JP3841506B2 - キャビン前置型農耕用車輌 - Google Patents

キャビン前置型農耕用車輌 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車体の前にも後にも作業機を連結できるべく、車体の前部にキャビンを、後部にエンジンルームとなるボンネットを配設し、車体前端及び後端に作業機連結装置を具備する農耕用車輌のボンネット部分の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の農耕用トラクタは、主に、後方に作業機を連結して作業する構造となっており、車体後端に作業機連結装置を具備するとともに、車体前部にボンネットを、車体後部に運転席を配設している。従って、例えば、実公平6−274511号に示すように、運転席をキャビンにて覆う場合には、車体後部にキャビンを配設することとなる。
【0003】
この従来型の農耕用トラクタでは、運転席に座る作業者から見れば、後方に作業機が配置されているので、特公平7−22443号に示すように、作業状態は一々後方を振り返って確認しなければならない。そこで、車体の前端にも作業機連結装置を設けるとともに、車体の前部に運転席を配してキャビンで覆い、後部にボンネットを配設するキャビン前置型農耕用車輌が開発された。この場合、車体前端の作業機連結装置に作業機を連結して作業を行うと、車体前部に配されるキャビン内の運転席に座った作業者は、前方を見ながら作業状態を確認できることとなる。
【0004】
また、実開昭62−33914号に示すように、ボンネット内に空調装置を内設し、キャビン内に空調済み空気を送り込む構造は公知となっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、キャビン前置型農耕用車輌では、後部のボンネット部分に関していくつかの問題点がある。
まず、従来のボンネット前置型のトラクタでは、座席の後部に作業機昇降装置を内設するフレームの上に防除タンク等の設置スペースがあり、後部に連結する作業機を用いて防除作業も可能であったが、キャビン前置型では、キャビンと後部の作業機連結装置との間にあるボンネット上に防除タンクを載置すること等はできない。反面、ボンネット周囲の広いスペースを利用して物を載せることが可能な構造物を取り付ければ、防除タンクや収穫物等の有効な載置スペースができることとなり、更には、ボンネットの保護にも繋がる。
【0006】
また、ボンネットは、前部のキャビンに干渉しないように、後端を支点しとて上下回動して開閉できる構造とする必要がある。しかし、車体後部にボンネットを設ければ、エンジン冷却空気採入用の開口部は、当然にボンネット後端面となり、この開口部には、防塵網を設ける必要がある。すると、ボンネットを開けた(上方回動した)時に、後端開口部の防塵網が、車体後端の作業機連結装置と干渉するおそれがある。また、このような防塵網がなくても、ボンネットの後端部分が干渉するおそれがある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は以上のような課題を解決すべく、次のような手段を用いる。
【0008】
請求項1においては、車体の前部にキャビン(23)を、後部にボンネット(1)を配設し、車体前端及び後端に作業機連結装置(FL・RL)を装備する農耕用車輌において、車体に対して上下回動可能に枢支したワークフレーム(2)にて該ボンネット(1)を覆い保護し、該ワークフレーム(2)とボンネット(1)は一体的に構成し、且つ後部を枢支ピン(9)にて上下回動可能に枢支し、ワークフレーム(2)はタンク類(T)を載置する載置台として使用するものである。
【0009】
請求項2においては、請求項1記載のキャビン前置型農耕用車輌において、車輌本体後端の上部には、ボンネット(1)の後端開口部の内周形状に合わせてアーチ状に形成し、且つ防塵網(11)を具備するリアグリルフレーム(10)を立設し、該ボンネット(1)閉時に該ボンネット(1)の後端開口部の内側に、リアグリルフレーム(10)が配されるように構成したものである。
【0010】
【発明の実施の形態】
発明の実施の形態を添付の図面をもとに説明する。
図1はキャビン前置型農耕用車輌の側面図、図2は同じく正面図、図3は同じく後面図、図4は同じくキャビンを除いた状態の平面図、図5はボンネット1及びワークフレーム2部分の平面図、図6は同じく正面図、図7は同じく後面図、図8は同じく側面図、図9は同じくボンネット開時の側面図、図10はワークフレーム2の前部アーチフレーム2a下端のシャーシフレームCFへのロック構造を示す側面図、図11は同じく平面図、図12は同じく正面図である。
【0011】
図13はワークフレーム2の後部アーチフレーム2b下端のシャーシフレームCFへの枢支構造を示す側面図、図14は同じく平面図、図15は同じく後面図、図16はボンネット1を囲むワークフレーム2に載置棚フレーム15を取り付け、補助燃料タンクあるいは、防除タンク、施肥ホッパ等のタンク類Tを載置した状態の側面図、図17は同じく後面図、図18は同じく平面図、図19はボンネット1内の空調装置の配設及び配管構造を示す内部側面図、図20はボンネット1内の空調装置よりキャビン下部を通ってダッシュボードの空気吹出口に空気吹出管を配管する実施例を示す側面図、図21はボンネット1内の空調装置よりキャビンのフレーム内を通ってダッシュボードの空気吹出口に空気吹出管を配管する実施例を示す側面図、図22はシャーシフレームCFの平面図、図23は同じく正面図、図24は同じく後面図、図25は同じく側面断面図、図26はシャーシフレームCFへのキャビンの搭載構造を示す側面図、図27は同じく後面図である。
【0012】
まず、シャーシフレームCFを中心に、本発明に係るキャビン前置型農耕用車輌の各部レイアウトについて、図1乃至図4等より説明する。
図22乃至図25図示のシャーシフレームCFは、車体前後方向のメインフレーム5を左右一対に配設し、各メインフレーム5の適宜箇所に各種部材取付用のブラケットを付設してなる。メインフレーム5の前部は、側面視において、図25の如く、上下傾斜部分を経て、後部に比して一段低くなっており、このような形状の左右両メインフレーム5・5を、図23及び図24の如く、両傾斜部分同士が正面視(後面視)で八の字となるように配設することで、前部の一段低い部分同士の間隔が広くなる。この一段低い前部分から、その後方の傾斜部分、更にその後方の一段高い部分にかけて、キャビン23を搭載する。
【0013】
ここで、シャーシフレームCFに対するキャビンの搭載構造を、図26及び図27より説明しておく。シャーシフレームCFの前部分にて、キャビン下部フレーム25を防振ゴムGを介して取り付け、該キャビン下部フレーム25の後半部の上部に、薄肉板材で成形した座席フロア24を搭載する。そして、キャビン23の前部下端は、キャビン下部フレーム25ごと防振ゴムGを介してシャーシフレームCFに取り付ける。この部分は、キャビンの床部を形成し、メインフレーム5・5の前部の一段低い部分同士の間隔が広くなっているので、キャビン室内の左右幅も広く取ることができる。一方、キャビン23の後部下端は、座席フロア24の上に搭載する。
【0014】
キャビン23内においては、図1、図4の如く、該座席フロア24の上に座席30を搭載しており、また前端部には、ハンドル32を突設するダッシュボード31を配設している。
【0015】
キャビン23の後方で、該シャーシフレームCFにおけるメインフレーム5上の後半部分には、図1、図3、及び図4等の如く、ボンネット1を搭載し、その周囲は、ワークフレーム2にて囲っている。そして、該シャーシフレームCFの前端部には、前部作業機連結装置FLを、後端には後部作業機連結装置RLを装備している。そして、シャーシフレーム1の下方には、前輪FW及び後輪RWが懸架されている。
【0016】
ボンネット1及びワークフレーム2の配設部分について、図5乃至図18より説明する。
ワークフレーム2は、平面視左右方向で、ボンネット1外周面に沿うように正面視アーチ状にしたアーチフレーム2a・2bを前後に配し、前後のアーチフレーム2a・2b間に、車体前後方向の直線フレーム2c・2c・・・を介設してなる。ワークフレーム2は、ボンネット1を保護する他、載置台として活用できる。例えば、図16乃至図18の如く、ワークフレーム2の両側に載置棚フレーム15・15を連結して、該載置棚フレーム15に補助燃料タンクあるいは、防除タンク、施肥ホッパ等のタンク類Tを搭載すること等が考えられる。載置棚フレーム15は、該ワークフレーム2の直線フレーム2cに係止して取り付けられる。
【0017】
ボンネット1の両側には、台座部1a・1aが一体成形にて形成されており、ボンネット閉時には、シャーシフレームCFの左右各メインフレーム5・5上に該台座部1a・1aが載置され、これを覆うものである。そして、各台座部1aの前部及び後部に、ワークフレーム2前後端のアーチフレーム2a・2bの各下端部が固設されている。そして図10乃至図15等の如く、左右各台部座1aの下方にて、それぞれピン孔を有するワークフレームステー3・4を配設して、各々アーチフレーム2a・2bの各下端に螺止している。こうして、ワークフレーム2をボンネット1と一体状にしている。
【0018】
一方、シャーシフレームCFのメインフレーム5上において、ピン止め用ブラケット6を立設し、該メインフレーム5後端に枢支用ブラケット7を配設する。ピン止め用ブラケット6にはピン孔が穿設されており、図10乃至図12の如く前部アーチフレーム2a下端に固設するワークフレームステー3を該ピン止め用ブラケット6の上に被せ、両ピン孔を合わせて、ロックピン8を嵌入して係止するようにしている。一方、枢支用ブラケット7にもピン孔が穿設されていて、図13乃至図15の如く、後部アーチフレーム2b下端に固設するワークフレームステー4を該枢支用ブラケット7の上に被せ、両ピン孔を合わせて、枢支ピン9を嵌入、枢支している。ボンネット1の開放時には、ロックピン8を抜き、枢支ピン9を回動支点軸として、図9の如く、ボンネット1の前端を上方回動させるのである。
【0019】
ボンネット1の後端はエンジン冷却風を導入できるように開口しており、シャーシフレームCFの後端の上部には、ボンネット1の後端開口部の内周形状に合わせてアーチ状に形成したリアグリルフレーム10を立設し、該リアグリルフレーム10にて囲まれる部位に防塵網11を張設している。この防塵網11は、ボンネット1内部にて、シャーシフレームCFに立設するラジエーター(図示せず)に臨ませる。更に、リアグリルフレーム10は、後部作業機連結装置RLのリフトアーム34やトップリンク35等を支持するのにも用いられる。
【0020】
また、このリアグリルフレーム9へのボンネット1の当接部分には、図13及び図14の如く、ウェザーストリップ12が取り付けられて、ボンネット1を図8の如く閉じた時には、ボンネット1の後端開口部とリアグリルフレーム10との間に隙間が生じないようにしている。更に、ボンネット1の前端にも、空調用配管等のため、キャビン内と連通するよう開口しており、該開口部の縁部にも、図10の如く、隙間を生じないようにウェザーストリップ12を設けている。
【0021】
図9の如く、ボンネット1の開放時には、その前端が上方回動する分、その後端は後部下方に回動する。リアグリルフレーム10は、ボンネット1の開放時に干渉することはない(リアグリルフレーム10より後方にてボンネット1の後端開口部が下方回動するので)が、シャーシフレームCFの後端及びリアグリルフレーム10より後方に後部作業機連結装置RLを突設しており、これと該ボンネット1の後端部が干渉するという問題がある。特に、該後部作業機連結装置RLの中で、リアグリルフレーム10にて支持されるリフトアーム34やトップリンク35との干渉が問題である。
【0022】
この干渉を回避するため、ボンネット1の回動量を規制する。即ち、各台座部1a内にて、シャーシフレームCFにおける各メインフレーム5の側面に、ダンパーブラケット13が外側向きに突設されており、一方、後部のワークフレームステー4の外側には、ダンパーアーム4aを固設しており、該ダンパーアーム4aの先端と該ダンパーブラケット13との間に、エアシリンダーであるダンパー14を枢結する。ダンパー14は、ボンネット1の前端を上方回動させるに伴って伸長するが、その伸長量に限りがある。即ち、ボンネット1の回動量の規制部材として機能するものであって、該ダンパー14の伸長限界にて、図9図示の位置でボンネット1の回動が停止し、その後端部と後部作業機連結装置RLとの干渉が回避されるのである。
【0023】
次に、ボンネット1内の空調装置に関して図19乃至図21より説明する。
ボンネット1内にて、シャーシフレームCF上にエンジンEが立設されており、該エンジンEに空調用ブラケット16を取り付けて、上方に突設させ、該空調用ブラケット16の後面より後方に、エンジン上方位置にて、空調ユニット17を配設している。該空調用ブラケット16には、上部に空気の吹出用窓を、下部に吸入用窓を開口しており、該吹出用窓は、空調ユニット17の空気吹出ダクト17cに連接している。また、該空調ユニット17の下部に吸入ダクト17aを形成しており、該吸入ダクト17aの入口端を該空調用ブラケット16の吸入用窓に連接し、また、その出口端は、空調ユニット17の後部に配設するブロア17bに連接する。
【0024】
該空調用ブラケット16の前面には、上部に吹出室18b、下部に吸入室18aを形成する空気通過用ボックス18を配設しており、該吹出室18bの後端開口部を空調用ブラケット16の吹出用窓に、該吸入室18aの後端開口部を空調用ブラケット16の吸入用窓に、それぞれ臨ませている。図19中、矢印は、空気の流れを示す。
【0025】
吸入室18aからは、内気導入管21を前方に突設している。内気導入管21は、ボンネット1の前面を貫通してキャビン23内に嵌入し、その前端は、座席フロア24の後部壁部分24a内に配設した内外気切換用室26に臨んでおり、該内外気切換用室26内には、上下回動可能に内外気切換シャッター27が枢支されている。また、該内外気切換シャッター27と一体状に、内外気切換レバー28が取り付けられている。該内外気切換用室26の前面は、キャビン23内における座席30後方の座席フロア24の後部壁部分24a前面に形成される内気排出窓24b(図4参照)に臨んでおり、防塵用のスクリーン29を張設している。内外気切換シャッター27を閉じる(内外気切換レバー28を下方位置にする)と、内気が内外気切換室26内に導入されず、キャビン室内に吸気ホース20から外気が導入される。内外気切換シャッター27を開く(内外気切換レバー28を上方位置にする)と、キャビン室内気が内外気切換室26より空調ユニット17のブロア17bへと排風され、キャビン内部へ循環される。
【0026】
一方、吸入室18aの下方に、フィルター19を配設しており、該フィルター19より下向きに外気導入管20が配管されて、シャーシフレームCF下方に外気導入管20の外端開口部を臨ませている。このような吸入室18a、フィルター19、及び外気導入管20の位置関係とすることで、外気導入管20より導入された外気中の塵埃は、フィルター19内に付着するが、下方向きの外気導入管20内に自然落下し、フィルター19内が目詰まりするほどの塵埃の付着が回避されて、外気導入抵抗がさほど増加せず、効率よい空調が可能となる。
【0027】
一方、吹出室18bより前方に空気吹出管22を配管する。このままキャビン後部に空気吹出口を設ければ、配管長を短縮できるが、キャビン後方から空気が吹き出すのは、座席30に座る作業者にとって、あまり快適なものではなく、顔の前方から空気が吹き出すのが望ましい。そこで、キャビン室内への空気吹出口33は、図20及び図21のように、ダッシュボード31に設けている。このダッシュボード31の空気吹出口33までの、キャビン23後方のボンネット1内からの空気吹出管22の配管をどのようにするかであるが、まず、図20では、キャビン23及び座席フロア24下方に配設する前記のキャビン下部フレーム25に沿って配管している。図21では、キャビン23自体のフレーム内に空気吹出管22を配管している。これらの場合、キャビン下方のキャビン下部フレーム25に沿った場合も、キャビン23自体のフレーム内も、断熱効果があるので、配管長が長くても保温性がある。また、見た目にもこれらの配管が目立つことはない。
【0028】
【発明の効果】
本発明は、キャビン前置型農耕用車輌において、以上のような構成とすることで、次のような効果を奏する。
請求項1の如く、車体の前部にキャビン(23)を、後部にボンネット(1)を配設し、車体前端及び後端に作業機連結装置(FL・RL)を装備する農耕用車輌において、車体に対して上下回動可能に枢支したワークフレーム(2)にて該ボンネット(1)を覆い保護し、該ワークフレーム(2)とボンネット(1)は一体的に構成し、且つ後部を枢支ピン(9)にて上下回動可能に枢支し、ワークフレーム(2)はタンク類(T)を載置する載置台として使用するので、ボンネットがワークフレームにより保護され、ボンネットを堅固な構造にしなくてもよく、コスト安に貢献する。
また、ボンネットの配設部分の周囲を利用してワークフレームを配設することで、この部位に、様々な物、例えば燃料タンクや収穫した野菜等を載置するスペースを確保できる。
【0029】
請求項2の如く、車輌本体後端の上部には、ボンネット(1)の後端開口部の内周形状に合わせてアーチ状に形成し、且つ防塵網(11)を具備するリアグリルフレーム(10)を立設し、該ボンネット(1)閉時に該ボンネット(1)の後端開口部の内側に、リア グリルフレーム(10)が配されるように構成したもので、防塵網は、ボンネットではなく、車輌本体上に立設するリアグリルフレームに取り付けることで、ボンネットを開けるべく、上方回動した時にも、その防塵網がボンネット後方に配設する作業機連結装置に干渉することはない。
また、その回動量が、ダンパーにて規制されるため、ボンネット後端が車体後端の作業機連結装置に干渉しない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 キャビン前置型農耕用車輌の側面図である。
【図2】 同じく正面図である。
【図3】 同じく後面図である。
【図4】 同じくキャビンを除いた状態の平面図である。
【図5】 ボンネット1及びワークフレーム2部分の平面図である。
【図6】 同じく正面図である。
【図7】 同じく後面図である。
【図8】 同じく側面図である。
【図9】 同じくボンネット開時の側面図である。
【図10】 ワークフレーム2の前部アーチフレーム2a下端のシャーシフレームCFへのロック構造を示す側面図である。
【図11】 同じく平面図である。
【図12】 同じく正面図である。
【図13】 ワークフレーム2の後部アーチフレーム2b下端のシャーシフレームCFへの枢支構造を示す側面図である。
【図14】 同じく平面図である。
【図15】 同じく後面図である。
【図16】 ボンネット1を囲むワークフレーム2に載置棚フレーム15を取り付け、補助燃料タンクあるいは、防除タンク、施肥ホッパ等のタンク類Tを載置した状態の側面図である。
【図17】 同じく後面図である。
【図18】 同じく平面図である。
【図19】 ボンネット1内の空調装置の配設及び配管構造を示す内部側面図である。
【図20】 ボンネット1内の空調装置よりキャビン下部を通ってダッシュボードの空気吹出口に空気吹出管を配管する実施例を示す側面図である。
【図21】 ボンネット1内の空調装置よりキャビンのフレーム内を通ってダッシュボードの空気吹出口に空気吹出管を配管する実施例を示す側面図である。
【図22】 シャーシフレームCFの平面図である。
【図23】 同じく正面図である。
【図24】 同じく後面図である。
【図25】 同じく側面断面図である。
【図26】 シャーシフレームCFへのキャビンの搭載構造を示す側面図である。
【図27】 同じく後面図である。
【符号の説明】
RL 後部作業機連結装置
1 ボンネット
1a 台座部
2 ワークフレーム
2a 前部アーチフレーム
2b 後部アーチフレーム
2c 直線フレーム
3 アーチフレームステー
4 アーチフレームステー
4a ダンパーアーム
5 メインフレーム
6 ピン止め用ブラケット
7 枢支用ブラケット
8 ロックピン
9 枢支ピン
10 リアグリルフレーム
11 防塵網
13 ダンパーブラケット
14 ダンパー
15 載置棚フレーム
16 空調用ブラケット
17 空調ユニット
18 空気通過用ボックス
18a 吸入室
18b 吹出室
19 フィルター
20 外気導入管
21 内気導入管
22 空気吹出管

Claims (2)

  1. 車体の前部にキャビン(23)を、後部にボンネット(1)を配設し、車体前端及び後端に作業機連結装置(FL・RL)を装備する農耕用車輌において、車体に対して上下回動可能に枢支したワークフレーム(2)にて該ボンネット(1)を覆い保護し、該ワークフレーム(2)とボンネット(1)は一体的に構成し、且つ後部を枢支ピン(9)にて上下回動可能に枢支し、ワークフレーム(2)はタンク類(T)を載置する載置台として使用することを特徴とするキャビン前置型農耕用車輌。
  2. 請求項1記載のキャビン前置型農耕用車輌において、車輌本体後端の上部には、ボンネット(1)の後端開口部の内周形状に合わせてアーチ状に形成し、且つ防塵網(11)を具備するリアグリルフレーム(10)を立設し、該ボンネット(1)閉時に該ボンネット(1)の後端開口部の内側に、リアグリルフレーム(10)が配されるように構成したことを特徴とするキャビン前置型農耕用車輌。
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