JP3840633B2 - ペット侵入防止装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、主として和室の出入口に設置するペット侵入防止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、屋内において種々のペット(愛玩動物)が飼われており、特に犬、猫、兎その他の獣類は、その爪等によって和室の畳を引っかいて損傷させることが多く、特に幼年期の猫等、躾が充分でない時期にその傾向が高い。また、ペットを好まない来客があった時や就寝時等、ペットの入室を制限したい場合がある。このような場合にペット侵入防護柵が広く使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来のペット侵入防護柵は、格子状の金属柵からなり、これを1枚〜複数枚繋げて出入口に立て掛ける等してペットの侵入を阻止するものであるため、屋内の美観を損ない、また取り扱いが面倒であり、不使用時の保管にも場所をとられる等の問題があった。
【0004】
本発明は、このような従来の問題に鑑み、開け閉めが容易で、保管に場所を要せず、美観を損なわないで設置が可能なペット侵入防止装置の提供を目的としてなされたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上述の如き従来の問題を解決し、所期の目的を達成するための本発明の特徴は、屋内の引き戸式出入口の下部を閉鎖可能なペット侵入防止柵と、該柵を上下若しくは左右にスライド可能に支持するスライドガイドとを備え、前記ペット侵入防止柵を、前記出入口の上部若しくは側部から前記出入口下部に往復スライド可能に設置してなるペット侵入防止装置にある。
【0006】
尚、引き戸式出入口の両側部に上下に向けた互いに対向されて対をなすガイドレールからなるスライドガイドを備え、該スライドガイドに沿ってペット侵入防止柵を前記出入口の上縁より高い位置から出入口下部に降下自在にすることが好ましく、その際、互いに対向されて対をなすガイドレールを複数対重ねて設置し、各ガイドレールにそれぞれペット侵入防止柵を支持させ、該ペット侵入防止柵は上下に互いに連係されて出入口下部を閉鎖し、かつ前後に重ねられて出入口上縁より高い位置に収納されるようにすることが好ましい。
【0007】
また、引き戸式出入口に設置された引き戸に水平方向に向けた互いに平行なガイドレールからなるスライドガイドを備え、該スライドガイドにペット侵入防止柵をスライド自在に支持させてもよい。
【0008】
【発明の実施の形態】
次に本発明の実施の形態を図面について説明する。
【0009】
図1〜図4は本発明の第1実施例を示している。この実施例は襖や障子からなる引き戸1を使用した和室出入口の鴨居2aより上方にペット侵入防止柵Aを収納しておき、使用時に出入口下部にスライドさせるようにしたものである。
【0010】
出入口の両側の建具枠3,3の外側には縦て向きに、一対のガイド用支柱4,4が固定され、この支柱4,4間にペット侵入防止柵Aが上下にスライド可能に支持されている。
【0011】
ペット侵入防止柵Aは、前後配置の2枚の網状格子A1,A2とから構成され、鴨居2aより上側に収納される際には前後に重ねられ、出入口下部に設置される際には、一方の上縁後面と他方の下縁前面に設けた係止突起5a,5bが互いに係合し、上下に拡開された状態となるようになっている。
【0012】
各ガイド用支柱4,4には、対向面にそれぞれ平行な一対のガイド溝6,6が設けられ、この各溝に各格子A1,A2の両側端面に突出した被ガイド突起7が挿入され、各格子A1,A2が互いに並行にそれぞれ上下にスライドできるように支持されている。各被ガイド突起7にはローラー8が回転可能に取りつけられている。
【0013】
各支柱4内には、各格子A1,A2に対応させてそれぞれ2本づつのテンションワイヤー9,9が縦向きに張設されている。この各ワイヤー9は図3に示すように、各ローラー外周面の凹溝8aに嵌り合うように張設されている。
【0014】
各ワイヤー9は、図3に示すように、その中間位置でカム10に当接され、このカム10が固定された軸11は支柱外側面に突出され、その端部にはハンドル12が固定されていて、該ハンドル12を回転させることによりカム10が回転されるようになっている。
【0015】
カム10は、図4に示すように小径部10aがワイヤー9に接している時はワイヤー9が直線状態となり、大径部10bがワイヤー9に接することによりワイヤー9を押し曲げるようにしており、これによってワイヤー9がガイド溝6に対して傾斜し、ローラー8の降下が阻止されるようになっている。
【0016】
支柱4,4の対向面には上側となる格子A1の下端が当接する降下規制子13が突設され、上側の格子A1がその位置で停止するようになっている。
【0017】
この例のペット侵入防止装置は、ハンドル12を操作してカム10がワイヤー9を押さない状態の時、柵Aは上下にスライド可能となり、出入り口下部に降下させることにより、ペットが出入りできない状態となる。また、柵Aの不使用時には、スライド可能な状態にして上昇させ、鴨居2aより高い位置まで押し上げ、両格子A1,A2を重ねた状態でハンドル12を操作してカム10がワイヤー9を押す状態とする。これによって柵Aは鴨居2aより上の位置に収納される。
【0018】
図5、図6は、本発明の第2実施例を示しており、この例は、引き戸3の表面に柵Bを水平方向にスライド可能に支持させたものであり、引き戸3の下側表面に一対のスライドガイド20を固定し、これに中間スライダー21をスライド自在に指示させ、この中間スライダー21に柵Bをスライド自在に支持させている。
【0019】
スライドガイド20は、柵Bが開き方向側に移動されるように梢傾斜させて固定され、その端部には柵Bが当接する緩衝ゴム22が固定されている。柵Bにはストッパー用軸23が上下に移動自在に取り付けられ、柵Bが出入り口閉鎖位置にある時に下端が敷居2bのホゾ24に整合するようになっている。
【0020】
軸24はロック装置25によって制御されるようになっており、操作ボタン26を押し下げることにより軸23が押し下げられてホゾ24に先端が挿入された状態でロックされ、再度操作ボタン26を押すことによりロックが解除されホゾ24から外れ、柵Bのスライドに支障がない高さにスプリングの弾力によって引き上げられるようになっている。
【0021】
この柵Bは、不使用時には操作ボタン26を操作して軸23を引き上げた状態にすることにより、スライドガイド20の傾斜によって開き側に自動的に移動されて収納状態となり、ペット及び人の出入りが自由となる。また、引き戸3を開けた状態で柵Bを開いている出入口の方にスライドさせ、操作ボタン26を押し下げることにより、軸23がホゾ24に嵌合されて閉鎖状態が維持され、出入り口の下部を閉鎖し、ペットの出入りを阻止することができる。
【0022】
【発明の効果】
上述したように、本発明のペット侵入防止装置は、屋内の引き戸式出入口の下部を閉鎖可能なペット侵入防止柵と、該柵を上下若しくは左右にスライド可能に支持するスライドガイドとを備え、前記ペット侵入防止柵を、前記出入口の上部若しくは側部から前記出入口下部に往復スライド可能に設置することにより、必要に応じて簡単に、出入口を開けた状態でペットの出入りが阻止されるように柵をセットすることができ、また、柵は出入口の上又は横の定まった位置に収納できるため、収納場所まで運ぶ必要が無く、且つ、不使用時に邪魔にならず、建具の一つとして体裁良く設置することができる。
【0023】
また、引き戸式出入口の両側部に上下に向けた互いに対向されて対をなすガイドレールからなるスライドガイドを備え、該スライドガイドに沿ってペット侵入防止柵を前記出入口の上縁より高い位置から出入口下部に降下自在にすることにより、常時は不使用スペースである、かもいより上の部分に柵が収容でき、収納場所をとらない。
【0024】
さらに、その場合、互いに対向されて対をなすガイドレールを複数対重ねて設置し、各ガイドレールにそれぞれペット侵入防止柵を支持させ、該ペット侵入防止柵は上下に互いに連係されて出入り口下部を閉鎖し、かつ前後に重ねられて出入り口上縁より高い位置に収納されるようにすることにより、天井が低く、かもいより上の空間が狭い家屋でも必要高さの柵を簡単に設置することができる。
【0025】
また、引き戸式出入り口に設置された引き戸に水平方向に向けた互いに平行なガイドレールからなるスライドガイドを備え、該スライドガイドにペット侵入防止柵をスライド自在に支持させることにより、柵付きの引き戸を製造するのみで、家屋には柵取り付け工事が不要となり、より簡単な柵設置が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す正面図である。
【図2】図1に示す実施例のスライド機構を示す断面図である。
【図3】図2中のX−X線断面図である。
【図4】図1に示す実施例の柵降下防止構造部分を示す動作説明図である。
【図5】本発明の第2実施例の正面図である。
【図6】同上のスライドガイド部分を示す断面図である。
【符号の説明】
A ペット侵入防止柵
A1,A2 網状格子
B ペット侵入防止柵
1 引き戸
2a 鴨居
2b 敷居
3 建具枠
4 ガイド用支柱
5a,5b 係止突起
6 ガイド溝
7 被ガイド突起
8 ローラー
8a 凹溝
9 テンションワイヤー
10 カム
10a 小径部
10b 大径部
11 軸
12 ハンドル
13 降下規制子
20 スライドガイド
21 中間スライダー
22 緩衝ゴム
23 ストッパー用軸
24 ホゾ
25 ロック装置
26 操作ボタン

Claims (4)

  1. 屋内の引き戸式出入口の下部を閉鎖可能なペット侵入防止柵と、該柵を上下若しくは左右にスライド可能に支持するスライドガイドとを備え、前記ペット侵入防止柵を、前記出入口の上部若しくは側部から前記出入口下部に往復スライド可能に設置してなるペット侵入防止装置。
  2. 引き戸式出入口の両側部に上下に向けた互いに対向されて対をなすガイドレールからなるスライドガイドを備え、該スライドガイドに沿ってペット侵入防止柵を前記出入口の上縁より高い位置から出入口下部に降下自在にしてなる請求項1に記載のペット侵入防止装置。
  3. 互いに対向されて対をなすガイドレールを複数対重ねて設置し、各ガイドレールにそれぞれペット侵入防止柵を支持させ、該ペット侵入防止柵は上下に互いに連係されて出入口下部を閉鎖し、かつ前後に重ねられて出入口上縁より高い位置に収納されるようにしてなる請求項2に記載のペット侵入防止柵。
  4. 引き戸式出入口に設置された引き戸に水平方向に向けた互いに平行なガイドレールからなるスライドガイドを備え、該スライドガイドにペット侵入防止柵をスライド自在に支持させてなる請求項1に記載のペット侵入防止装置。
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