JP3842921B2 - マッサージ機 - Google Patents
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Description
【発明の属する分野】
本発明は、例えば椅子の背凭れ部に、一対のもみ玉を具えたマッサージ機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、斯種マッサージ機は、図19に示すように、背凭れ部内の一対のガイドレール(22)(22)間にもみ玉駆動ユニット(3)を配備し、該ユニット(3)のシャーシ(23)の両端に突設したローラ(20)をガイドレール(22)(22)に係合し、該レールと平行なネジ軸(26)に螺合したナット(26a)をシャーシ(23)に固定している。ネジ軸(26)を回転させると、ネジ推力でもみ玉駆動ユニット(3)が上昇或いは下降する。
【0003】
もみ玉駆動ユニット(3)は、もみ用回転軸(5)上に軸心に対して傾いて設けたベアリング(51)(51)に一対のレバー(31)(31)を回転自由に支持し、レバー(31)の自由端に、図16に示す如く、上部及び下部にもみ玉(33)を具えたアーム(32)の略中央を一定の範囲で回動可能に連結している(但し図16は本発明に係るものであって、従来例ではない)。
【0004】
又、図19に示す如く、叩き用回転軸(4)に対して互いに該軸(4)の軸心に対して180゜対称位置に偏心した偏心軸部(41)(41)に回転自由に偏心回転部材(43)(43)を支持し、該偏心回転部材(43)(43)と前記レバー(31)(31)とをロッド(6)(6)にて枢支連結している(図7参照)(但し図7は本発明に係るものであって、従来例ではない)。
【0005】
叩き用回転軸(4)及びもみ用回転軸(5)は、シャーシ(23)の略中央に設けたギアボックス(100)に内蔵したギヤ列(図示せず)を介して、共通のモータ(101)に連繋され、モータ(101)の正逆回転の切換えにより、叩き用回転軸(4)ともみ用回転軸(5)の何れか一方を選択的に回転駆動させる。
【0006】
図7において、叩き用回転軸(4)が回転すると、該軸の偏心軸部(41)の偏心回転により、該偏心軸部(41)にロッド(6)を介して連繋されたレバー(31)の先端が上下動し、アーム(32)を介してもみ玉(33)が上下運動、即ち叩き動作を行う。
【0007】
もみ用回転軸(5)が回転すると、該軸(5)上にベアリング(51)を介して斜めに設けた一対のレバー(31)(31)が、その先端を互いに接近離間させ、この動きがもみ玉(33)(33)に伝わってもみ動作を行う。
【0008】
アーム(32)は金属板にて形成され、レバー(31)は、図18に示す如く、合成樹脂製の一対の板体(91)(91)を重ねて締め付け固定して形成されている。レバー(31)は、シャーシ(23)に設けた開口(図示せず)より施療者側に突出して、その突出した先端部にアーム(32)が取り付けられている。
【0009】
この取り付けは、レバー(31)の両板体(91)(91)の先端間に形成した溝(93)にアーム(32)及びアーム(32)を挟んで油含浸フェルト板(94)(94)を嵌め、両板体(91)(91)、アーム(32)及び油含浸フェルト板(94)(94)を貫通してボルト(92)を挿通し、ナット(95)締め付けることによりなされる。同図で(96)は、板体(91)(91)の基端間に形成した球状穴で、この球状穴(96)にロッド(6)の球状頭部(61)が嵌められて枢支されている。
【0010】
このような構成においては、もみ玉(33)が施療部位に与える感覚をソフトなものにするために、レバー(31)を合成樹脂製にして、弾性効果を持たせるようにしているが、このレバー(31)には、もみ玉(33)を介して強い力が加わるので、その強度を確保するために、肉厚にしなければならず、肉厚にすることによって、一対のレバー(31)(31)の動きが互いに干渉しないように、シャーシ(23)に設ける上記開口を大きくしなければならず、その結果、シャーシ(23)の強度が低下する等の問題があった。
【0011】
また、レバー(31)の肉厚が厚くなった分互いのレバー(31)(31)の間隔が狭くなり、アーム(32)の組立作業性が悪くなるという問題もあった。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、もみ玉を駆動させるレバーの強度と弾性効果の両方を満たすことができると共に、シャーシに設ける開口を小さくできてシャーシの強度低下を防止でき、また組立作業性も向上できるマッサージ機を提供することを課題とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明のマッサージ機は、もみ用回転軸(5) にて、軸心と直交する面に対して対称的に傾いた左右一対のレバー (31)(31) が回動可能に支持され、該レバー (31)(31) の夫々の自由端にもみ玉 (33) を具え、該もみ玉 (33) を被施療部位に当てるようにしたマッサージ機において、前記レバー(31)(31) は2枚重ねの鋼板製とすると共に、その前記もみ用回転軸(5)への支持部と前記自由端との間を、支持部側より自由端側へ向かって一対のレバー (31)(31) の間隔が広くなるように折曲 (31a)(31a) し、該折曲部 (31a)(31a) においては、2枚重ねした各鋼板間に間隙が生ずるようにしたものである。
【0014】
そして、もみ玉(33)を駆動する駆動機構部を取り付けたシャーシ(23)に設けた開口(23a)より前記レバー(31)の自由端を突出してもみ玉(33)を被施療部位に当てるようにしたもので、レバー(31)の前記折曲部(31a)を前記開口(23a)より被施療部位側へ突出した位置に設けたものである。
【0015】
かかる構成により、レバー(31)は、剛性の高い2枚重ねの鋼板より形成しているので、充分な強度を得ることができると共に、折曲部(31a)により、適度な弾性効果を得ることができる。また、従来のレバーに比べて肉厚が薄くなるので、シャーシ(23)に設ける開口(23a)を小さくでき、その強度低下を抑えることができる。また、折曲部 (31a)(31a) は、自由端側へ向かって一対のレバー (31)(31) の間隔が広くなるように折曲されているので、自由端に取り付けるもみ玉(33)を備えたアーム(32)の組立作業性を向上することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
図1は、背凭れ部(2)を具えた椅子型のマッサージ機に本発明を実施した状態を示しているが、本発明は、背凭れ部にもみ玉駆動ユニット(3)を具えたマッサージ機であれば、形式を問わない。
【0017】
マッサージ機は、座部(1)とその後部に傾斜角度調整可能に背凭れ部(2)を有し、座部(1)の左右両側に肘掛け(11)を具えている。背凭れ部(2)は、図2に示す如く、縦長矩形のフレーム(21)の上端に、図1に示す如く、頭部レスト(12)を設け、フレーム(21)の外周に適当にクッション材を装着し、全体をカバー(13)で覆って形成されている。
【0018】
図2示す如く、フレーム(21)の左右の枠杆は、断面コ字状を呈し互いに開口を内向きに対向させたガイドレール(22)(22)である。フレーム(21)の下端中央にネジ軸(26)がガイドレール(22)と平行に回転自由に支持され、該ネジ軸(26)の下端はプーリ(28)及びベルト(29)を介してネジ軸駆動モータ(27)に連繋されている。
【0019】
上記フレーム(21)内にもみ玉駆動ユニット(3)が昇降可能に配備される。もみ玉駆動ユニット(3)のシャーシ(23)は、フレーム(21)に沿う板面を有する取付板(24)と該取付板(24)の下端にネジ軸(26)と直交して突設されネジ軸(26)を貫通させた支え板(25)とからなる。前記ネジ軸(26)に螺合したナット(26a)が、上記支え板(25)に固定されている。シャーシ(23)の左右両端に2個づつローラ(20)が突設され、該ローラ(20)が前記ガイドレール(22)に転動可能に嵌まっている。
【0020】
図4に示す如く、上記シャーシ(23)の背面側の上部にもみ用回転軸(5)、下部に叩き用回転軸(4)が夫々横向き姿勢で回転自由に支持され、もみ用回転軸(5)は、一端がウォームギア装置(54)を介して整流子モータ(53)に連繋されている。ウォームギア装置(54)のウォーム(55)に突設したプーリ(57)とモータ軸(53a)とがベルト(58)にて連繋され、ウォーム(55)の相手ギア(56)がもみ用回転軸(5)に固定されている。叩き用回転軸(4)の一端は、プーリ(48)、ベルト(49)を介してモータ(47)に連繋され、モータ軸(47a)と叩き用回転軸(4)は平行である。
【0021】
叩き用回転軸(4)の先端側に、シャーシ(23)のほぼ左右中心に位置して筒部材(40)が嵌着固定され、該筒部材(40)の両端に形成した偏心軸部(41)(41)にベアリング(42)を介して偏心回転部材(43)(43)が取り付けられている。上記2つの偏心軸部(41)(41)は、実施例では叩き用回転軸(4)の軸心を中心に180゜対称的に偏心しているが、これに限定されることはなく、2つの偏心軸部(41)(41)は叩き用回転軸(4)の軸心を含む面に対して互いに反対側に偏心していればよい。該偏心回転部材(43)と、前記もみ用回転軸(5)上の後述するレバー(31)がロッド(6)にて枢支連結される。
【0022】
図5に示す如く、もみ用回転軸(5)には、シャーシ(23)のほぼ左右中心から振り分け位置に2つの筒部材(50)をもみ用回転軸(5)の軸心に対して傾けて嵌着固定し、各筒部材(50)にベアリング(51)及びベアリングホルダー(52)を介してステンレス鋼板よりなるレバー(31)を回動自由に支持している。2つの筒部材(50)(50)は、筒部材(50)(50)間の中央にてもみ用回転軸(5)の軸心と直交する面を中心に対称的に傾いており、従って、左右のレバー(31)(31)も対称的に傾いている。
【0023】
図7、図10、図11、図12、図17に示す如く、ベアリングホルダー(52)は機械的強度が大で、摩擦係数の小さい合成樹脂にて形成され、レバー(31)の内側面にネジ止め固定されている。詳述すると、レバー(31)の外側からねじ込まれる2本のビス(200)と、レバー(31)の外側から挿入される2本のボルト(300)とそれに螺合するナット(301)と、後述する3本のビス(87)で、レバー(31)はベアリングホルダー(52)に固定される。
【0024】
ベアリングホルダー(52)は前記ロッド(6)を枢支する合成樹脂製の支持部(8)を有しており、該支持部(8)は、ロッド(6)の球状頭部(61)を包囲する大挟み部材(80)と小挟み部材(84)とかなり、大挟み部材(80)はベアリングホルダー(52)と一体成形されている。大挟み部材(80)の、レバー取付け側の面には、小挟み部材(84)を収容する収容部(81)及び該収容部(81)の奥に半球凹部(82)が開設されている。
【0025】
小挟み部材(84)には、大挟み部材(80)の半球凹部(82)に対向して半球凹部(85)を有し、背面には突起(86)を突設している。大挟み部材(80)と小挟み部材(84)との間には、ロッド(6)の軸部(63)が揺動可能に嵌まる切欠(83)(83)が開設されている(図12参照)。
【0026】
大挟み部材(80)の半球凹部(82)にロッド(6)の球状頭部(61)を嵌め、該部材の収容部(81)に小挟み部材(84)を嵌めて、大挟み部材(80)と小挟み部材(84)の夫々の半球凹部(82)(85)で球状頭部(61)を回転可能に支持し、切欠(83)からロッド(6)の軸部(63)を突出させる。
【0027】
小挟み部材(84)の突起(86)をレバー(31)の開設した孔(39)に嵌め、レバー(31)を貫通した複数のビス(87)を小挟み部材(84)を包囲する様にして大挟み部材(80)に螺合し、両挟み部材(80)(84)をレバー(31)に固定する。
【0028】
上記の如く、小挟み部材(84)は、その突起(86)がレバー(31)の孔(39)に嵌まっており、該小挟み部材(84)を収容した大挟み部材(80)は、レバー(31)にビス止めされているため、大挟み部材(80)と小挟み部材(84)との間が開いたり、大挟み部材(80)から小挟み部材(84)が外れることはなく、従って、ロッド(6)が支持部(8)から抜け出すことはない。
【0029】
図7、図14に示す如く、ロッド(6)は基端に扁平部(62)が形成され、該扁平部(62)が前記偏心軸部(41)上の偏心回転部材(43)に形成されたブラケット部(44)に連結される。ブラケット部(44)は、機械的強度が高く摩擦係数の小さい合成樹脂にて偏心回転部材(43)と一体成形され、偏心軸部(41)の軸心を含む面内で開口する溝(45)を有し、該溝(45)にロッド(6)の扁平部(62)を嵌め、ブラケット部(44)に挿通したピン(46)を該扁平部(62)に貫通させている。
【0030】
ピン(46)の頭部に平行なカット面(46a)(46a)を形成し、一方のカット面(46a)をブラケット部(44)の回止め面(44a)に対向させ、ピン(46)の回止めを図る。更に、ブラケット部(44)にビス(88)を螺合し、ビスの座面(88a)でピン(46)の頭部を抑えて、ピン(46)の抜け止めを計る。
【0031】
これにより、ロッド(6)がピン(46)を中心に回動しても、ピン(46)が回転したり、抜け出ることはない。又、ピン(46)は、溝(45)の幅を狭める作用はないため、溝(45)は、ロッド(6)の扁平部(62)をガタなく円滑に支持できる溝幅を維持できる。
【0032】
ところで、前記ステンレス鋼板製のレバー(31)は、図5、図6、図17に示すように、その前記もみ用回転軸(5)への支持部(ベアリングホルダー(52)との固定部)と後述するアーム(32)が取り付けられる自由端との間が、支持部側より自由端側へ向かって一対のレバー (31)(31) の間隔が広くなるように折曲 (31a)(31a)されている。レバー(31)はシャーシ(23)に設けた開口(23a)よりその自由端が突出して、この自由端にアーム(32)が装着されるのであるが、この折曲部(31a)は、前記開口(23a)より被施療部位側へ突出した側に設けられる。
【0033】
レバー(31)は詳述すると、自由端側は、図6に示す如く、2枚のステンレス鋼板を重合して形成されている。これは、強度を高めるためである。また、前記折曲部( 31a)(31a) においては、2枚重ねした各鋼板間に間隙が生ずるようにしている。なお、図5等の他の図面では、見やすくするために、2枚を1枚の鋼板として表している。
【0034】
図1、図5、図7に示す如く、レバー(31)の自由端には、その両端にもみ玉(33)(33)が取り付けられたアーム(32)の略中間部が一定の範囲で回動可能に支持される。レバー(31)とアーム(32)の連結構造は、図8に示す如く、金属板にて形成されたアーム(32)に大径の孔(34)を開設し、該孔(34)に機械的強度が大で摩擦係数の小さい合成樹脂製の軸受けリング(35)をインサート成形により一体的に固定し、該リング(35)に回転自由に軸受部材(7)を嵌合して該軸受部材(7)とレバー(31)をネジ止め固定したものである。
【0035】
軸受部材(7)は金属板のプレス加工によって形成され、軸受けリング(35)に嵌合する底付きの短筒部(71)の開口縁にフランジ(72)を突設しており、該フランジ(72)を軸受けリング(35)の端面に摺接し、底面(73)をレバー(31)に当てている。
【0036】
レバー(31)の先端に、レバー(31)の内面側からボルト(74)を貫通させ、ボルト頭部(75)を溶接、かしめ等によりレバー(31)に固定しておく。ボルト(74)の首下には多角形軸部(76)が形成され、該多角形軸部(76)が軸受部材底面(73)中央の多角形孔(73a)を貫通し、ナット(78)にて締め付けられている。
【0037】
上記、軸受けリング(35)には、図9、図16、図17に示す如く、レバー(31)に対するアーム(32)の俯仰角度を規制するための凸部(36)が一体に形成され、該凸部(36)にゴム筒(37)が被せら、ビス(38)にて抜止めが計られる。
【0038】
レバー(31)に突設した2つの突片(30)(30)間に上記凸部(36)が位置し、突片(30)(30)の範囲でアーム(32)が回動可能であり、バネ(32a)によってアーム(32)は図16に於いて時計方向に付勢されている。凸部(36)にゴム筒(37)が装着されているため、凸部(36)が突片(30)に当たる際の衝撃が緩和され、衝撃音の発生を抑えることができる。
【0039】
然して、モータ(47)によって叩き用回転軸(4)が回転すると、該軸上の偏心回転部材(43)が偏心回転、即ち、上下に移動する。この上下動がロッド(6)を介してレバー(31)に伝達され、レバー(31)先端のアーム(32)を上下させる。これがもみ玉(33)の叩き動作となる。
【0040】
モータ(53)によってもみ用回転軸(5)が回転すると、もみ用回転軸(5)上に傾斜ベアリング(51)を介して、互いに対称的に斜め配備されたレバー(31)(31)が、その先端間を開閉する様に運動し、即ち、左右のモミ玉(32)(32)がもみ動作を行う。
【0041】
もみ動作のモータ(53)と、叩き動作用のモータ(47)は別個であるから、叩き動作、もみ動作及び叩きともみの併用動作の3種のマッサージ動作を選択できる。
【0042】
又ネジ軸(26)を回転させると、もみ玉駆動ユニット(3)が上昇或いは下降するので、この動作を組み合わせることも自由に行うことができる。
【0043】
このようなもみや叩きのマッサージにより、もみ玉(33)からアーム(32)を介してレバー(31)に大きな力が加わるが、レバー(31)は、肉厚が薄くても剛性の高いステンレス鋼板より形成しているので、充分な強度を得ることができる。
【0044】
一方レバー(31)に形成した折曲部(31a)により、左右のもみ玉(33)(33)間に過大な負荷がかかっても、互いのレバー(31)(31)は、その間隔が広がる方向に撓みやすくなり、適度な弾性効果を得ることができる。従ってもみ玉(33)より被施療部位にソフトな接触感覚を与えることができる。
【0045】
また、図18で示すような従来のレバー(31)に比べて肉厚が薄くなるので、シャーシ(23)に設ける開口(23a)を小さくでき、その強度低下を抑えることができる。また、一対のレバー(31)(31)の自由端側の間隔が広くなるので、そこに取り付けるもみ玉(33)を備えたアーム(32)の組立作業性を向上することができる。
【0046】
本発明は上記実施例の構成に限定されることはなく、特許請求の範囲で種々の変形が可能である。
【0047】
【発明の効果】
本発明によれば、もみ玉を駆動するレバーは、肉厚が薄くても剛性の高い2枚重ねの鋼板より形成しているので、充分な強度を得ることができると共に、折曲部により、適度な弾性効果を得ることができ、従ってもみ玉より被施療部位にソフトな接触感覚を与えることができる。
【0048】
また、従来のレバーに比べて肉厚が薄くなるので、シャーシ設ける開口を小さくでき、その強度低下を抑えることができる。また、一対のレバーの自由端側の間隔が広くなるので、そこに取り付けるもみ玉の組立作業性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】マッサージ機の断面図である。
【図2】フレームにもみ玉駆動ユニットを組み込んだ状態の正面図である(但し、シャーシの向こう側に見える線も実線で表している)。
【図3】もみ玉駆動ユニットの正面図である。
【図4】もみ玉駆動ユニットの背面図である。
【図5】レバー部分を断面で表したもみ玉駆動ユニットの平面図である。
【図6】レバーからアームを外した状態の平面図である。
【図7】偏心回転部材近傍を断面で表したレバーともみ用回転軸の連繋状態の側面図である。
【図8】レバーとアームの連結部の分解断面図である。
【図9】レバーとアームの連結部の断面図である。
【図10】ベアリングホルダーと支持部の斜面図である。
【図11】ヘアリングホルダーの断面図である。
【図12】支持部の断面図である。
【図13】支持部のビス止め状態の側面図である。
【図14】偏心回転部材とロッドの分解正面図である。
【図15】偏心回転部材の側面図である。
【図16】レバーに対するアームの回動範囲を示す説明図である。
【図17】レバーとアームの連結状態をレバーの内側からみた側面図である。
【図18】従来例のアーム、レバー、及びロッドの取り付け状態の説明図である。
【図19】従来例のもみ玉駆動ユニットの説明図である。
【符号の説明】
(2) 背凭れ部
(5) もみ用回転軸
(31) レバー
(32) アーム
(33) もみ玉
(31a) 折曲部
(23) シャーシ
(23a) 開口
Claims (2)
- もみ用回転軸(5) にて、軸心と直交する面に対して対称的に傾いた左右一対のレバー (31)(31) が回動可能に支持され、該レバー (31)(31) の夫々の自由端にもみ玉 (33) を具え、該もみ玉 (33) を被施療部位に当てるようにしたマッサージ機において、前記レバー(31)(31)は2枚重ねの鋼板製とすると共に、その前記もみ用回転軸(5)への支持部と前記自由端との間を、支持部側より自由端側へ向かって一対のレバー (31)(31) の間隔が広くなるように折曲 (31a)(31a) し、該折曲部 (31a)(31a) においては、2枚重ねした各鋼板間に間隙が生ずるようにしたマッサージ機。
- 前記もみ玉(33)を駆動する駆動機構部を取り付けたシャーシ(23)に開口(23a)を設け、この開口(23a)より前記レバー(31)(31)の自由端を突出してもみ玉(33)を被施療部位に当てるようにしたもので、レバー(31)(31)の前記折曲部(31a)(31a)を前記開口(23a)より被施療部位側へ突出した位置に設けた請求項1記載のマッサージ機。
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