JP3842278B2 - 9−ニトロ−20−カンプトセシン(9−nitro−20−camptothecin)の調製および精製方法 - Google Patents

9−ニトロ−20−カンプトセシン(9−nitro−20−camptothecin)の調製および精製方法 Download PDF

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Description

本発明は、9−ニトロ−20−カンプトセシン(9NC)の調製および精製方法に関する。
9−ニトロ−20(S)−カンプトセシンは、ある種の癌の治療において優れた有効性を示している。水不溶性である9−ニトロ−20(S)−カンプトセシンは、インビボおよびインビトロのどちらにおいても研究されており、9−ニトロ−20(S)−カンプトセシンはある種の癌に関して臨床試験中である。
日本公開特許出願第59−51288号は、濃硫酸中でわずかに過剰な濃硝酸を用いてカンプトセシンを処理することによって、9−ニトロ−カンプトセシンを製造する1つの方法を提供している。しかしながら、この過程を行なった場合、医学的用途に用いることのできる9NC生成物の収率は、約3%から約7%である。さらに、この過程では、不活性異性体である12−ニトロカンプトセシン(12NC)のような不必要な副産物を9NC:12NC=約1:3の割合で生じる。以下の構造式は硝酸と硫酸の使用における反応を示している。
Figure 0003842278
不所望な12NCは都合の悪いことに主要生成物であり、約60%の収率にもなる。9NCの収率が低く、副産物が非常に多いので、9NCの分離および精製工程は時間がかかり、高価で、さらには9NCの収率を減らすことにつながる。したがって、9NCのより高い収率につながる工程、好ましくは従来の9NCの製造方法に伴う非常に多くの副産物がない工程が必要とされている。
本発明の1つの特徴は、9−ニトロカンプトセシンの調製方法を提供し、好ましくは9−ニトロカンプトセシンの収率の向上を提供することである。
本発明のさらなる特徴は、9−ニトロカンプトセシンの精製において、改良された精製過程を提供することである。
本発明のさらなる特徴および利点は、以下の説明で部分的に記載され、その説明からある程度明白になるか、本発明の実施によって分かり得る。本発明の目的および他の利点は、特に本説明および添付の特許請求の範囲で指摘されている構成要素および組合せを用いることによって、実現および達成されるであろう。
これらおよびその他の利点を達成するために、および本発明の目的にしたがって、本明細書中で具現化し広く記述されているように、本発明は9−ニトロカンプトセシンの調製方法に関する。本方法には20−カンプトセシンと少なくとも1種の無機硝酸塩およびニトロニウムイオンの形成を触媒するのに効果的な酸とを反応させる工程が含まれる。本反応は9−ニトロカンプトセシンを形成するために、十分な温度と時間をかけて起こる。
本発明はまた、好ましくはテトラハイドロフランおよびメチレンクロライドを含む溶離剤を用いるカラムクロマトグラフィーで9−ニトロカンプトセシンを精製する方法に関する。
以上に述べた一般的な説明、および以下の詳細な説明はどちらも例示および説明のためのみであり、特許請求の範囲に記載された本発明のさらなる説明を提供することを意図していることが理解されるべきである。
一般的に、9−ニトロカンプトセシンを製造する方法には20−カンプトセシンと少なくとも1つの無機硝酸塩および硝酸塩からニトロニウムイオンの形成を触媒するのに効果のある酸とを反応させることが含まれる。本反応は9−ニトロカンプトセシンを形成するために十分な温度と時間をかけて起こる。
出発材料としては、カンプトセシンは任意の20−カンプトセシンであってもよい。好ましくは、20−カンプトセシンはラセミ体20−カンプトセシン(つまり20(R,S)−カンプトセシン)または20(S)−カンプトセシンである。より好ましくは、20−カンプトセシンは20(S)−カンプトセシンである。カンプトセシンはJingtao Science and Technology Development Co., Beijing, Chinaのような供給元によって市販されている。任意の純度のカンプトセシンを用いることができるが、好ましくは、該20−カンプトセシンの純度は約85%から約99%であり、より好ましくは少なくとも92%である。少なくとも無機硝酸塩およびニトロニウムイオンの形成を触媒するのに効果がある酸と反応する20−カンプトセシンの量は、残存する成分が十分にあれば、いかなる量でも良い。
無機硝酸塩はニトロニウムイオンを形成できる塩であればどれでも良く、最終的に該ニトロニウムイオンは、カンプトセシンの9位でニトロ置換基になる。無機塩の例としては以下のものが挙げられるが、これらに限定されるものではない;KNO;NHNO;LiNO;AgNO;TiNO;BiONO;Cu(NO2.5・HO;Hg(NOO;Ca(NO4・HO;Ba(NO;Zn(NO6・HO;Mg(NO6・HO;Co(NO6・HO;Sr(NO;Pb(NO;Al(NO9・HO;Fe(NO9・HO;Cr(NO9・HO;およびLa(NO6HO。
本発明の方法によると、少なくとも1つの無機硝酸塩は反応中に用いられる。1種以上の無機硝酸塩を用いることが可能であるが、例えば、2つもしくは3つあるいはそれよりも多い異なる無機硝酸塩を同じ反応中で用いることも可能である。無機硝酸塩のある組合せにより、9−ニトロカンプトセシンの収率パーセント、および12−ニトロカンプトセシンの収率パーセントに対する9−ニトロカンプトセシンの収率パーセントのより好ましい割合、さらには、より高い総ニトロ化パーセント、および/または反応から生じるより低いパーセントの副産物、についての結果が向上している。
無機硝酸塩の組み合わせの具体例には以下のものが挙げられるが、これらに限定されるものではない;KNOとCu(NO2.5・HO;KNOとTiNO;KNOとHg(NOO;KNOとCa(NO4・HO;KNOとBa(NO;KNOとZn(NO6・HO;KNOとSr(NO;KNOとPb(NO;KNOとAl(NO9・HO;KNOとFe(NO9・HO;LiNOとHg(NO・HO;LiNOとCu(NO2.5・HO;LiNOとCo(NO6・HO;AgNOとCr(NO9・HO;Cu(NO2.5・HOとFe(NO9・HO;Hg(NO・HOとFe(NO9・HO;NHNOとCu(NO2.5・HO;KNO、TiNOおよびCu(NO2.5・HO;KNO、TiNOおよびZn(NO6・HO;KNO、TiNOおよびPb(NO;KNO、Cu(NO2.5・HOおよびFe(NO9・HO;KNO、LiNO、Cu(NO2.5・HO、Hg(NOOおよびFe(NOO;Zn(NO6・HO;KNO、LiNO、AgNO、Cu(NO2.5・HO、Hg(NOOおよびFe(NO9・HO;KNO、LiNO、Zn(NO6・HO、Cu(NO2.5・HO、Hg(NOOおよびFe(NO9・HO;およびKNO、Zn(NO6・HO、Cu(NO2.5・HO、Hg(NOOおよびFe(NO9・HO。
反応中の無機硝酸塩の存在量(反応に用いるカンプトセシン量と比較して)は、使用するカンプトセシン量より多く、より好ましくは20−カンプトセシン存在量の約2倍から約3倍のモル量である。無機硝酸塩はAldrich Chemical Co., Milwaukee, WIなどの供給元から市販されている。
本出願の方法で用いられる酸に関して、該酸はニトロニウムイオンを形成するのを触媒するのに効果がある。酸には濃硫酸、トリフルオロ酢酸、または無水トリフルオロ酢酸などが含まれるが、これらに限定されるものではない。「濃」という用語を用いることによって、硫酸は少なくとも約95%、より好ましくは約96%から約98%濃度であるべきことを意味する。反応に用いる酸の量は、20−CPT1グラム当たり50mlから120mlの範囲で、より好ましくは20−CPT1グラム当たり100mlの量で用いられなければならない。
本明細書の方法を行う上で、一般的には、出発材料は9−ニトロカンプトセシンが形成されるまで、任意の順序で反応容器に加えて混合して良い。出発材料を反応容器に加える順序は決定的な要素ではないが、例えば磁気撹拌機に備えた反応容器中に最初に酸を加え、ついでカンプトセシンと無機硝酸塩を加えることが望ましい。好ましくはその混合物は室温で少なくとも約72時間、より好ましくは約72時間から約96時間撹拌される。混合物は一旦十分な時間撹拌したら、過熱を避けるために撹拌している間ある一定量の氷水に加えることができる。その形成された懸濁液はその後、メチレンクロライドのような溶剤によって抽出することができ、抽出物は例えば、硫酸ナトリウムなどで数時間で乾燥することができる。
表1に示すように、反応式はカンプトセシン1を無機硝酸塩でニトロ化することにより、9−ニトロカンプトセシン4、12−ニトロカンプトセシン5、および他の副産物を生じることを示している。好ましいニトロ化反応は、より高い総ニトロ化収率および、より低い副産物パーセント収率だけでなく、9−ニトロカンプトセシン対12−ニトロカンプトセシンの好ましい比率を達成する。
表2は濃硫酸中の、一般的な無機塩とカンプトセシンのニトロ化反応の概要を提供する。この結果から、9−ニトロカンプトセシンの収率、および/または得られた9−ニトロカンプトセシン対12−ニトロカンプトセシンの比率を基にして、TiNOとKNOは好ましい無機硝酸塩であることが分かり得る。表3は9−ニトロカンプトセシンを形成するために反応中に用いる、2つの異なる無機硝酸塩のいくつかの組合せを示すデータである。表3から、KNO/TiNO;KNO/Zn(NO;およびKNO/Sr(NOのような組合せが好ましいことが、達成された結果から分かり得る。例えば、KNO/TiNOの組合せは、硝酸カリウムまたは硝酸タリウムをニトロ化剤として別々に用いる反応から得られる結果と比較した場合、9−ニトロカンプトセシン:12−ニトロカンプトセシン=1:1.4の比率に向上させ、その上29%というより高収率の9−ニトロカンプトセシンを提供した。また、KNOとHg(NOの組合せでは、9−ニトロカンプトセシン:12−ニトロカンプトセシン=1:1.2の比率の向上が見られた。表4はニトロ化剤として用いる3つ以上の無機硝酸塩を要約し、およびこのような組合せが可能であることを示している。
表5は濃硫酸中の異なった比率の硝酸カリウムと硝酸タリウムの組合せにおけるカンプトセシンのニトロ化の結果を要約している。表5から、好ましくは、KNO/TiNOが1.4/1.0から1.0/1.5の比率の範囲での無機硝酸塩の組合せの時、9−ニトロカンプトセシン対12−ニトロカンプトセシンの比率が向上するのと同様、より高収率の9−ニトロカンプトセシンが見られる。より好ましくは、1.3/1.0から1.0/1.0のKNO/TiNOが用いられる。このような比率の範囲によって、従来の方法であれば最高でも5±2パーセントであったところを、常に20±1パーセントの収率の精製9−ニトロカンプトセシンが得られ得る。
本発明はさらに、以下の実施例によって明らかにされるが、これらは本発明の単に具体例を示している。
以下の実施例において、すべてのガラス製品は使用前に最低でも2時間は70±10℃で焼成した。融点は、MEL−TEMP融点装置を用いて得ており、無訂正である。約10%(w/v)CDCl溶液中のH NMRスペクトラムはJEOL GX−270 WB NMRスペクトロメーターを用いて、270.05MHzで得た。化学シフトはppm単位(δスケール)で記録し、内部標準としてテトラメチルシランを用いた。NMRデータの記録においては、以下の略字を用いる:結合定数はヘルツ(J)、一重項(s)、二重項(d)、三重項(t)、ブロードシングル(bs)、多重項(m)等。質量スペクトルは、10,000の分解能で、VG ZAB−SEQ質量分析計(VG Analytical Co., England)を用いて記録された。クロロホルムやメチレンクロライドのような日常的に用いる溶剤は、乾燥して新たに蒸留した。カラムクロマトグラフィーに用いるシリカゲル(230-400メッシュ、Aldrich)は、すべての生成物分離に用いた。イーストマンクロマグラム(Eastman Chromagram)(ポリエチレン上の蛍光指示薬を含むシリカゲル)のシートは薄層クロマトグラフィー(TLC)で用いる。NMRデータの記録で用いる番号システムは、表1の構造1に示す。
20(S)―カンプトセシンはJingtao Science and Technology Development Co., Beijing,The People’s Republic of China で購入し、購入物として用いた。その他の無機硝酸塩は Aldrich Chemical Co., (Milwaukee, WI)で購入し、同様に購入物として用いた。
濃硫酸は96%のもので、Fisherから得て、入手物として用いた。
酢酸中でのカンプトセシンとKNOの反応
磁気撹拌機に備えた100ml丸底フラスコ中の酢酸30mlに0.50g(0.0014mol)の20(S)−カンプトセシンと0.50gのKNO(0.0050mol)を加えた。混合物を室温で24時間撹拌し、撹拌しながら何度かに分けて500mlの氷水に注いだ。懸濁液を1回につき200mlのメチレンクロライドで3回にわたって抽出した(200ml×3)。組合せた抽出物を20gの無水硫酸ナトリウムで6時間乾燥した。回転蒸発機でメチレンクロライドを除いた後、残留物を石油エーテルで4時間還流した。濾過および4時間の自然乾燥の後、生成物を灰白色の粉末として得た。HPLC分析では、酢酸中でのKNOによるカンプトセシンのニトロ化の表示は見られなかった。出発カンプトセシンは100%回収された(表1)。
無水酢酸中でのカンプトセシンとKNOの反応
カンプトセシンを実施例1の反応と同様の方法でニトロ化し作成した。反応生成物のHPLC分析において、出発カンプトセシンは100%回収されたことがわかった(表1)。
無水トリフルオロ酢酸中でのカンプトセシンとKNOの反応
カンプトセシンを実施例1の反応と同様の方法でニトロ化し作成した。反応混合物のHPLC分析データを表1に示す。
濃硫酸中でのKNOを用いるカンプトセシンのニトロ化
カンプトセシン(0.50g、0.0014mol)と硝酸カリウム(0.50g、0.0050mol)を磁気撹拌機に備えた100ml丸底フラスコ中の濃硫酸30mlに同時に加えた。混合物を室温で1日撹拌し、その後、撹拌しながらゆっくりと500mlの氷水に注いだ。黄色の懸濁液を1回につき200mlのメチレンクロライドで3回抽出した(200ml×3)。組合せた抽出物を無水硫酸ナトリウムで1日乾燥した。回転蒸発機でメチレンクロライドを除き、残留物を石油エーテルで4時間還流した。室温まで冷却した後、混合物を濾過し、得られた黄色の粉末を1日自然乾燥した。反応混合物(黄色の粉末)のHPLC分析データを表1に示す。
硫酸中での様々な硝酸塩を用いるカンプトセシンのニトロ化
カンプトセシン(0.50g、0.0014mol)と硝酸アンモニウム(0.56g、0.0070mol)を磁気撹拌機に備えた100ml丸底フラスコ中の濃硫酸20mlに加えた。混合物を室温で72時間撹拌し、その後、撹拌しながら500mlの氷水に注ぎ、1回につき200mlのメチレンクロライドで3回抽出した(200ml×3)。組合せた抽出物を1回につき100mlの水で2回洗浄した(100ml×2)。この2回の洗浄物を合せ、1回につき100mlのメチレンクロライドで2回抽出した(100ml×2)。すべての抽出物(〜600ml+〜200ml)を合せ、4時間乾燥し(NaSO、20g)、その後、9NC(19%)、12NC(41%)、未反応カンプトセシン(25%)および他の副産物(15%)を含む、黄色の粉末としての反応粗生成物を得るために蒸発した。これらすべての反応のHPLC分析の結果を表2に示す。
硫酸中での2つの異なる硝酸塩の組合せを用いるカンプトセシンのニトロ化
カンプトセシン(4.0g、0.0115mol)を250mlの3口フラスコ中の濃硫酸100mlに加えた。懸濁液をほとんどのカンプトセシンが液体中に溶けるまで、機械式撹拌機で撹拌した(〜15分から30分)。この溶液にKNO(2.32g、0.0230mol)およびCu(NO・2.5HO(2.67g、0.0115mol)を同時に加えた。混合物を室温で72時間撹拌し、撹拌しながら1500mlの氷水に注いだ。氷水中の黄色の懸濁液を1回につき500mlのメチレンクロライドで4回抽出した(500ml×4)。合せた抽出物を無水硫酸ナトリウムで8時間乾燥した。硫酸ナトリウムを濾過により取り除いた。回転蒸発機でメチレンクロライドを除いた後、反応粗生成物を、9NC(24%)、12NC(50%)、未反応カンプトセシン(6%)および他の副産物(20%)を含む黄色の粉末として得た。これらすべてのニトロ化反応のHPLC分析の結果を表3に示す。
硫酸中での3つ以上の無機硝酸塩の組合せを用いるカンプトセシンのニトロ化
カンプトセシン(4.0g、0.0115mol)を機械式撹拌機に備えた250mlの丸底フラスコ中の濃硫酸100mlに懸濁した。〜30分の撹拌の後(カンプトセシンがほぼ溶解するまで)、KNO(1.16g、0.0115mol)、TiNO(3.10g、0.0116mol)およびCu(NO・2.5HO(2.67g、0.0115mol)の組合せを同時に加えた。混合物を室温で72時間撹拌し、撹拌しながら1500mlの氷水に注いだ。黄色の懸濁液を1回につき500mlのメチレンクロライドで4回抽出した(500ml×4)。合せた抽出物を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、蒸発した。反応粗生成物を9NC(25%)、12NC(44%)、未反応カンプトセシン(10%)および他の副産物(21%)を含む黄色の粉末として得た。これらすべてのニトロ化反応のHPLC分析の結果を表4に示す。
硫酸中での異なった比率のKNOおよびTiNOの組合せにおけるカンプトセシンのニトロ化
カンプトセシン(6.0g、0.0172mol)を機械式撹拌機に備えた250mlの3口フラスコ中の濃硫酸100mlに加えた。室温で〜30分の撹拌の後、KNO(1.74g、0.0172mol)およびTiNO(4.58g、0.0172mol)の組合せを同時に加えた。混合物を室温で72時間撹拌し、撹拌しながら1500mlの氷水に注いだ。黄色の懸濁液を1回につき500mlのメチレンクロライドで4回抽出した(500ml×4)。合せた抽出物を無水硫酸ナトリウムで8時間乾燥した。回転蒸発機でメチレンクロライドを除いた後、反応粗生成物を、9NC(26%)、12NC(49%)、未反応カンプトセシン(11%)および他の副産物(14%)を含む黄色の粉末として得た。これらすべての反応のHPLC分析の結果を表5に示す。
様々な容量の硫酸中でのKNOとTiNOの組合せ(比率:1.0/1.3)を用いるカンプトセシンのニトロ化
表6に示されるように、KNOとTiNOが様々な容量の硫酸で用いられること以外は実施例8の一般的過程に従った。結果もまた表6に示す。
9−ニトロカンプトセシンの精製過程
カンプトセシン(4.0g、0.0115mol)を1000mlの3口フラスコ中の濃硫酸300mlに加えた。〜15分の撹拌の後、KNO(2.0g、0.0198mol)およびTiNO(5.0g、0.0188mol)を同時に加えた。混合物を室温で72時間撹拌し、撹拌しながら3500mlの氷水に注いだ。黄色の懸濁液を総量3300mlのメチレンクロライドで3回にわたって抽出した(1500ml×1、および900ml×2)。合せた抽出物を無水硫酸ナトリウムで8時間乾燥させた。濾過後、溶剤を回転蒸発機で除いた。残留物をクロマトグラフをして分離した。粗9−ニトロカンプトセシンを純エタノール内で2〜4時間還流した。エタノールで再沈殿することによって得られる純生成物(9NC)は輝黄色粉末(融点268℃、収率20%)であった。HNMR:1.05(3H、t、J=7.40Hz、C19−メチルプロトン)、1.92(2H、m、C18−メチレンプロトン)、3.82(1H、s、C20−OH)、5.40(2H、s、C5−メチレンプロトン)、5.55(2H、dd、J=14.21Hz、14.21Hz、C17−メチレンプロトン)、7.70(1H、s、C14−H)、7.92(1H、t、J=8.40Hz、C11−H)、8.48(1H、d、J=8.35Hz、C10−H)、8.55(1H、d、J=8.35Hz、C12−H)、9.36(1H、s、C7−H)、質量 m/e(相対的強度):393(M,100%)、364(M−C、35%)、349(48%)、334(25%)、320(25%)、293(35%)、274(8%)、262(8%)、246(15%)、234(6%)、218(20%)、205(8%)、190(9%)、177(5%)、164(3%)、151(3%)、137(5%)、123(4%)、109(5%)、95(5%)、75(3%)、60(23%);正質量:393.096(実測)、393.096(C2015に必要)
9−ニトロカンプトセシンのHPLC純度分析
器具使用:HPLCシステムは2つの110Aポンプおよび2mlの注入ループを備えたベックマン421制御器からなっている。UV検出器はSPD−110AVモデル(Shimadzu、Kyoto、Japan)である。HPLC検出器は220nmでのUV吸光度を監視するために設置した。分析に用いる集積ソフトウェアはEZChrome(Shimadzu、Kyoto、Japan)およびFLO−ONe/beta(Radiomatic Instruments、 Meridian、 CT)である。C−8MicrosorbはRainin Instruments(Woburn、Ma)のものである。HPLC分析:試料の逆相HPLC分析をアセトニトリル−酢酸−水移動相系を用いて行う。分析は室温で、流量は1ml/分で行った。アセトニトリル中の9NCの約0.1mg/ml濃縮溶液は、溶剤中に溶解することにより調製した。この溶液を300μl分取し、0.1%酢酸水溶液700μlに加えた。〜10秒振った後、この溶液100μlをカラムにつながる2mlループに注入し、最初の5分間は移動相として0.1%酢酸および30%アセトニトリルで70%にした水でクロマトグラフした。その後、移動相の勾配をプログラムにしたがって、4分間にわたって100%までアセトニトリルを増加させた。完全なHPLCスペクトルは15分で得られる。9NCの純度は254nmでのUVピーク域を測定し、9NCピークと関連するパーセントを計算することで決定された。9NCの純度は少なくとも96%であった。このような状態での9−ニトロカンプトセシンの保持時間は、約6.5分である。
異なる溶剤におけるKNOを用いるカンプトセシンのニトロ化
Figure 0003842278
Figure 0003842278
a.カンプトセシン:0.5g、硝酸カリウム:0.5g、溶剤:30ml、反応時間:24時間、反応温度:室温。
b.TFAAはトリフルオロ酢酸を表す。
c.%CPTはカンプトセシンの回収率%を表し、CPTはカンプトセシンを表す。
d.9NCは9−ニトロカンプトセシンを表し、12NCは12−ニトロカンプトセシンを表す。
硫酸中での様々な硝酸塩を用いるカンプトセシンのニトロ化
Figure 0003842278
Figure 0003842278
a.各反応について:カンプトセシン:0.5g(0.0014mol)、HSO:20ml、硝酸塩:0.0070mol、72時間および室温。
硫酸中での2つの異なる硝酸塩の組合せを用いるカンプトセシンのニトロ化
Figure 0003842278
Figure 0003842278
a.各反応について:カンプトセシン:4.0g(0.0115mol)、硫酸:100ml、72時間および室温。
b.A(NO対B(NOのモル分率:2.0:1.0
c.K/CuはKNO/Cu(NO2.5HOへの対応を表し、他の組合せにも同様に適応する。
硫酸中での3つ以上の硝酸塩の組合せを用いるカンプトセシンのニトロ化
Figure 0003842278
Figure 0003842278
a.各反応について:カンプトセシン:4.0g(0.0115mol)、硫酸:100ml、72時間および室温。
b.試薬中の1つの組合せにおける全硝酸のモル分率は1:1:1...である。
c.K/Ti/CuはKNO/TiNO/Cu(NO2.5HOへの対応を表し、他の試薬にも同様に適用される。
硫酸中での異なる比率のKNOとTiNOの組合せを用いるカンプトセシンのニトロ化
Figure 0003842278
Figure 0003842278
a.各反応について:カンプトセシン:6.0g(0.0172mol)、硫酸:100ml、72時間および室温。
KNOとTiNO の組合せを用いるカンプトセシンのニトロ化における濃硫酸の容量が及ぼす効果
Figure 0003842278
Figure 0003842278
a.カンプトセシン:4.0g、硝酸カリウム:2.0g、硝酸タリウム:4.0g、反応時間:72時間、反応温度:室温。
以上に述べた一般的な説明、および以下の詳細な説明はどちらも例示および説明のためのみであり、特許請求の範囲に記載された本発明のさらなる説明を提供することを意図していることが理解されるべきである。

Claims (1)

  1. 以下の物性を有することを特徴とする268℃の融点を持つ9−ニトロカンプトセシン。
    1)HNMR:1.05(3H、t、J=7.40Hz、C19−メチルプロトン)、1.92(2H、m、C18−メチレンプロトン)、3.82(1H、s、C20−OH)、5.40(2H、s、C5−メチレンプロトン)、5.55(2H、dd、J=14.21Hz、14.21Hz、C17−メチレンプロトン)、7.70(1H、s、C14−H)、7.92(1H、t、J=8.40Hz、C11−H)、8.48(1H、d、J=8.35Hz、C10−H)、8.55(1H、d、J=8.35Hz、C12−H)、9.36(1H、s、C7−H)、
    2)質量 m/e(相対的強度):393(M,100%)、364(M−C、35%)、349(48%)、334(25%)、320(25%)、293(35%)、274(8%)、262(8%)、246(15%)、234(6%)、218(20%)、205(8%)、190(9%)、177(5%)、164(3%)、151(3%)、137(5%)、123(4%)、109(5%)、95(5%)、75(3%)、60(23%);正質量:393.096(実測)、393.096(C2015に必要)
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