JP3840018B2 - 画像読取装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、シート状の記録担体の両面からイメージ(画像)を光学的に読み取るスキャナ等の画像読取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば記録担体としての帳票が搬送される搬送経路に、帳票の表面の文字情報を読み取る縮小結像型センサユニットと、帳票の裏面の文字情報を読み取る密着型センサユニットとを配置し、帳票の両面から文字情報を同時に読み取るようにした光学的文字読み取り装置(以下OCRと称する)が知られている。
【0003】
図6は、従来のOCR1の概略構成を直線状に展開して示すもので、ホッパーテーブル2に積載された帳票3は、給紙ローラ4を介して一枚づつ搬送経路5に送り込まれるようになっている。この搬送経路5には、複数のローラユニット6a〜6lが配置されている。ローラユニット6a〜6lは、帳票3の搬送方向に所定の間隔Lを存して配置されている。
【0004】
各ローラユニット6a〜6lは、互いに連動して回転駆動される第1および第2のドライブローラ7a,7bを有し、これらドライブローラ7a,7bの間に帳票3を導くことで、この帳票3が搬送経路5の始端から終端に向けて順次搬送される。
【0005】
搬送経路5の始端には、第1のセンサ8が配置されている。第1のセンサ8は、帳票3が搬送経路5に送り込まれたか否かを光学的に検出するとともに、次の帳票3を搬送経路5に送り込むタイミングを決定する機能を有している。
【0006】
搬送経路5の終端には、搬送されてきた帳票3を第1のスタッカテーブル10又は第2のスタッカテーブル11のいずれかに振り分けるゲート12と、このゲート12の動作タイミングを決定する第2のセンサ13とが配置されている。第2のセンサ13は、帳票3が搬送経路5の終端に達したか否かを光学的に検出するためのもので、上記ゲート12の直前に位置されている。
【0007】
また、搬送経路5は、第1のセンサ8の直後に設定された読み取り位置を有し、この読み取り位置に縮小結像型センサユニット15と密着型センサユニット16とが配置されている。
【0008】
縮小結像型センサユニット15は、帳票3の表面の文字情報を光学的に読み取るためのものであり、搬送経路5の上側に配置されている。この縮小結像型センサユニット15は、けい光ランプ17を内蔵した発光部18を有し、この発光部18は搬送経路5を搬送される帳票3の表面と向かい合っている。けい光ランプ17から放射された光は、帳票3の表面で上向きに反射するとともに、この反射光は二つの反射ミラー19a,19bおよび縮小レンズ20を介してCCDイメージセンサ21に導かれる。そのため、帳票3の表面の文字情報は、光の濃淡情報となってCCDイメージセンサ21に入力され、ここで電気信号に変換されることで読み取られる。
【0009】
密着型センサユニット16は、帳票3の裏面の文字情報を光学的に読み取るためのものであり、搬送経路5の下側に配置されている。密着型センサユニット16は、帳票3の裏面に光を照射するLED、CCDラインイメージセンサおよびこのCCDラインイメージセンサに光を導くファイバとを備えている。密着型センサユニット16のLEDから発せられた光は、帳票3の裏面で下向きに反射するとともに、上記ファイバを通じてCCDラインイメージセンサに導かれる。そのため、帳票3の裏面の文字情報は、光の濃淡情報となってCCDラインイメージセンサに入力され、ここで電気信号に変換されることで読み取られる。
【0010】
このような従来のOCR1では、縮小結像型センサユニット15の発光部18から発せられる光と、密着型センサユニット16のLEDから発せられる光とが互いに干渉したり、混じり合うのを防止するため、密着型センサユニット16は、縮小結像型センサユニット15の発光部18よりも帳票3の搬送方向に大きくずれた位置に設置されている。
【0011】
すなわち、図6に見られるように、縮小結像型センサユニット15の発光部18は、搬送経路5の始端から数えて二番目のローラユニット6bと三番目のローラユニット6cとの間に配置されているのに対し、密着型センサユニット16は、三番目のローラユニット6cと四番目のローラユニット6dとの間に配置されている。このため、縮小結像型センサユニット15の発光部18と密着型センサユニット16とは、搬送経路5上において三番目のローラユニット6cを間に挟んで帳票3の搬送方向に振り分けて配置されており、それ故、発光部18からの光が集光される帳票3の表面の読み取り開始位置P1と、密着型センサユニット16のLEDからの光が集光される帳票3の裏面の読み取り開始位置P2とは、帳票3の搬送方向に大きく離れている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
このような従来のOCR1によると、縮小結像型センサユニット15の発光部18と密着型センサユニット16とが帳票3の搬送方向に離れているので、以下に述べるような不具合が生じてくる。
【0013】
図6に示すように、縮小結像型センサユニット15による帳票3の表面の読み取り開始位置P1と,密着型センサユニット16による帳票3の裏面の読み取り開始位置P2との間の距離をA1、読み取り開始位置P1から第2のセンサ13までの距離をB1、読み取り開始位置P2から第2のセンサ13までの距離をC1とすると、C1=B1−A1の関係が成立し、読み取り開始位置P1から第2のセンサ13までの距離で定まる帳票3の両面読み取り範囲がこの帳票3の表面と裏面とで互いに異なってくる。
【0014】
具体的には、上記A1の寸法を90mm、B1の寸法を450mmと仮定すると、帳票3の表面の読み取り範囲は450mmとなり、A3サイズの縦方向寸法(420mm)の読み取り処理が可能となる。ところが、帳票3の裏面の読み取り範囲は、上記C1の寸法に対応するから、A3サイズの縦方向寸法よりも短い360mmとなり、A3サイズの縦方向寸法の読み取り処理が不可能となる。
【0015】
そのため、帳票3の表面および裏面の文字情報を同時に読み取るに当って、この両面の読み取り処理を行える帳票3のサイズが自ずと小さくなってしまい、OCR1で両面読み取り処理が可能な帳票3のサイズに制約が生じてくる。
【0016】
しかも、帳票3の表面および裏面共にA3サイズの縦方向寸法の読み取り処理を可能とするためには、上記C1の寸法を長くする必要があり、その分、搬送経路5が長くなってOCR1の大形化を招くといった問題がある。
【0017】
また、従来のOCR1では、上記A1の寸法が大きいので、帳票3の表面の読み取り処理が開始されてから帳票3の裏面の読み取り処理が開始されるまでの間に一定のタイムラグが生じてしまう。そのため、帳票3の表面および裏面の全ての文字情報の読み取りに要する時間が長くなり、帳票3の両面の読み取り処理を効率良く行うことができなくなる。
【0018】
本発明は、このような事情にもとづいてなされたもので、搬送経路の全長を増大することなく、記録担体の両面の読み取り範囲を拡大できるとともに、読み取り処理を短時間のうちに効率良く行うことができる画像読取装置の提供を目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の一つの形態に係る画像読取装置は、
第1の面および第2の面を有するシート状の記録担体が供給される搬送経路と、
この搬送経路に上記記録担体の搬送方向に間隔を存して配置され、上記記録担体を上記搬送経路に沿って搬送する複数のドライブローラと、
上記搬送経路の途中に配置され、上記記録担体の第1の面に光を照射することにより上記第1の面の画像情報を読み取る第1のセンサユニットと、
上記第1のセンサユニットに対し上記搬送経路を挟んだ反対側に配置され、上記第1のセンサユニットよりも上記記録担体の搬送方向にずれた位置において上記記録担体の第2の面に光を照射することにより上記第2の面の画像情報を読み取る第2のセンサユニットと、を具備し、
上記記録担体の搬送方向に隣り合う一対のドライブローラの間に、上記第1のセンサユニットおよび上記第2のセンサユニットを配置した画像読取装置であって、
上記第1のセンサユニットは、上記搬送経路を搬送される上記記録担体と向かい合うランプを有する発光部を備えた縮小結像型センサユニットであり、上記第2のセンサユニットは、上記記録担体が接する開口部から上記記録担体に向けて光を照射する密着型センサユニットであり、上記密着型センサユニットは、隣り合う一対のドライブローラの間で上記縮小結像型センサユニットの発光部と向かい合うとともに、この密着型センサユニットに対し上記搬送経路を挟んで向かい合う位置に、上記縮小結像型センサユニットの発光部から上記開口部に向う光を遮る一つの遮光部材を設置したことを特徴としている。
【0021】
このような構成によれば、第1のセンサユニットと第2のセンサユニットとの間での光の往来を一つの遮光部材によって遮ることができ、各センサユニットにおいて外部からの光が混じり合ったり、互いに干渉し合うことはない。このため、記録担体の第1の面および第2の面の画像情報を読み取る際の読み取りデータが安定し、第1のセンサユニットと第2のセンサユニットとを記録担体の搬送方向に沿って互いに近接させることができる。
【0022】
よって、第1のセンサユニットから搬送経路の終端までの距離を従来と同一とした場合に、この第1のセンサユニットと第2のセンサユニットとが近接する分だけ、第2のセンサユニットから搬送経路の終端までの距離を延ばすことができ、その分、記録担体の第2の面の読み取り範囲が長くなる。したがって、記録担体の両面の画像情報を同時に読み取るに当って、搬送経路を長くしたり装置全体の大きさを変えることなく、両面読み取り処理が可能な記録担体のサイズを拡大することができる。
【0023】
また、第1のセンサユニットと第2のセンサユニットとが互いに近接するので、記録担体の第1の面の読み取り処理が開始されてから記録担体の第2の面の読み取り処理が開始されるまでの時間が従来よりも短くなる。このため、記録担体の両面の全ての画像情報の読み取りに要する時間を短縮することができる。
【0024】
本発明の好ましい形態によると、記録担体は、遮光部材と密着型センサユニットとの間に導かれることを特徴としている
【0026】
この構成によれば、遮光部材は、記録担体が密着型センサユニットを通過する際の裏当てとなるので、この記録担体と密着型センサユニットとの位置関係を一定に保つことができる。よって、記録担体の画像情報を精度良く読み取ることができる。
【0027】
本発明の好ましい形態によると、密着型センサユニットは、ドライブローラを避けるように切り欠かれた逃げ部を有することを特徴としている。
【0028】
この構成によれば、密着型センサユニットとドライブローラとの干渉を防ぐことができる。そのため、隣り合うドライブローラの間に二つのセンサユニットを配置するに当って、ドライブローラが邪魔となることはなく、隣り合うドライブローラの配置間隔を広げることなく、これらドライブローラの間に二つのセンサユニットを収めることができる。
【0029】
そして、記録担体は隣り合うドライブローラの間に順次跨ることで搬送経路の始端から終端に向けて搬送されるので、ドライブローラの間隔を広げることなくこれまでと同一に保つことができれば、搬送経路を搬送される記録担体の最小サイズを維持することができる。
【0030】
本発明の好ましい形態によると、遮光部材は、記録担体の搬送方向をガイドするガイド面を有するとともに、このガイド面を含む表面が黒色に処理されていることを特徴としている。
【0031】
この構成によれば、記録担体とその背景とのコントラストが明確となる。それとともに、遮光部材の光反射率が低下するので、遮光部材の表面上での光の乱反射を防止することができる。よって、記録担体の画像情報を読み取る際の読み取りデータが安定する。
【0036】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施の形態を、図1ないし図5にもとづいて説明する。
【0037】
図1は、光学的文字読取装置(OCR)31の構成を概略的に示している。OCR31は、箱状の装置本体32を有し、この装置本体32の前面に昇降動可能なホッパテーブル33と、第1および第2のスタッカテーブル34,35とが配置されている。ホッパテーブル33には、シート状の記録担体としての帳票36が集積されている。帳票36は、第1の面として機能する白色系の表面と、第2の面として機能する白色系の裏面とを有し、これら表面および裏面に夫々文字情報が印刷等により描かれている。
【0038】
なお、本発明における画像情報とは、手書き又は印字された文字に特定されるものではなく、図形や記号等のイメージも含むものとする。
【0039】
装置本体32の内部には、第1のガイド板38aと第2のガイド板38bとが配置されている。第1および第2のガイド板38a,38bは、上下方向に互いに向かい合っており、これらガイド板38a,38bの間に上記ホッパテーブル33と第1および第2のスタッカテーブル34,35とを結ぶ搬送経路40が構成されている。搬送経路40は、ホッパテーブル33に集積された帳票36を第1又は第2のスタッカテーブル34,35に導くためのものである。この搬送経路40は、ホッパテーブル33に連なる水平な前半部40aと、この前半部40aの後端から立ち上がる中間部40bと、この中間部40bの上端から第1および第2のスタッカテーブル34,35に向かう水平な後半部40cとを有している。後半部40cは、前半部40aの上方に位置されている。
【0040】
ホッパテーブル33と搬送経路40の前半部40aとの境界部分には、ホッパテーブル33に集積された帳票36を一枚づつ搬送経路40に送り出す複数の給紙ローラ41a,41bが配置されている。図3に示すように、給紙ローラ41a,41bは、夫々ローラ軸42a,42bを介して装置本体32のフレーム43に支持されている。そして、給紙ローラ41a,41bは、ローラ軸42a,42bの軸方向に間隔を存して配置されているとともに、これらローラ軸42a,42bを介して図示しないモータに連動されている。そのため、給紙ローラ41a,41bは、モータからの動力伝達により互いに連動して回転駆動されるようになっている。
【0041】
また、搬送経路40には、帳票36を搬送するための複数のローラユニット45a〜45lが配置されている。ローラユニット45b〜45lは、搬送経路40の始端から終端に亙って帳票36の搬送方向に一定の間隔Lを存して配置されている。隣り合うローラユニット45b〜45lの間隔Lは、搬送すべき帳票36の最小サイズに応じて定められている。
【0042】
各ローラユニット45a〜45lは、第1のドライブローラ46と第2のドライブローラ47とを備えている。第1および第2のドライブローラ46,47は、搬送経路40を挟んで互いに向かい合っており、これらドライブローラ46,47の間に帳票36が導かれるようになっている。図3に示すように、第1のドライブローラ46は、夫々ローラ軸48を介して装置本体32のフレーム43に支持されている。第1のドライブローラ46は、ローラ軸48の軸方向に間隔を存して配置されているとともに、これらローラ軸48を介して図示しないモータに連動されており、このモータからの動力伝達により互いに連動して回転駆動されるようになっている。
【0043】
なお、第2のドライブローラ47にしても上記第1のドライブローラ46と同様に、ローラ軸49を介してフレーム43に支持されているとともに、これらローラ軸49を介してモータに連動されている。
【0044】
そのため、帳票36は、隣り合うローラユニット45a〜45lの間に順次跨っていくことで、搬送経路40の始端から終端に向けて搬送されるようになっている。
【0045】
図1や図2に示すように、搬送経路40の始端には、第1のセンサ50が配置されている。第1のセンサ50は、帳票36が搬送経路40に送り込まれたか否かを光学的に検出するとともに、次の帳票36を搬送経路40に送り込むタイミングを決定する機能を有している。
【0046】
搬送経路40の終端には、搬送されてきた帳票36を第1のスタッカテーブル34又は第2のスタッカテーブル35のいずれかに振り分けるゲート51と、帳票36が搬送経路40の終端に達したか否かを光学的に検出する第2のセンサ52とが配置されている。第2のセンサ52は、帳票36の搬送動作に連動してゲート51の動作タイミングを検出するためのものであり、上記ゲート51の直前に位置されている。
【0047】
図1や図2に示すように、上記搬送経路40は、その前半部40a上に帳票36から文字情報を読み取る読み取り位置54を有している。読み取り位置54は、搬送経路40の始端から数えて二番目のローラユニット45bと三番目のローラユニット45cとの間に設定されている。搬送経路40の読み取り位置54には、第1のセンサユニットとして機能する縮小結像型センサユニット55と、第2のセンサユニットとして機能する密着型センサユニット56とが配置されている。
【0048】
縮小結像型センサユニット55は、帳票36の表面の文字情報を光学的に読み取るためのものであり、搬送経路40の上方に位置されている。この縮小結像型センサユニット55は、一対のアパーチャー形のけい光ランプ57を有する発光部58と、縮小光学系を構成する一対の反射ミラー59a,59bおよび縮小レンズ60と、CCDイメージセンサ61とを備えている。
【0049】
発光部58は、搬送経路40に対し上方から近接されている。この発光部58のけい光ランプ57からの光は、図1に一点鎖線で示すように、搬送経路40を送られる帳票36の表面に向けて照射されるとともに、この表面で上向きに反射されるようになっている。この反射光は、二つの反射ミラー59a,59bで全反射を繰り返した後に縮小レンズ60に導かれ、この縮小レンズ60を介してCCDイメージセンサ61に導かれるようになっている。そのため、帳票36の表面の文字情報は、光の濃淡情報となってCCDイメージセンサ61に入力され、ここで電気信号に変換されることにより光学的に読み取られる。
【0050】
密着型センサユニット56は、帳票36の裏面の文字情報を読み取るためのものであり、搬送経路40の下方に配置されている。この密着型センサユニット56は、細長い箱状の本体63を有している。本体63は、図3に示すように、搬送経路40の下方において帳票36の搬送方向とは直交する方向に沿って設置されており、この搬送経路40の全幅に亙って延びている。
【0051】
図2に示すように、本体63の上端は、搬送経路40に露出された細長い開口部64を有している。この開口部64は平滑なガラス65によって覆われており、このガラス65に搬送経路40を搬送される帳票36の裏面が接するようになっている。
【0052】
本体63の内部には、光源としての複数のLED67と、CCDイメージセンサ68が実装された回路基板69と、CCDイメージセンサ68に光を導くファイバのような導光体70とが収容されている。LED67は、開口部64の内側に二列に並べて配置されており、上記ガラス65に向けて光を照射するようになっている。CCDイメージセンサ68は、開口部64と向かい合うとともに、この開口部64に沿って一列に並べられている。導光体70は、開口部64とCCDイメージセンサ68との間に介在されている。
【0053】
LED67からの光は、図2に一点鎖線で示すように、ガラス65を通じて搬送経路40を送られる帳票36の裏面に向けて照射され、この裏面で下向きに反射された後に、導光体70を介してCCDイメージセンサ68に導かれるようになっている。そのため、帳票36の裏面の文字情報は、光の濃淡情報となってCCDイメージセンサ68に入力され、ここで電気信号に変換されることにより光学的に読み取られる。
【0054】
縮小結像型センサユニット55のCCDイメージセンサ61および密着型センサユニット56のCCDイメージセンサ68で夫々光電変換された信号は、装置本体32の内部の制御部71に伝送され、この制御部71で読み取りデータの処理が行われる。
【0055】
図2に示すように、密着型センサユニット56は、隣り合うローラユニット45b,45cの間において、縮小結像型センサユニット55の発光部58と向かい合っているとともに、この発光部58よりも帳票36の搬送方向に僅かにずれて位置されている。そのため、けい光ランプ57の光が集光される帳票36の表面の読み取り開始位置P3と、LED67の光が集光される帳票36の裏面の読み取り開始位置P4とは、帳票36の送り方向に沿って僅かにずれている。
【0056】
密着型センサユニット56の本体63の上部は、隣り合う第2のドライブローラ47の間に入り込んでいる。この本体63の上部には、第2のドライブローラ47と向かい合う部分に第1および第2の逃げ部72a,72bを有している。第1および第2の逃げ部72a,72bは、第2のドライブローラ47を避けるように切り欠かれた窪みにて構成されている。そのため、本体63の上部は、下部に比べて幅狭く形成されており、この本体63よりも帳票36の搬送方向に沿う前方側に位置する第2のドライブローラ47の外周部の一部が第2の逃げ部72bに入り込んでいる。
【0057】
搬送経路40上の読み取り位置54には、遮光部材74が配置されている。遮光部材74は、搬送経路40に臨んでいるとともに、この搬送経路40上において密着型センサユニット56のガラス65と向かい合っている。この遮光部材74は、帳票36の裏面の読み取り開始位置P4から帳票36の表面の読み取り開始位置P3に向けて張り出す延出部75を有している。この延出部75は、けい光ランプ57の光が密着型センサユニット56のガラス65に入り込むのを遮るためのものであり、この延出部75を含む遮光部材74によって縮小結像型センサユニット55の発光部58と密着型センサユニット56とが互いに隔てられている。
【0058】
また、遮光部材74は、帳票36の表面に接することにより、この帳票36の搬送方向を案内するガイド面76を有している。このガイド面76を含む遮光部材74の表面は、光反射率を低下させるために黒色に処理されている。
【0059】
図1に示すように、上記搬送経路40の終端には、プリンタ77が配置されている。プリンタ77は、ゲート51と第2のセンサ52との間に設置されている。プリンタ77は、帳票36に読み取り処理がなされたことを示す印字を施すためのものであり、このプリンタ77によって印字された読み取り処理済みの帳票36は、ゲート51を通じて第1のスタッカテーブル34に導かれる。
【0060】
なお、読み取り不良が生じた帳票36は、ゲート51の振り分け動作により第2のスタッカテーブル35に導かれる。
【0061】
このような構成のOCR31によれば、帳票36の表面の文字情報を読み取る縮小結像型センサユニット55の発光部58と、帳票36の裏面の文字情報を読み取る密着型センサユニット56とを、搬送経路40上において隣り合うローラユニット45b,45cとの間に配置するに当って、密着型センサユニット56の上端のガラス65と向かい合う位置に、発光部58からガラス65に向かう光を遮る遮光部材74を配置したので、帳票36の裏面の文字情報に対応する光データに他の光データが混じり合ったり、光データが干渉し合うことはなく、帳票36の裏面の文字情報を示す光データが安定する。
【0062】
このため、縮小結像型センサユニット55の発光部58と密着型センサユニット56とを帳票36の搬送方向に沿って互いに近接させることができ、これら発光部58と密着型センサユニット56とを隣り合うローラユニット45b,45cとの間に無理なく収めることができる。
【0063】
この結果、帳票36の搬送経路40を直線状に展開して示す図5から明らかなように、帳票36の表面の読み取り開始位置P3と、帳票36の裏面の読み取り開始位置P4とを帳票36の搬送方向に互いに近接させることができ、これら読み取り開始位置P3とP4との間の距離A2を従来の距離A1に比べて短縮することができる。よって、帳票36の表面の読み取り開始位置P3から第2のセンサ52までの距離B2を従来の距離B1と同一とすれば、上記距離A2が短くなる分だけ帳票36の裏面の読み取り開始位置P4から第2のセンサ52までの距離C2が従来の距離C1より長くなり、帳票36の裏面の読み取り範囲が長くなる。
【0064】
したがって、帳票36の表面および裏面の文字情報を同時に読み取るに際して、搬送経路40を長くしたり、装置本体32の大きさを変えることなく、両面読み取りが可能な帳票36のサイズを拡大することができる。
【0065】
また、搬送経路40上において、帳票36の表面の読み取り開始位置P3と、帳票36の裏面の読み取り開始位置P4とが互いに接近し合うので、帳票36の表面の文字情報の読み取り処理が開始されてから、帳票36の裏面の文字情報の読み取り処理が開始されるまでの待ち時間が従来よりも短くなる。このため、帳票36の表面および裏面の文字情報の読み取りに要する時間を短縮することができ、両面読み取り処理を短時間のうちに効率良く行うことができる。
【0066】
さらに、上記構成によると、遮光部材74は、密着型センサユニット56の上端のガラス65と向かい合うガイド面76を有するので、搬送経路40を搬送される帳票36は、ガイド面76に沿って搬送されることになる。そのため、遮光部材74のガイド面76は、帳票36が密着型センサユニット56のガラス65上を通過する際の裏当てとして機能し、帳票36と密着型センサユニット56との位置関係を常に一定に保つことができる。
【0067】
それとともに、このガイド面76を含む遮光部材74の表面は、黒色に処理されているので、白色の帳票36が遮光部材74と重なり合った時に、この帳票36の裏面とその背景となるガイド面76とのコントラストが明確となる。
【0068】
その上、遮光部材74そのものの光反射率が低下するので、この遮光部材74にLED67の光がガラス65を通じて導かれても、この遮光部材74の表面上での光の乱反射を防止することができる。
【0069】
したがって、帳票36の裏面の文字情報を精度良く読み取ることができるとともに、この文字情報に対応する光データが安定し、読み取り処理の信頼性が向上する。
【0070】
加えて、上記構成によると、密着型センサユニット56の本体63は、隣り合う第2のドライブローラ47を避けるように切り欠かれた第1および第2の逃げ部72a,72bを有し、この本体63の上部が幅狭く形成されているとともに、この第2の逃げ部72bに第2のドライブローラ47の外周面の一部が入り込んでいる。
【0071】
このため、隣り合うローラユニット45b,45cの間に、縮小結像型センサユニット55の発光部58と密着型センサユニット56の本体63とを配置するに当って、隣り合うローラユニット45b,45cの第2のドライブローラ47が邪魔とならず、ローラユニット45b,45cの間隔を広げることなくこれらローラユニット45b,45cとの間に上記発光部58と本体63とを収めることができる。
【0072】
このようにローラユニット45b,45cの間隔をこれまでと同等に保つことができれば、帳票36は隣り合うローラユニット45a〜45lの間に順次跨ることで搬送経路40の始端から終端に向けて搬送されていくので、搬送経路40を搬送可能な帳票36の最小サイズをこれまでと同等に維持することができる。よって、搬送可能な帳票36のサイズが変動することもなく、使い勝手が良好となる。
【0073】
なお、本発明は上記実施の形態に制約されるものではなく、発明の主旨を逸脱しない範囲内で種々変形して実施可能である。
【0075】
例えば、読み取るべき画像情報を有する記録担体は帳票に特定されるものではなく、画像情報が描かれた原稿であっても良い。
【0076】
【発明の効果】
以上詳述した本発明によれば、第1のセンサユニットと第2のセンサユニットとの間での光の往来を一つの遮光部材によって遮ることができる。このため、二つのセンサユニットを記録担体の搬送方向に互いに近接させることができ、見かけ上、第1および第2のセンサユニットから搬送経路の終端までの距離を延ばして記録担体の読み取り範囲を長くすることができる。したがって、記録担体の両面の画像情報を同時に読み取るに当って、搬送経路を長くしたり、装置全体の大きさを変えることなく両面読み取り処理が可能な記録担体のサイズを拡大することができる。
【0077】
しかも、記録担体の第1の面の読み取り処理が開始されてから記録担体の第2の面の読み取り処理が開始されるまでの間の待ち時間が従来よりも短くなるので、記録担体の両面の全ての画像情報の読み取りに要する時間を短縮することができ、効率の良い読み取り処理が可能となるといった利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る光学的文字読み取り装置の概略を示す側面図。
【図2】ドライブローラと縮小結像型センサユニットの発光部および密着型センサユニットの位置関係を示す断面図。
【図3】搬送経路上のドライブローラと密着型センサユニットとの位置関係を示す平面図。
【図4】搬送経路上のドライブローラと密着型センサユニットとの位置関係を示す斜視図。
【図5】搬送経路に対する縮小結像型センサユニットおよび密着型センサユニットの位置関係を直線状に展開して示す側面図。
【図6】従来の光学的文字読み取り装置において、その搬送経路に対する縮小結像型センサユニットおよび密着型センサユニットの位置関係を直線状に展開して示す側面図。
【符号の説明】
36…記録担体(帳票)、40…搬送経路、45a〜45l…ローラユニット、46,47…第1および第2のドライブローラ、55…第1のセンサユニット(縮小結像型センサユニット)、56…第2のセンサユニット(密着型センサユニット)、57…ランプ(けい光ランプ)、58…発光部、64…開口部、74…遮光部材。

Claims (6)

  1. 第1の面および第2の面を有するシート状の記録担体が供給される搬送経路と、
    この搬送経路に上記記録担体の搬送方向に間隔を存して配置され、上記記録担体を上記搬送経路に沿って搬送する複数のドライブローラと、
    上記搬送経路の途中に配置され、上記記録担体の第1の面に光を照射することにより上記第1の面の画像情報を読み取る第1のセンサユニットと、
    上記第1のセンサユニットに対し上記搬送経路を挟んだ反対側に配置され、上記第1のセンサユニットよりも上記記録担体の搬送方向にずれた位置において上記記録担体の第2の面に光を照射することにより上記第2の面の画像情報を読み取る第2のセンサユニットと、を具備し、
    上記記録担体の搬送方向に隣り合う一対のドライブローラの間に、上記第1のセンサユニットおよび上記第2のセンサユニットを配置した画像読取装置であって、
    上記第1のセンサユニットは、上記搬送経路を搬送される上記記録担体と向かい合うランプを有する発光部を備えた縮小結像型センサユニットであり、上記第2のセンサユニットは、上記記録担体が接する開口部から上記記録担体に向けて光を照射する密着型センサユニットであり、上記密着型センサユニットは、隣り合う一対のドライブローラの間で上記縮小結像型センサユニットの発光部と向かい合うとともに、この密着型センサユニットに対し上記搬送経路を挟んで向かい合う位置に、上記縮小結像型センサユニットの発光部から上記開口部に向う光を遮る一つの遮光部材を設置したことを特徴とする画像読取装置。
  2. 上記記録担体は、上記遮光部材と上記密着型センサユニットとの間に導かれることを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
  3. 上記密着型センサユニットは、上記ドライブローラを避けるように切り欠かれた逃げ部を有することを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
  4. 上記遮光部材は、上記記録担体の搬送方向をガイドするガイド面を有するとともに、このガイド面を含む表面が黒色に処理されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の画像読取装置。
  5. 第1の面および第2の面を有するシート状の記録担体が供給される搬送経路と、
    この搬送経路の途中に設置され、上記記録担体の第1の面に光を照射することにより上記第1の面の画像情報を読み取る第1のセンサユニットと、
    上記第1のセンサユニットに対し上記搬送経路を挟んだ反対側に配置され、上記第1のセンサユニットよりも上記記録担体の搬送方向にずれた位置において上記記録担体の第2の面に光を照射することにより上記第2の面の画像情報を読み取る第2のセンサユニットと、を具備する画像読取装置であって、
    上記第1のセンサユニットは、上記搬送経路を搬送される上記記録担体と向かい合うランプを有する発光部を備えた縮小結像型センサユニットであり、上記第2のセンサユニットは、上記記録担体が接する開口部から上記記録担体に向けて光を照射する密着型センサユニットであり、上記密着型センサユニットは、上記縮小結像型センサユニットの発光部と向かい合うとともに、この密着型センサユニットに対し上記搬送経路を挟んで向かい合う位置に、上記縮小結像型センサユニットの発光部から上記開口部に向う光を遮る一つの遮光部材を設置したことを特徴とする画像読取装置。
  6. 上記遮光部材は、上記密着型センサユニットによる上記記録担体の読取開始位置から上記縮小結像型センサユニットによる読取開始位置に向けて張り出す延出部を有することを特徴とする請求項1又は請求項5に記載の画像読取装置。
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