JP3088399B2 - 文書データ音声合成方式 - Google Patents

文書データ音声合成方式

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JP3088399B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電話回線を介して
例えば電子メールなどの各種文書の読み上げサービスを
行うための文書データ音声合成方式に関し、特に、任意
の読み上げ単位を直接指定して聞くことが出来る文書デ
ータ音声合成方式に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ネットワークの発達により電子メ
ールの利用が盛んに行われているが、従来の文書データ
音声合成方式としては、電話回線を介して音声変換手段
により電子メールの読み上げを行い、利用者へ音声によ
り電子メールの内容を知らせるサービスを行う、特開平
9−204291号公報に開示されている電子メール読
上げ装置がある。この電子メール読上げ装置は、電子メ
ールのFromブロック、Subjectブロック、D
ateブロック、本体ブロックの内容をユーザに伝える
ものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の文書データ音声
合成方式は以上のように構成されており、前記各ブロッ
クの文書データ単位で読み上げを行い、一度読み上げが
始まると文書データの最初から最後まで続けて音声合成
が行われるため、同じ部分を繰り返し聞いたり、現在、
聞いている部分を読み飛ばして先の部分を聞くことが出
来ない課題があった。
【0004】また、携帯電話を使用してプッシュボタン
で操作する場合に、携帯電話を耳から離して操作するこ
とになり、またプッシュボタンを押すと同時に、押下さ
れたプッシュボタンに対応する処理が実行されてしまい
訂正できないために、プッシュボタンの誤操作が発生し
やすい課題があった。
【0005】本発明は、このような課題を解決するため
になされたものであり、本発明の目的は、任意の読み上
げ単位を直接指定して聞くことが出来るとともに、キー
操作に際しての誤操作をなくし、使い勝手を向上させた
文書データ音声合成方式を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る文書データ
音声合成方式は、読み上げを行う文書データを、句点ま
でを1つの読み上げ単位として読上データに分割し、前
記読上げ単位毎にIDを付加する文書データ解析手段
と、任意の読み上げ単位について指定された内容を認識
する指定内容認識手段と、該指定内容認識手段により認
識した指定内容に応じて前記読上げ単位毎の読上データ
の音声合成、該音声合成された前記読上げ単位毎の読上
データの出力を制御する文書データ音声合成出力制御手
段と、前記文書データ解析手段により分割され、読上げ
単位毎にIDが付加された読上データのうちの、文書デ
ータの先頭の読上データについて音声合成し出力した
後、残りの読上データについて音声ガイドを通知する音
声ガイド通知手段とを備えたことを特徴とする。
【0007】本発明の文書データ音声合成方式は、読み
上げを行う文書データを、句点までを1つの読み上げ単
位として読上データに分割し、前記読上げ単位毎にID
を付加し、任意の前記読み上げ単位について指定された
前記ID、前記読上げ単位毎の読上データの出力につい
ての“中断”、“繰り返し”、“終了”などの指定内容
を認識し、該認識した指定内容に応じて前記読上げ単位
毎の読上データの音声合成、該音声合成された前記読上
げ単位毎の読上データの出力を制御し、さらに前記読上
データのうちの、文書データの先頭の読上データについ
て音声合成し出力した後、残りの読上データについて音
声ガイドを通知することで、同じ部分を繰り返し聞いた
り、現在、聞いている部分を読み飛ばして先の部分を聞
いたり、任意の読み上げ単位を直接指定することを可能
にし、またキー操作に際しての誤操作をなくし、使い勝
手を向上させる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の一形態につ
いて説明する。本実施の形態の文書データ音声合成方式
は、電話回線を通して電子メールなどの各種文書の読み
上げサービスを行うためのものであり、読み上げを行う
文書データを、句点までを1つの読み上げ単位として分
割し、読み上げ単位毎にIDを付加することで、任意の
読み上げ単位を直接指定して聞くことが出来るようにす
る。
【0009】図1は、本実施の形態の文書データ音声合
成方式の構成を示すブロック図であり、データ処理装置
11、記憶装置12、音声合成装置13およびモデム1
4などからなる。
【0010】データ処理装置11は、制御部(文書デー
タ解析手段,指定内容認識手段,文書データ音声合成出
力制御手段,音声ガイド通知手段)111、文字列解析
部(文書データ解析手段)112、音声合成部113、
および音声認識部(指定内容認識手段)114などを備
えている。記憶装置12は、ID情報部121、文書デ
ータ部122、読み上げデータテーブル123などを備
えている。
【0011】データ処理装置11は、プログラム制御に
より動作するものである。記憶装置12は、情報を記憶
するものである。音声合成装置13は、プログラム制御
により合成されたデジタルデータをアナログデータの音
声波形として出力し、また入力されたアナログデータの
音声波形をデジタルデータに変換するものである。モデ
ム14は、電話回線に対し音声を入出力するものであ
る。
【0012】制御部111は、指定されたIDおよび当
該IDの読上データの読み上げを実行するために、ID
情報部121、文字列解析部112、音声合成部11
3、および音声認識部114を制御するものであり、I
D情報部121より読み上げを行う読上データのIDを
取り出し、音声合成部113に渡す機能を有したもので
ある。また、読み上げ終了通知を受け取ると、次の読上
データのIDを音声により指定させるために、音声認識
部114による音声認識処理の実行を制御する。この
際、音声により指定されたIDはID情報部121に格
納し、次回読み上げデータのIDとして使用する。これ
により、分割された読上データの任意のデータを直接、
音声により指定することが可能になる。
【0013】文字列解析部112は、文書データ部12
2から文書データを取り出し、文の先頭から句点までを
一つの読み上げ単位として文書データを分割し、各読上
データ毎に1から始まる番号を識別用のIDとして付加
し、読上げデータテーブル123に格納する機能を有し
たものである。
【0014】音声合成部113は、制御部111から読
み上げを行う読上データのIDを受け取り、対応する読
上データを読上げデータテーブル123から取り出し、
音声合成装置13を使用して音声合成を行い、また音声
合成終了時には、制御部111に読み上げの終了を通知
する機能を有したものである。
【0015】音声認識部114は、制御部111の指示
により、音声合成装置13からモデム14を経て入力さ
れた音声データを受け取り、音声認識処理を実行し、認
識結果を制御部111に通知する機能を有したものであ
る。
【0016】ID情報部121は、読上データを識別す
るための番号をIDとして記憶するものであり、読み上
げ処理の開始時に制御部111により、最初の読上デー
タのIDとして“1”が格納される。
【0017】文書データ部122は、読み上げを行うメ
ールなどの文書データを記憶するものである。
【0018】読上げデータテーブル123は、図4に示
すように分割された読上データとIDのテーブルとなっ
ており、IDを指定することで対応する読上データを取
り出すことが可能なものである。
【0019】次に、動作について説明する。図2および
図3は、本実施の形態の文書データ音声合成方式の動作
を示すフローチャートであり、以下、本フローチャート
に従って動作を説明する。読上げ処理がスタートする
と、先ず制御部111はID情報部121に最初の読上
データを識別するIDとして“1”を設定する(ステッ
プS21)。次に、制御部111は文字列解析部112
に対し文書データの文字列解析を指示する。この結果、
文字列解析部112は、文書データ部122から文書デ
ータを取り出し、文書データの先頭から句点を検索し、
句点が見つかると、検索開始位置から句点までを一つの
読み上げ単位として読上げデータテーブル123にID
を付加し格納する。この処理を文書データの最後まで繰
り返し実行し、文書データを複数の読上データに分割す
る(ステップS22)。
【0020】読上げデータテーブル123に全ての読上
データを格納すると、制御部111はID情報部121
に記憶されているID(最初は“1”)を取り出し、音
声合成部113に引き渡し、対応するIDの読上データ
の読み上げを指示する。音声合成部113は、受け取っ
たIDに対応する読上データを読上げデータテーブル1
23から取り出し、音声合成装置13により読み上げを
実行する(ステップS23)。
【0021】読み上げが終了し、制御部111が音声合
成部113から読み上げ終了通知を受け取ると、制御部
111は読み上げが終了した読上データのIDと、残っ
ている読上データの数を音声合成し通知する(図3のス
テップS31)。この通知が終了すると、次の動作指示
を音声コマンドとして受け取るために、音声認識部11
4により音声認識処理を実行する(ステップS32)。
そして音声コマンドとして有効な音声を検出すると、音
声コマンドの解析処理を実行する(ステップS33)。
【0022】図3のステップS34〜ステップS39は
音声コマンドの解析処理である。本実施の形態では音声
コマンドとして以下に説明する3つのコマンドを例とし
て示す。第1の音声コマンドは、読上データを直接指定
するコマンドである。このコマンドは、「m番」という
形式で定義され、読上データのIDを音声で直接指定す
る(m:1〜読上データの最大数)。ステップS34に
おいて、「m番」という音声コマンドが認識されると、
ID=mに対応する読上データが存在するか確認し(ス
テップS35)、存在する場合には、ID情報部121
に記憶されている番号に対しmを設定し(ステップS3
6)、図2のステップS23の読上げ処理に戻り、ID
=mの読上データを読み上げる。ID=mに対応する読
上データが存在しない場合には、その旨を音声合成で使
用者に通知し、再びステップS32の音声認識処理に戻
り、有効な音声コマンドを受け付けるまで待つ。
【0023】第2の音声コマンドは、もう一度、同じ読
上データを繰り返し読み上げるためのものである。この
コマンドは「繰り返し」と定義され、本コマンドを認識
すると、ID情報部121に設定され記憶されている番
号を変更せずに、図2のステップS23の読上げ処理に
戻るため、同じIDの読上データを再度、読み上げる。
【0024】第3の音声コマンドは、読み上げを含む全
ての処理を終了するものである。このコマンドは「終
了」と定義され、本コマンドを認識すると全ての処理を
終了する。
【0025】以上、3つの音声コマンドを例として示し
たが、音声コマンドとしてこの3つに限るものではな
く、例えば、複数の読上データを連続して読み上げるコ
マンド等を追加することが可能である。
【0026】また、音声認識処理の開始後、音声コマン
ドとして有効な音声が一定時間検出されない場合には、
音声認識処理を中断し、現在のIDに対する次の読上デ
ータの有無を判断し、次の読上データがある場合には、
ID情報部121に記憶されている番号をインクリメン
トし(図3のステップS40〜ステップS42)、図2
のステップS23の読上げ処理に戻り、次の読上データ
を読み上げる。
【0027】次に、図4に示す文書データの具体例を用
いて本実施の形態の動作を説明する。読上げ処理がスタ
ートすると、制御部111はID情報部121に最初の
読上データ識別用のIDとして“1”を設定する(図2
のステップS21)。文字列解析部112は文書データ
の文字列解析を実行し、文書データを読上データ毎に分
割し、読上げデータテーブル123に格納する。
【0028】図4に示す文書データの例では、最初に
「新商品開発について・・・考えています。」をID=
1の読み上げデータとして検出し、同様にID=5まで
の読上データに分割し、図4に示すように読上げデータ
テーブル123に格納する。ID情報部に記憶されてい
るIDは“1”であり、音声合成部113は制御部11
1を通してこの数値を受け取り、ID=1の読み上げデ
ータ「新商品開発について・・・考えています。」を取
り出し、音声合成により読み上げを実行する(図2のス
テップS23)。
【0029】読み上げが終了すると、「読み上げデータ
1番の読み上げが終了しました。残りの読上データは4
つです」と音声合成し使用者に通知する。
【0030】続いて使用者からの入力を音声で受け取る
ための音声認識処理を実行する(図3のステップS3
1、ステップS32)。ここで、「5番」と音声入力す
ると、ID=5の読み上げデータの存在をチェックす
る。この例ではID=5が存在するため、ID情報部1
21に設定され記憶されている番号を5に変更し、図2
のステップS23の読上げ処理にてID=5番に対応す
る読み上げデータ「会議の日程については後日連絡致し
ます」を読み上げる。
【0031】以上のように、本実施の形態によれば、読
み上げを行う文書データを句点毎の複数の読上データに
分割し、各読上データをIDで管理し、IDの指定によ
り任意の読上データを選択することが出来るため、必要
な読み上げデータを繰り返し聞くことが出来、また不要
な読上データを読み飛ばすことが出来、使い勝手が向上
する。特に携帯電話での操作においては、IDの指定は
音声で行えるため、携帯電話を耳から離す必要がなくな
り使い勝手が向上する。
【0032】次に、本発明の他の実施の形態について図
面を参照して説明する。図5は、他の実施の形態の文書
データ音声合成方式の構成を示すブロック図である。な
お、図5において図1と同等の箇所については同一の符
号を付し説明を省略する。本実施の形態の文書データ音
声合成方式は、データ処理装置51に電話機で操作され
たプッシュボタン(*、#、0〜9などのキーであり、
以下、PBという)検出部5Aが追加されていること
と、記憶装置52にPB情報部5Bが追加されている点
が図1と異なる。PB検出部5Aは、モデム14から通
知されるPBを検出し、制御部(PB制御手段,操作キ
ー決定手段,文書データ解析手段,指定内容認識手段,
文書データ音声合成出力制御手段,音声ガイド通知手
段)511に通知するものである。PB情報部5Bは、
PB検出部5Aにより検出されたPBを制御部511か
ら受け取り記憶するものである。
【0033】次に、本実施の形態の動作について説明す
る。図6および図7は、本実施の形態の文書データ音声
合成方式の動作を示すフローチャートである。図6に示
すステップS61の文書データを読み上げデータ単位に
分割し読上げデータテーブル123へ格納する処理は、
図2と同様の処理であるため説明を省略する。本実施の
形態では、読上データの読み上げ開始前にPB情報部5
Bが記憶しているPBデータをステップS63によりク
リアする。これにより各読上データの読み上げ開始時に
は、PB情報部5Bに記憶されているPBデータは必ず
クリアされることになる。
【0034】図7に示すフローチャートは、読上データ
の読み上げ中にPBを受け付けたときの処理の流れであ
る。ステップS71で操作されたPBが受け付けられ、
PB検出部5AよりPB検出通知を受け取ると、制御部
511は、PB情報部5BにPBデータが記憶されてい
るかを確認する(図7のステップS72)。PB情報部
5BにPBデータが記憶されていない場合には、読み上
げ開始後、最初に受け取ったPBデータとしてPB情報
部5Bに格納する(ステップS78)。ステップS72
においてPB情報部5Bに既にPBデータが存在する場
合には、今受け取ったPBデータを、読み上げ開始後、
2回目に受け取ったPBデータと判断し、PB情報部5
Bに記憶されているPBデータと比較する(ステップS
73)。
【0035】PBデータが一致する場合には有効なPB
データの入力と判断し、現在読み上げを行なっている読
上データの音声合成を中断し、PBデータに対応する処
理を実行する(ステップS74〜ステップS79)。P
Bデータが一致しない場合には、今受け取ったPBデー
タをPB情報部5Bに格納する。
【0036】このように本実施の形態では、読上データ
の読み上げ中に同一のPBが2回続けて入力された場合
に有効なPB入力として認識するため、一度間違ったP
Bを押してしまった場合でも、その後、正しいPBを続
けて2回入力することで間違ったPB操作を訂正するこ
とが可能となる。PBデータが一致した場合の処理とし
て、図7では“#”と“*”の例を示している。
【0037】以下、それぞれのPBデータを受け取った
場合の動作について説明する。有効なPBデータとして
“#”を受け取ると、次の動作指示を音声コマンドとし
て受け取るための音声認識処理を実行する(前記実施の
形態で説明した図2の処理)。図4の読上データを例に
具体的に説明すると、ID=1に対応する読上データ、
「新商品開発について、来月・・・考えています」を
「新商品開発について」の部分まで読み上げた時にPB
(“#”)を2回押すと、この部分で音声合成処理を中
断する(「来月会議〜」以降は読み上げられない)(ス
テップ74)。続けて図3のステップ31の処理が実行
され「読上データ1番の読み上げが終了しました。残り
の読上データは4つです」と音声合成で通知した後、続
くステップ32の音声認識処理を実行する。これにより
読み上げ中の任意の場所で読み上げを中断し、次の動作
指示を音声コマンドで入力することが可能となる。
【0038】PBデータとして“*”を受け取った場合
には、ID情報部121に記憶されているID(番号)
を変更せずに図6に示す読上データの読み上げ処理を実
行する。図4の読み上げデータ(ID=1とする)を例
に具体的に説明すると、前述した“#”の場合と同じよ
うに「新商品開発について」の部分まで読み上げた時に
PB(“*”)を2回押すと、この部分で音声合成処理
を中断する(ステップ74)。続けて図6のステップS
63によりID情報部121に記憶されているIDに対
応する読み上げを実行する。このときID情報部121
に記憶されている番号は1のままであるため、再び「新
商品開発について、来月・・・考えています」が読み上
げられる。これにより読み上げ中の任意の場所で読み上
げを中断し、繰り返し同じ読上データを聞くことが可能
となる。
【0039】図7においては、PBの例として“#”、
“*”を示したが、“0”〜“9”についても対応する
処理を設定することが可能である(ステップS77)。
【0040】以上のように、本実施の形態によれば、1
つの読上データ単位について必ず全てのデータが読み上
げられることになるが、キー操作と組み合わせること
で、読上データの途中でキー入力を受け付けるとその時
点で読み上げ処理を中断し、入力操作されたキーに対応
した読み上げの繰り返し処理や中断処理を実行すること
が可能になる。このため、無駄な読み上げが少なくな
り、使い勝手をより向上させることが出来る。
【0041】また、読み上げ中に操作されたキー検出に
おいて、同じキーを続けて2回押下した場合にそのキー
を有効な入力と判断するため、間違えたキーを押下した
場合でも、その後、正しいキー操作を2回続けて行うこ
とで訂正でき、キー操作における誤操作を少なく出来
る。
【0042】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、文書デ
ータを句点毎の複数の読上データに分割しIDで管理
し、該IDの指定により任意の読上データを選択するこ
とが出来るため、必要な読上データを繰り返し聞くこと
が出来、また不要な読上データを読み飛ばすことが出
来、使い勝手が向上する効果がある。
【0043】また、IDの指定は音声で行えるため、特
に携帯電話に適用した場合には、携帯電話を耳から離す
必要がなくなり、使い勝手が向上する効果がある。
【0044】また、読上データの出力途中でキー操作入
力を受け付けるとその時点で読み上げ処理を中断し、入
力されたキーに対応した読み上げの繰返し処理や中断処
理を実行するため、無駄な読み上げが少なくなり、特に
携帯電話に適用した場合には使い勝手が向上する効果が
ある。
【0045】また、同一のキーを連続して操作した場合
に、当該キー操作を有効な入力と判断するため、間違え
たキー操作を行なった場合でも、その後、正しいキー操
作を行うことで訂正でき、キーの誤操作を防止できる効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態の文書データ音声合成方
式の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の一形態の文書データ音声合成方
式の動作を示すフローチャートである。
【図3】本発明の実施の一形態の文書データ音声合成方
式の動作を示すフローチャートである。
【図4】本発明の実施の一形態の文書データ音声合成方
式における文書データおよび読上げデータテーブルの一
例を示す説明図である。
【図5】本発明の他の実施の形態の文書データ音声合成
方式の構成を示すブロック図である。
【図6】本発明の他の実施の形態の文書データ音声合成
方式の動作を示すフローチャートである。
【図7】本発明の他の実施の形態の文書データ音声合成
方式の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
5A……PB検出部、111……制御部(文書データ解
析手段,指定内容認識手段,文書データ音声合成出力制
御手段,音声ガイド通知手段)、112……文字列解析
部(文書データ解析手段)、114……音声認識部(指
定内容認識手段)、511……制御部(PB制御手段,
操作キー決定手段,文書データ解析手段,指定内容認識
手段,文書データ音声合成出力制御手段,音声ガイド通
知手段)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H04M 11/08 G06F 15/20 568 (56)参考文献 特開 平10−116177(JP,A) 特開 平10−111787(JP,A) 特開 平8−265452(JP,A) 特開 平8−123794(JP,A) 特開 平8−36566(JP,A) 特開 平7−271395(JP,A) 特開 平10−312200(JP,A) 特開 平5−313684(JP,A) 特開 平9−44200(JP,A) 特許2647913(JP,B2) 特公 平7−52357(JP,B2) 発明協会公開技報 公技番号93− 23709(1993.8.16発行) 発明協会公開技報 公技番号95−1974 (1995.2.15発行) 発明協会公開技報 公技番号95−4242 (1995.3.15発行) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G10L 11/00 - 13/08 G10L 19/00 - 21/06 G06F 3/16 330 G06F 17/21 H04M 3/42 H04M 11/00 - 11/10 IBM Technical Disc losure Bulletin

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 読み上げを行う文書データを、句点まで
    を1つの読み上げ単位として読上データに分割し、前記
    読上げ単位毎にIDを付加する文書データ解析手段と、 任意の読み上げ単位について指定された内容を認識する
    指定内容認識手段と、 該指定内容認識手段により認識した指定内容に応じて前
    記読上げ単位毎の読上データの音声合成、該音声合成さ
    れた前記読上げ単位毎の読上データの出力を制御する文
    書データ音声合成出力制御手段と、前記文書データ解析手段により分割され、読上げ単位毎
    にIDが付加された読上データのうちの、文書データの
    先頭の読上データについて音声合成し出力した後、残り
    の読上データについて音声ガイドを通知する音声ガイド
    通知手段 と、 を備えたことを特徴とする文書データ音声合成方式。
  2. 【請求項2】 指定内容認識手段は、任意の読み上げ単
    位の読上データについて音声で指定されたID、または
    前記文書データ音声合成出力制御手段による前記読上げ
    単位毎の読上データの出力についての“中断”、“繰り
    返し”、“終了”などの操作の指定内容を認識し、前記
    文書データ音声合成出力制御手段は、前記指定内容認識
    手段が認識したID、または前記操作の指定内容に応じ
    て前記読上げ単位毎の読上データの音声合成、該音声合
    成された前記読上げ単位毎の読上データの出力を制御す
    ることを特徴とする請求項1記載の文書データ音声合成
    方式。
  3. 【請求項3】 前記指定内容認識手段は、読上げ単位毎
    の読上データの出力についての“中断”、“繰り返
    し”、“終了”などの指定内容に対応したキー操作を検
    出するPB検出部と、該PB検出部による検出結果をも
    とに操作キーを決定する操作キー決定手段と、該操作キ
    ー決定手段により決定した操作キーに応じて、文書デー
    タ音声合成出力制御手段による読上げ単位毎の読上デー
    タの出力について、“中断”,“繰り返し”,“終了”
    などを制御するPB制御手段とを備えていることを特徴
    とする請求項1または請求項2記載の文書データ音声合
    成方式。
  4. 【請求項4】 操作キー決定手段は、PB検出部のキー
    操作についての検出 結果をもとに、連続して複数回、同
    一のキーについての操作であると判定することで、操作
    されたキーを決定することを特徴とする請求項記載の
    文書データ音声合成方式。
JP10350964A 1998-12-10 1998-12-10 文書データ音声合成方式 Expired - Fee Related JP3088399B2 (ja)

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