JP2002364273A - 巻上げシャッタの引下げ装置 - Google Patents

巻上げシャッタの引下げ装置

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JP2002364273A
JP2002364273A JP2001176201A JP2001176201A JP2002364273A JP 2002364273 A JP2002364273 A JP 2002364273A JP 2001176201 A JP2001176201 A JP 2001176201A JP 2001176201 A JP2001176201 A JP 2001176201A JP 2002364273 A JP2002364273 A JP 2002364273A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
slat
shutter
handle
stopper
cap
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001176201A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiko Tsuda
和彦 津田
Shogo Sekiguchi
省吾 関口
Shinichi Hoki
伸一 豊貴
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujisash Co Ltd
Original Assignee
Fujisash Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fujisash Co Ltd filed Critical Fujisash Co Ltd
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Publication of JP2002364273A publication Critical patent/JP2002364273A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】シャッタの全開時に美観がよく、しかも容易に
スラットの閉操作ができる巻上げシャッタの引下げ装置
を得る。 【解決手段】ボトムスラットに設けたキャップと、ガイ
ドレールの上方に設けた上端カバーと、これら上端カバ
ーとキャップの間に挟み込まれるストッパと、ストッパ
に連結する把手とによって、ストッパ機構を構成し、把
手を立位で容易に操作できる位置に配置し、この把手を
引下げてスラットの閉操作を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、住宅等に設置する
巻上げシャッタの引下げ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の巻上げシャッタの引下げ装置と
しては、例えば、図3に示すものがある。これには、上
部にシャッタケース1が設けられ、このシャッタケース
1には、スラット2を収納するための巻上げ装置3が格
納されている。巻上げ装置3には図示しないトーション
スプリングが設けられ、常に巻上げ方向に付勢力を発揮
している。また、この付勢力は、引き下ろす場合の操作
力を軽減するため、スラット2の自重とほぼバランスす
るよう調整されている。
【0003】スラット2の両側には、ガイドレール4が
設置されており、スラット2のシャッタケース1への収
納時や締切時に、スラット2の上下動をガイドしてい
る。また、スラット2の下部には、ボトムスラット5が
設けられ、このボトムスラット5のほぼ中央に操作紐6
が取り付けられている。このようなシャッタにおいて、
スラット2を全開状態から引下げる場合は、ボトムスラ
ット5に直接手が届かないため、ボトムスラット5に設
けた操作紐6を手の届くところまで垂らし、これを引っ
張って、スラット2を引下げ、閉操作するようになって
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の技術においては、シャッタの全開時からスラッ
トを引下げる場合は、ボトムスラットのほぼ中央で、手
が届く所まで垂らされた操作紐を引っ張ってスラットの
閉操作を行うようになっているため、テラス等に設置さ
れる背の高いシャッタにおいては、大きな開口のほぼ中
央に、操作紐が垂れ下がった状態になり、美観を損なう
ばかりか、操作紐が間違ってシャッタケース内に巻き込
まれた場合には、スラットの閉操作が非常に困難になる
という問題があった。
【0005】また、中央部にある操作紐を操作するため
には、スラットの室内側に設けられた障子の一方を全開
にする必要があるため、夏場の暑気や冬場の寒気等が室
内に流れ込むという問題があった。本発明は、上記の問
題点を解決するためになされたもので、美観を損なう操
作紐を廃止し、シャッタの全開時でも立位のままで容易
に手が届く位置でスラットの閉操作が行え、しかも、障
子を全開にする必要がない巻上げシャッタの引下げ装置
を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、ボトムスラットの両側に設けたキャップ
と、ガイドレールの上方に設けた上端カバーとの間に、
ストッパを挟み込み、このストッパをガイドレールに設
けた把手と連結し、この把手を立位で容易に操作できる
位置に配置し、把手を引下げることよってスラットの閉
操作を行うことを特徴としている。
【0007】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して本発明に
よる巻上げシャッタの実施の形態について説明する。図
1は、本発明の実施の形態を示す斜視図である。図2
は、全開状態を示す斜視図である。
【0008】図1において、10は、一対のガイドレー
ルであり、建物の壁に設けられた開口部の両側にそれぞ
れ嵌め込み固定される。11は、スラットであり、ガイ
ドレール10に設けられたガイド部12に嵌め込まれ、
摺動可能に保持されている。13は、ボトムスラットで
あり、スラット11の最下部に設けられ、図示しない下
枠と接することで、シャッタの締切状態を作る。
【0009】14は、キャップであり、ボトムスラット
13の端部に、ネジ等の締結手段で固定されている。1
5は、上端カバーであり、ネジ等の締結手段でガイドレ
ール10に取り付けられている。16は、ストッパであ
り、キャップ14と上端カバー15の間に挟みこまれる
位置に設けられている。
【0010】17は、連結桿であり、一端には、ネジ等
の締結手段によってストッパ16が取り付けられ、他端
には、把手18がネジ等の締結手段によって取り付けら
れ、ストッパ16と連動して動くようになっており、連
結桿17は、ガイドレール10に設けられたレール溝1
9に摺動可能に保持されている。また、キャップ14、
上端カバー15、ストッパ16、連結桿17および把手
18により、ストッパ機構を構成している。
【0011】次に上述した構成の作用について説明す
る。シャッタの施錠状態が解除され、スラット11を、
図示しない巻上げ装置に巻上げる場合は、図1に示すよ
うに、ボトムスラット13がスラット11の巻上げに伴
って上方に移動し、ボトムスラット13に固定されたキ
ャップ14に形成された当接面14aが、ストッパ16
の下面16aに当接する。
【0012】スラット11を更に巻上げると、キャップ
の当接面14aがストッパの下面16aに当接したまま
移動し、これに伴って、ストッパ16と連結桿17を介
して連結している把手18も共に上方へ移動する。更に
スラット11を巻上げると、ストッパ16に形成された
当接面16bが上端カバー15のストッパ部15aに当
たり、巻上げが終了し、図2の全開状態になる。この
時、把手18は立位で容易に操作できる位置に保持され
ている。
【0013】図2に示すシャッタの全開状態からスラッ
ト11を引下げる場合は、立位のままで容易に操作でき
る位置に保持されている把手18を引下げる。この時、
連結桿17を介して把手18と連結しているストッパ1
6が、把手18と共に引下げられ、上端カバー15のス
トッパ面15aに当接しているストッパ16の当接面1
6bが、上端カバーのストッパ面15aから離れる。
【0014】更に把手18を引下げると、ストッパ16
の下面16aとキャップ14の当接面14aが当接した
ままボトムスラット13を引下げ、ボトムスラット1
3、またはスラット11を、立位のまま容易に手が届く
位置まで引下げる。その後、ボトムスラット13、また
はスラット11を持ってスラット11を引下げ、スラッ
ト11の閉操作が終了する。
【0015】この時、把手18は、ガイドレール10の
設けられたレール溝19に設けられた図示しないストッ
パに当接し、動きを停止するため、ストッパ16の下面
16aからキャップ14の当接面14aが離れ、ボトム
スラット13、およびスラット11が独立して移動す
る。上記は、片側の把手18を操作した場合で述べた
が、その反対側にも同様のストッパ機構を設けることに
より、同様の閉操作可能である。この場合、障子の周り
に家具等の障害があっても、左右どちらかの把手を用い
てスラット11の閉操作ができるため、室内の家具等の
配置の自由度を増すことができるという効果が得られ
る。
【0016】また、スラットの水平方向の傾きを防止
し、スラットの引下げや引上げの際の開閉動作が円滑に
行えるようにする技術は、従来から行われている通常の
手段を用いればよく、例えばシャッタケース内に設けた
巻上げ装置にガイドレールの案内溝に向う方向に付勢力
を与え、スラット開閉時の巻外径の縮小、拡大に応動し
て移動可能にし、スラットを常に水平状態で案内溝に沿
って移動させる等の手段があるが、スラットの傾きを防
止する手段としてはこの限りではない。
【0017】以上は、テラス等の室内から操作するシャ
ッタの場合で述べたが、例えばガレージのシャッタ等の
ように屋外から操作する巻上げシャッタにおいても、同
様の思想を適用することにより同等の効果が得られるこ
とは、無論である。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、立位で
容易に操作できる位置に把手を設け、把手を引下げるこ
とで閉操作ができるようにし、操作紐を廃止したため、
シャッタの全開時の美観が向上し、これに加えて、操作
紐がシャッタケース内に巻き込まれる恐れがなくなり、
常に容易に手が届く位置でスラットの閉操作ができると
いう効果が得られる。
【0019】また、シャッタのガイドレールに設けた把
手を操作すれば、スラットの閉操作ができるため、障子
を全開にする必要がなくなり、夏場の暑気や冬場の寒気
等が室内に流れ込むのを防止できるという効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す斜視図
【図2】本発明の実施の形態の全開状態を示す斜視図
【図3】従来の実施例を示す斜視図
【符号の説明】
10 ガイドレール 11 スラット 13 ボトムスラット 14 キャップ 15 上端カバー 16 ストッパ 17 連結桿 18 把手 19 レール溝
フロントページの続き (72)発明者 豊貴 伸一 神奈川県横浜市保土ヶ谷区今井町412−5 ヴェルヌーブ保土ヶ谷921 Fターム(参考) 2E042 AA01 BA02 CA06 DA01

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シャッタケースと、該シャッタケースに
    格納された巻上げ装置と、該巻上げ装置によって巻上げ
    られるスラットと、該スラットの移動をその両側でガイ
    ドする一対のガイドレールと、前記スラットの下部にボ
    トムスラットを設けて成る巻上げシャッタにおいて、 前記ボトムスラットの端部にキャップを設け、前記ガイ
    ドレールの上端に上端カバーを設け、該上端カバーと前
    記キャップの間にストッパを挟み込み、該ストッパに連
    結する把手を前記ガイドレールに設けてストッパ機構を
    構成し、前記把手を立位で操作可能な位置に配置して、
    該把手を操作することでスラットの閉操作を行うことを
    特徴とした巻上げシャッタの引下げ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記ストッパ機構をシャッタの両側に設けたことを特徴
    とした巻上げシャッタの引下げ装置。
JP2001176201A 2001-06-11 2001-06-11 巻上げシャッタの引下げ装置 Pending JP2002364273A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20140262076A1 (en) * 2013-03-15 2014-09-18 Homerun Holdings Corporation Stop for guide rails on a blackout curtain or shade

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20140262076A1 (en) * 2013-03-15 2014-09-18 Homerun Holdings Corporation Stop for guide rails on a blackout curtain or shade

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