JPH08121061A - 手動式シャッタにおける操作ロープのロック機構 - Google Patents
手動式シャッタにおける操作ロープのロック機構Info
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- JPH08121061A JPH08121061A JP25537594A JP25537594A JPH08121061A JP H08121061 A JPH08121061 A JP H08121061A JP 25537594 A JP25537594 A JP 25537594A JP 25537594 A JP25537594 A JP 25537594A JP H08121061 A JPH08121061 A JP H08121061A
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- JP
- Japan
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- rope
- operation rope
- lock
- stopper
- slat curtain
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- Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 スラットカーテンを任意の位置で停止させ
る。バランス機構を備えた手動式シャッタにおいて、バ
ランス機構が故障した場合のスラットカーテンの急激な
自由落下を防止する。 【構成】 スラットカーテン3と、巻取シャフト6と、
操作用ロープ車7と、無端状操作ロープ8と、バランス
機構15とを有する手動式シャッタにおける操作ロープ8
のロック機構29である。操作ロープ8の掛けられる操作
ロープロック用ロープ車32、ロープ車32に対して接近、
離隔するように移動自在でかつロープ車32に接近したさ
いにその回転を停止させるストッパ33、およびストッパ
33をロープ車32側に接近するように付勢する板ばね34を
備えている。ロープ車32の外周面に周方向に間隔をおい
て複数の突起32b を形成する。ストッパ33に、ロープ車
32に接近したさいにロープ車32の突起32b と係合する突
起33a を形成する。操作ロープ8によりストッパ33をロ
ープ車32から離隔しうるようにする。
る。バランス機構を備えた手動式シャッタにおいて、バ
ランス機構が故障した場合のスラットカーテンの急激な
自由落下を防止する。 【構成】 スラットカーテン3と、巻取シャフト6と、
操作用ロープ車7と、無端状操作ロープ8と、バランス
機構15とを有する手動式シャッタにおける操作ロープ8
のロック機構29である。操作ロープ8の掛けられる操作
ロープロック用ロープ車32、ロープ車32に対して接近、
離隔するように移動自在でかつロープ車32に接近したさ
いにその回転を停止させるストッパ33、およびストッパ
33をロープ車32側に接近するように付勢する板ばね34を
備えている。ロープ車32の外周面に周方向に間隔をおい
て複数の突起32b を形成する。ストッパ33に、ロープ車
32に接近したさいにロープ車32の突起32b と係合する突
起33a を形成する。操作ロープ8によりストッパ33をロ
ープ車32から離隔しうるようにする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は手動式シャッタにおけ
る操作ロープのロック機構に関する。
る操作ロープのロック機構に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば建築物の開閉窓や嵌め殺し窓、
および出入口の戸の外側を覆いうる手動式シャッタとし
て、複数のスラットを連結することにより形成されたス
ラットカーテンと、スラットカーテンを巻取る巻取シャ
フトと、巻取シャフトに同心状にかつ固定状に設けられ
た操作用ロープ車と、操作用ロープ車に掛けられかつ建
築物の内部から操作しうる無端状操作ロープとを備えた
ものが知られている。
および出入口の戸の外側を覆いうる手動式シャッタとし
て、複数のスラットを連結することにより形成されたス
ラットカーテンと、スラットカーテンを巻取る巻取シャ
フトと、巻取シャフトに同心状にかつ固定状に設けられ
た操作用ロープ車と、操作用ロープ車に掛けられかつ建
築物の内部から操作しうる無端状操作ロープとを備えた
ものが知られている。
【0003】ところで、大型の手動式シャッタにおいて
は、スラットカーテンの開動作を小さな力で行うことが
できるとともにスラットカーテンを閉じるさいにスラッ
トカーテンが自重により急激に下降しないようにバラン
ス機構が具備せしめられている。バランス機構として
は、スラットカーテンが巻取シャフトから巻戻されたと
きに巻取シャフトにスラットカーテンを巻取る方向の回
転力を付与し、かつスラットカーテンの全閉状態のとき
には巻取シャフトに上記回転力を付与しないものが知ら
れている。たとえば、巻取シャフトに同期して回転する
バランスプーリと、一端がバランスプーリに固定された
引張ワイヤと、引張ワイヤをこれを引張る方向に付勢す
る付勢手段とを備えており、バランスプーリは、スラッ
トカーテンを閉じるときに引張りワイヤを巻取る主プー
リ部と、主プーリ部の一端に設けられ、主プーリ部に連
続して引張ワイヤを巻取る0点復帰プーリ部とを有し、
0点復帰プーリ部が、スラットカーテンを全閉位置まで
巻取シャフトから巻戻したときに引張ワイヤが主プーリ
部の軸心を通る外周形状をしているようになされている
ものが提案されている(特開平5−163880号参
照)。
は、スラットカーテンの開動作を小さな力で行うことが
できるとともにスラットカーテンを閉じるさいにスラッ
トカーテンが自重により急激に下降しないようにバラン
ス機構が具備せしめられている。バランス機構として
は、スラットカーテンが巻取シャフトから巻戻されたと
きに巻取シャフトにスラットカーテンを巻取る方向の回
転力を付与し、かつスラットカーテンの全閉状態のとき
には巻取シャフトに上記回転力を付与しないものが知ら
れている。たとえば、巻取シャフトに同期して回転する
バランスプーリと、一端がバランスプーリに固定された
引張ワイヤと、引張ワイヤをこれを引張る方向に付勢す
る付勢手段とを備えており、バランスプーリは、スラッ
トカーテンを閉じるときに引張りワイヤを巻取る主プー
リ部と、主プーリ部の一端に設けられ、主プーリ部に連
続して引張ワイヤを巻取る0点復帰プーリ部とを有し、
0点復帰プーリ部が、スラットカーテンを全閉位置まで
巻取シャフトから巻戻したときに引張ワイヤが主プーリ
部の軸心を通る外周形状をしているようになされている
ものが提案されている(特開平5−163880号参
照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
手動式シャッタでは、スラットカーテンを任意の位置で
安定状態で停止させることができず、常に全開または全
閉状態になるという問題があった。また、バランス機構
を備えた手動式シャッタでは、バランス機構が故障して
スラットカーテンが巻取シャフトから巻戻されたときに
巻取シャフトにスラットカーテンを巻取る方向の回転力
が付与されなくなった場合、たとえば上述したようなバ
ランス機構の引張ワイヤが破断した場合に、スラットカ
ーテンが自重により急激に自由落下し、安全性の面で問
題があった。
手動式シャッタでは、スラットカーテンを任意の位置で
安定状態で停止させることができず、常に全開または全
閉状態になるという問題があった。また、バランス機構
を備えた手動式シャッタでは、バランス機構が故障して
スラットカーテンが巻取シャフトから巻戻されたときに
巻取シャフトにスラットカーテンを巻取る方向の回転力
が付与されなくなった場合、たとえば上述したようなバ
ランス機構の引張ワイヤが破断した場合に、スラットカ
ーテンが自重により急激に自由落下し、安全性の面で問
題があった。
【0005】この発明の目的は、上記問題を解決した手
動式シャッタにおける操作ロープのロック機構を提供す
ることにある。
動式シャッタにおける操作ロープのロック機構を提供す
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明による第1の手
動式シャッタにおける操作ロープのロック機構は、複数
のスラットを連結することにより形成されたスラットカ
ーテンと、スラットカーテンを巻取る巻取シャフトと、
巻取シャフトに同心状にかつ固定状に設けられた操作用
ロープ車と、操作用ロープ車に掛けられた無端状操作ロ
ープとを有する手動式シャッタにおいて、操作ロープの
掛けられる操作ロープロック用ロープ車、操作ロープロ
ック用ロープ車に対して接近、離隔するように移動自在
でかつ操作ロープロック用ロープ車に接近したさいにそ
の回転を停止させるストッパ、およびストッパを操作ロ
ープロック用ロープ車側に接近するように付勢する付勢
手段を備えており、操作ロープによりストッパを操作ロ
ープロック用ロープ車から離隔しうるようになされてい
るものである。
動式シャッタにおける操作ロープのロック機構は、複数
のスラットを連結することにより形成されたスラットカ
ーテンと、スラットカーテンを巻取る巻取シャフトと、
巻取シャフトに同心状にかつ固定状に設けられた操作用
ロープ車と、操作用ロープ車に掛けられた無端状操作ロ
ープとを有する手動式シャッタにおいて、操作ロープの
掛けられる操作ロープロック用ロープ車、操作ロープロ
ック用ロープ車に対して接近、離隔するように移動自在
でかつ操作ロープロック用ロープ車に接近したさいにそ
の回転を停止させるストッパ、およびストッパを操作ロ
ープロック用ロープ車側に接近するように付勢する付勢
手段を備えており、操作ロープによりストッパを操作ロ
ープロック用ロープ車から離隔しうるようになされてい
るものである。
【0007】上記ロック機構において、操作ロープロッ
ク用ロープ車の外周面に周方向に間隔をおいて複数の突
起が形成され、ストッパに、操作ロープロック用ロープ
車に接近したさいに操作ロープロック用ロープ車の突起
と係合する突起が形成され、付勢手段が、操作ロープロ
ック用ロープ車の突起とストッパの突起とが係合するよ
うにストッパを操作ロープロック用ロープ車側に付勢す
るようになされているのがよい。
ク用ロープ車の外周面に周方向に間隔をおいて複数の突
起が形成され、ストッパに、操作ロープロック用ロープ
車に接近したさいに操作ロープロック用ロープ車の突起
と係合する突起が形成され、付勢手段が、操作ロープロ
ック用ロープ車の突起とストッパの突起とが係合するよ
うにストッパを操作ロープロック用ロープ車側に付勢す
るようになされているのがよい。
【0008】また、上記ロック機構において、操作ロー
プロック用ロープ車の外周面のロープ溝がV溝となさ
れ、ストッパに、操作ロープロック用ロープ車に接近し
たさいに操作ロープをロープ溝内に押し込む押圧部分が
設けられていることがある。
プロック用ロープ車の外周面のロープ溝がV溝となさ
れ、ストッパに、操作ロープロック用ロープ車に接近し
たさいに操作ロープをロープ溝内に押し込む押圧部分が
設けられていることがある。
【0009】この発明による第2の手動式シャッタにお
ける操作ロープのロック機構は、複数のスラットを連結
することにより形成されたスラットカーテンと、スラッ
トカーテンを巻取る巻取シャフトと、巻取シャフトに同
心状にかつ固定状に設けられた操作用ロープ車と、操作
用ロープ車に掛けられた無端状操作ロープとを有する手
動式シャッタにおいて、互いに接近、離隔するように相
対的に移動自在でかつ操作ロープを挟む1対の挾着部材
と、量挾着部材を互いに接近させる方向に付勢する付勢
手段とを備えており、操作ロープに長さ方向に間隔をお
いて複数の突起が設けられ、各挾着部材に操作ロープの
突起と係合する突起が設けられ、両挾着部材が互いに接
近したさいに各挾着部材の突起と操作ロープの突起とが
互いに係合するようになされ、操作ロープにより両挾着
部材を互いに離隔しうるようになされているものであ
る。
ける操作ロープのロック機構は、複数のスラットを連結
することにより形成されたスラットカーテンと、スラッ
トカーテンを巻取る巻取シャフトと、巻取シャフトに同
心状にかつ固定状に設けられた操作用ロープ車と、操作
用ロープ車に掛けられた無端状操作ロープとを有する手
動式シャッタにおいて、互いに接近、離隔するように相
対的に移動自在でかつ操作ロープを挟む1対の挾着部材
と、量挾着部材を互いに接近させる方向に付勢する付勢
手段とを備えており、操作ロープに長さ方向に間隔をお
いて複数の突起が設けられ、各挾着部材に操作ロープの
突起と係合する突起が設けられ、両挾着部材が互いに接
近したさいに各挾着部材の突起と操作ロープの突起とが
互いに係合するようになされ、操作ロープにより両挾着
部材を互いに離隔しうるようになされているものであ
る。
【0010】
【作用】操作ロープの掛けられる操作ロープロック用ロ
ープ車、操作ロープロック用ロープ車に対して接近、離
隔するように移動自在でかつ操作ロープロック用ロープ
車に接近したさいにその回転を停止させるストッパ、お
よびストッパを操作ロープロック用ロープ車側に接近す
るように付勢する付勢手段を備えており、操作ロープに
よりストッパを操作ロープロック用ロープ車から離隔し
うるようになされていると、付勢手段により操作ロープ
ロック用ロープ車側に接近するように付勢されているス
トッパによって操作ロープロック用ロープ車の回転が停
止させられ、その結果操作ロープがロックされ、スラッ
トカーテンが停止させられる。したがって、スラットカ
ーテンを任意の位置で停止させることができる。また、
バランス機構を備えた手動式シャッタにおいて、バラン
ス機構が故障してスラットカーテンが巻取シャフトから
巻戻されたときに巻取シャフトにスラットカーテンを巻
取る方向の回転力が付与されなくなった場合にも、スラ
ットカーテンが自重により自由落下するのを防止するこ
とができる。
ープ車、操作ロープロック用ロープ車に対して接近、離
隔するように移動自在でかつ操作ロープロック用ロープ
車に接近したさいにその回転を停止させるストッパ、お
よびストッパを操作ロープロック用ロープ車側に接近す
るように付勢する付勢手段を備えており、操作ロープに
よりストッパを操作ロープロック用ロープ車から離隔し
うるようになされていると、付勢手段により操作ロープ
ロック用ロープ車側に接近するように付勢されているス
トッパによって操作ロープロック用ロープ車の回転が停
止させられ、その結果操作ロープがロックされ、スラッ
トカーテンが停止させられる。したがって、スラットカ
ーテンを任意の位置で停止させることができる。また、
バランス機構を備えた手動式シャッタにおいて、バラン
ス機構が故障してスラットカーテンが巻取シャフトから
巻戻されたときに巻取シャフトにスラットカーテンを巻
取る方向の回転力が付与されなくなった場合にも、スラ
ットカーテンが自重により自由落下するのを防止するこ
とができる。
【0011】しかも、操作ロープによりストッパを操作
ロープロック用ロープ車から離隔しうるようになされて
いると、スラットカーテンの開閉は、操作ロープにより
付勢手段を操作ロープロック用ロープ車から離隔させ、
この状態で操作ロープを引張ることにより行うことがで
きる。
ロープロック用ロープ車から離隔しうるようになされて
いると、スラットカーテンの開閉は、操作ロープにより
付勢手段を操作ロープロック用ロープ車から離隔させ、
この状態で操作ロープを引張ることにより行うことがで
きる。
【0012】また、操作ロープロック用ロープ車の外周
面に周方向に間隔をおいて複数の突起が形成され、スト
ッパに、操作ロープロック用ロープ車に接近したさいに
操作ロープロック用ロープ車の突起と係合する突起が形
成され、付勢手段が、操作ロープロック用ロープ車の突
起とストッパの突起とが係合するようにストッパを操作
ロープロック用ロープ車側に付勢するようになされてい
ると、ストッパによる操作ロープロック用ロープ車の回
転停止を確実に行うことができる。
面に周方向に間隔をおいて複数の突起が形成され、スト
ッパに、操作ロープロック用ロープ車に接近したさいに
操作ロープロック用ロープ車の突起と係合する突起が形
成され、付勢手段が、操作ロープロック用ロープ車の突
起とストッパの突起とが係合するようにストッパを操作
ロープロック用ロープ車側に付勢するようになされてい
ると、ストッパによる操作ロープロック用ロープ車の回
転停止を確実に行うことができる。
【0013】さらに、操作ロープロック用ロープ車の外
周面のロープ溝がV溝となされ、ストッパに、操作ロー
プロック用ロープ車に接近したさいに操作ロープをロー
プ溝内に押し込む押圧部分が設けられていると、ストッ
パが操作ロープロック用ロープ車に接近したさいに、操
作ロープが押圧部分によりロープ溝内に押し込まれるの
で、操作ロープロック用ロープ車の回転を停止させた状
態での操作ロープの操作ロープロック用ロープ車に対す
る滑りを防止することができる。したがって、操作ロー
プロック用ロープ車の回転を停止させれば、確実に操作
ロープをロックし、スラットカーテンを停止させること
ができる。
周面のロープ溝がV溝となされ、ストッパに、操作ロー
プロック用ロープ車に接近したさいに操作ロープをロー
プ溝内に押し込む押圧部分が設けられていると、ストッ
パが操作ロープロック用ロープ車に接近したさいに、操
作ロープが押圧部分によりロープ溝内に押し込まれるの
で、操作ロープロック用ロープ車の回転を停止させた状
態での操作ロープの操作ロープロック用ロープ車に対す
る滑りを防止することができる。したがって、操作ロー
プロック用ロープ車の回転を停止させれば、確実に操作
ロープをロックし、スラットカーテンを停止させること
ができる。
【0014】互いに接近、離隔するように相対的に移動
自在でかつ操作ロープを挟む1対の挾着部材と、量挾着
部材を互いに接近させる方向に付勢する付勢手段とを備
えており、操作ロープに長さ方向に間隔をおいて複数の
突起が設けられ、各挾着部材に操作ロープの突起と係合
する突起が設けられ、両挾着部材が互いに接近したさい
に各挾着部材の突起と操作ロープの突起とが互いに係合
するようになされていると、付勢手段により互いに接近
するように付勢されている両挾着部材によって操作ロー
プがロックされ、その結果スラットカーテンが停止させ
られる。したがって、スラットカーテンを任意の位置で
停止させることができる。また、バランス機構を備えた
手動式シャッタにおいて、バランス機構が故障してスラ
ットカーテンが巻取シャフトから巻戻されたときに巻取
シャフトにシャッタを巻取る方向の回転力が付与されな
くなった場合にも、スラットカーテンが自重により自由
落下するのを防止することができる。
自在でかつ操作ロープを挟む1対の挾着部材と、量挾着
部材を互いに接近させる方向に付勢する付勢手段とを備
えており、操作ロープに長さ方向に間隔をおいて複数の
突起が設けられ、各挾着部材に操作ロープの突起と係合
する突起が設けられ、両挾着部材が互いに接近したさい
に各挾着部材の突起と操作ロープの突起とが互いに係合
するようになされていると、付勢手段により互いに接近
するように付勢されている両挾着部材によって操作ロー
プがロックされ、その結果スラットカーテンが停止させ
られる。したがって、スラットカーテンを任意の位置で
停止させることができる。また、バランス機構を備えた
手動式シャッタにおいて、バランス機構が故障してスラ
ットカーテンが巻取シャフトから巻戻されたときに巻取
シャフトにシャッタを巻取る方向の回転力が付与されな
くなった場合にも、スラットカーテンが自重により自由
落下するのを防止することができる。
【0015】しかも、操作ロープにより両挾着部材を互
いに離隔しうるようになされていると、スラットカーテ
ンの開閉は、操作ロープにより両挾着部材を互いに離隔
させ、この状態で操作ロープを引張ることにより行うこ
とができる。
いに離隔しうるようになされていると、スラットカーテ
ンの開閉は、操作ロープにより両挾着部材を互いに離隔
させ、この状態で操作ロープを引張ることにより行うこ
とができる。
【0016】
【実施例】以下、この発明の実施例を、図面を参照して
説明する。この実施例は、この発明による操作ロープの
ロック機構が、一般家屋の窓の外側に設けられかつバラ
ンス機構を備えた手動式シャッタに適用されたものであ
る。なお、以下の説明において、一般家屋の屋外側、す
なわち図6の左側を前、これと反対側を後というものと
する。また、左右は、屋外から屋内を見たさいの左右を
いうものとする。
説明する。この実施例は、この発明による操作ロープの
ロック機構が、一般家屋の窓の外側に設けられかつバラ
ンス機構を備えた手動式シャッタに適用されたものであ
る。なお、以下の説明において、一般家屋の屋外側、す
なわち図6の左側を前、これと反対側を後というものと
する。また、左右は、屋外から屋内を見たさいの左右を
いうものとする。
【0017】図1において、手動式シャッタは、左右方
向に所定間隔をおいて家屋の壁(W)外面に固定された上
下方向に伸びる1対のガイドレール(1) と、複数のスラ
ット(2) を連結することにより形成され、かつガイドレ
ール(1) に沿って昇降案内されるスラットカーテン(3)
と、ガイドレール(1) の上方において両ガイドレール
(1) 間の間隔よりも若干大きな間隔をおいて家屋の壁
(W) 外面に固定された左右1対のブラケット(4) と、両
ブラケット(4) 間に設けられた巻取ケース(5) とを備え
ている。図示は省略したが、スラットカーテン(3) はエ
アスリットタイプであり、隣接するスラット(2) 間の摺
動部にエアスリットが形成され、スラットカーテン(3)
の全閉状態においてもエアスリットを開放して、採光、
外気の取り入れに供することができるようになってい
る。すなわち、スラットカーテン(3) の全閉状態におい
てスラットカーテン(3) に上方に引張る力を付与すると
エアスリットが開放されるようになっている。
向に所定間隔をおいて家屋の壁(W)外面に固定された上
下方向に伸びる1対のガイドレール(1) と、複数のスラ
ット(2) を連結することにより形成され、かつガイドレ
ール(1) に沿って昇降案内されるスラットカーテン(3)
と、ガイドレール(1) の上方において両ガイドレール
(1) 間の間隔よりも若干大きな間隔をおいて家屋の壁
(W) 外面に固定された左右1対のブラケット(4) と、両
ブラケット(4) 間に設けられた巻取ケース(5) とを備え
ている。図示は省略したが、スラットカーテン(3) はエ
アスリットタイプであり、隣接するスラット(2) 間の摺
動部にエアスリットが形成され、スラットカーテン(3)
の全閉状態においてもエアスリットを開放して、採光、
外気の取り入れに供することができるようになってい
る。すなわち、スラットカーテン(3) の全閉状態におい
てスラットカーテン(3) に上方に引張る力を付与すると
エアスリットが開放されるようになっている。
【0018】図2に示すように、巻取ケース(5) 内に
は、両端がそれぞれ左右のブラケット(4) に回転自在に
支持された左右方向に伸びる巻取シャフト(6) が配置さ
れている。スラットカーテン(3) は吊り金具(図示略)
を介して巻取シャフト(6) に連結されている。巻取シャ
フト(6) の左端部には、これと同心状に操作用ロープ車
(7) が固定されている。操作用ロープ車(7) に無端状操
作ロープ(8) が掛けられている。操作ロープ(8) は、左
側のブラケット(4) に左右方向に伸びる軸線の周りに回
転しうるように取付けられた上下1対のガイドローラ
(9) により後方に案内され、家屋の壁(W) に形成された
貫通穴(11)を通って屋内に伸びている。
は、両端がそれぞれ左右のブラケット(4) に回転自在に
支持された左右方向に伸びる巻取シャフト(6) が配置さ
れている。スラットカーテン(3) は吊り金具(図示略)
を介して巻取シャフト(6) に連結されている。巻取シャ
フト(6) の左端部には、これと同心状に操作用ロープ車
(7) が固定されている。操作用ロープ車(7) に無端状操
作ロープ(8) が掛けられている。操作ロープ(8) は、左
側のブラケット(4) に左右方向に伸びる軸線の周りに回
転しうるように取付けられた上下1対のガイドローラ
(9) により後方に案内され、家屋の壁(W) に形成された
貫通穴(11)を通って屋内に伸びている。
【0019】図3に示すように、操作用ロープ車(7) の
外周面にはV溝からなるロープ溝(12)が形成されてい
る。ロープ溝(12)の外周に連なって操作用ロープ車(7)
の径方向外方に向かって軸心方向外方に広がった操作ロ
ープ外れ防止部(13)が形成されている。操作ロープ外れ
防止部(13)の両側面は、操作用ロープ車(7) の径方向外
方に向かって軸心方向外方に直線的に傾斜している。こ
れに代えて、操作ロープ外れ防止部(13)の両側面は、図
4に示すように、操作用ロープ車(7) の径方向外方に向
かって軸心方向外方に湾曲した凸円弧状でもよく、ある
いは図5に示すように、操作用ロープ車(7) の軸心方向
外方に向かって径方向外方に湾曲した凹円弧状でもよ
い。また、操作用ロープ車(7) の周囲に、操作用ロープ
車(7) からの操作ロープ(8) の外れを防止する複数の外
れ止めローラ(14)が、操作用ロープ車(7) に近接して配
置されている。外れ止めローラ(14)は、左側のブラケッ
ト(4)の内面に、左右方向に伸びる軸線の周りに回転し
うるように取付けられている。各外れ止めローラ(14)の
外周面は操作用ロープ車(7) の外周面に近接している。
外周面にはV溝からなるロープ溝(12)が形成されてい
る。ロープ溝(12)の外周に連なって操作用ロープ車(7)
の径方向外方に向かって軸心方向外方に広がった操作ロ
ープ外れ防止部(13)が形成されている。操作ロープ外れ
防止部(13)の両側面は、操作用ロープ車(7) の径方向外
方に向かって軸心方向外方に直線的に傾斜している。こ
れに代えて、操作ロープ外れ防止部(13)の両側面は、図
4に示すように、操作用ロープ車(7) の径方向外方に向
かって軸心方向外方に湾曲した凸円弧状でもよく、ある
いは図5に示すように、操作用ロープ車(7) の軸心方向
外方に向かって径方向外方に湾曲した凹円弧状でもよ
い。また、操作用ロープ車(7) の周囲に、操作用ロープ
車(7) からの操作ロープ(8) の外れを防止する複数の外
れ止めローラ(14)が、操作用ロープ車(7) に近接して配
置されている。外れ止めローラ(14)は、左側のブラケッ
ト(4)の内面に、左右方向に伸びる軸線の周りに回転し
うるように取付けられている。各外れ止めローラ(14)の
外周面は操作用ロープ車(7) の外周面に近接している。
【0020】手動式シャッタは、次のように、スラット
カーテン(3) が巻取シャフト(6) から巻戻されたときに
巻取シャフト(6) にスラットカーテン(3) を巻取る方向
の回転力を付与し、かつスラットカーテン(3) の全閉状
態のときには巻取シャフト(6) に上記回転力を付与しな
いバランス機構(15)を備えている。バランス機構(15)
は、図2に示すように、巻取シャフト(6) の下斜め後方
に配置された左右方向に伸びるねじりコイルばね(16)
と、ねじりコイルばね(16)を貫通するように配置されか
つ巻取ケース(5) に固定された複数の支持板(17)に回転
自在に支持されているた左右方向に伸びる回転軸(18)
と、ねじりコイルばる(16)の左右両端部にそれぞれ固定
されたボス(19)(21)と、巻取シャフト(6) の右端部に巻
取シャフト(6)と同期して回転するように同心状に固定
されたバランスプーリ(22)と、回転軸(18)の右端部に回
転軸(18)と同期して回転するように同心状に固定された
巻取リール(23)と、一端がバランスプーリ(22)に固定さ
れるとともに、他端が巻取リール(23)に固定された引張
ワイヤ(24)とを備えている。
カーテン(3) が巻取シャフト(6) から巻戻されたときに
巻取シャフト(6) にスラットカーテン(3) を巻取る方向
の回転力を付与し、かつスラットカーテン(3) の全閉状
態のときには巻取シャフト(6) に上記回転力を付与しな
いバランス機構(15)を備えている。バランス機構(15)
は、図2に示すように、巻取シャフト(6) の下斜め後方
に配置された左右方向に伸びるねじりコイルばね(16)
と、ねじりコイルばね(16)を貫通するように配置されか
つ巻取ケース(5) に固定された複数の支持板(17)に回転
自在に支持されているた左右方向に伸びる回転軸(18)
と、ねじりコイルばる(16)の左右両端部にそれぞれ固定
されたボス(19)(21)と、巻取シャフト(6) の右端部に巻
取シャフト(6)と同期して回転するように同心状に固定
されたバランスプーリ(22)と、回転軸(18)の右端部に回
転軸(18)と同期して回転するように同心状に固定された
巻取リール(23)と、一端がバランスプーリ(22)に固定さ
れるとともに、他端が巻取リール(23)に固定された引張
ワイヤ(24)とを備えている。
【0021】ねじりコイルばね(16)の左端部のボス(19)
は左端の支持板(17)に固定され、回転軸(18)はこのボス
(19)に対して自由に回転しうるようになっている。ま
た、ねじりコイルばね(16)の右端部のボス(21)は回転軸
(18)に固定されており、回転軸(18)とともに回転するよ
うになっている。
は左端の支持板(17)に固定され、回転軸(18)はこのボス
(19)に対して自由に回転しうるようになっている。ま
た、ねじりコイルばね(16)の右端部のボス(21)は回転軸
(18)に固定されており、回転軸(18)とともに回転するよ
うになっている。
【0022】バランスプーリ(22)は、円錐形で左端から
右端に向かって徐々に縮径されており、かつスラットカ
ーテン(3) の巻戻し時に引張ワイヤ(24)を巻取る主プー
リ部(25)と、主プーリ部(25)の右端に連なって設けら
れ、スラットカーテン(3) の巻戻し時に主プーリ部(25)
に連続して引張ワイヤ(24)を巻取る0点復帰プーリ部(2
6)とよりなる。引張ワイヤ(24)の一端は主プーリ部(25)
の左端部に固定されている。バランスプーリ(22)の外周
面には、主プーリ部(25)の左端部から0点復帰プーリ部
(26)にかけて引張ワイヤ(24)を巻付け案内する連続的な
らせん状の溝(27)が形成されている。0点復帰プーリ部
(26)は、主プーリ部(25)に連続して径が徐々に小さくな
る曲面部(26a) と、引張ワイヤ(24)の径の1/2だけオ
フセットした位置を通る平面部(26b) とからなる外周形
状をしている。平面部(26b) は、スラットカーテン(3)
の全閉位置において、曲面部(26a) に巻取られた引張ワ
イヤ(24)が主プーリ部(25)の軸心を通るように位置が設
定されている。
右端に向かって徐々に縮径されており、かつスラットカ
ーテン(3) の巻戻し時に引張ワイヤ(24)を巻取る主プー
リ部(25)と、主プーリ部(25)の右端に連なって設けら
れ、スラットカーテン(3) の巻戻し時に主プーリ部(25)
に連続して引張ワイヤ(24)を巻取る0点復帰プーリ部(2
6)とよりなる。引張ワイヤ(24)の一端は主プーリ部(25)
の左端部に固定されている。バランスプーリ(22)の外周
面には、主プーリ部(25)の左端部から0点復帰プーリ部
(26)にかけて引張ワイヤ(24)を巻付け案内する連続的な
らせん状の溝(27)が形成されている。0点復帰プーリ部
(26)は、主プーリ部(25)に連続して径が徐々に小さくな
る曲面部(26a) と、引張ワイヤ(24)の径の1/2だけオ
フセットした位置を通る平面部(26b) とからなる外周形
状をしている。平面部(26b) は、スラットカーテン(3)
の全閉位置において、曲面部(26a) に巻取られた引張ワ
イヤ(24)が主プーリ部(25)の軸心を通るように位置が設
定されている。
【0023】巻取リール(23)は、円錐形で右端から左端
に向かって徐々に縮径されており、その外周面には引張
ワイヤ(24)を巻付け案内するらせん状の溝(28)が形成さ
れている。引張ワイヤ(24)の他端は巻取リール(23)の右
端部に固定されている。
に向かって徐々に縮径されており、その外周面には引張
ワイヤ(24)を巻付け案内するらせん状の溝(28)が形成さ
れている。引張ワイヤ(24)の他端は巻取リール(23)の右
端部に固定されている。
【0024】手動式シャッタは、次のように、家屋の屋
内側に設けられた操作ロープ(8) のロック機構(29)を備
えている。操作ロープ(8) のロック機構(29)は、図6〜
図9に示すように、家屋の壁(W) に形成された貫通穴に
対応する位置において壁(W)内面に固定されたケーシン
グ(31)と、ケーシング(31)内に配置されかつ左右方向に
伸びる軸線の周りに回転自在となっている左右1対の操
作ロープロック用ロープ車(32)と、ケーシング(31)内に
配置され、操作ロープロック用ロープ車(32)に対して接
近、離隔するように移動自在でかつ操作ロープロック用
ロープ車(32)に接近したさいにその回転を停止させるス
トッパ(33)と、ストッパ(33)を操作ロープロック用ロー
プ車(32)側に接近するように付勢する板ばね(34)(付勢
手段)とを備えている。
内側に設けられた操作ロープ(8) のロック機構(29)を備
えている。操作ロープ(8) のロック機構(29)は、図6〜
図9に示すように、家屋の壁(W) に形成された貫通穴に
対応する位置において壁(W)内面に固定されたケーシン
グ(31)と、ケーシング(31)内に配置されかつ左右方向に
伸びる軸線の周りに回転自在となっている左右1対の操
作ロープロック用ロープ車(32)と、ケーシング(31)内に
配置され、操作ロープロック用ロープ車(32)に対して接
近、離隔するように移動自在でかつ操作ロープロック用
ロープ車(32)に接近したさいにその回転を停止させるス
トッパ(33)と、ストッパ(33)を操作ロープロック用ロー
プ車(32)側に接近するように付勢する板ばね(34)(付勢
手段)とを備えている。
【0025】ケーシング(31)は、家屋の壁(W) 内面に固
定される基板部(35a) 、基板部(35a) の上端部に一体に
形成されて後方に伸びる後方突出水平壁部(35b) および
基板部(35a) の左右両側縁寄りの位置にそれぞれ一体に
形成されて後方に突出した左右両後方突出垂直壁部(35
c) よりなる本体(35)と、本体(35)に着脱自在に取付け
られて本体(35)の上方、下方、後方および左右両側方を
覆うカバー(36)とからなる。本体(35)の基板部(35a) に
おける壁(W) の貫通穴(11)と合致した位置に、操作ロー
プ(8) を通す貫通穴(37)が形成されている。カバー(36)
の下壁(36a) に操作ロープ(8) を通すための貫通穴(38)
が形成されている。
定される基板部(35a) 、基板部(35a) の上端部に一体に
形成されて後方に伸びる後方突出水平壁部(35b) および
基板部(35a) の左右両側縁寄りの位置にそれぞれ一体に
形成されて後方に突出した左右両後方突出垂直壁部(35
c) よりなる本体(35)と、本体(35)に着脱自在に取付け
られて本体(35)の上方、下方、後方および左右両側方を
覆うカバー(36)とからなる。本体(35)の基板部(35a) に
おける壁(W) の貫通穴(11)と合致した位置に、操作ロー
プ(8) を通す貫通穴(37)が形成されている。カバー(36)
の下壁(36a) に操作ロープ(8) を通すための貫通穴(38)
が形成されている。
【0026】左右の操作ロープロック用ロープ車(32)
は、ケーシング(31)の左右両後方突出垂直壁部(35c) 間
に渡し止められた左右方向に伸びるピン(39)の周りに回
転自在に嵌められている。両ロープ車(32)間および両ロ
ープ車(32)とケーシング(31)の左右両後方突出垂直壁部
(35c) との間にはそれぞれスペーサ(41)が配置されてい
る。各ロープ車(32)の外周面のロープ溝(32a) はV溝で
あり、各ロープ車(32)の外周面におけるロープ溝(32a)
よりも左右方向外側の部分に、周方向に間隔をおいて複
数の突起(32b) が形成されている。操作ロープロック用
ロープ車(32)は、操作用ロープ車(7) から貫通穴(11)(3
7)を通って後方に伸びてきた操作ロープ(8) の向きを垂
直下向きに変えるガイド用ロープ車の役割も果たす。そ
して、操作ロープ(8) は、操作ロープロック用ロープ車
(32)に掛けられ、貫通穴(38)を通って下方に伸びてい
る。
は、ケーシング(31)の左右両後方突出垂直壁部(35c) 間
に渡し止められた左右方向に伸びるピン(39)の周りに回
転自在に嵌められている。両ロープ車(32)間および両ロ
ープ車(32)とケーシング(31)の左右両後方突出垂直壁部
(35c) との間にはそれぞれスペーサ(41)が配置されてい
る。各ロープ車(32)の外周面のロープ溝(32a) はV溝で
あり、各ロープ車(32)の外周面におけるロープ溝(32a)
よりも左右方向外側の部分に、周方向に間隔をおいて複
数の突起(32b) が形成されている。操作ロープロック用
ロープ車(32)は、操作用ロープ車(7) から貫通穴(11)(3
7)を通って後方に伸びてきた操作ロープ(8) の向きを垂
直下向きに変えるガイド用ロープ車の役割も果たす。そ
して、操作ロープ(8) は、操作ロープロック用ロープ車
(32)に掛けられ、貫通穴(38)を通って下方に伸びてい
る。
【0027】ストッパ(33)は側方から見て円弧状となさ
れており、その上端部が、ピン(39)の上方においてケー
シング(31)の左右両後方突出垂直壁部(35c) 間に渡し止
められた左右方向に伸びるピン(42)の周りに、回転自在
に嵌められている。ストッパ(33)の前面に、ストッパ(3
3)が操作ロープロック用ロープ車(32)に接近したさい
に、各操作ロープロック用ロープ車(32)の突起(32b) と
係合する突起(33a) が形成されている。ストッパ(33)の
下端の左右の中央部には、下方に向かって前方に湾曲し
た円弧状腕部(33b) が一体に形成されている。腕部(33
b) の先端部には左右方向に伸びるピン(43)が貫通状に
取付けられており、このピン(43)における腕部(33b) の
左右両側の部分の周囲に、それぞれ操作ロープ押さえ用
ローラ(44)(押圧部分)が回転自在に嵌められている。
両操作ロープ押さえ用ローラ(44)間の間隔は、両操作ロ
ープロック用ロープ車(32)のロープ溝(32a) 間の間隔と
ほぼ等しくなっている。そして、図6に示すように、ス
トッパ(33)が操作ロープロック用ロープ車(32)に接近し
たさいに、操作ロープ押さえ用ローラ(44)により、操作
ロープ(8) がロープ溝(32a) 内に押し込まれるようにな
っている。
れており、その上端部が、ピン(39)の上方においてケー
シング(31)の左右両後方突出垂直壁部(35c) 間に渡し止
められた左右方向に伸びるピン(42)の周りに、回転自在
に嵌められている。ストッパ(33)の前面に、ストッパ(3
3)が操作ロープロック用ロープ車(32)に接近したさい
に、各操作ロープロック用ロープ車(32)の突起(32b) と
係合する突起(33a) が形成されている。ストッパ(33)の
下端の左右の中央部には、下方に向かって前方に湾曲し
た円弧状腕部(33b) が一体に形成されている。腕部(33
b) の先端部には左右方向に伸びるピン(43)が貫通状に
取付けられており、このピン(43)における腕部(33b) の
左右両側の部分の周囲に、それぞれ操作ロープ押さえ用
ローラ(44)(押圧部分)が回転自在に嵌められている。
両操作ロープ押さえ用ローラ(44)間の間隔は、両操作ロ
ープロック用ロープ車(32)のロープ溝(32a) 間の間隔と
ほぼ等しくなっている。そして、図6に示すように、ス
トッパ(33)が操作ロープロック用ロープ車(32)に接近し
たさいに、操作ロープ押さえ用ローラ(44)により、操作
ロープ(8) がロープ溝(32a) 内に押し込まれるようにな
っている。
【0028】板ばね(34)の上端に前方屈曲部(34a) が形
成されており、この前方屈曲部(34a) がケーシング(31)
の本体(35)の後方突出水平壁部(35b) の上面にねじ止め
されている。板ばね(34)の下部はストッパ(33)の後面に
当接しており、これによりストッパ(33)が常に前方に、
すなわち操作ロープロック用ロープ車(32)側に接近する
ように付勢されている。
成されており、この前方屈曲部(34a) がケーシング(31)
の本体(35)の後方突出水平壁部(35b) の上面にねじ止め
されている。板ばね(34)の下部はストッパ(33)の後面に
当接しており、これによりストッパ(33)が常に前方に、
すなわち操作ロープロック用ロープ車(32)側に接近する
ように付勢されている。
【0029】上記構成の手動式シャッタにおいて、図9
に示すように、操作ロープ(8) の屋内に存在する垂下部
分を後方に引張ることにより、板ばね(34)の付勢力に抗
してストッパ(33)を後方に揺動させて操作ロープロック
用ロープ車(32)から離隔させ、ストッパ(33)の突起(33
a) のロープ車(32)の突起(32b) への係合を外す。この
状態で、操作ロープ(8) の屋内に存在する2つの部分の
うちのいずれか一方を下方に引張ると、巻取シャフト
(6) が図2に矢印Aで示す方向に回転し、スラットカー
テン(3) が巻取シャフト(6) から巻戻される。このと
き、バランス機構(15)の引張ワイヤ(24)は、バランスプ
ーリ(22)の主プーリ部(25)に巻取られ、引張ワイヤ(24)
に引張られて回転軸(18)およびボス(21)が図2に矢印B
で示す方向に回転し、ねじりコイルばね(16)が同方向に
捩じられてねじりコイルばね(16)に弾発力が蓄えられ
る。スラットカーテン(3) が全閉状態になり、かつエア
スリットが閉じられると、引張ワイヤ(24)はバランスプ
ーリ(22)の0点復帰プーリ部(26)に巻取られる。スラッ
トカーテン(3) の全閉状態において、バランスプーリ(2
2)の0点復帰プーリ部(26)の平面部(26b) の作用によ
り、0点復帰プーリ部(26)に巻取られた引張ワイヤ(24)
はバランスプーリ(22)の軸心を通る。このとき、ねじり
コイルばね(16)に蓄えられた弾発力は最大となってバラ
ンスプーリ(22)、すなわち巻取シャフト(6) に最大引張
力が作用しているにもかかわらず、バランスプーリ(22)
には回転トルクを与えない。すなわち、巻取シャフト
(6) には回転トルクが作用せず、スラットカーテン(3)
は自重によりエアースリットが閉じられた状態で全閉状
態に保たれる。スラットカーテン(3) の下端は窓枠の下
枠上に載っている。
に示すように、操作ロープ(8) の屋内に存在する垂下部
分を後方に引張ることにより、板ばね(34)の付勢力に抗
してストッパ(33)を後方に揺動させて操作ロープロック
用ロープ車(32)から離隔させ、ストッパ(33)の突起(33
a) のロープ車(32)の突起(32b) への係合を外す。この
状態で、操作ロープ(8) の屋内に存在する2つの部分の
うちのいずれか一方を下方に引張ると、巻取シャフト
(6) が図2に矢印Aで示す方向に回転し、スラットカー
テン(3) が巻取シャフト(6) から巻戻される。このと
き、バランス機構(15)の引張ワイヤ(24)は、バランスプ
ーリ(22)の主プーリ部(25)に巻取られ、引張ワイヤ(24)
に引張られて回転軸(18)およびボス(21)が図2に矢印B
で示す方向に回転し、ねじりコイルばね(16)が同方向に
捩じられてねじりコイルばね(16)に弾発力が蓄えられ
る。スラットカーテン(3) が全閉状態になり、かつエア
スリットが閉じられると、引張ワイヤ(24)はバランスプ
ーリ(22)の0点復帰プーリ部(26)に巻取られる。スラッ
トカーテン(3) の全閉状態において、バランスプーリ(2
2)の0点復帰プーリ部(26)の平面部(26b) の作用によ
り、0点復帰プーリ部(26)に巻取られた引張ワイヤ(24)
はバランスプーリ(22)の軸心を通る。このとき、ねじり
コイルばね(16)に蓄えられた弾発力は最大となってバラ
ンスプーリ(22)、すなわち巻取シャフト(6) に最大引張
力が作用しているにもかかわらず、バランスプーリ(22)
には回転トルクを与えない。すなわち、巻取シャフト
(6) には回転トルクが作用せず、スラットカーテン(3)
は自重によりエアースリットが閉じられた状態で全閉状
態に保たれる。スラットカーテン(3) の下端は窓枠の下
枠上に載っている。
【0030】スラットカーテン(3) が全閉状態にあると
きにエアースリットを開放するには、図9に示すよう
に、まず操作ロープ(8) の屋内に存在する垂下部分を後
方に引張ることにより、板ばね(34)の付勢力に抗してス
トッパ(33)を後方に揺動させて操作ロープロック用ロー
プ車(32)から離隔させ、ストッパ(33)の突起(33a) のロ
ープ車(32)の突起(32b) への係合を外す。この状態で、
操作ロープ(8) の屋内に存在する2つの部分のうちのい
ずれか他方を若干下方に引張ると、巻取シャフト(6)
が、矢印Aで示す方向とは逆方向に1/2〜3/4回転
して引張ワイヤ(24)が0点復帰プーリ部(26)の曲面部(2
6a) に至り、エアースリットが開かれる。このとき、ね
じりコイルばね(16)の弾発力とスラットカーテン(3) の
重量とのバランスが崩れて巻取シャフト(6) が同方向に
回転し、操作ロープ(8) の操作用ロープ車(7) に掛かっ
ている部分がたるみ、操作用ロープ車(7) から外れよう
とするが、操作ロープ外れ防止部(13)および外れ止めロ
ーラ(14)の働きにより、操作ロープ(8) の外れが防止さ
れる。
きにエアースリットを開放するには、図9に示すよう
に、まず操作ロープ(8) の屋内に存在する垂下部分を後
方に引張ることにより、板ばね(34)の付勢力に抗してス
トッパ(33)を後方に揺動させて操作ロープロック用ロー
プ車(32)から離隔させ、ストッパ(33)の突起(33a) のロ
ープ車(32)の突起(32b) への係合を外す。この状態で、
操作ロープ(8) の屋内に存在する2つの部分のうちのい
ずれか他方を若干下方に引張ると、巻取シャフト(6)
が、矢印Aで示す方向とは逆方向に1/2〜3/4回転
して引張ワイヤ(24)が0点復帰プーリ部(26)の曲面部(2
6a) に至り、エアースリットが開かれる。このとき、ね
じりコイルばね(16)の弾発力とスラットカーテン(3) の
重量とのバランスが崩れて巻取シャフト(6) が同方向に
回転し、操作ロープ(8) の操作用ロープ車(7) に掛かっ
ている部分がたるみ、操作用ロープ車(7) から外れよう
とするが、操作ロープ外れ防止部(13)および外れ止めロ
ーラ(14)の働きにより、操作ロープ(8) の外れが防止さ
れる。
【0031】全閉状態のスラットカーテン(3) を開くと
きには、図9に示すように、まず操作ロープ(8) の屋内
に存在する垂下部分を後方に引張ることにより、板ばね
(34)の付勢力に抗してストッパ(33)を後方に揺動させて
操作ロープロック用ロープ車(32)から離隔させる、スト
ッパ(33)の突起(33a) のロープ車(32)の突起(32b) への
係合を外す。この状態で、操作ロープ(8) の屋内に存在
する2つの部分のうちのいずれか他方をさらに下方に引
張ると、巻取シャフト(6) が、矢印Aで示す方向とは逆
方向に回転して引張ワイヤ(24)がバランスプーリ(22)の
主プーリ部(25)に至る。このとき、ねじりコイルばね(1
6)の弾発力が引張ワイヤ(24)を介してバランスプーリ(2
2)および巻取シャフト(6) に回転トルクとして作用し、
操作ロープ(8) を引張る力が小さくてすむ。そして、ス
ラットカーテン(3) が全開状態になる。
きには、図9に示すように、まず操作ロープ(8) の屋内
に存在する垂下部分を後方に引張ることにより、板ばね
(34)の付勢力に抗してストッパ(33)を後方に揺動させて
操作ロープロック用ロープ車(32)から離隔させる、スト
ッパ(33)の突起(33a) のロープ車(32)の突起(32b) への
係合を外す。この状態で、操作ロープ(8) の屋内に存在
する2つの部分のうちのいずれか他方をさらに下方に引
張ると、巻取シャフト(6) が、矢印Aで示す方向とは逆
方向に回転して引張ワイヤ(24)がバランスプーリ(22)の
主プーリ部(25)に至る。このとき、ねじりコイルばね(1
6)の弾発力が引張ワイヤ(24)を介してバランスプーリ(2
2)および巻取シャフト(6) に回転トルクとして作用し、
操作ロープ(8) を引張る力が小さくてすむ。そして、ス
ラットカーテン(3) が全開状態になる。
【0032】スラットカーテン(3) を全閉状態と全開状
態との間の任意の位置で停止させたい場合には、上述し
たスラットカーテン(3) の閉鎖時および開放時のいずれ
かにおいて、スラットカーテン(3) が所望の位置に来た
ときに、操作ロープ(8) から手を離す。すると、板ばね
(34)の付勢力によりストッパ(33)が前方に揺動して操作
ロープロック用ロープ車(32)に接近し、ストッパ(33)の
突起(33a) が操作ロープロック用ロープ車(32)の突起(3
2b) に係合し、ストッパ(33)により操作ロープロック用
ロープ車(32)の回転が停止させられ、その結果操作ロー
プ(8) がロックされ、スラットカーテン(3) が停止させ
られる(図6参照)。したがって、スラットカーテン
(3) をその位置で停止させることができる。ストッパ(3
3)が操作ロープロック用ロープ車(32)に接近したさい
に、操作ロープ(8) が操作ロープ押さえ用ローラ(44)に
よりロープ溝(32a) 内に押し込まれるので、操作ロープ
ロック用ロープ車(32)の回転を停止させた状態での操作
ロープ(8) の操作ロープロック用ロープ車(32)に対する
滑りを防止することができる。したがって、操作ロープ
ロック用ロープ車(32)の回転を停止させれば、確実に操
作ロープ(8) をロックし、スラットカーテン(3) を停止
させることができる。
態との間の任意の位置で停止させたい場合には、上述し
たスラットカーテン(3) の閉鎖時および開放時のいずれ
かにおいて、スラットカーテン(3) が所望の位置に来た
ときに、操作ロープ(8) から手を離す。すると、板ばね
(34)の付勢力によりストッパ(33)が前方に揺動して操作
ロープロック用ロープ車(32)に接近し、ストッパ(33)の
突起(33a) が操作ロープロック用ロープ車(32)の突起(3
2b) に係合し、ストッパ(33)により操作ロープロック用
ロープ車(32)の回転が停止させられ、その結果操作ロー
プ(8) がロックされ、スラットカーテン(3) が停止させ
られる(図6参照)。したがって、スラットカーテン
(3) をその位置で停止させることができる。ストッパ(3
3)が操作ロープロック用ロープ車(32)に接近したさい
に、操作ロープ(8) が操作ロープ押さえ用ローラ(44)に
よりロープ溝(32a) 内に押し込まれるので、操作ロープ
ロック用ロープ車(32)の回転を停止させた状態での操作
ロープ(8) の操作ロープロック用ロープ車(32)に対する
滑りを防止することができる。したがって、操作ロープ
ロック用ロープ車(32)の回転を停止させれば、確実に操
作ロープ(8) をロックし、スラットカーテン(3) を停止
させることができる。
【0033】スラットカーテン(3) が全閉状態と全開状
態との間の任意の位置で停止している場合、スラットカ
ーテン(3) に屋外から上向きの力または下向きの力が加
わった場合、ロック機構(29)の働きによってスラットカ
ーテン(3) の上昇または下降は防止され、スラットカー
テン(3) は上記任意の位置で停止したままの状態とな
る。
態との間の任意の位置で停止している場合、スラットカ
ーテン(3) に屋外から上向きの力または下向きの力が加
わった場合、ロック機構(29)の働きによってスラットカ
ーテン(3) の上昇または下降は防止され、スラットカー
テン(3) は上記任意の位置で停止したままの状態とな
る。
【0034】スラットカーテン(3) が全閉状態でかつエ
アスリットが開いている状態に停止しているとき、およ
び全閉状態と全開状態との間の任意の位置で停止してい
るときに、引張ワイヤ(24)が破断した場合には、ロック
機構(29)のストッパ(33)の突起(33a) が操作ロープロッ
ク用ロープ車(32)の突起(32b) に係合しているので、ロ
ープ車(32)の回転が停止させられ、これによりスラット
カーテン(3) が自重によって急激に落下することが防止
される。
アスリットが開いている状態に停止しているとき、およ
び全閉状態と全開状態との間の任意の位置で停止してい
るときに、引張ワイヤ(24)が破断した場合には、ロック
機構(29)のストッパ(33)の突起(33a) が操作ロープロッ
ク用ロープ車(32)の突起(32b) に係合しているので、ロ
ープ車(32)の回転が停止させられ、これによりスラット
カーテン(3) が自重によって急激に落下することが防止
される。
【0035】全閉状態でかつエアスリットが開いている
状態のスラットカーテン(3) および全閉状態と全開状態
との間の任意の位置で停止しているスラットカーテン
(3) を開くさいには、操作ロープ(8) を引張るとスラッ
トカーテン(3) とねじりコイルばね(16)の弾発力とのバ
ランスが崩れ、巻取シャフト(6) が図2に矢印Aで示す
方向とは反対方向に急激に回転しようとすることがあ
る。この場合、操作ロープ(8) の操作用ロープ車(7) に
掛けられている部分がたるんで操作用ロープ車(7)から
外れようとするが、外れ防止部(13)の働きにより、操作
ロープ(8) の操作用ロープ車(7) からの外れが防止され
る。しかも、外れ止めローラ(14)の働きにより、操作ロ
ープ(8) の操作用ロープ車(7) からの外れが一層確実に
防止される。
状態のスラットカーテン(3) および全閉状態と全開状態
との間の任意の位置で停止しているスラットカーテン
(3) を開くさいには、操作ロープ(8) を引張るとスラッ
トカーテン(3) とねじりコイルばね(16)の弾発力とのバ
ランスが崩れ、巻取シャフト(6) が図2に矢印Aで示す
方向とは反対方向に急激に回転しようとすることがあ
る。この場合、操作ロープ(8) の操作用ロープ車(7) に
掛けられている部分がたるんで操作用ロープ車(7)から
外れようとするが、外れ防止部(13)の働きにより、操作
ロープ(8) の操作用ロープ車(7) からの外れが防止され
る。しかも、外れ止めローラ(14)の働きにより、操作ロ
ープ(8) の操作用ロープ車(7) からの外れが一層確実に
防止される。
【0036】図10は、ストッパの変形例を示す。
【0037】図10において、ストッパ(50)は、側方か
ら見て略半円形であり、全長にわたって同幅である。ス
トッパ(50)の前面に、ストッパ(50)が操作ロープロック
用ロープ車(32)に接近したさいに、各操作ロープロック
用ロープ車(32)の突起(32b)と係合する突起(50a) が形
成されている。ストッパ(50)の下端に左右方向に伸びる
円柱状部分(51)が一体に形成されている。そして、円柱
状部分(51)が、ストッパ(50)が操作ロープロック用ロー
プ車(32)に接近したさいに操作ロープ(8) をロープ溝(3
2a) 内に押し込む押圧部分となっている。
ら見て略半円形であり、全長にわたって同幅である。ス
トッパ(50)の前面に、ストッパ(50)が操作ロープロック
用ロープ車(32)に接近したさいに、各操作ロープロック
用ロープ車(32)の突起(32b)と係合する突起(50a) が形
成されている。ストッパ(50)の下端に左右方向に伸びる
円柱状部分(51)が一体に形成されている。そして、円柱
状部分(51)が、ストッパ(50)が操作ロープロック用ロー
プ車(32)に接近したさいに操作ロープ(8) をロープ溝(3
2a) 内に押し込む押圧部分となっている。
【0038】図11〜図14はこの発明による操作ロー
プのロック機構の他の実施例を示す。
プのロック機構の他の実施例を示す。
【0039】図11〜図14において、操作ロープのロ
ック機構(55)は、長さ方向に所定間隔をおいて複数の球
状突起(56a) が設けられた操作ロープ(56)をロックする
ものであり、家屋の壁(W) に形成された貫通穴(11)に対
応する位置に置いて壁(W) 内面に固定されたケーシング
(57)と、ケーシング(57)内に配置されかつ左右方向に伸
びる軸線の周りに回転自在となっている左右1対の操作
ロープ案内用ロープ車(58)と、ケーシング(57)内に配置
され、かつ上端部においてケーシング(57)に揺動自在に
取付けられたストッパ(59)と、ストッパ(59)を前方に付
勢するウェイト(61)(付勢手段)とを備えている。
ック機構(55)は、長さ方向に所定間隔をおいて複数の球
状突起(56a) が設けられた操作ロープ(56)をロックする
ものであり、家屋の壁(W) に形成された貫通穴(11)に対
応する位置に置いて壁(W) 内面に固定されたケーシング
(57)と、ケーシング(57)内に配置されかつ左右方向に伸
びる軸線の周りに回転自在となっている左右1対の操作
ロープ案内用ロープ車(58)と、ケーシング(57)内に配置
され、かつ上端部においてケーシング(57)に揺動自在に
取付けられたストッパ(59)と、ストッパ(59)を前方に付
勢するウェイト(61)(付勢手段)とを備えている。
【0040】ケーシング(57)は、家屋の壁(W) 内面に固
定される基板部(62a) 、および基板部(62a) の左右両側
縁にそれぞれ一体に形成されて後方に突出した左右両後
方突出垂直壁部(62b) よりなる本体(62)と、本体(62)に
着脱自在に取付けられて本体(62)の上方、下方、後方お
よび左右両側方を覆うカバー(63)とからなる。本体(62)
の基板部(62a) における壁(W) の貫通穴(11)と合致した
位置に、操作ロープ(56)を通す貫通穴(64)が形成されて
いる。カバー(63)の下壁(63a) に操作ロープ(56)を通す
ための貫通穴(65)が形成されている。本体(62)の基板部
(62a) の下部に、後方に突出しかつ後端面が垂直な平坦
面となされた突出部(66)が形成されている。突出部(66)
の後端面に、ストッパ(59)が前方に揺動したさいに、操
作ロープ(56)の球状突起(56a) と係合する突起(66a) が
形成されている。
定される基板部(62a) 、および基板部(62a) の左右両側
縁にそれぞれ一体に形成されて後方に突出した左右両後
方突出垂直壁部(62b) よりなる本体(62)と、本体(62)に
着脱自在に取付けられて本体(62)の上方、下方、後方お
よび左右両側方を覆うカバー(63)とからなる。本体(62)
の基板部(62a) における壁(W) の貫通穴(11)と合致した
位置に、操作ロープ(56)を通す貫通穴(64)が形成されて
いる。カバー(63)の下壁(63a) に操作ロープ(56)を通す
ための貫通穴(65)が形成されている。本体(62)の基板部
(62a) の下部に、後方に突出しかつ後端面が垂直な平坦
面となされた突出部(66)が形成されている。突出部(66)
の後端面に、ストッパ(59)が前方に揺動したさいに、操
作ロープ(56)の球状突起(56a) と係合する突起(66a) が
形成されている。
【0041】左右の操作ロープ案内用ロープ車(58)は、
ケーシング(57)の本体(62)の左右両後方突出垂直壁部(6
2b) 間に渡し止められた左右方向に伸びるピン(67)の周
りに回転自在に嵌められている。両ロープ車(58)間およ
び両ロープ車(58)と左右両後方突出垂直壁部(62b) との
間にはそれぞれスペーサ(68)が配置されている。各ロー
プ車(58)の外周面のロープ溝(58a) はV溝である。操作
ロープ案内用ロープ車(58)は、操作用ロープ車(7) から
貫通穴(11)(64)を通って後方に伸びてきた操作ロープ(5
6)の向きを垂直下向きに変える。そして、操作ロープ(5
6)は、操作ロープ案内用ロープ車(58)に掛けられ、貫通
穴(65)を通って下方に伸びている。
ケーシング(57)の本体(62)の左右両後方突出垂直壁部(6
2b) 間に渡し止められた左右方向に伸びるピン(67)の周
りに回転自在に嵌められている。両ロープ車(58)間およ
び両ロープ車(58)と左右両後方突出垂直壁部(62b) との
間にはそれぞれスペーサ(68)が配置されている。各ロー
プ車(58)の外周面のロープ溝(58a) はV溝である。操作
ロープ案内用ロープ車(58)は、操作用ロープ車(7) から
貫通穴(11)(64)を通って後方に伸びてきた操作ロープ(5
6)の向きを垂直下向きに変える。そして、操作ロープ(5
6)は、操作ロープ案内用ロープ車(58)に掛けられ、貫通
穴(65)を通って下方に伸びている。
【0042】ストッパ(59)は側方から見て直線状で、そ
の上端部が、ピン(67)の後斜め上方においてケーシング
(57)の本体(62)の左右両後方突出垂直壁部(62b) 間に渡
し止められた左右方向に伸びるピン(69)の周りに、回転
自在に嵌められて前後方向に揺動自在となっている。し
たがって、ケーシング(57)の本体(62)の突出部(66)と、
ストッパ(59)とが、互いに接近、離隔するように相対的
に移動自在でかつ操作ロープ(56)を挟む1対の挾着部材
となっている。ストッパ(59)の前面に、側方から見て凹
円弧状でかつ左右方向に伸びる凹部(59a) が形成されて
いる。そして、ストッパ(59)が突出部(66)に接近した状
態においては、凹部(59a) の曲率の中心は、操作ロープ
案内用ロープ車(58)の中心と合致しており、その曲率は
操作ロープ案内用ロープ車(58)の外周面の曲率よりも小
さくなっている。ストッパ(59)前面における凹部(59a)
よりも下方の部分に、ストッパ(59)が前方に揺動して突
出部(66)に接近したさいに、操作ロープ(56)の球状突起
(56a) と係合する突起(59b) が一体に形成されている。
ストッパ(59)の後面における高さの中間部に後方に突出
した腕部(59c) が一体に形成され、腕部(59c) にウェイ
ト(61)が固定されている。
の上端部が、ピン(67)の後斜め上方においてケーシング
(57)の本体(62)の左右両後方突出垂直壁部(62b) 間に渡
し止められた左右方向に伸びるピン(69)の周りに、回転
自在に嵌められて前後方向に揺動自在となっている。し
たがって、ケーシング(57)の本体(62)の突出部(66)と、
ストッパ(59)とが、互いに接近、離隔するように相対的
に移動自在でかつ操作ロープ(56)を挟む1対の挾着部材
となっている。ストッパ(59)の前面に、側方から見て凹
円弧状でかつ左右方向に伸びる凹部(59a) が形成されて
いる。そして、ストッパ(59)が突出部(66)に接近した状
態においては、凹部(59a) の曲率の中心は、操作ロープ
案内用ロープ車(58)の中心と合致しており、その曲率は
操作ロープ案内用ロープ車(58)の外周面の曲率よりも小
さくなっている。ストッパ(59)前面における凹部(59a)
よりも下方の部分に、ストッパ(59)が前方に揺動して突
出部(66)に接近したさいに、操作ロープ(56)の球状突起
(56a) と係合する突起(59b) が一体に形成されている。
ストッパ(59)の後面における高さの中間部に後方に突出
した腕部(59c) が一体に形成され、腕部(59c) にウェイ
ト(61)が固定されている。
【0043】上記他の実施例の操作ロープ(56)のロック
機構(55)によれば、操作ロープ(56)から手を離すと、ウ
ェイト(61)の付勢力によりストッパ(59)が前方に揺動し
てケーシング(57)の突出部(66)に接近し、操作ロープ(5
6)の球状突起(56a) がケーシング(57)の本体(62)の突出
部(66)の突起(66a) およびストッパ(59)の突起(59b)に
係合した状態で、突出部(66)とストッパ(59)とにより挾
着され、操作ロープ(56)およびスラットカーテン(3) が
ロックされる。
機構(55)によれば、操作ロープ(56)から手を離すと、ウ
ェイト(61)の付勢力によりストッパ(59)が前方に揺動し
てケーシング(57)の突出部(66)に接近し、操作ロープ(5
6)の球状突起(56a) がケーシング(57)の本体(62)の突出
部(66)の突起(66a) およびストッパ(59)の突起(59b)に
係合した状態で、突出部(66)とストッパ(59)とにより挾
着され、操作ロープ(56)およびスラットカーテン(3) が
ロックされる。
【0044】図15は、上記他の実施例のロック機構(5
5)に用いられる操作ロープの変形例を示す。図15にお
いて、操作ロープ(70)には、長さ方向に所定間隔をおい
て複数のだ円球状突起(70a) が設けられている。
5)に用いられる操作ロープの変形例を示す。図15にお
いて、操作ロープ(70)には、長さ方向に所定間隔をおい
て複数のだ円球状突起(70a) が設けられている。
【0045】上記において、この発明のロック機構は、
バランス機構を備えた手動式シャッタに適用されている
が、これに限るものではなく、バランス機構を持たない
手動式シャッタにも適用可能である。また、上記におい
て、この発明のロック機構は、隣接するスラット間の摺
動部にエアスリットが形成されたエアスリットタイプの
スラットカーテンを備えた手動式シャッタに適用されて
いるが、これに限るものではなく、エアスリットを持た
ないスラットカーテンを備えた手動式シャッタにも適用
可能である。
バランス機構を備えた手動式シャッタに適用されている
が、これに限るものではなく、バランス機構を持たない
手動式シャッタにも適用可能である。また、上記におい
て、この発明のロック機構は、隣接するスラット間の摺
動部にエアスリットが形成されたエアスリットタイプの
スラットカーテンを備えた手動式シャッタに適用されて
いるが、これに限るものではなく、エアスリットを持た
ないスラットカーテンを備えた手動式シャッタにも適用
可能である。
【0046】
【発明の効果】この発明の第1および第2の操作ロープ
のロック機構によれば、上述のように、スラットカーテ
ンを任意の位置で停止させることができる。また、バラ
ンス機構を備えた手動式シャッタにおいて、バランス機
構が故障してスラットカーテンが巻取シャフトから巻戻
されたときに巻取シャフトにスラットカーテンを巻取る
方向の回転力が付与されなくなった場合にも、スラット
カーテンが自重により急激に自由落下するのを防止する
ことができるので、安全性が向上する。
のロック機構によれば、上述のように、スラットカーテ
ンを任意の位置で停止させることができる。また、バラ
ンス機構を備えた手動式シャッタにおいて、バランス機
構が故障してスラットカーテンが巻取シャフトから巻戻
されたときに巻取シャフトにスラットカーテンを巻取る
方向の回転力が付与されなくなった場合にも、スラット
カーテンが自重により急激に自由落下するのを防止する
ことができるので、安全性が向上する。
【0047】しかも、この発明の第1の操作ロープのロ
ック機構では、操作ロープによりストッパを操作ロープ
ロック用ロープ車から離隔しうるようになされているの
で、スラットカーテンの開閉は、操作ロープによりスト
ッパを操作ロープロック用ロープ車から離隔させ、この
状態で操作ロープを引張ることにより行うことができ
る。また、この発明の第2の操作ロープのロック機構で
は、操作ロープにより両挾着部材を互いに離隔しうるよ
うになされているので、スラットカーテンの開閉は、操
作ロープにより両挾着部材を互いに離隔させ、この状態
で操作ロープを引張ることにより行うことができる。し
たがって、いずれの場合にも、スラットカーテンの開閉
に支障を来さない。
ック機構では、操作ロープによりストッパを操作ロープ
ロック用ロープ車から離隔しうるようになされているの
で、スラットカーテンの開閉は、操作ロープによりスト
ッパを操作ロープロック用ロープ車から離隔させ、この
状態で操作ロープを引張ることにより行うことができ
る。また、この発明の第2の操作ロープのロック機構で
は、操作ロープにより両挾着部材を互いに離隔しうるよ
うになされているので、スラットカーテンの開閉は、操
作ロープにより両挾着部材を互いに離隔させ、この状態
で操作ロープを引張ることにより行うことができる。し
たがって、いずれの場合にも、スラットカーテンの開閉
に支障を来さない。
【0048】また、この発明の第1の操作ロープのロッ
ク機構において、操作ロープロック用ロープ車の外周面
に周方向に間隔をおいて複数の突起が形成され、ストッ
パに、操作ロープロック用ロープ車に接近したさいに操
作ロープロック用ロープ車の突起と係合する突起が形成
され、付勢手段が、操作ロープロック用ロープ車の突起
とストッパの突起とが係合するようにストッパを操作ロ
ープロック用ロープ車側に付勢するようになされている
と、ストッパによる操作ロープロック用ロープ車の回転
停止を確実に行うことができる。
ク機構において、操作ロープロック用ロープ車の外周面
に周方向に間隔をおいて複数の突起が形成され、ストッ
パに、操作ロープロック用ロープ車に接近したさいに操
作ロープロック用ロープ車の突起と係合する突起が形成
され、付勢手段が、操作ロープロック用ロープ車の突起
とストッパの突起とが係合するようにストッパを操作ロ
ープロック用ロープ車側に付勢するようになされている
と、ストッパによる操作ロープロック用ロープ車の回転
停止を確実に行うことができる。
【0049】さらに、この発明の第1の操作ロープのロ
ック機構において、操作ロープロック用ロープ車の外周
面のロープ溝がV溝となされ、ストッパに、操作ロープ
ロック用ロープ車に接近したさいに操作ロープをロープ
溝内に押し込む押圧部分が設けられていると、ストッパ
が操作ロープロック用ロープ車に接近したさいに、操作
ロープが押圧部分によりV溝内に押し込まれるので、操
作ロープロック用ロープ車の回転を停止させた状態での
操作ロープの操作ロープロック用ロープ車に対する滑り
を防止することができる。したがって、操作ロープロッ
ク用ロープ車の回転を停止させれば、確実に操作ロープ
をロックし、スラットカーテンを停止させることができ
る。
ック機構において、操作ロープロック用ロープ車の外周
面のロープ溝がV溝となされ、ストッパに、操作ロープ
ロック用ロープ車に接近したさいに操作ロープをロープ
溝内に押し込む押圧部分が設けられていると、ストッパ
が操作ロープロック用ロープ車に接近したさいに、操作
ロープが押圧部分によりV溝内に押し込まれるので、操
作ロープロック用ロープ車の回転を停止させた状態での
操作ロープの操作ロープロック用ロープ車に対する滑り
を防止することができる。したがって、操作ロープロッ
ク用ロープ車の回転を停止させれば、確実に操作ロープ
をロックし、スラットカーテンを停止させることができ
る。
【図1】この発明による操作ロープのロック機構を備え
た手動式シャッタを家屋の窓の外側に設置した状態を示
す斜視図である。
た手動式シャッタを家屋の窓の外側に設置した状態を示
す斜視図である。
【図2】手動式シャッタの巻取ケースの部分を一部を省
略して示す斜視図である。
略して示す斜視図である。
【図3】操作用ロープ車の部分の拡大断面図である。
【図4】操作用ロープ車の変形例を示す部分拡大断面図
である。
である。
【図5】操作用ロープ車の他の変形例を示す部分拡大断
面図である。
面図である。
【図6】操作ロープのロック機構の実施例を示し、操作
ロープをロックした状態の垂直側断面図である。
ロープをロックした状態の垂直側断面図である。
【図7】図6のVII −VII 線断面図である。
【図8】操作ロープのロック機構の実施例を示す一部を
省略した分解斜視図である。
省略した分解斜視図である。
【図9】操作ロープのロック機構の実施例を示し、操作
ロープのロックを解除した状態の垂直側断面図である。
ロープのロックを解除した状態の垂直側断面図である。
【図10】操作ロープのロック機構の実施例に用いられ
るストッパの変形例を示す斜視図である。
るストッパの変形例を示す斜視図である。
【図11】操作ロープのロック機構の他の実施例を示
し、操作ロープをロックした状態の垂直側断面図であ
る。
し、操作ロープをロックした状態の垂直側断面図であ
る。
【図12】図11のXII −XII 線断面図である。
【図13】操作ロープのロック機構の他の実施例を示す
一部を省略した分解斜視図である。
一部を省略した分解斜視図である。
【図14】操作ロープのロック機構の他の実施例を示
し、操作ロープのロックを解除した状態の垂直側断面図
である。
し、操作ロープのロックを解除した状態の垂直側断面図
である。
【図15】操作ロープのロック機構の他の実施例に用い
られる操作ロープの変形例を示す正面図である。
られる操作ロープの変形例を示す正面図である。
(2) スラット (3) スラットカーテン (6) 巻取シャフト (7) 操作用ロープ車 (8) 操作ロープ (32) 操作ロープロック用ロープ車 (32a) ロープ溝 (32b) 突起 (33) ストッパ (33a) 突起 (34) 板ばね(付勢手段) (44) 操作ロープ押さえ用ローラ(押圧部
分) (51) 円柱状部分(押圧部分) (59) ストッパ(挾着部材) (59b) 突起 (61) ウェイト(付勢手段) (66) 突出部(挾着部材) (66a) 突起
分) (51) 円柱状部分(押圧部分) (59) ストッパ(挾着部材) (59b) 突起 (61) ウェイト(付勢手段) (66) 突出部(挾着部材) (66a) 突起
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 E06B 9/204 J
Claims (4)
- 【請求項1】 複数のスラットを連結することにより形
成されたスラットカーテンと、スラットカーテンを巻取
る巻取シャフトと、巻取シャフトに同心状にかつ固定状
に設けられた操作用ロープ車と、操作用ロープ車に掛け
られた無端状操作ロープとを有する手動式シャッタにお
いて、 操作ロープの掛けられる操作ロープロック用ロープ車、
操作ロープロック用ロープ車に対して接近、離隔するよ
うに移動自在でかつ操作ロープロック用ロープ車に接近
したさいにその回転を停止させるストッパ、およびスト
ッパを操作ロープロック用ロープ車側に接近するように
付勢する付勢手段を備えており、操作ロープによりスト
ッパを操作ロープロック用ロープ車から離隔しうるよう
になされている手動式シャッタにおける操作ロープのロ
ック装置。 - 【請求項2】 操作ロープロック用ロープ車の外周面に
周方向に間隔をおいて複数の突起が形成され、ストッパ
に、操作ロープロック用ロープ車に接近したさいに操作
ロープロック用ロープ車の突起と係合する突起が形成さ
れ、付勢手段が、操作ロープロック用ロープ車の突起と
ストッパの突起とが係合するようにストッパを操作ロー
プロック用ロープ車側に付勢するようになされている請
求項1記載の手動式シャッタにおける操作ロープのロッ
ク機構。 - 【請求項3】 操作ロープロック用ロープ車の外周面の
ロープ溝がV溝となされ、ストッパに、操作ロープロッ
ク用ロープ車に接近したさいに操作ロープをロープ溝内
に押し込む押圧部分が設けられている請求項1または2
記載の手動式シャッタにおける操作ロープのロック機
構。 - 【請求項4】 複数のスラットを連結することにより形
成されたスラットカーテンと、スラットカーテンを巻取
る巻取シャフトと、巻取シャフトに同心状にかつ固定状
に設けられた操作用ロープ車と、操作用ロープ車に掛け
られた無端状操作ロープとを有する手動式シャッタにお
いて、 互いに接近、離隔するように相対的に移動自在でかつ操
作ロープを挟む1対の挾着部材と、両挾着部材を互いに
接近させる方向に付勢する付勢手段とを備えており、操
作ロープに長さ方向に間隔をおいて複数の突起が設けら
れ、各挾着部材に操作ロープの突起と係合する突起が設
けられ、両挾着部材が互いに接近したさいに各挾着部材
の突起と操作ロープの突起とが互いに係合するようにな
され、操作ロープにより両挾着部材を互いに離隔しうる
ようになされている手動式シャッタにおける操作ロープ
のロック機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25537594A JPH08121061A (ja) | 1994-10-20 | 1994-10-20 | 手動式シャッタにおける操作ロープのロック機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25537594A JPH08121061A (ja) | 1994-10-20 | 1994-10-20 | 手動式シャッタにおける操作ロープのロック機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08121061A true JPH08121061A (ja) | 1996-05-14 |
Family
ID=17277899
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25537594A Withdrawn JPH08121061A (ja) | 1994-10-20 | 1994-10-20 | 手動式シャッタにおける操作ロープのロック機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08121061A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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1994
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