JP2024053438A - 開閉体装置 - Google Patents

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【課題】耐風フックを備えたスラットの巻取り時に耐風フックの干渉を極力無くし、巻き太りや巻き崩れの発生を防止する。【解決手段】耐風フックを全てのスラットに設けたり、開閉体構成部材の1枚おきに設けない。耐風フック51L~59L,51R~59Rは開閉体手段を巻取シャフトに巻き取った状態で耐風フック同士が互いに干渉しないようにスラット1152,1147・・・1132・・・のようにスラット5枚おきに取り付ける。巻き取り1周目+αのスラット1101~1110には耐風フックを取り付けない。【選択図】 図2

Description

本発明は、ビル、工場、倉庫などの建物を含む構造物躯体の開口部に設置されるシャッターカーテンが風圧によってガイドレールから抜け落ちるのを防止した耐風フックを備えた開閉体装置に関する。
シャッターカーテンなどのような開閉体装置は、住宅、ビル、工場、倉庫、車庫などの建物を含む構造物躯体の開口部や窓部あるいは内部の通路や空間などの開口部に設置され、その開閉体を移動させることによってその開口部を開放、閉鎖するものである。これらの開閉体装置の中には、ガイドレールからシャッターカーテンが容易に抜けないように構成された耐風爪を備えたものが特許文献1に記載されている。この耐風爪は、強風などの風圧を受けることによってシャッターカーテンがガイドレールから容易に抜けるのを防止することができると共に防犯性能を高めることができるので、開閉体装置に多く採用されている。
特開2001-182455号公報
通常、スラットに耐風フックの取り付けられた開閉体装置である高耐風圧軽量シャッター装置は、全スラットに耐風フックを取り付けたり、スラットの所定数毎(所定間隔毎)に耐風フックを取り付けている。
耐風圧向上のために耐風フックを全スラットに設けたり、スラットの1枚おきに設けたりすると、スラットを巻き取ったときに耐風フック同士が干渉し、巻き太りや巻き崩れが発生するおそれがあった。
本発明の目的は、耐風フックを備えたスラットの巻取り時に耐風フックの干渉を極力無くし、巻き太りや巻き崩れの発生を防止することのできる開閉体装置を提供することにある。
本発明の開閉体装置の第1の特徴は、開口部を開閉するように動作する複数枚の開閉体構成部材からなる開閉体手段と、前記開閉体手段の両側に設けられて前記開閉体手段を案内するガイドレール手段と、前記ガイドレール手段内に設けられた係止突起手段と、前記開閉体構成部材に設けられ、前記係止突起手段から前記開閉体構成部材が容易に抜け出さないように前記係止突起手段に係合される抜け防止手段とを備えた開閉体装置において、前記抜け防止手段は、前記開閉体手段を巻取シャフトに巻き取った状態で前記抜け防止手段同士が互いに干渉しないように前記開閉体構成部材の複数枚毎に取り付けられており、巻き取り1周目+αの前記開閉体構成部材には前記抜け防止手段を取り付けないことにある。
この発明は、抜け防止手段(耐風フック)を全ての開閉体構成部材(スラット)に設けたり、開閉体構成部材の1枚おきに設けたりしないで、開閉体手段を巻取シャフトに巻き取った状態で抜け防止手段同士が互いに干渉しないように開閉体構成部材の複数枚毎に取り付けると共に巻き取り1周目+αの開閉体構成部材には抜け防止手段を取り付けないようにしたものである。これによって、抜け防止手段(耐風フック)を備えた開閉体構成部材(スラット)の巻取り時に抜け防止手段(耐風フック)の干渉を極力無くし、巻き太りや巻き崩れの発生を防止することができる。
本発明の開閉体装置によれば、耐風フックを備えたスラットの巻取り時に耐風フックの干渉を極力無くし、巻き太りや巻き崩れの発生を防止することができる。
本発明に係るシャッター装置の全体構成の一例を示す図である。 図1のシャッターカーテンの詳細構造を示す図である。 図2の耐風フックの取り付けられたシャッターカーテンが巻取シャフトに巻き取られた状態を示す図である。 本発明に係るシャッター装置のガイドレール部分の詳細構成を示す図であり、ガイドレール13側を示す図である。 ガイドレールと耐風フックの取り合い状態を示す図である。 耐風フックの外観を示す斜視図である。 スラットに取り付けられた耐風フックの外観を示す図である。 図8は図7の斜視図である。 耐風フックの変形例の外観を示す図である。 スラットが進入する箇所を拡大して示したガイドレールの詳細を示す図である。 施錠ラッチの取り合いを示す図である。 耐風フィン付きのガイドレールに対応した施錠ラッチの概要を示す図である。 耐風フック付きスラットと施錠ラッチ付きスラットが隣り合って設けられている状態を示す斜視図である。 耐風フックと耐風フィン付きガイドレールの第1の変形例を示す図である。 耐風フックと耐風フィン付きガイドレールの第2の変形例を示す図である。
以下、図面に従って本発明の好ましい実施の形態としてシャッター装置について説明する。シャッター装置は、ビル、工場、倉庫などの建物を含む構造物躯体の開口部に設置されるものである。
図1は、本発明に係るシャッター装置の全体構成の一例を示す図である。シャッター装置10は、開口部上側の構造物躯体に取り付けられシャッターケース1と、このシャッターケース1内に回動可能に設けられた巻取シャフト2によって巻き取られたり巻き戻されたりするシャッターカーテン12と、シャッターカーテン12の両端部を案内するように開口部側壁の構造物躯体に設けられたガイドレール13,14などから構成される。シャッターカーテン12は、複数の横長略短冊状のスラット11が上下に連結して構成されている。このシャッターカーテン12は、上下方向に長手垂直に立設された左右一対のガイドレール13,14にそれぞれの対応する左右の側縁部がガイドレール13,14内に挿入され、この側縁部がガイドレール13,14に沿って昇降案内されるようになっている。
図2は、図1のシャッターカーテンの詳細構造を示す図である。図2において、シャッターカーテン12は、最下段の座板部121と、その上に繋がる約52枚のスラットで構成される。座板部121の上に52枚目のスラット1152が存在する。シャッターカーテン12の左右両端にそれぞれ約9個の耐風フック51L~59L,51R~59Rが設けられている。図では耐風フック55L,55R,58L,58R,59L,59Rのみが示してある。
耐風フックは、シャッターカーテン12の約10枚の上部スラット1101~1110には設けられていない。耐風フックは、スラット1152,1147,1142,1137,1132,1127,1122,1117,1112のようにスラット5枚おきに取り付けられている。従って、耐風フックは全体で約18個がスラットの左右両端部に設けられている。このように高耐風圧軽量シャッターに使用する耐風フックの取り付け位置を変更することで、スラットを巻いた時の耐風フック同士の干渉を無くすことができる。また、耐風フックを取り付ける枚数を種々変更することによって、スラットを巻いた時の耐風フック同士の干渉を無くすことができる。巻き取り1周目+α程度は、巻取シャフト2の近くに位置し、風圧を受けてもガイドレール13,14から抜け出してしまうおそれが少ないため、耐風フックは不要であり、設けていない。巻き取り1周目+α程度とは、例えば、捨て巻き分を含む10~14枚程度のスラットとされ、それらには耐風フックを設けないことが好ましい。
図3は、図2の耐風フックの取り付けられたシャッターカーテンが巻取シャフトに巻き取られた状態を示す図である。図に示すように9個の耐風フック51R~59Rが設けられている。各耐風フック51R~59Rは互いに干渉することなく巻き回されていることが理解できる。
図4は、本発明に係るシャッター装置のガイドレール部分の詳細構成を示す図であり、ガイドレール13側を示す図である。図4はガイドレール13をシャッターケース1側から見た図である。図5は、ガイドレールと耐風フックの取り合い状態を示す図であり、図5(A)は図1のシャッター装置の左斜め上側から見た図であり、図5(B)は図1のシャッター装置の左奥斜め上側から見た図である。
ガイドレール13は、外レール30と係止突起手段としての内レール40から構成される。外レール30は、構造物躯体開口部の左右の互いに向き合う側面部に開口する開口溝301を有する断面略コの字状をしている。開口溝301の対向する開口縁部分302,303には、それぞれの外レール30の長手方向に沿って連続するとともに、互いに対向する支持片が一体(あるいは別体)に形成されている。この支持片の対向する内側壁面に消音及び防塵機能を備えた消音防塵部材が対向して設けらる場合もある。
外レール30の奥底(溝底)には、内レール40が形成されている。内レール40は、外レール30の長手方向に沿って連続するように形成された耐風フィン41,42を備えている。耐風フィン41,42と耐風フック59Lが互いに係合することによって耐風フック59Lは耐風フィン41,42から抜け落ちにくくなっている。すなわち、スラット11に取り付けられた耐風フック59Lに対して、耐風フック59Lが掛かるための耐風フィン41,42をガイドレール13の内部に設けることによって、耐風性能を向上させている。このようにガイドレール13内部に耐風フィン41,42を付けることで、風圧を受けてスラット11が大きく撓んだ場合でも耐風フック59Lがガイドレール13の耐風フィン41,42に引っ掛かり抜け落ちなくなるので、耐風圧性能は向上する。
図6は、耐風フックの外観を示す斜視図である。図7はスラットに取り付けられた耐風フックの外観を示す図であり、図7(A)は図4においてスラット及び耐風フックを上側から見た図であり、図7(B)は図7(A)を下から見た図である。図7(C)は図4においてスラット及び耐風フックを下側から見た図である。図7(D)は図7(C)を下から見た図である。図8は図7の斜視図であり、図8(A)は図7(A)の斜視図であり、図8(B)は図7(C)の斜視図である。
これらの図から明らかなように耐風フックは、軽量シャッターのスラット表面の凹凸の形状に合った形状をしている。これによって、耐風フックをスラットに密着固定できるため、耐風圧性能をより向上させることができる。耐風フックの材質は、ポリアセタール(POM)などの樹脂やこれ以外の硬化性プラスチックと熱可塑性プラスチックなどでよい。また、耐風フックの材質として、内部を金属等の剛体で成形し、外部を樹脂で成形したの2色成形体としてもよい。
図9は、耐風フックの変形例の外観を示す図である。上述の実施の形態では、耐風フックとして略T字状の突出部を有するものを例に説明したが、変形例として略L字状の耐風フックについて説明する。図9はスラットに取り付けられた略L字状の耐風フックの外観を示す図であり、図9(A)は図7(A)と同様にスラット及び略L字状の耐風フックを上側から見た図であり、図9(B)は図7(C)と同様にスラット及び略L字状の耐風フックを下側から見た図であり、図9(C)は図9(A)の斜視図であり、図9(D)は図9(B)の斜視図である。
スラットに略L字状の耐風フックを付けることで、風圧を受けてスラットが大きく撓んた場合でも耐風フックがガイドレールに引っ掛かり抜け落ちなくなり、それにより、耐風圧性能を向上させることができる。なお、この略L字状の耐風フックは、アルミや樹脂にてL字状に成型されたものでもよいし、スチール等にてL字曲げ加工にて成形されたものでもよい。
図10は、スラットが進入する箇所を拡大して示したガイドレールの詳細を示す図である。図10(A)は図4の対応するガイドレール13をシャッターケース1側から見た図である。図10(B)は図10(A)のA-A線の断面図である。図10(C)は図10(B)を斜め上から見た斜視図である。
図示のように耐風フィン41,42は、外レール30の長手方向に沿って連続するように形成されている。耐風フィン41,42の設けられたガイドレール13,14においては、シャッターカーテンの閉操作時に耐風フックが耐風フィン41,42に引っ掛からないような加工が耐風フィン41,42に施されている。耐風フック及ひ耐風フィンを設けて耐風圧強度を向上させた軽量シャッターにおいて、閉操作時のガイドレールにスラットが入っていく際に、耐風フックが耐風フィンに引っ掛かり降下不良を起こす可能性がある。そこで、この実施の形態では、耐風フィンに所定の加工を施し、耐風フィンの隙間に耐風フックが入りやすくしている。
耐風フィン41,42に施された加工は、図10に示すように、ガイドレール13の上端部から約20mmまでは耐風フィン41,42は形成されておらず、ガイドレール13の上端部から約20mmの付近から半径約20mmのR加工の施された箇所41L,41Rが形成され、そこから約5~7mm程度の耐風フィン41,42が形成されている。この加工箇所41L,41Rによって閉操作時に耐風フィンが入ることが出来なくなるという降下不良の発生を効果的に抑制することができる。
図11は施錠ラッチの取り合いを示す図である。図12は耐風フィン付きのガイドレールに対応した施錠ラッチの概要を示す図である。図12(A)はスラットに施錠ラッチの取り付けた状態をスラット裏面側から見た図である。図12(B)は図12(A)を左側から見た側面図である。図12(C)はスラットに施錠ラッチの取り付けた状態をスラット表面側から見た図である。図12(D)は図12(C)を左側から見た側面図である。図12(E)は図12(A)を右斜め上の屋内面から見た斜視図である。図12(F)は図12(C)を左斜め上の屋外面から見た斜視図である。図13は耐風フック付きスラットと施錠ラッチ付きスラットが隣り合って設けられている状態を示す斜視図である。
スチール高耐風圧軽量シャッターにおいて、軽量シャッターのガイドレール内に耐風フィンを取り付けた際に、現行使用しているレール底に取り付けるタイプのラッチ受けを使用することができない可能性がある。この実施の形態では、ガイドレール13の内側面に施錠ラッチ60の受け61を取り付けるようにした。これによって耐風フィン付きのガイドレールでも施錠ラッチ60を使用することが可能になる。ラッチ受け61の取り付け方法として、ガイド13の内側面にポケット62を形成し、ここに嵌めるようにして取り付ける。また、このポケット62を利用して位置合わせしてラッチ受け61の上部と下部をリベットなどの留め具で留め付けて固定してもよい。ラッチ受け61自体の寸法は、好ましくは300mm程度だが、フロアーライン(FL)がずれることがあり、それを見込んで300~600mm程度とする。また、外レール30の奥底の溝底面から内レール40の耐風フィン41,42の外壁面までの距離をaとし、スラット11の端部(本図では右端部)の面から耐風フック59Lの端部(本図では右端部)の外レール30の溝底面に対向する面までの距離をbとした場合、a<bとするのが望ましい。このようにすることで、シャッターカーテン(スラット)が本図の右側に寄ったとしても、耐風フックの右端部の対向面が外レール30の奥底(溝底)に当接することで、スラットの右端部の面が内レール40の耐風フィンの外壁面に当接して開閉時の引っ掛かり抵抗となること等、それに伴い開閉に支障が出ることを防止することができる。また、内レール40の耐風フィン41,42の内壁面から外レール30の開口部側の面までの距離をcとし、スラット11の端部(本図では右端部)の面から耐風フック59Lの端部(本図では右端部)の内レール40の耐風フィン41,42に対向する面までの距離をdとした場合、c>dとするのが望ましい。このようにすることで、シャッターカーテン(スラット)が本図の左側に寄って、耐風フックの右端部の対向面が耐風フィンの内壁に当接し、シャッターカーテン(スラット)端部や耐風フックが、外レールの開口部から露出してしまうことを防止することができ、外レール30による保護効果を保持できる。

スチール高耐風圧軽量シャッターにおいて、軽量シャッターのガイドレール13,14に耐風フィン41,42を設けたが、スラット端部と耐風フィンとの間のスペースが少なくなってしまったため、施錠ラッチの爪を出した際に耐風フィン41,42に爪が当り、ラッチ受け61に爪を掛ける(係合する)ことができない可能性がある。そこで、この実施の形態では、スラット端部の一部を切欠き、施錠ラッチを幅方向の内側にずらして取り付けるようにした。これによって、スラット端部と耐風フィンとの聞のスペースが少ない取合でも現行の施錠ラッチを取り付けて使用することが出来る。図13に示すように耐風フック付きスラットと施錠ラッチ付きスラットは隣り合うこともあればそうでないこともある。施錠ラッチ付きスラットは、座板の真上1枚目から数えて13枚目(フロアーラインから800~1000mm)に設置される。
高耐風圧軽量シャッターのガイドレールについて、ガイドレールを土間に埋め込んで納めた際に、ガイドレールのメンテナンスを容易にするため、予めガイドレールを図10に示す一点鎖線の位置で分割して製作しジョイント部材38で連結可能な構成とする。シャッターのガイドレールを取り付ける際に、レール下端を土間に埋め込んで納めた場合にメンテナンス等でガイドレールを外すことができなくなる。そこで、ガイドレール埋め込み量+αの長さでガイドレールを分割し、そこをジョイント部材で連結しておくことで、ガイドレールを外すことを可能にし、シャッターのメンテナンスができる構造とする。ガイドレールを分割し外すことを可能にすることで、容易にメンテナンスができるようになる。ガイドレール埋め込み量+αは約300~600mm程度とする。なお、ジョイント部材38は外レール30の内壁面に二箇所設けてもよいし、いずれか一方に設けてもよい。ジョイント部材38は平板金具で構成され、ネジなどで外レール30に取り付けられ、分割されたガイドレール同士を連結する働きをする。
図14は耐風フックと耐風フィン付きガイドレールの第1の変形例を示す図である。図14(A)は風圧の掛からない通常状態を示し、図14(B)は風圧の掛かった状態を示す。外レール30の内側に一体的に成形された係止突起手段としてのレール内突起部(耐風フィン)72を設け、風圧が掛かったら図14(B)に示すように抜け防止手段として設けた断面形状が略Tの字形状の耐風フック71の上側の突出部が耐風フィン72の凹部に引っ掛かるように構成され、抜け落ちを抑制している。なお、外レール30の内側のレール内突起部(耐風フィン)72の対向面に突起73を設けてもよい。この突起73は、シャッターカーテンが風圧を受けて撓んだ後、揺れ戻し反動で逆側に撓んだ際に、耐風フック71やスラット端部と当接して、シャッターカーテンがガイドレールから抜けるのを規制するものである。
図15は耐風フックと耐風フィン付きガイドレールの第2の変形例を示す図である。図15において、図14と同じ構成のものには同一の符号が付してあるので、その説明は省略する。図15では施錠ラッチの状態が合わせて図示してある。図15(A)は風圧の掛からない通常状態を示し、図15(B)は風圧の掛かった状態を示す。図15(A)では施錠ラッチ60の先端がラッチ受け63に係合している状態を示す。なお、施錠ラッチ60が未施錠の時には二点鎖線で示すような位置に収納される。図15(B)では、風圧が掛かっているためレール内突起部(耐風フィン)72に断面形状が略Jの字形状の耐風フック74の上側の突出部が耐風フィン72の凹部に引っ掛かって抜け落ちを抑制している。図15ではラッチ受け63は外レール30の外部から貫通してレール内に突出するように構成している。なお、外レール30を貫通させることなくレール内の所定位置にラッチ受けを設けてるようにしてもよい。
上述の実施の形態では、開閉部材であるシャッターカーテンが下降しながら繰り出されて閉鎖するシャッター装置を例に説明したが、これ以外にも開閉部材が横引き方式で繰り出されたり、上昇方式で繰り出されたり、あるいは水平方式で繰り出されたりするものであっても同様に適用することができる。また、開閉体装置としては、例えば、オーバーヘッドドア装置を含むシャッター装置、ブラインド装置などに適用可能である。開閉体装置をシャッター装置とした場合、開閉体手段である開閉部材は、シャッターカーテンであり、その構成は、多数の短冊状のスラット材からなるスラットカーテン、多数のパイプ材をリンク材などで連結させてなるパイプグリルカーテン、一枚状あるいは多数連結されたパネル材からなるパネルカーテン、ネット材からなるネットカーテン、あるいはこれらの複合部材などからなる複合カーテンなどによるものである。また、開閉体手段である開閉部材の材質は、使用目的に応じたものであれば、どのようなものでもよい。具体的には、金属製、木製、プラスチック製、これらの複合されたものなどで構成することができる。開閉体装置としては、ガイドレール手段に沿って開閉移動するものであればよく、開閉体の収納形態は巻取式以外の送り込み式、折り畳み式、分離重合式などでもよい。
1…シャッターケース
10…シャッター装置
11…スラット
12…シャッターカーテン
121…座板部
13…ガイドレール
2…巻取シャフト
30…外レール
301…開口溝
302…開口縁部分
38…ジョイント部材
40…内レール
41,72…耐風フィン
51L,51R,71,74…耐風フック
60…施錠ラッチ
62…ポケット
61,63…ラッチ受け

Claims (1)

  1. 開口部を開閉するように動作する複数枚の開閉体構成部材からなる開閉体手段と、
    前記開閉体手段の両側に設けられて前記開閉体手段を案内するガイドレール手段と、
    前記ガイドレール手段内に設けられた係止突起手段と、
    前記開閉体構成部材に設けられ、前記係止突起手段から前記開閉体構成部材が容易に抜け出さないように前記係止突起手段に係合される抜け防止手段とを備えた開閉体装置において、
    前記抜け防止手段は、前記開閉体手段を巻取シャフトに巻き取った状態で前記抜け防止手段同士が互いに干渉しないように前記開閉体構成部材の複数枚毎に取り付けられており、巻き取り1周目+αの前記開閉体構成部材には前記抜け防止手段を取り付けないことを特徴とする開閉体装置。
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