図9)に付随させた「道路画像提供回数」の情報を参照し、所定の課金額低減規則にしたがって課金額の減額調整を行う(ステップS204)。一方、提供要求者が道路画像提供者でない場合は、通常の課金額(所定額)を徴収する(ステップS205)。いずれの場合も、オンラインでのクレジット引落しや銀行決済などのオンライン処理での課金が行われる。
【0046】
表2は課金額低減規則の例を示す表である。表2の例では、道路画像提供回数が10回以上50回未満の場合は課金額が10%割引されることになる。また、提供要求者が道路画像提供者でない場合は割引は0%となる。この関係があらかじめテーブル形式で画像情報サーバ5に保存されており、画像情報サーバ5のCPUはそのテーブルを参照して課金割引率を決定する。また、画像情報サーバ5は、すべての登録ユーザについてそのユーザIDをユーザ一覧リストとして格納しており、このユーザ一覧リストに要求元のユーザIDがない場合すなわち不正侵入者などの場合には、情報の提供要求を拒絶する。
【0047】
【表2】
Figure 0003843817
【0048】
要求元が登録ユーザである場合には、道路画像情報サーバ5は、ステップS202で送信された経路データを使用して経路上の検索を実行し(ステップS206)、道路情報を要求元に与えるべき道路範囲を特定する。
【0049】
そして、道路画像情報サーバ5は画像データベース6を検索して、その道路範囲に合致する1または複数の道路画像を特定し、それらの道路画像を、それに付随する道路画像属性とともに通信回線経由で要求元へ送信し、要求元はこれらのデータをダウンロードする(ステップS207)。このようにして送信される道路画像は、移動道路画像と定点道路画像との双方を含むことができる。また、道路画像とともに送信される道路画像属性には渋滞度合いの情報が含まれているが、それが移動道路画像についてのものである場合には、その渋滞度合いの情報は、当該移動道路画像を提供した車両1の運転者がマニュアル入力した渋滞度合いの情報に相当する。なお、移動道路画像を要求元に送信するにあたっては、その移動道路画像を提供した車両1の運転者のユーザIDは削除することが好ましい。定点道路画像については、それに付随する道路画像属性そのまま送信してもかまわない。
【0050】
そして、要求元が車両の場合、ダウンロードされた情報のうち道路画像はカーナビ表示部231に道路地図と共に表示される(ステップS208)。
【0051】
一方、道路画像以外の情報たとえば事故情報や工事情報などは、道路交通情報システム7から道路画像情報サーバ5に転送されており、これも通信回線経由で要求元に送信される。道路画像およびそれに付随する道路画像属性と、このような他の道路交通情報とは、このように道路画像情報サーバ5から一括して送信されてもよく、他の道路交通情報は道路交通情報システム7から送信元に別個に送られてもよい。
【0052】
図12はカーナビ表示部231に表示された道路地図上に、定点撮影範囲81と移動撮影範囲82と各撮影範囲の撮影方向91とを表示した状態を模式的に図示している。各撮影範囲とその撮影方向91は、ステップS207で取得した道路画像属性により表示している。所望の撮影範囲を操作パネル232により指定することにより、このうちの任意の撮影範囲についてその道路画像を拡大表示させることができる。
【0053】
図13は指定した移動撮影範囲82の移動道路画像85と道路画像属性93とをカーナビ表示部231に拡大表示させた例を示す。移動道路画像85はカーナビ表示部231の右上部分に表示され、道路画像属性93のうち、撮影時刻、走行速度、渋滞度合は移動道路画像85の下に文字情報として表示される。定点道路画像についても同様である。
【0054】
このような道路画像を含む道路交通情報によって、運転者などは的確な運転判断が可能となる。
【0055】
<3.実施形態のシステムの利点>
以上の実施形態において、車両1に搭載された車載カメラ21により撮影される道路画像は、定点カメラ8のようにその撮影位置を固定されないため、広範な道路画像を得ることができる。特に、車両1が現に走行している道路の画像であるために、その道路を走行する他の車両が存在する確率が高く、他の車両にとってもの画像を利用する可能性が高い。
【0056】
また、定点カメラ8と車載カメラ21とによってそれぞれ道路画像を撮影するため、定点カメラ8のみにより道路画像撮影する場合と比較して撮影位置を増加させることができるので、密度の高い道路画像群を道路画像情報サーバ5内の画像データベース6に得ることができる。
【0057】
さらに、自車位置での移動撮影範囲82と定点撮影範囲81との間に重複部分83が存在する場合、車載装置2に道路画像の撮影を行わず、したがってほぼ同様な道路状況を撮影した道路画像を道路画像情報サーバ5内の画像データベース6に追加格納することを禁止することができるため、道路画像情報サーバ5の道路画像を格納する処理の負荷や通信回線のトラフィックを軽減させることができる。
【0058】
さらに、操作パネル232上の渋滞度合入力スイッチ235により体感による渋滞度合を道路画像に付加することができるため、道路情報の信頼度を向上させることができる。
【0059】
また、道路画像情報サーバ5は、道路画像の提供回数に応じて課金額を低減する手段を備えているため、道路画像の情報頻度の高いユーザを課金額面で優遇することになり、これを動機として道路画像の提供者が増えることにより、データベース中の道路画像の範囲がさらに増大するという好ましい効果がある。
【0060】
<4.変形例>
以上、本発明の実施の形態について説明してきたが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく様々な変形が可能である。
【0061】
定点道路画像と重なる範囲の移動道路画像については、撮影は行うが、道路交通情報システム7や道路画像情報サーバ5への送信を禁止するように制御ボックス27内の制御シーケンスを変更してもよい。撮影と送信との双方を禁止するようなシーケンスでもかまわない。
【0062】
移動道路画像の取得にあたっては、複数の車載カメラにより車両1の進行方向と進行方向と逆方向とを撮影方向とする複数の移動道路画像を撮影してもよい。
【0063】
また、運転者の音声入力を使用することにより渋滞度合の情報を得てもよい。
【0064】
さらに、課金額低減の他の例として、冬季に降雪のある地方の高速道路の路面に関する道路情報のように、通常のものと比較して重要な道路情報を提供した場合には、提供回数による課金額低減率をさらに上昇させて課金額を割引くこともできる。これは、あらかじめそのような特定の地域情報を道路画像情報サーバ5に登録しておき、道路画像属性に含まれる自車位置情報が特定の地域に該当するかどうかを判定し、特定の地域に該当する場合には、課金額低減率を他の地域よりも大きくすることによって実現できる。
【0065】
さらに、上記実施の形態では、ステップS207で車載装置2に道路画像と道路情報とを同時に送信しているが、このような送信方法に限られるものではなく、例えば、ステップS207では道路画像属性のみを送信し、続いてステップS208にてカーナビ表示部231の道路地図上に各撮影範囲を表示し、操作パネル232により所定の撮影範囲が指定されたときに、所定の道路画像を道路画像情報サーバ5に対して要求し、受信した道路画像をカーナビ表示部231に表示してもよい。
【0066】
ひとつの移動道路画像が画像データベース6に格納された後、他の車両からどれと重なる道路範囲の移動道路画像が送られてきた場合には、画像データベース6では、古い移動道路画像を削除して新しい移動道路画像を代替格納することが好ましいで。また、格納してある移動道路画像の撮影日時から所定時間だけ経過したときには、その移動道路画像を画像データベース6から削除してもよい。このようにすることによって、古い移動道路画像が長期間にわたってユーザに提供され続けることを防止できる。なお、定点道路画像は定期的に自動撮影されて更新されるようになっている。
【0067】
◎以上のほか、上記実施の形態には以下の構成を有する発明が含まれる。
【0068】
請求項1または請求項2に記載の道路画像データベースシステムであって、
前記車載装置が、
(b-7)前記第1の道路画像を撮影した自車位置での道路の混雑状況を示す渋滞度合い情報を入力する渋滞度合入力手段、
をさらに備え、
前記情報処理装置が、
(a-3) 前記第1の道路画像と前記渋滞度合い情報とを関連付けて前記データベースに格納させる手段、
をさらに備え、
前記選択送信手段は、前記情報処理装置の外部の要求元から送信要求に応じて、前記データベースから前記第2の道路画像とともに前記渋滞度合い情報を選択して前記要求元に送信することを特徴とする道路画像データベースシステム。
【0069】
この発明によれば、自車位置の道路画像に加えて体感による渋滞度合をデータベースに追加し、道路画像とともに渋滞度合を提供することができるため、道路画像格納装置から提供される道路情報の信頼度を向上させることができる。
【0070】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明によれば、車載の撮影手段により道路画像を撮影するため、道路付近の定点に設置された定点撮影装置のように撮影位置を固定されることなく、任意の位置での道路画像を得ることができる。また、車載装置の要求により、広範な道路画像を提供することができる。
【0071】
請求項2に記載の発明によれば、道路付近の定点に設けられた定点撮影装置により撮影された道路画像と車載の撮影手段により撮影された道路画像とを道路画像格納装置に格納してユーザに提供するため、定点撮影装置による道路画像のみを格納して提供する場合と比較して、密度の高い道路画像を提供することができる。
【0072】
また、道路付近に多数の定点撮影装置の設置場所を確保する必要がないので、より安価に道路画像密度を増大させることができる。
【0073】
さらに、定点撮影装置により撮影される道路範囲に車載装置を搭載した車両が存在する場合は、定点撮影装置の撮影および送信とのうちの少なくとも一方を禁止するため、通信トラフィックの負荷が軽減されるとともに、地上側で道路画像を格納する負荷を軽減させることができる。
【0074】
請求項3に記載の発明によれば、同じ車両から重複する範囲の道路画像を送信することがないため、通信トラフィックの負荷が軽減されるとともに、地上側で道路画像を格納する負荷を軽減させることができる。
【0075】
請求項4に記載の発明によれば、道路画像の情報頻度の高いユーザを課金額面で優遇することになり、これを動機として道路画像の提供者が増えることにより、データベース中の道路画像群がカバーする範囲をさらに増大させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態としての画像データベースシステムを利用した道路情報交通システムの構成を示すブロック図である。
【図2】車載装置の構成を説明するための図である。
【図3】カーナビゲーションの構成を説明するための図である。
【図4】車載カメラと定点カメラとによる道路画像の撮影シーケンスを示すフロチャートである。
【図5】車載カメラと定点カメラとによる道路画像の撮影手順を説明するための図である。
【図6】車載カメラによる道路画像撮影手順を説明するための図である(車載重複範囲あり)。
【図7】車載カメラによる道路画像撮影手順を説明するための図である(車載重複範囲なし)。
【図8】 道路画像データベースに格納されている道路画像群を説明するための図である。
【図9】 道路画像情報サーバに格納されている道路画像提供者リストを説明するための図である。
【図10】課金シーケンスを示すフロチャートである。
【図11】経路データ作成方法を説明するための図である。
【図12】カーナビ表示部への道路画像位置の表示方法を説明するための図である。
【図13】 カーナビ表示部への道路画像および道路画像属性の表示方法を説明するための図である。
【符号の説明】
100 道路画像データベースシステム
1 車両
2 車載装置
3 道路画像格納装置
4 インターネット
5 道路画像情報サーバ
6 画像データベース
8 定点カメラ
7 道路交通情報システム
21 車載カメラ
232 操作パネル
235 渋滞度合入力スイッチ
81 定点撮影範囲
82 移動撮影範囲
83 重複範囲
84 定点道路画像
85 移動道路画像
100 道路画像データベースシステム
P1、P2 自車位置
P11、P21 前回道路画像撮影位置
P12、P22 現在の自車位置

Claims (4)

  1. 道路画像を提供する道路画像データベースシステムであって、
    (a)地上側に設置された情報処理装置と、
    (b)少なくとも1つの車両に搭載され、
    (b-1)当該車両から見た道路状況を撮影して第1の道路画像を得る撮影手段と、
    (b-2)前記情報処理装置との通信が可能な無線通信手段と、
    (b-3)自車位置を特定する自車位置特定手段と、
    (b-4)前記第1の道路画像を撮影した自車位置での道路の混雑状況を示す第1の渋滞度合い情報を入力する渋滞度合入力手段と、
    (b-5)前記第1の道路画像と前記自車位置の情報と前記第1の渋滞度合い情報とを、前記車両から前記無線送信手段を介して前記情報処理装置に送信する送信制御手段と、
    を備える車載装置と、
    を備え、
    前記情報処理装置が、
    (a-1)道路画像群を保持しており、前記第1の道路画像を前記自車位置に対応させて前記道路画像群に追加格納するデータベースと、
    (a-2)前記第1の道路画像と前記第1の渋滞度合い情報とを関連付けて前記データベースに格納させる手段と、
    (a-3)前記情報処理装置の外部の要求元からの送信要求に応じた第2の道路画像と、前記第2の道路画像に付随する第2の渋滞度合い情報と、前記データベースから選択し、前記第2の道路画像および前記第2の渋滞度合い情報を要求元に送信する選択送信手段と、
    を備えることを特徴とする道路画像データベースシステム。
  2. 請求項1に記載の道路画像データベースシステムであって、
    (c)道路付近の定点に設けられて第3の道路画像を撮影し、前記第3の道路画像を前記情報処理装置に送信する定点撮影装置、
    をさらに備え、
    前記定点位置に対応させて前記第3の道路画像も前記データベースに格納されるとともに、
    前記車載装置が、
    (b-6)前記自車位置において車両から撮影させる前記第1の道路画像の撮影範囲と、前記定点位置において定点撮影装置から撮影させる前記第3の道路画像の撮影範囲が所定程度以上重複しているときは、前記第1の道路画像の撮影と送信とのうち少なくとも一方を禁止する制御手段、
    をさらに備えることを特徴とする道路画像データベースシステム。
  3. 請求項1または請求項2に記載の道路画像データベースシステムであって、
    前記車載装置が、
    (b-7)位置が前回自車から撮影した道路範囲と所定程度以上に重複しなくなってから新たに前記第1の道路画像を撮影させる撮影範囲規定手段、
    をさらに備えることを特徴とする道路画像データベースシステム。
  4. 請求項1から請求項3のいずれかに記載の道路画像データベースシステムであって、
    前記情報処理装置が、
    (a-5)前記要求元への前記第2の道路画像の送信に対して課金する課金手段と、
    (a-6)前記要求元が前記第1の道路画像を提供した車両であるか否かを判定する手段と、
    (a-7)前記要求元が前記第1の道路画像を提供した車両であるときには、前記第2の道路画像の提供に際しての課金額を低減させる課金調整手段と、
    をさらに備えることを特徴とする道路画像データベースシステム。
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