JP3841898B2 - 深部線量測定装置 - Google Patents

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    • G01T1/204Measuring radiation intensity with scintillation detectors the detector being a liquid

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、電子線やX線その他粒子線を用いたがん治療装置等の運転条件を決めるための深部線量分布を迅速に測定する深部線量測定装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図14は従来の深部線量分布を測定方法を示す図である。従来の深部線量測定装置は、水ファントム107中に配置している電離箱102でその地点での吸収線量を測定し、電離箱102を図の矢印で示すように深さ方向(上下方向)および粒子線101のビーム軸の水平方向(前後方向および左右方向)に駆動装置104および制御装置105で駆動させて吸収線量分布を測定する構造になっている。
【0003】
従来の深部線量測定装置は上記のように構成され、粒子線101が水ファントム107中の電離箱102内の空気を電離し、その電離量を増幅器103により増幅して測定し、表示装置106で増幅器からの測定結果で吸収線量分布を表示する。吸収線量分布を測定するためには、電離箱102をX,Y,Z軸の方向に移動して、その都度電離量を測定する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
深部線量分布を測定するためには、水ファントム107中にある電離箱102を測定のたびに移動させているため、測定に非常に多くの時間と手間を要した。 さらに3次元の吸収線量分布を測定するためには、X,Y,Z軸のすべての方向に移動するため膨大な時間と手間を要していた。
また、電子線やX線などの粒子線照射装置に出力変動が生じた場合、もう一度はじめから深部線量を測定しなければならず、非常に多くの労力を必要とした。
また、測定時間を短縮するために、電離箱を大きくすると一回の測定範囲が広がるが、大まかな測定しかできず、各位置に対する分解能精度が悪くなり正確な深部線量分布が測定できない。
【0005】
この発明は上記の問題を解決するためになされたものであり、一度に広範囲の吸収線量が分解能精度よく測定できる検出部とし、且つ、この検出部を移動することによって深部線量分布を短時間にかつ高精度に測定できる深部線量測定装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
(1)この発明に係わる深部線量測定装置は、生体組織に近い放射線吸収特性を有する線状または棒状のシンチレータを束ねてブロック状にした小型検出部を格子状に複数配置して固定具で一体とした検出部と、
この検出部から発光する光の像を受光する受像部と、
この受像部で受光した像から吸収線量分布を測定する計測手段と、
上記検出部と受像部との距離を可変する方向に上記検出部および上記受像部の少なくともいずれか一方を移動自在とする位置調整手段と、
上記検出部と受像部との位置を一定に保持して両者を一体として移動する移動手段とを備え、
照射される粒子線の測定範囲内で上記検出部を移動して吸収線量分布を測定するようにしたものである。
【0007】
(2)また、上記(1)において、
移動手段は上記検出部と受像部とを一体として上記受像部からみた上記検出部の幅のほぼ中心を軸とし少なくとも180度回動させる手段とし、
上記軸方向から粒子線を照射した場合に、この照射される粒子線の測定範囲の幅が上記検出部の幅内に入るよう上記検出部を配置して180度回動することにより上記測定範囲内の吸収線量分布を測定するようにしたものである。
【0008】
(3)また、上記(1)において、
移動手段は上記検出部と受像部とを一体として上記受像部からみた上記検出部の一方の側端部近傍を軸とし少なくとも360度回動させる手段とし、
上記軸方向から粒子線を照射した場合に、この照射される粒子線の測定範囲の幅の半分が上記検出部の幅内に入るよう上記検出部を配置して360度回動することにより上記測定範囲内の吸収線量分布を測定するようにしたものである。
【0009】
(4)また、上記(2)または(3)において、
移動手段は、検出部と受像部とを一体として上記受像部からみた上記検出部の幅方向および厚さ方向の少なくともいずれか一方の方向に移動自在とする手段を付加したものである。
【0010】
(5)また、上記(1)において、
移動手段は上記検出部と受像部とを一体として上記受像部からみた上記検出部の厚さ方向に移動自在とする手段とし、
上記検出部の厚さ方向と直交する方向から粒子線を照射した場合に、この照射される粒子線の測定範囲の幅が上記受像部からみた上記検出部の幅内に入るよう上記検出部を配置してその厚さ方向に移動することにより上記測定範囲内の吸収線量分布を測定するようにしたものである。
【0011】
(6)また、上記(1)において、
移動手段は検出部と受像部とを一体として上記受像部からみた上記検出部の幅方向に移動自在とする手段とし、
上記検出部の線状または棒状のシンチレータと直交する方向から粒子線を照射した場合に、上記検出部を照射される粒子線の測定範囲の幅方向に移動するよう配置して移動し上記測定範囲内の吸収線量分布を測定するようにしたものである。
【0012】
(7)また、上記(1)において、
移動手段は検出部と受像部とを一体として上記受像部からみた上記検出部の幅方向および厚さ方向に各々移動自在とする手段とし、
上記検出部の線状または棒状のシンチレータと直交する方向から粒子線を照射した場合に、上記検出部を照射される粒子線と直交する方向に移動するよう配置して移動し上記測定範囲内の吸収線量分布を測定するようにしたものである。
【0013】
(8)また、上記(2)〜(7)のいずれか1項において、
移動手段は検出部と受像部とを一体として粒子線の照射方向に移動自在とする手段を付加したものである。
【0014】
(9)また、上記(1)〜(8)のいずれか1項において、
検出部からの光の像を反射して受像部で受光させる反射部材を設け、上記検出部と上記受像部との距離を短くしたものである。
【0015】
(10)また、上記(1)〜(9)のいずれか1項において、
検出部は、光を反射する合成樹脂のブロックの前面に多数の穴を設けて液体シンチレータを充填し、透明部材で封じた構成として粒子線を検出するものである。
【0016】
(11)また、上記(1)〜(9)のいずれか1項において、
検出部は、断面が正方形または長方形のシンチレーションファイバを束ねてブロック状に構成して粒子線を検出するものである。
【0017】
(12)また、上記(1)〜(9)のいずれか1項において、
検出部は、光が透過しない合成樹脂のブロックの前面に多数の孔を設けて断面が丸形のシンチレーションファイバを挿入して構成し粒子線を検出するものである。
【0018】
(13)また、上記(10)〜(12)のいずれか1項において、
検出部の前後を透明の合成樹脂で挟んで検出部を構成したしたものである。
【0019】
(14)また、上記(10)〜(12)のいずれか1項において、
検出部の前面に透明の合成樹脂を、その背面に光を反射する合成樹脂を設けて検出部を構成したものである。
【0020】
(15)また、上記(10)(12)(13)(14)のいずれか1項の検出部に使用の合成樹脂の代わりに合成樹脂以外の生体組織に近い放射線吸収特性を有する部材としたものである。
【0021】
【実施の形態】
実施の形態1.
以下、この発明の実施の形態を図について説明する。
図1はこの発明の実施の形態1における深部線量測定装置の構成を示す図である。
【0022】
図において、201は電子、X線、陽子、重粒子などの粒子線、202はシンチレーションファイバを束ねてブロック状にしたシンチレーションファイバブロックの検出部で、例えば、直径1mmのシンチレーションファイバを接着材などを用いて束ねてブロック状に形成する。この検出部202の幅は粒子線の照射範囲(必要な測定範囲)をカバーする幅としている。
【0023】
束ねていないシンチレーションファイバは、放射線の検出に用いられ、例えば、三菱電機株式会社1996年2月発行の「三菱光ファイバ放射線センシングシステム」に用いられている。
【0024】
203は粒子線が入射している時に検出部が発光した光をCCDカメラなどの受像器204に導く光束である。
205は取り込んだ画像を処理する像処理装置、206は検出部202と受像器204を一体で回転させるモーターなどの駆動装置、207は駆動装置を制御する制御装置、208は画像処理した結果すなわち吸収線量分布を表示する表示装置、211は検出部202と受像器204を収納する箱体である。
【0025】
次に動作について説明する。
粒子線201が検出部202に入射し、検出部202内で発光する。この光が検出部の端面に達して光の像を形成し、この光の像の光束203を受像器204で受像し、像処理装置205で計測処理して吸収線量分布を求め、表示装置208に表示し、また表示装置内部の記憶装置に記憶する。
【0026】
駆動装置206で一定角度を回転させた後、先に述べた動作を繰り返し、180゜まで繰り返した時点で、個々の面の測定結果より3次元の吸収線量分布を測定する。測定は従来の一箇所ずつ測定するのに比べ、一度に2次元の測定ができるので短時間で測定することができ、深部線量分布を迅速に且つ正確に測定することができる。
また、駆動方向が回転方向になることから深部線量測定装置の設置場所が少なくてすむ。
なお、検出部202の幅は必ずしも照射範囲(必要な測定範囲)の幅と等しくせずそれ以上の幅があってもよい。
【0027】
実施の形態2.
図2は発明の実施の形態2における深部線量測定装置の構成を示す図であり、本装置を上から見た図である。
図において、上記実施の形態1と同一または相当のものは同一符号を付し説明を省略する。
実施の形態1と異なる部分は、検出部210の幅寸法が約半分に縮小されており、検出部の幅方向の一方の側端部近傍を中心として粒子線の照射範囲209内(必要な測定範囲内)を回転駆動部213により360°回転する点である。
【0028】
上記のように構成された深部線量測定装置は、検出部210と受像器204とを一体として360゜回転することにより、短時間で測定することができるので、3次元の吸収線量分布を迅速に且つ正確に測定することができる。
【0029】
また、駆動方向は回転方向になることから深部線量測定装置の設置場所を広くとる必要がなく、検出部の重量が半減したことで可搬性が向上し、コストの高い検出部が実施の形態に比べて半分になるので大幅なコスト低減ができ、また、装置全体も小型化できるのでコスト低減が図れる。
なお、検出部210の幅は必ずしも半分でなく半分以上の幅があってもよい。
【0030】
実施の形態3.
図3は発明の実施の形態3における深部線量測定装置の構成を示す図であり、本装置を上から見た図である。
図において、実施の形態1と異なる部分は、検出部215と受像器204が一体として粒子線の照射範囲209の中心と直交する方向で前後にスライドする前後水平駆動部218で構成されている点である。
なお、検出部215の幅は実施の形態1の図1と同様に粒子線の照射範囲(必要な測定範囲)をカバーする幅としている。
【0031】
上記のように構成された深部線量測定装置は、検出部215を前後することで照射範囲をカバーすることができ、実施の形態1と同様、短時間で測定することから3次元の収集線量分布を正確に測定することができる。
なお、検出部215の幅は必ずしも照射範囲(必要な測定範囲)の幅と等しくせずそれ以上の幅があってもよい。但し、その分コストが上昇する。
【0032】
実施の形態4.
図4は発明の実施の形態4における深部線量測定装置の構成を示す図である。
図において、実施の形態1と異なる部分は、検出部220の幅寸法が半分に縮小されており、検出部220と受像器204が粒子線の照射範囲209の中心と直交する方向で左右にスライドする左右水平駆動部223で構成されている点である。
【0033】
上記のように構成された深部線量測定装置は、検出部220と受像器204とを一体として左右に移動することにより、短時間で測定することができるので、吸収線量分布を迅速に且つ正確に測定することができる。
また、検出部の重量が半減したことで可搬性が向上し、コストの高い検出部が実施の形態1に比べて半分になるので大幅なコスト低減ができ、また、装置全体も小型化できるのでコスト低減が図れる。
【0034】
この場合検出部220を前後方向に動かさないので検出部220の幅方向のみの移動であるが、治療する場合の人体の患部の位置に対しての粒子線の照射範囲が、検出部220の移動範囲内である場合に適用する。
なお、検出部220の幅は必ずしも半分でなく半分以上の幅があってもよい。
【0035】
実施の形態5.
図5は発明の実施の形態5における深部線量測定装置の構成を示す図である。
図において、実施の形態1と異なる部分は、検出部の幅寸法が半分に縮小されており、検出部225と受像器204が一体で粒子線照射範囲209の中心と直交する方向で前後左右に移動する前後左右水平駆動部226で構成されている点である。
【0036】
上記のように構成された深部線量測定装置は、検出部210と受像器204とを一体として移動することにより、粒子線の照射範囲(必要な測定範囲)を全てカバーして短時間で測定することができるので、3次元の吸収線量分布を迅速に且つ正確に測定することができる。
【0037】
また、検出部の重量が半減したことで可搬性が向上し、コストの高い検出部が実施の形態に比べて半分になるので大幅なコスト低減ができ、また、装置全体も小型化できるのでコスト低減が図れる。
なお、検出部220の幅は必ずしも半分でなく半分以上の幅があってもよい。
【0038】
実施の形態6.
実施の形態1,2では検出部と受像器とを駆動装置で回転するようにしたが、更に検出部の幅方向、厚さ方向に移動できるようにすると、回転と移動のいずれかの方法で測定ができ、また、両者を併せて測定するようにしてもよい。
【0039】
また、実施の形態1から実施の形態5において、粒子線の照射方向、つまり検出部の上下方向に移動できるようにして位置調整ができるようにすると便利である。
また、実施の形態1から実施の形態5において、粒子線の照射方向は図1に示すように検出部のシンチレーションファイバに直交する方向であったが、必ずしも直交する方向のみでなく、傾斜した方向から照射される場合であってもよい。
【0040】
実施の形態7.
図6は発明の実施の形態7における深部線量測定装置の構成を示す図である。
図において、実施の形態1と異なる部分は、検出部と受像器の間に像反射鏡229を設置している点である。
【0041】
上記のように構成された深部線量測定装置は、検出部と受像器との距離を短くすることができるため全長が短くなり、深部線量測定器の可搬性が向上する。また設置スペースも少なくてすむ。つまり図6では図示していないが、実施の形態1の図1に示す箱体211を小さしてコンパクトに構成できる。
なお、この像反射鏡229は実施の形態1〜5の全てに利用できる。
【0042】
図6の228はレールであり、検出部202および受像器204とをそれぞれ独立にレールに沿って前後に移動し、図示しないがその移動位置で固定できるようになっている。このようにすると検出部202および受像器204のそれぞれ位置調整ができ、また、検出部202と受像器204間の距離の調整ができる。
【0043】
なお、これらの位置の調整は像反射鏡229のない実施の形態1〜5にも適用できる。
【0044】
実施の形態8.
図7は発明の実施の形態8における深部線量測定装置の検出部を示す図である。図において、白色プラスチックブロック231には、例えば1mmピッチの格子状に円筒の穴をあけておき、その穴に液体シンチレータ230を流し込み透明プラスチックブロック232で蓋をする。液体シンチレータと白色プラスチックブロックでは屈折率が違うため反射し、粒子線が入射した際にシンチレータの発光した光は伝搬し、検出部の端面より像となる。
【0045】
液体シンチレータ230は生体組織の放射線吸収特性に近いので採用することができ、また、白色プラスチックブロック231、透明プラスチックブロック232も生体組織の放射線吸収特性に近いので採用することができる。
なお、プラスチック以外の生体組織の放射線吸収特性に近い材料であればその他の素材を用いてもよい。
【0046】
この実施の形態8の変形例として、透明プラスチックブロック232を厚くすることによって電子平衡が改善される。この電子平衡については次の実施の形態9で説明する。
また、透明プラスチックブロック232の代わりに、液体シンチレータ230を入れた穴を一つずつ透明プラスチックで蓋をしてもよい。蓋を厚くすることによって電子平衡も改善できる。
【0047】
また、白色プラスチックブロック231は、液体シンチレータ230から発生した蛍光を反射するためと、隣接する液体シンチレータ230間で光が透過するのを防止(光の遮蔽)するためであり、白色以外の光を反射する素材で生体組織の放射線吸収特性に近いものであればよい。
【0048】
上記のように構成された深部線量測定装置は、白色プラスチックブロック231に正確なピッチで穴明けすることができるので、検出部の粒子線によりシンチレーション光を発する部分の位置精度が向上し、それ故、検出部の分解能精度が向上し、深部線量分布を正確に測定することができる。また、製作に特別な技術が必要でなく、製作コストが低減できる。
【0049】
実施の形態9.
図8は発明の実施の形態9における深部線量測定装置の検出部を示す図である。図において、電子平衡を保つため透明プラスチックブロック234、235の間に実施の形態1の図1に示すようなシンチレーションファイバブロック233を挟み込んだ検出部である。
【0050】
例えば、シンチレーションファイバブロック233の厚さが50mm程度であれば、透明プラスチックブロック234、235もそれと同等かそれ以上の厚さにする。
【0051】
ここで電子平衡について説明すると、シンチレーションファイバブロック233のみであると、厚みが薄くなるが、実際の人体の場合は、その人体が寝た状態では前後方向に厚みがあるので、粒子線の散乱状態が異なってくる。そこで透明プラスチックブロック234、235でシンチレーションファイバブロック233の前後を挟むようにすることで、生体組織と等価の状態として正確な吸収線量を測定することができる。
【0052】
この透明プラスチックブロック234、235でシンチレーションファイバブロック233の前後を挟むような構造にすると、高価なシンチレーションファイバブロック233の厚みを薄くしてコストを低減することができる。
【0053】
これは透明プラスチックブロック234、235が生体組織に近いのでシンチレーションファイバブロック233の厚みを薄くしても吸収線量を正確に測定することが可能となる。
即ち、検出部を高価なシンチレーションファイバブロック233のみで構成せずに、その一部を安価なプラスチックブロックで置き換えることができる。
【0054】
上記のように構成された深部線量測定装置は、透明プラスチックブロック234、235でシンチレーションファイバブロック233の前後を挟む作業は容易にでき、また、シンチレーションファイバブロック233を薄くできるので、検出部の製作コストが低減できる。
また、シンチレーションファイバの端面が表面に出ないので、手でさわってその端面を汚して光の透過を妨げることが防止できる。更に、ほこり等の付着が無く透明度を維持することができる。
【0055】
この実施の形態9の変形例として、シンチレーションファイバブロック233の後方の透明プラスチックブロック235を、白色プラスチックブロックにする。
白色プラスチックブロック231にすると、後方で光を反射するのでシンチレーション光を反射することができ電子平衡もとることができる。
【0056】
また、この実施の形態9の他の変形例として、実施の形態8の図7の液体シンチレータを用いた検出部に適用してもよい。この場合、蓋の役目をしている透明プラスチックブロック232の厚さは薄くてもよい。
また、白色プラスチックブロック231の穴底側の穴の明いていない部分の厚みを薄くしてもよい。
【0057】
実施の形態10.
図9は発明の実施の形態10における深部線量測定装置の検出部を示す図である。図において、正方形型シンチレーションファイバ236を格子状に束ねたファイバブロックの検出部である。例えば、正方形型シンチレーションファイバ236間は光を透過しない合成樹脂系接着剤で接着して格子状に束ねる。
また、正方形でなく長方形型のシンチレーションファイバを用いてもよい。
【0058】
上記のように構成された深部線量測定装置は、正方形型または長方形型シンチレーションファイバの断面が正方形または長方形であるので、積み重ねた場合の位置精度が非常に良くなり、検出部の分解能精度が向上し、深部線量分布を正確に測定することができる。
また、製作も丸形断面のシンチレーションファイバに比べて寸法精度を保ちながら接着する作業が容易にできるので、検出部の製作コストが低減できる。
【0059】
この実施の形態10の変形例として、検出部を実施の形態9の図8のように、透明プラスチックブロック224、225(または後方のプラスチックブロックを白色プラスチックブロックとして)で挟んで固定するようにしてもよい。
このようにすると電子平衡が改善され、また、正方形型または長方形型シンチレーションファイバ236は短くすることができコスト低減を図ることができる。
【0060】
実施の形態11.
図10は発明の実施の形態11における深部線量測定装置の検出部を示す図である。図において、白色プラスチックブロック237には、例えば、1mmピッチの格子状に円筒の孔(貫通孔)をあけておき、その孔に丸型シンチレーションファイバ238を挿入して検出部を構成する。
【0061】
上記のように構成された深部線量測定装置は、正確に孔明けができるので位置精度が向上し、従って検出部の分解能精度が向上し、深部線量分布を正確に測定することができる。
また、シンチレーションファイバを積み重ねて接着剤などで接着する場合に比べて製作が容易であり、製作コストを低減することができる。
【0062】
なお、白色プラスチックブロック237は、丸型シンチレーションファイバ238から発生した蛍光を反射するためと、隣接する丸型シンチレーションファイバ238間で光が透過するのを防止(光の遮蔽)するためであり、白色以外の光を反射する素材で生体組織の放射線吸収特性に近いものであればよい。
【0063】
また、白色プラスチックブロック237に孔(貫通孔)を明ける代わりに穴底を有する穴としてもよい。この場合穴底より奥の穴のない部分を厚くすると電子平衡が改善できる。
【0064】
また、この実施の形態11の変形例として、検出部を実施の形態9の図8のように、透明プラスチックブロック224、225(または後方のプラスチックブロックを白色プラスチックブロックとして)で挟んで固定するようにしてもよい。
このようにすると電子平衡が改善され、また、丸型シンチレーションファイバ238は短くすることができコスト低減を図ることができる。
【0065】
実施の形態12.
図11は発明の実施の形態12における深部線量測定装置の検出部239を示す図である。
図において、240はシンチレーションファイバブロックを小型にした小型検出部で、実施の形態1の図1に示すようなシンチレーションファイバブロック(検出部202)を分割したものである。
図示しないが検出部239の全体を固定金具などで締め付け一体化する。
【0066】
上記のように構成された深部線量測定装置は、粒子線が照射されると検出部の中央部の方が劣化が早くなるが、小型検出部の位置を変えることで粒子線の照射度合いを低減させることができ検出部を長寿命化することができる。この長寿命化することで小型検出部1個当たりのコストも低減できる。
また、小型検出部1個当たりの重量が低減したことで、取り扱い易さが向上する。
【0067】
この実施の形態12の構造は、実施の形態8〜11の構造の検出部を分割して小型検出器としてもよい。
【0068】
実施の形態13.
図12は発明の実施の形態13における深部線量測定装置の検出部を示す図である。
図において、実施の形態12の小型検出部240の前面に透明プラスチックパネル242、裏面には受像器を設置している面と反対方向に伝搬した光を反射するために白色プラスチックパネル243を設置し、側面と下部が一体となった検出部収納箱244に前記小型検出器を収納する。
【0069】
上記のように構成された深部線量測定装置は、小型検出部間の隙間の密着性を向上し、粒子線の散乱を均一にすることで、深部線量分布を正確に測定することができる。また、検出部の発光する面が直接触れることができないため取り扱い易さが向上する。
【0070】
また、実施の形態12と同様に、粒子線が照射されると検出部の中央部の方が劣化が早くなるが、小型検出部の位置を変えることで粒子線の照射度合いを低減することができ検出部を長寿命化することができる。
また、透明プラスチックパネル242と白色プラスチックパネル243を設けることで電子平衡を改善することができる。
【0071】
実施の形態14.
図13は発明の実施の形態14における深部線量測定装置の検出部を示す図である。
図において、検出部収納箱244の下部中央には溝が刻まれており、検出部の取り付け台(図示せず)の上には位置決めガイド245と、4箇所の位置決めストッパ247と、ハンドル付ラッチ金具246とが設けられている。
【0072】
検出部収納箱244は、その下部中央の溝に位置決めガイド245をはめ込み中央位置を合わせようにすると共に、位置決めストッパ247で前後の位置決めをしてハンドル付きラッチ取付金具246を用いて取り付け台上に固定される。
【0073】
上記のように構成された深部線量測定装置は、検出部の位置合わせを容易にし、固定のための動作回数を一回にすることで操作性を向上し、外部からの振動に対しても位置のズレが生じないので、深部線量分布を正確に測定することができる。
【0074】
実施の形態15.
上記実施の形態8〜14の検出部は深部線量測定装置に用いたが、粒子線を検出する検出器として他の目的に用いることができる。
【0075】
【発明の効果】
(1)以上のようにこの発明によれば、線状または棒状のシンチレーションブロックの検出部を移動して測定するようにしたので、測定回数を少なくして短時間で測定でき、3次元の吸収線量分布を迅速且つ正確に測定することができる。
【0076】
(2)また、液体シンチレータ、正方形型または長方形型シンチレーションファイバ、丸形シンチレーションファイバなどを用いてもシンチレーションファイバを束ねた場合と同様に広範囲の吸収線量分布を一度に精度よく測定することができる。
【0077】
(3)また、透明の合成樹脂(または生体組織に近い放射線吸収特性の部材)や光を反射する合成樹脂でシンチレーションファイバブロックを挟むようにしたので電子平衡を改善することができ、また、シンチレーションファイバブロックの厚みを薄くすることができるのでコスト低減につながる。
【0078】
(4)また、検出部を分割した小型の検出部を格子状に配置するようにしたので、検出部の粒子線による劣化に対して配置を変えることにより検出部の長寿命化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1における深部線量測定装置の構成を示す図である。
【図2】 この発明の実施の形態2における深部線量測定装置の構成を示す図である。
【図3】 この発明の実施の形態3における深部線量測定装置の構成を示す図である。
【図4】 この発明の実施の形態4における深部線量測定装置の構成を示す図である。
【図5】 この発明の実施の形態5における深部線量測定装置の構成を示す図である。
【図6】 この発明の実施の形態7における深部線量測定装置の構成を示す図である。
【図7】 この発明の実施の形態8における深部線量測定装置の構成を示す図である。
【図8】 この発明の実施の形態9における深部線量測定装置の構成を示す図である。
【図9】 この発明の実施の形態10における深部線量測定装置の構成を示す図である。
【図10】 この発明の実施の形態11における深部線量測定装置の構成を示す図である。
【図11】 この発明の実施の形態12における深部線量測定装置の構成を示す図である。
【図12】 この発明の実施の形態13における深部線量測定装置の構成を示す図である。
【図13】 この発明の実施の形態14における深部線量測定装置の構成を示す図である。
【図14】 従来の深部線量測定装置の構成を示す図である。
【符号の説明】
201 粒子線 202 検出部
203 光束 204 受像器(受像部)
205 像処理装置 206 駆動装置
207 制御装置 208 表示装置
209 粒子線の照射範囲 210 検出部
211 箱体 213 回転駆動部
215 検出部 218 前後水平駆動部分
220 検出部 223 左右水平駆動部分
225 検出部 226 前後左右水平駆動部
228 レール 229 像反射鏡(反射部材)
230 液体シンチレータ 231 白色プラスチックブロック
232 透明プラスチックブロック
233 シンチレーションファイバブロック
234,235 透明プラスチックブロック
236 正方形型シンチレーションファイバ
237 穴開け加工を施した白色プラスチックブロック
238 丸型シンチレーションファイバ 239 検出部
240 小型検出部 242 透明プラスチックパネル
243 白色プラスチックパネル 244 検出部収納箱
245 位置決めガイド 246 ハンドル付きラッチ取付金具
247 位置決めストッパ

Claims (15)

  1. 生体組織に近い放射線吸収特性を有する線状または棒状のシンチレータを束ねてブロック状にした小型検出部を格子状に複数配置して固定具で一体とした検出部と、
    この検出部から発光する光の像を受光する受像部と、
    この受像部で受光した像から吸収線量分布を測定する計測手段と、
    上記検出部と上記受像部との距離を可変する方向に上記検出部および上記受像部の少なくともいずれか一方を移動自在とする位置調整手段と、
    上記検出部と上記受像部との位置を一定に保持して両者を一体として移動する移動手段とを備え、
    照射される粒子線の測定範囲内で上記検出部を移動して吸収線量分布を測定するようにしたことを特徴とする深部線量測定装置。
  2. 請求項1に記載の深部線量測定装置において、
    上記移動手段は上記検出部と上記受像部とを一体として上記受像部からみた上記検出部の幅のほぼ中心を軸とし少なくとも180度回動させる手段とし、
    上記軸方向から粒子線を照射した場合に、この照射される粒子線の測定範囲の幅が上記検出部の幅内に入るよう上記検出部を配置して180度回動することにより上記測定範囲内の吸収線量分布を測定するようにしたことを特徴とする深部線量測定装置。
  3. 請求項1に記載の深部線量測定装置において、
    上記移動手段は上記検出部と上記受像部とを一体として上記受像部からみた上記検出部の一方の側端部近傍を軸とし少なくとも360度回動させる手段とし、
    上記軸方向から粒子線を照射した場合に、この照射される粒子線の測定範囲の幅の半分が上記検出部の幅内に入るよう上記検出部を配置して360度回動することにより上記測定範囲内の吸収線量分布を測定するようにしたことを特徴とする深部線量測定装置。
  4. 請求項2または請求項3に記載の深部線量測定装置において、
    上記移動手段は、上記検出部と上記受像部とを一体として上記受像部からみた上記検出部の幅方向および厚さ方向の少なくともいずれか一方の方向に移動自在とする手段を付加したことを特徴とする深部線量測定装置。
  5. 請求項1に記載の深部線量測定装置において、
    上記移動手段は上記検出部と上記受像部とを一体として上記受像部からみた上記検出部の厚さ方向に移動自在とする手段とし、
    上記検出部の厚さ方向と直交する方向から粒子線を照射した場合に、この照射される粒子線の測定範囲の幅が上記受像部からみた上記検出部の幅内に入るよう上記検出部を配置してその厚さ方向に移動することにより上記測定範囲内の吸収線量分布を測定するようにしたことを特徴とする深部線量測定装置。
  6. 請求項1に記載の深部線量測定装置において、
    上記移動手段は上記検出部と上記受像部とを一体として上記受像部からみた上記検出部の幅方向に移動自在とする手段とし、
    上記検出部の線状または棒状のシンチレータと直交する方向から粒子線を照射した場合に、上記検出部を照射される粒子線の測定範囲の幅方向に移動するよう配置して移動し上記測定範囲内の吸収線量分布を測定するようにしたことを特徴とする深部線量測定装置。
  7. 請求項1に記載の深部線量測定装置において、
    上記移動手段は上記検出部と上記受像部とを一体として上記受像部からみた上記検出部の幅方向および厚さ方向に各々移動自在とする手段とし、
    上記検出部の線状または棒状のシンチレータと直交する方向から粒子線を照射した場合に、上記検出部を照射される粒子線と直交する方向に移動するよう配置して移動し上記測定範囲内の吸収線量分布を測定するようにしたことを特徴とする深部線量測定装置。
  8. 請求項2〜7のいずれか1項に記載の深部線量測定装置において、
    上記移動手段は上記検出部と上記受像部とを一体として粒子線の照射方向に移動自在とする手段を付加したことを特徴とする深部線量測定装置。
  9. 請求項1〜8のいずれか1項に記載の深部線量測定装置において、
    上記検出部からの光の像を反射して上記受像部で受光させる反射部材を設け、
    上記検出部と上記受像部との距離を短くしたことを特徴とする深部線量測定装置。
  10. 請求項1〜9のいずれか1項に記載の深部線量測定装置において、
    上記検出部は、光を反射する合成樹脂のブロックの前面に多数の穴を設けて液体シンチレータを充填し、透明部材で封じた構成として粒子線を検出することを特徴とする深部線量測定装置。
  11. 請求項1〜9のいずれか1項に記載の深部線量測定装置において、
    上記検出部は、断面が正方形または長方形のシンチレーションファイバを束ねてブロック状に構成して粒子線を検出することを特徴とする深部線量測定装置。
  12. 請求項1〜9のいずれか1項に記載の深部線量測定装置において、
    上記検出部は、光が透過しない合成樹脂のブロックの前面に多数の孔を設けて断面が丸形のシンチレーションファイバを挿入して構成し粒子線を検出することを特徴とする深部線量測定装置。
  13. 請求項10〜12のいずれか1項に記載の深部線量測定装置において、
    上記検出部の前後を透明の合成樹脂で挟んで検出部を構成したしたことを特徴とする深部線量測定装置。
  14. 請求項10〜12のいずれか1項に記載の深部線量測定装置において、
    上記検出部の前面に透明の合成樹脂を、その背面に光を反射する合成樹脂を設けて検出部を構成したことを特徴とする深部線量測定装置。
  15. 請求項10,12,13,14のいずれか1項に記載の深部線量測定装置において、
    上記検出部に使用の合成樹脂の代わりに合成樹脂以外の生体組織に近い放射線吸収特性を有する部材としたことを特徴とする深部線量測定装置。
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