JP3841011B2 - 文章読み上げ装置、文章読み上げ方法、及びプログラム - Google Patents

文章読み上げ装置、文章読み上げ方法、及びプログラム Download PDF

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、文章を音声(合成音)に変換して出力する文章読み上げ装置、及びそれを利用した文章読み上げ方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
文章を合成音に変換して音声を出力することによって文章を読み上げる機能(文章読み上げ装置)が携帯情報端末に組み込まれるようになってきた。携帯情報端末に組み込まれた機能を利用して文章の読み上げが行われている際にユーザが文章の読み上げを停止させる操作をすることやメールの着信やアラーム等の割り込みがあることがある。このような場合、通常、文章を読み上げている箇所に拘らず文章の読み上げが停止されていた。そして、その後、ユーザが文章の読み上げの再開に関する操作をした場合、その停止された箇所から文章の読み上げが再開されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、文章を読み上げている箇所に拘らず文章の読み上げを停止し、停止された箇所から文章の読み上げを再開するような上述した従来の機能では、文章の読み上げが1つの文章の途中で停止され、その1つの文章の途中から文章の読み上げが再開されるため、ユーザは読み上げられている文章の内容の把握をしづらいことがあった。
【0004】
また、ユーザが文章の読み上げ中に、例えばその先の部分を聞きたい場合や既に読み上げられた部分を再度聞き直したい場合などが生じると、ユーザは文章の読み上げを一旦停止させる操作、読み上げる箇所を指定する操作、読み上げを開始させる操作の3つの操作が必要であった。このように操作回数が多く、ユーザの操作負担が大きいものであった。
【0005】
本発明は、文章の読み上げが一時的に停止された場合であっても読み上げられている文章の内容の把握が容易な文章読み上げ装置、文章読み上げ方法、及びプログラムを提供することを目的とする。また、少ない操作でユーザが希望する箇所から文章の読み上げを開始することが可能な文章読み上げ装置、文章読み上げ方法、及びプログラムを提供することを別の目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項に記載の文章読み上げ装置は、表示手段と、ユーザインタフェースと、文章データを音声に変換して文章を読み上げる文章読み上げ手段と、文章データの内容が前記表示手段に表示されるように前記表示手段の表示内容の制御を行う表示制御手段と、前記ユーザインタフェースからの入力情報に基づいて前記表示手段に表示された文章データの表示領域内のいずれかの位置が指定されたか否かを判定する指定位置判定手段と、前記指定位置判定手段により前記表示領域内の位置が指定されたと判定されると、前記文章の読み上げが行われている場合に、前記文章の読み上げが停止されるように前記文章読み上げ手段の制御を行う読み上げ停止制御手段と、前記指定位置判定手段により前記表示領域内の位置が指定されたと判定されると前記指定された位置に基づいて前記表示手段に表示された文章の中から該位置に対応する1つの文章を決定する文章決定手段と、前記文章決定手段により決定された前記1つの文章から前記文章の読み上げが開始されるように前記文章読み上げ手段の制御を行う読み上げ開始制御手段とを備えたことを特徴とする。
【0007】
請求項に記載の文章読み上げ方法は、文章データを音声に変換して文章を読み上げる文章読み上げ方法において、文章データの内容が表示手段に表示されるように該表示手段の表示内容の制御を行う表示制御ステップと、ーザインタフェースからの入力情報に基づいて前記表示手段に表示された文章データの表示領域内のいずれかの位置が指定されたか否かを判定する指定位置判定ステップと、
前記指定位置判定ステップにおいて前記表示領域内の位置が指定されたと判定されると、前記文章の読み上げが行われている場合に、前記文章の読み上げが停止されるように前記文章の読み上げの制御を行う読み上げ停止制御ステップと、前記指定位置判定ステップにおいて前記表示領域内の位置が指定されたと判定されると前記指定された位置に基づいて前記表示手段に表示された文章の中から該位置に対応する一つの文章を決定する文章決定ステップと、前記文章決定ステップにより決定された前記1つの文章から前記文章の読み上げが開始されるように前記文章の読み上げの制御を行う読み上げ開始制御ステップとを有することを特徴とする。
【0008】
請求項に記載のプログラムは、文章データを音声に変換して文章を読み上げる文章読み上げ用のプログラムにおいて、コンピュータに、文章データの内容が表示手段に表示されるように該表示手段の表示内容の制御を行う表示制御ステップと、ーザインタフェースからの入力情報に基づいて前記表示手段に表示された文章データの表示領域内のいずれかの位置が指定されたか否かを判定する指定位置判定ステップと、前記指定位置判定ステップにおいて前記表示領域内の位置が指定されたと判定されると、前記文章の読み上げが行われている場合に、前記文章の読み上げが停止されるように前記文章の読み上げの制御を行う読み上げ停止制御ステップと、前記指定位置判定ステップにおいて前記表示領域内の位置が指定されたと判定されると前記指定された位置に基づいて前記表示手段に表示された文章の中から該位置に対応する1つの文章を決定する文章決定ステップと、前記文章決定ステップにより決定された前記1つの文章から前記文章の読み上げが開始されるように前記文章の読み上げの制御を行う読み上げ開始制御ステップとを実行させることを特徴とする。
【0009】
請求項1、請求項4請求項によると、読み上げられる文章を現在読み上げられている文章からユーザが読み上げて欲しい文章へと少ない操作で変更することが可能になる。
【0010】
請求項2に記載の文章読み上げ装置は、請求項1に記載の文章読み上げ装置において、前記文章決定手段が、前記表示手段に表示された文章の中から前記指定された位置に対応する1つの文章の先頭を読み上げ開始位置に決定し、前記読み上げ開始制御手段が、前記文章決定手段が決定した前記読み上げ開始位置から前記文章の読み上げが開始されるように前記文章読み上げ手段の制御を行うものである。請求項2によると、ユーザは読み上げて欲しい文章のどこかを指定すれば文章の先頭から文章の読み上げが開始されるので、読み上げて欲しい文章を指定する操作が容易になる。
【0011】
請求項3に記載の文章読み上げ方法は、前記指定位置判定手段が、ユーザによって指定 された前記表示手段上の座標を取得し、前記文章決定手段が、前記指定位置判定手段が取得した前記表示手段上の座標に対応する文章データの位置を読み上げ開始位置に決定し、前記読み上げ開始制御手段が、前記文章決定手段が決定した前記読み上げ開始位置から前記文章の読み上げが開始されるように前記文章読み上げ手段の制御を行うものである
【0012】
【0013】
【0014】
【0015】
【0016】
【0017】
【0018】
【発明の実施の形態】
第1の実施の形態
以下、本発明の第1の実施の形態に係る文章読み上げ装置について図面を参照しつつ説明する。
【0019】
まず、本発明の第1の実施の形態に係る文章読み上げ装置の構成について図1を参照しつつ説明する。図1は、文章読み上げ装置の概略を示す模式図である。図1に示すように、文章読み上げ装置1は、文字や画像などが表示される液晶ディスプレイ(LCD)6と、ユーザが各種操作を行うための操作キー7aと、ユーザがスタイラスなどを利用して入力するために液晶ディスプレイ6の表面に貼布されたタッチパネル7bとを備えている。
【0020】
さらに、図1に示した文章読み上げ装置1の装置構成について図2を参照しつつ説明する。図2は、図1に示した文章読み上げ装置の構成を示すブロック図である。
【0021】
文章読み上げ装置1は、図2に示すように、CPU2と、ROM3と、SRAM4と、DRAM5と、上述した液晶ディスプレイ(LCD)6と、上述した操作キー7a及びタッチパネル7bを含む入力部7と、音声出力部8と、スピーカ/イヤホン9と、タイマ10とを備えている。タイマ10は時間を計測するためのものである。
【0022】
ROM(Read Only Memory)3には、コンピュータに文章読み上げ処理(図3、図4参照)を実行させるためのプログラムなどCPU2を動作させるための各種プログラムが格納されている。また、ROM3には、言語処理用の辞書や音声合成用の音声データなどが格納されている。
【0023】
SRAM(Static Random Access Memory)4には、文章読み上げ装置1で読み上げられることになる文章データ(テキストデータ)が記憶されている。また、DRAM(Dynamic Random Access Memory)5には、データ処理の中間結果を格納するためのワークエリアなどがあり、このDRAM5には、SRAM4に記憶されている文章データからCPU2によって作成された音声合成データが一時的に記憶される。また、DRAM5には、文章の読み上げが一時停止された場合に、CPU2によって読み上げられている文章のファイル名とその文章の読み上げが停止された箇所(停止箇所)とが関連付けられたデータが格納される。
【0024】
CPU(Central Processing Unit)2は、制御及び演算を行うものであり、第1の実施の形態に係る文章読み上げ装置1においては、音声合成部21と、停止指令判定部22と、読み上げ判定部23と、格納処理部24と、再開指令判定部25と、抽出処理部26と、停止時間検出部27と、停止時間判定部28と、読み上げ再開位置決定部29と、出力制御部30と、表示制御部31として機能する。
【0025】
音声合成部21は、ROM3に記憶されている言語処理用の辞書や音声合成用の音声データを利用して、SRAM4に記憶されている文章データから音声合成データを作成し、作成した音声合成データをDRAM5に格納する。
【0026】
停止指令判定部22は、文章の読み上げの停止に関する指令があったか否かを判定する。例えば、停止指令判定部22は、ユーザが文章の読み上げを停止させる操作を行った場合やメールの着信やアラーム等の割り込みがあった場合に、文章の読み上げの停止に関する指令があったと判定する。
【0027】
読み上げ判定部23は、文章の読み上げの停止に関する指令があった時点で読み上げられていた1つの文章がまだ読み上げられているか否かを、音声出力部8からスピーカ/イヤホン9へ音声合成データが出力されているか否かにより判定する。この読み上げ判定部23は、文章の読み上げの停止に関する指令があった時点で読み上げられていた1つの文章がその文の切れ目(読点)まで読み上げられたか否かを判定する文末判定手段として機能するものである。
【0028】
格納処理部24は、文章の読み上げの停止に関する指令があった時点で読み上げられている文章のファイル名とその文章の読み上げが停止された停止箇所とが関連付けられたデータをDRAM5に格納する。
【0029】
再開指令判定部25は、停止指令判定部22により停止に関する指令があったと判定された後に文章の読み上げの再開に関する指令があったか否かを判定する。例えば、ユーザが文章を読み上げるファイル名(一時文章の読み上げが停止されたもの)を指定した場合などに文章の読み上げの再開に関する指令があったと判定する。
【0030】
抽出処理部26は、再開指令判定部25により文章の読み上げの再開に関する指令があったと判定された場合、文章の読み上げを再開する文章のファイル名に基づいてDRAM5から文章の読み上げが停止された停止箇所の情報を抽出する。
【0031】
停止時間検出部(時間計測手段)27は、停止指令判定部22により文章の読み上げの停止に関する指令があったと判定されたときにタイマ10をスタートさせる。そして、停止時間検出部27は、再開指令判定部25により文章の読み上げの再開に関する指令があったと判定された時点のタイマ10の計測結果に基づいて、停止に関する指令があったと判定されてから再開に関する指令があったと判定されるまでの経過時間(文章の読み上げの停止時間)を検出する。
【0032】
停止時間判定部28は、停止時間検出部27により検出された経過時間を基に、文章の読み上げが停止されていた時間が(1)1時間以下、(2)1時間より長く6時間以下、(3)6時間より長く1日以下、(4)1日より長い、の何れであるかを判定する。
【0033】
読み上げ再開位置決定部29は、停止時間判定部28によって停止時間が上記(1)の1時間以下であると判定された場合、文章の読み上げの停止に関する指令があった時点で読み上げられていた文章の文頭を読み上げ再開位置に決定する。また、読み上げ再開位置決定部29は、停止時間判定部28によって停止時間が上記(2)の1時間より長く6時間以下であると判定された場合、文章の読み上げの停止に関する指令があった時点で読み上げられていた文章より1つ前の文章の文頭を読み上げ再開位置に決定する。また、読み上げ再開位置決定部29は、停止時間判定部28によって停止時間が上記(3)の6時間より長く1日以下であると判定された場合、文章の読み上げの停止に関する指令があった時点で読み上げられていた文章より2つ前の文章の文頭を読み上げ再開位置に決定する。また、読み上げ再開位置決定部29は、停止時間判定部28によって停止時間が上記(4)の1日より長いと判定された場合、文章の読み上げの停止に関する指令があった時点で読み上げられていた文章を含む段落の最初の文章の文頭を読み上げ再開位置に決定する。
【0034】
出力制御部30は、文章の読み上げの停止に関する指令があった時点で読み上げられていた文章が読み上げられていなくなっていると読み上げ判定部23により判定された場合(読み上げられていた文章がその切れ目(読点)まで読み上げられた場合)、音声合成部21が文章データから音声合成データを作成するのを停止するように音声合成部21を制御する。これによって、文章読み上げ装置1によるそれ以降の文章の読み上げが停止される。この出力制御部30は、文章の読み上げの停止に関する指令があった時点で読み上げられていた文章がその切れ目(読点)まで読み上げられるまで、文章読み上げ装置1が文章の読み上げを行うように制御する読み上げ制御手段として機能する。
【0035】
また、出力制御部30は、読み上げ再開位置決定部29により決定された文章の読み上げ再開位置から文章の読み上げが再開されるように文章の読み上げを制御する。この出力制御部30は、読み上げ再開制御手段としても機能する。
【0036】
表示制御部31は、SRAM4に格納されている文章データの内容が液晶ディスプレイ6に表示されるように液晶ディスプレイ6の表示内容を制御する。
【0037】
音声出力部8は、DRAM5に一時的に記憶されているデジタルの音声合成データをアナログの音声合成データに変換する。この音声出力部8により変換されたアナログの音声合成データがスピーカ/イヤホン9へ出力され、スピーカ/イヤホン9から合成音が出力される。この音声出力部8とスピーカ/イヤホン9とがCPU2の音声合成部21と一体となって文章データを音声に変換して文章を読み上げる文章読み上げ手段として機能する。
【0038】
次に、上述した構成の文章読み上げ装置1の文章読み上げ処理について図3及び図4を参照しつつ説明する。図3は、文章読み上げ装置の文章読み上げ処理(文章の読み上げを停止する処理)の手順を示すフローチャートである。図4は、文章読み上げ装置の文章読み上げ処理(文章の読み上げを再開する処理)の手順を示すフローチャートである。
【0039】
まず、文章の読み上げを停止する処理について説明する。ステップS101において、CPU2の停止指令判定部22は、文章読み上げ装置1が文章を読み上げているときに、文章の読み上げの停止に関する指令があったか否かを判定する。停止に関する指令があったと判定された場合(S101:YES)、ステップS102の処理へ移行する。一方、停止に関する指令があったと判定されなかった場合(S101:NO)、文章読み上げ装置1はそのまま文章の読み上げを継続しながら、ステップS101で文章の読み上げの停止に関する指令の有無が判定される。
【0040】
ステップS102において、CPU2の読み上げ判定部23は、ステップS101で文章の読み上げの停止に関する指令があったと判定された時点で読み上げられていた1つの文章がまだ読み上げられているか否かを、音声出力部8からスピーカ/イヤホン9へ音声合成データが出力されているか否かにより判定する。つまり、読み上げ判定部23は、ステップS101で文章の読み上げの停止に関する指令があったと判定された時点で読み上げられていた1つの文章がその文の切れ目(読点)まで読み上げられたか否かを判定する。上記読み上げられていた1つの文章がまだ読み上げられていると判定された場合(S102:YES)、ステップS102に戻って上記読み上げられていた文章がまだ読み上げられているか否かを継続して判定する。一方、上記読み上げられていた1つの文章が読み上げられていると判定されなかった場合(S102:NO)、読み上げられた1つの文章が最後まで読み上られたので、ステップS103の処理へ移行する。
【0041】
ステップS103において、CPU2の出力制御部30は音声合成部21が文章データから音声合成データを作成する処理を停止するように音声合成部21を制御する。これによって、文章読み上げ装置1によるそれ以降の文章の読み上げが停止される。
【0042】
例えば、停止に関する指令があった時点で図1中の箇所41が読み上げられているとすると、文章読み上げ装置1はステップS102及びステップS103の処理によって箇所41を含む文章の文末42まで読み上げ、文末42まで読み上げた後文章の読み上げを停止する。
【0043】
ステップS104において、CPU2の停止時間検出部27はタイマ10をスタートさせる。
【0044】
ステップS105において、CPU2の格納処理部24は、現在読み上げられている文章のファイル名とその文章の読み上げが停止された停止箇所とが関連付けられたデータをDRAM5に格納する。停止箇所をファイル名と関連付けてDRAM5に格納するのは、現在読み上げられている文章とは異なるファイル名の文章が読み上げられたような場合であっても、ユーザが現在読み上げられている文章のファイル名を指定すれば、その停止箇所を特定することを可能にするためである。
【0045】
次に、文章の読み上げを再開する処理について説明する。ステップS201において、CPU2の再開指令判定部25は、文章の読み上げの再開に関する指令(読み上げを再開するファイル名の指定)があったか否かを判定する。文章の読み上げの再開に関する指令があったと判定された場合(S201:YES)、ステップS202の処理へ移行する。
【0046】
ステップS202において、CPU2の抽出処理部26はユーザによって指定されたファイル名を特定し、この特定したファイル名に基づいてDRAM5から文章の読み上げが停止された停止箇所の情報を抽出する。
【0047】
ステップS203において、CPU2の停止時間検出部27は、再開指令判定部25により文章の読み上げの再開に関する指令があったと判定された時点のタイマ10の計測結果に基づいて、ステップS101で停止に関する指令があったと判定されてからステップS201で再開に関する指令があったと判定されるまでの経過時間(文章の読み上げの停止時間)を検出する。
【0048】
ステップS204において、CPU2の停止時間判定部28は、ステップS203で検出された停止時間が1時間以下であるか否かを判定する。停止時間が1時間以下であると判定された場合(S204:YES)、ステップS205の処理へ移行する。一方、停止時間が1時間以下でないと判定された場合(S204:NO)、ステップS206の処理へ移行する。
【0049】
ステップS205において、停止時間が上記(1)の1時間以下であるので、CPU2の読み上げ再開位置決定部29は、文章の読み上げの停止に関する指令があった時点で読み上げられていた文章の文頭を読み上げ再開位置に決定する。例えば、停止に関する指令があった時点で図1中の箇所41が読み上げられていたとすると、箇所41を含む文章の文頭43を読み上げ再開位置に決定する。
【0050】
ステップS206において、CPU2の停止時間判定部28は、ステップS203で検出された停止時間が6時間以下であるか否かを判定する。停止時間が6時間以下であると判定された場合(S206:YES)、ステップS207の処理へ移行する。一方、停止時間が6時間以下でないと判定された場合(S206:NO)、ステップS208の処理へ移行する。
【0051】
ステップS207において、停止時間が上記(2)の1時間より長く6時間以下であるので、CPU2の読み上げ再開位置決定部29は、文章の読み上げの停止に関する指令があった時点で読み上げられていた文章より1つ前の文章の文頭を読み上げ再開位置に決定する。例えば、停止に関する指令があった時点で図1中の箇所41が読み上げられているとすると、箇所41から遡って2つ目の読点の次の文字、つまり箇所41を含む文章より1つ前の文章の文頭44を読み上げ再開位置に決定する。
【0052】
ステップS208において、CPU2の停止時間判定部28は、ステップS203で検出された停止時間が1日以下であるか否かを判定する。停止時間が1日以下であると判定された場合(S208:YES)、ステップS209の処理へ移行する。一方、停止時間が1日以下でないと判定された場合(S208:NO)、ステップS210の処理へ移行する。
【0053】
ステップS209において、停止時間が上記(3)の6時間より長く1日以下であるので、CPU2の読み上げ再開位置決定部29は、文章の読み上げの停止に関する指令があった時点で読み上げられていた文章より2つ前の文章の文頭を読み上げ再開位置に決定する。例えば、停止に関する指令があった時点で図1中の箇所41が読み上げられているとすると、箇所41を含む文章より2つ前の文章の文頭45を読み上げ再開位置に決定する。
【0054】
ステップS210において、停止時間が上記(4)の1日より長いので、CPU2の読み上げ再開位置決定部29は、文章の読み上げの停止に関する指令があった時点で読み上げられていた文章を含む段落の最初の文章の文頭を読み上げ再開位置に決定する。例えば、停止に関する指令があった時点で図1中の箇所41が読み上げられているとすると、箇所41を含む文章を含む段落の最初の文章の文頭46を読み上げ再開位置に決定する。
【0055】
ステップS211は、CPU2の出力制御部30は、読み上げ再開位置決定部29により決定された読み上げ再開位置から文章の読み上げが再開されるように、音声合成部21による音声合成データの作成を制御する。これによって、文章読み上げ装置1は、停止時間が上記(1)の1時間以下である場合、文章読み上げ装置1はステップS205で決定された上記読み上げられていた文章の文頭から文章の読み上げを再開する。また、停止時間が上記(2)の1時間より長く6時間以下である場合、文章読み上げ装置1はステップS207で決定された上記読み上げられていた文章より1つ前の文章の文頭から文章の読み上げを再開する。また、停止時間が上記(3)の6時間より長く1日以下である場合、文章読み上げ装置1はステップS209で決定された上記読み上げられていた文章より2つ前の文章の文頭から文章の読み上げを再開する。また、停止時間が上記(4)の1日より長い場合、文章読み上げ装置1は上記読み上げられていた文章を含む段落の最初の文章の文頭から文章の読み上げを再開する。
【0056】
ステップS212において、CPU2は、ユーザによって指定されたファイル名の文章の読み上げを終了するか否かを判定する。文章の読み上げを終了しないと判定された場合(S212:NO)、ステップS211の処理へ移行する。一方、文章の読み上げを終了すると判定された場合(S212:YES)、文章の読み上げを再開する処理を終了する。
【0057】
以上説明した第1の実施の形態の文章読み上げ装置によれば、読み上げの停止に関する指令があった場合、その時点で読み上げられている文章がその文の切れ目まで常に文章が途切れることなく読み上げられるため、文章の内容の把握が容易になる。
【0058】
また、文章の読み上げが再開された際に読み上げ再開位置が遡って同じ文章が再度読み上げられるためユーザが文章の内容を思い出しやすくなる。これとともに、文章の読み上げの停止時間に応じて再び読み上げられる量が決定されるためユーザが文章の内容を思い出すのに不要なほど文章の読み上げ位置が遡ることが少なくなる。この結果、ユーザが退屈することが少なくなり、また、ユーザに無駄な時間を消費させる恐れが減少する。
【0059】
第2の実施の形態
以下、本発明の第2の実施の形態に係る文章読み上げ装置について図面を参照しつつ説明する。
【0060】
まず、本発明の第2の実施の形態に係る文章読み上げ装置の装置構成について図5を参照しつつ説明する。図5は、第2の実施の形態に係る文章読み上げ装置の構成を示すブロック図である。尚、第1の実施の形態と実質的に同様の構成要素には同一の符号を付し、その説明を省略する。
【0061】
文章読み上げ装置50は、図5に示すように、CPU51と、ROM3aと、SRAM4と、DRAM5と、液晶ディスプレイ(LCD)6と、操作キー7a及びタッチパネル7bを含む入力部7と、音声出力部8と、スピーカ/イヤホン9とを備えている。
【0062】
ROM3aには、コンピュータに文章読み上げ処理(図6参照)を実行させるためのプログラムなどCPU51を動作させるための各種プログラムが格納されている。また、ROM3aには、言語処理用の辞書や音声合成用の音声データなどが格納されている。
【0063】
CPU51は、制御及び演算を行うものであり、第2の実施の形態に係る文章読み上げ装置50においては、音声合成部21と、指定位置判定部52と、読み上げ開始位置決定部53と、出力制御部54と、表示制御部31として機能する。
【0064】
指定位置判定部52は、ユーザがスタイラス(不図示)を利用してタッチパネル7bをタップした液晶ディスプレイ6上の座標を取得し、取得した座標に基づいてユーザがスタイラスでタップした位置が文章データの表示領域(文章領域:例えば図1中の文章領域47)内であるか否かを判定する。
【0065】
読み上げ開始位置決定部53は、上記座標に基づいてこの座標に対応する文章データの位置を特定する。そして、読み上げ開始位置決定部53は、特定した文章データの位置を読み上げ開始位置に決定する。この読み上げ開始位置決定部53は文章決定手段として機能することになる。
【0066】
出力制御部54は、指定位置判定部51によってユーザがスタイラスを利用してタップした位置が文章領域内であると判定された場合において文章読み上げ装置50が文章を読み上げているときは、音声合成部21が文章データから音声合成データを作成するのを停止するように音声合成部21を制御する。これによって、文章読み上げ装置50による文章の読み上げが停止される。この出力制御部54は、指定位置判定部52により文章データの表示領域内の位置が指定されたと判定されると文章の読み上げが停止されるように文章の読み上げを制御する読み上げ停止制御手段として機能する。
【0067】
また、出力制御部54は、読み上げ開始位置決定部53により決定された文章の読み上げ開始位置から文章の読み上げが開始されるように文章の読み上げを制御する。この出力制御部54は、読み上げ開始制御手段としても機能する。
【0068】
次に、上述した構成の文章読み上げ装置50の文章読み上げ処理について図6を参照しつつ説明する。図6は、文章読み上げ装置の文章読み上げ処理(スタイラスで指定された箇所から文章の読み上げを開始する処理)の手順を示すフローチャートである。
【0069】
ステップS301において、CPU51の指定位置判定部52は、ユーザがスタイラス(不図示)を利用してタッチパネル7bをタップした液晶ディスプレイ6上の座標を取得し、取得した座標に基づいてユーザがスタイラスでタップした位置が文章領域(例えば、図1中の表示領域47)内であるか否かを判定する。ユーザがスタイラスでタップした位置が文章領域内でないと判定された場合(S301:NO)、文章読み上げ装置50が文章を読み上げているときはそのまま文章の読み上げを継続し、文章を読み上げていないときはそのまま文章の読み上げを行わない。一方、ユーザがスタイラスでタップした位置が文章領域内であると判定された場合(S301:YES)、ステップS302の処理へ移行する。
【0070】
ステップS302において、CPU51は文章の読み上げが行われているかを判定する。文章の読み上げが行われていると判定された場合(S302:YES)、ステップS303の処理へ移行する。一方、文章の読み上げが行われていると判定されなかった場合(S302:NO)、ステップS304の処理へ移行する。
【0071】
ステップS303において、CPU51の出力制御部54は、音声合成部21が文章データから音声合成データを作成するのを停止するように音声合成部21を制御する。これによって、文章読み上げ装置50による文章の読み上げが停止される。そして、ステップS304の処理へ移行する。
【0072】
ステップS304において、CPU51の読み上げ開始位置決定部53は、上記座標に基づいてこの座標に対応する文章データの位置を特定する。そして、読み上げ開始位置決定部53は、特定した文章データの位置を読み上げ開始位置に決定する。例えば、ユーザによって図1中の箇所41がスタイラスでタップされると、箇所41を読み上げ開始位置に決定する。
【0073】
ステップS305において、CPU51の出力制御部54は、読み上げ開始位置決定部53により決定された読み上げ開始位置から文章の読み上げが再開されるように、音声合成部21による音声合成データの作成を制御する。これによって、文章読み上げ装置50はユーザによってスタイラスでタップされた箇所から文章の読み上げを開始する。
【0074】
以上説明した第2の実施の形態の文章読み上げ装置によれば、文章の読み上げが行われている場合及び文章の読み上げが行われていない場合の何れの場合であっても、少ない操作(読み上げ開始位置を指定する操作のみ)で読み上げられる文章をユーザが読み上げて欲しい文章にすることが可能になる。
【0075】
第3の実施の形態
以下、本発明の第3の実施の形態に係る文章読み上げ装置について図面を参照しつつ説明する。
【0076】
まず、本発明の第3の実施の形態に係る文章読み上げ装置の装置構成について図7を参照しつつ説明する。図7は、第3の実施の形態に係る文章読み上げ装置の構成を示すブロック図である。尚、第1及び第2の実施の形態と実質的に同様の構成要素には同一の符号を付し、その説明を省略する。
【0077】
文章読み上げ装置60は、図7に示すように、CPU56と、ROM3bと、SRAM4と、DRAM5と、液晶ディスプレイ(LCD)6と、操作キー7a及びタッチパネル7bを含む入力部7と、音声出力部8と、スピーカ/イヤホン9とを備えている。
【0078】
ROM3bには、コンピュータに文章読み上げ処理(図8参照)を実行させるためのプログラムなどCPU56を動作させるための各種プログラムが格納されている。また、ROM3bには、言語処理用の辞書や音声合成用の音声データなどが格納されている。
【0079】
CPU56は、制御及び演算を行うものであり、第3の実施の形態に係る文章読み上げ装置60においては、音声合成部21と、指定位置判定部52と、読み上げ開始位置決定部57と、出力制御部54と、表示制御部31として機能する。
【0080】
読み上げ開始位置決定部57は、ユーザがスタイラス(不図示)を利用してタッチパネル7bをタップした液晶ディスプレイ6上の座標に基づいてこの座標に対応する文章データの位置(指定箇所)を含む1つの文章を特定する。そして、読み上げ開始位置決定部57は、特定した1つの文章の先頭を読み上げ開始位置に決定する。この読み上げ開始位置決定部57は文章決定手段として機能することになる。
【0081】
次に、上述した構成の文章読み上げ装置60の文章読み上げ処理について図8を参照しつつ説明する。図8は、文章読み上げ装置の文章読み上げ処理(スタイラスで指定された箇所を含む文章の先頭から文章の読み上げを開始する処理)の手順を示すフローチャートである。
【0082】
ステップS401において、上述したステップ301と実質的に同様の処理が行われる。ステップS402において、ステップS302と実質的に同様の処理が行われる。ステップS403において、ステップS303と実質的に同様の処理が行われる。
【0083】
ステップS404において、CPU56の読み上げ開始位置決定部57は、スタイラスを利用してユーザがタッチパネル7bをタップした液晶ディスプレイ6上の座標に基づいてこの座標に対応する文章データの位置を含む1つの文章を特定する。そして、読み上げ開始位置決定部57は、特定した1つの文章の先頭を読み上げ開始位置に決定する。例えば、ユーザによって図1中の箇所41がスタイラスでタップされると、箇所41が含まれている文章の先頭43を読み上げ開始位置に決定する。
【0084】
ステップS405において、上述したステップS305と実質的に同様の処理が行われ、文章読み上げ装置60はステップ404で決定された読み上げ開始位置(ユーザによってスタイラスでタップされた箇所を含む文章の先頭)から文章の読み上げを開始する。
【0085】
以上説明した第3の実施の形態の文章読み上げ装置によれば、文章の読み上げが行われている場合及び文章の読み上げが行われていない場合の何れの場合であっても、少ない操作(読み上げ開始位置を指定する操作のみ)で読み上げられる文章をユーザが読み上げて欲しい文章にすることが可能になる。また、ユーザは読み上げて欲しい文章のどこかをスタイラスでタップすれば文章の先頭から文章の読み上げが開始されるので、読み上げて欲しい文章を指定する操作が容易になる。
【0086】
以上、本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明は上述の実施の形態に限られるものではなく、特許請求の範囲に記載した限りにおいて様々な設計変更が可能なものである。例えば、第1の実施の形態において、文章を読み上げるのを停止していた停止時間に対して遡って再度文章を読み上げる量を異なる量にしてもよい。また、ユーザが任意に設定することができるように構成してもよい。
【0087】
また、第2及び第3の実施の形態において、第1の実施の形態の場合のように、ユーザによってスタイラスで読み上げ開始位置がタップされた時点で読み上げられていた文章の文の切れ目まで読み上げてから文章の読み上げを停止するようにしてもよい。
【0088】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1、請求項4請求項によると、読み上げられる文章を現在読み上げられている文章からユーザが読み上げて欲しい文章へと少ない操作で変更することが可能になる。
【0089】
請求項2によると、ユーザは読み上げて欲しい文章のどこかを指定すれば文章の先頭から文章の読み上げが開始されるので、読み上げて欲しい文章を指定する操作が容易になる。
【0090】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態に係る文章読み上げ装置の概略を示す模式図である。
【図2】 図1に示した文章読み上げ装置の構成を示すブロック図である。
【図3】 図2に示した文章読み上げ装置の文章読み上げ処理の手順を示すフローチャートである。
【図4】 図2に示した文章読み上げ装置の文章読み上げ処理の手順を示すフローチャートである。
【図5】 第2の実施の形態に係る文章読み上げ装置の構成を示すブロック図である。
【図6】 図5に示した文章読み上げ装置の文章読み上げ処理の手順を示すフローチャートである。
【図7】 第3の実施の形態に係る文章読み上げ装置の構成を示すブロック図である。
【図8】 図6に示した文章読み上げ装置の文章読み上げ処理の手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 文章読み上げ装置
2 CPU
3 ROM
4 SRAM
5 DRAM
6 液晶ディスプレイ
7 入力部
7b タッチパネル7
8 音声出力部
9 スピーカ/イヤホン
10 タイマ
21 音声合成部
22 停止指令判定部
23 読み上げ判定部
24 格納処理部
25 再開指令判定部
26 抽出処理部
27 停止時間検出部
28 停止時間判定部
29 読み上げ再開位置決定部
30 出力制御部
31 表示制御部

Claims (5)

  1. 表示手段と、
    ユーザインタフェースと、
    文章データを音声に変換して文章を読み上げる文章読み上げ手段と、
    文章データの内容が前記表示手段に表示されるように前記表示手段の表示内容の制御を行う表示制御手段と、
    前記ユーザインタフェースからの入力情報に基づいて前記表示手段に表示された文章データの表示領域内のいずれかの位置が指定されたか否かを判定する指定位置判定手段と、
    前記指定位置判定手段により前記表示領域内の位置が指定されたと判定されると、前記文章の読み上げが行われている場合に、前記文章の読み上げが停止されるように前記文章読み上げ手段の制御を行う読み上げ停止制御手段と、
    前記指定位置判定手段により前記表示領域内の位置が指定されたと判定されると前記指定された位置に基づいて前記表示手段に表示された文章の中から該位置に対応する1つの文章を決定する文章決定手段と、
    前記文章決定手段により決定された前記1つの文章から前記文章の読み上げが開始されるように前記文章読み上げ手段の制御を行う読み上げ開始制御手段とを備えたことを特徴とする文章読み上げ装置。
  2. 前記文章決定手段が、前記表示手段に表示された文章の中から前記指定された位置に対応する1つの文章の先頭を読み上げ開始位置に決定し、
    前記読み上げ開始制御手段が、前記文章決定手段が決定した前記読み上げ開始位置から前記文章の読み上げが開始されるように前記文章読み上げ手段の制御を行うことを特徴とする請求項1に記載の文章読み上げ装置。
  3. 前記指定位置判定手段が、ユーザによって指定された前記表示手段上の座標を取得し、
    前記文章決定手段が、前記指定位置判定手段が取得した前記表示手段上の座標に対応する文章データの位置を読み上げ開始位置に決定し、
    前記読み上げ開始制御手段が、前記文章決定手段が決定した前記読み上げ開始位置から前記文章の読み上げが開始されるように前記文章読み上げ手段の制御を行うことを特徴とする請求項1に記載の文章読み上げ装置。
  4. 文章データを音声に変換して文章を読み上げる文章読み上げ方法において、
    文章データの内容が表示手段に表示されるように該表示手段の表示内容の制御を行う表示制御ステップと、
    ーザインタフェースからの入力情報に基づいて前記表示手段に表示された文章データの表示領域内のいずれかの位置が指定されたか否かを判定する指定位置判定ステップと、
    前記指定位置判定ステップにおいて前記表示領域内の位置が指定されたと判定されると、前記文章の読み上げが行われている場合に、前記文章の読み上げが停止されるように前記文章の読み上げの制御を行う読み上げ停止制御ステップと、
    前記指定位置判定ステップにおいて前記表示領域内の位置が指定されたと判定されると前記指定された位置に基づいて前記表示手段に表示された文章の中から該位置に対応する一つの文章を決定する文章決定ステップと、
    前記文章決定ステップにより決定された前記1つの文章から前記文章の読み上げが開始されるように前記文章の読み上げの制御を行う読み上げ開始制御ステップとを有することを特徴とする文章読み上げ方法。
  5. 文章データを音声に変換して文章を読み上げる文章読み上げ用のプログラムにおいて、
    コンピュータに、
    文章データの内容が表示手段に表示されるように該表示手段の表示内容の制御を行う表示制御ステップと、
    ーザインタフェースからの入力情報に基づいて前記表示手段に表示された文章データの表示領域内のいずれかの位置が指定されたか否かを判定する指定位置判定ステップと、
    前記指定位置判定ステップにおいて前記表示領域内の位置が指定されたと判定されると、前記文章の読み上げが行われている場合に、前記文章の読み上げが停止されるように前記文章の読み上げの制御を行う読み上げ停止制御ステップと、
    前記指定位置判定ステップにおいて前記表示領域内の位置が指定されたと判定されると前記指定された位置に基づいて前記表示手段に表示された文章の中から該位置に対応する1つの文章を決定する文章決定ステップと、
    前記文章決定ステップにより決定された前記1つの文章から前記文章の読み上げが開始されるように前記文章の読み上げの制御を行う読み上げ開始制御ステップとを実行させることを特徴とするプログラム。
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