JP3840290B2 - レンズ加工装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、レンズの被加工面を、砥石などの研磨面を擦り合わせることにより研削又は研磨して所定曲率の湾曲形状を有する鏡面に仕上げるレンズ加工装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、レンズを自動的に研削又は研磨できるものとして、図4に示すようなレンズ加工装置が知られている。このレンズ加工装置は、レンズ保持部2を上端に備えたワークホルダー軸3が、ガイド受台4に上方から挿入されてボールベアリング7とピボット軸受10とにより回転自在に保持されており、レンズ1は、レンズ保持部2上に載置されて、レンズ保持部2の外周部分に上方から被せるように嵌め込まれた保持リング11によってレンズ保持部2上に固定される。
【0003】
一方、レンズ1の被加工面(図の上面)を所定形状に研削又は研磨するための砥石などの研磨部材12は、下面が所定曲率の湾曲形状を有する研磨面になっており、上部が作動軸13に固着されている。研磨部材12は、作動軸13を介してA矢印方向に回転数が1000〜4000rpmの回転力を伝達されて高速回転するとともに、R方向に往復運動する振り子のような揺動運動を付与される。
【0004】
上記ガイド受台4は、ワークホルダー軸4のレンズ保持部2にレンズ1が保持されたのちに上昇して、レンズ1の被加工面を研磨部材12の研磨面に押し付ける。このとき、ワークホルダー軸3はレンズ1と研磨部材12との摩擦力により作動軸13の回転に伴って相対的に回転するが、レンズ1は、揺動運動をも行う研磨部材12との回転速度差により研磨部材12の研磨面で擦られて、その研磨面に対応する形状に研削又は研磨される。
【0005】
このレンズ1の加工が終了すると、ガイド受台4が下降してレンズ1が研磨部材12から離間され、続いて、保持リング11を上方へ引き出してレンズ1の保持を解除したのちに、加工済みのレンズ1がレンズ保持部2から取り出され、次のレンズ1が上述のようにしてレンズ保持部2上にセットされ、上述と同様の加工動作を繰り返してレンズ1を自動的に研削又は研磨していく。
【0006】
上記レンズ加工装置では、研磨部材12が高速回転しながら振り子のような揺動運動を行うので、ワークホルダー軸3にはレンズ1を介してスラスト方向の加工荷重の他に揺動運動による横方向への加工荷重も作用するが、ワークホルダー軸3は、その下端部を円錐形状に形成されてピボット軸受10の各ベアリング9間に楔を打ち込む状態に挿入されていることにより、横方向への荷重に対しても安定して鉛直状態を保持しながら回転自在に支持されるようになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、近年において、この種のレンズ加工装置はレンズ1の小型化などに起因して小型化される傾向にあり、それに伴ってピボット軸受10も小型化され、このピボット軸受10の小型化に応じて必然的に個々のベアリング9の径も小さくなっている。ここで、ワークホルダー軸3がスラスト方向へのみ加工荷重を受けるような場合には、径の小さなベアリング9でもさほど問題が生じない。
【0008】
しかしながら、ワークホルダー軸3には研磨部材12の揺動運動による横方向の加工荷重も加わるため、ピボット軸受10の径の小さなベアリング9は、ワークホルダー軸3の30〜60°の円錐形状となった下端部を介して横方向の負荷を集中的に受けて磨耗する。この磨耗粉は各ベアリング9の間に入り込んでベアリング9の動きをロックするように作用するため、ベアリング9が回動しなくなる。一方、ピボット軸受10のケーシング8は、ベアリング9が外に飛び出そうとする力を受けて、磨耗したり、破損し易い。すなわち、小型化したピボット軸受10は、レンズ加工装置に適用した場合に劣化が早く、故障や破損し易く、寿命が非常に短い問題がある。また、上述のように組み合わされたワークホルダー軸3およびピボット軸受10は交換を容易に行えない問題もある。
【0009】
そこで、本発明は、小型化した場合にも耐久性に優れ、長期使用による劣化時の部品交換も容易に行えるレンズ加工装置を提供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本願の請求項1の発明に係るレンズ加工装置は、レンズの被加工面に研磨部材の研磨面を接触させて、前記レンズと前記研磨部材との何れか一方を回転自在に保持し、且つ他方を回転させながら揺動させて、前記レンズの被加工面を前記研磨部材により所要形状に研磨するレンズ加工装置において、一端部に前記レンズまたは前記研磨部材を保持する保持部を備えかつラジアル軸受を介して受台にて軸心回りに回転自在に保持されたホルダー軸と、前記ホルダー軸の他端と受台との間に挟み込んで保持され、前記ホルダー軸の他端に対しこれに加わるスラスト方向と揺動方向との加工荷重を受けて回転自在に支持する球体とを有している。
【0011】
上記のレンズ加工装置では、一端部にレンズ又は研磨部材の保持部を備えかつラジアル軸受を介して受台にて回転自在に保持されたホルダー軸の、スラスト方向および揺動運動によるスラスト方向に対し直交方向への加工荷重を受ける他端を、このホルダー軸の他端と受台との間に挟み込んだ球体で回転自在に支持している。したがって、球体の使用数はホルダー軸の大小にかかわらず単一となるため、この球体は、従来の小型化を図ったピボッド軸受と同等の大きさとした場合に、ピボット軸受の個々のベアリングに対し3〜4倍程度の比較的大きな径となる。それにより、球体は、ホルダー軸のスラスト方向に対し直交方向への加工荷重を集中的に受けないので、磨耗の度合いが少なくなる。しかも、球体は単一であることから磨耗粉によって回動を規制されることがない。その結果、球体は、小型化した場合のピボット軸受に比較して格段に耐久性が優れ、寿命を長く保ことができる。また、球体はホルダー軸と受台とで挟み込んで保持しているだけであるから、これが劣化した時の交換を極めて容易に行える。
【0012】
また、上記発明の好ましい実施の形態では、レンズの保持部を一端部に備えたホルダー軸と、一端面に円錐形状の保持凹所を有し、他端部が前記ホルダー軸の他端部に嵌め込み状態に連結されて前記ホルダー軸と一体回転する可動側保持部材と、円錐形状の保持凹所を前記可動保持部材の保持凹所に対向させて受台に固定された固定側保持部材と、前記可動側保持部材と前記固定側保持部材との各々の前記保持凹所の間に挟持された超硬性金属からなる球体とを備えている。
【0013】
それにより、請求項1の発明の構成を容易に実現して、所期の効果を得ることができる。特に、可動側および固定側の保持部材は、それぞれに設けた円錐形状の保持凹所によって球体を挟持するようにしたので、ホルダー軸をこれに作用する直交2方向への加工荷重に対して確実に回転自在に支持できる構成を容易に製作することができる。また、球体は超硬性金属により製作してので、長期間にわたって磨耗が少ない。さらに、ホルダー軸および受台に可動側および固定側の保持部材をそれぞれ連結するようにしたので、両保持部材をホルダー軸および受台とは異なる耐磨耗性に優れた素材で形成することができ、これにより、耐久性が一層向上する。しかも、劣化により交換する場合には、両保持部材をホルダー軸および受台に対し着脱するだけで対処できる利点がある。
【0014】
さらに、上記発明の他の実施の形態に係るレンズ加工装置では、研磨部材を保持する加工皿を一端部に備えたホルダー軸と、一端面に円錐形状の保持凹所を有し、他端側が前記ホルダー軸の他端部に嵌め込み状態に連結されて前記ホルダー軸と一体回転する可動側保持部材と、円錐形状の保持凹所を前記可動保持部材の保持凹所に対向させて受台に固定された固定側保持部材と、前記可動側保持部材と前記固定側保持部材との各々の前記保持凹所の間に挟持された超硬性金属からなる球体とを備えている。
【0015】
それにより、曲率が大きな高級品のレンズの加工に適用することが可能となるとともに、請求項2の発明と同等の効果を得ることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好ましい実施の形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。図1は本発明の一実施の形態に係るレンズ加工装置の全体構成を示す斜視図で、図2は同装置の要部を示す切断側面図である。これらの図において、図4と同一若しくは同等のものには同一の符号を付してその説明を省略し、以下に、相違する構成についてのみ説明する。
【0017】
図2において、上端部にレンズ保持部2を備えたワークホルダー軸(ホルダー軸)3がラジアル軸受7により回転自在に支持されている構成は図4の装置と同様であるが、ワークホルダー軸3の下端部が小径の連結軸部14になっており、この連結軸部14が可動側保持部材17の嵌合孔19に上方から嵌め込まれて、ワーホルダー軸3に可動側保持部材17が着脱自在に連結されている。可動側保持部材17は、下端面に円錐形状の保持凹所17を有している。ボールベアリング7を介してワークホルダー軸3を回転自在に保持するガイド受台4の保持孔20には、その下部に小径孔部21が形成されており、保持孔20と小径孔部21との間に支持段部22が設けられている。一方、可動側保持部材17と同様の円錐形状の保持凹所24を有する固定側保持部材23は、保持凹所24を保持凹所18に対向させて小径孔部21に嵌め込まれ、且つ支持段部22に載置して固定されている。超硬合金などの超硬性金属からなる単一の鋼球(球体)27が相対向する両保持凹所18,24の間に挟み込まれて回転自在に保持されている。
【0018】
図1において、ガイド受台4は、加工槽28に上下動自在に設置されており、上動してレンズ1を研磨部材12に押し付けるときの加圧推力が2〜5kgfに設定されている。加工槽28の対向する両側壁には、断面L字型の揺動枠体29が軸受31を介して支軸30により回動自在に支持されており、この揺動枠体29には、作動軸13に回転力を付与するスピンドル32を挿通させて回転自在に保持する軸受部材33が固定されている。一方の支軸30には、図示しないモータにより60°/3secの往復運動が伝達され、研磨部材12は、上記往復運動が揺動枠体29を介して伝達されることによって支軸30を支点とする湾曲軌跡にそって揺動する。この湾曲軌跡は研磨部材12の研磨面12aの曲率に相当する。また、研磨部材12には、スピンドル32から2000〜5000rpmの回転数の回転力を伝達されて高速回転する。
【0019】
次に、上記レンズ加工装置によるレンズ1の自動加工について説明する。ガイド受台4が下降してレンズ保持部2が研磨部材12から離間した状態において、レンズ保持部2上に加工すべきレンズ1が載置され、さらに、保持リング11がレンズ保持部2の外周部分に上方から被せるように嵌め込まれると、レンズ1が保持リング11によってレンズ保持部2上に固定される。そののちに、ガイド受台4は上昇してレンズ1の被加工面1aを研磨部材12の研磨面12aに押し付ける。
【0020】
続いて、研磨部材12はスピンドル32により高速回転されながら振り子のような揺動運動を行う。このとき、ワークホルダー軸3はレンズ1と研磨部材12との摩擦力により研磨部材12の回転に伴って相対的に回転するが、レンズ1は、揺動運動をも行う研磨部材12との回転速度差により研磨部材12の研磨面12aで被加工面1aを擦られて、その研磨面12aに対応する形状に研削又は研磨されていく。
【0021】
このレンズ1の加工が終了すると、ガイド受台4が下降して加工済みのレンズ1が研磨部材12から離間される。ガイド受台4が所定位置に停止したのちに、保持リング11が上方へ引き出されてレンズ1の保持が解除され、加工済みのレンズ1がレンズ保持部2から取り出される。続いて、次に加工すべきレンズ1が上述と同様にしてレンズ保持部2上にセットされ、上述と同様の加工動作を繰り返してレンズ1の自動的な研削又は研磨が行われる。
【0022】
上記のレンズ加工装置では、スラスト方向および揺動運動によるスラスト方向に対し直交方向つまり横方向への加工荷重を共に受けるワークホルダー軸3を、図4に示す従来のピボット軸受10に代えて、単一の鋼球27で支持しているが、この鋼球27を、可動側および固定側の保持部材17,23の各々の円錐形状の保持凹所18,24の間に挟持しているため、ピボット軸受10と同様に、ワークホルダー軸3をこれに作用する直交2方向への加工荷重に対して確実に鉛直状態を保持しながら回転自在に支持できる。
【0023】
上記鋼球27は、保持凹所18,24の間に挟み込んで保持することから必然的に、円錐形状の保持凹所18,24に対応する径を有するものを単一設けることになる。したがって、鋼球27は、従来の小型化を図ったピボッド軸受10と同等の大きさとした場合に、ピボット軸受10の個々のベアリング9に対して3〜4倍程度の大きな径となる。それにより、鋼球27は、ワークホルダー軸3を介して保持凹所18から横方向の加工荷重を受けても、自体の径が大きいことから集中的な荷重とはならず、ピボット軸受10のベアリング9に比較して磨耗する度合いが少ない。その上に、鋼球27は、超硬性金属で形成されているので、磨耗量が一層少なくなる。しかも、鋼球27および両保持部材17,23が長期間にわたる使用によって磨耗しても、鋼球27は、単一のみであることから、鋼球27および両保持部材17,23の磨耗粉によってロック状態に回動を規制されることはない。その結果、鋼球27および両保持部材17,23からなる軸受構造は、小型化した場合のピボット軸受10に比較して格段に耐久性に優れたものとなり、実験結果によると、ピボット軸受の約10倍の寿命を有することが判明した。
【0024】
また、上記軸受構造は、ワークホルダー軸3およびガイド受台4に対し別部材の可動側および固定側の保持部材17,23をそれぞれ連結して鋼球27の保持部分を構成しているので、両保持部材17,23のみをワークホルダー軸3およびガイド受台4とは異なる磨耗の少ない超硬製金属などの素材で形成することが可能となり、それにより、安価な構成としながらも磨耗を一層低減できる。しかも、上記軸受構造が長期間にわたる使用による磨耗によって劣化した場合には、両保持部材17,23をワークホルダー軸3およびガイド受台4から抜脱して新たなものに取り替えるだけで対処できる利点がある。また、鋼球27は両保持部材17,23の間に挟み込んで保持しているだけであるから、これが劣化した時の交換を極めて容易に行える。さらに、鋼球27を挟持する両保持部材17,23は、鋼球27の支持部分を円錐形状としているので、鋼球27の球面に対応する断面半円形状に形成する場合に比較して加工が容易となる。但し、安価な手段で断面半円形状に形成できるならば、断面半円形状の保持凹所を設けるのが好ましい。
【0025】
図3は本発明の他の実施の形態に係るレンズ加工装置を示す要部の切断側面図であり、同図において、図1および図2と同一若しくは同等のものには同一の符号を付してある。このレンズ加工装置は、研磨部材12を取り付けるための加工皿35がホルダー軸34の上端部に一体に設けられており、一方、レンズ1は、にかわなどの接着剤により作動軸13に固着されて、レンズ1自体が高速回転されながら揺動運動を付与されるようになっいる。したがって、上記レンズ加工装置は、曲率の大きな高級品としてのレンズを加工するための所謂オスカー方式に適用したものである。このオスカー方式のレンズ加工装置においても上記実施の形態の場合と同様の効果を得ることができる。
【0026】
【発明の効果】
以上のように本願の請求項1の発明に係るレンズ加工装置によれば、一端部にレンズ又は研磨部材の保持部を備えかつラジアル軸受を介して受台にて回転自在に保持されたホルダー軸の、スラスト方向および揺動運動によるスラスト方向に対し直交方向への加工荷重を受ける他端を、このホルダー軸の他端と受台との間に挟み込んだ球体でからなる軸受け構造により回転自在に支持する構成としたので、球体は、単一数設けるだけであるから、装置全体の小型化を図った場合にも比較的大きな径となって加工荷重を集中的に受けることがなく、磨耗が少なくなる上に、磨耗粉によって回動を規制されることがない。そのため、小型化しながらも耐磨耗性に優れた軸受構造とすることができ、寿命が格段に長くなる。また、球体はホルダー軸と受台とで挟み込んで保持しているだけであるから、これが劣化した時の交換を極めて容易に行える。
【0027】
本願の請求項2の発明では、ホルダー軸および受台に、球体を挟持するための可動側および固定側の保持部材をそれぞれ連設するようにしたので、両保持部材をホルダー軸および受台とは異なる耐磨耗性に優れた素材で構成することができるとともに、球体を超硬性金属により形成したので、安価な構成により高い耐久性を得られる。しかも、劣化により交換する場合には、両保持部材をホルダー軸および受台に対し着脱するだけで簡単に対処できる。さらに、両保持部材の各々の円錐形状の保持凹所によって球体を挟持するようにしたので、ホルダー軸を直交2方向への加工荷重に対して確実に回転自在に支持できる構成を容易に製作することができる。
【0028】
本願の請求項3の発明では、研磨部材を保持する加工皿をホルダー軸の一端部に設け、このホルダー軸を一対の保持部材の各々の保持凹所の間に挟み込んだ球体で回転自在に支持するようにしたので、曲率の大きな高級品のレンズを加工するためのオスカー方式の加工にも容易に適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るレンズ加工装置を示す斜視図。
【図2】同上装置の要部を示す切断側面図。
【図3】本発明の他の実施の形態に係るレンズ加工装置を示す要部の切断側面図。
【図4】従来のレンズ加工装置を示す切断側面図。
【符号の説明】
1 レンズ
1a 被加工面
2 レンズ保持部
3 ワークホルダ軸(ホルダー軸)
4 ガイド受台(受台)
12 研磨部材
12a 研磨面
17 可動側保持部材
18 可動側保持部材の保持凹所
23 固定側保持部材
24 固定側保持部材の保持凹所
27 鋼球(球体)
34 ホルダー軸
35 加工皿
Claims (3)
- レンズの被加工面に研磨部材の研磨面を接触させて、前記レンズと前記研磨部材との何れか一方を回転自在に保持し、且つ他方を回転させながら揺動させて、前記レンズの被加工面を前記研磨部材により所要形状に研磨するレンズ加工装置において、一端部に前記レンズまたは前記研磨部材を保持する保持部を備えかつラジアル軸受を介して受台にて軸心回りに回転自在に保持されたホルダー軸と、前記ホルダー軸の他端と受台との間に挟み込んで保持され、前記ホルダー軸の他端に対しこれに加わるスラスト方向と揺動方向との加工荷重を受けて回転自在に支持する球体とを有するレンズ加工装置。
- レンズの保持部を一端部に備えたホルダー軸と、一端面に円錐形状の保持凹所を有し、他端部が前記ホルダー軸の他端部に嵌め込み状態に連結されて前記ホルダー軸と一体回転する可動側保持部材と、円錐形状の保持凹所を前記可動保持部材の保持凹所に対向させて受台に固定された固定側保持部材と、前記可動側保持部材と前記固定側保持部材との各々の前記保持凹所の間に挟持された超硬性金属からなる球体とを備えている請求項1に記載のレンズ加工装置。
- 研磨部材を保持する加工皿を一端部に備えたホルダー軸と、一端面に円錐形状の保持凹所を有し、他端側が前記ホルダー軸の他端部に嵌め込み状態に連結されて前記ホルダー軸と一体回転する可動側保持部材と、円錐形状の保持凹所を前記可動保持部材の保持凹所に対向させて受台に固定された固定側保持部材と、前記可動側保持部材と前記固定側保持部材との各々の前記保持凹所の間に挟持された超硬性金属からなる球体とを備えている請求項1に記載のレンズ加工装置。
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JPH1034510A JPH1034510A (ja) | 1998-02-10 |
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JP18615396A Expired - Fee Related JP3840290B2 (ja) | 1996-07-16 | 1996-07-16 | レンズ加工装置 |
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1996
- 1996-07-16 JP JP18615396A patent/JP3840290B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH1034510A (ja) | 1998-02-10 |
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