JP2002364267A - ブラインド装置 - Google Patents

ブラインド装置

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JP2002364267A
JP2002364267A JP2001170223A JP2001170223A JP2002364267A JP 2002364267 A JP2002364267 A JP 2002364267A JP 2001170223 A JP2001170223 A JP 2001170223A JP 2001170223 A JP2001170223 A JP 2001170223A JP 2002364267 A JP2002364267 A JP 2002364267A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 玉チェーン等の室外側からの走行によるブラ
インドの下降をできないようにしたブラインド装置を提
供すること。 【解決手段】 ブラインド装置1は、開口部16を規定
する一対の縦枠2及び3間に互いに上下方向に並置され
た複数のスラット4からなるブラインド5と、スラット
4のそれぞれの長手方向の端部6を支持しており、縦枠
2及び3内に配された折り畳み自在なリンク機構7と、
ブラインド5による開口部16の閉鎖位置及び略閉鎖位
置で、リンク機構7を介してスラット4のそれぞれを略
垂直と略水平状態との間を回動させるべく、リンク機構
7に連結されたチルト機構10と、玉チェーン62の走
行を許可する状態と玉チェーン62の走行を不許可にす
る状態とに設定可能な回転許可・不許可手段11とを具
備している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、戸建住宅又は集合
住宅等の建物の窓等に配置し、必要に応じてこれら窓等
の目隠し、遮蔽をするブラインド装置に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】この種のブラインド装
置は、通常、複数のスラットからなるブラインドを玉チ
ェーン等の走行により上下動させて建物の窓等の開口部
を閉鎖(閉口)、開放(開口)するように、構成されて
いる。
【0003】ところで斯かるブラインド装置では、無意
識による玉チェーン等の走行ではブラインドが上下動さ
れないこと、特に、開口部の略閉鎖状態であって且つ各
スラットが略水平に配された状態(簾状態)から直ちに
ブラインドが下降されないことがプライバシーの保護の
点から好ましいのであるが、従来の多くのブラインド装
置にはこのような無意識による玉チェーン等の走行を禁
止する手段が設けられていないのが実情である。
【0004】またブラインド装置では、目隠しと換気と
を共に行い得るようにスラットを略水平方向にして開口
部を略閉鎖した状態にできるが、この状態ではスラット
と上枠との間、スラット間等の隙間を介して玉チェーン
等を室外側から走行させてスラットを上下動させること
ができる虞があり、これを室内側からのみできると認識
している居住者は、思わぬ被害を蒙る虞もある。
【0005】本発明は、前記諸点に鑑みてなされたもの
であって、その目的とするところは、無意識による玉チ
ェーン等の走行、特に、無意識による玉チェーン等の走
行でもって開口部の略閉鎖状態であって且つ各スラット
が略水平に配された状態からのブラインドの下降を回避
でき、しかも、意識的であっても玉チェーン等の室外側
からの走行によるブラインドの下降をできないようにし
たブラインド装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の第一の態様のブ
ラインド装置は、開口部を規定する一対の縦枠間に互い
に上下方向に並置された複数のスラットを有したブライ
ンドと、スラットのそれぞれの端部を支持していると共
に各縦枠に配された折り畳み自在なリンク機構と、一端
部がリンク機構の上端部に連結された可撓性の長尺体
と、この長尺体の他端部が連結されていると共に回転に
より長尺体を巻き取り繰り出す回転体と、この回転体を
回転させる紐状体と、第一の状態では紐状体による回転
体の回転を許可する一方、第二の状態では紐状体による
回転体の回転を不許可にする回転許可・不許可手段とを
具備しており、ここで、回転許可・不許可手段は、回転
体の回転と共に回転すると共に係合突起部を有した係合
部材と、係合部材の回転において当該係合部材の係合突
起部に非係合となる第一の位置と当該係合部材の係合突
起部に係合する第二の位置とに移動自在な操作摘みとを
具備している。
【0007】第一の態様の構造によれば、操作摘みを有
した回転許可・不許可手段を具備しているために、操作
摘みを操作しない限り紐状体を走行をさせることができ
ず、而して、無意識による紐状体の走行を回避できる。
【0008】本発明の第二の態様のブラインド装置で
は、第一の態様のブラインド装置において、係合部材
は、ブラインドにより開口部が閉鎖された状態であって
各スラットが略垂直に配された状態では、操作摘みの第
一の位置と第二の位置との間の移動を許可する一方、各
スラットが略水平に配された状態では、操作摘みの第一
の位置と第二の位置との間の移動を不許可にする移動許
可・不許可部を有している。
【0009】第二の態様のブラインド装置によれば、操
作摘みの第一の位置と第二の位置との間の移動をブライ
ンドの特定の状態、即ち各スラットが略水平に配された
状態では行い得ないようになって、ブラインドにより開
口部が閉鎖された状態であって各スラットが略垂直に配
された状態で行い得るようになっているために、各スラ
ットが略水平に配された状態での無意識による玉チェー
ン等の紐状体の走行を回避できる。
【0010】本発明の第三の態様のブラインド装置で
は、第一又は第二の態様のブラインド装置において、紐
状体は、ブラインドにより画成される室内側と室外側と
において室内側に垂れ下がっており、操作摘みは室内側
に配されている。
【0011】第三の態様のブラインド装置によれば、紐
状体及び操作摘みが室内側に配されているために、室外
側からの紐状体及び操作摘みの操作が極めて困難であっ
て、意識的であっても紐状体の室外側からの走行による
ブラインドの下降を困難とし、また移動許可・不許可部
を有している場合(第二の態様のブラインド装置の構成
を具備している場合)には、操作摘みの操作による回転
許可・不許可手段における回転体の回転を許可する状態
への設定には、一旦、紐状体の走行により各スラットを
略垂直に配された状態にする必要があるために、仮に、
各スラットが略水平に配された状態で室外側から各スラ
ット間の隙間を介して紐状体及び操作摘みを最初は操作
できたとしてもその後の操作ができなくなり、而して、
実質的に室外側からの紐状体及び操作摘みの操作を行え
ず、従って、意識的であっても紐状体の室外側からの走
行によるスラットの上下動を実質的に行い得ない。
【0012】本発明の第四の態様のブラインド装置は、
開口部を規定する一対の縦枠間に互いに上下方向に並置
された複数のスラットを有したブラインドと、走行によ
りブラインドの上下動を生起させてブラインドを開口部
の開閉位置に設定できると共にブラインドにより画成さ
れる室内側と室外側とにおいて室内側に垂れ下がってい
る紐状体と、ブラインドによる開口部の閉鎖位置及び閉
鎖位置の近傍で各スラットを略垂直と略水平状態との間
を回動させるチルト機構と、紐状体の走行を許可する第
一の状態と紐状体の走行を不許可にする第二の状態とに
設定可能な回転許可・不許可手段とを具備しており、こ
こで、回転許可・不許可手段は、ブラインドにより開口
部が閉鎖された状態であって且つ各スラットが略垂直に
配された状態では、第一の状態と第二の状態との間の変
更を行い得るようになっている一方、各スラットが略水
平に配された状態では、第一の状態と第二の状態との間
の変更を行い得ないようになっていると共に、室内側に
配されている。
【0013】第四の態様のブラインド装置によれば、第
三の態様のブラインド装置と同様に、紐状体及び回転許
可・不許可手段が室内側に配されているために、室外側
からの紐状体及び回転許可・不許可手段の操作が極めて
困難であって、意識的であっても紐状体の室外側からの
走行によるブラインドの下降を困難とし、また回転許可
・不許可手段の操作による第一の状態と第二の状態状態
との設定には、一旦、紐状体の走行により各スラットを
略垂直に配された状態にする必要があるために、各スラ
ットが略水平に配された状態で室外側から各スラット間
の隙間を介して紐状体及び回転許可・不許可手段を最初
はたとえ操作できたとしてもその後の操作ができなくな
り、而して、実質的に室外側からの紐状体及び回転許可
・不許可手段の操作を行えず、従って、意識的であって
も紐状体の室外側からの走行によるブラインドの下降を
実質的に行い得ない。
【0014】第四の態様のブラインド装置において、回
転許可・不許可手段は、第五の態様のブラインド装置の
ように、好ましくは、紐状体の走行により回転されると
共に係合突起部を有した係合部材と、係合部材の回転に
おいて当該係合部材の係合突起部に非係合となる第一の
位置と当該係合部材の係合突起部に係合する第二の位置
とに移動自在な操作摘みとを具備しており、ここで、係
合部材は、第六の態様のブラインド装置のように、好ま
しくは、ブラインドにより開口部が閉鎖された状態であ
って且つ各スラットが略垂直に配された状態では、操作
摘みの第一の位置と第二の位置との間の移動を許容する
一方、各スラットが略水平に配された状態では、操作摘
みの第一の位置と第二の位置との間の移動を不許可にす
る移動許可・不許可部を有している。
【0015】本発明において、紐状体としては、金属製
又は合成樹脂製の玉チェーン、紐、ワイヤ又はベルトの
いずれであってもよいが、好ましくは、玉チェーン、特
に好ましくは金属製の玉チェーンである。
【0016】次に本発明を、図に示す実施の形態の好ま
しい例を参照して更に詳細に説明する。なお、本発明は
これら例に何等限定されないのである。
【0017】
【発明の実施の形態】図1から図10において、本例の
ブラインド装置1は、開口部16を規定する一対の縦枠
2及び3間に互いに上下方向に並置された複数のスラッ
ト4からなるブラインド5と、スラット4のそれぞれの
長手方向の端部6を支持しており、縦枠2及び3内に配
された折り畳み自在なリンク機構7(縦枠3側は図示せ
ず、以下同じ)と、ブラインド5による開口部16の閉
鎖位置及び閉鎖位置の近傍、即ち略閉鎖位置で、リンク
機構7を介してスラット4のそれぞれを略垂直と略水平
状態との間を回動させるべく、リンク機構7に連結され
たチルト機構10(縦枠3側は図示せず、以下同じ)
と、下端部が終端機構8(同じく縦枠3側は図示せず、
以下同じ)を介して縦枠2及び3の夫々に連結されたリ
ンク機構7の上端部をチルト機構10を介して持上げ
て、ブラインド5を閉鎖位置に配するリンク持上げ機構
9と、紐状体としてのリンク持上げ機構9の玉チェーン
62の走行を許可する第一の状態(図3、図6、図7及
び図8参照)と玉チェーン62の走行を不許可にする第
二の状態(図15及び図16参照)とに設定可能な回転
許可・不許可手段11とを具備している。
【0018】縦枠3並びに縦枠3側のリンク機構、終端
機構及びチルト機構等の夫々は、縦枠2並びに縦枠2側
のリンク機構7、終端機構8及びチルト機構10等の夫
々と同様に構成されているため、以下主に縦枠2側につ
いて説明し、必要に応じて縦枠3側について説明する。
【0019】縦枠2と縦枠3とは、上枠15により橋絡
されており、ブラインド5により開放(開口)、閉鎖
(閉口)される開口部16を規定している。縦枠2に
は、上下方向に伸びるスリット17が形成されており、
上枠15には、その下面側にカバー12が取付けられて
いる。
【0020】スラット4のそれぞれは、特に図4に示す
ように、開口部16を閉鎖した際に外部に露出される大
樋状部21と、開口部16を閉鎖した際に上段の大樋状
部21の下端側に重合される小樋状部22とを一体的に
有しており、大樋状部21の下端部にシール部材23が
嵌装されてなる。
【0021】リンク機構7は、特に図5に示すように、
複数の縦リンク部材25が軸ピン26を介して互いに回
動自在に直列に連結されてなる縦リンク列27と、縦リ
ンク列27と同様に、複数の縦リンク部材28が軸ピン
29を介して互いに回動自在に直列に連結されて、縦リ
ンク列27に並設されてなる縦リンク列30と、一端部
が一個おきの軸ピン26を介して縦リンク列27に、他
端部が一個おきの軸ピン29を介して縦リンク列30に
それぞれ回動自在に連結された複数の横リンク部材31
からなる横リンク列32とを具備しており、スラット4
のそれぞれの端部6は、横リンク部材31に、スリット
17を通る取付具33により固定して連結されている。
なお、縦リンク列27及び30の折り畳み方向を規定す
べく、縦リンク部材25及び28には阻止片34が一体
的に設けられている。
【0022】終端機構8は、一端で横リンク列32の最
下位の横リンク部材31に軸ピン(図示せず)を介して
回動自在に連結されたリンク部材41と、一端でリンク
部材41の他端に軸ピン42を介して回動自在に連結さ
れたリンク部材43と、リンク部材43の他端が軸ピン
44を介して回動自在に連結されていると共に縦枠2の
底壁45に固着されている基部材46とを具備してお
り、斯かる終端機構8を介してリンク機構7の下端部が
縦枠2に連結されている。
【0023】終端機構8におけるリンク部材41又は4
3を伸縮自在なコイルばね等で構成して、斯かるコイル
ばね等によりリンク機構7の下端部が若干上下変位可能
になるようにすると共にリンク機構7が伸張した場合に
リンク機構7を全体的に下方に弾性的に引っ張るように
してもよい。
【0024】リンク持上げ機構9は、縦枠2に軸51を
介して回転自在に支持された転向ローラ52と、縦枠2
及び3を橋絡して且つ両端で当該縦枠2及び3に回転自
在に支持された回転軸53と、縦枠2に回転軸53を介
して回転自在に支持された回転体としてのプーリ54
と、一端である繰り出し端が直動自在部材50の板状の
本体55に連結されていると共に転向ローラ52に掛け
回されて他端がプーリ54に連結され且つ当該プーリ5
4に巻き付けられた可撓性の長尺体としての金属製のベ
ルト56と、回転軸53に固着されたプーリ54を回転
させる回転駆動装置57とを具備している。
【0025】リンク持上げ機構9は、縦枠2側の転向ロ
ーラ52、プーリ54及び金属製のベルト56と同様に
構成された転向ローラ52a、プーリ54a、金属製の
ベルト56aを縦枠3側にも具備しており、プーリ54
aは、縦枠3側において回転軸53の端部に固着されて
おり、断面六角形の回転軸53には、円筒状のスリーブ
58が被着されている。
【0026】回転駆動装置57は、縦枠2に支持されて
いると共に回転軸53が回転自在に貫通しているハウジ
ング61と、無端体の紐状体としての玉チェーン62
と、ハウジング61及び縦枠2に回転自在に支持された
軸63と、玉チェーン62が巻きつけられていると共に
軸63に固着された滑車64と、ハウジング61内に配
されており、滑車64の回転による軸63の回転を減速
して回転軸53に出力すると共にブラインド5及びリン
ク機構7等の自重によっては回転軸53を回転させない
ようにする一方、玉チェーン62の走行による滑車64
の回転を許容する程度の制動を回転軸53又は軸63に
与える減速兼制動機構65とを具備している。
【0027】ハウジング61には、玉チェーン62のハ
ウジング61内での走行を案内する複数の案内突起部6
6が一体的に形成されており、玉チェーン62は、カバ
ー12に形成された開口67を通って、ブラインド5に
より画成される室内側86と室外側83とにおいて室内
側86に垂れ下がっている。
【0028】回転駆動装置57によれば、玉チェーン6
2の一方の垂れ下がり部71を手動により下方に引き下
げて、回転部材としての滑車64をR1方向に回転させ
ることにより、軸63及び減速兼制動機構65を介して
回転軸53を減速して回転させることができ、回転軸5
3の回転により、ベルト56の巻き取り方向にプーリ5
4(縦枠3側のプーリ54aも同様)を回転させること
ができ、玉チェーン62の他方の垂れ下がり部72を手
動により下方に引き下げて、滑車64をR2方向に回転
させることにより、前記と逆にベルト56の繰り出し方
向にプーリ54を回転させることができる。
【0029】以上のリンク持上げ機構9は、玉チェーン
62の垂れ下がり部71の引き下げでプーリ54をベル
ト56の巻き取り方向に回転させて、これによりリンク
機構7の上端部をチルト機構10を介して持上げ、ブラ
インド5を閉鎖位置に配するようになっていると共に玉
チェーン62の垂れ下がり部72の引き下げでプーリ5
4をベルト56の繰り出し方向に回転させて、これによ
りリンク機構7の上端部の下降を許容して、ブラインド
5を開放位置に配するようになっている。
【0030】チルト機構10は、縦枠2に直動自在、す
なわち上下動自在に案内されると共に軸心131を中心
とするR3方向の回動が縦枠2によって規制されており
且つ一方では横リンク部材31のうちで最上位の横リン
ク部材132が軸心131を中心とするR3及びR4方
向に回動自在に、他方ではリンク持上げ機構9が夫々連
結されてなる前述の直動自在部材50と、最上位の横リ
ンク部材132に取付けられた取付部材133と、一端
134が直動自在部材50の本体55に、他端135が
取付部材133を介して最上位の横リンク部材132に
夫々連結されており、当該最上位の横リンク部材132
に弾性的な一の方向R3の回動力を与える弾性部材とし
てのコイルばね136と、最上位の横リンク部材132
の開口部16の上方での上昇に際して、コイルばね13
6の弾性的な一の方向R3の回動力に抗して最上位の横
リンク部材132を逆の方向R4に強制的に回動させる
逆強制回動機構137とを具備している。
【0031】直動自在部材50は、板状の本体55と、
本体55に上下方向に並んで一体的に設けられた鍔14
0付の二個の突起138とを具備しており、本体55の
上端部にはベルト56の繰り出し端が固着されており、
本体55の下端部は、軸部材139により横リンク部材
132及び取付部材133に軸心131を中心とするR
3及びR4方向に相対的に回動自在に連結されており、
こうして本体55は、一方では最上位の横リンク部材1
32がR3及びR4方向に回動自在に、他方ではリンク
持上げ機構9が夫々連結されてなり、而して、直動自在
部材50は、最上位の横リンク部材132に軸部材13
9を介してR3及びR4方向に相対的に回動自在に連結
されており、突起138は、縦枠2の縦方向に伸びるス
リット17に上下方向に摺動自在に挿通されており、直
動自在部材50の本体55は、スリット17とスリット
17に挿通された二個の突起138とにより、その上下
動が案内されると共に軸心131を中心とするR3及び
R4方向のその回動が規制されるようになっている。各
突起138の鍔140は、スリット17から突起138
が抜け出るのを防止している。
【0032】取付部材133は、一端部では軸ピン26
を介して、他端部では軸ピン29を介して横リンク部材
132に取付けられており、横リンク部材132の軸心
131を中心とするR3及びR4方向の回動と共に同じ
く軸心131を中心としてR3及びR4方向に回動され
るようになっており、こうして最上位の横リンク部材1
32に取付けられた取付部材133を介してコイルばね
136の他端135は、最上位の横リンク部材132に
連結されている。
【0033】なお、弾性部材として、コイルばね136
を用いる代わりにぜんまいばねを用いる場合には、一端
を最上位の横リンク部材132に、他端を本体55に夫
々連結して、軸心131の回り、例えば軸部材139の
回りに配するとよい。
【0034】逆強制回動機構137は、最上位の横リン
ク部材132に軸ピン26を介して回転自在に設けられ
たカムローラ171と、最上位の横リンク部材132の
開口部16上方での上昇に際して、カムローラ171が
当接するように、縦枠2に設けられた案内カム面172
とを具備しており、案内カム面172は、本例では縦枠
2に取付けられた突起173の外面からなる。
【0035】チルト機構10は、図2、図4、図5、図
6及び図7に示すブラインド5による開口部16の閉鎖
状態で、玉チェーン62の垂れ下がり部72の引き下げ
でベルト56が繰り出される場合、最上位の横リンク部
材132の下降により、図12に示すようにカムローラ
171と案内カム面172との互いの当接が解除され
て、コイルばね136の弾性的な一の方向R3の回動力
により最上位の横リンク部材132を強制的に一の方向
R3に回動させ、逆に、図14に示すブラインド5によ
る開口部16の開放状態で、玉チェーン62の垂れ下が
り部71の引き下げでベルト56が巻き取られる場合、
カムローラ171の突起173への当接に基づく案内カ
ム面172への案内当接で、コイルばね136の弾性的
な一の方向R3の回動力に抗して最上位の横リンク部材
132に逆方向R4の回動を生じさせ、而して、リンク
機構7を介してスラット4のそれぞれを、図13に示す
状態から図11に示す状態を経由して図11に示す状態
のように又は図11に示す状態から図2、図4、図5、
図6及び図7に示す状態のように回動させるようになっ
ている。
【0036】回転許可・不許可手段11は、特に図3、
図6、図7及び図8に示すように、玉チェーン62の走
行により回転されると共にプーリ54の回転と共に回転
される回転軸53に固着された係合部材94と、係合部
材94の回転において当該係合部材94の係合突起部9
5に非係合となる第一の位置(図3、図6、図7及び図
8に示す位置)と当該係合部材94の係合突起部95に
係合する第二の位置(図15及び図16に示す位置)と
に移動自在な操作摘み96とを具備している。
【0037】係合部材94は、回転軸53に固着された
円筒部97と、円筒部97に固着された扇形の係合突起
部95と、円筒部97及び/又は係合突起部95に固着
されていると共にブラインド5により開口部16が閉鎖
された状態であって且つ各スラット4が略垂直に配され
た状態(図2、図4、図6及び図7に示す状態)では、
操作摘み96の第一の位置(「開閉」位置)と第二の位
置(「施錠」位置)との間の移動を許可する一方、各ス
ラット4が略水平に配された状態(図13、図14及び
図16に示す状態)では、操作摘みの第一の位置と第二
の位置との間の移動を不許可にする半環状の移動許可・
不許可部98とを有している。
【0038】移動許可・不許可部98は、その一端面1
01と他端面102との間に通過路103を形成してい
る。
【0039】ブラインド5により画成される室内側86
と室外側83とにおいて室内側86に配されている操作
摘み96は、カバー12に摺動自在に取付けられたスラ
イド摘み部104と、スライド摘み部104に一体的に
形成された突起部105とを具備している。
【0040】回転許可・不許可手段11は、スライド摘
み部104が手動により図8に示す第一の位置である
「開閉」位置に摺動されて設定されると、突起部105
の先端を係合突起部95及び移動許可・不許可部98の
位置以外の係合部材94の円筒部97に対面させて、係
合部材94を回転軸53を介するプーリ54の回転と共
に回転できるようにし、スライド摘み部104が手動に
より図8に示す第二の位置である「施錠」位置に摺動さ
れて設定されると、ブラインド5により開口部16が閉
鎖された状態であって且つ各スラット4が略垂直に配さ
れた状態から各スラット4が略水平に配された状態まで
プーリ54が回転されてこれと共に係合突起部95が回
転される際に係合突起部95に当接する位置に突起部1
05を配置し、図15及び図16に示すように、プーリ
54の回転で突起部105の係合突起部95への当接を
生起させて係合部材94の回転を阻止して、これにより
回転軸53を介するプーリ54の回転を阻止するように
なっている。
【0041】このように回転許可・不許可手段11は、
第一の状態、即ちスライド摘み部104が「施錠」位置
に設定されている状態では、玉チェーン62によるプー
リ54の回転を許可する一方、第二の状態、即ちスライ
ド摘み部104が「施錠」位置に設定されている状態で
は、玉チェーン62によるプーリ54の回転を不許可に
するようになっている。
【0042】また室内側86に配されている回転許可・
不許可手段11は、ブラインド5により開口部16が閉
鎖された状態であって且つ各スラット4が略垂直に配さ
れた状態で初めてスライド摘み部104の手動により突
起部105を通過路103を通って、当該突起部105
の先端が係合突起部95及び移動許可・不許可部98の
位置以外の部位で係合部材94の円筒部97に対面する
位置からプーリ54が回転される際に係合突起部95に
当該突起部105が当接する位置に移動させ、またその
逆の方向に移動させることができるようになっており、
各スラット4が略水平に配された状態では、移動許可・
不許可部98により、換言すれば、突起部105が移動
許可・不許可部98に当接することにより上記の移動を
阻止するようになっている。
【0043】以上のように一対の縦枠2及び3間に互い
に上下方向に並置された複数のスラット4からなるブラ
インド5と、スラット4のそれぞれの端部6を支持して
おり、縦枠2及び3の夫々に配された折り畳み自在なリ
ンク機構7と、一端部がリンク機構7の上端部に連結さ
れた可撓性の長尺体としての金属製のベルト56と、ベ
ルト56の他端部が連結されていると共に回転によりベ
ルト56を巻き取り、繰り出す回転体としてのプーリ5
4と、プーリ54を回転させる紐状体としての玉チェー
ン62と、第一の状態では玉チェーン62によるプーリ
54の回転を許可する一方、第二の状態では玉チェーン
62によるプーリ54の回転を不許可にする回転許可・
不許可手段11とを具備したブラインド装置1は、窓枠
81が配された窓82の室外側83に、戸建住宅又は集
合住宅の建物躯体85に公知の手段で取付けられて設け
られており、窓枠81は、建物躯体85に取付けられて
いる。
【0044】窓枠81は、上枠91と、上枠91の下面
に一体的に形成された障子レール92と、図示しないが
下枠、一対の縦枠及び下枠の上面に一体的に形成された
障子レールとを具備しており、上枠91は、建物躯体8
5に固着されており、下枠及び一対の縦枠も同様に建物
躯体85に固着されており、障子レール92及び下枠の
障子レール間に窓ガラスからなる障子93が移動自在に
嵌め込まれている。
【0045】ブラインド装置1では、開口部16の開放
においては、縦リンク列27及び30は折り畳まれてお
り、図14に示すようにスラット4のそれぞれは開口部
16の下方に互いに密に重合されて(束ねられて)い
る。
【0046】スライド摘み部104が手動により図8に
示す「開閉」位置に設定された状態でのブラインド装置
1における開口部16の閉鎖に際しては、まず、玉チェ
ーン62の垂れ下がり部71を引き下げて滑車64をR
1方向に回転させて、軸63、減速兼制動機構65及び
回転軸53を介してプーリ54を回転し、これによりベ
ルト56をプーリ54に巻き込んで、最上位の横リンク
部材132を上昇させる。横リンク部材132の上昇に
より、縦リンク列27及び30もその上端部側から伸長
され、而して横リンク列32の横リンク部材31も上方
側から上方に持上げられる結果、横リンク部材132を
含む横リンク部材31に固定されたスラット4のそれぞ
れは、順次、開口部16の閉鎖方向に持上げられる。図
12に示すように、突起173に当接しない位置にカム
ローラ171が位置している際には、スラット4が略水
平方向の回動状態に保持されるように、縦リンク列27
及び30並びに横リンク列32等が形成されている。
【0047】更に、ベルト56のプーリ54への巻き込
みにより縦リンク列27及び30が伸長されて、開口部
16の完全閉鎖直前位置で、図10に示すように、カム
ローラ171が突起173に当接して案内カム面172
に案内され始めると、最上位の横リンク部材132のR
4方向の回動で縦リンク列27に対して縦リンク列30
がより持上げられるようになり、これによりスラット4
が図11に示すように回動され、順次垂直方向の回動状
態に設定される。更に、最上位の横リンク部材132の
R4方向の回動と縦リンク列30の持上げで、図4等に
示すようにスラット4が略垂直方向の回動状態に保持さ
れて、開口部16が完全目隠しされた状態でブラインド
5により全閉(完全閉鎖)される。その後、玉チェーン
62の引き下げによるプーリ54の回転が停止されて、
ブラインド5による開口部16の閉鎖動作が完了する。
【0048】スライド摘み部104が手動により図8に
示す「開閉」位置に設定された状態でのブラインド5に
よる開口部16の開放においては、玉チェーン62の垂
れ下がり部72を引き下げて滑車64をR2方向に回転
すると、この回転の助力とスラット4等の自重とにより
プーリ54が前記と逆回転されて、図4、図11、図1
3及び図14に示すようにスラット4が回動されるよう
に、この順番で縦リンク列27及び30等が作動され
る。
【0049】各スラット4が略水平に配された状態での
無意識による玉チェーン62の走行、特に、無意識によ
る玉チェーン62の走行でもって開口部16の略閉鎖状
態であって且つ各スラット4が略水平に配された状態か
らのブラインド5の下降を回避し、しかも、意識的であ
っても玉チェーン62の室外側83からの手動による走
行でブラインド5の下降をできないようにする際には、
ブラインド5により開口部16が閉鎖された状態であっ
て且つ各スラット4が略垂直に配された状態でスライド
摘み部104を手動により図8に示す「開閉」位置から
「施錠」位置に設定する。スライド摘み部104を手動
により図8に示す「施錠」位置に設定すると、仮に、玉
チェーン62の垂れ下がり部72を引き下げても、係合
部材94の回転で係合突起部95が突起部105に当接
して係合部材94のそれ以上の回転が阻止される結果、
玉チェーン62の垂れ下がり部72の引き下げが行えな
くなり、したがって、スライド摘み部104が「施錠」
位置に設定された状態では、ブラインド5により開口部
16が略閉鎖された状態であって且つ各スラット4が略
水平に配された状態までしかブラインド5を下降できな
いようになっている。
【0050】以上のブラインド装置1によれば、操作摘
み96を有した回転許可・不許可手段11を具備してい
るために、スライド摘み部104が「施錠」位置に設定
された状態では、操作摘み96を操作しない限り玉チェ
ーン62を走行させることができず、而して、無意識に
よる玉チェーン62の走行を回避でき、また、操作摘み
96の第一の位置(「開放」位置)と第二の位置(「施
錠」位置)との間の移動をブラインド5の特定の状態、
即ち各スラット4が略水平に配された状態では行い得な
いようになっている一方、ブラインド5により開口部1
6が閉鎖された状態であって各スラット4が略垂直に配
された状態で初めて行い得るようになっているために、
各スラット4が略水平に配された状態での無意識による
玉チェーン62の走行を回避でき、また、操作摘み96
の操作による回転許可・不許可手段11におけるプーリ
54の回転を許可する状態への設定には、一旦、玉チェ
ーン62の走行により各スラット4を略垂直に配された
状態にする必要があるために、各スラット4が略水平に
配された状態で室外側83から各スラット4間の隙間1
21又は最上段のスラット4とカバー12との間の隙間
122を介して玉チェーン62を最初はたとえ操作でき
たとしても、その後の操作ができなくなり、而して、実
質的に室外側83からの玉チェーン62及び操作摘み9
6の操作を行えず、従って、意識的であっても玉チェー
ン62の室外側83からの走行によるブラインド5の下
降を実質的に行い得ない。
【0051】また、本例のブラインド装置1によれば、
チルト機構10によりスラット4のそれぞれを回動させ
て、開口部16の完全閉鎖と開口部16の簾状態の閉鎖
とを選択的に行うことができる上に、チルト機構10が
最上位の横リンク部材132に弾性的な一の方向R3の
回動力を与えるコイルばね136を具備しているため
に、逆強制回動機構137により最上位の横リンク部材
132が逆の方向R4に強制的に回動された後に、再び
ブラインド5を開放位置に移行させるべく、最上位の横
リンク部材132を下降させる際に、最上位の横リンク
部材132をコイルばね136の弾性的な回動力により
一の方向R3に強制的に回動させることができる結果、
スラット4の水平状態への移行を低コストで且つ高い信
頼度をもって行わせることができる。
【0052】また上記のブラインド装置1では、減速兼
制動機構65を具備した回転駆動装置57を用いたが、
これに代えて、玉チェーン62の一方の垂れ下がり部7
1を引き下げない限り、回転軸53又は軸63にラチェ
ットが掛かってブラインド5及びリンク機構7等の自重
では回転軸53を回転させないようにすると共に玉チェ
ーン62の他方の垂れ下がり部72の引き下げでは同じ
く回転軸53又は軸63にラチェットが掛かって回転軸
53を回転できないようにする一方、玉チェーン62の
一方の垂れ下がり部71の継続した一定以上の引き下げ
ではラチェットを解除して回転軸53をR1方向に回転
させることができるようにすると共に玉チェーン62の
一方の垂れ下がり部71の一時的な少量の引き下げで
は、ラチェットが解除されて回転軸53が回転自在とな
り、ブラインド5及びリンク機構7等の自重によって回
転軸53がR2方向に回転されるようにした減速兼ラチ
ェット機構を具備した回転駆動装置57を用いてもよ
い。
【0053】
【発明の効果】本発明によれば、無意識による玉チェー
ン等の走行、特に、無意識による玉チェーン等の走行で
もって開口部の略閉鎖状態であって且つ各スラットが略
水平に配された状態からのブラインドの下降を回避で
き、しかも、意識的であっても玉チェーン等の室外側か
らの走行によるブラインドの下降をできないようにした
ブラインド装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好ましい実施の形態の一例の全体斜視
図である。
【図2】図1に示す例の一方の縦枠側の一部縦断面説明
図である。
【図3】図1に示す例の横断面説明図である。
【図4】図1に示す一方の縦枠側の一部説明図である。
【図5】図1に示す例の一方の縦枠内の詳細説明図であ
る。
【図6】図2の一部拡大説明図である。
【図7】図2の一部拡大説明図である。
【図8】図2に示す操作摘みの正面拡大説明図である。
【図9】図1に示す例の一方の縦枠の横断面説明図であ
る。
【図10】図5の一部拡大説明図である。
【図11】図1に示す例の動作説明図である。
【図12】図1に示す例の動作説明図である。
【図13】図1に示す例の動作説明図である。
【図14】図1に示す例の動作説明図である。
【図15】図1に示す例の動作説明図である。
【図16】図1に示す例の動作説明図である。
【符号の説明】
1 ブラインド装置 2、3 縦枠 4 スラット 5 ブラインド 7 リンク機構 10 チルト機構 11 回転許可・不許可手段 16 開口部 54 プーリ 62 玉チェーン 94 係合部材 96 操作摘み
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2E043 AA01 AA04 BB01 BB02 BC06 BD04 DA01 DA03 DA04 DA05 DA06 DB05

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開口部を規定する一対の縦枠間に互いに
    上下方向に並置された複数のスラットを有したブライン
    ドと、スラットのそれぞれの端部を支持していると共に
    各縦枠に配された折り畳み自在なリンク機構と、一端部
    がリンク機構の上端部に連結された可撓性の長尺体と、
    この長尺体の他端部が連結されていると共に回転により
    長尺体を巻き取り繰り出す回転体と、この回転体を回転
    させる紐状体と、第一の状態では紐状体による回転体の
    回転を許可する一方、第二の状態では紐状体による回転
    体の回転を不許可にする回転許可・不許可手段とを具備
    しており、回転許可・不許可手段は、回転体の回転と共
    に回転すると共に係合突起部を有した係合部材と、係合
    部材の回転において当該係合部材の係合突起部に非係合
    となる第一の位置と当該係合部材の係合突起部に係合す
    る第二の位置とに移動自在な操作摘みとを具備している
    ブラインド装置。
  2. 【請求項2】 係合部材は、ブラインドにより開口部が
    閉鎖された状態であって各スラットが略垂直に配された
    状態では、操作摘みの第一の位置と第二の位置との間の
    移動を許可する一方、各スラットが略水平に配された状
    態では、操作摘みの第一の位置と第二の位置との間の移
    動を不許可にする移動許可・不許可部を有している請求
    項1に記載のブラインド装置。
  3. 【請求項3】 紐状体は、ブラインドにより画成される
    室内側と室外側とにおいて室内側に垂れ下がっており、
    操作摘みは室内側に配されている請求項1又は2に記載
    のブラインド装置。
  4. 【請求項4】 開口部を規定する一対の縦枠間に互いに
    上下方向に並置された複数のスラットを有したブライン
    ドと、走行によりブラインドの上下動を生起させてブラ
    インドを開口部の開閉位置に設定できると共にブライン
    ドにより画成される室内側と室外側とにおいて室内側に
    垂れ下がっている紐状体と、ブラインドによる開口部の
    閉鎖位置及び閉鎖位置の近傍で各スラットを略垂直と略
    水平状態との間を回動させるチルト機構と、紐状体の走
    行を許可する第一の状態と紐状体の走行を不許可にする
    第二の状態とに設定可能な回転許可・不許可手段とを具
    備しており、回転許可・不許可手段は、ブラインドによ
    り開口部が閉鎖された状態であって且つ各スラットが略
    垂直に配された状態では、第一の状態と第二の状態との
    間の変更を行い得るようになっている一方、各スラット
    が略水平に配された状態では、第一の状態と第二の状態
    との間の変更を行い得ないようになっていると共に、室
    内側に配されているブラインド装置。
  5. 【請求項5】 回転許可・不許可手段は、紐状体の走行
    により回転されると共に係合突起部を有した係合部材
    と、係合部材の回転において当該係合部材の係合突起部
    に非係合となる第一の位置と当該係合部材の係合突起部
    に係合する第二の位置とに移動自在な操作摘みとを具備
    している請求項4に記載のブラインド装置。
  6. 【請求項6】 係合部材は、ブラインドにより開口部が
    閉鎖された状態であって且つ各スラットが略垂直に配さ
    れた状態では、操作摘みの第一の位置と第二の位置との
    間の移動を許容する一方、各スラットが略水平に配され
    た状態では、操作摘みの第一の位置と第二の位置との間
    の移動を不許可にする移動許可・不許可部を有している
    請求項5に記載のブラインド装置。
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