JP3839980B2 - 車載用ディスク再生装置及びその制御方法並びに車載用ディスク再生装置の制御用ソフトウェアを記録した記録媒体 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、MDなどのディスクを再生する技術の改良にかかわるもので、より具体的には、選択された種類のタイトルが得られなくても、表示するタイトルの種類を自動切り替えすることで、表示領域を有効活用してディスクの識別を容易にする車載用ディスク再生装置及びその制御方法並びに車載用ディスク再生装置の制御用ソフトウェアを記録した記録媒体に係るものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、電子技術の発達に伴い、音楽などの音響を記録するCD(コンパクトディスク)やMD(ミニディスク)などのデジタルディスク(ディスクと呼ぶ)と、このようなディスクから音響を再生するディスク再生装置(プレーヤと呼ぶ)が普及しつつある。このようなディスクにおいて、個々のディスクや、1枚のディスクに記録される複数の録音内容(トラックと呼ぶ)をユーザーが識別しやすいように、これら個々のディスクや個々のトラックを対象としてタイトルを設定及び表示する技術も知られている。
【0003】
このようなタイトルは、典型例には文字列を表すテキストデータとして表現され、タイトルの種類として、ユーザータイトル、ディスクタイトル、トラックタイトルなどが挙げられる。このうちユーザータイトルは、ディスク再生装置のユーザーがディスクやトラックを対象に自由に設定し、ディスクのID番号などと対応付けられてディスク再生装置側のメモリなどに記録されるもので、書き換え不可能なCDなどのディスクについても設定することができる。
【0004】
また、ディスクタイトルとトラックタイトルは、それぞれディスクとトラックとを単位として記録媒体自体に記録されるもので、例えば、MDでは、市販の既製音楽ソフトにはこれらの少なくとも一方が設定済みのものがあり、ユーザー側で録音したMDにこれらを設定できるディスク再生装置も普及している。また、CDのうち、旧来のCDやディスク再生装置では、ディスクタイトル、トラックタイトルのどちらも扱うことができないが、いわゆるCD−TEXT対応のディスク(タイトルメディアなどと呼ばれる)とディスク再生装置を組み合わせればディスクタイトル、トラックタイトルを両方扱うことができる。
【0005】
上記のようなタイトルを取り扱うことができるディスク再生装置として、車載用ディスク再生装置いわゆるカーオーディオも知られているが、特にカーオーディオでは小型化の必要性から表示領域が少なく、ディスクの情報として上記のような複数種類のタイトルを一度にすべて表示することはできない。
【0006】
このため、従来のカーオーディオでは、複数の表示モードを手動で選択できるようにし、個々の表示モードごとに、どの種類のタイトルを表示するかを一意に固定していた。このような従来技術では、例えば、ユーザータイトル表示モードであれば、表示元のディスクユニットを切り替えたりディスクを入れ替えたりしてもユーザータイトルのみを表示し、同様にディスクタイトル表示モードであればディスクタイトルのみを表示し、トラックタイトル表示モードであればトラックタイトルのみを表示していた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のような従来技術では、手動で選択されているモードに対応する種類のタイトルが得られない場合に、ディスクやトラックの識別が困難という問題点があった。例えば、ユーザータイトルは、ユーザーが入力するものであるため一律に表示しても問題は少ないが、必ずしも入力されているとは限らない。また、MDのディスクタイトルとトラックタイトルは、ディスクによってはユーザーの意向とは無関係に、入力されていたりいなかったりする場合がある。さらに、CDについては、上記のようにディスクとカーオーディオの両方がCD−TEXT対応の場合のみタイトルを読み取って表示することができる。
【0008】
このようにディスクタイトルやトラックタイトルなど種類ごとのタイトルは、条件に応じて、存在したりしなかったり、また、読み取れたり読み取れなかったりする。このため、表示モードを手動で選択する従来技術では、表示モードに合うタイトルが得られないと、空白やタイトル無しを示す文字またはマークなどを表示することになる。この場合、タイトルの表示領域を有効に活用できないだけでなく、カーオーディオに現在挿入されているディスクやそのトラックを識別することが困難であった。
【0009】
この発明は、上記のような従来技術の問題点を解決するために提案されたもので、その目的は、選択された種類のタイトルが得られなくても、表示するタイトルの種類を自動切り替えすることで、表示領域を有効活用してディスクの識別を容易にする車載用ディスク再生装置及びその制御方法並びに車載用ディスク再生装置の制御用ソフトウェアを記録した記録媒体を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上に述べた目的を達成するため、請求項1の発明は、表示するタイトルの種類を複数のなかから選択するための選択手段と、選択されている種類のタイトルが得られない場合に、選択されているタイトルの種類を他の種類に切り替える切り替え手段と、を備えた車載用ディスク再生装置において、タイトルの種類を切り替えるときその旨を表示するように構成されたことを特徴とする。請求項1の発明では、手動選択された種類のタイトルが、ディスクに入力されていないなどの原因で得られないときでも、改めて手動選択の操作を行うまでもなく、表示されるタイトルが他の種類に自動切り替えされるので、ディスクやトラックの識別が容易になる。そして、この自動切り替えのときに、表示モードを表す表示を点灯や点滅するなどによってその旨を表示するので、表示されているタイトルの種類を取り違えることがなく、適切な操作が容易になる。
【0011】
請求項2の発明は、表示するタイトルの種類を複数のなかから選択するための選択手段と、選択されている種類のタイトルが得られない場合に、選択されているタイトルの種類を他の種類に切り替える切り替え手段と、を備えた車載用ディスク再生装置において、前記選択手段によってタイトルの種類が選択された後予め決められた時間の間、前記切り替えを行わないように構成されたことを特徴とする。請求項2の発明では、手動選択後しばらくはタイトルの種類が自動切り替えされないので、自動切り替え後でも再度手動選択で種類ごとのタイトルの有無を確認することができる。このため、自動切り替えされた状態で手動選択を行ったとき、すぐに再度自動切り替えされてどの種類のタイトルを表示しているかわからなくなるといったことがなく適切な操作が容易になる。また、自動切り替え後でも、所望の種類のタイトルの有無を手動選択で確認し、存在すればその所望の種類を優先して表示させることができる。
【0012】
請求項3の発明は、請求項1又は2記載の車載用ディスク再生装置において、前記切り替え手段は、選択された種類のタイトルが得られない場合に、タイトルを表示しようとするディスクに対応して予め記憶装置に記録されたユーザータイトルを表示するように構成されたことを特徴とする。請求項3の発明では、CD−TEXTに対応していないCDやそのアクセス用ドライブを使う場合のように、ディスク自体に記録されたタイトルが得られない場合でも、ディスクに対応付けて車載用ディスク再生装置のメモリなどに記録されているユーザータイトルを表示することができる。このため、より多くのディスクについて、タイトル表示による識別が容易になる。なお、ユーザータイトルは、ディスクごとに設定できるようにしてもよいし、トラックごとに設定できるようにしてもよいし、ディスクとトラックの双方に設定できるようにしてもよい。
【0013】
請求項4の発明は、制御用の第1のユニットと、ディスクアクセス用の第2のユニットを前記第1のユニットに接続するための手段と、を備えた車載用ディスク再生装置において、前記第1のユニットは、表示するタイトルの種類を複数のなかから選択するための選択手段と、選択されている種類のタイトルをディスクから読み出すための読出手段を、接続されている前記第2のユニットが備えているかどうかを判定するための手段と、前記第2のユニットが前記読出手段を備えていないと判定された場合に、選択されているタイトルの種類を他の種類に切り替える切り替え手段と、を備え、タイトルの種類を切り替えるときその旨を表示するように構成されたことを特徴とする。請求項4の発明では、ディスクタイトルやトラックタイトルの表示モードが手動選択されているが、再生ソース(音源)として指定された第2のユニットがCD−TEXT未対応の外付けCDオートチェンジャであるような場合でも、表示するタイトルの種類がユーザータイトルなどに自動切り替えされるので、ディスクやトラックの識別が容易になる。また、この自動切り替えの際に、表示モードを表す表示を点灯や点滅するなどによってその旨を表示するので、表示されているタイトルの種類を取り違えることがなく、適切な操作が容易になる。
【0014】
請求項5の発明は、制御用の第1のユニットと、ディスクアクセス用の第2のユニットを前記第1のユニットに接続するための手段と、を備えた車載用ディスク再生装置において、前記第1のユニットは、表示するタイトルの種類を複数のなかから選択するための選択手段と、選択されている種類のタイトルをディスクから読み出すための読出手段を、接続されている前記第2のユニットが備えているかどうかを判定するための手段と、前記第2のユニットが前記読出手段を備えていないと判定された場合に、選択されているタイトルの種類を他の種類に切り替える切り替え手段と、を備え、前記選択手段によってタイトルの種類が選択された後予め決められた時間の間、前記切り替えを行わないように構成されたことを特徴とする。請求項5の発明では、請求項4の発明と同様に再生ソース(音源)として指定された第2のユニットがCD−TEXT未対応の外付けCDオートチェンジャであるような場合でも、表示するタイトルの種類がユーザータイトルなどに自動切り替えされるので、ディスクやトラックの識別が容易になる。その上、表示するタイトルの手動選択後しばらくはタイトルの種類が自動切り替えされないので、自動切り替え後でも再度手動選択で種類ごとのタイトルの有無を確認することができる。このため、自動切り替えされた状態で手動選択を行ったとき、すぐに再度自動切り替えされてどの種類のタイトルを表示しているかわからなくなるといったことがなく適切な操作が容易になる。また、自動切り替え後でも、所望の種類のタイトルの有無を手動選択で確認し、存在すればその所望の種類を優先して表示させることができる。
【0015】
請求項6の発明は、請求項1から5のいずれか1つに記載の車載用ディスク再生装置において、選択されている種類のタイトルが、セットされているディスクについて設定されているかどうかを判定するための手段を備え、前記切り替え手段は、前記選択されている種類のタイトルが前記ディスクについて設定されていないと判定された場合に、表示するタイトルの種類を他の種類に切り替えるように構成されたことを特徴とする。請求項6の発明では、ディスクタイトルやトラックタイトルの表示モードが手動選択されていて、再生ソース(音源)として指定されたCDドライブもCD−TEXTに対応した外付けCDオートチェンジャであるが、セットされているディスクがCD−TEXT未対応のような場合、表示するタイトルの種類がユーザータイトルなどに自動切り替えされるので、ディスクやトラックの識別が容易になる。なお、選択されている種類のタイトルが記録されているかどうかは、読出命令に対してCDドライブがディスクに記録されていない旨の信号を返すことなどによって判定することができる。
【0016】
請求項7の発明は、請求項1から6のいずれか1つに記載の車載用ディスク再生装置において、前記切り替え手段は、表示するタイトルの種類が3種類以上のなかから選択されている場合に、各種類間で予め決められた優先順位にしたがって前記切り替えを行うように構成されたことを特徴とする。請求項8の発明は、請求項1から7のいずれか1つに記載の車載用ディスク再生装置において、前記選択手段は、表示するタイトルの種類を、ディスクに対応して予め記憶装置に記録されたユーザータイトルと、ディスクに記録されたディスクタイトル及びトラックタイトルと、のなかから選択するように構成され、前記切り替え手段は、選択されているユーザータイトルが得られない場合、トラックタイトル、ディスクタイトルの優先順位で、得られる方に表示を切り替え、選択されているディスクタイトルが得られない場合、トラックタイトル、ユーザータイトルの優先順位で、得られる方に表示を切り替え、選択されているトラックタイトルが得られない場合、ディスクタイトル、ユーザータイトルの優先順位で、得られる方に表示を切り替えるように構成されたことを特徴とする。
【0017】
請求項7,8の発明では、ある第1の種類から切り替える他の種類として、第2の種類と第3の種類のように候補が複数考えられる場合、種類間の関係などに基づいて予め決めた優先順位で切り替えが行われる。このため、例えばディスクタイトルが得られないとき、トラックタイトルが得られればそれを表示し、トラックタイトルがないときはユーザータイトルを表示するといった適切な自動切り替えによって、ディスクやトラックの識別が容易となる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態(以下「実施形態」という)について図面を参照しながら説明する。なお、本発明や実施形態を実現するには、プログラムコードやデータなどを含むソフトウェアが、コンピュータやその周囲の回路や機器を制御することが一般的と考えられる。
【0019】
そのようなソフトウェアは、この明細書の記載にしたがった命令を組み合わせることで作られ、上に述べた従来技術と共通の部分には従来技術で説明した手法も使われる。そして、そのソフトウェアは、CPUや周辺回路、入出力装置、メモリなどの記憶装置やディスク再生機構といった物理的な資源を活用することで本発明の作用効果を実現する。
【0020】
但し、ソフトウェアやハードウェアにはいろいろな形式や構成が考えられ、また、本発明の機能の一部をLSIなどの物理的な電子回路で実現することも可能である。このため、以下では、本発明や実施形態に含まれる個々の機能を実現する仮想的回路ブロックを使って、本発明と実施形態とを説明する。
【0021】
〔1.第1実施形態〕
第1実施形態は、表示するタイトルの種類として、2つのドライブの一方が対応しているCD−TEXTに基づくメディア内のタイトルを選択した状態で、CD−TEXTに対応していない他方のドライブに表示元を切り換えた場合に、表示するタイトルの種類をユーザータイトルに切り換える例を示すものである。
【0022】
なお、本出願にいう「ディスク」は記憶メディアの代表例であり、円盤型の狭義のディスクには限定されないので、大容量メモリカードのような他の種類の記憶メディアも含むものである。このため、以下の説明ではディスクをメディアとも呼び、また、メディアというときは個々のディスクだけでなくディスク中の複数記録できる個々のトラックも意味するものとする。
【0023】
〔1−1.第1実施形態の構成〕
まず、図1は、第1実施形態の概略的な機器構成を示すブロック図である。すなわち、第1実施形態はこの図に示すように、制御用の第1のユニットであるマスターユニット1に、第2のユニットとして、ディスクアクセス用の外付けCDドライブ5,6といった外付け再生ユニットを1つ又は複数接続できる車載用ディスク再生装置である。このうちマスターユニット1は、タイトルなどの情報を表示するための表示器2と、操作用のキー4と、ディスク挿入口11と、を備えていて、ディスクアクセスを行うための内蔵再生機を内蔵している。
【0024】
また、図2は、第1実施形態のより具体的な構成例を示す機能ブロック図である。すなわち、この例は、マスターユニット1と、CDオートチェンジャなどの外付け再生ユニット5とを、通信用のBUSライン100で接続したものであり、このBUSライン100は、ディスクアクセス用の第2のユニットを第1のユニットに接続するための手段である。
【0025】
そして、マスターユニット1は、表示器2と、キー4と、上記の内蔵再生機41に加え、マスターユニット1全体の動作を制御するためのマイクロコンピュータ(マイコンと呼ぶ)3を備えている。また、第1実施形態は、図示はしないが、これらの構成のほか、電源や、アンプ、スピーカなど音響再生のために必要な他の構成要素を備えている。
【0026】
また、外付け再生ユニット5は、ディスクアクセスを行うための外付け再生機50と、外付け再生ユニット5全体を制御するためのマイコン53と、を備えている。ここで、マスターユニット1の内蔵再生機41はCD−TEXTに対応しているが、外付け再生ユニット5の外付け再生機50はCD−TEXTに対応していないものとする。
【0027】
また、CD−TEXTに対応した再生機は、ディスクタイトルやトラックタイトルといったメディア内のタイトルを読み出すことができ、このような再生機を制御するマイクロコンピュータ3は、選択されている種類のタイトルをディスクから読み出すための読出手段にあたる。なお、このようにメディア内に記録されるタイトルをメディア情報と呼ぶ。
【0028】
次に、図3は、マスターユニット1を制御するマイクロコンピュータ3の具体的な構成を、表示器2、キー4及び再生機41,50とともに示した機能ブロック図である。なお、内蔵再生機41はマイクロコンピュータ3によって直接制御され、外付け再生機50は、外付け再生ユニット5内のマイクロコンピュータ53(図2)を介して間接的にマイクロコンピュータ3によって制御されるが、図3では、これら再生機41,50は1つの図形でまとめて示している。
【0029】
そして、マイクロコンピュータ3は、ユーザータイトル用メモリ31を備えているほか、上記のようなソフトウェアの作用によって、選択部32と、判定部33と、切り替え部34と、表示制御部35と、の役割を果たすように構成されている。このうち、メモリ31は、ユーザータイトルなどの情報を記憶するための記憶装置である。お、ユーザータイトルは、ディスクごとに設定できるようにしてもよいし、トラックごとに設定できるようにしてもよいし、ディスクとトラックの双方に設定できるようにしてもよい。
【0030】
また、選択部32は、表示するタイトルの種類を、メディア自体に記録された上記のメディア情報と、個々のメディアに対応付けてメモリ31内に記録されているユーザータイトルと、のなかから選択するための選択手段であり、ユーザがキー4を操作することで手動でこのような選択を行うための部分である。
【0031】
また、切り替え部34は、選択されている種類のタイトルが得られない場合に、選択されているタイトルの種類を他の種類に切り替える切り替え手段であり、選択されたメディア情報が得られない場合に、タイトルを表示しようとするディスクに対応するユーザータイトルを表示するように構成されている。また、判定部33は、メディア情報が選択されたときに、メディア情報をディスクから読み出すための読出手段を、接続されている外付け再生ユニット5が備えているかどうか、すなわち外付け再生ユニット5の外付け再生機50がCD−TEXTに対応しているかどうか判定するための手段である。
【0032】
そして、切り替え部34は、外付け再生ユニット5が前記読出手段を備えていないと判定部33によって判定された場合に、選択されているメディア情報をユーザータイトルに切り替える切り替え手段である。また、表示制御部35は、選択又は切り替えに基づく種類のタイトルを表示器2に表示するための手段である。
【0033】
〔1−2.第1実施形態の作用〕
以上のように構成された第1実施形態は、次のように作用する。
〔1−2−1.第1実施形態の作用の概略〕
第1実施形態では、音声出力や情報表示のソース(情報提供源)を、内蔵再生機41と外付け再生機50のいずれかに切り替えることができる。そして、ソース切り替え前の内蔵再生機41がCD−TEXT対応すなわちメディア情報対応であるため、表示モードとして、ディスクにテキスト(TEXT)データとして記録されているメディア情報を表示するモードを手動選択していた場合を考える。このような場合、ソース切り替え後の外付け再生機50がCD−TEXT未対応すなわちメディア情報未対応のような場合、表示するタイトルの種類すなわち表示モードがユーザータイトルに自動切り替えされる。
【0034】
ここで、図4は、第1実施形態において、手動選択による表示モードと、ソースとして選択された再生機との組み合わせに応じて、どのような種類のタイトルが表示されるかを表す図である。なお、この図において、「DISC INFO1」「USER TITLE」は、実際にこのような文字列がタイトルとして表示されるという意味ではなく、それぞれ、メディア内のタイトルとユーザータイトルとを代表して表すものである。また、メディア情報未対応の再生機が選択されている場合、メディア情報表示を手動選択できないようにすることが望ましい。
【0035】
〔1−2−2.処理手順の例〕
次に、第1実施形態におけるタイトル表示のより具体的な処理手順を図5のフローチャートに示す。なお、ユーザは、キー4及び選択部32により、表示するタイトルの種類をメディア内のメディア情報及びユーザータイトルのなかから選択することができる。そして、タイトル表示を行おうとする場合、まず、表示制御部35は、現在選択されているタイトルの種類がメディア情報かユーザータイトルかを判断する(ステップ51)。
【0036】
そして、選択されている種類がメディア情報でなくユーザータイトルの場合は、選択どおりユーザータイトルを表示対象として(ステップ54)、表示制御部35が表示器2にタイトル表示を行う(ステップ55)。一方、ステップ51において現在選択されているタイトルの種類がメディア情報と判断された場合、判定部33が、現在ソースとして選択されている内蔵再生機41又は外付け再生機50が、CD−TEXT対応の再生機(対応再生機と呼ぶ)かどうかを判定する(ステップ52)。
【0037】
この判定は、すなわち、選択されている種類のタイトルをディスクから読み出すための読出手段を、これら内蔵再生機41又は外付け再生機50が備えているかどうかの判定であり、第2のユニットとして接続されている外付け再生機50がソースとして選択されている場合、この外付け再生機50は対応再生機ではないと判定されることになり、現在選択されている種類のタイトルは得られないことになる。
【0038】
なお、外付けCDオートチェンジャなどの第2のユニットが、CD−TEXTなど特定の種類のタイトルに対応しているかどうかをどのように判定するかは自由であるが、例えば、構成確認動作などの際に第2のユニットから第1のユニットへ識別用の信号を送信したり、その種類のタイトルへのアクセスを第1のユニットから第2のユニットに実際に命令して反応をみるなどの例が考えられる。
【0039】
そして、ステップ52の判定において、現在ソースとして選択されている再生機が対応再生機と判定された場合、メディア内のタイトルを表示対象として(ステップ53)、表示制御部35がタイトル表示を行う(ステップ55)。
【0040】
一方、選択されている種類のタイトルが得られない場合、切り替え部34は、選択されているタイトルの種類を他の種類に切り替える。すなわち、上記のようにメディア情報表示が手動選択されているが、ソースとして選択されている外付け再生ユニット5がメディア情報未対応の場合、切り替え部34は、表示対象をユーザータイトルに自動切り替えし(ステップ54)、表示制御部35は、現在セットされているディスクに対応するユーザータイトルを表示器2に表示することになる(ステップ55)。
【0041】
〔1−3.第1実施形態の効果〕
以上のように、第1実施形態では、手動選択された種類のタイトルが、CDドライブがメディア情報に対応していないなどの原因で得られないときでも、改めて手動選択の操作を行うまでもなく表示されるタイトルが他の種類に自動切り替えされるので、ディスクやトラックの識別が容易になる。
【0042】
また、第1実施形態では、CD−TEXTに対応していないCDやそのアクセス用ドライブを使う場合のように、ディスク自体に記録されたタイトルが得られない場合でも、ディスクに対応付けて車載用ディスク再生装置のメモリなどに記録されているユーザータイトルを表示することができる。このため、より多くのディスクについて、タイトル表示による識別が容易になる。
【0043】
すなわち、第1実施形態では、ディスクタイトルやトラックタイトルの表示モードが手動選択されているが、再生ソース(音源)として指定された外付け再生ユニット5がCD−TEXT未対応の外付けCDオートチェンジャであるような場合でも、表示するタイトルの種類がユーザータイトルなどに自動切り替えされるので、ディスクやトラックの識別が容易になる。
【0044】
〔2.第2実施形態〕
第2実施形態は、ディスクタイトル、トラックタイトル、ユーザータイトルという3種類のタイトルについて、それぞれの有無などの条件に応じ、予め種類間で決められた優先順位にしたがって、必要な自動変更を行う例を示すものである。
【0045】
〔2−1.第2実施形態の構成〕
第2実施形態は、図2及び図3に示した第1実施形態の構成と略同様の構成を有するが、図6に示すように、内蔵再生機41にセットされるディスクDなどの再生メディアによって、ディスクタイトルやトラックタイトルの有無が異なる場合に対応するため、マイクロコンピュータ3によって実現される構成は次のように第1実施形態とは異なっている。
【0046】
まず、第2実施形態における選択部32は、表示するタイトルの種類を、ディスクタイトル、トラックタイトル、ユーザータイトルという3種類のなかから選択するように構成されている。また、第2実施形態における判定部33は、選択されているディスクタイトル又はトラックタイトルが、現在内蔵再生機41にセットされているディスクについて設定されているかどうかを判定する手段としての役割を果たすように構成されている。
【0047】
また、第2実施形態における切り替え部34は、各種類間で予め決められた優先順位にしたがって、表示するタイトルの種類を切り替えるように構成されている。より具体的には、切り替え部34は、判定部33による判定結果などにしたがって、表示するタイトルの種類を次のように切り替えるように構成されている。
(1)選択されているユーザータイトルが得られない場合、トラックタイトル、ディスクタイトルの優先順位で、得られる方に表示を切り替える。
(2)選択されているディスクタイトルが得られない場合、トラックタイトル、ユーザータイトルの優先順位で、得られる方に表示を切り替える。
(3)選択されているトラックタイトルが得られない場合、ディスクタイトル、ユーザータイトルの優先順位で、得られる方に表示を切り替える。
【0048】
〔2−2.第2実施形態の作用〕
以上のように構成された第2実施形態は、次のように作用する。
〔2−2−1.第2実施形態の作用の概略〕
第2実施形態では、再生機にセットされるディスクやトラックによって、ディスクタイトルやトラックタイトルが記録されていたりいなかったりするような場合にも対応することができる。すなわち、第2実施形態は、一例として、ディスクタイトルやトラックタイトルを表示する表示モードが手動選択された状態でディスクが交換され、新しいディスクにはこれらのタイトルが記録されていない場合、自動切り替えによって代わりにユーザータイトルを表示されることで、ディスクやトラックの識別を容易にする。
【0049】
なお、ユーザータイトルはユーザーが入力し、車載用ディスク再生装置内で記憶されるものであるため、他のディスクタイトルやトラックタイトルがいずれも得られない場合、最終的にユーザータイトルを表示すればよい。また逆に、ユーザータイトルの表示モードが手動選択されたが、ユーザータイトルが現在のディスクに対応して入力されていない場合、ディスク自体にディスクタイトルやトラックタイトルが記録されていればこれらを表示することができる。また、第2実施形態におけるこのような自動切り替えは、各種類間で予め決められた優先順位にしたがって行われる。
【0050】
ここで、図7は、第2実施形態において、手動で選択した表示モードと、再生に係るメディアについて種類ごとのタイトルの有無との組み合わせに応じて、どのような種類のタイトルが表示されるかを表す図である。なお、この図において、「DISC TITLE」「TRACK TITLE」「USER TITLE」「NO TITLE」は、必ずしも実際にこのような文字列がタイトルとして表示されるという意味ではなく、それぞれ、メディア内のディスクタイトル及びトラックタイトル、メディア又はそのトラックに対応付けられたユーザータイトル、並びにタイトル無しを表す表示と、を代表して表すものである。
【0051】
〔2−2−2.処理手順の例〕
次に、図8は、第2実施形態におけるタイトル表示の処理手順を示すフローチャートである。すなわち、この手順では、まず、表示制御部35が、どの種類のタイトルが手動で選択されているか、すなわち表示モードを判断し(ステップ81)、ディスクタイトルが選択されている場合、判定部33が、ディスクタイトルがあるかどうかを判断する(ステップ82)。
【0052】
なお、このような判断では、現在ソースとして選択されている内蔵再生機41にセットされているディスクに、選択されている種類のディスクタイトルやトラックタイトルが記録されているかが判定され、より具体的には、読出命令に対してCDドライブがディスクに記録されていない旨の信号を返すことなどによってこのような判定を行うことができる。そして、ステップ82において、ディスクタイトルがあると判断された場合は、表示制御部35は、ディスクタイトルを表示対象として(ステップ88)タイトル表示を行う(ステップ92)。
【0053】
また、ステップ81において表示モードがトラックタイトルと判断された場合と、ステップ82においてディスクタイトルがないと判断された場合、判定部33は、トラックタイトルがあるかどうかを判断する(ステップ83)。そして、このステップ83において、トラックタイトルがあると判断された場合は、表示制御部35は、トラックタイトルを表示対象として(ステップ89)タイトル表示を行う(ステップ92)。
【0054】
また、ステップ81において表示モードがユーザータイトルと判断された場合と、ステップ83においてトラックタイトルがないと判断された場合、表示制御部35が、ユーザータイトルがあるかどうかを判断する(ステップ84)。そして、このステップ84において、ユーザータイトルがあると判断された場合は、表示制御部35は、ユーザータイトルを表示対象として(ステップ90)タイトル表示を行う(ステップ92)。
【0055】
また、ステップ84においてユーザータイトルがないと判断された場合、表示制御部35は、表示モードとしてユーザータイトルを表示するモードが選択されているかどうか判断する(ステップ85)。このステップ85において、表示モードとしてユーザータイトルを表示するモードが選択されている場合、トラックタイトルがあれば(ステップ86)トラックタイトルを表示対象として(ステップ89)タイトル表示が行われる(ステップ92)。
【0056】
また、ステップ86においてトラックタイトルがないと判断された場合、ディスクタイトルがあれば(ステップ87)ディスクタイトルを表示対象として(ステップ88)タイトル表示が行われる(ステップ92)。
【0057】
そして、ステップ87においてディスクタイトルがないと判断された場合と、ステップ85において表示モードとしてユーザータイトルを表示するモードが選択されていないと判断された場合は、表示対象なしとして(ステップ91)その旨の例えば「NO TITLE」といったタイトル表示が行われる(ステップ92)。
【0058】
以上のような手順によって、この第2実施形態では、手動で選択されているタイトルの種類と、どの種類のタイトルがあるかとの関係に応じて、次のようなタイトル表示が行われることになる。
(1)ディスクタイトルが手動選択されている場合:
ディスクタイトルがあればそれを表示する。◎◎
ディスクタイトルがなければ、トラックタイトルを表示する。
【0059】
トラックタイトルもなければ、ユーザータイトルを表示する。
ユーザータイトルも入力されていなければ、タイトル無しの旨の表示を行う。
【0060】
(2)トラックタイトルが手動選択されている場合:
トラックタイトルがあればそれを表示する。
トラックタイトルがなければ、ディスクタイトルを表示する。
ディスクタイトルもなければ、ユーザータイトルを表示する。
ユーザータイトルも入力されていなければ、タイトル無しの旨の表示を行う。
【0061】
(3)ユーザータイトルが手動選択されている場合:
ユーザータイトルがあればそれを表示する。
ユーザータイトルが入力されていなければ、トラックタイトルを表示する。◎◎
トラックタイトルもなければ、ディスクタイトルを表示する。
【0062】
ディスクタイトルもなければ、タイトル無しの旨の表示を行う。
【0063】
〔2−2−3.自動切り替えに際する処理〕
また、本発明の車載用ディスク再生装置は、切り替え部34などの作用により、上記のように表示するタイトルの種類を自動で切り替えるときその旨を表示するように構成することが望ましい。すなわち、自動切り替えのときに、表示モードを表す表示を点灯や点滅するなどによってその旨を表示することによって、ユーザは表示されているタイトルの種類を取り違えることがなく、適切な操作が容易になる。
【0064】
また、本発明の車載用ディスク再生装置は、切り替え部34などの作用により、選択部32によってタイトルの種類が選択された後予め決められた時間の間、自動切り替えを行わないように構成することが望ましい。すなわち、手動選択後しばらくはタイトルの種類を自動切り替えしないことで、自動切り替え後でも再度手動選択で種類ごとのタイトルの有無を確認することができる。
【0065】
すなわち、このようにすれば、自動切り替えされた状態で手動選択を行ったとき、すぐに再度自動切り替えされてどの種類のタイトルを表示しているかわからなくなるといったことがなく適切な操作が容易になる。また、自動切り替え後でも、所望の種類のタイトルの有無を手動選択で確認し、存在すればその所望の種類を優先して表示させることができる。
【0066】
〔2−3.第2実施形態の効果〕
以上のように、第2実施形態では、ディスクタイトルやトラックタイトルの表示モードが手動選択されていて、再生ソース(音源)として指定されたCDドライブもCD−TEXTに対応した外付けCDオートチェンジャであるが、セットされているディスクがCD−TEXT未対応のような場合、表示するタイトルの種類がユーザータイトルなどに自動切り替えされるので、ディスクやトラックの識別が容易になる。
【0067】
また、第2実施形態では、例えば、ディスクタイトルから切り替える他の種類として、トラックタイトルとユーザータイトルのように候補が複数考えられる場合、種類間の関係などに基づいて予め決めた優先順位で切り替えが行われる。このため、ディスクタイトルが得られないとき、トラックタイトルが得られればそれを表示し、トラックタイトルがないときはユーザータイトルを表示するといった適切な自動切り替えによって、ディスクやトラックの識別が容易となる。
【0068】
〔3.他の実施の形態〕
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、次に例示するような他の実施形態も含むものである。例えば、車載用ディスク再生装置及びその制御方法並びに車載用ディスク再生装置の制御用ソフトウェアを記録した記録媒体は、再生専用には限定されず、録音機能など他の機能を持つものも含む概念である。また、本発明にいうディスクは、デジタル情報を記録できる記録媒体を広く意味し、大容量メモリカードなども含む概念である。
【0069】
また、上記各実施形態に示したタイトルの種類や種類間の優先順位は一例に過ぎず、表示するタイトルの種類は4種類以上のなかから選択するようにしてもよく、自動切替のオン/オフや、自動切替における種類間の優先順位はユーザの操作によって設定できるようにしてもよい。また、ユーザータイトルは、メモリ以外の例えばハードディスク装置などの記憶装置に記録しておいてもよく、さらに、ユーザータイトルとして絵文字やグラフィックスを使うことも考えられる。
【0070】
また、選択されている種類のタイトルをディスクから読み出すための読出手段を、接続されている第2のユニットが備えているかどうかを判定するための手段や、選択されている種類のタイトルが、セットされているディスクについて設定されているかどうかを判定するための手段は必須ではない。また、タイトルの種類を切り替えるときその旨を表示することや、タイトルの種類が選択された後予め決められた時間の間、切り替えを行わないことも必須ではない。
【0071】
また、本発明の車載用ディスク再生装置の制御用ソフトウェアを記録した記録媒体は、スペアナ表示のパターン制御といった他の機能も自由に組み合わせた制御ソフトウェアや、そのような制御ソフトウェアが格納されたアップグレード用ROMチップなどとして実現することもできる。
【0072】
また、再生対象とするディスクと同じ形式のMDなどのディスクに、本発明を実現するための上記のようなソフトウェアをファイルなどの形式で記録したものを提供し、ユーザーがそのディスクを車載用ディスク再生装置に挿入することで、そのような制御ソフトウェアをユーザーの車載用ディスク再生装置にインストールするようにしてもよい。
【0073】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、選択された種類のタイトルが得られなくても、表示するタイトルの種類を自動切り替えすることで、表示領域を有効活用してディスクの識別を容易にする車載用ディスク再生装置及びその制御方法並びに車載用ディスク再生装置の制御用ソフトウェアを記録した記録媒体を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の機器構成を示すブロック図。
【図2】本発明の第1実施形態のより具体的な構成を示すブロック図。
【図3】本発明の第1実施形態におけるマイクロコンピュータの具体的な構成を示す機能ブロック図。
【図4】本発明の第1実施形態において、選択した表示モードと再生機との組み合わせに応じてどの種類のタイトルが表示されるかを示す図。
【図5】本発明の第1実施形態におけるタイトル表示の処理手順を示すフローチャート。
【図6】本発明の第2実施形態において、ディスクなどの再生メディアによって、ディスクタイトルやトラックタイトルがあったりなかったりする状態を示す概念図。
【図7】本発明の第2実施形態において、選択した表示モードと、メディアの各種類のタイトルの有無との組み合わせに応じてどの種類のタイトルが表示されるかを示す図。
【図8】本発明の第2実施形態におけるタイトル表示の処理手順を示すフローチャート。
【符号の説明】
1…マスターユニット
2…表示器
3,53…マイクロコンピュータ
4…キー
5,6…外付け再生ユニット(CDドライブ)
11…ディスク挿入口
31…ユーザータイトル用メモリ
32…選択部
33…判定部
34…切り替え部
35…表示制御部
41,50…再生機
100…BUSライン
Claims (8)
- 表示するタイトルの種類を複数のなかから選択するための選択手段と、選択されている種類のタイトルが得られない場合に、選択されているタイトルの種類を他の種類に切り替える切り替え手段と、を備えた車載用ディスク再生装置において、
タイトルの種類を切り替えるときその旨を表示するように構成されたことを特徴とする車載用ディスク再生装置。 - 表示するタイトルの種類を複数のなかから選択するための選択手段と、選択されている種類のタイトルが得られない場合に、選択されているタイトルの種類を他の種類に切り替える切り替え手段と、を備えた車載用ディスク再生装置において、
前記選択手段によってタイトルの種類が選択された後予め決められた時間の間、前記切り替えを行わないように構成されたことを特徴とする車載用ディスク再生装置。 - 前記切り替え手段は、選択された種類のタイトルが得られない場合に、タイトルを表示しようとするディスクに対応して予め記憶装置に記録されたユーザータイトルを表示するように構成されたことを特徴とする請求項1又は2記載の車載用ディスク再生装置。
- 制御用の第1のユニットと、ディスクアクセス用の第2のユニットを前記第1のユニットに接続するための手段と、を備えた車載用ディスク再生装置において、
前記第1のユニットは、表示するタイトルの種類を複数のなかから選択するための選択手段と、選択されている種類のタイトルをディスクから読み出すための読出手段を、接続されている前記第2のユニットが備えているかどうかを判定するための手段と、前記第2のユニットが前記読出手段を備えていないと判定された場合に、選択されているタイトルの種類を他の種類に切り替える切り替え手段と、を備え、
タイトルの種類を切り替えるときその旨を表示するように構成されたことを特徴とする車載用ディスク再生装置。 - 制御用の第1のユニットと、ディスクアクセス用の第2のユニットを前記第1のユニットに接続するための手段と、を備えた車載用ディスク再生装置において、
前記第1のユニットは、表示するタイトルの種類を複数のなかから選択するための選択手段と、選択されている種類のタイトルをディスクから読み出すための読出手段を、接続されている前記第2のユニットが備えているかどうかを判定するための手段と、前記第2のユニットが前記読出手段を備えていないと判定された場合に、選択されているタイトルの種類を他の種類に切り替える切り替え手段と、を備え、
前記選択手段によってタイトルの種類が選択された後予め決められた時間の間、前記切り替えを行わないように構成されたことを特徴とする車載用ディスク再生装置。 - 選択されている種類のタイトルが、セットされているディスクについて設定されているかどうかを判定するための手段を備え、前記切り替え手段は、前記選択されている種類のタイトルが前記ディスクについて設定されていないと判定された場合に、表示するタイトルの種類を他の種類に切り替えるように構成されたことを特徴とする請求項1から5のいずれか1つに記載の車載用ディスク再生装置。
- 前記切り替え手段は、表示するタイトルの種類が3種類以上のなかから選択されている場合に、各種類間で予め決められた優先順位にしたがって前記切り替えを行うように構成されたことを特徴とする請求項1から6のいずれか1つに記載の車載用ディスク再生装置。
- 前記選択手段は、表示するタイトルの種類を、ディスクに対応して予め記憶装置に記録されたユーザータイトルと、ディスクに記録されたディスクタイトル及びトラックタイトルと、のなかから選択するように構成され、前記切り替え手段は、選択されているユーザータイトルが得られない場合、トラックタイトル、ディスクタイトルの優先順位で、得られる方に表示を切り替え、選択されているディスクタイトルが得られない場合、トラックタイトル、ユーザータイトルの優先順位で、得られる方に表示を切り替 え、選択されているトラックタイトルが得られない場合、ディスクタイトル、ユーザータイトルの優先順位で、得られる方に表示を切り替えるように構成されたことを特徴とする請求項1から7のいずれか1つに記載の車載用ディスク再生装置。
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